JPH1138523A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH1138523A
JPH1138523A JP19705797A JP19705797A JPH1138523A JP H1138523 A JPH1138523 A JP H1138523A JP 19705797 A JP19705797 A JP 19705797A JP 19705797 A JP19705797 A JP 19705797A JP H1138523 A JPH1138523 A JP H1138523A
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reflector
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reflected
light source
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JP19705797A
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English (en)
Inventor
Takashi Hirakawa
孝志 平川
Kanji Nagashima
完司 永島
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺の光源における長手方向の光量分布と、
光軸を中心としたスリット光の幅方向の光量分布と、の
両方を安定させることができる照明ユニットを搭載した
画像読取装置を得る。 【解決手段】 配光制限板217は、ハロゲンランプ2
11とリフレクタ213Aとの間で光路上に挿入・退避
される構造となっている。このリフレクタ213Aに至
る光は、反射してプラテンガラス202上における光軸
Lの中心とした所定の領域に均等に配光されるため、前
記配光制限板217の挿入量に応じて均等に前記所定の
領域を減光することができる。従って、5枚の配光制限
板217の挿入量が異なっても、前記所定の領域で光量
むらが生じることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明ユニットから
の光を被読取部材へ照射し、この被読取部材を固体撮像
素子で読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
複写機等では、被読取部材(原稿)を透明のガラス面
(プラテンガラス面)に載置し、押さえ板で外光を遮蔽
した状態で、プラテンガラス下方に配設されたスキャナ
部によって画像を読み取る。スキャナ部は、原稿へプラ
テンガラスを介して光を照射する主走査方向のスリット
光源と、原稿で反射された光を案内する光学系とで構成
されており、スリット光源を副走査方向へ移動しながら
画像を読み取る。
【0003】前記複写機では、この原稿から反射した光
を、帯電ドラムへ案内して画像に基づく帯電部、非帯電
部を形成し、この帯電ドラムを介してトナーを所定の用
紙に転写した複写画像を得る。また、原稿画像をデジタ
ル的に読み取る場合には、原稿を反射した光をCCDラ
インセンサへ案内し、このCCDラインセンサによって
順次画像を読み取ることによって、デジタル画像データ
を得る。
【0004】図9には、従来の原稿へ光を照射するため
の照明ユニット500が示されている。
【0005】プラテンガラス502の面上には、原稿
(平面画像)504が載置されており、このプラテンガ
ラス502の下方に副走査方向(図9の矢印A方向)に
移動する照明ユニット500が配設されている。
【0006】照明ユニット500は、紙面奥側に向かっ
て長尺のハロゲンランプ506とこのハロゲンランプ5
06からの光を反射させて原稿504方向へ案内するリ
フレクタ508A、508B、508Cとで構成されて
いる。
【0007】ここで、ハロゲンランプ506からの光
は、長手方向の光量分布が不安定であり、ハロゲンラン
プ506とプラテンガラス502との間に複数の配光制
限板510をハロゲンランプ506の長手方向に沿って
配設し、光路上への挿入量を設定し、原稿504へ至る
光量を制限して、長手方向の光量分布を安定させてい
る。
【0008】しかしながら、上記配光制限板510の位
置では、図9の斜線で示されるように、被読取部材が平
面画像ではなく、立体物であった場合の右側面への光の
みが遮蔽されるため、左側面との間で光量差が生じる
(図4の想像線参照)。また、配光制限板510の光路
上への挿入量が多いと、ある領域(図10の想像線位
置)を超えた時点で、平面画像にも影響を及ぼす。
【0009】このように、配光制限板510でハロゲン
ランプ506の長手方向の光量を安定を図ることができ
るのに反して、光軸を中心とした光量分布(スリット光
の幅方向)が不安定となるという問題が生じる。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、長尺の光源に
おける長手方向の光量分布と、光軸を中心としたスリッ
ト光の幅方向の光量分布と、の両方を安定させることが
できる照明ユニットを搭載した画像読取装置を得ること
が目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、棒状光源からの光を被読取部材上へ照射し、この被
読取部材からの光を読取る画像読取装置であって、前記
光源から直接被読取部材へ照射されない光を反射させて
再度被読取部材上へ照射するように前記光源に対向して
その周りに配設されたリフレクタと、前記光源の長手方
向において複数個に分割されると共に、前記光源からリ
フレクタへ照射される光束内に出入り可能に設けられ、
リフレクタからの反射光の被読取部材上への照射を制限
する配光制限部材と、を有することを特徴としている。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、前記配光
制限板を、前記棒状光源から前記リフレクタへ照射され
る光束内に出入り可能とし、リフレクタ手前で棒状光源
からの光を遮蔽するようにした。この遮蔽した光は、仮
に遮蔽せずに反射面の何処で反射しても、光軸を中心と
するほぼ全域に反射するため、光源から直接被読取部材
へと至る光を偏って妨げることがない。このため、被読
取部材が立体物であっても、この立体物の右側面と左側
面への光が配光制限板によって制限されることがなく、
安定した光量を被読取部材へ照射することができる。ま
た、当然、被読取部材が平面画像であっても全く光量む
らを発生することはない。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記リフレクタ
の反射面が多面とされ、前記光源からの光がそれぞれの
面に反射され、前記配光制限板が、前記リフレクタに形
成された複数の面毎に遮蔽することを特徴としている。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、配光制限
板により、反射面毎に遮蔽することにより、予め減光量
が認識できる。すなわち、反射面を目盛り代わりとする
ことができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、棒状光源からの
光を被読取部材上へ照射し、この被読取部材からの光を
読取る画像読取装置であって、前記光源から直接被読取
部材へ照射されない光を反射させて再度被読取部材上へ
照射するように前記光源に対向してその周りに配設され
たリフレクタと、前記光源の長手方向において複数個に
分割されると共に、該リフレクタにより反射された被読
取部材への反射光束内に出入り可能に設けられ、リフレ
クタからの反射光の被読取部材上への照射を制限する配
光制限部材と、を有することを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、前記配光
制限板を、前記リフレクタにより反射された被読取部材
への反射光束内に出入り可能とし、リフレクタによる反
射項を遮蔽するようにした。この遮蔽した光は、仮に遮
蔽せずに反射面の何処で反射しても、光軸を中心とする
ほぼ全域に反射するため、光源から直接被読取部材へと
至る光を偏って妨げることがない。このため、被読取部
材が立体物であっても、この立体物の右側面と左側面へ
の光が配光制限板によって制限されることがなく、安定
した光量を被読取部材へ照射することができる。また、
当然、被読取部材が平面画像であっても全く光量むらを
発生することはない。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記リフレクタは複数の反射面を有
し、前記光源からの照射光のそれぞれの反射面による反
射光束はそれぞれ独立した光路を形成し、前記配光制限
部材は前記それぞれ独立した光路に対応して設けられて
いることを特徴としている。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、反射面で
反射した光毎に光束を有し、この光束がそれぞれ独立し
た光路を持っている。このため、遮蔽する反射面を選択
して配光制限板を配置することができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、前記請求項4に
記載の発明において、前記複数の反射面を凹面鏡とし
て、該凹面鏡で反射した光を集光光とすることによっ
て、前記独立した光路を形成することを特徴としてい
る。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、前記独立
した光路を形成するために、反射面を凹面鏡とする。こ
れにより、反射光が集光光となり、それぞれの光束が重
ならない独立した領域を容易に得ることができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、前記請求項4に
記載の発明において、前記複数の反射面が平面鏡であ
り、該平面鏡に入射する光、或いは該平面鏡により反射
された光を凸レンズにより集光することにより、前記複
数の反射面による反射光束がそれぞれ独立した光路を形
成して前記被読取部材に照射されるようにしたことを特
徴としている。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、独立した
光路を形成するために、凸レンズを光路上に配設する。
この配設位置は、前記リフレクタの多面とされた反射面
に入力する光路上でも出力する光路上であってもよい。
この場合、リフレクタは従来の構造のままとすることが
できる。
【0023】請求項7に記載の発明は、前記請求項5又
は請求項6に記載の発明において、前記配光制限部材
が、前記集光光の焦点位置において、光路に出入り可能
に配設されていることを特徴としている。
【0024】請求項7に記載の発明によれば、前記集光
光を形成することにより、被読取部材へ至る光束が焦点
を持つことになる。この焦点位置に配光制限板を配設す
ることにより、配光制限板を小型にでき、また確実に、
各光束毎に光を遮蔽することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の実施の形態に
係る画像読取/記録装置10の概略全体構成図が示され
ている。
【0026】この画像読取/記録装置10は、画像読取
部であるスキャナ部SCNと、画像を記録するプリンタ
部PRTと、で構成されており、機台12上にスキャナ
部SCNが配設されている。また、プリンタ部PRT
は、機台12の内部に配設されている。 (スキャナ部SCN)図1には、本実施の形態に係るス
キャナ部SCNが示されている。
【0027】スキャナ部SCNの箱型のケーシング20
0によって被覆されており、上面中央部には、矩形の開
口部が設けられ、透明のプラテンガラス202が嵌め込
まれている。プラテンガラス202は、平面原稿載置台
としての機能を有し、その上には、平面画像を記録した
反射原稿、或いは透過原稿が載置されるようになってい
る。
【0028】図2に示される如く、プラテンガラス20
2上には、開閉可能な押さえカバー204が設けられて
いる。この押さえカバー204は、ケーシング200の
奥側に設けられた光源ユニット駆動部234のカバー2
34Aにピン204Aを介して取り付けられている。押
さえカバー204にはヒンジ部204Bが設けられ、こ
のヒンジ部204Bを中心に回動可能となっている。
【0029】従って、反射原稿205の場合には、この
押さえカバー204の閉止状態では、原稿を上からプラ
テンガラス202の方向に押圧保持することができる。
【0030】光源ユニット駆動部234には、プラテン
ガラス202に向けられた側の側面に図1の左右方向を
長手方向とするスリット状の切欠部400が形成されて
いる。
【0031】この切欠部400からはアーム部(図示省
略)がプラテンガラス202方向に延出されている。こ
のアーム部に、透過原稿走査ユニット232が連結され
ており、プラテンガラス202上を図1の左端から右端
へと往復移動するようになっている。なお、この透過原
稿走査ユニット232は、前記押さえカバー204の使
用時には、プラテンガラス202よりもさらに図1の左
側に退避されている。
【0032】透過原稿走査部232には、光源としての
ハロゲンランプ404及びリフレクタ406を備えた透
過原稿用光源ユニット408が設けられている。この透
過原稿用光源ユニット408は、プラテンガラス202
の幅方向に(図1の手前から奥側にかけて)照射するよ
うになっており、プラテンガラス202に原稿が載置さ
れたときの主走査方向となる。
【0033】ここで、この透過原稿用光源ユニット40
8は、プラテンガラス202に透過原稿が載置されたと
きに適用されるものであり、この場合は、前記押さえカ
バー204を開放状態とし、透過原稿走査部232の移
動空間から退避させておく。
【0034】ケーシング200の上面手前側には、図示
しない操作/表示パネルが配設され、各種の機能の指
示、また装置内の動作状態の表示等がなされるようにな
っている。
【0035】ケーシング200内には、走査部208が
配設されている。走査部208は、コントローラ209
によって制御される。この走査部208は、原稿画像の
幅方向(主走査方向)に延出されたハロゲンランプ21
1及びリフレクタ213A、213B、213Cを備え
た反射原稿用反射原稿用光源ユニット210、この反射
原稿用光源ユニット210と共に原稿画像の幅方向に延
出された第1のミラー212が組み込まれた第1のキャ
リッジ214と、第2のミラー216及び第3のミラー
218が組み込まれた第2のキャリッジ220と、絞り
222、色調整フィルタ及びNDフィルタ等で4枚構成
とされるフィルタ群224、結像のためのレンズ226
によって構成される固定ユニット228と、で構成され
ている。
【0036】第1のキャリッジ214では、反射原稿用
光源ユニット210からの光をプラテンガラス202面
上に載置された原稿に照射し、その反射光(垂下する光
軸の光)を第1のミラー212で90°偏向し、第2の
キャリッジ220の第2のミラー216へ案内する役目
を有する。また、第1のキャリッジ214の第1のミラ
ー212は、前記透過原稿用光源ユニット408から照
射され、透過原稿を通過した透過光を第2のミラー21
6へ案内するようになっている。
【0037】第2のキャリッジ220では、第2のミラ
ー216の反射面が前記第1のミラー212と対向し、
かつ平行な状態とされており、第1のミラー212から
光を受けると、第2のミラー216で90°偏向し、さ
らに第3のミラー218で90°偏向する。
【0038】この第3のミラー218で最終的にプラテ
ンガラス202の面と平行とされた光は、固定ユニット
228を経て、CCDラインセンサ230の受光部へと
至るようになっている。なお、本実施の形態のCCDラ
インセンサ230の受光部は、各色(RGB)毎に独立
して受光量を検出する3本のラインで構成されている。
【0039】この固定ユニット228では、絞り222
やフィルタ群224のNDフィルタによって光量の調整
が行われ、フィルタ群224の色調整フィルタによって
各色バランスの調整が行われる。また、レンズ226に
よって、原稿画像がCCDラインセンサ230の受光面
上で結像する構成となっている。なお、色調整フィルタ
のレンズ表面には、IRカットフィルタに相当するIR
カット膜が蒸着されている。
【0040】第1のキャリッジ214及び第2のキャリ
ッジ220は、プラテンガラス202の下方で原稿面に
沿って副走査方向に往復移動する。このとき、原稿反射
(又は透過)位置からCCDラインセンサ230の受光
部までの光路長を常に一定に維持するべく、第2のキャ
リッジ220が第1のキャリッジ214の1/2の搬送
速度で同一方向へ移動するようになっている。この第1
のキャリッジ214及び第2のキャリッジ220の1往
復動作が1画像分の走査であり(往路時に画像読取)、
これにより、プラテンガラス202上の原稿画像を読み
取ることができる。
【0041】なお、前記透過原稿走査部232は、光源
ユニット駆動部234の駆動力により、前記第1のキャ
リッジ214と同等の動作を行う。すなわち、透過原稿
を走査する場合には、第1のキャリッジ214と同期が
とられて透過原稿走査部232が動作する。このとき、
第1のキャリッジ214の反射原稿用光源ユニット21
0は消灯しておき、透過原稿走査部232内の透過原稿
用光源ユニット408のハロゲンランプ404が点灯す
ることにより、第1のミラー212で透過原稿画像を得
ることができる。その後の動作は、反射原稿の場合と同
様である。
【0042】図3には、第1のキャリッジ214に搭載
された反射原稿用光源ユニット210の詳細図がしめさ
れている。
【0043】ハロゲンランプ211から照射された光
は、直接プラテンガラス202方向へ照射される光と、
リフレクタ213A〜Cで反射して、プラテンガラス2
02方向へ照射される光と、に分類される。
【0044】すなわち、リフレクタ213Aでは、ハロ
ゲンランプ211からの光を反射させてプラテンガラス
202方向へ案内する。また、リフレクタ213Bで
は、ハロゲンランプ211からの光を反射させてリフレ
クタ213Cへ案内する。このリフレクタ213Cで反
射した光がプラテンガラス202方向へ至る。
【0045】上記構造によって、プラテンガラス202
上に載置された反射原稿205には、光軸Lを中心に図
3の左右の所定領域内で均等な光量を得ることができ
る。
【0046】また、例えば、プラテンガラス202上に
立体物が載置された場合、この立体物の右側面には、ハ
ロゲンランプ211からの直接光が到達し、左側面には
リフレクタ213Cで反射した光が到達するため、立体
物であっても、光軸Lを中心に高さHまでの側面を含む
左右均等に光を照射することができる。
【0047】ここで、ハロゲンランプ211とリフレク
タ213Aとの間には、配光制限部材としての配光制限
板217が配設されている。
【0048】この配光制限板217は、上記ハロゲンラ
ンプ211とリフレクタ213Aとの間で光路を遮る領
域と、光路から退避する領域とに移動可能となってい
る。
【0049】また、この配光制限板217は、ハロゲン
ランプ211の長手方向に複数枚配設されている(本実
施の形態では5枚)。この複数枚の配光制限板217の
光路上への挿入量をそれぞれ設定することによって、ハ
ロゲンランプ211の長手方向の光量むらを補正するこ
とができるようになっている。
【0050】ここで、配光制限板217が光路上に配設
された場合、遮られる光は、リフレクタ213Aへ至る
光のみである。このリフレクタ213Aからの反射した
光は、前記プラテンガラス202上の光軸Lを中心とす
る所定の領域に均等に振り分けられる光であるため、配
光制限板217の挿入量に関係なく、上記所定の領域を
均等に減光することができるようになっている(図4の
実線参照)。 (プリンタ部PRT)図1及び図2には、画像読取/記
録装置10の機台12内のプリンタ部PRTが示されて
いる。
【0051】機台12の内部には、感光材料16を収納
する感材マガジン14が配置されており、感材マガジン
14から引き出されたこの感光材料16の感光(露光)
面が左方へ向くように感光材料16が感材マガジン14
にロール状に巻き取られている。
【0052】感材マガジン14の感光材料取出し口の近
傍には、ニップローラ18およびカッタ20が配置され
ており、感材マガジン14から感光材料16を所定長さ
引き出した後に切断することができる。カッタ20は、
例えば固定刃と移動刃から成るロータリータイプのカッ
タとされており、移動刃を回転カム等によって上下に移
動させて固定刃と噛み合わせ感光材料16を切断するこ
とができる。
【0053】カッタ20の側方には、複数の搬送ローラ
24、26、28、30、32、34が順に配置されて
おり、各搬送ローラの間には図示しないガイド板が配設
されている。所定長さに切断された感光材料16は、ま
ず搬送ローラ24、26の間に設けられた露光部22へ
搬送される。
【0054】この露光部22の左側には露光装置38が
設けられている。露光装置38には、3種のLD、レン
ズユニット、ポリゴンミラー、ミラーユニットが配置さ
れており(何れも、図示省略)、露光装置38から光線
Cが露光部22に送られて、感光材料16が露光される
ようになっている。
【0055】なお、LDをポリゴンミラーで振り子の如
く走査する構成を用いず、LEDを主走査方向に配列し
て1ラインを同時に露光する構成であってもよい。
【0056】さらに、露光部22の上方には、感光材料
16をU字状に湾曲させて搬送するUターン部40及び
画像形成用溶媒を塗布する為の水塗布部50が設けられ
ている。尚、本実施の形態において画像形成用溶媒とし
ては水が用いられる。
【0057】感材マガジン14から上昇し露光部22に
て露光された感光材料16は、搬送ローラ28、30に
よりそれぞれ挟持搬送されてUターン部40の上側寄り
の搬送経路を通過しつつ水塗布部50へ送り込まれる。
【0058】一方、図1に示すように、機台12内の左
上端部には受像材料108を収納する受材マガジン10
6が配置されている。この受像材料108の画像形成面
には媒染剤を有する色素固定材料が塗布されており、受
材マガジン106から引き出さ5た受像材料108の画
像形成面が下方へ向くように受像材料108が受材マガ
ジン106にロール状に巻き取られている。
【0059】受材マガジン106の受像材料取出し口の
近傍には、ニップローラ110が配置されており、受材
マガジン106から受像材料108を引き出すと共にそ
のニップを解除することができる。
【0060】ニップローラ110の側方にはカッタ11
2が配置されている。カッタ112は前述の感光材料用
のカッタ20と同様に、例えば固定刃と移動刃から成る
ロータリータイプのカッタとされており、移動刃を回転
カム等によって上下に移動させて固定刃と噛み合わせる
ことにより、受材マガジン106から引き出された受像
材料108を感光材料16よりも短い長さに切断するよ
うになっている。
【0061】カッタ112の側方には、搬送ローラ13
2、134、136、138及び図示しないガイド板が
配置されており、所定長さに切断された受像材料108
を熱現像転写部120側に搬送できるようになってい
る。
【0062】図1に示す如く、熱現像転写部120は、
それぞれ複数の巻き掛けローラ140に巻き掛けられ
て、それぞれ上下方向を長手方向としたループ状にされ
た一対の無端ベルト122、124を有している。従っ
て、これらの巻き掛けローラ140のいずれかが駆動回
転されると、これらの巻き掛けローラ140に巻き掛け
られた一対の無端ベルト122、124がそれぞれ回転
される。
【0063】これら一対の無端ベルト122、124の
内の図上、右側の無端ベルト122のループ内には、上
下方向を長手方向とした平板状に形成された加熱板12
6が、無端ベルト122の左側の内周部分に対向しつつ
配置されている。この加熱板126の内部には、図示し
ない線状のヒータが配置されており、このヒータによっ
て加熱板126の表面を昇温して所定の温度に加熱でき
るようになっている。
【0064】従って、感光材料16は、搬送経路の最後
の搬送ローラ34により熱現像転写部120の一対の無
端ベルト122、124間に送り込まれる。また、受像
材料108は感光材料16の搬送に同期して搬送され、
感光材料16が所定長さ先行した状態で、搬送経路の最
後の搬送ローラ138により熱現像転写部120の一対
の無端ベルト122、124間に送り込まれて、感光材
料16に重ね合わせられる。
【0065】この場合、受像材料108は感光材料16
よりも幅方向寸法および長手方向寸法がいずれも小さい
寸法となっているため、感光材料16の周辺部は四辺と
も受像材料108の周辺部から突出した状態で重ね合わ
せられることになる。
【0066】以上より、一対の無端ベルト122、12
4によって重ね合わされた感光材料16及び受像材料1
08は、重ね合わせられた状態のままで一対の無端ベル
ト122、124によって挟持搬送されるようになる。
さらに、重ね合わされた感光材料16と受像材料108
が、一対の無端ベルト122、124間に完全に収まっ
た時点で、一対の無端ベルト122、124は回転を一
旦停止し、挟持した感光材料16と受像材料108を加
熱板126で加熱する。感光材料16は、この挟持搬送
時及び停止時において無端ベルト122を介して加熱板
126により加熱されることとなり、加熱に伴って、可
動性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料108
の色素固定層に転写されて、受像材料108に画像が得
られることになる。
【0067】さらに、一対の無端ベルト122、124
に対して材料供給方向下流側には、剥離爪128が配置
されており、この剥離爪128が一対の無端ベルト12
2、124間で挟持搬送される感光材料16と受像材料
108のうち、感光材料16の先端部のみに係合し、一
対の無端ベルト122、124間より突出したこの感光
材料16の先端部を受像材料108から剥離させること
ができる。
【0068】剥離爪128の左方には感材排出ローラ1
48が配置されており、剥離爪128に案内されながら
左方へ移動される感光材料16を、更に廃棄感光材料収
容部150側へ搬送し得るようになっている。
【0069】この廃棄感光材料収容部150は、感光材
料16が巻き付けられるドラム152及び、このドラム
152に一部が巻き掛けられているベルト154を有し
ている。さらに、このベルト154は複数のローラ15
6に巻き掛けられており、これらローラ156の回転に
よって、ベルト154が廻され、これに伴ってドラム1
52が回転するようになっている。
【0070】従って、ローラ156の回転によりベルト
154が廻された状態で、感光材料16が送り込まれる
と、感光材料16がドラム152の周りに集積できるよ
うになっている。
【0071】他方、図1に示される如く、一対の無端ベ
ルト122、124の下方から左方に向かって受像材料
108を搬送し得るように受材排出ローラ162、16
4、166、168、170が順に配置されており、一
対の無端ベルト122、124から排出された受像材料
108は、これら受材排出ローラ162、164、16
6、168、170によって搬送されて、トレイ172
へ排出されることになる。
【0072】以下に本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、スキャナ部SCNにおける、原稿画像の読取制御に
ついて、説明する。
【0073】プラテンガラス202面上に原稿を載置
し、押さえカバー204を閉じ、操作/表示パネルのキ
ー操作によって読取開始が指示されると、スキャニング
が開始される。このスキャニングでは、CCDラインセ
ンサ230のダイナミックレンジを最小濃度域が確実に
読み取ることができ、かつ飽和しないように調整されて
いる。
【0074】上記調整後、反射原稿の場合は反射原稿用
光源ユニット210を点灯し、第1のキャリッジ214
及び第2のキャリッジ220を同期させて動作を開始す
る。また、透過原稿の場合は透過原稿用光源ユニット4
08を点灯し、第1のキャリッジ214及び第2のキャ
リッジ220を同期させて動作を開始する。
【0075】このとき、第1のキャリッジ214の搬送
速度V1 と、第2のキャリッジ220の搬送速度V2
の関係は、V1 =2V2 である。これを維持することに
よって、原稿画像面からCCDラインセンサ230の受
光面までの光路長を常に一定に維持することができる。
【0076】画像データは、パソコン等のRAMメモリ
やハードディスクに記録され、所定の画像処理が施され
た後、プリンタ部PRTへ送られる。
【0077】ここで、反射原稿用光源ユニット210に
おいて、ハロゲンランプ211は主走査方向に長く、こ
の長手方向に沿った発光量にむらがあると、これが直接
CCDラインセンサ230の像読取むらの原因となる。
【0078】そこで、本実施の形態では、このハロゲン
ランプ211から発光した光を制限し、ハロゲンランプ
211の長手方向に生じているむらを予め排除するよう
にしている。
【0079】すなわち、ハロゲンランプ211の光量の
多い部分と少ない部分とを予め測定しておく。次に、各
配光制限板217に対応する領域毎の光量平均値Lave
(1)〜Lave(N)を演算し、この各平均値Lave(1)〜Lave
(N)に基づいて、配光制限板217の配置又は非配置を
決定する。なお、Nは配光制限板217の数であり、本
実施の形態では、N=5となる。
【0080】このような配光制限板217をハロゲンラ
ンプ211の長手方向に沿って、ハロゲンランプ211
の光量に応じた配置することにより、ハロゲンランプ2
11の長手方向にわたって均一の光量を得ることができ
る。このため、CCDラインセンサ230による画像読
取むらを防止することができ、精度よく画像データを得
ることができる。
【0081】ここで、この配光制限板217は、ハロゲ
ンランプ211とリフレクタ213Aとの間で光路上に
挿入・退避される構造となっている。このリフレクタ2
13Aに至る光は、反射してプラテンガラス202上に
おける光軸Lの中心とした所定の領域(図4の照射幅)
に均等に配光されるため、前記配光制限板217の挿入
量に応じて均等に前記所定の領域を減光することができ
る(図5参照)。従って、5枚の配光制限板217の挿
入量が異なっても、前記所定の領域で光量むらが生じる
ことがない。
【0082】また、立体物を読み取る場合、従来は、ハ
ロゲンランプ211からの直接光を遮る構造となってい
たため、立体物の左側面と右側面とにあたる光量に差が
生じていた。しかし、本実施の形態では、前記所定の領
域に均等に配光する光のみを配光制限板217によって
遮蔽するようにしたため、立体物の左右の側面に均等の
光量があてられ、CCDラインセンサ230による読取
誤差が生じることはない。
【0083】なお、本実施の形態では、配光制限板21
7をハロゲンランプ211の長手方向に沿って5個配列
したが、この数は多ければ多いほど細かい制御が可能で
ある。しかし、逆に光量制御のための作業が煩雑となる
ため、これらを考慮して個数を決定する必要がある。
【0084】本実施の形態の説明において、配光制限板
217を不透明な部材として考えたが、一部の光を透過
する部材(透過率1%以上99%未満)を用いてもよ
い。 (第1の変形例)図6には、本実施の形態に係る第1の
変形例が示されている。
【0085】この変形例では、リフレクタ213Aの鏡
面を複数の平面鏡(この第1の変形例では、5個の平面
鏡219A〜Eに分割しているが、この数に限定される
ことはない。)で構成している。このため、各鏡面21
9A〜Eへの光の到達状態が認識し易く、配光制限板2
17の挿入時の目盛り代わりとすることができる。 (第2の変形例)図7には、本実施の形態の係る第2の
変形例が示されている。
【0086】この変形例では、リフレクタ213Aの鏡
面を複数の凹面鏡(この第2の変形例では、5個の凹面
鏡223A〜Eに分割しているが、この数に限定さえる
ことはない。)としている。これにより、反射した光が
原稿205へ至るまでの途中で、一旦集光する焦点を形
成することができる。すなわち、各凹面鏡223A〜E
毎に独立した光路が形成され、この焦点位置に合わせ
て、それぞれ独立した配光制限板217を選択的に配設
することによって、光量制御幅を広くとることができ
る。 (第3の変形例)図8には、本実施の形態の係る第3の
変形例が示されている。
【0087】この変形例では、前記第1の変形例の如
く、複数の平面鏡219A〜Eを形成し、各平面鏡21
9A〜Eに入力する光を凸レンズ221で集光光とする
ことにより、焦点を形成するようにしている。この焦点
位置に配光制限板217を選択的配置すればよい。これ
によれば、リフレクタ213Aを凹面とするような複雑
な加工が不要となる。
【0088】次に、プリンタ部PRTの動作を説明す
る。感材マガジン14がセットされた後には、ニップロ
ーラ18が作動され、感光材料16がニップローラ18
によって引き出される。感光材料16が所定長さ引き出
されると、カッタ20が作動して、感光材料16が所定
長さに切断されると共に、その感光(露光)面を左方へ
向けた状態で露光部22へ搬送される。そして、この感
光材料16の露光部22の通過と同時に露光装置38が
作動し、露光422に位置する感光材料16へ画像が走
査露光される。露光装置38には、前述したスキャナS
CN部で読み取った画像データがパソコンで画像処理さ
れて入力されており、この入力されたデータに基づいて
光源の光量が制御され、画像が走査露光される。光源と
しては、レーザ(半導体レーザ)を用いる場合には、デ
ューティ制御によって光量が制御されたレーザビームの
光軸を振り子の如く往復移動させることにより主走査を
行い、感光材料16の移動を副走査とすればよい。
【0089】また、光源として、LED等の主走査方向
に配列してLEDアレイを用いる場合には、LED光源
を電流又は電圧制御して光量を制御し、1主走査を同時
期に行うようにすればよい。
【0090】露光が終了すると、露光後の感光材料16
は、水塗布部50に送られる。水塗布部50において画
像形成用溶媒としての水が塗布された感光材料16は、
搬送ローラ34によって熱現像転写部120の一対の無
端ベルト122、124間へ送り込まれる。
【0091】他方、感光材料16へ走査露光されるに伴
って、受像材料108も受材マガジン106からニップ
ローラ110によって引き出されて搬送される。受像材
料108が所定長さ引き出されると、カッタ112が作
動して受像材料108が所定長さに切断される。
【0092】カッタ112の作動後は、切断された受像
材料108がガイド板によって案内されながら搬送ロー
ラ132、134、136、138によって搬送され
る。受像材料108の先端部が搬送ローラ138によっ
て挟持されると、受像材料108は熱現像転写部120
の直前で待機状態となる。
【0093】そして、前述のように感光材料16が搬送
ローラ34によって一対の無端ベルト122、124間
へ送り込まれるのに伴って、受像材料108の搬送が再
開されて、一対の無端ベルト122、124間へ受像材
料108が感光材料16と一体的に送り込まれる。
【0094】この結果、感光材料16と受像材料108
が重ねられ、感光材料16と受像材料108とが加熱板
126により加熱されつつ挟持搬送されて、熱現像転写
を行って画像を受像材料108に形成する。
【0095】さらに、一対の無端ベルト122、124
からこれらが排出されると、受像材料108よりも所定
長さ先行して搬送される感光材料16の先端部に剥離爪
128が係合し、感光材料16の先端部を受像材料10
8から剥離する。この感光材料16は、さらに感材排出
ローラ148によって搬送され、廃棄感光材料収容部1
50内に集積される。この際、感光材料16はすぐに乾
燥するので、感光材料16を乾燥させる為に、ヒータ類
をさらに設ける必要がなくなる。
【0096】一方、感光材料16と分離された受像材料
108は、受材排出ローラ162、164、166、1
68、170によって搬送され、トレイ172へ排出さ
れる。
【0097】そして、複数枚の画像記録処理を実施する
場合には、以上の工程が順次連続して行なわれる。
【0098】このように、一対の無端ベルト122、1
24に挟まれて熱現像転写処理されて所定の画像が形成
(記録)された受像材料108は、一対の無端ベルト1
22、124から排出された後に、複数の受材排出ロー
ラ162、164、166、168、170によって挟
持搬送されて装置外のトレイ172へ排出される。
【0099】
【発明の効果】以上説明した如く請求項1又は請求項3
に記載の発明では、長尺の光源における長手方向の光量
分布と、光軸を中心としたスリット光の幅方向の光量分
布と、の両方を安定させることができるという優れた効
果を有する。
【0100】請求項2に記載の発明では、配光制限板に
より、反射面毎に遮蔽することにより、予め減光量が認
識できるという効果を有する。
【0101】請求項4に記載の発明では、遮蔽する反射
面を選択して配光制限板を配置することができる。
【0102】請求項5に記載の発明では、それぞれの光
束が重ならない独立した領域を容易に得ることができ
る。
【0103】請求項6に記載の発明では、リフレクタは
従来の構造のままとして、集光光を得ることができる。
【0104】請求項7に記載の発明によれば、焦点位置
に配光制限板を配設することにより、配光制限板を小型
にでき、また確実に、各光束毎に光を遮蔽することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像読取/記録装置の概略
全体構成図である。
【図2】スキャナ部の上部を示す斜視図である。
【図3】反射原稿用光源ユニットの拡大図である。
【図4】照射幅における光量分布状態を示す特性図であ
る(想像線が従来、実線が本実施の形態の特性図)。
【図5】本実施の形態に係る配光制限板挿入量に基づく
減光量を示す特性図である。
【図6】本実施の形態の第1の変形例に係る反射原稿用
光源ユニットの拡大図である。
【図7】本実施の形態の第2の変形例に係る反射原稿用
光源ユニットの拡大図である。
【図8】本実施の形態の第3の変形例に係る反射原稿用
光源ユニットの拡大図である。
【図9】従来例に係る反射原稿用光源ユニットの拡大図
である。
【図10】従来例に係る配光制限板挿入量に基づく減光
量を示す特性図である。
【符号の説明】
10 画像読取/記録装置 SCN スキャナ部 PRT プリンタ部 202 プラテンガラス 210 反射原稿用光源ユニット 213A〜C リフレクタ 214 第1のキャリッジ 217 配光制限板(配光制限部材) 220 第2のキャリッジ 230 CCDラインセンサ(固体撮像素子)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状光源からの光を被読取部材上へ照射
    し、この被読取部材からの光を読取る画像読取装置であ
    って、 前記光源から直接被読取部材へ照射されない光を反射さ
    せて再度被読取部材上へ照射するように前記光源に対向
    してその周りに配設されたリフレクタと、 前記光源の長手方向において複数個に分割されると共
    に、前記光源からリフレクタへ照射される光束内に出入
    り可能に設けられ、リフレクタからの反射光の被読取部
    材上への照射を制限する配光制限部材と、を有すること
    を特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記リフレクタの反射面が多面とされ、
    前記光源からの光がそれぞれの面に反射され、前記配光
    制限板が、前記リフレクタに形成された複数の面毎に遮
    蔽することを特徴とした請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 棒状光源からの光を被読取部材上へ照射
    し、この被読取部材からの光を読取る画像読取装置であ
    って、 前記光源から直接被読取部材へ照射されない光を反射さ
    せて再度被読取部材上へ照射するように前記光源に対向
    してその周りに配設されたリフレクタと、 前記光源の長手方向において複数個に分割されると共
    に、該リフレクタにより反射された被読取部材への反射
    光束内に出入り可能に設けられ、リフレクタからの反射
    光の被読取部材上への照射を制限する配光制限部材と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記リフレクタは複数の反射面を有し、
    前記光源からの照射光のそれぞれの反射面による反射光
    束はそれぞれ独立した光路を形成し、前記配光制限部材
    は前記それぞれ独立した光路に対応して設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の反射面を凹面鏡として、該凹
    面鏡で反射した光を集光光とすることによって、前記独
    立した光路を形成することを特徴とする請求項4記載の
    画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の反射面が平面鏡であり、該平
    面鏡に入射する光、或いは該平面鏡により反射された光
    を凸レンズにより集光することにより、 前記複数の反射面による反射光束がそれぞれ独立した光
    路を形成して前記被読取部材に照射されるようにしたこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記配光制限部材が、前記集光光の焦点
    位置において、光路に出入り可能に配設されていること
    を特徴とする請求項5又は請求項6記載の画像読取装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020118798A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 リンテック株式会社 光照射装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020118798A (ja) * 2019-01-22 2020-08-06 リンテック株式会社 光照射装置

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