JP7340691B2 - 配達管理システム、配達管理装置、および、配達管理方法 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、配達物の受け渡しの作業負荷を増大させずに配達中に配達物を保護することが可能な配達管理システム、配達管理装置、および、配達管理方法を提供することを目的とする。
また、配達システムは、開閉可能に構成され、可搬の物体である収容物(10)を収容する収容構造(4)と、前記収容構造(4)を閉状態でロックするロック機構(43)と、前記収容構造(4)の位置を検出する位置検出部(52,72)と、前記収容構造(4)が開閉される地域として設定された開閉エリア(PA,DA)と、前記収容構造(4)の位置との位置関係に基づいて、前記ロック機構(43)を制御するロック制御部(51,71)と、を備え、前記収容構造(4)は車両(3)に搭載され、前記開閉エリア(PA,DA)は、前記収容構造(4)に前記収容物(10)が収容される積込エリア(PA)を含み、前記ロック制御部(51,71)は、前記積込エリア(PA)において、前記ロック機構(43)によりロックを解除した後に退出判定処理を実行し、前記退出判定処理において、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にある場合、及び、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)内にあって、前記車両(3)の速度が所定値以上であるか、或いは、前記車両(3)の加速度が所定値以上である場合に、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定し、前記退出判定処理で前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定した場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、ことを特徴とする。
また、配達管理装置は、車両(3)に搭載され、開閉可能に構成され、可搬の物体である収容物(10)を収容する収容構造(4)に設けられ、前記収容構造(4)を閉状態でロックするロック機構(43)と、前記収容構造(4)の位置を検出する位置検出部(52,72)、および、前記ロック機構(43)を制御するロック制御部(51,71)を備える制御装置(5)と、を備え、前記ロック制御部(51,71)は、前記収容構造(4)が開閉される地域として設定された開閉エリア(PA,DA)と、前記収容構造(4)の位置との位置関係に基づいて、前記ロック機構(43)を制御し、前記開閉エリア(PA,DA)は、前記収容構造(4)に前記収容物(10)が収容される積込エリア(PA)を含み、前記ロック制御部(51,71)は、前記積込エリア(PA)において、前記ロック機構(43)によりロックを解除した後に退出判定処理を実行し、前記退出判定処理において、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にある場合、及び、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)内にあって、前記車両(3)の速度が所定値以上であるか、或いは、前記車両(3)の加速度が所定値以上である場合に、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定し、前記退出判定処理で前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定した場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、ことを特徴とする。
また、配達管理方法は、車両(3)に搭載され、開閉可能に構成されて、可搬の物体である収容物(10)を収容する開閉可能な収容構造(4)に、前記収容構造(4)を閉状態でロックするロック機構(43)を設けた構成による配達管理方法であって、前記収容構造(4)の位置を検出し、前記収容構造(4)の位置と、前記収容構造(4)が開閉される地域として設定された開閉エリア(PA,DA)と、前記収容構造(4)の位置との位置関係に基づいて、前記ロック機構(43)を制御し、前記開閉エリア(PA,DA)は、前記収容構造(4)に前記収容物(10)が収容される積込エリア(PA)を含み、前記積込エリア(PA)において、前記ロック機構(43)によりロックを解除した後に退出判定処理を実行し、前記退出判定処理において、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にある場合、及び、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)内にあって、前記車両(3)の速度が所定値以上であるか、或いは、前記車両(3)の加速度が所定値以上である場合に、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定し、前記退出判定処理で前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定した場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、ことを特徴とする。
この構成によれば、収容構造の位置によってロック機構が制御されるので、配達中の配達物を保護することができ、煩雑な手続を経ずに配達物を取り出すことが可能である。これにより、配達物を受け渡す際の作業負荷を増大させることなく、配達物を保護できる。
この構成によれば、開閉エリア内では収容構造が開閉可能となり、開閉エリアでない位置では収容構造がロックされる。このため、配達物を配達する作業者は、開閉エリア内では認証処理等の煩雑な操作を行うことなく配達物を積み下ろしでき、開閉エリアの外では収容構造がロックされるので、配達物を確実に保護できる。
この構成によれば、開閉エリアで配達物が収容構造に収容された場合に、収容構造をロックし、配達物を保護できる。また、収容構造に配達物が収容されていない状態では収容構造をロックしないため、収容構造を、配達以外の用途で利用できる。
この構成によれば、配達物を配達する作業者は、取出エリアにおいて速やかに収容構造を開いて配達物を取り出すことができる。
この構成によれば、配達物を配達する作業者が、開閉エリア以外の場所で配達物を取り出した場合に、報知が行われるので、配達物の誤配達を防止できる。このため、収容構造に複数の配達物を収容して配達する場合に、それぞれの配達物について指定された取出エリアで取り出すことができ、取出エリアを間違えた場合に報知がなされる。これにより、配達を行う作業者の心理的負荷や、宛先を確認するための労力を軽減できる。さらに、収容構造に複数の配達物を収容しても容易に配達を行えるため、配達に係る作業効率の向上を図ることができる。
この構成によれば、収容構造が開閉エリア内にあっても、開閉エリアの外に移動する可能性が高い場合に、開閉エリアの外に移動する前に収容構造をロックするので、配達物をより確実に保護できる。
この構成によれば、収容構造を、配達物の収容とは異なる目的で使用することができ、収容構造の利用目的を日時によって使い分けることができる。
この構成によれば、開閉エリアにおいて、収容構造のロックが解除される間の配達物の不適切な取り扱いを監視し、抑制あるいは発見できる。
この構成によれば、収容構造の位置によってロック機構が制御されるので、配達中の配達物を保護することができ、煩雑な手続を経ずに配達物を取り出すことが可能である。これにより、配達物を受け渡す際の作業負荷を増大させることなく、配達物を保護できる。
この方法によれば、収容構造の位置によってロック機構が制御されるので、配達中の配達物を保護することができ、煩雑な手続を経ずに配達物を取り出すことが可能である。これにより、配達物を受け渡す際の作業負荷を増大させることなく、配達物を保護できる。
[1.第1実施形態]
[1-1.配達管理システム]
図1は、第1実施形態に係る配達管理システム100の概略構成図である。
配達管理システム100は、配達物10の配達を管理するシステムであり、車両3に搭載された車載ユニット31を含む。配達管理システム100は、通信ネットワーク11を通じて車載ユニット31とデータ通信可能に接続された情報管理サーバ2を含んでもよい。
蓋41には、電気的に施錠および解錠が可能なロック機構43(図2)が設置される。ロック機構43を施錠すると、蓋41が閉鎖状態を維持する。ロック機構43により施錠された状態を、以下の説明ではロック状態と呼び、施錠をロックと表記し、解錠をロック解除と表記する。
制御装置5は、通信ネットワーク11を通じて情報管理サーバ2とデータ通信可能であり、例えば、収納ボックス4をロックおよびロック解除する条件を示すデータ等を情報管理サーバ2から受信する。通信ネットワーク11は、インターネット等のオープンなネットワークであってもよいし、携帯通信事業者が管理する無線通信回線網などのクローズドなネットワークであってもよい。通信ネットワーク11は、公衆回線網や専用線等の通信回線のほか、ルータやサーバ等の不図示の装置を含んでもよい。
このように、配達管理システム100は、積込エリアPAを、監視部である監視装置111によって監視することができ、取出エリアDAを、監視部である監視装置112により監視できる。
監視装置111、112によって、収納ボックス4がロック解除された状態で車両3が駐車されている間、蓋41の不適切な取り扱いを抑制、或いは発見できる。これにより、収納ボックス4に収容された配達物10が、受取人U2に届けられる前に、不正に取り出されてしまうことを抑制できる。
図2は、配達管理システム100の機能ブロック図である。
車載ユニット31は、配達物10の配達を管理する配達管理装置であり、制御装置5と、収納ボックス4に設けられたロック機構43とを含む。車載ユニット31は、車両3に搭載されたGNSS44、及び、配達物検出部45を含んでもよい。ロック機構43、GNSS44、及び、配達物検出部45は、制御装置5に接続される。また、制御装置5には、車両3が有するECU32が接続されてもよい。ECU32は、車両3の走行を制御する装置である。ECU32は、作業者U1による操作を検出し、車両3の走行速度や駆動源の回転数等を検出し、検出結果に基づき車両3の駆動源やブレーキを制御する。ECU32は、車両3の走行を制御する走行制御装置ということができる。
GNSS(Global Navigation Satellite System)44は、人工衛星から送信される信号等に基づいて、収納ボックス4の位置を検出し、検出した位置を示す位置情報を制御装置5に出力する。
エリア指定情報61は、積込エリアPAを示す積込エリア情報62、及び、取出エリアDAを示す取出エリア情報63を含む。
この構成によれば、収納ボックス4を、配達物10を収容して配達することとは異なる目的で利用することができ、収納ボックス4の利用目的を、日時によって区分できる。例えば、作業者U1が、配達業務を行わない日に車両3を自由に利用し、収納ボックス4を、配達とは無関係な荷物を収容する用途で利用できる。
また、位置検出部52は、制御装置5にECU32が接続されている場合、制御装置5が出力する車速信号を取得して、車両3の走行速度、および/または加速度を検出する。
図3は、配達管理システム100の動作を示すフローチャートであり、特に、制御装置5の動作を示す。図3に示す動作は、プロセッサ50により実行される。第1実施形態において、制御装置5は、配達物検出部45、配達物識別部53、開閉判定部54、操作部57、及び報知部58を必要としないので、これらを備えていない構成としてもよい。
図4は、退出判定処理を詳細に示すフローチャートである。
ステップS125で肯定判定された場合、収納ボックス4は積込エリアPAの外にないが、車両3が設定された速度以上である。従って、収納ボックス4が積込エリアPAの外に移動すると予測される。図4の動作例で、制御装置5は、収納ボックス4が積込エリアPAの外に移動したこと(ステップS123;YES)、または、収納ボックス4が積込エリアPAの外に移動すると予測されること(ステップS125;YES)の少なくともいずれか一方の事象が発生した場合に、ステップS127で、収納ボックス4が積込エリアPAから退出したと判定する。
図5は、第2実施形態における配達管理システム100の動作を示すフローチャートであり、特に、制御装置5の動作を示す。図5の動作はプロセッサ50により実行される。
第2実施形態における配達管理システム100は、操作部57を必須とすることを除き、上述した第1実施形態と共通の構成を有する。このため、第2実施形態で配達管理システム100の構成については説明を省略する。図5の説明において、第1実施形態と同様の処理には同ステップ番号を付して説明を省略する。
作業者U1が使用する携帯端末や携帯端末18を使用して解除操作を行う場合、制御装置5は、操作部57を備えていなくてもよい。
図6は、第3実施形態における配達管理システム100の動作を示すフローチャートであり、特に、制御装置5の動作を示す。第3実施形態における配達管理システム100は、配達物識別部53及び/または開閉判定部54を必須とすることを除き、上述した第1実施形態と共通の構成を有する。このため、第3実施形態で配達管理システム100の構成については説明を省略する。また、図6の説明において、第1実施形態または第2実施形態と同様の処理には同ステップ番号を付して説明を省略する。
詳細には、配達物識別部53は、配達物検出部45による検出を実行させ、配達物10の有無を判定する。ここで、配達物識別部53は、配達物検出部45の検出結果から、収納ボックス4に収容された配達物10を識別してもよい。
開閉判定部54は、収納ボックス4が開閉されたか否かを検出する。ステップS141では、配達物10の有無の検出と、収納ボックス4の開閉判定との少なくともいずれかを実行する。
つまり、収納ボックス4に配達物10が収容されていない状態で、収納ボックス4が積込エリアPAから退出した場合には、収納ボックス4がロックされない。このため、収納ボックス4が開閉可能な状態で、車両3を走行させることができる。例えば、作業者U1が、配達物10を配達する業務を行わないときに車両3を使用することができ、収納ボックス4を荷室として利用できる。このため、作業者U1は、配達物10を配達する業務と個人的な用途との両方で車両3を使用できる。
制御装置5は、配達物10が収納ボックス4から取り出されたと判定した場合(ステップS150;YES)、配達物情報66を更新し、本処理を終了する。
図7は、第4実施形態におけるエリア指定情報61の構成例を示す模式図である。図8及び図9は、第4実施形態における配達管理システム100の動作を示すフローチャートであり、特に、制御装置5の動作を示す。
第4実施形態における配達管理システム100は、配達物検出部45の無線タグリーダ46またはカメラ47、および、配達物識別部53を必須とすることを除き、上述した第1実施形態と共通の構成を有する。このため、第4実施形態で配達管理システム100の構成については説明を省略する。図8及び図9において、上述した第1-第3実施形態と共通する動作には同符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、メモリ60に記憶されるエリア指定情報61には、複数の配達物10に対応する複数の積込エリア情報62、及び取出エリア情報63が含まれる。積込エリア情報62と取出エリア情報63は、配達物10の識別情報である配達物ID64に対応付けられる。つまり、メモリ60は、各々の配達物10の配達物ID64に対応づけて、積込エリア情報62及び取出エリア情報63を記憶する。
その後、制御装置5は、退出判定処理(ステップS146)を実行し、収納ボックス4が積込エリアPAから退出したか否かを判定する(ステップS147)。収納ボックス4が積込エリアPAから退出した場合(ステップS147;YES)、制御装置5は、ロック機構43により収納ボックス4をロックさせる(ステップS148)。
ここで、制御装置5は、配達物検出部45によって収納ボックス4の内部の配達物10を検出する(ステップS168)。ステップS168では、無線タグリーダ46またはカメラ47によって、収納ボックス4に収容されている配達物10を識別する。制御装置5は、ステップS168の検出結果に基づき、収納ボックス4から1以上の配達物10が取り出されたか否かを判定する(ステップS169)。
図10は、第5実施形態の配達管理システム101の概略図である。
第5実施形態においては、第1-第4実施形態で説明した配達管理システム100と共通する構成部には同符号を付して説明を省略する。
配達管理システム101の構成は、制御装置5が実行していた機能を、ロック制御装置7と車載ユニット9とに分離したものである。すなわち、収納ボックス4または車両3に装着される構成部を車載ユニット9とし、制御装置5と同様の制御機能を実行する構成部をロック制御装置7として、別体とした構成である。
車両側制御部91は、第1通信部92、操作部93、及び報知部94に接続される。車両側制御部91には、ロック機構43、GNSS44、及び配達物検出部45が接続される。車両側制御部91は、第1通信部92によりロック制御装置7と通信を実行する。
また、車両側制御部91は、ECU32に接続されてもよい。この場合、車両側制御部91は、ECU32が出力する車速信号を取得して、車速信号が示す車両3の速度や、車速信号から算出される加速度を示す検出データ17を生成して送信する。
ロック制御装置7は、第1-第4実施形態で制御装置5が実行する制御機能を担う装置である。ロック制御装置7は、プロセッサ70、メモリ80、及び、第2通信部76を備える。
配達管理システム101は、第1、第2、第3、及び第4実施形態で説明した配達管理システム100の動作を実行可能である。これらの各動作において、ロック制御装置7と車載ユニット9とは協働して制御装置5の機能を実行する。
図12に示すシーケンスは、プロセッサ70、および、車両側制御部91により実行される。
上記各実施形態では、配達物10を収容する収容構造として、車両3に固定された収納ボックス4を例示した。さらに、ロック機構として、制御装置5の制御により蓋41をロックして配達物10を取り出し不可能とするロック機構43を例示した。これは一例であり、例えば、収容構造としての収納ボックス4は車両3に対し着脱可能であってもよい。この場合、ロック機構43は、収納ボックス4を車両3から取り外しできないようロックするものであってもよい。つまり、ロック機構43は、収納ボックス4を、車両3から着脱可能な状態、および、車両3に固定された状態にするものとしてもよい。
3 車両
4 収納ボックス(収容構造)
5 制御装置
7 ロック制御装置
9 車載ユニット
10 配達物
13 配達指示情報
31 車載ユニット(配達管理装置)
32 ECU
41 蓋
43 ロック機構
44 GNSS
45 配達物検出部
46 無線タグリーダ
47 カメラ
48 重量センサ
50、70 プロセッサ
51、71 ロック制御部
52、72 位置検出部
53、73 配達物識別部(識別部)
54、74 開閉判定部
55 インターフェイス
56 外部通信部
57、93 操作部
58、94 報知部
60、80 メモリ(記憶部)
61 エリア指定情報
62 積込エリア情報
63 取出エリア情報
65 開閉条件(日時指定情報)
66 配達物情報
91 車両側制御部
100、101 配達管理システム
111、112 監視装置(監視部)
DA 取出エリア(開閉エリア)
PA 積込エリア(開閉エリア)
Claims (11)
- 開閉可能に構成され、可搬の物体である収容物(10)を収容する収容構造(4)と、
前記収容構造(4)を閉状態でロックするロック機構(43)と、
前記収容構造(4)の位置を検出する位置検出部(52,72)と、
前記収容構造(4)が開閉される地域として設定された開閉エリア(PA,DA)と、前記収容構造(4)の位置との位置関係に基づいて、前記ロック機構(43)を制御するロック制御部(51,71)と、
前記収容構造(4)が開閉されたか否かを判定する開閉判定部(54,74)と、を備え、
前記開閉エリア(PA,DA)は、前記収容構造(4)に前記収容物(10)が収容される積込エリア(PA)を含み、
前記ロック制御部(51,71)は、
前記積込エリア(PA)において、前記ロック機構(43)によりロックを解除した後に退出判定処理を実行し、
前記退出判定処理において、前記位置検出部(52,72)が検出した位置と前記積込エリア(PA)とを比較することにより、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にあるか否かを判定し、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にある場合、及び、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)内にあって前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外に移動すると予測される場合に、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定し、
前記退出判定処理で前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定した場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、
ことを特徴とする配達管理システム。 - 開閉可能に構成され、可搬の物体である収容物(10)を収容する収容構造(4)と、
前記収容構造(4)を閉状態でロックするロック機構(43)と、
前記収容構造(4)の位置を検出する位置検出部(52,72)と、
前記収容構造(4)が開閉される地域として設定された開閉エリア(PA,DA)と、前記収容構造(4)の位置との位置関係に基づいて、前記ロック機構(43)を制御するロック制御部(51,71)と、を備え、
前記収容構造(4)は車両(3)に搭載され、
前記開閉エリア(PA,DA)は、前記収容構造(4)に前記収容物(10)が収容される積込エリア(PA)を含み、
前記ロック制御部(51,71)は、前記積込エリア(PA)において、前記ロック機構(43)によりロックを解除した後に退出判定処理を実行し、
前記退出判定処理において、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にある場合、及び、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)内にあって、前記車両(3)の速度が所定値以上であるか、或いは、前記車両(3)の加速度が所定値以上である場合に、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定し、
前記退出判定処理で前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定した場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、
ことを特徴とする配達管理システム。 - 前記ロック制御部(51,71)は、前記収容構造(4)の位置が前記開閉エリア(PA,DA)内である場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)のロックを解除させ、前記収容構造(4)の位置が前記開閉エリア(PA,DA)内でない場合に、前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、
ことを特徴とする請求項2記載の配達管理システム。 - 前記開閉エリア(PA,DA)は、前記収容構造(4)から前記収容物(10)が取り出される取出エリア(DA)を含み、
前記ロック制御部(51,71)は、前記収容構造(4)が前記取出エリア(DA)の中に移動した場合に、前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)のロックを解除させる、
ことを特徴とする請求項1または2記載の配達管理システム。。 - 前記収容構造(4)に収容された前記収容物(10)を識別する識別部(53,73)と、
前記収容構造(4)に収容された各々の前記収容物(10)に対応付けて、前記取出エリア(DA)の位置または範囲を指定するエリア指定情報(61)を記憶する記憶部(60,80)と、
前記収容物(10)が前記収容構造(4)から取り出された場合の前記収容構造(4)の位置が、前記収容物(10)に対応付けられた前記エリア指定情報(61)で指定される前記取出エリア(DA)の外である場合に、報知を行う報知部(58,94)と、を備える、
ことを特徴とする請求項4記載の配達管理システム。 - 前記ロック制御部(51,71)は、日時または時間帯を指定する日時指定情報(65)を参照し、前記日時指定情報(65)により指定される日時または時間帯に、前記ロック機構(43)によって前記収容構造(4)のロックまたはロック解除をさせる、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の配達管理システム。 - 前記開閉エリア(PA,DA)において前記収容構造(4)を監視する監視部(111,112)を備える、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の配達管理システム。 - 開閉可能に構成され、可搬の物体である収容物(10)を収容する収容構造(4)に設けられ、
前記収容構造(4)を閉状態でロックするロック機構(43)と、
前記収容構造(4)の位置を検出する位置検出部(52)、前記ロック機構(43)を制御するロック制御部(51)、および、前記収容構造(4)が開閉されたか否かを判定する開閉判定部(54,74)を備える制御装置(5)と、を備え、
前記ロック制御部(51)は、前記収容構造(4)が開閉される地域として設定された開閉エリア(PA,DA)と、前記収容構造(4)の位置との位置関係に基づいて、前記ロック機構(43)を制御し、
前記開閉エリア(PA,DA)は、前記収容構造(4)に前記収容物(10)が収容される積込エリア(PA)を含み、
前記ロック制御部(51,71)は、
前記積込エリア(PA)において、前記ロック機構(43)によりロックを解除した後に退出判定処理を実行し、
前記退出判定処理において、前記位置検出部(52,72)が検出した位置と前記積込エリア(PA)とを比較することにより、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にあるか否かを判定し、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にある場合、及び、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)内にあって前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外に移動すると予測される場合に、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定し、
前記退出判定処理で前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定した場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、
ことを特徴とする配達管理装置。 - 開閉可能に構成されて、可搬の物体である収容物(10)を収容する開閉可能な収容構造(4)に、前記収容構造(4)を閉状態でロックするロック機構(43)を設けた構成による配達管理方法であって、
前記収容構造(4)の位置を検出し、
前記収容構造(4)が開閉されたか否かを判定し、
前記収容構造(4)の位置と、前記収容構造(4)が開閉される地域として設定された開閉エリア(PA,DA)と、前記収容構造(4)の位置との位置関係に基づいて、前記ロック機構(43)を制御し、
前記開閉エリア(PA,DA)に含まれる積込エリア(PA)であって前記収容構造(4)に前記収容物(10)が収容される積込エリア(PA)において、前記ロック機構(43)によりロックを解除した後に退出判定処理を実行し、
前記退出判定処理において、前記収容構造(4)の位置と前記積込エリア(PA)とを比較することにより、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にあるか否かを判定し、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にある場合、及び、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)内にあって前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外に移動すると予測される場合に、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定し、
前記退出判定処理で前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定した場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、
ことを特徴とする配達管理方法。 - 車両(3)に搭載され、開閉可能に構成され、可搬の物体である収容物(10)を収容する収容構造(4)に設けられ、
前記収容構造(4)を閉状態でロックするロック機構(43)と、
前記収容構造(4)の位置を検出する位置検出部(52,72)、および、前記ロック機構(43)を制御するロック制御部(51,71)を備える制御装置(5)と、を備え、
前記ロック制御部(51,71)は、前記収容構造(4)が開閉される地域として設定された開閉エリア(PA,DA)と、前記収容構造(4)の位置との位置関係に基づいて、前記ロック機構(43)を制御し、
前記開閉エリア(PA,DA)は、前記収容構造(4)に前記収容物(10)が収容される積込エリア(PA)を含み、
前記ロック制御部(51,71)は、前記積込エリア(PA)において、前記ロック機構(43)によりロックを解除した後に退出判定処理を実行し、
前記退出判定処理において、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にある場合、及び、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)内にあって、前記車両(3)の速度が所定値以上であるか、或いは、前記車両(3)の加速度が所定値以上である場合に、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定し、
前記退出判定処理で前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定した場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、
ことを特徴とする配達管理装置。 - 車両(3)に搭載され、開閉可能に構成されて、可搬の物体である収容物(10)を収容する開閉可能な収容構造(4)に、前記収容構造(4)を閉状態でロックするロック機構(43)を設けた構成による配達管理方法であって、
前記収容構造(4)の位置を検出し、
前記収容構造(4)の位置と、前記収容構造(4)が開閉される地域として設定された開閉エリア(PA,DA)と、前記収容構造(4)の位置との位置関係に基づいて、前記ロック機構(43)を制御し、
前記開閉エリア(PA,DA)は、前記収容構造(4)に前記収容物(10)が収容される積込エリア(PA)を含み、
前記積込エリア(PA)において、前記ロック機構(43)によりロックを解除した後に退出判定処理を実行し、
前記退出判定処理において、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)の外にある場合、及び、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)内にあって、前記車両(3)の速度が所定値以上であるか、或いは、前記車両(3)の加速度が所定値以上である場合に、前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定し、
前記退出判定処理で前記収容構造(4)が前記積込エリア(PA)から出たと判定した場合に前記ロック機構(43)により前記収容構造(4)をロックさせる、
ことを特徴とする配達管理方法。
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