JPH01216152A - 変速機のクラッチ制御装置 - Google Patents

変速機のクラッチ制御装置

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JPH01216152A
JPH01216152A JP3912688A JP3912688A JPH01216152A JP H01216152 A JPH01216152 A JP H01216152A JP 3912688 A JP3912688 A JP 3912688A JP 3912688 A JP3912688 A JP 3912688A JP H01216152 A JPH01216152 A JP H01216152A
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JP
Japan
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clutch
oil pressure
hydraulic pressure
speed transmission
signal
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Pending
Application number
JP3912688A
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English (en)
Inventor
Koji Kitano
孝二 北野
Shinichiro Iwai
紳一郎 岩井
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/021Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing

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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は入出力軸間に低速伝動系と高速伝動系とを並列
に設け、低速伝動系に第1クラッチを、高速伝動系に第
2クラッチをそれぞれ設けてなる変速機において、上記
クラッチを制御するための装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、入力軸と出力軸との間に低速伝動系と高速伝動系
とを並列に設けた自動変速機において、低速伝動系と高
速伝動系とにそれぞれ油圧クラッチを設け、これら油圧
クラッチへ切換弁(シフトバルブ)によって選択的に油
圧を供給することによって、伝動系を切り換えるように
した油圧制御装置が公知となっている(特公昭57−2
3136号公報)。
上記の油圧制御装置では、切換弁で各油圧クラッチへの
油圧を切り換えるのみであるから、各油圧クラッチの遮
断、締結は選択的に行われ、双方のクラッチが共に締結
する、所謂ダブルクラッチを防止できる利点がある。と
ころが、一方のクラッチを遮断し、他方のクラッチを締
結する場合に、遮断側のクラッチ油圧の立ち下がりは速
いのに対し、締結側のクラッチ油圧の立ち上がりはピス
トンのストローク時間のために必然的に遅くなるので、
双方のクラッチが遮断された状態、言わばニュートラル
状態と同様な状態が存在する。その結果、エンジン回転
が吹き上がるとともに、締結側のクラッチが締結された
時に大きな保合ショックを−伴うという問題がある。
上記の問題は、2個のクラッチ油圧をそれぞれ制御する
ための制御弁を設け、これら制御弁を電子制御により別
個に制御すれば解決可能である。
しかしながら、双方のクラッチを円滑に切り換えるべく
2個の制御弁を別個にかつ調和させながら制御すること
は容易でない、特に、低速伝動状態ら高速伝動状態へ切
り換える場合には、切り換えの速さより切換ショックを
少なくすることが優先され、逆に高速伝動状態から低速
伝動状態へ切り換える場合には、例えばキックダウンの
ように迅速な切換が要求されるため、切換ショックより
切換の速さが重視される。このように低速伝i系と高速
伝動系とを相互に切り換える場合には、それぞれ異なる
特性を満足するクラッチ制御装置が必要となる。
〔発明の目的〕
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、低速伝動系と高速伝動系との切換に際し、ダブルク
ラッチやニュートラル状態を回避することは勿論、低速
伝動状態から高速伝動状態へ切り換える場合にはショッ
クのない円滑な切換を実現し、高速伝動状態から低速伝
動状態へ切り換える場合には迅速な切換を実現できる変
速機のクラッチ制御装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために、本発明は、入出力軸間に低
速伝動系と高速伝動系とを並列に設け、低速伝動系に第
1クラッチを、高速伝動系に第2クラッチをそれぞれ設
けてなる変速機において、第1信号油圧を発生する第1
電磁弁と、第2信号油圧を発生する第2電磁弁と、第1
信号油圧に応じた出力油圧を第1クラッチへ出力する第
1クラッチ制御弁と、第2信号油圧に応じた出力油圧を
第2クラッチへ出力する第2クラッチ制御弁とを備え、
第1クラッチ制御弁の出力油圧が第2クラッチ制御弁に
対して第2信号油圧と対向方向に入力されており、第1
クラッチを遮断して第2クラッチを締結する場合には、
第2信号油圧が上昇するとともに第1信号油圧が時間勾
配をもって低下するように第1.第2電磁弁を制御し、
第1クラッチを締結して第2クラッチを遮断する場合に
は、第1信号油圧の上昇より遅れて第2信号油圧が低下
するように第1.第2電磁弁を制御するものである。
〔作用〕
例えば、第1クラッチを遮断して第2クラッチを締結す
る場合、即ち低速伝動状態から高速伝動状態へ切り換え
る場合には、第1信号油圧を時間勾配をもって低下させ
ることにより、第1クラッチ油圧を緩やかに低下させる
。このとき、第2信号油圧を即座に立ち上げても、第1
クラッチ制御弁の出力油圧が第2クラッチ制御弁に対し
て第2信号油圧と対向方向に入力されているため、第2
クラッチ油圧は第1クラッ、チ油圧に抑制されて即座に
立ち上がらず、ダブルクラッチを防止でき、円、滑な切
換を実現できる。
一方、第2クラッチを遮断して第1クラッチを締結する
場合、即ち高速伝動状態から低速伝動状態へ切り換える
場合には、第1信号油圧の上昇より遅れて第2信号油圧
を低下させる。これにより、第1クラッチ油圧の立ち上
がり遅れの間、第2クラッチ油圧の低下が抑制されるた
め、双方のクラッチが遮断された状態を回避でき、しか
もある程度第1クラッチ油圧が上昇すると、第2クラッ
チ油圧は強制的に排油されるので、ダブルクラッチも防
止できる。このように制御することにより、高速伝動状
態から低速伝動状態へ短時間で切り換えることができる
(実施例〕 第1図は本発明が適用される直結機構付無段変速機の一
例を示す。
図面において、エンジンlのクランク軸2はフライホイ
ール3およびダンパ機構4を介して入力軸5に接続され
ている。入力軸5上には直結クラッチ6と、回転自在な
直結駆動ギヤ7とが設けられており、直結クラッチ6は
直結駆動時に直結駆動ギヤ7を入力軸5に対して連結す
る。入力軸5の端部には外歯ギヤ8が固定されており、
この外歯ギヤ8は無段変速装置lOの駆動軸11に固定
された内歯ギヤ9と噛み合い、入力軸5の動力を減速し
て駆動軸11に伝達している。
無段変速装置10は駆動軸11に設けた駆動側ブー1J
12と、従動軸13に設けた従動側ブー1月4と、両プ
ーリ間に巻き掛けたVベル)15とで構成されている。
駆動側プーリ12は固定シープ12aと可動シープ12
bとを有しており、可動シーブ12bの背後には変速比
を制御するための変速比制御用油室16が設けられてい
る。一方、従動側プーリ14も駆動側プーリ12と同様
に、固定シープ14aと可動シープ14bとを有してお
り、可動シープ14bの背後にはトルク伝達に必要な負
荷推力をVベルト15に与える負荷推力制御用油室17
が設けられている。上記変速比制御用油室16および負
荷推力制御用油室17の油圧は図示しない油圧制御装置
により制御される。
従動軸13の外周には中空軸19が回転自在に支持され
ており、従動軸13と中空軸19とは発進クラッチ20
によって断続される。この発進クラッチ20は発進時に
徐々に締結され、ベルト駆動中は締結状態を維持し、直
結駆動時には遮断される。前進用ギヤ21は従動軸13
上に、後進用ギヤ22は中空軸19上にそれぞれ回転自
在に支持されており、前後進切換用ドッグクラッチ23
によって前進用ギヤ21又は後進用ギヤ22のいずれか
一方を中空軸19と連結するようになっている。後進用
アイドラ軸24には後進用ギヤ22に噛み合う後進用ア
イドラギヤ25と、別の後進用アイドラギヤ26とが固
定されている。
また、減速軸27には上記直結駆動ギヤ7と前進用ギヤ
21と後進用アイドラギヤ26とに同時に噛み合う減速
ギヤ28と、終減速ギヤ29とが固定されており、終減
速ギヤ29はディファレンシャル装置3Gのリングギヤ
31に噛み合い、動力を出力軸32に伝達している。
上記無段変速機において、入力軸5、直結クラッチ6、
直結駆動ギヤ7、減速ギヤ28、終減速ギヤ29、ディ
ファレンシャル装w130、出力軸32は高速伝動系を
構成し、入力軸5、外歯ギヤ8、内歯ギヤ9、無段変速
装W110、発進クラッチ20、前進用ギヤ21.減速
ギヤ2B、終減速ギヤ29、ディファレンシャル装置3
0、出力軸32は低速伝動系(前進時)を構成している
。そして、高速伝動系における入力軸5と出力軸32間
の伝達比は、低速伝動系における入力軸5と出力軸32
間の最高速比の近傍に設定されている。
第2図は発進クラッチ20および直結クラッチ6を制御
するための油圧制御装置を示す。
図面において、オイルポンプ40は油溜41から吸い上
げた圧油を調圧弁42へ吐出しており、調圧弁42はオ
イルポンプ40の吐出圧を調圧し、一定のライン圧PL
をマニュアル弁43とモジェレータ弁45とに出力して
いる。マニュアル弁43は図示しないチェンジレバ−に
より手動掻作され、D、Rなどの走行レンジでは前後進
切換弁44にライン圧を出力し、Dレンジのみ直結制御
弁60にライン圧を出力している。このように直結制御
弁60には前進時(D、L)のみライン圧PLが入力さ
れるので、例えばRレンジにおいては直結制御弁60の
作動に関係な(出力油圧P4は0となり、直結クラッチ
6が締結されるおそれはない。
上記前後進切換弁44は例えば三方弁からなり、入力ポ
ートにマニュアル弁43から選択的に入力される前進油
圧または後退油圧により弁体が自動的に反転し、何れか
一方の油圧を後述する発進制御弁50の入力ポート52
へ出力する。
モジェレータ弁45はライン圧を調圧して一定のモジェ
レータ圧P、を発進制御用電磁弁46と直結制御用電磁
弁47とに出力している0発進制御用電磁弁46と直結
制御用電磁弁47は図示しない電子制御装置により作動
され、モジェレータ圧P、を排油制御してそれぞれ入力
信号(例えばデユーティ比)に比例した第1信号油圧P
、と第2信号油圧P、とを発生している。変速走行時に
は発進制御用電磁弁46にON信号が入力されてP、−
P、となり、直結制御用電磁弁47にOFF信号が入力
されてPg−〇となる。一方、直結走行時には直結制御
用電磁弁47にON信号が入力されてP、 −P、とな
り、発進制御用電磁弁46にOFF信号が入力されてP
l−0となる。また、発進過程においては発進制御用電
磁弁46にデエーティ信号が入力されるため、第1信号
油圧P、はデユーティ比に比例した油圧となる。
発進制御弁50は発進クラッチ20を制御するための制
御弁であり、合計6個のポート51〜56が設けられ、
内部にはスプリング58にて右方へ付勢されたスプール
57が摺動自在に配置されている。ポート51はドレン
ポートであり、入力ポート52には前後進切換弁44か
らライン圧が入力され、ポート53は発進クラッチ20
と直結制御弁60のポート61とに油圧P、を出力し、
ポート54はドレンボートである。また、右端のポート
55には発進制御用電磁弁46から第1信号油圧P、が
導かれ、左端ボート56にはスプール57に形成し大連
通孔57aを介して出力油圧P、がフィードバックされ
ている。
上記発進制御弁50において、左端ポート56にフィー
ドバックされた出力油圧P2による右方向の荷重とスプ
リング58の荷重F、との和と、信号油圧P、による左
方向の荷重とが釣り合い、出力油圧P、は次式によって
決定される。
Ps XA+ +Fa =P+ XAt   ・・・(
1)上式において、A+ 、Axはそれぞれスプール5
7の左端部と右端部の受圧面積である。電磁弁46は入
力信号であるデユーティ比に比例した信号油圧P、を出
力するので、(1)式から出力油圧P2もデユーティ比
に応じて連続的に変化させることができる。したがって
、発進時には発進クラッチ20を徐々に締結して円滑な
発進を実現できる。
直結制御弁60は直結クラッチ6を制御するための制御
弁であり、その構造は発進制御弁50と同様である。f
f1lち、合計6個のポート61〜66が設けられ、内
部にはスプリング68にて左方へ付勢されたスプール6
7が摺動自在に配置されている。上記ポー)61には発
進制御弁50より出力油圧P、が入力され、入力ポート
ロ2にはマニュアル弁43から前進時のみライン圧が入
力され、ポート63は直結クラッチ6と発進制御弁50
のポート51とに油圧P4を出力し、ポート64はドレ
ンボートである。また、左端のポート65には直結制御
用電磁弁47から第2信号油圧P2が導かれ、右端ポー
ト66にはスプール67に形成した連通孔67aを介し
て出力油圧P4がフィードバックされている。
上記ポート61に油圧P、が入力されていない場合には
、出力油圧P4は次式によって決定される。
P4 x3. 十Fら−P、XB、   ・・・(2)
上式において、B+ 、Btはそれぞれスプール67の
右端部および左端部の受圧面積、Flはスプリング68
のばね荷重である。
次に、上記構成からなる油圧1Ii11御装置の動作を
説明する。
一低速伝動時一 まず、低速伝動時には発進制御用電磁弁46がON、直
結制御用電磁弁47が0FFL、ているため、発進制御
弁50のスプール57は第2図上半分に示すように入力
ポート52とドレンボート54を選択的に開閉する位置
の近傍で維持される。したがって、出力油圧P、は(1
)式のように調圧され、発進クラッチ20は締結状態を
保持している。
一方、直結制御弁60のポー)61には発進制御弁50
の出力油圧P、が入力されるため、直結制御弁60のス
プール67は第2図上半分に示すように強制的に左方へ
押し切られ、直結制御用電磁弁47の作υJに関係な(
直結クラッチ6の油圧P4はドレンされる。したがって
、直結クラッチ6は完全に遮断されている。
一高速伝動時一 高速伝動時には、発進制御用電磁弁46がOFF、直結
制御用電磁弁47がONするため、直結制御弁60のス
プール67は第2図下半分に示すように入力ポート62
とドレンポート64とを選択的に開閉する位置の近傍で
保持され、出力油圧P4は(2)式のように調圧され、
直結クラッチ6を締結されている。
また、発進制御弁50のスプール57は第2図下半分に
示すようにスプリング58によって右方へ押し切られる
ので、出力油圧P、はドレンされ、発進クラッチ20は
完全に遮断されている。
−低速伝動状態から高速伝動状態への切換時−低速伝動
状態から高速伝動状態へ切り換えるために、電磁弁46
.47の信号油圧p、、Pgを第3図(^)のように変
化させると、クラッチ油圧P。
、P4は第3図(B)のように変化する。
即ち、時刻も、において第2信号油圧Pgを即座に立ち
上げるとともに、第1信号油圧P1を一旦所定の油圧ま
で低下させた後、時間勾配をもって緩やかに低下させる
。つまり、直結クラッチ6の油圧P4がビストンストロ
ークのため立ち上がりが遅れても、その間、発進クラッ
チ20の油圧P、を緩やかに低下させ、発進クラッチ2
0を保合状態で維持させる0時刻1.において、直結ク
ラッチ6のビストンストロークが完了しクラッチ油圧P
4が上昇すると、やがて時刻t3でクラッチ油圧P4が
P、より高くなり、その後時刻t、で油圧Psがドレン
されて発進クラッチ20が遮断されると同時に、直結ク
ラッチ6が締結される。
このように、発進クラッチ20を制御するための第1信
号油圧P1を時間勾配をもって緩やかに低下させること
により、直結クラッチ油圧P4の立ち上がり遅れ時間を
確保し、双方のクラッチが遮断された状態を回避し、エ
ンジンの吹き上がりを防止するとともに、クラッチ油圧
P4が緩やかに立ち上がるので、クラッチ係合時のシラ
ツクを緩和できる。また、直結制御弁60のポート61
に発進クラッチ油圧P、が入力されているので、発進ク
ラッチ油圧P、がドレンされると同時に直結クラッチ油
圧P4が最大となり、双方のクラッチが締結した状態(
ダブルクラッチ)を確実に防止できる。
一高速伝動状態から低速伝動状態への切換時−キックダ
ウン時のように高速伝動状態から低速伝動状態へ切り換
える場合には、電磁弁46.47の信号油圧Pt+P*
を第4図(A)のように変化させる。この時、クラッチ
油圧P、、P4は第4図(B)のように変化する。
即ち、時刻t、において第1信号油圧P、を即座に立ち
上げるとともに、第2信号油圧P3を一旦時間遅れて低
下させる。つまり、発進クラッチ20の油圧P3がビス
トンストロークのため立ち上がりがやや遅れるが、時刻
t4までの開信号油圧P2を最大油圧P−で保持してお
き、ポート61に入力される発進クラッチ油圧P3の上
昇に応じて直結クラッチ油圧P4を低下させる。したが
って、直結クラッチ油圧P、の急激な低下が防止される
そして、時刻【Sにおいて発進クラッチ油圧P。
が最大となると同時に直結クラッチ油圧P4もドレンさ
れ、直結クラッチ6が遮断されるとともに、発進クラッ
チ20が締結される。
このように、直結クラッチ6を制御するための信号油圧
Pgを即座に低下させず、発進クラッチ油圧P、の上昇
を利用して直結クラッチ油圧P4を低下させるので、双
方のクラッチが遮断された状態や双方のクラッチが締結
したダブルクラッチを確実に防止できる。しかも、低速
伝動状態から高速伝動状態への切換時と比べて短時間で
切り換えることができるので、迅速に変速制御へ移行で
きる。
なお、本発明は直結機構付無段変速機における発進クラ
ッチと直結クラッチの制御装置に限らず、一般の有段式
自動変速機における低速段と高速段の変速切換用クラッ
チの制御装置にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明によれば第1クラ
ッチ制御弁の出力油圧を第2クラッチ制御弁に対して第
2信号油圧と対向方向に入力しているので、双方のクラ
ッチが締結された状態を確実に回避できる。
また、低速伝動状態から高速伝動状態へ切り換える場合
には、第2信号油圧が上昇するとともに第1信号油圧が
時間勾配をもって低下するように制御したので、双方の
クラッチが遮断される事態を回避できるとともに、第2
クラッチの締結が緩やかに行われ、クラッチ係合シ四ツ
クを回避できる。
逆に、高速伝動状態から低速伝動状態へ切り換える場合
には、第1信号油圧の上昇より遅れて第2信号油圧が低
下するように制御したので、第1クラッチ油圧が上昇を
開始するまで第2クラッチ油圧が低下せず、双方のクラ
ッチが遮断される事態を回避てきるとともに、短時間で
切換を完了することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される直結機構付無段変速機の概
略構成図、第2図はクラッチの油圧制御装置の回路図、
第3図は低速伝動状態から高速伝動状態への切換時にお
ける信号油圧およびクラッチ油圧の時間変化図、第4図
は高速伝動状態から低速伝動状態への切換時における信
号油圧およびクラッチ油圧の時間変化図である。 6・・・直結クラッチ(第2クラッチ)、20・・・発
進クラッチ(第1クラッチ)、46・・・発進制御用電
磁弁(第1fft磁弁)、47・・・直結制御用電磁弁
(第2電磁弁)、50・・・発進制御弁(第1クラッチ
制御弁)、60・・・直結制御弁(第2クラッチ制御弁
)。 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入出力軸間に低速伝動系と高速伝動系とを並列に設け、
    低速伝動系に第1クラッチを、高速伝動系に第2クラッ
    チをそれぞれ設けてなる変速機において、 第1信号油圧を発生する第1電磁弁と、第2信号油圧を
    発生する第2電磁弁と、第1信号油圧に応じた出力油圧
    を第1クラッチへ出力する第1クラッチ制御弁と、第2
    信号油圧に応じた出力油圧を第2クラッチへ出力する第
    2クラッチ制御弁とを備え、第1クラッチ制御弁の出力
    油圧が第2クラッチ制御弁に対して第2信号油圧と対向
    方向に入力されており、第1クラッチを遮断して第2ク
    ラッチを締結する場合には、第2信号油圧が上昇すると
    ともに第1信号油圧が時間勾配をもって低下するように
    第1、第2電磁弁を制御し、第1クラッチを締結して第
    2クラッチを遮断する場合には、第1信号油圧の上昇よ
    り遅れて第2信号油圧が低下するように第1、第2電磁
    弁を制御することを特徴とする変速機のクラッチ制御装
    置。
JP3912688A 1988-02-22 1988-02-22 変速機のクラッチ制御装置 Pending JPH01216152A (ja)

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