JP2865758B2 - ビデオ信号の成分を合成および分離する装置 - Google Patents

ビデオ信号の成分を合成および分離する装置

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、NTSC形式のテレビジョン信号のルミナン
ス成分とクロミナンス成分のような合成されるべきビデ
オ信号成分を、漏話アーティファクツ無しに分離できる
ように、コード化する装置に関するものである。
NTSC形式テレビジョン信号のベースバンドのルミナン
ス成分とクロミナンス成分とを周波数間挿した場合に、
常にクロスカラーやクロスルミナンス・アーティファク
ツのような漏話アーティファクツ無しにこれら両成分を
分離できるとは限らないことは良く知られている。クロ
スカラー・アーティファクツは、ルミナンス情報がクロ
ミナンス成分で汚染されることに起因するもので、たと
えば縞のあるシャツのように、画像中の斜方向に高周波
ルミナンス情報が存在する部分における、きらきら光る
虹模様と言うことができる。クロスルミナンス・アーテ
ィファクツは、時としてハンギングドット・アーティフ
ァクツとも呼ばれるもので、くし形フィルタ式のルミナ
ンス/クロミナンス分離器を使用したシステムで現れ
る。クロスルミナンスは、特に画像の垂直方向の転移部
においてクロミナンス情報がルミナンス成分で汚染され
ることに起因している。
クロスカラーおよびクロスルミナンス・アーティファ
クツは、システム中の2つの箇所で導入される。第1
は、テレビジョン受像機でクロミナンス/ルミナンス分
離が完全に或いは正確に行われないと、ルミナンスがク
ロミナンスとして、或いはその逆に誤認され取扱われる
ことによって生じる。クロスカラーおよびクロスルミナ
ンス・アーティファクツが生じる2番目の原因は、ルミ
ナンス成分とクロミナンス成分とを周波数間挿関係に組
合せるコード化処理自体にある。
ルミナンス/クロミナンス漏話アーティファクツを減
少させることによって、受像機におけるルミナンス成分
とクロミナンス成分の分離を改善するための方法が種々
提案されている。それらの方法のうちの或るものは、SM
PTE Journal.1986年8月号の「改善されたNTSCクロミナ
ンス/ルミナンス分離の共働処理法」なるストロール
(C.H.Strolle)氏の論文に記述されているように、
線、フレームおよびフィールドくし形フィルタを使用し
た、信号源および受像機側処理形式を含むものである。
別のシステムとして、ルミナンス情報とクロミナンス情
報を合成する前に、多次元くし形フィルタを通してルミ
ナンスおよびクロミナンス情報を事前濾波するやり方
が、SMPTE Journal.1987年8月号のファロージャ(Faro
udja)氏他の論文「近似RGB動作を得るためのNTSCの改
良」に開示されている。
ルミナンス/クロミナンス漏話アーティファクツの除
去法を探る上記これまでに提案された諸方法は、動き適
応処理システムにおけるスイッチング・アーティファク
ツに、或いはたとえば必要とするメモリやフィルタ・タ
ップ数などの点で濾波作用が複雑化することに、関連し
て、実用上の欠点に悩まされる。ここに開示する本発明
によるルミナンス/クロミナンス分離システムは、整合
したコード化および復号法による共働的な処理法を使用
するものである。ここに開示するシステムは、画像の劣
化を最小に止めて垂直および垂直−時間的方向のルミナ
ンス/クロミナンスの分離を改善し、しかも既知のシス
テムにおける多くの欠点を除くものである。更に、この
システムは既存のNTSCシステムとの両立性を持ってい
る。
この発明の原理によれば、ビデオ信号エンコーダにお
いては、信号成分を処理して、奇数本の画像走査線で隔
てられている相互に排他的で各グループ内では同一値を
持った画像ピクセルから成るグループを有する第1成分
を生成する。同様に別の信号成分を処理して、奇数本の
画像走査線で隔てられている相互に排他的で各グループ
内では同一値をとる画像ピクセルから成るグループを有
する第2成分を生成する。処理されたこの第1と第2の
成分は、可逆アルゴリズムの手段によって合成される。
デコーダにおいては、合成アルゴリズムの逆形式アルゴ
リズムを使って、合成信号をその構成成分である処理済
の第1成分と処理済の第2成分の2部に、成分間の漏話
なしに、分離する。
この発明の一例実施形態においては、各グループは、
1水平走査線(1H)だけ離れた空間的に相関性のある両
ピクセルを垂直方向に平均化したものの対から成り、ル
ミナンス情報は垂直細部帯域より上の周波数だけが処理
されている。可逆合成アルゴリズムは、ルミナンス成分
と、クロミナンス搬送波を変調するクロミナンス成分と
の加算的なおよび減算的な組合せを含んでいる。この発
明のまた別の実施形態では、各グループが263H離れて空
間的に相関性を持っているピクセルを平均化したものの
対で構成される。
図面の説明 第1図1H線期間コード化プロセスを使用した、この発
明の一実施例によるルミナンス/クロミナンスコード化
および復号技法を例示する図である。
第2図は第1図の技法を実現する装置のブロック図で
ある。
第3図と第4図は第2図に示す装置の特徴を詳細に示
す図である。
第5図は263Hフィールド期間コード化技法を使用した
この発明の別の実施例によるルミナンス/クロミナンス
コード化および復号技法を例示する図である。
第6図は第5図の技法を実現する装置のブロック図で
ある。
第7図と第8図は第6図の装置の特徴の詳細を示す図
である。
第9図は第2図の装置の一部の詳細を示す図である。
詳細な説明と実施例 第1図は、標準NTSCテレビジョン信号のルミナンスお
よびクロミナンス成分を送信機側でコード化し受像機側
で復号するための1つのプロセスを例示している。第1
図には、コード化前の奇数番画像フィールドが示されて
いるが、これはY1、Y3、Y5、Y7などと付記した、奇数番
水平画像走査線に属する飛越し型のベースバンド・ルミ
ナンス情報(Y)と、C1、C3、C5、C7等と付記した、奇
数番水平画像走査線に属する飛越し型のベースバンド・
クロミナンス情報(C)とを持っている。任意の1フレ
ームの各奇数番フィールド(および図示してないが偶数
番フィールド)内で、1H離れて空間的に相関する画素
(ピクセル)の対の互いに排他的な非重畳グループは、
線対を垂直方向に平均化し各ピクセルグループ内で原ピ
クセル値をその平均化された値(平均値)で置換するや
り方によって、処理される。このプロセスはルミナンス
情報とクロミナンス情報について別々に行われる。上記
平均化プロセスは、すべてのクロミナンス水平周波数に
対して行われるが、ルミナンス水平周波数に対しては約
1.8MHz以下の垂直細部情報を保持するために、約1.8MHz
以上についてのみ行う。平均化された(以下、平均化と
いう)クロミナンス情報は、平均化ルミナンス情報と標
準的な方法で合成して合成ベースバンド・カラービデオ
信号を生成する前に、1フィールド内で線ごとに位相が
反転する3.58MHzのクロミナンス副搬送波を変調する。
変調されたクロミナンス信号は続いて処理済みのルミナ
ンス情報と合成される。上記副搬送波変調プロセスの結
果としてクロミナンス情報が呈する線ごとの位相反転に
よって、合成されてルミナンス/クロミナンス情報の各
グループ内に、ルミナンス情報とクロミナンス情報との
加算的組合せおよび減算的組合せが生成される。この合
成プロセス(たとえば、Y1+3±C1+3)に伴う上記の加算
的および減算的ルミナンス/クロミナンス組合せは、受
像機側でルミナンスおよびクロミナンス情報を分離する
操作を容易化する可逆アルゴリズムを表している。より
具体的に言えば、クロミナンス副搬送波の位相が変化す
るので変調されたクロミナンス信号の位相は、1画像フ
レーム内で262H離れたサンプルについては線ごとに同一
になるが、1フレーム内で263H離れかつ1フィールド内
で1H離れた奇数番線のサンプルについては逆になる。こ
の線ごとの位相変化は、加算−減算可逆アルゴリズムの
減算的特徴を与えるものである。
受像機における復号にはフィールド内における線対復
号プロセスを使用する。受信されたコード化した合成信
号は高および低の両水平周波数帯に分離される。約2MHz
より上においては、1H離れた線対を含む相互に排他的な
非重畳グループが加算されて、高周波数ルミナンス情報
が生成され、また減算されて変調されたクロミナンス情
報が取出される。この高周波数ルミナンス情報は低周波
数ルミナンス情報と加算されてルミナンス信号を再構成
し、変調されたクロミナンス情報は標準的な方法で復調
される。第1図に示したこの1H線対処理システムは、垂
直方向(ディメンジョン)のルミナンス・クロミナンス
分離を改善する。線対復号の後に生成さるたルミナンス
信号(Y1+3、Y5+7等)は、クロスカラー・アーティファ
クツを含んでおらず、線対復号後に生ずるクロミナンス
成分にクロスルミナンス・アーティファクツは存在しな
い。このコード化プロセスで使用している線対平均化法
は、フィールド内で1線離れた或いはフレーム内で1フ
ィールド離れた画像情報が高い相関性を持っているため
に、画像の解像度に影響を及ぼすがそれは無視できる程
度のものである。
第1図のコード化/復号プロセスは、次に説明する通
り第2図に示すような形で実施できる。送信機のエンコ
ーダでは、カラーカメラを含むようなカラーTV信号源10
が、ルミナンス成分Yとクロスルミナンス・カラー差信
号成分IとQを、デジタル形式で供給する。ルミナンス
成分は、1.8MHzの水平低域フィルタ12で濾波されて低周
波数ルミナンス信号YLを生成する。信号YLは、インバー
タ14により反転された後、加算器16で原ルミナンス信号
(Y)と合成されて、高周波数ルミナンス信号YHを生成
する。遅延整合ユニット18は、フィルタ12による遅延を
補償して加算器16で合成される両信号の伝達時間を等し
いものにする。約1.8MHz以上のルミナンス周波数を含む
信号YHは、第1図に関して説明したように、プロセッサ
20において、フィールド内の1H線対の平均化処理を受け
る。プロセッサ20から得られる信号YH′は、加算器32
で、1H線遅延回路21の出力から供給される低周波数ルミ
ナンス信号YL′と合成される。
信号源10から供給されるIおよびQカラー差信号成分
は、それぞれユニット26と28とで別々に1H線対平均化処
理を受ける前に、0.5MHz低域通過フィルタ22と1.3MHz低
域通過フィルタ24によって、それぞれ濾波される。ユニ
ット26と28とからの線対平均化処理を受けたクロミナン
ス信号I′とQ′は標準NTSC変調器30に印加され、そこ
で3.58MHzのクロミナンス副搬送波scを直角変調する。
ユニット30内には遅延整合回路があって、ユニット26と
28からの両カラー差信号がクロミナンス副搬送波を変調
するに先立って、それら両信号の伝達時間を等化する。
変調器30から出力する変調されたクロミナンス信号C′
は、線ごとに位相反転するもので、加算器32から得られ
る信号Y′と加算器33内で合成されて、出力NTSC信号を
生成し、このNTSC信号はたとえばFM変調器回路を含むよ
うな適当な伝送装置を介してテレビジョン信号受像機に
送られる。線識別回路11から線識別信号FLが、ユニット
20、26、28のスイッチング制御入力に供給される。回路
11は、ルミナンス成分Yに、特にルミナンス成分Yの同
期情報に応動する。信号FLは、受信NTSC信号に応じて受
像機の線識別器回路41から受像機回路48に供給される類
似の信号FL′と共に、線コード化および復号プロセスが
同一線対に対して行われるように確実に同軸化するよう
にする。回路11および41として使用に適する装置を第9
図に示す。
テレビジョン信号受信機においては、RF復調および通
常の入力処理によってベースバンド信号(図示省略)が
生成された後で、NTSC信号が2MHzの低域通過フィルタ40
により濾波されて低周波数ルミナンス信号YL′が生成す
る。フィルタ40の2MHzのカットオフ周波数はエンコーダ
・フィルタ12の1.8MHzのカットオフ周波数と共働して20
0KHzの保護帯域を作って水平漏話を減少させる。信号Y
L′は、インバータ42で反転された後合成器44内で、受
信した全帯域NTSC信号と合成されて、2MHz以上の高周波
数ビデオ信号を生成する。遅延回路46は、フィルタ40に
よって与えられる遅延を補償して、合成器44で合成され
る両信号の伝達時間を等しくする。合成器44からのこの
高周波数信号は平均化および減算ユニット48によって処
理される。このユニット48は1H離れた線対を処理して入
力信号を、高周波数のルミナンス成分YH′と高周波数の
クロスルミナンス成分C′とに分離する。高周波数ルミ
ナンス信号YH′は、ユニット50を介して1H線の遅延を受
けた後の低周波数ルミナンス信号YL′と、加算器52で合
成され、全帯域幅を持ったルミナンス信号が生成され
る。
ユニット48からの変調されたクロミナンス成分C′
は、ユニット54に送られ、そこで遅延整合と直角復調を
受けてカラー差信号I′とQ′を生成する。信号I′と
Q′は、たとえば利得制御回路と移相回路を含んだクロ
ミナンス処理器56で処理され、またルミナンス信号Y′
は、たとえば利得制御回路およびレベルシフト回路を含
むルミナンス処理器58によって処理され、然る後マトリ
クス60に印加されて、そこでこれらルミナンスおよびク
ロミナンスの両信号が合成され赤、緑および青画像を表
す信号R、G、Bが生成される。表示器駆動段62は、画
像表示用映像管64を駆動するに適したレベルまで、上記
信号を増幅する。
第3図は、第2図のエンコーダ構成のユニット20、26
および28として使用に適する線対平均化回路を示してい
る。入力信号は垂直低域通過フィルタ70により濾波され
る。このフィルタは、或る対角線情景の場合に生じる可
能性のある垂直エイリアシング・アーティファクツを減
殺するために設けられている。フィルタ70を設けるか否
かは随意選択事項である。濾波された入力信号は1H線遅
延ユニット72を介して、平均化回路74の入力Aに結合さ
れ、また一方平均化回路74の入力Bに直接結合される。
回路74からの線平均化信号は、線周波数のマルチプレク
サ(MUX)76の1方の入力に直接に結合されると共に、M
UX76の他の入力に1H線遅延器78を介して結合される。回
路11からの信号FLはMUX76のスイッチング制御入力に印
加される。
第4図は第2図における線対平均化器/減算器48の詳
細を示す。ユニット80は、その入力Aに1H線遅延ユニッ
ト82を介して入力信号の1線遅延分を受入れ、また入力
Bには入力信号をそのまま受入れる。平均化信号(A+
B)/2が1出力として生成され、また差信号(A−B)
/2他方の出力として生成される。ユニット80からの平均
化信号の1H線遅延分および非遅延分が、線周波数MUX83
と垂直低域通過フィルタ84を介して出力に送られ、その
出力に信号YHが生成される。ユニット80からの差信号の
1H線遅延分および非遅延分は、線周波数MUX86および垂
直帯域通過フィルタ88を介して出力に送られ、その出力
にクロミナンス信号Cが発生する。MUX83とMUX86のスイ
ッチング制御入力には信号FLが印加される。出力フィル
タ84と88の設置は随意選択事項であるが、これらは第3
図のフィルタ70と実質的に同じ目的を果たすものであ
る。
第5図は、標準NTSCテレビジョン信号のルミナンスお
よびクロミナンス成分を送信機側でコード化しまたルミ
ナンス/クロミナンス漏話無しに受像機側で復号する、
上記とは別の方法を例示している。この第5図に示す方
法は、1H線対の処理の代わりに263Hフィールド対の処理
を行う点以外では、第1図の方法と同様なものである。
第5図において、各奇数フィールドは、奇数水平画像
走査線Y1、Y3等に関連する飛越し型ベースバンド・ルミ
ナンス情報と、付帯する飛越し型ベースバンド・クロミ
ナンス情報C1、C3等を含んでいる。各偶数フィールド
は、偶数水平画像走査線Y2、Y4等に付帯する飛越し型ベ
ースバンド・ルミナンス情報と、付帯する飛越し型ベー
スバンド・クロミナンス情報C2、C4等を含んでいる。各
フレーム内において、263H離れたピクセルの互いに排他
的な非重畳グループが垂直平均化され、各グループ内の
原ピクセルの値を平均化した値で置換するという具合
に、263H離れた線対が処理される。このプロセスは、ル
ミナンス情報とクロミナンス情報について、別々に行わ
れる。この平均化プロセスは、全クロミナンス水平周波
数に対して行われるが、1.8MHz以下のルミナンス垂直細
部情報を保存するためにルミナンス水平周波数について
は約1.8MHzより上の周波数についてのみ行なわれる。平
均化クロミナンス情報は、平均化ルミナンス情報と通常
の方法で合成されて合成ベースバンド・カラービデオ信
号を形成する前に、線ごとに位相が反転する3.58MHzの
クロミナンス副搬送波を変調する。クロミナンス変調プ
ロセスの結果として変調されたクロミナンス信号が呈す
る線ごとの位相反転は、合成されたルミナンス/クロミ
ナンス情報の各グループ内のルミナンス情報とクロミナ
ンス情報の加算的組合せと減算的組合せを作り出す。第
1図に示したシステムの場合のように、この加算的およ
び減算的なルミナンス/クロミナンス組合せは、受像機
側でのルミナンス/クロミナンス分離を行い易くする可
逆アルゴリズムを表している。
受像機側における復号は、第5図の装置がフレーム内
での263Hフィールド対復号プロセスを採用している点以
外は、第1図の構成について説明したことと基本的には
同一である。第5図のフィールド対処理システムは、ク
ロスカラーまたはクロスルミナンス・アーティイファク
ツ無しに、垂直−垂直次元で良好なルミナンス・クロミ
ナンス分離を行い得る。
第5図のコード化/復号プロセスは第6図に示すよう
な装置で実現できる。第6図の構成は、1H線処理回路で
なく263Hフィールド処理回路120、121、126、128、148
および150を使用する点、およびフィールド識別器信号F
FおよびFF′を生成するのに線識別回路でなくフィール
ド識別回路を使用する点を除けば、第2図の構成と同様
なものである。
第7図は、第6図のエンコーダのフィールド対平均化
回路120、126および128に使用するに適した263Hフィー
ルド対平均化回路を示す。第8図は第6図のデコーダ回
路148に使用するに適したフィールド対平均化器/減算
器を示す。第7図と第8図の装置は、1H線対処理ユニッ
トでなく263Hフィールド対処理ユニットを使用している
点以外では、第3図および第4図の装置と同様なもので
ある。
第9図は第2図の回路11と41として使用に適する装置
を示す。信号発生器11におけるルミナンス成分Yの様な
入力信号が同期分離器とタイミング信号発生器160に印
加される。発生器160は、同期信号分離および検知回路
とカウンタ回路とを含み、線カウンタ165のクロック入
力(CLK)に印加される水平ブランキング期間信号を発
生すると共に、線カウンタ165のRESET入力に印加される
垂直ブランキング期間信号を生成する。カウンタ165
は、各垂直ブランキング入力信号の終わりでリセットさ
れ、次いでクロック入力水平ブランキング信号に応じて
水平線カウントプロセスを開始する。出力信号は、線カ
ウントの最下位ビットを検知して、たとえば偶数線に対
して低論理レベルを生成し奇数線に対して高論理レベル
を生成することによって、得られる。フィールド識別器
信号FFとFF′を生成する、第6図に示すフィールド識別
器回路として使用に適する装置は、たとえば、オレゴン
州ビーバートンのテクトロニクス社(Tektronix,Inc.)
発行のイーストマン(Gerald A.Eastman)氏著のテキス
ト「回路構想(Circuit Concepts)」の88〜92頁に説明
されている様に、容易に設計することできる。
この発明の原理はここで説明したルミナンスおよびク
ロミナンス成分以外の信号を、合成およびそれに続く分
離を行うために、コード化する際に利用することができ
る。その様な場合、合成されるべき一方の信号は、フィ
ールド内またはフレーム内で線ごとに位相変化を呈し
(すなわち、実質的に負の相関関係をもつ)、加算的ま
たは減算的信号合成を採用する例示アルゴリズムの様な
可逆アルゴリズムに展開するものでなければならない。
必要とする位相変化はその様な信号の性質を固有のもの
であるが、変調プロセスという様な外部要因によって生
成されるものである。
この発明の原理は、また、グループ化されるべき要素
が例示のように1Hまたは263H離れているものでなく、52
5H離れているすなわち1フレーム離れている様な、共働
フレーム処理器エンコーダ/デコーダ構成を作るために
使用することもできる。

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号の第1および第2成分のコード
    化システムであって:奇数本の画像走査線で隔てられて
    いて相互に排他的であり各グループ内では同一値をとる
    互いに相関性のある画像情報ピクセルから成るグループ
    を有し、上記第2成分を含まない処理済の第1成分を供
    給する手段(12、16、18、20、21、32)と;奇数本の画
    像走査線で隔てられていて相互に排他的であり各グルー
    プ内では同一値をとる互いに相関性のある画像情報ピク
    セルから成るグループを有し、上記第1成分を含まない
    処理済の第2成分であって、1画像走査線ごとに反対位
    相を呈するような該第2成分を供給する手段(22、24、
    26、28)と;上記処理済の第1および第2の成分を可逆
    アルゴリズムで合成して合成コード化ビデオ信号を生成
    する手段(33)と;より成るコード化システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のシステムであって、上記
    第1成分がルミナンス情報成分であり、上記第2成分が
    クロミナンス情報成分である、コード化システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のシステムであっ
    て、上記各それぞれのグループ内の情報ピクセルが、画
    像フレーム内で奇数本の画像走査線により隔てられてい
    る、コード化システム。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載のシステムであっ
    て、上記第1成分のグループと第2成分のグループと
    は、それぞれ、画像走査線1本(1H)だけ隔てられたピ
    クセルから得られた情報を含んでいる、コード化システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のシステムであって、各そ
    れぞれのグループ内における上記ピクセルの上記同一値
    が、走査フィールド内で1H離れたピクセル同士を平均化
    して得たピクセル値で原ピクセル値を置換して得られた
    ものである、コード化システム。
  6. 【請求項6】請求項1または2に記載のシステムであっ
    て、上記第1成分のグループおよび第2成分のグループ
    が、それぞれ、1フレーム内で263H隔たったピクセルか
    ら得た情報を含んでいる、コード化システム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のシステムであって、上記
    各それぞれのグループ内における上記ピクセルの上記同
    一値が、画像フレーム内で263H離れたピクセル同士を平
    均化して得たピクセル値で原ピクセル値を置換して得ら
    れたものである、コード化システム。
  8. 【請求項8】請求項1または2に記載のシステムであっ
    て、上記処理済の第1成分が、低周波数情報を含まず高
    周波数成分を含む、コード化システム。
  9. 【請求項9】請求項2に記載の条件を具えた請求項8に
    記載のシステムであって、上記処理済の高周波数ルミナ
    ンス情報が実質的に垂直細部情報を含んでいない、コー
    ド化システム。
  10. 【請求項10】請求項1または2に記載のシステムであ
    って、更に上記第2成分で搬送波信号を変調して上記反
    対位相を生成する手段(30)を含む、コード化システ
    ム。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のシステムであって、上
    記合成されコード化されたビデオ信号が、(a)上記変
    調された搬送波を含む処理済の第2成分、(b)低周波
    数情報を含まない高周波数情報を含む処理済の第1成
    分、および(c)上記低周波数の情報を含んでいる、コ
    ード化システム。
  12. 【請求項12】奇数本の画像走査線で隔てられていて、
    相互に排他的であり、各グループ内では同一値をとる互
    いに相関性のある画像情報ピクセルから成るグループを
    持った第1成分と、これと合成された、奇数本の画像走
    査線で隔てられていて相互に排他的であり各グループ内
    では同一値をとる互いに相関性のある画像情報ピクセル
    から成るグループを持つ第2成分とを有し、合成された
    上記第2成分が走査線ごとに反対位相を呈するようなビ
    デオ信号を受信するためのシステムであって;上記合成
    された第1と第2の成分を分離する手段(40、42、44、
    46、48)と、上記分離された第1と第2の成分を画像信
    号処理チャンネルへ送る手段(52、54)と、から成るシ
    ステム。
  13. 【請求項13】請求項12に記載のシステムであって、上
    記第1成分がルミナンス情報成分であり、上記第2成分
    がクロミナンス情報成分である、システム。
  14. 【請求項14】請求項12または13に記載のシステムであ
    って、上記分離手段(48)が、1走査線だけ離れたピク
    セル・グループを加算し、減算する手段を含む、システ
    ム。
  15. 【請求項15】請求項12または13に記載のシステムであ
    って、上記分離手段(148)が、Hを1走査線期間とす
    るとき、263H離れたピクセル・グループを加算し、減算
    する手段を含む、システム。
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