JPH02219040A - 走査露光装置 - Google Patents

走査露光装置

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JPH02219040A
JPH02219040A JP4000589A JP4000589A JPH02219040A JP H02219040 A JPH02219040 A JP H02219040A JP 4000589 A JP4000589 A JP 4000589A JP 4000589 A JP4000589 A JP 4000589A JP H02219040 A JPH02219040 A JP H02219040A
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JP
Japan
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exposure
slit
photosensitive material
scanning
light source
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JP4000589A
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English (en)
Inventor
Minoru Yakubo
実 八久保
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は走査露光装置に関する。 詳 し くは、フレ
アーの露光位置への侵入を防止し、さらに、編集も可能
な走査露光装置に関する。
〈従来の技術〉 各種の複写装置、プリンター 印刷機等に適用される露
光装置は、静止画像を一度に露光するワンショット露光
に比べて、 ■ 露光面積を小さくでき露光装置を小型化できる、 ■ 光源の光量を小さくできる 等の理由より、スリット走査露光が多く用いられている
このような走査露光装置を複写装置に通用した例が第5
図に示される。
露光装置500は、通常、原稿台502上に載置された
原1’i1%504の下面を、矢印X方向に走査しなが
ら原稿504を照射する露光用光源506と、この露光
用光源506と一体的に移動するミラー508と、露光
用光源506と同方向に1/2の速度で移動するミラー
510゜512と、結像レンズ、色フィルタ、各種の絞
り等で構成されるレンズユニット514と、プレスキャ
ン、ホワイトバランスの調整時に原稿504からの反射
光を測光する測光手段516と、光路りを測光手段51
6側と、露光面518側とに切り替えるシャッタ520
等から構成される。
走査露光装置500においては、露光用光源506が所
定の速度にて矢印X方向に走査しながら原稿504を照
射する。
この原稿504からの反射光(以下、反射光とする)は
、スリット507を通過して露光用光源506と一体的
に移動するミラー508、露光用光源506と同方向に
1/2の速度で移動するミラー510.512に反射さ
れて光路りを進行し、レンズユニット514にて光量、
光質を調整され、スリット522を通過して、露光面5
18にて結像して、ローラ対524および526に走査
搬送される感光材料528を露光する。
露光が終了すると、露光光源506が消灯し、また、シ
ャッタ520が図中点線で示される位置に、支点520
aを軸に回動して光路りを遮光する。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような露光装置500においては、結像レンズ(レ
ンズユニット514)の位置を、光路りの前後方向に移
動すると同時にミラー510.512を移動させ光路長
を変えることにより、露光倍率を変化させ、形成する画
像の拡大・縮小を行なえるように構成される。
ここで、露光面518にて結像した反射光の、矢印2で
示される感光材料の走査方向の巾(以下、走査巾とする
)は露光倍率によって異なるものであり、例えば、光源
506におけるスリット507のスリット巾を仮に10
111mと想定すると、等信置光の際が10mm、2倍
露光の際には20+nm、1/2露光の際には5a+m
となる。
そのため露光面518前のスリット522の巾は等信置
光の走査巾が101111で、1/2倍〜2倍の露光が
できる走査露光装置においては、通常16〜20a+m
程度とされている。
ところが、スリット522のスリット巾が16mmであ
ったとすると、等信置光や縮小露光を行なう際には、ス
リット巾よりも走査巾が小さく、スリット522におい
て反射光の走査方向上下に間隙が生じてしまう。
そのため、この間隙より結像レンズの乱反射光や外部か
らの光等の、いわゆるフレアーが露光面518に侵入し
、画像不鮮明、輪郭ボケ等が起こり良好な画像を得るこ
とができないという問題もある。
また、近年の走査露光装置においては、小型の原稿を感
光材料の位置部に露光して他は未露光の状態にする: 原稿の一部の画像のみを感光材料に露光して他は未露光
の状態にする; 等の操作をし、のちに未露光部分を露光して多重露光す
ることにより、複数の画像の希望の部分を合成する等の
いわゆる編集が可能であることが望まれるが、従来の走
査露光装置ではマスキング等が必要で、このような編集
は困難であり、改良が望まれている。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決すること
にあり、いかなる倍率での露光においても、露光面前の
スリットをその倍率に応じて調整することができ、露光
面へのフレアーの侵入を大幅に減少した良好な状態での
露光が可能で、しかも、小型の原稿にて感光材料状の任
意の位置のみを露光する、原稿画像の任意の位置のみを
感光材料に露光する等の操作が可能で、それらを組合せ
て多重露光することにより、編集機能を持たせることも
可能な走査露光装置を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するために、本発明は、露光用光源と、
複数のミラーと、結像レンズとを備え、前記露光用光源
より照射され原稿画像に反射された反射光にて感光材料
を走査露光する走査露光装置であって、 前記感光材料の露光位置の手前に配置される、走査方向
に独立に移動可能な一対のスリット板と、 前記一対のスリット板をそれぞれ独立に移動する移動手
段と、 前記感光材料上の露光領域に応じて、前記−対のスリッ
ト板をそれぞれ独立に移動するよう移動手段を制御する
制御手段とを有することを特徴とする走査露光装置を提
供する。
〈発明の作用〉 本発明の走査露光装置は、感光材料の露光面の手前に、
個々に独立に移動可能な一対のスリット板を有するもの
であり、露光に際し、露光用光源と同期して搬送される
感光材料の移動に合せて、各スリット板を個々に移動し
することができる。
そのため、原稿からの反射光は、露光倍率により走査方
向の巾が変化するものであるが、本発明の走査露光装置
においては、これに応じてスリット巾を調整することが
可能であるので、反射光とスリットとの間に間隙を生じ
ることがなく、結像レンズの乱反射光等のフレアーの露
光面への侵入を大幅に防止することができ、いかなる露
光倍率の際にも良好な画像形成を行なうことができる。
さらに、本発明の走査露光装置においては、各種の手段
により感光材料上における露光位置を指定することによ
り、これに合せて各スリット板を移動させ、スリットを
開閉することも可能である。
そのため、デジタイザ等の領域指定手段と併用すること
により、原稿画像の一部を感光材料の任意の一部のみに
露光する、小型の原稿画像にて感光材料上の所定の位置
のみを露光する等の作業が可能であり、これを利用して
多重露光することにより、複数の原稿を組合せて編集を
することもできる。
〈実施態様〉 以下、本発明の走査露光装置について、添付の図面に示
される好適な実施例を基に詳細に説明する。
第1図に、本発明の走査露光装置の好適な一実施例が示
される。
第1図に示される走査露光装置150は、ガラス等の原
稿台80上に載置され、原稿抑え15にて原稿台80に
固定される原$4130の画像を、押圧板56にてガラ
ス板54に押圧されつつ、搬送ローラ58および60に
て矢印2方向に走査搬送される感光材料Aに露光位置4
6aにてスリット走査露光するものである。
このような走査露光装置150は、基本的に、露光用光
源152と、リフレクタ17・1と、ミラー154とを
有する光源ユニットと、ミラー156,158とを有す
るミラーユニットと、光路りに沿って前後方向に移動可
能なレンズユニット160と、シャッタ162と、セン
サ164と、隔壁16Bの直前(以下、前方とは、反射
光進行方向前方とする)に配置される、走査方向(図中
では上下方向)に独立に移動可能な一対のスリット板1
70および172からなる可変スリットとから構成され
る。
光源ユニットは、図示しない手段にて、矢印Xで示され
る走査方向に原稿台8oの下面を移動し、露光用光源1
52にて原稿130を照射する。
光源ユニットの露光用光源152は、ハローν・ンラン
ブ、蛍光灯等であり、また、リフレクタ174には原稿
130からの反射光の走査方向の巾を規定するためのス
リット176が形成される。
原稿130からの反射された反射光(以下、反射光とす
る)は、スリット176を通過し、ミラー154に反射
され、ミラーユニットに入射する。
ミラーユニットは前述のようにミラー156および15
8を有するものであり、光源ユニットと同方向に172
の速度で移動し、反射光を所定の光路りに反射する。
レンズユニット156は、結像レンズと、反射光の光量
・光質を調整する調光装置とを組合せたもので、結像レ
ンズであるレンズ前群178およびレンズ後群180と
、このレンズ前群178および後群180の間に配置さ
れる、素通し、シアンフィルタ、マゼンタフィルタから
なる第1色フィルタ182と、固定絞り184と、素通
し、シアンフィルタ、イエローフィルタからなる第2色
フィルタ186と、さらにレンズ後群180の後方に配
置される、対の絞り板188aおよび188bからなる
可変絞りとを有するものである。
このレンズユニット160は、光路りの前後方向および
、必要に応じ、反射光光束と同一平面上垂直方向に移動
可能に構成され、走査露光装置150においては、露光
の際にこのレンズユニット160を前方に移動させるこ
とにより拡大露光を行ない、また後方に移動させること
により縮小露光を行なうものである。
シャッタ162は、光路りをセンサ164側と、露光位
置46a側とに切り替えるもので、支軸190にて図示
実線で示される位置および点線で示される位置に回動可
能に支持され、通常の露光時には図中実線で示される光
路りから退避した位置に配置され、また、プレスキャン
やホワイトバランスの調整時には、図中点線で示される
光路りに挿入する位置に配置され、反射光を反射してミ
ラー192を経てセンサ164に入射させる。
センサ164は、プレスキャン、ホワイトバランスの調
整の際に光量・光質等を測定するもので、この測定結果
に応じ、前述のレンズユニット156での色フィルタの
種類・挿入二等や、また可変絞りでの光量調整量が決定
され、調整される。
本発明の走査露光装置150は、感光材料供給部ユニッ
ト12との隔壁168の手前に、矢印Zで示される感光
材料の走査方向に独立に移動可能な一対のスリット板1
70および172とを有する可変スリットが配置される
第2a図〜第2f図に、このような可変スリットを表わ
す模式図が示される。
本発明の走査露光装置150の可変スリットは、一対の
スリット板170および172と、各スリット板を走査
方向(図中では上下方向)に独立に移動可能にする移動
手段と、各スリット板の移動を制御する制御手段とを有
するものである。
図示例においては、スリット板170および172には
、走査方向と垂直方向(図中では奥手方向)の一方の端
面部分にラックが形成され、スリット板170に形成さ
れるラックにはギヤ194を介してモータ196が、ス
リット板172に形成されるラックにはギヤ198を介
してモータ200がそれぞれ係止されて移動手段が形成
され、スリット板170はモータ196が、スリット板
172はモータ200が回転することにより独立に走査
方向に移動可能とされる。
また、モータ196および200には制御回路202が
接続され、各モータの動きを制御する。
本発明の走査露光装置150においては、このような可
変スリットを有することにより、通常の露光時には、い
かなる倍率の露光においても、可変スリットのスリット
巾をその倍率における反射光の走査中に適応したものに
設定することができ、フレアーの露光位置46aへの侵
入を大幅に減らした良好な状態での露光が可能である。
また、各スリット板の移動を制御することにより、原稿
画像の一部を感光材料の任意の一部のみに露光する、小
型の原稿画像にて感光材料上の所定の位置のみを露光す
る等の作業が可能であり、これを利用して多重露光する
ことにより、複数の原稿を組合せて編集をすることもで
きる。
以下に、第2a図〜第2f図を用い、感光材料の一部の
み露光する際の可変スリットの作用を説明する。
なお、以下の説明は、第1図に示されるような原稿の載
置位置がセンター合せである走査露光装置150におい
て、原稿台80に上に第3a図に示されるように原稿1
30aを載置し、この原稿130aの画像を、第3b図
領域130bに示される領域に、等倍で露光した場合に
おいて行なう。
原M 130 aが原稿台80上に第3a図に示される
ように載置され、次いで、制御回路202に接続される
デジタイザ等にて感光材料A上の露光領域が、第3b図
a −” bで示される領域に設定される。
複写ボタンが押圧されると、感光材料Aが矢印2方向に
搬送される。
ここで、可変スリット第2a図に示されるように、スリ
ット板1フ0および172の互いの対向面を密着して、
露光位置46aを遮光するシャッタとして作用している
感光材料A上の指定領域の露光開始位置aが2枚のスリ
ット板の密着位置まで搬送されると、モータ196およ
び200が図中時計方向に回転を開始し、第2b図に示
されるように、各スリット板はその対向面を密着させ露
光位置468を遮光したまま、対向面を露光開始位置8
と一致させて走査方向後方(以下、下方とする)に移動
する。
露光開始位置a(両スリット板の対向面)が原稿からの
反射光光束の上端部まで搬送されると、第2C図に示さ
れるようにモータ198が停止して、スリット板170
は反射光光束の上端部にその下端面を合せた位置に停止
する。
一方、モータ200は回転を続けてスリット板172は
その上端面を露光開始位置aと合せtまま感光材料Aの
搬送と同期して下降して可変スリットを開放し、感光材
料Aは原稿からの反射光にて露光開始位置aから露光さ
れる。
スリット板172の上端面が反射光光束の下端まで移動
すると、モータ200が停止してスリット板172は下
降を停止し、可変スリットは第2d図に示されるように
、反射光の走査方向の巾に合せて間放し、感光材料Aは
露光位置46aにフレアーの侵入しない好適な状態で露
光される。
露光が進行して、感光材料A上の指定領域の露光終了位
置わが反射光光束の上端にくるまで感光材料Aが搬送さ
れると、再びモータ196が時計方向に回転を開始し、
第2e図に示されるようにスリット板170がその下端
部を露光終了位置すに合せ、感光材料、Aの搬送に同期
して下降し、可変スリットの閉塞を始める。
露光終了位置すが反射光光束の下端に来るまで感光材料
Aが搬送されると、同期して下降していたスリット板1
70の下端面と、スリット板】72の上端面との互いの
対向面が密着して可変スリットを閉塞して露光位置46
aを遮光してシャッタとして作用し、同時にモータ20
0が時計方向に回転を開始して、第2f図に示されるよ
うに両スリット板は互いの対向面を合せて露光位置46
aを遮光したまま、スリット板170にて露光位置46
aを完全に遮光できる位置まで下方に移動する。
感光材料Aの露光が完全に終了したら、モータ196お
よび200は図中反時計方向に回転を開始し、両スリッ
ト板は対向面を密着させたまま第2a図に示される、ス
リット板172にて露光位置46aを遮光できる位置ま
で上方に移動し、次回の露光に待機する。
本発明の走査露光装置においては、このよでχな可変ス
リットを有することにより、このように原稿130aを
感光材料A上の任意の位置に、その位置のみを露光する
ことが可能である。
従って、以上の操作においては、感光材料A上の領域1
30b(第3b図)以外は未露光であるので、同様の方
法にて他の部分に別の画像を多重露光することにより複
数の画像の編集が可能である。
さらに、同様の操作を繰り返し、同じ画像を複数回露光
することにより、1枚の感光材料A上に同じ画像を多数
露光することもできる。
図示例では、スリット板1フ0および172の移動は個
々に配置されるモータ196および200にて行なうも
のであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、
クラッチ、ギヤ等を用い一つの駆動源にて両方のスリッ
ト板を独立して移動可能にしたものであってもよい。
また移動方法もスリット板に形成したラックによるもの
ではなく、各種のカムを用いたもの、ドライブシャフト
、リンク、ベルト、ワイヤーを用いたもの等、各種のも
のが通用可能である。
また、本発明の走査露光装置においては、各スリット板
の移動の制御は、感光材料Aの搬送経路途中にセンサを
配置し、これにより感光材料Aの位置を検出してスリッ
ト板を移動させる方法、 露光倍率、画像形成サイズ等
に応じて、あらかじめ各スリット板の移動方法を決定し
ておき、オペレータによる入力、またはセンサ164に
てこれらを測定して自動的に制御する方法等、各種の方
法が適用可能である。
なお以上の説明は、矢印Xで示される走査方向と垂直方
向の巾方向(以下、巾方向とする)全面の領域にを露光
したが、レンズユニット160を反射光光束と同一平面
上の光路りと垂直方向に移動することにより、または、
不要の部分をマスキングすることにより、巾方向全面で
はなく、その一部のみを露光することも可能である。
第4図に、このような本発明の走査露光装置150を、
銀塩写真式複写装置に適用した際の一例が示される。
同図に示される銀塩写真式複写装置10(以下、複写装
置10という)は、その右側に感光材料供給部ユニット
16が、上方に露光部ユニット18およびその下方に処
理部ユニット20が設けられている。
ここで、露光部ユニット18は、前述の走査露光装置1
50を適用したものである。
感光材料供給部ユニット16は、感光材料供給部フレー
ム28内に感光材料の搬送路を有し、上下に一対のマガ
ジン30.32が着脱自在に取り付けられ、これらの内
部には感光材料34.36がそれぞれロール状に収容さ
れ、先端部から感光材料供給部ユニット16へ取り出さ
れるようになっている。 −例として34はカラー印刷
原稿の複写に最適な感光材料であり、36はカラー写真
原稿の複写に最適な感光材料となっている。
マガジン30の前方には感、光材料34を引出すための
搬送ローラ42が、次いで感光材料34を所定の長さに
切断するためのカッタ44が配置される。
このカッタ44と露光部46との間には感光材料搬送ガ
イド48a、48b、48cおよび搬送ローラ50.5
2が配置されて、切断後の感光材料34を露光部46へ
と案内するようになっている。
露光部46は感光材料34の露光位置46aを規定する
部分であって、この露光部46では露光部ユニット18
の露光装置150に面してガラス板54が固定され、こ
のガラス板54へ押圧板56が圧着されている。
露光部46の上流側(上側)および下流側(下側)には
、それぞれ一対の搬送ローラ58および搬送ローラ60
が設けられている。
露光部46の下方には垂直に露光後の感光材料34を下
方へ案内する搬送ガイド62が配置され、その上下方向
中間部には、感光材料34(36)の搬送路を分岐搬送
ガイド66を経て処理部ユニット20へと切換える切換
ガイド64が設けられる。
一方、マガジン30の下方に配置されるマガジン32に
もその感光材料36に対応して搬送ローラ68およびカ
ッタ70が、またその前方には、搬送ガイド72a、7
2bおよび搬送ローラ74が配置され感光材料36を搬
送ガイド48aへと搬送する。
露光部ユニット18は、露光部フレーム98内に、前述
の走査露光装置150を適用・配置したものであるので
、同じ部材には同じの番号を付し、その説明は省略する
処理部ユニット20は処理部22と乾燥部24とから構
成される。 処理部22内に現像槽102、漂白・定着
槽104、水洗槽106.108が連続して設けられ、
これらの内部へ充填される処理液によフて現像、漂白、
定着、水洗が行なわれた感光材料34(36)が乾燥部
24へと送られるようになっている。
乾燥部24では水洗後の感光材料34 (36)を乾燥して取出トレイ110上へ送り出すよう
になっている。
以下、本発明の走査露光袋[150を通用するこのよう
な複写装置10を用い、原稿130を通常に複写する際
(原稿130の画像全面を感光材料A全面に複写する際
)の作用を説明する。
まず、原稿台80に原稿130が載置され、原稿抑え1
5が閉じられる。
次いで、露光倍率が選定され、複写装置10の複写開始
ボタン(図示せず)が押圧されると、露光用光源152
が点灯して、光源ユニットが走査を開始し、プレスキャ
ンが開始される。
この際においては、可変スリットの各スリット板は5互
いにその対向面を密着させ、シャッタとして作用してい
る。
反射光は、ミラー154に入射し、反射され、走査速度
の1/2の速度で光源ユニットと同方向にB勤するミラ
ーユニットのミラー156.158に反射されて光路り
を進行し、レンズユニッ)160を通過し、シャッタ1
62により反射されてセンサ164に入射し、画像情報
がセンサ164で読み取られ、露光修正条件が設定され
る。
プレスキャン終了後、光源ユニットおよびミラーユニッ
トは走査開始位置に戻る。
また、可変スリットは各モータが作動して、スリット巾
をその複写倍率の際の反射光の走査巾に応じた最適なも
のとする。
一方、上述のプレスキャンおよび色フィルタ、絞りの補
正が行なわれている間に、原稿に応じた複写に必要な感
光材料が選択される9−例として、原稿130がカラー
写真原稿であった際には、感光材料36が選択され、図
示しない搬送用モータが駆動されると、搬送ローラ68
,74が感光材料36を所定長さだけ送り出し、カッタ
70により感光材料36が必要長さに切断される。
その後再び前記搬送用モータが駆動されて感光材料36
は露光部46へと送られ、露光位置46aの直前で待機
する。
光源ユニットが原稿130の主走査を開始し、シャッタ
162が実線の位置に回動して露光が可能になると、同
時に露光部46の搬送ローラ58および60は感光材料
36を光源ユニットの走査速度と同期して走査搬送を開
始する。
主走査の間、光源ユニットの光源152に照射され、ミ
ラー154で反射された反射光は、光源ユニットの1/
2の速度で同方向に移動するミラー158,158に反
射され、色および絞りが好適に調整されたレンズユニッ
ト160を通過しして調光され、隔壁168手前の可変
スリットを通過して、露光位置46aにおいて結像して
、ローラ対58および60にて、光源ユニットに同期し
て走査搬送される感光材料36を露光する。
ここで、複写装置10は本発明の走査露光装置150を
適用したものであるので、可変スリットは、原稿からの
反射光の走査巾に応じた最適なものとなっており、フレ
アーの露光位置46aへの侵入の非常にすくない、良好
な状態での露光が行なわれる。
この露光の進行に従い、感光材料36は搬送ローラ58
と60との間から搬送ガイド62を通って下方へと送ら
れる。 この場合、切換ガイド64は感光材料搬送路に
作用せず、露光部46から送られる感光材料36は搬送
ガイド62内を垂直下方へと移動する。
露光が全て終了するとシャッタ162が第4図点線で示
される位置に回動し、次いで、各搬送ローラが一時的に
逆方向に回転し、露光後の感光材料36は搬送ガイド6
2を上昇し、一部が搬送ガイド48c内へと送られる。
この逆方向の搬送は感光材料36の先端部が切換ガイド
64よりも上流側で停止される。
その後再び各搬送ローラは最初の搬送方向と同方向に回
転される。 この場合、切換ガイド62は前記感光材料
搬送路に作用し、感光材料36の先端部を分岐搬送ガイ
ド66へと送り出す。 このため感光材料36の先端部
は分岐搬送ガイド66を通って処理部ユニット20の処
理部22へと送られる。
処理部22内に送られた露光情感光材料36は現像41
102で現像され、漂白・定着槽104で漂白・定着さ
れ、水洗槽1o6゜108において十分に水洗が行なわ
れた後に乾燥部24へと送られ、乾燥後に取出トレイ1
10上へと取り出される。
本発明に係る走査露光装置は以上のように構成されるが
、本発明はこれに限定されるわけではなく、例えば図示
例の光源移動型のみならず、原稿台移動型の走査露光装
置への適用等、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿論である
〈発明の効果〉 本発明の走査露光装置は、感光材料の露光位置の手前、
好ましくは直前に、個々に独立に移動可能な一対のスリ
ット板を有する。
従って、露光位置前の可変スリットのスリット巾を、そ
の露光倍率における原稿からの反射光の感光材料走査方
向の巾に合せて最適なものとすることができ、結像レン
ズの乱反射光等のフレアーが露光位置に侵入することが
なく、良好な画像形成を行なうことができる。
さらに、スリット板の移動を独立に制御することが可能
であるため、原稿画像の一部を感光材料の任意の一部の
みに露光する、小型の原稿画像にて感光材料上の所定の
位置のみを露光する等の作業が可能であり、例えば、各
種の手段により感光材料上における露光位置を指定する
ことにより、これに合せて各スリット板を移動させ、ス
リットを開閉することも可能であるため、デジタイザ等
の領域指定手段と併用することにより、原稿画像の一部
のみの露光や、小型の原稿画像を感光材料上の所定の位
置に露光することが可能である。
また、これを利用して多重露光することにより、複数の
原稿の任意の部分を一枚の感光材料に露光し、編集をす
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の走査露光装置の一例を示す概略図で
ある。 第2a図〜第2f図は、第1図に示される走査露光装置
に配置される可変スリットの一例の作用を示す概略図で
ある。 第3a図および第3b図は、第1図に示される走査露光
装置による部分露光方法を説明するための模式図である
。 第4図は、第1図に示される走査露光装置を銀塩写真式
複写装置に適用した例の概略図である。 第5図は、従来の走査露光装置の概略図である。 符号の説明 10・・・複写装置、     12・・・装置本体、
15・・・原稿抑え、 16・・・感光材料供給部ユニット、 18・・・露光部ユニット、 20・・・処理部ユニット、 22・・・処理部、      24・・・乾燥部、2
8・・・感光材料供給部フレーム、 30.32・・・マガジン、 34.36・・・感光材料、 38・・・開閉蓋、42
.68・・・搬送ローラ、46・・・露光部、46a・
・・露光面、     54・・・ガラス板、56・・
・押圧板、 58.60・・・搬送ローラ、 64・・・切換ガイド、    80・・・原稿台、9
8・・・露光部フレーム、102・・・現像槽、104
・・・漂白・定着槽、 106.108・・・水洗槽、 110・・・取出トレイ、  130・・・原稿、15
0・・・走査露光装置、 152・・・露光用光源、 154.156,158,192・・・ミラー160・
・・レンズユニット、 162・・・シャッタ、   164・・・センサ、1
68・・・隔壁、 170.172・・・スリット板 174・・・リフレクタ、  176・・・スリット、
178・・・レンズ後群、 taO・・・レンズ前群、 182・・・第1色フィルタ、 184・・・固定絞り、 186・・・第2色フィルタ、 tasa、taab・・・絞り板、 190・・・支軸、 194.198・・・ギヤ、 196.200・・・モータ、 202・・・制御回路、 210・・・領域、 A・・・感光材料、    L・・・光路、a・・・露
光開始位置、  b・・・露光終了位置、X・・・走査
方向 FIG、3a 平成01年09月08日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)露光用光源と、複数のミラーと、結像レンズとを
    備え、前記露光用光源より照射され原稿画像に反射され
    た反射光にて感光材料を走査露光する走査露光装置であ
    って、 前記感光材料の露光位置の手前に配置される、走査方向
    に独立に移動可能な一対のスリット板と、 前記一対のスリット板をそれぞれ独立に移動する移動手
    段と、 前記感光材料上の露光領域に応じて、前記一対のスリッ
    ト板をそれぞれ独立に移動するよう移動手段を制御する
    制御手段とを有することを特徴とする走査露光装置。
JP4000589A 1989-02-20 1989-02-20 走査露光装置 Pending JPH02219040A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4000589A JPH02219040A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 走査露光装置
US07/482,098 US5084729A (en) 1989-02-20 1990-02-20 Slit scanning exposure apparatus
US07/791,263 US5250980A (en) 1989-02-20 1991-11-13 Slit scanning exposure apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP4000589A JPH02219040A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 走査露光装置

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ID=12568798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4000589A Pending JPH02219040A (ja) 1989-02-20 1989-02-20 走査露光装置

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JP (1) JPH02219040A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005091601A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Minolta Co Ltd 画像読取り光学装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005091601A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Minolta Co Ltd 画像読取り光学装置

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