JPH0262527A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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Publication number
JPH0262527A
JPH0262527A JP21438188A JP21438188A JPH0262527A JP H0262527 A JPH0262527 A JP H0262527A JP 21438188 A JP21438188 A JP 21438188A JP 21438188 A JP21438188 A JP 21438188A JP H0262527 A JPH0262527 A JP H0262527A
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JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive material
exposure
slit
light source
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21438188A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yakubo
実 八久保
Masashi Horiguchi
堀口 昌史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP21438188A priority Critical patent/JPH0262527A/ja
Publication of JPH0262527A publication Critical patent/JPH0262527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、複写装置に関する。
さらに詳しくは、感光材料をストロボ光源により露光し
て原稿画像を複写して解像度の高い複写画像を得ること
ができる複写装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、複写、プリント、印刷等に用いられる光学装置に
おいて、静止画像を一度に露光するワンショット露光機
構に対して露光面積を小さくでき、露光部を小さくでき
るので、スリット走査露光機構が広く用いられている。
ところで、スリット走査露光機構は、線状光源、複数の
長尺ミラー 結像レンズなどからなる結像光学系および
この結像光学系の原稿走査速度と同期して感光材料搬送
する搬送系とからなる。
このように、スリット走査露光機構においては結像光学
系と共に感光材料も同時に穆動するので、前記結像光学
系による原稿画像の走査速度と露光位置における感光材
料の搬送速度とを完全に同期させる必要がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、一般に、モータなどの駆動源には回転ムラが存
在し、歯車やプーリとベルトなどの伝動手段には偏心や
ガタなどが存在するために、前記走査速度と搬送速度と
の間にずれを生じ、静止画像のワンショット露光に比べ
てスリット走査露光は、走査方向に対して、複写画像が
流れやすく、高い解像力が得られないという問題点があ
った。
また、光源については、一般にハロゲンランプが用いら
れているが、ハロゲンランプは発光時の発熱量が大きい
ため、連続して長時間スリット走査露光を続けていると
、原稿台等が熱くなり、原稿に悪影當を与えたり、原稿
によっては変色や退色したり、変形したりして使用でき
なくなるという問題が生じる恐れもあり、また、長期間
使用しているうちに、感光材料や複写装置、特に、結像
光学系を構成する光学素子や原稿押えなどの構成部材を
早く劣化させる可能性があった。
特に、拡大倍率が大きい場合には、光源の輝度および光
量をも大きくしなければならず、このため大容量の光源
を用いると、この光源からの発熱が無視できなくなるば
かりか、コストアップにもつながるなどの問題がありた
そこで、本発明は、スリット走査露光時の露光方法を検
討し、特に光源に着目し、前記問題点を解決しようとす
るものであって、発熱のない小さい発光源であっても光
量の大きなストロボ光源を用いることによりスリット走
査露光に固有の複写画像の流れを防止し、解像度が高く
、ズレや劣化のない鮮明な複写画像を得ることができる
複写装置を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 前記問題点を解決するために、本発明は、感光材料をス
リット操作露光して複写画像を得る複写装置において、 露光用光源をストロボ光源とし、該ストロボ光源の発光
タイミングをスリット走査速度に応じて制御することを
特徴とする複写装置を提供するものである。
以下に、本発明に係る複写装置を添付の図面に示す好適
実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る複写装置の一実施例である銀塩写
真式カラー複写装置の概略断面図である。 本実施例は
、鮮明な複写画像を得るための露光をストロボ光源によ
り行う複写装置を示すものである。
第1図に示すように、複写装置10の装置本体11は、
その右側に感光材料供給部ユニット12が、上方に露光
部ユニット14、およびその下方に処理部ユニット16
が設けられている。 さらに、処理部ユニット16は、
右上方に処理部17、その左上方に乾燥部18および下
方に予備の処理液補充用の供給ボトルを保管しておく予
備液保管部19とを有している。
感光材料供給部ユニット12は感光材料供給部フレーム
100内に感光材料の搬送路を有し、ロール状の感光材
料24および26が収納されたマガジン20.22が着
脱自在に取り付けられ、マガジン20.22の外側には
開閉蓋101が設けられている。
なお、収納される感光材料は、−例として24はカラー
写真原稿の複写に最適な感光材料であり、26はカラー
印刷原稿の複写に最適な感光材料となっている。
各感光材料マガジンの前方(以下、前方とは感光材料の
搬送経路前方をいう)マガジン20の感光材料24に対
応して搬送ローラ104゜106が、また、マガジン2
2の感光材料26に対応して搬送ローラ142,144
がそれぞれ水平状態で掛は渡されて、感光材料供給部フ
レーム100へ軸支されている。
ところで、搬送ローラ104および144は感光材料供
給部フレーム100に形成される図示しない長孔内にそ
の軸が収容され、搬送ローラ106,142と接離する
方向に移動可能となっている。 そして、これらの搬送
ローラ104.144は開閉蓋101が開かれている間
はそれぞれ搬送ローラ106,142と離れる方向に図
示しない付勢手段により付勢され、マガジン20.22
が装着され、開閉M101が閉じられると、逆に搬送ロ
ーラ104゜144はそれぞれ長孔を移動し、搬送ロー
ラ106.142を押圧するように構成されている。
これらの搬送ローラ104,106および142.14
4の前方には、それぞれカッタ108および146が配
置されており、このカッタ108および146と、露光
部28との間には感光材料搬送ガイド110が配置され
て、切断後の感光材料24および26を露光部28へと
案内するようになっている。
カッタ108および、カッタ146の搬送ローラ対11
3.115を経た前方には、搬送ガイド1100両側に
搬送ローラ112゜114が配置されており、カッタ1
08から送られる感光材料24 (26)を搬送ガイド
110内で上方へと送り出すようになっており、さらに
その上方には搬送ローラ116゜118が同様の目的で
配置されている。
搬送ガイド110の上部は下方に開いた略U字状とされ
、感光材料24(26)を下向状態で露光部28へと案
内するようになっている。
露光部28は感光材料24(26)の露光位置を規定す
る部分であって、この露光部28では、露光部ユニット
14の結像レンズ42に面して透明ガイド板を構成する
ガラス板124が固定され、このガラス板124へ背面
ガイド板を構成する押圧板126が圧着されている。
また、透明ガイド板であるガラス板124の前面には感
光材料24(26)のストロボ発光1凹当たりの露光幅
を規定するスリット125が配置される。
露光部28を挟んで、一対の搬送ローラ128.130
および一対の搬送ローラ132.134が設けられ、そ
れぞれ垂直下方へと感光材料24 (26)を送り出す
ようになっている。 つまり、感光材料24 (26)
はこの一対の搬送ローラ128,130および一対の搬
送ローラ132,134に挟持されて露光部28を搬送
され、露光位置28aにて断続ストロボ露光される。
露光部28の下方には垂直に露光後の感光材料24を下
方へ案内する搬送ガイド136が配置されている。
搬送ガイド136の下方向部には切換ガイド78が設け
られ、垂直下方に搬送ガイド137内を送られる感光材
料24 (2B)を必要時に処理部ユニット16へと連
通される分岐搬送ガイド140へと方向変換できるよう
になっている。 この切換えガイド78は支軸78aを
中心に回動可能となっており、感光材料24(26)を
垂直下方に搬送ガイド137内に送る際には、矢印方向
に回動して、感光材料24(26)を垂直下方に搬送す
る。
搬送ローラ130および134による感光材料24 (
26)の搬送と結像光学系80の光源ユニット36によ
る原稿32の走査と光源ユニット36のストロボ光源3
8による断続ストロボ露光とは後述する方法により同期
される。 また、搬送ローラ112,113および11
6もこれらと同じモータにより駆動されるが、搬送ロー
ラ116の搬送速度は露光部28における搬送ローラ1
30および134の搬送速度に比べて少し速くなるよう
に構成される。 従って搬送ローラ116は、感光材料
24 (26)を搬送ローラ130,134の送り速度
よりも速く搬送ローラ130へと送り込むため、搬送ロ
ーラ130の手前で感光材料24 (26)は撓わむよ
うになっている。 これによって搬送ローラ130,1
34は搬送ローラ116の送り速度に関係なく、搬送ロ
ーラ130,134の送り速度で感光材料24(26)
を露光部28へと送り込んで正確なスリット走査断続ス
トロボ露光を可能としている。
この場合、第1図に示される如く搬送ローラ128.1
30の後方のビン156で軸支される回転ガイド154
が矢印方向に移動し、感光材料の撓わみが無理なく生じ
るようにする。
マガジン20.22から引出され、感光材料供給部ユニ
ット12を通って露光部28へ送られた感光材料24(
26)は、露光部ユニット14の上方に設けられる透明
な原稿台30上のカラー原稿32の画像が、感光材料2
4(26)と同期して走査する結像光学系80によりス
リット走査断続ストロボ露光されるようになっている。
露光部ユニット14は、カラー原稿32を裏側にして載
置する原稿1台30と原稿台30上の画像を露光部28
の感光材料24(26)にスリット走査断続ストロボ露
光するための結像光学系80と、画像の調整に用いられ
るイメージセンサ45と、光路に作用して露光部28側
とイメージセンサ45側との光路の切換えを行なうシャ
ッタ44とを有している。
ここで、結像光学系80は、本発明の特徴とする部分で
あって、原稿台30の下面部を一体的に走査するストロ
ボ光源38、ストロボ光源38のデフレクタ37a1デ
フレクタ37aの先端部に設けられたスリット37bお
よび反射ミラー39を有する光源ユニット36と、この
光源ユニット36の1/2の速度で同方向に移動して光
源38からの光を所定の方向に反射するミラー40.4
1と、結像レンズ42と、露光部28のガラス板124
の直前面(結像レンズ42側)にスリット43とで構成
されている。
本発明の複写装置10に適用されている結像光学系80
は、結像レンズの設定位置を移動させて、変倍複写例え
ば0.5〜2.0倍のズーム複写が可能なように構成さ
れる。
原稿台30上の原稿画像は光源ユニット36内のストロ
ボ光源38で断続的に照明され、スリット37bを通り
ミラー39.40.41で反射された原稿画像は結像レ
ンズ42を通り、シャッタ44の開放によってスリット
43を通って露光部46にある感光材料24(26)へ
断続的に露光されるようになっている。
ストロボ光源38による感光材料24 (26)の露光は、ストロボ光源38のスリット37b
の幅と露光部28のスリット43の幅によって、また、
露光部28における感光材料の搬送速度と光源ユニット
36による原稿32のスリット走査速度によって、様々
な露光形態が考えられる。
本発明の複写装置のように、感光材料24(26)の搬
送速度を一定に保つように構成しておく場合には、複写
倍率に応じて原稿32のスリット操作速度を変える。 
複写倍率をN倍とし、感光材料搬送速度をV Im m
 / S e C,とすると、スリット操作速度V 2
 m m / S e Cが、 V、  =V、/N となるように構成される。
ここで、第2図に示すように、ストロボ光源38の1回
の発光当り、露光部28のガラス板124の直前に配設
されたスリット43のスリット幅aに相当する分だけ行
なわれる場合、搬送方向(走査方向)の長さが1である
感光材料24(26)をスリット幅aでスリット走査ス
トロボ露光するのでno  (= [IL/a] )回
、ストロボ光源38を発光させなければならない。 も
ちろん、光源ユニット36のスリット37bのスリット
幅に応じてストロボ光源を発光させてもよい。
このストロボ光源38の発光タイミングは、後述するよ
うに、光源ユニット36による原稿32のスリット走査
速度に応じて制御され、第2図に示すように前回の露光
部分と次の露光部分との間に未露光部分が存在したり、
逆に露光部分が重なったりすることなく行なわれ、全原
稿画像が感光材料24(26)に露光される。
本発明に用いられるストロボ光源38は、感光材料24
 (26)の搬送速度および光源ユニット36の原稿走
査速度に対して、発光時間がほぼ静止画像を露光したと
見なすことができる程度に十分に短く光源ユニット36
内に配置して走査移動でき、感光材料24(26)を露
光するのに十分な光量を有するものであれば、いかなる
ものでもよく、通常公知のストロボ光源を用いることが
できる。
感光材料供給部ユニット12内を搬送され、露光位置2
8aにて結像光学系80により露光された感光材料24
(26)は、切換えガイド78および分岐搬送ガイド1
40により処理部ユニット16に搬送される。
処理部ユニット16においては処理部17内に現像槽4
6、漂白・定着4!48、水洗槽50.52が連続して
設けられ、これらの内部へ充填される処理液によって現
像、漂白、定着、水洗が行なわれた感光材料24(26
)が乾燥部18へと送られるようになっている。
乾燥部18では水洗後の感光材料24 (26)を乾燥
して取出トレイ54上へ送り出すようになっている。
次に、本発明の複写装置においてスリット走査断続スト
ロボ露光の制御機構について第3図を参照して詳細に説
明する。
同図において、スリット走査断続ストロボ露光制御機構
は、露光部28において、感光材料24(26)を走査
搬送する感材搬送系70とその駆動を行う搬送系駆動系
202、結像光学系80とその駆動を行う光学系駆動系
204、ストロボ光源38とその駆動電源206および
搬送系駆動系202と光学系駆動系204と駆動電源2
06とを制御する制御装置208とを有している。
搬送系駆動系202は、駆動モータ210と、駆動モー
タ210の回転速度を感光材料24(26)の所定の搬
送速度となるように感材搬送系70の駆動搬送ローラ1
30および134の回転速度まで減速する減速手段21
2と、搬送ローラ130および134の同期駆動手段2
14と、駆動モータ210の回転速度制御を行なうロー
タリエンコーダ216とから構成されている。 減速手
段212および同期駆動手段214は、歯車、プーリと
ベルト、スプロケットとチェーンなどの伝動手段であれ
ばよいが、第3図に示す例では、減速手段212はプー
リとベルトとで構成され、2段減速となっており、同期
駆動手段214もプーリとベルトとで構成されている。
一方、光学系駆動系204は、駆動モータ220と、駆
動モータ220の回転速度を複写倍率に応じた光源ユニ
ット36の原稿走査速度となるように減速する減速手段
222と、減速手段222の減速側回転軸に取り付けら
れたワイヤプーリ224と、ワイヤープーリ224に巻
掛けられるワイヤ226と、ワイヤ226に光源ユニッ
ト36およびミラー39とを固定する固定部228と、
ミラー40および41の支持体の端部に設けられた勤プ
ーリ230と、駆動モータ220の回転制御を行うロー
タリーエンコーダ232と、結像レンズ42を複写倍率
に応じて駆動させるための図示しない変信手段とから構
成される。 ここで減速手段222は前述の減速手段2
12と同様にいかなる減速手段を用いてもよいが、第3
図に示す例では歯車により構成されている。
搬送系駆動系202の駆動モータ210に取り付けられ
たロータリーエンコーダ216と光学系駆動系204の
駆動モータ220に取り付けられたロータリーエンコー
ダ232とは制御装置208に接続され、それぞれの回
転制御信号は制御装置208に人力されるよう構成され
ている。 そして、複写倍率が変更された場合、制御装
置208からの信号に基づいて光学系駆動系の駆動モー
タ220または減速手段222の回転速度をその複写倍
率に応じて変更するように構成されている。
また、制御装置208とストロボ光源38の駆動電源2
06とは接続され、制御装置208からの発光タイミン
グ信号が駆動電源206へ出力されるよう構成されてい
る。
制御装置208は、ロータリーエンコーダ232からの
駆動モータ220の回転数(または回転量)信号を受け
て、対応する複写倍率に応じた光源ユニット36による
原稿32のスリット走査速度に応じて、例えば走査搬送
系70における露光部28での感光材料24(26)の
搬送量が第2図に示す露光スリット幅aになると、発光
タイミング信号を駆動電源206に出力し、ストロボ光
源38が発光するように構成される。 また、複写倍率
によっては、あるいはスリット37bの幅によっては露
光スリット幅aはスリット43の幅よりも小さくてもよ
い。
また、ロータリーエンコーダ216および232からの
回転数(回転量)信号を受けて、制御装置208が、感
材搬送系70の搬送速度V、と結像光学系80の走査速
度V、とが前記したように複写倍率に応じて同期するよ
うに制御するので、より正確なスリット走査断続ストロ
ボ露光が可能になる。
〈発明の作用〉 本発明に係る複写装置は基本的には以上のように構成さ
れるが、以下にその作用について説明する。
第1図に示す本発明の複写装置10において、オペレー
ターが原8%32を原稿台30上に載置して原稿押え3
4を閉じ、複写装置10の図示しない各種設定ボタンに
より複写条件、例えば、複写用感光材料の大きさ、種類
、複写拡大縮小倍率、階調調整、色調調整、複写枚数な
どを設定した後、図示しない複写ボタンを押圧すると、
感光材料供給部ユニット12内に装填されている感光材
料24または26が選択される。
ここで、結像光学系80により原稿32のプレスキャン
を行い、イメージセンサ45により原稿32に応じて上
記複写条件の自動設定および感光材料の自動選択を行っ
てもよい。
もちろんプレスキャン時には、シャッタ44は実線で示
される位置に配置され、反射光シャッタ44により反射
されイメージセンサ45に入射もするが、この時、イメ
ージセンサ45において、光量、色の3色成分等が測定
された結果、光量、光質の調整量および原稿32に応じ
て用いる感光材料が決定される。
−例として、感光材料24が選択された場合には、搬送
ローラ104,106が感光材料24を送り出し、図示
しないセンサにより感光材料24の先端部が検出される
と、カッタ108により感光材料24が所定の長さに切
断される。
その後、感光材料24は搬送ローラ112゜114およ
び搬送ローラ116,118に挟持されて搬送され、露
光部28に搬送される。
これと同時に、結像光学系80においては、シャッタ4
4が点線で示す位置に回動し、光源ユニット36からの
光線が露光部28の露光位置28aに来る感光材料24
を露光可能とする。
次いで、感光材料24の先端部が所定の位置に搬送され
ると、光源ユニット36内のストロボ光源38が点灯し
てスリット走査断続ストロボ露光を開始するが、第3図
に示すこの制御を行う制御装置208の制御方法の一例
を第4図に示すフローに従って説明する。
まず、複写がスタートすると、制御装置208は、原稿
32の走査長さおよび倍率の情報に従って、第2図に示
すように選択された感光材料24の露光面積から走査方
向の長さlを読み取り、例えば、ストロボ光源38の発
光1回当りの露光幅となるスリット43のスリット幅a
あるいは、複写倍率によってはスリット37bの幅によ
り、ストロボ光源38の必要発光回数n0が演算する。
 次に、始めとして発光回数nを1とする。
この時、第3図において、搬送系駆動系202のモータ
210の回転数(回転量)は、ロータリーエンコーダ2
16により、および光学系駆動系204のモータ220
の回転量は、ロータリーエンコーダ232により制御装
置208に人力されており、スリット走査速度に応じて
光学ユニット36および感光材料24が露光部28の所
定の位置に来たことが制御装置208に検知されると、
制御装置208は駆動電源206を駆動してストロボ光
源38を発光させるように指令信号を出す。
ストロボ光源38が発光すると、例えば、第2図に示す
感光材料24のalの部分が露光されるが、一方、制御
装置208はロータリーエンコーダー216および/ま
たは232の回転量(回転数)信号例えば回転量パルス
信号のカウントを開始し、カウンタタイマとして次の発
光タイミングまでの時間を計測する。
第2図に示す場合には、この時間は、感光材料24の搬
送速度v1とスリット幅aによって定められ、(a/V
l )となる。 このカウント中に、制御装置208は
発光回数nに1を加える。 このnと必要発光回数n0
とを比較し、nがnoより大きくなければ、次の発光タ
イミングが来た時(カウンタタイマとして、所定時間a
 / V 1を計測した時) 制御装置208は駆動電
源206を駆動し、ストロボ光源38を発光させ、第2
図に示す感光材料24のalの部分を露光させる。 こ
のような動作を繰り返して、必要発光回数n0の発光を
行い、第2図に示す感光材料24のalからan、)ま
での露光を行い、nがn。より大きくなると、ストロボ
光源38の発光は停止される。
ストロボ光源38の発光が繰り返されている間、感材搬
送系70の露光部28における感光材料24の搬送速度
V□に同期して、ストロボ光源38を有する光源ユニッ
ト36は光学系駆動系204のモータ230によりロー
タリーエンコーダ232により複写倍率に応じて制御さ
れた走査速度V2で移動し、原g432を走査する。 
ストロボ光源38の発光により放射された光は光源ユニ
ット36内のデフレクタ37aにより集光され、スリッ
ト37bを通過し、ミラー39で反射され、次に光源ユ
ニット36の1/2の速度で移動するミラー40.41
で反射され、結像レンズ42により色補正、光量調整が
行なわれ、またスリット43を通過し、露光部28の露
光位置28aにある感光材料24に入射し、所定幅の原
稿画像を所定のスリット幅aだけ感光材料24に結像さ
せ、感光材料24を露光する。
ところで、例えば、スリット43とスリット37bの幅
が同じで、縮小複写する場合、スリット43の幅(第2
図ではa)のすべてに原稿画像が露光されず、縮小倍率
をNとすると幅Naの部分しか露光されないので、原稿
走査速度 V、=V、/Nで、発光回数n 6 = i / Na
となるし、発光間隔は、 a/V2  (=n a/V+ )となる。 もちろん
u=Nx (原稿走査幅)となる。
以上のように、感材搬送速度■、を一定とする場合であ
っても、スリット43および37b、複写倍率に対して
、ストロボ発光のタイミングは原稿のスリット走査速度
に応じて制御することができる。
このようにして、カラー原稿32の画像が感光材料24
に露光されるが、ストロボ光源38の閃光時間は数μs
〜数msと短いのに対し、感光材料24(26)の搬送
速度■、および光源ユニット36の走査速度V2はあま
り速くないので、ストロボ光源38の発光による感光材
料24の幅aの露光はほぼ静止画像の露光(ワンショッ
ト露光)と見なすことができる。
例えば、スリット幅aを10mm、搬送速度V、と走査
速度v2を100 m m / sとすると、発光間隔
は100m5となるが、かりにある時点において、前記
の機構上の問題により発生するV、とv2との速度ムラ
により、例えば V 、 = 105mm/sec、 V2= 95mm
/secとそれぞれ5%づつの誤差を生じてしまったと
しても、その相対速度 ΔV=VH−V2 = 105−95= 1 Oram
7secによる同期ズレ量すなわち投影画像プレ量は、
ストロボの発光時間を例えば1 m5ecとすると10
 (mm/5ec) x 1 x 10−3(5ec)
=0.01(mm) となり、−回の発光で露光される部分はほぼ静止画像の
ワンショット露光とみなすことができ、これら幅aのワ
ンショット露光が必要回数分継ぎ合せたものと見なすこ
とができる。
また、この継ぎ目も、ロータリーエンコーダ216.2
32および制御装置208により、感光材料24の搬送
量が正確に制御されているので、ぴったり合わせられて
いる。 従って、光学系による原稿走査速度と感材搬送
系の搬送速度が変動して両速度に走査変動が存在しても
、速度変動による同期ズレ量は極めて小さく、露光画像
にブレが生じない。
ところで露光時には搬送ローラ128゜130間へ挟持
された感光材料24の後方を送り出す搬送ローラ116
,118は搬送ローラ128.130の送り速度よりも
速い送り速度で感光材料24を送り出す。 これと共に
図示しないソレノイドが作動して、回転ガイド154は
搬送ガイド110のループ案内形状を部分的に拡大する
ので、搬送ローラ128゜130の人口部で感光材料2
4が撓んでループ部を形成する。 このため搬送ローラ
128゜130ではその上流側の搬送ローラ120゜1
16による搬送速度の影響を受けることなく、搬送ロー
ラ130.134の感光材料の搬送速度で感光材料を搬
送させることができる。
この露光の進行に従い、感光材料24は搬送ローラ13
4,132間から搬送ガイド136を通って下方へと送
られる。 この場合切換ガイド78は矢印方向に回動し
ているので、露光部28から送られる感光材料24は搬
送ガイド137内を垂直下方へと移動する。 このため
露光後の感光材料24が処理部ユニット16の処理部1
7へ送り込まれることによる、感光材料供給部ユニット
12と処理部17との速度差に基づく感光材料24の中
間部の弛みがない。
露光が全て終了すると、搬送ローラ128゜130およ
び搬送ローラ132,134が逆転して、露光情感光材
料24は搬送ガイド136内を上昇し、その先端部が切
換えガイド78の後方に来るまで逆方向に搬送される。
その後再び前記搬送ローラ128,130および搬送ロ
ーラ132,134が正転する。
この場合、切換ガイド78は実線の位置に配置されてい
るため、感光材料24の先端部を搬送ガイド136から
分岐して分岐搬送ガイド140へと送り出す。 このた
め感光材料24の先端部は分岐搬送ガイド140を通っ
て処理部ユニット16の処理部1フへと送られる。
処理部17内で感光材料24は現像、漂白、定着、水洗
が行なわれた後に乾燥部18へと送られ、乾燥後に取出
トレイ54上へと取り出される。 また原稿台30上に
載置されるカラー原稿32の種類によフてマガジン22
内の感光材料26が選択された場合も前記と同様の動作
が繰り返される。
以上のようにして得られた複写画像は(露光スリット4
3のスリット幅aのワンショット露光による静止画像を
継ぎ合せたものと見なすことができるので、スリット走
査露光に固有な複写画像の流れが生じることがなく、高
い解像度を得ることができる。
また、本発明の複写装置10は、ストロボ1回当りの露
光面積が第2図に示すように、bxaのスリット幅aに
対するものであり、小さいので発光エネルギーを小さく
でき、また、ストロボ光源であるので発光による熱発生
がないため、複写原稿および感光材料さらには複写装置
の熱による変形、変色、退色および劣化などがないもの
である。
本発明に係る画像形成装置は以上のように構成されるが
、本発明はこれに限定されるわけではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変
更が可能なことは勿論である。
〈発明の効果〉 以上、詳述したように、本発明によれば、ストロボ光源
を用いて、発光1回当りの露光をスリット幅に相当する
分だけ感光材料に行い、このスリット幅の露光を所定時
間間隔で次々に行い、全原稿画像を感光材料に全部複写
することにより、複写画像を得ることができるので、得
られた複写画像は、スリット幅の静止画像をワンショッ
ト露光により露光したものを継ぎ合せたものであるので
、スリット走査露光に固有の走査方向への複写画像の流
れがなく、高い解像度を有するものとすることができる
また、本発明によればストロボ光源の発光間隔は感光材
料の撤退量およびストロボ光源走査移動量により制御さ
れるので、スリット幅の露光部分の継ぎ目は過不足がな
いので、複写画像のズレや歪みのない極めて好適な複写
画像となる。
また、本発明によれば、露光用光源としてストロボ光源
を用いるので、従来のハロゲンランプを用いる場合に比
較して、発光時の発熱量が小さく、スリット走査露光に
よる複写を連続して多数回行っても原稿、感光材料およ
び複写装置の構成要素に熱による変形、変色、退色およ
び劣化などを生じさせることがない。
特に、拡大倍率が大きい場合、光源として従来のハロゲ
ンランプを用いる場合には、光源の輝度、光量ともに大
きくする必要があるが、ストロボ光源は、輝度、光量は
大であるが円売時間が短かいので、熱およびコストの面
で極めて有利なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る複写装置の一実施例の概略断面
図である。 第2図は、スリット走査断続ストロボ露光におけるスリ
ット幅と感光材料の関係を示す概略図である。 第3図は、本発明の画像形成装置に用いられるスリット
走査断続ストロボ露光制御機構の一実施例の斜視図であ
る。 第4図は、本発明の複写装置の露光制御の一例を示すフ
ローチャートである。 符号の説明 10・・・複写装置、 11・・・装置本体、 12・・・感光材料供給部ユニット、 14・・・露光部ユニット、 16・・・処理部ユニット、 17・・・処理部、 18・・・乾燥部、 19・・・予備液保管部、 20.22・・・マガジン、 24.26・・・感光材料、 28・・・露光部、 28a・・・露光位置、 30・・・原稿台、 32・・・原稿、 34・・・原稿押え、 128、 130. 132. 134 ・・・搬送ロ
ーラ、 36・・・光源ユニット、 37a・・・デフレクタ、 37b・・・スリット、 38・・・光源、 39.40.41・・・ミラー 42・・・結像レンズ、 43・・・スリット、 44・・・シャッタ、 45・・・イメージセンサ、 80・・・結像光学系、 202・・・搬送系駆動系、 204・・・光学系駆動系、 206・・・駆動電源、 208・・・制御装置、 210.220・・・駆動モータ、 212.222・・・減速手段、 214・・・同期駆動手段、 216.232・・・ロータリーエンコンダ、224・
・・ワイヤプーリ、 226・・・ワイヤ、 228・・・固定部、 230・・・勤プーリ、 a・・・スリット幅 G、 2 F 1G、3 ■

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光材料に原稿画像をスリット走査露光して複写
    画像を得る複写装置において、 露光用光源をストロボ光源とし、該ストロボ光源の発光
    タイミングをスリット走査速度に応じて制御することを
    特徴とする複写装置。
JP21438188A 1988-08-29 1988-08-29 複写装置 Pending JPH0262527A (ja)

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JP21438188A JPH0262527A (ja) 1988-08-29 1988-08-29 複写装置

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