JP7052521B2 - インク供給装置、インクジェット記録装置及び連通不良判定方法 - Google Patents

インク供給装置、インクジェット記録装置及び連通不良判定方法 Download PDF

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Description

本発明は、インク供給装置、インクジェット記録装置及び連通不良判定方法に関する。
従来、各インクタンクに設けられたインクチューブの開閉を行うカムを有するインクジェット記録装置が知られている。このようなインクジェット記録装置として、特許文献1に記載のインクジェット記録装置は、各インクタンクに対応する数のカムを有する。カムは、半月型に形成される。カムは、回転軸に係止され、任意の角度位置で停止可能となっている。カムは、回転することでインクチューブを開放状態と閉状態とに切り替える。
特開2002-19155号公報
しかしながら、特許文献1に記載のインクジェット記録装置では、カムが回転軸の正しい位置に取り付けられない場合、インクチューブを閉じた状態にできず連通不良をおこす。また、目視でカムがインクチューブを押さえて閉状態となっているように見えてもインクが漏出し連通不良を起こすことがある。インクチューブが閉状態となり連通不良を起こしているか否かを判定することが困難であった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、インクチューブが連通不良を起こしているか否かを判定することができるインク供給装置及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明に係るインク供給装置は、第1貯留部と、第2貯留部と、ポンプと、検出部と、計測部と、判定部とを備える。前記第1貯留部は、インクを貯留する。前記第2貯留部は、前記インクを貯留する。ポンプは、前記第1貯留部と前記第2貯留部との間で前記インクを移動させる。前記検出部は、前記第1貯留部に設ける。前記計測部は、第1時間と第2時間とを計測する。前記判定部は、前記第1時間と前記第2時間とが一致するか否かを判定する。前記第1時間は、前記検出部がインクを検出しない状態となってから、前記ポンプが前記第1貯留部から前記第2貯留部に前記インクを移動させた時間を示す。前記第2時間は、前記ポンプが前記第2貯留部から前記第1貯留部に前記インクの移動を開始してから前記検出部がインクを検出する状態となるまでの時間を示す。
本発明に係るインクジェット記録装置は、インク供給装置を備える。
本発明に係るポンプと、検出部とを備えるインク供給装置が実行する判定方法は、計測ステップと、判定ステップとを備える。前記ポンプは、第1貯留部と第2貯留部との間でインクを移動させる。前記検出部は、前記第1貯留部に設けられる。前記計測ステップは、第1時間と第2時間とを計測する。前記判定ステップは、前記第1時間と前記第2時間とが一致するか否かを判定する。前記第1時間は、前記検出部がインクを検出しない状態となってから、前記ポンプが前記第1貯留部から前記第2貯留部に前記インクを移動させた時間を示す。前記第2時間は、前記ポンプが前記第2貯留部から前記第1貯留部に前記インクの移動を開始してから前記検出部が前記インクを検出する状態となるまでの時間を示す。
本発明によれば、インク供給装置が連通不良を起こしているか否かを判定することができる。
発明の実施形態に係るインク供給装置を備えるインクジェット記録装置を示す図である。 本発明の実施形態に係るインク供給装置を示す図である。 インク供給装置の制御ブロック図である。 シリンジポンプのピストンが底部側へ移動した図である。 シリンジポンプのピストンが蓋部側へ移動した図である。 サブタンク内のインク量の変化を示す図である。 制御部が実行する検知動作の処理を示すフローチャートである。 計測処理を具体的に示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して、インクジェット記録装置1の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るインク供給装置100を備えるインクジェット記録装置1の構成を示す図である。
図1に示すように、インクジェット記録装置1は、操作パネル2、用紙収容部5、搬送ユニット6、記録部7、インク供給装置100、排出装置8、制御部9、及び記憶部10を備える。
操作パネル2は、インクジェット記録装置1に対するユーザーからのジョブの指示を受け付ける。操作パネル2は、通知部及び複数の操作キーを含む。操作パネル2は、ユーザーからの指示を受け付けると、ユーザーからの指示を示す信号を制御部9へ送信する。通知部は、例えば、液晶ディスプレーまたは有機ELディスプレー(Organic Electro Luminescence Display)を含む。
用紙収容部5は、複数のカセット51を有する。具体的には、用紙収容部5は、用紙Pを収容する複数のカセット51を有する。カセット51から給紙された用紙Pは、搬送ユニット6へ搬送される。
搬送ユニット6は、記録部7の下方を通過するように用紙Pを搬送する。また、搬送ユニット6は、記録部7の下方を通過した用紙Pを排出装置8に搬送する。
記録部7は、インクを吐出して用紙Pに画像を形成する。記録部7は、ヘッドハウジング71と4つのラインヘッド72とを含む。ヘッドハウジング71は、4つのラインヘッド72を支持する。4つのラインヘッド72の各々は、対応する色のインクを吐出する。
イエロー色のインクを吐出するラインヘッド72をラインヘッド72Yと示している。マゼンダ色のインクを吐出するラインヘッド72をラインヘッド72Mと示している。シアン色のインクを吐出するラインヘッド72をラインヘッド72Cと示している。ブラック色のインクを吐出するラインヘッド72をラインヘッド72Kと示している。
インク供給装置100は、記録部7にインクを供給する。インク供給装置100は、4つ設けられる。第1インク供給装置100Yは、ラインヘッド72Yにインクを供給する。第2インク供給装置100Mは、ラインヘッド72Mにインクを供給する。第3インク供給装置100Cは、ラインヘッド72Cにインクを供給する。第4インク供給装置100Kは、ラインヘッド72Kにインクを供給する。
排出装置8は、排出トレイ81を含む。排出装置8は、本体筐体の外部へ用紙Pを排出する。本体筐体の外部へ排出された用紙Pは、排出トレイ81に載置される。
制御部9は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーによって構成される。制御部9は、制御プログラムを実行することにより、インクジェット記録装置1の各部の動作を制御する。また、制御部9は、画像形成処理用の集積回路を備える。画像形成処理用の集積回路は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)によって構成される。
記憶部10は、データを記憶する。記憶部10は、ストレージデバイス及び半導体メモリーによって構成される。ストレージデバイスは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)及び/またはSSD(Solid State Drive)によって構成される。半導体メモリーは、例えば、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を構成する。記憶部10は、制御プログラムを記憶する。
次に、図2を参照して、インク供給装置100を詳しく説明する。図2は、インク供給装置100を示す図である。図2に示すように、インク供給装置100は、インクタンク110と、サブタンク120と、シリンジポンプ130と、供給ポンプ150と、第1配管161と、第2配管162と、第3配管163と、第4配管164と、第5配管165と、流路切り替え部170とを備える。インク供給装置100は、制御部9の指示に従って動作する。
インクタンク110はインクを貯留する。インクタンク110のインクは、画像の記録で吐出されるインクとクリーニングで吐出されるインクとを含む。インクタンク110は、インクの色種ごとに設けられている。具体的には、インクタンク110は、イエロー色のインクを貯留するインクタンクと、マゼンタ色のインクを貯留するインクタンクと、シアン色のインクを貯留するインクタンクと、ブラック色のインクを貯留するインクタンクとを含む。複数のインクタンク110の各々は、同じ色種のサブタンク120に配管を介して連結される。また、インクタンク110は、インクが無くなると交換される。
サブタンク120は、インクを貯留する。サブタンク120は、「第1貯留部」の例に相当する。サブタンク120は、インクタンク110から供給されるインクを貯留する。サブタンク120は、インクの色種ごとに設けられる。サブタンク120は、同じ色種のシリンジポンプ130に配管を介して連結される。サブタンク120は、フロート122と、検出部121とを備える。検出部121は、例えば、「ホールIC」である。フロート122は、サブタンク120内のインクの液面の上昇と下降とに合わせてサブタンク120内を上下する。フロート122は、マグネットホルダーと、マグネット122aとを有する。マグネットホルダーは、マグネット122aを保持する。マグネット122aは、磁力を発生させる。また、サブタンク120は、貫通孔123を備える。貫通孔123は大気と連通する。貫通孔123は、サブタンク120内のインクの液面より上部に設けられる。
検出部121は、サブタンク120内のインクの有無を検出する。検出部121は、サブタンク120の外壁に設けられる。検出部121は、サブタンク120の外壁の所定の高さに設けられる。検出部121は、マグネット122aの磁力によって、ON状態とOFF状態とが切り替わる。ON状態とは、検出部121がマグネット122aの磁力を検出した状態である。OFF状態とは、検出部121がマグネット122aの磁力を検出しない状態である。
検出部121は、マグネット122aの磁力を検出した場合に、信号を制御部9に出力する。具体的には、サブタンク120にインクが供給され、フロート122のマグネット122aが、検出部121が設けられた高さまで上昇した場合、検出部121は、マグネット122aの磁力を検出し、信号を制御部9に出力する。この結果、検出部121は、サブタンク120内にインクが有ることを検出できる。
また、検出部121は、マグネット122aの磁力を検出しない場合に、信号を制御部9に出力しない。具体的には、サブタンク120のインクがシリンジポンプ130によって送出され、フロート122のマグネット122aが、検出部121が設けられた高さよりも下降した場合、検出部121は、マグネット122aの磁力を検出せず、信号を制御部9に出力しない。この結果、検出部121は、サブタンク120内にインクが無いことを検出できる。
シリンジポンプ130は、インクを送出する。また、シリンジポンプ130は、インクを排出する。シリンジポンプ130は、シリンダー131と、ピストン132とを有する。シリンジポンプ130は、インクの色種ごとに設けられる。シリンジポンプ130は、同じ色種のラインヘッド72に配管を介して連結される。
シリンダー131は、サブタンク120のインクを貯留する。シリンダー131は、「第2貯留部」の例に相当する。シリンダー131は、円筒部と、蓋部と、底部とを含む。シリンダー131の蓋部は、インクが流入または流出する吐出口を備える。シリンダー131の底部は、インクが流入または流出する吐出口を複数備える。
ピストン132は、シリンダー131内を移動する。ピストン132は、円筒状に形成される。ピストン132の一部は、シリンダー131に挿入される。ピストン132は、制御部9の指示に従って、シリンダー131の底部から蓋部までを移動する。
ピストン132がシリンダー131の底部から蓋部に向かって移動することで、インクがシリンダー131内に流入する。蓋部側は、シリンダー131がピストン132の底部から離間する方向を示す。また、ピストン132がシリンダー131の蓋部から底部に向かって移動することで、シリンダー131内のインクが流出する。底部側は、シリンダー131がピストン132の底部に近接する方向を示す。
供給ポンプ150は、インクタンク110に貯留されたインクをサブタンク120に供給する。供給ポンプ150は、インクの色種ごとに設けられる。供給ポンプ150は、制御部9の指示に従って、検出部121がON状態となるまでインクを供給する。
第1配管161は、サブタンク120と記録部7とを連結する。第2配管162は、サブタンク120とシリンジポンプ130とを連結する。第3配管163は、サブタンク120とシリンジポンプ130とを連結する。第4配管164は、シリンジポンプ130と記録部7とを連結する。第5配管165は、インクタンク110とサブタンク120とを連結する。第5配管165には、供給ポンプ150が配置される。第1配管161と、第2配管162と、第3配管163と、第4配管164と、第5配管165とは、「配管」の例に相当する。第1配管161と、第2配管162と、第3配管163と、第4配管164と、第5配管165とは、可撓性を有する。このため、配管は、圧力が加えられると圧力が加えられた方向に撓む。
流路切り替え部170は、インクの移動先を変更する。具体的には、流路切り替え部170は、第1配管161と、第2配管162と、第3配管163と、第4配管164との各々で開閉を行い、インクの移動先を変更する。例えば、流路切り替え部170は、第1配管161と第2配管162と第4配管164とを開状態から閉状態に切り替える。また、第3配管163を閉状態から開状態に切り替える。
流路切り替え部170は、回転軸と、駆動部と、開閉部材とを備える。回転軸は、軸を中心に回転する。回転軸は、開閉部材を係止する。駆動部は、回転軸に駆動力を伝達する。駆動部は、制御部9の指示に従って、回転軸に駆動力を伝達する。
開閉部材は、配管を開閉する。開閉部材は、例えば、カムである。開閉部材は、配管を押圧する辺と、配管を押圧しない辺とを有する。開閉部材は、回転軸の回転に伴って回転する。開閉部材は、回転することによって配管を押圧する状態と、配管を押圧しない状態とが切り替わる。開閉部材が配管を押圧することで、配管を閉状態にする。開閉部材は、配管を閉状態とすることでインクが移動することを防止する。また、開閉部材が配管を押圧しないことで、配管を開状態にする。開閉部材は、配管を開状態とすることでインクが移動する。
開閉部材は、第1開閉部材171と、第2開閉部材172と、第3開閉部材173と、第4開閉部材174とを含む。第1開閉部材171は、第1配管161を開閉する。第2開閉部材172は、第2配管162を開閉する。第3開閉部材173は、第3配管163を開閉する。第4開閉部材174は、第4配管164を開閉する。
第1開閉部材171と、第2開閉部材172と、第3開閉部材173と、第4開閉部材174とは、それぞれ回転軸の軸心回りに係止される角度が異なる。例えば、第2開閉部材172の第2配管162を押圧する辺は、第1開閉部材171の第1配管161を押圧する辺に対して90°ずれた位置に配置される。この結果、回転軸の回転によって、第1開閉部材171が第1配管161を開状態とし、第2開閉部材172が第2配管162を閉状態とすることが可能となる。また、回転軸の回転によって、第1開閉部材171が第1配管161を閉状態とし、第2開閉部材172が第2配管162を開状態とすることが可能となる。
また、回転軸に係止される角度が異なった4つの開閉部材は、回転軸が回転することで、第1開閉部材171と第2開閉部材172と第3開閉部材173と第4開閉部材174との内、いずれか1つの開閉部材が配管を押圧しない状態とすることができる。例えば、第1開閉部材171と第2開閉部材172と第3開閉部材173と第4開閉部材174との内、第1開閉部材171のみが配管を押圧しない状態とすることができる。また、第1開閉部材171のみが配管を押圧しない状態とする場合、第2開閉部材172と第3開閉部材173と第4開閉部材174とは、配管を押圧する状態となる。なお、流路の切り替えは、各配管に電磁弁等を用いても切り替えることが可能である。
次に、図3を参照して、本発明の実施形態に係る制御部9を説明する。図3は、インク供給装置100の制御ブロック図である。図3に示すように、制御部9は、記録部7と、記憶部10と、検出部121と、シリンジポンプ130と、供給ポンプ150と、流路切り替え部170とにそれぞれ接続される。図3に示すように、制御部9は、計測部91と、判定部92とを含む。具体的には、制御部9のプロセッサーは、記憶部10の記憶装置に記憶されたコンピュータープログラムを実行して、計測部91及び判定部92として機能する。
計測部91は、検出部121がON状態からOFF状態となるまでの時間と検出部121がOFF状態からON状態になるまでの時間とを計測する。また、計測部91は、検出部121がインクを検出してから、シリンジポンプ130が第1貯留部から所定の配管を介して第2貯留部にインクを移動させるまでの時間を計測する。また、計測部91は、シリンジポンプ130が第2貯留部から所定の配管を介して第1貯留部にインクの移動を開始してから検出部121がONとなるまでの時間を計測する。所定の配管は、開状態となっている配管である。なお、計測部91が時間を計測している間、インクタンク110からサブタンク120へのインクの供給は停止される。
また、検出部121がインクを検出してから、シリンジポンプ130が第1貯留部から第2貯留部にインクを移動させた時間は、第1時間の例に相当する。また、シリンジポンプ130が第2貯留部から第1貯留部にインクの移動を開始してから検出部121がONとなるまでの時間は、第2時間の例に相当する。計測部91の計測した第1時間と第2時間とは、記憶部10に記憶される。
判定部92は、第1時間と第2時間とが一致するか否かを判定する。第1時間と第2時間とが一致する場合、インク供給装置100の連通不良がない。この結果、目視では発見できないインク供給装置100の連通不良を検知することが可能となる。インク供給装置100の連通不良がない場合、制御部9は、第1開閉部材171と第2開閉部材172と第3開閉部材173と第4開閉部材174とがインクの漏出が無い位置で配管を押圧していると判定できる。インク供給装置100の連通不良がある場合、制御部9は、第1開閉部材171と第2開閉部材172と第3開閉部材173と第4開閉部材174とがインクが漏出する位置で配管を押圧していると判定できる。
次に、図3、図4、図5及び図6を参照して、インク供給装置100の連通不良を検知するために制御部9が実行する検知動作を説明する。検知動作は、例えば、インク供給装置100を備えるインクジェット記録装置1を出荷する際に実行される。図4は、シリンジポンプ130のピストン132が底部側へ移動した図である。また、サブタンク120の検出部121は、インクを検出した状態である。図5は、シリンジポンプ130のピストン132が蓋部側へ移動した図である。また、サブタンク120の検出部121は、インクを検出しない状態である。なお、検知動作中は、インクタンク110からサブタンク120へのインクの供給は停止される。
図6は、サブタンク120内のインク量の変化を示す図である。図6に示すグラフの縦軸は、インク量を示す。図6に示すグラフの横軸は、時間を示す。縦軸に示すインク量aとインク量bとは、サブタンク120内のインク量を示す。インク量aは、サブタンク120内のインクをシリンジポンプ130がシリンダー131内に移動させる前のインク量を示す値である。インク量bは、サブタンク120内のインクをシリンジポンプ130がシリンダー131内に移動させた後のインク量を示す値である。折れ線Gは、サブタンク120内のインク量の変化を示す。直線Sは、検出部121がインクを検出することが可能となるインク量を示す。
横軸に示す時刻Aと時刻Bと時刻Cと時刻Dと時刻Eと時刻Fとは、所定のインク量になった時刻を示す。時刻Aは、サブタンク120内のインク量がインク量c以下になった時刻を示す。時刻Bは、サブタンク120内のインク量がインク量bになった時刻を示す。時刻Cは、サブタンク120内のインク量がインク量cになった時刻を示す。時刻Dは、サブタンク120内のインク量がインク量c以下になった時刻を示す。時刻Eは、サブタンク120内のインク量がインク量bになった時刻を示す。時刻Fは、サブタンク120内のインク量がインク量cになった時刻を示す。
また、時刻Aと時刻Dとは、検出部121がON状態からOFF状態となった時点を示す。具体的には、検出部121がサブタンク120内のインクを検出する状態からインクを検出しない状態となった時点である。また、時刻Cと時刻Fとは、検出部121がOFF状態からON状態となった時点を示す。具体的には、検出部121がサブタンク120内のインクを検出しない状態からインクを検出する状態となった時点である。時刻Bと時刻Eとは、シリンジポンプ130のピストン132が蓋部側への移動を停止した時点を示す。また、時刻Bと時刻Eとは、シリンジポンプ130のピストン132が底部側への移動を開始する時点でもある。
時間T1は、時刻Aから時刻Bまで間の時間を示す。時間T2は、時刻Bから時刻Cまで間の時間を示す。時間T3は、時刻Dから時刻Eまで間の時間を示す。時間T4は、時刻Eから時刻Fまで間の時間を示す。時間T1と時間T3とは、検出部121がインクを検出しない状態となってからピストン132が蓋部側への移動を停止するまでの時間である。時間T2と時間T4とは、ピストン132が底部側への移動を開始してから検出部121がインクを検出するまでの時間を示す。時間T1と、時間T2と、時間T3と、時間T4とは、それぞれ等しい。
また、時間T1においてサブタンク120からシリンダー131へ移動したインク量は、時間T2においてシリンダー131からサブタンク120へ移動したインク量と等しい。また、時間T1においてサブタンク120からシリンダー131へ移動したインク量は、時間T3においてサブタンク120からシリンダー131へ移動したインク量とも等しい。時間T1においてサブタンク120からシリンダー131へ移動したインク量は、時間T4においてシリンダー131からサブタンク120へ移動したインク量と等しい。つまり、時間T1の間に移動したインク量と、時間T2の間に移動したインク量と、時間T3の間に移動したインク量と、時間T4の間に移動したインク量とは、それぞれ等しい。
制御部9が検知動作を行う場合、例えば、図4に示すサブタンク120とシリンダー131とが第2配管162を介して連結している状態で、計測部91は、第1時間と第2時間とを計測する。具体的には、制御部9は、流路切り替え部170が第1配管161と第3配管163と第4配管164とを閉状態とし、第2配管162を開状態となるように、流路切り替え部170を制御する。
次に、図4に示すピストン132の位置からピストン132を蓋部側に向けて移動させる。具体的には、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132を蓋部側にむけて移動させるように、シリンジポンプ130を制御する。ピストン132の移動によって、サブタンク120内のインクが、第2配管162を通って、シリンダー131内に移動する。サブタンク120内のインクが第2配管162を通って、シリンダー131内に移動することで、サブタンク120内の液面が下降する。液面の下降に伴って、フロート122に設けられたマグネット122aが、検出部121が設けられた高さよりも下降する。液面の下降により、検出部121はON状態からOFF状態となる。計測部91は、検出部121がOFF状態となった時に計測を開始する。検出部121がOFF状態となった時とは、例えば、サブタンク120内のインク量が、図6に示すインク量c以下になった時刻Aである。
次に、図5に示すピストン132の位置までピストン132を移動させて、ピストン132の移動を停止させる。具体的には、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132の移動を停止するように、シリンジポンプ130を制御する。計測部91は、ピストン132が移動を停止した時刻Bに計測を終了する。計測部91は、時間T1を計測する。時間T1は、検出部121がOFF状態となってから蓋部側に向かうピストン132が移動を停止するまでの時間である。なお、計測部91が計測した時間T1は、第1時間として記憶部10に記憶される。
次に、図5に示すピストン132の位置からピストン132を底部側に向けて移動させる。具体的には、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132を底部側にむけて移動させるように、シリンジポンプ130を制御する。計測部91は、ピストン132が移動を開始した時から計測を開始する。ピストン132が移動を開始した時とは、例えば、サブタンク120内のインク量が、図6に示すインク量bになった時刻Bである。ピストン132の移動によって、シリンダー131内のインクが、第2配管162を通って、サブタンク120内に移動する。シリンダー131内のインクが第2配管162を通って、サブタンク120内に移動することで、サブタンク120内の液面が上昇する。液面の上昇に伴って、フロート122に設けられたマグネット122aが、検出部121が設けられた高さまで上昇する。液面の上昇により、検出部121はOFF状態からON状態となる。計測部91は、検出部121がON状態となった時に計測を終了する。検出部121がON状態となった時とは、例えば、サブタンク120内のインク量が、図6に示すインク量cになった時刻Cである。計測部91は、時間T2を計測する。時間T2は、ピストン132が底部側にむかって移動を開始してから検出部121がON状態となるまでの時間である。なお、計測部91が計測した時間T2は、第2時間として記憶部10に記憶される。
次に、図4に示すピストン132の位置までピストン132を移動させて、ピストン132の移動を停止させる。具体的には、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132の移動を停止するように、シリンジポンプ130を制御する。
次に、制御部9は、第1時間と第2時間とで行った動作を再度実行する。制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132を蓋部側にむけて移動させるように、シリンジポンプ130を制御する。ピストン132の移動によって、サブタンク120内のインクが、第2配管162を通って、シリンダー131内に移動する。インクの移動により、検出部121はON状態からOFF状態となる。計測部91は、検出部121がOFF状態となった時刻Dに計測を開始する。
次に、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132の移動を停止するように、シリンジポンプ130を制御する。計測部91は、ピストン132が移動を停止した時刻Eに計測を終了する。計測部91は、時間T3を計測する。時間T3は、検出部121がOFF状態となってから蓋部側に向かうピストン132が移動を停止するまでの時間である。なお、計測部91が計測した時間T3は、第1時間として記憶部10に記憶される。
次に、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132を底部側にむけて移動させるように、シリンジポンプ130を制御する。計測部91は、ピストン132が移動を開始した時刻Eから計測を開始する。ピストン132の移動によって、シリンダー131内のインクが、第2配管162を通って、サブタンク120内に移動する。インクの移動により、検出部121はOFF状態からON状態となる。計測部91は、検出部121がON状態となった時刻Fに計測を終了する。計測部91は、時間T4を計測する。時間T4は、ピストン132が底部側にむかって移動を開始してから検出部121がON状態となるまでの時間である。なお、計測部91が計測した時間T4は、第2時間として記憶部10に記憶される。
次に、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132の移動を停止するように、シリンジポンプ130を制御する。
次に判定部92は、計測部91が計測した第1時間と第2時間とが一致するか否かを判定する。第1時間と第2時間とが一致する場合、インク供給装置100に連通不良が起きていない。第1時間と第2時間とが一致しない場合、インク供給装置100に連通不良が起きている。つまり、第1開閉部材171と第3開閉部材173と第4開閉部材174とが第1配管161と第3配管163と第4配管164とを押圧して閉状態にできていない。この結果、検知動作によって、インク供給装置100の連通不良を発見することができる。
また、制御部9が実行する検知動作は、例えば、第2配管162と第3配管163とを用いてもインク供給装置100の連通不良を検知できる。具体的には、制御部9は、流路切り替え部170が第1配管161と第3配管163と第4配管164とを閉状態とし、第2配管162とが開状態となるように、流路切り替え部170を制御する。
制御部9は、シリンジポンプ130が、ピストン132を蓋部側にむけて移動させるように、シリンジポンプ130を制御する。ピストン132の移動によって、サブタンク120内のインクが、第2配管162を通って、シリンダー131内に移動する。インクの移動により、検出部121はON状態からOFF状態となる。計測部91は、検出部121がOFF状態となった時刻Aに計測を開始する。
次に、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132の移動を停止するように、シリンジポンプ130を制御する。計測部91は、ピストン132が移動を停止した時刻Bに計測を終了する。計測部91は、時間T1を計測する。時間T1は、検出部121がOFF状態となってから蓋部側に向かうピストン132が移動を停止するまでの時間である。なお、計測部91が計測した時間T1は、第1時間として記憶部10に記憶される。
次に、制御部9は、流路切り替え部170が第1配管161と第2配管162と第4配管164とを閉状態とし、第3配管163とが開状態となるように、流路切り替え部170を制御する。
次に、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132を底部側にむけて移動させるように、シリンジポンプ130を制御する。計測部91は、ピストン132が移動を開始した時刻Bから計測を開始する。ピストン132の移動によって、シリンダー131内のインクが、第3配管163を通って、サブタンク120内に移動する。インクの移動により、検出部121はOFF状態からON状態となる。計測部91は、検出部121がON状態となった時刻Cに計測を終了する。計測部91は、時間T2を計測する。時間T2は、ピストン132が底部側にむかって移動を開始してから検出部121がON状態となるまでの時間である。なお、計測部91が計測した時間T2は、第2時間として記憶部10に記憶される。
次に、制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132の移動を停止するように、シリンジポンプ130を制御する。なお、制御部9は、第1時間と第2時間とで行った動作を再度実行して、計測部91が第1時間と第2時間とを計測するように、計測部91を制御してもよい。
次に判定部92は、計測部91が計測した第1時間と第2時間とが一致するか否かを判定する。第1時間と第2時間とが一致する場合、インク供給装置100に連通不良が起きていない。第1時間と第2時間とが一致しない場合、インク供給装置100に連通不良が起きている。つまり、第1開閉部材171と第2開閉部材172と第3開閉部材173と第4開閉部材174とが第1配管161と第2配管162と第3配管163と第4配管164とを押圧して閉状態にできていない。この結果、検知動作によってインク供給装置100の連通不良を検知することができる。
なお、図6に示すように検知動作を2回繰り返す例を説明したが、検知動作を2回以上おこなってもよい。インクの漏出が微量の場合、1回のみの検知動作ではインク供給装置100の連通不良を検出できない場合がある。このため、検知動作を複数回行うことで、インクの漏出が徐々に多くなり、制御部9は、インク供給装置100の連通不良を検知することができる。この結果、制御部9は、微量なインクの漏出であってもインク供給装置100の連通不良を検知できる。
次に、図6、図7及び図8を参照して、制御部9が実行する検知動作の処理の流れを説明する。図7は、制御部9が実行する検知動作の処理を示すフローチャートである。図8は、計測処理を具体的に示したフローチャートである。図7に示すように、制御部9が実行する処理は、ステップS1からステップS13を含む。
ステップS1:検出部121は、ON状態となる。具体的には、検出部121は、サブタンク120内のインクを検出する。つまり、サブタンク120には、インクがある。処理は、ステップS3に進む。
ステップS3:制御部9は、流路切り替え部170が流路を切り換えるように、流路切り替え部170を制御する。具体的には、第1配管161と第2配管162と第3配管163と第4配管164との内、いずれかの1つの配管のみを開状態とし、残りの3つの配管を閉状態とする。処理は、ステップS5に進む。
ステップS5:制御部9は、計測処理を実行する。計測部91は、第1時間と第2時間とを計測する。計測処理については、図8を参照して後述する。処理は、ステップS7に進む。
ステップS7:制御部9は、計測処理を実行する。計測部91は、第1時間と第2時間とを計測する。処理は、ステップS9に進む。
ステップS9:判定部92は、第1時間と第2時間とが一致するか否かを判定する。第1時間と第2時間とが一致しない場合(ステップS9においてNo)、処理はステップS13に進む。第1時間と第2時間とが一致する場合(ステップS9において、YES)、処理はステップS11に進む。
ステップS11:制御部9は、インク供給装置100の連通不良がないと判定する。処理は終了する。
ステップS13:制御部9は、インク供給装置100の連通不良があると判定する。処理は終了する。
次に、図6及び図8を参照して、ステップS5の計測処理を説明する。計測処理は、計測部91が第1時間と第2時間とを計測する処理である。図8に示すように、制御部9が実行する計測処理は、ステップS501からステップS519を含む。
ステップ501:制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132を蓋部側にむけて移動させるように、シリンジポンプ130を制御する。処理は、ステップS503に進む。
ステップS503:検出部121は、ON状態からOFF状態となる。つまり、サブタンク120内のインクを検出しない状態となる。処理は、ステップS505に進む。
ステップS505:計測部91は、検出部121がOFF状態となった時刻Aに計測を開始する。処理は、ステップS507に進む。
ステップS507:制御部9は、シリンジポンプ130が蓋側に向かうピストン132の移動を停止するように、シリンジポンプ130を制御する。処理は、ステップS509に進む。
ステップS509:計測部91は、ピストン132が移動を停止した時刻Bに計測を終了する。計測部91が計測した時間T1は、第1時間として記憶部10に記憶される。処理は、ステップ511に進む。
ステップS511:制御部9は、シリンジポンプ130がピストン132を底部側にむけて移動させるように、シリンジポンプ130を制御する。処理は、ステップS513に進む。
ステップS513:計測部91は、ピストン132が移動を開始した時刻Bから計測を開始する。処理は、ステップS513に進む。
ステップS515:検出部121は、ON状態となる。具体的には、検出部121は、サブタンク120内のインクを検出する。処理は、ステップS517に進む。
ステップS517:計測部91は、検出部121がON状態となった時刻Cに計測を終了する。計測部91が計測した時間T2は、第2時間として記憶部10に記憶される。処理は、ステップS519に進む。
ステップS519:制御部9は、シリンジポンプ130が底部側にむかうピストン132の移動を停止するように、シリンジポンプ130を制御する。処理は、ステップS9に戻る。
ステップS7の計測処理は、計測部91が第1時間と第2時間とを計測する処理である。ステップS7の計測処理は、ステップS5の計測処理と同様の内容であるため、説明を省略する。
判定部92が、計測部91の計測した第1時間と第2時間とが一致するか否かを判定することで、インクが漏出しないように開閉部材が配管を押圧しているか否かを判定することが可能となる。
以上、図面(図1~図8)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の速度、材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、インク供給装置、インクジェット記録装置及び連通不良判定方法の分野に利用可能である。
91 計測部
92 判定部
100 インク供給装置
120 サブタンク(第1貯留部)
121 検出部
130 シリンジポンプ(ポンプ)
131 シリンダー(第2貯留部)
161 第1配管
162 第2配管
163 第3配管
164 第4配管
170 流路切り替え部
171 第1開閉部材
172 第2開閉部材
173 第3開閉部材
174 第4開閉部材
S5 ステップ(計測ステップ)
S9 ステップ(判定ステップ)
T1 第1時間
T2 第2時間
T3 第1時間
T4 第2時間

Claims (6)

  1. インクを貯留する第1貯留部と、
    前記インクを貯留する第2貯留部と、
    前記第1貯留部と前記第2貯留部との間で前記インクを移動させるポンプと、
    前記第1貯留部に設けられた検出部と、
    第1時間と第2時間とを計測する計測部と、
    前記第1時間と前記第2時間とが一致するか否かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記第1時間は、前記検出部が前記インクを検出しない状態となってから、前記ポンプが前記第1貯留部から前記第2貯留部に前記インクを移動させた時間を示し、
    前記第2時間は、前記ポンプが前記第2貯留部から前記第1貯留部への前記インクの移動を開始してから前記検出部が前記インクを検出する状態となるまでの時間を示す、インク供給装置。
  2. 前記ポンプは、前記第1貯留部と前記第2貯留部との間で前記インクを所定回数移動させる、請求項1に記載のインク供給装置。
  3. 複数の配管をさらに備え、
    前記ポンプは、前記複数の配管の内の少なくとも1つの配管を介して、前記第1貯留部と前記第2貯留部との間で前記インクを移動させる、請求項1または請求項2に記載のインク供給装置。
  4. 配管を開閉する開閉部材を有する流路切り替え部をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインク供給装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のインク供給装置を備える、インクジェット記録装置。
  6. 第1貯留部と第2貯留部との間でインクを移動させるポンプと、前記第1貯留部に設けられた検出部とを備えるインク供給装置が実行する連通不良判定方法であって、
    前記連通不良判定方法は、
    第1時間と第2時間とを計測する計測ステップと、
    前記第1時間と前記第2時間とが一致するか否かを判定する判定ステップと
    を備え、
    前記第1時間は、前記検出部が前記インクを検出しない状態となってから、前記ポンプが前記第1貯留部から前記第2貯留部に前記インクを移動させた時間を示し、
    前記第2時間は、前記ポンプが前記第2貯留部から前記第1貯留部への前記インクの移動を開始してから前記検出部が前記インクを検出する状態となるまでの時間を示す、連通不良判定方法。
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