JPH02108390A - Palカラーテレビ信号の輝度信号・色信号分離回路 - Google Patents

Palカラーテレビ信号の輝度信号・色信号分離回路

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JPH02108390A
JPH02108390A JP26061888A JP26061888A JPH02108390A JP H02108390 A JPH02108390 A JP H02108390A JP 26061888 A JP26061888 A JP 26061888A JP 26061888 A JP26061888 A JP 26061888A JP H02108390 A JPH02108390 A JP H02108390A
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signal
circuit
color
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frame
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JP26061888A
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Masahiko Achiha
征彦 阿知葉
Mizutake Kishihara
岸原 瑞毅
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/77Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
    • H04N9/78Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はPALカラーテレビ信号から輝度信号、色差信
号を分離する輝度信号・色信号(y −c)分離回路に
関する。
〔従来の技術〕 PAL方式やNTSC方式の複合カラーテレビ信号は搬
送色信号が輝度信号の高域成分と周波数多重化されてお
り、カラーテレビ信号の映像再生において、輝度信号と
色信号を正しく分離することが、再生映像の画質向上の
ためには極めて重要である。
PALカラーテレビ信号の搬送色信号は2種の色差信号
(U信号及びV信号)を色副搬送波で直交変調したもの
で、次式で表わされる。
C=ustn(2πfsct)±V cos (2πf
 sc t )上記式で、fsc及びfhはそれぞれ色
搬送波周波数及び水平走査周波数、又tは時間を表わす
上式(1)において、符号上は、■信号がライン毎に極
性反転されることを表わし、又(2)式より、色副搬送
波の位相はライン周期に対し90°のオフセット、さら
にフィールド周期に対し180’のオフセットとなって
いることを表わす。そのため、搬送色信号(以下C信号
と略称)は2ライン周期毎に極性反転し、4ライン周期
毎に同じ位相関係となっている。フレーム周期に対して
も、901のオフセットとなり、2フレーム周期で極性
反転し、4フレーム周期で同じ位相関係に戻る。
この2ライン、2フレーム周期毎の極性反転を利用した
YC分離の技術が文献アイ・イー・イー・イー;トラン
ザクション オン コンシューマエレクトロニクス、シ
ーイー32.3 (1986年8月)第241頁から第
250頁(IEEE Trans、 Consumer
[!1ectronics、 CE −32,3(Au
gest 1986)、 pp。
241−250)に記載されている。上記文献に記載さ
れている技術は静止画像部分では2フレーム間の差から
C信号を抽出し、動画像部分では2ライン間の差からC
信号を抽出し5画像の動きに応じて輝度信号と搬送色信
号の分離の形態を変えるものである。そして、画像の動
きを検出するため、1フレーム間の差信号、あるいは4
フレーム間の差信号を利用する方法が示されているが、
1フレ一八間の差信号を利用する方法ではC信号のため
に静止画像でも″動き有″′の信号が生じてしまう。
メモリ量が許せば4フレーム間の差信号を利用する方法
が有効なことが述べられている。
一方PALカラーテレビ信号のカラーバースト信号は(
1)式のussn(2x f sc t )に対し、±
135°の位相を持った信号である。ここに符号上は式
(1)のV信号の符号と同じで、ライン単位に正負が反
転する。変調されたu、v信号のピーク値は各走査線に
対して第2図のように位置している。これらの位相関係
を利用して、PALカラーテレビ信号の動き情報を得る
技術及び、C信号を分離する技術が、それぞれ特許公開
公報「特開昭58−212286号」及び「特開昭59
−25491号」に記載されている。
すなわち、第2図に示す位相関係を持つC信号を、カラ
ーバーストの位相に一致し、かっ色搬送波の周波数f5
cの4倍の標本化周波数で標本化すると、標本化された
画素は第2図の黒点・で示した位置(usin(2πf
 sc t )の位相に対し、45゜135” 、 2
25” 、 315°となる)となる。これらの画素の
C信号の振幅は であり、ライン間で同極性(縦二重線で結合された画素
間)と、逆極性(縦単線で結合された画素間)とが画素
単位に交互に配置されている。
この位相関係はフレーム周期前れた同一位置の走査線に
ついても同じになっている。すなわち第2番目の走査線
の1フレーム前の走査線(Q−F)の信号は1ライン前
の第(Q−1)の走査線と同じ位相関係にある。
従って、第Ω走査線の画素28.30のC信号は1フレ
ーム前の同一画素(2g’ 、 30’ )と等しく、
また1画素29.31のC信号は1フレーム前の同一画
素(29’ 、 31’ )  (また1ライン前の直
上の画素とも)とは逆極性となっている。
一方1画素28.30のC信号は1フレーム後の同一画
素(28’ 、30’ )とは逆極性となり、画素(2
9,31)は1フレーム後の画素(29’ 、31’ 
)と同極性となっている。
従って画素28.30について、前フレームとの差をと
り、また画素29.31については1フレーム後の同一
画素との差をとると、特開昭58−212286号に記
載されているように動き情報が抽出できる。
また画素29.31について前フレームの画素との差を
とり、画素28.30については1フレーム後の画素と
の差をとると、特開昭59−25491号に示されてい
るように、各画素のC信号を抽出することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の文献(IEEE Trans、 )に記載されて
いる技術では、動き検出に4フレーム間の演算を使って
いるため速い動きを見落すという問題があった。
また静止画部分では2フレーム間のYC分離、動画部分
では2ライン間のYC分離としているため、時間方向、
垂直方向の演算距離が離れすぎて、完全な静止画像は問
題ないがわずかに動く動画像ではYC分離特性が劣化し
、また完全な動画部分でも特性が劣化するという問題が
あった。
また上記第2図を用いて述べた従来技術では、動き検出
、C信号の抽出に1フレーム間の演算を使っており、時
間方向の演算距離が離れすぎるという問題は解決されて
いるが、前フレームの信号と1フレーム後の信号を演算
に利用しているため、2フレーム容量のメモリが必要で
ある。また、奇・偶画素毎に前、後のフレームの信号を
参照するため、抽出されたC信号に2画素間周期の雑音
が生ずるという問題がある。
本発明は上記問題点を解決し、静止画像でも動画像でも
特性劣化が極めて少ない高品質の動き適応形YC分離回
路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために1本発明はPALカラーテレ
ビ信号を標本化手段によりカラーバーストの位相に一致
した位相で、かっ色副搬送波周波数f5cの4倍の標本
化周波数で標本化し、フレームメモリと減算回路により
フレーム差を算出し、分配回路でフレーム差信号を第1
、第2のフレーム差信号に分け、第1のフレーム差信号
から動き検出手段ににより動き制御情報を抽出し、動き
制御情報の制御により、混合手段にて第2のフレーム差
信号とライン差信号との混合比を変化させ、得られた1
画素おきのC信号を復調、補間して色差信号を得るよう
にしたものである。
また、PALカラーテレビ信号を直接処理する代りに、
復調された色差信号を標本化、記憶し。
フレーム和、ライン和を動き制御信号により混合し、1
画素おきの色差信号を得、これを補間して所望の高品質
の色差信号を得るようにしたものである。
さらに、得られた色差信号を周波数fscの副搬送波で
再度直交変調し、入力PALカラーテレビ信号から減算
して輝度信号を得るようにしたものである。
〔作  用〕
PALカラーテレビ信号をカラーバースト位相に一致し
位相で、かつ、色搬送波周波数の4倍の周波数で標本化
した画素のC信号は第2図の28.30・・・・・・の
第1の画素群(前フレームの同一画素と同一極性)と、
29.31・・・・・・の第2の画素群(前フレームの
同一画素と逆極性)とに分けられる。従って、第1の画
素群のフレーム差信号(第1のフレーム差信号)からは
動き情報が得られる。
又、第2の画素群のフレーム差信号(第2のフレーム差
信号)又はライン差信号からは1画素おきにC信号が得
られる。上記動き情報で第2のフレーム差信号とライン
差信号との混合比を変化させると、1画素おきの正確な
C信号が得られる。
これを2種類の色差信号に復調し、補間回路で上記1画
素おきの2つの画素の間の画素の色差信号を得ると2画
素周期の雑音のない色差信号が得られる。
更に、上記得られた色差信号で副搬送波信号fscを再
度直交変調し搬送色信号を作りPALカラーテレビ信号
から差引くことによって複合カラーテレビ信号から正し
い色差信号が除かれるので正しい輝度信号が分離される
〔実施例〕
以下1本発明を実施例によって説明する。
第1図は本発明によるPALカラーテレビ信号のVC分
離回路の一実施例の構成図である。
PAL方式の複合カラーテレビ信号が入力端子1に入力
されると、まず、A/D変換機能を含む標本化回路2で
標本化される。標本化は前述の如く、色搬送波の周波数
fscの4倍の周波数4f−cで、かつカラーバースト
の位相に一致した位相で行われる。標本化回路の出力は
ディジタル信号となるが1図面では単に信号の流れを示
す単一の線で示す。標本化された信号の1部はラインメ
モリ3及びフレームメモリ4を介してそれぞれIH及び
IF(但しHは1ライン周期、Fは1フレーム周期を表
わす)の遅延を受ける。減算回路5及び6はそれぞれラ
イン差信号a及びフレーム差信号すをとる演算回路であ
る。フレーム差信号すは分配回路7で第1.第2のフレ
ーム差信号b1及びb2に分けられ、第1のフレーム差
信号b1は動き情報信号を発生する動き検出回路8に入
力される。第2のフレーム差信号b2およびライン差信
号aは混合回路9に入力され、動き検出回路8の出力信
号により混合比kが制御される。混合回路9の出力は復
調回路10により、1画素おきの2種の色差信号U信号
及びV信号に復調され、補間回路11に加えられる。補
間回路11は上記1画素おきの2つの画素の間の画素信
号を補間し、2fscの周期で復調回路の信号及び補間
された色差信号を交互に選択し、標本化周波数4fsc
の色差信号を得る。補間回路11の出力は出力端子16
より分離された色差信号U信号、■信号として出力され
る。
又補間回路の出力のU信号、V信号は、変調回路12に
加えられ、色副搬送波を直交変調し搬送色信号となる。
演算回路14は遅延回路13で遅延調整(色差信号を得
るための遅延と合せるため)されたPALカラーテレビ
信号から上記変調回路12の出力を差引き、輝度信号を
分離する0分離された輝度信号は出力端子15より取出
される。
以下上記実施例の各部の動作を更に詳しく説明する。第
2図は標本化回路2で標本化された画素と、上記(1)
式で表わされる直交変調されたU信号とV信号の位相関
係を示す図である。同図において横線は水平走査線であ
り、複数の走査線(Q−2)、(Q−1)、 (fi)
、(12+1)、(R+2)は同一フィールドにおける
垂直方向の走査線であると共に、走査tlAQの複数フ
レーム前後の走査線(Q−2F)、(R−F)、(Q)
、(Q+F)、(Q+2F)とみても良い。又同図にお
いて、0及び0はU信号の最大値及び最小値、口及び口
はV信号の最大値及び最小値を表わす。黒点・は標本化
された画素の位置を示す。前述の如く、周波数4fsc
でカラーバースト位相と一致した位相で標本化すると、
各走査線での一連の標本値は、−2−(“−“) の値をくり返し生ずる。又各標本値の他の走査線の標本
値との関係は縦二重線及び縦単一線で示すように画素単
位に交互に同極性と逆極性がくり返されている。
従って、第1図のライン差信号a及びフレーム差信号す
は第2図の2走査線の標本値の差信号となる0分配回路
7は上記フレーム差信号すを画素単位に交互に第1のフ
レーム差信号及び第2のフレーム差信号に分けるから、
第1のフレーム差信号b1は第2図に縦二重線で示すよ
うに、輝度信号、色差信号とも同じ信号同志の差信号と
なっており、静止画像では零、動画像部分で有意の信号
(すなわち動きに基く変化成分)が生じる。
第3図は動き検出回路8及び混合回路9の一実施例の構
成を示すブロック図である。
第1のフレーム差信号b1の1部は直接に、又他の1部
は2画素周期遅延手段81.加算器82、係数器85を
経て、切換回路83に加えられる。切換回路83は色副
搬送波に同期し、かっ1/2fscの周期の駆動パルス
によって上記2つの入力を切換える。上記切換回路の出
力は係数回路84によって0から1の間の値をとる係数
に変換される。すなわち、動き検出回路では、動き情報
として第2図の二重線で示す画素間ではその差分を、単
一線で示す画素間では、水平方向の相隣る2つのフレー
ム差信号の平均値を動き情報として利用する0画像(被
写体)の動き情報は低周波成分が主体で、高周波成分は
無視して良いため、上述のような平均をとるようにして
も問題とならず、回路構成上からはフレームメモリの削
減ができる。
上記係数にはOと1との間の値をとり静止画部分は0、
完全な動画部分で1となるように設定する。
混合回路9はライン差信号a (値をXしとする)に係
数kを乗する第1係数回路91と第2のフレーム差信号
b2(値XFとする)に係数1−kを乗する第2係数回
路92と、上記2つの係数回路91及び92の出力の和
Xaを得る加算器93とから構成される。従って、混合
回路9の出力XaはXa= (1k ) XF+ k 
Xb     (3)となる。
第4図は復調回路10及び補間回路11の一実施例の構
成図である。
第2図に示す位相関係より、ライン差信号a及び第2フ
レーム差信号2bは1画素周期で(例えば画素28.2
9.30.31ニツイて)0、f丁(u −v)、O,
−(丁(u−v)・・・・・・、上下の走査線ではf丁
(u+v)、0、−v’T (u + v) 10 ・
=・・・となる。従って、例えば画素29のU信号(u
2゜と表わす)及びV信号(v2.と表わす)はとして
求められる。
第4図の係数回路1吋、103、遅延回路102,10
4(図中、IHは1ライン周期、Pは画素周期の遅延を
表わす)及び加算回路105及び106は上記(4)式
を実現する回路である。なお切換回路109,110、
及びインバータ107及び108は、上記復調されたU
信号V信号は2画素周期で極性が反転するので極性を合
せるための回路である。
補間回路11は、U信号及びV信号のそれぞれに対して
、2画素周期に補間信号を作る回路で1例えば、画素2
9.31についてのU信号uzs、u31及びV信号の
V2g、 V3□等は復調回路10の出力そのものを利
用できるが画素30についてu、、、V、。はとして平
均値で補間する。これらの(5)式を実現するのが2画
素遅延回路111,113、加算器112.114及び
係数回路115及び116である。
同一走査線上で、復調回路の出力と補間した出力のいず
れを出力するかは、ライン周期、フレーム周期で変る。
この切換を切換回路116及び117で行う。上記復調
回路の演算は上記(4)、(5)式に限定されるもので
はない。例えば、信号X29、X’、I、、X’31を
用いて のような演算によって求めることもできる。
PALカラーテレビ信号の色信号は1.3MHzに制限
されており、上述の如き左右の画素の平均化によりほぼ
正確な色差信号が復調される。
復調されたu、v信号は変調回路12で再度変調されて
搬送色信号となり、PALカラーテレビ信号からこれを
減算することにより高品質な輝度信号Yが得られる。変
調回路12は従来知られている変調回路と全く同一のも
のが使用される。
第5図は本発明によるyc分離回路の他の実施例の構成
を示す図で、第1図に示す混合回路部を変更したもので
ある。第1図と同一構成部分は同一の番号を付して説明
を省く。本実施例ではラインメモリ3、フレームメモリ
4の出力は直接混合回路32に入力され、別途減算回路
33で得られたフレーム差信号から動き検出回路34で
得られた動き係数にで混合比が制御される。混合回路3
2の出力を減算回路35で復号PALカラーテレビ信号
から減算し、1画素おきの画素に関する信号を得るよう
にしている。従って、減算回路35の出力は第1図の混
合回路の出力と同一となり、以後の処理は第1図の場合
と全く同じである。
第6図は本発明によるYC分離回路の更に他の実施例の
構成図を示す、同図において、入力端子1に入力された
PALカラーテレビ信号は2系統に分けられ、帯域通過
フィルタ(BPF)36で抽出された搬送色信号成分は
復調回路37で2種の色差信号に復調され、入力複合カ
ラーテレビ信号とともに標本化手段2.38で第1図実
施例と同様の標本化周波数及び位相で標本化される。標
本化された色差信号はラインメモリ39.フレームメモ
リ40に入力され、加算回路41.42でライン和、フ
レーム和信号を得る。復調された色差信号には輝度信号
成分が含まれており、第2図の画素29.31、・・・
・・・については前ライン、前フレームの輝度信号成分
は極性反転している。従って加算回路41.42からは
1画素おきの画素について輝度信号が除去された色差信
号が得られる。一方、減算回路44から画素28.30
、・・・・・・に対するフレーム差信号として静止画で
はO1動画部分で有意の信号が生じる動き情報を含む信
号が得られる。これを動き検出回路45に入力し、動き
係数kに変換し、混合回路43の混合比を制御する。混
合回路43の出力として1画素おきの高品質な色差信号
が得られる。従ってこれを補間回路11で左右の画素の
平均値をとって補間すると、4fgcで標本化され、動
き適応処理された高品質の色差信号が出力端子16に得
られる。これを変調回路12で変調し、遅延回路13で
遅延調整された複合カラーテレビ信号から減算回路14
で減算すると、出力端子15に動き適応処理されてクロ
スカラー成分の除去された高品質の輝度信号が得られる
以上、本発明のPALカラーテレビ信号のYC分離回路
の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではない。例えば、静止画専用の画像を対
象とする場合は上記各実施例における動き情報による制
限を除くもの、更に、画質の若干の低下を許容し、ライ
ンメモリ3又はフレームメモリの一方を除いた構成とす
る場合も本発明に含まれるものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、PAL方式の複合カラーテレビ信号に
ついて1個のフレームメモリを用いて、静止画部分では
クロスカラーやドツト妨害等が理想的に除去できるので
、高品質のカラー信号が得られる。
また、同じフレームメモリを用いて精度よく動き情報が
抽出できるので、これを利用した動き適応処理により、
一般のテレビ放送信号等の動画像に適用して高品質のカ
ラー信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第5図及び第6図はいずれも本発明によるyc
分離回路の実施例の構成図、第2図は本発明の動作説明
のための画素及び標本配置図、第3図は第1図の実施例
の中の動き検出回路及び混合回路の構成図、第4図は第
1図の実施例中の復調回路及び補間回路の構成図を示す
。 2.38・・・標本化手段  3.17・・・ラインメ
モリ4.18.19・・・フレームメモリ 5.6.14.20.21.27.33.35.41.
42.44・・・加(減)算回路 7・・・分配回路 8.22.34.45・・・動き検出回路9.23.3
2.43・・・混合回路 24、36・・・帯域通過フィルタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、PALカラーテレビ信号を輝度信号と色差信号とに
    分離する輝度信号・色信号分離回路において、PALカ
    ラーテレビ信号をカラーバーストの位相に一致した位相
    で、かつ色副搬送波周波数の4倍の標本化周波数で標本
    化する標本化回路と、上記標本化回路の出力信号のライ
    ン差信号及びフレーム差信号を得る演算回路と、上記フ
    レーム差信号を画素単位に交互に分配して第1のフレー
    ム差信号と第2のフレーム差信号に分ける分配回路と、
    上記第1のフレーム差信号から被写体の動き情報を抽出
    する動き検出回路と、上記動き情報により制御され、上
    記第2のフレーム差信号と上記ライン差信号とを混合す
    る混合回路と、上記混合回路の出力から色差信号を得る
    回路とを有することを特徴とするPALカラーテレビ信
    号の輝度信号・色信号分離回路。 2、請求項第1記載において、上記色差信号を得る回路
    は上記混合回路の出力から1画素おきの第1及び第2の
    色差信号を得る復調回路と、上記復調回路の出力と上記
    復調回路の出力から得られる補間信号とを上記標本化周
    波数の1/2の周期で交互に選択する回路とからなる補
    間回路とで構成されたPALカラーテレビ信号の輝度信
    号・色信号分離回路。 3、請求項第1又は第2記載において、更に上記色差信
    号を得る回路の出力を変調する変調回路と、上記PAL
    カラーテレビ信号から上記変調回路の出力を差引き輝度
    信号を分離する回路を付加して構成されたPALカラー
    テレビ信号の輝度信号・色信号分離回路。 4、PALカラーテレビ信号を輝度信号と色差信号とに
    分離する輝度・色信号分離回路において、PALカラー
    テレビ信号をカラーバーストの位相に一致した位相で、
    かつ色副搬送波周波数の4倍の標本化周波数で標本化す
    る標本化回路と、上記標本化回路の出力を1ライン周期
    遅及び1フレーム周期遅延してそれぞれライン遅延信号
    及びフレーム遅延信号を得る遅延回路と、上記標本化回
    路の出力信号と、上記フレーム遅延信号との差信号より
    動き情報を得る動き検出回路と、上記動き情報によって
    混合比が制御され、上記ライン遅延信号とフレーム遅延
    信号を混合する混合回路と、上記PALカラーテレビ信
    号から上記混合回路の出力を減算する減算回路と、上記
    減算回路の出力より色差信号を得る回路とを持つPAL
    カラーテレビ信号の輝度信号・色信号分離回路。 5、請求項第4記載において、上記色差信号を得る回路
    が、上記減算回路の出力より、1画素おきの色差信号を
    復調する復調回路と、上記復調回路で復調された1画素
    おきの色差信号から補間信号を作り、上記復調回路の出
    力及び補間信号を上記標本化周波数の1/2の周波数で
    交互に切換える補間回路とからなるPALカラーテレビ
    信号の輝度信号・色信号分離回路。 6、請求項第4又は第5記載において、更に上記色差信
    号を得る回路の出力で副搬送波信号を変調し、搬送色信
    号を出力する変調回路と、上記PALカラーテレビ信号
    から上記変調回路の出力を差引き輝度信号を分離する回
    路を付加して構成されたPALカラーテレビ信号の輝度
    信号・色信号分離回路。 7、PALカラーテレビ信号を輝度信号と色差信号とに
    分離する輝度・色信号分離回路において、PALカラー
    テレビ信号から色差信号を輝度信号の高域成分を含む形
    で抽出復調する第1の復調回路と、上記PALカラーテ
    レビ信号及び上記第1の復調回路の出力をカラーバース
    トに一致した位相でかつ、色副搬送波の周波数の4倍の
    標本化周波数で標本化する標本化回路と、上記第1の復
    調回路の出力が上記標本化回路で標本化された信号を1
    ライン周期及び1フレーム周期遅延したライン遅延信号
    とフレーム遅延信号とを得るメモリと、上記標本化回路
    の出力と上記ライン遅延信号を加算する第1の加算器と
    上記標本化回路の出力と上記フレーム遅延信号とを加算
    する第2の加算回路と、上記標本化回路の出力とフレー
    ム遅延信号の差分より動き情報を得る動き検出回路と、
    上記動き情報によって上記第1及び第2の加算器の出力
    の混合比を制御する混合回路と、上記混合回路の出力を
    補間し色差信号を得る補間回路とを持つPALカラーテ
    レビ信号の輝度信号・色信号分離回路。 8、請求項第7記載において、更に、上記補間回路の出
    力の色差信号を副搬送波信号で変調し、搬送色信号を出
    力する変調回路と、上記搬送色信号を上記PALカラー
    テレビ信号から差引き輝度信号を分離する回路を付加し
    たPALカラーテレビ信号の輝度信号・色信号分離回路
    。 9、PALカラーテレビ信号をカラーバーストに一致し
    た位相で、かつ色搬送波の周波数の4倍の標本化周波数
    で標本化する標本化回路と、上記標本化回路の出力の1
    ライン(又は1フレーム)のライン差信号(又はフレー
    ム差信号)を得る差信号回路と、上記差信号回路の出力
    より1画素おきの画素の色差信号であるu信号及びv信
    号を復調する復調回路と、上記1画素おきの画素のu信
    号及びv信号より、中間画素のu信号及びv信号の補間
    信号を得て、上記復調回路のu信号及びv信号と上記補
    間信号のu信号とv信号とを上記標本化周波数の1/2
    の周波数で交互に切換え出力する補間回路と、上記補間
    回路の出力を色差信号とし、上記色差信号で副搬送波を
    変調し搬送色信号を得る変調回路と、上記搬送色信号を
    上記PALカラーテレビ信号から差引き輝度信号を出力
    する回路とを有するPALカラーテレビ信号の輝度信号
    ・色信号分離回路。
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