JP6544057B2 - 液体攪拌装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴を吐出する記録ヘッドを備える画像形成装置に関し、特に液体を攪拌する液体攪拌装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、プロッタ及びこれらの複合機などの画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する記録ヘッドを備えるインクジェット記録装置などがある。インクジェット記録装置に使用されるインクとして、容剤に溶けにくい顔料系成分を用いた顔料系インクがある。顔料系インクは顔料が沈殿しやすく、均一な濃度のインクが記録ヘッドに供給されず、インクの濃い部分がノズル詰まりを発生させるおそれがある。そのため、インクをインクカートリッジと別容器との間で移動させることで攪拌を行い、インク濃度を均一にする方法が知られている。
例えば特許文献1には、インクを収容するインクタンク(別容器に対応)と、インクタンクよりも収容容量が小さく、着脱可能なインクカートリッジとを備えた液体攪拌装置が開示されている。この攪拌装置は、インクタンクとインクカートリッジとの間でインクを移動させることにより、インクカートリッジに収容されるインクを確実に攪拌して、インクカートリッジ内のインク成分の沈降を防止することができる。
しかし、従来のインクの移動による液体攪拌装置では、別容器の容量を、インクカートリッジの容量よりも大きくすることが必要であった。大容量のインクカートリッジを搭載する大型機では、その大容量カートリッジよりも容量の大きい別容器を備える必要があり、それを設置する広いスペースを確保しなくてはならないという問題があった。
本発明は、別容器の容量がインクカートリッジの容量よりも小さい、省スペースな液体攪拌装置の提供を目的とする。
上記課題は、液体を収容し、かつ着脱可能な第1液体収容部と、第2液体収容部と、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部を連通する流路と、前記流路に設けられた可逆式ポンプと、前記第2液体収容部内の前記液体の液量を検出する検出手段と、を備え、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部の間で前記液体を往復移動させて攪拌する液体攪拌装置であって、前記第2液体収容部は、前記第1液体収容部よりも前記液体を収容する容量が小さく、前記検出手段の検出値により、前記液体の移動量を前記第2液体収容部の容量を超えず、かつ前記第2液体収容部を空にしない量となるように前記可逆式ポンプを制御する制御手段と、を備える液体攪拌装置において、前記第1液体収容部を複数備え、前記複数の第1液体収容部には、前記制御手段により開閉が制御される仕切弁付き流路が各々接続し、前記複数の仕切弁付き流路は、前記第2液体収容部と接続する前記流路と並列に接続し、前記複数の第1液体収容部間で液体を移動可能であることを特徴とする液体攪拌装置によって解決される。
本発明によれば、インク移動量を別容器の容量を超えず、かつ別容器を空にしない量に制御できるので、別容器の容量がインクカートリッジの容量よりも小さい省スペースな液体攪拌装置を提供できる。
液滴を吐出する記録ヘッドを備える画像形成装置の概略図である。 画像形成手段の概略を示す平面図である。 第1の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。 第2の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。 第3の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。 第4の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。 第5の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。 第6の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。 第6の実施形態に係る攪拌方法を示すフローチャート(その1)である。 第6の実施形態に係る攪拌方法を示すフローチャート(その2)である。 第6の実施形態に係る攪拌方法を示すフローチャート(その3)である。 第7の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。 第8の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、液滴を吐出する記録ヘッドを備え、記録媒体に画像を形成する画像形成装置の概略図である。図1に示すように、画像形成装置100は、搬入手段10と、前処理手段20と、乾燥手段30と、画像形成手段40と、後処理手段50と、搬出手段60と、インク保持・供給手段70と、ヘッド維持回復手段80と、制御手段90とを有する。
記録媒体であるロール紙Mdはロール状に巻かれ、切断可能なミシン目が所定間隔で形成された連続紙(連続紙、連続帳票)である。
搬入手段10はロール紙Mdを搬入し、前処理手段20へと送る。前処理手段20は送られたロール紙Mdの表面を前処理して乾燥手段30へと送り、乾燥手段30はロール紙Mdの表面を乾燥したあと、画像形成手段40へと送る。
画像形成手段40は記録媒体に画像を形成する手段である。画像形成手段40の記録ヘッドは、前処理と乾燥が行われたロール紙Mdの表面に液滴(以下、インクという。)を吐出することにより、画像を形成する。
インク保持・供給手段70は、インクを攪拌して濃度を均一化し、画像形成手段40の記録ヘッドに供給する。
画像形成後のロール紙Mdは後処理手段50へと送られる。後処理手段50は画像が形成されたロール紙Mdを後処理したあと搬出手段60へと送り、搬出手段60はロール紙Mdを巻き取る。以上の一連の動作は、制御手段90によって制御される。
なお、本実施形態において、記録媒体はロール紙に限定されない。カット紙、普通紙、上質紙、薄紙、厚紙、及び記録紙、並びにOHPシート、合成樹脂フィルム、金属薄膜、及びその他表面にインク等で画像を形成することができるものを含む。
図2は画像形成手段の概略を示す平面図である。図2に示すように、本実施形態では、画像形成手段40にフルライン型の記録ヘッドを用いている。画像形成手段40には、記録媒体であるロール紙Mdの搬送方向Xmの上流側から、4つの記録ヘッド40K、40C、40M及び40Yが配置されている。記録ヘッドにおけるK、C,M、Yの添え字は、各々ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの色を示す。なお、K、C,M、Yの色順は、図2に限るものではなく、他の並び順であっても構わない。また、記録ヘッドは、グリーン、レッド、ライトシアン及び/又はその他の色であってもよいし、単色(例えば、ブラックのみ)であってもよい。
ここで、ブラック(K)の記録ヘッド40Kには、ロール紙Mdの搬送方向Xmと直行する方向に4つのヘッドユニット40K−1、40K−2、40K−3及び40K−4が千鳥状に配置されている。これにより、記録ヘッド40Kは、ロール紙Mdの画像形成領域(印刷領域)の全域にブラック(K)画像を形成できる。なお、他の記録ヘッド40C、40M及び40Yの構成は、ブラック(K)の記録ヘッド40Kの構成と同様である。
次に、インク保持・供給手段70内にある液体攪拌装置について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。本実施形態に係る液体攪拌装置1は、液体(インク)を攪拌して濃度を均一にする装置である。
図3に示すように、液体攪拌装置1は、カートリッジ101と、別容器102と、それら2つの容器(カートリッジ101と別容器102)を連通する流路としてのパイプ103と、ベンチレータ107とを備える。また、液体攪拌装置1は、可逆式ポンプ104と、検出手段106と、制御手段105とを備える。なお、パイプ103の代わりに、取り回しをよくするために可撓性のあるチューブを用いてもよい。
カートリッジ101はインクを収容し、かつ着脱可能な第1液体収容部であり、別容器102はカートリッジ101よりもインクを収容する容量が小さい第2液体収容部である。カートリッジ101と別容器102とは、パイプ103により連通している。また、別容器102は空気弁であるベンチレータ107を備え、内圧を一定に保つとともに、カートリッジ101の着脱の際に混入した空気を排出する。
カートリッジ101と別容器102との間でインクを往復移動させるために、パイプ103には可逆式ポンプ104が設けられている。可逆式ポンプ104は、パイプ内を流れるインクの流量と流れ方向とを変えることができる。
可逆式ポンプ104内を流れるインクの流量により、2つの容器間を流れるインク移動量は算出できる。しかし、カートリッジ101などに空気が混入していた場合、インクの流量に誤差が生じるおそれがある。そのため、検出手段106によりその誤差を補正する。
検出手段106は、インク液面の高さを検出するレベルセンサであり、別容器102の上部に設けられている。検出したインク液面の高さより、別容器102内のインク量を算出できるので、可逆式ポンプ104の流量から算出したインク量(インク移動量)を補正できる。また、検出手段106は、別容器102内のインク量上限の検出にも用いられる。なお、検出手段106として、例えば静電容量式のレベルセンサを用いることができる。
制御手段105は、コンピュータを含んで構成されている。制御手段105は、検出手段106の検出値により可逆式ポンプ104の流量と流れ方向とを制御する。すなわち制御手段105は、2つの容器間のインク移動量を別容器102の容量の上限を超えず、かつ別容器102を完全に空状態にしない量に制御する。
また、制御手段105は、インクの移動回数や可逆式ポンプ104を稼働した日時(攪拌日時)などの記憶と、最後の攪拌日時からの経過時間の算出などを行う。なお、制御手段105は、画像形成装置100全体を制御する制御手段90で代用してもよい。
このような液体攪拌装置1においてインクの攪拌方法について説明する。まず、制御手段105は、最後の攪拌日時からの経過時間(放置時間)などからインクの移動回数を定める。次に、制御手段105は、カートリッジ101から別容器102へ送液するように可逆式ポンプ104の流れ方向を制御する。そして、可逆式ポンプ104を稼働し、インクを送液する。次いで、別容器102に設けられた検出手段106が上限のインク量を検出した時点で、制御手段105は可逆式ポンプ104を停止し、インクの送液を止める。次に、制御手段105は、別容器102からカートリッジ101へ送液するように可逆式ポンプ104の流れ方向を変更した後、可逆式ポンプ104を稼働する。そして、可逆式ポンプ104が所定のインク量を移動した時点で、制御手段105は可逆式ポンプ104を停止し、インクの送液を止める。ここまでの動作がインクの1往復である。
インクの往復移動を最初に定めた移動回数分行った後、制御手段105は攪拌日時とその移動回数とを記憶する。以上でインクの攪拌は終了する。
攪拌終了後から所定時間の経過後に、液体攪拌装置1は再度カートリッジ101内のインクを攪拌する。
以上説明したように、本実施形態に係る液体攪拌装置1は、2つの容器間のインク移動量を別容器102の容量の上限を超えず、かつ別容器102を完全に空状態にしない量とするので、別容器102の容量をカートリッジ101の容量より小さくできる。これにより、液体攪拌装置1全体を省スペース化できる。
また、液体攪拌装置1は、定期的にカートリッジ101内のインクを攪拌するので、長期にわたってインク濃度を一定の状態に維持することができる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。図4において、図3と同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る液体攪拌装置1aにおいて、カートリッジ101は記憶手段108を備え、記憶手段108はカートリッジ101の識別番号、カートリッジ101に収容されたインクの種類、インク量及び攪拌日時を記録・保持する。制御手段105はこの記憶手段108よりこれら情報を取得し、例えばインクの種類によりインクの移動回数や定期的な攪拌の頻度を決定する。
これにより、液体攪拌装置1aは、カートリッジ101に対してより適切な攪拌を行うことができる。また、装置の保全管理者が誤ってカートリッジ101を装置から外してしまったとしても、識別番号によりカートリッジ101を識別できる。さらにまた、カートリッジ101の攪拌日時を取得できるので、インク濃度を適切な状態に維持することができる。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。図5において、図3と同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
第1の実施形態に係る液体攪拌装置1では、別容器102の上部に検出手段106が設けられていたが、本実施形態では、別容器102の上部と下部に、それぞれ上限検出手段109と下限検出手段110とを設ける。
上限検出手段109及び下限検出手段110は、上述した検出手段106と同じくインク液面の高さを検出するレベルセンサである。上限検出手段109は別容器102内のインク量上限の検出に用いられ、下限検出手段110は別容器102内のインク量下限の検出に用いられる。制御手段105は、各々の検出手段が液面を検出した時点で、インクの送液を止めればよいので、ポンプの流量によりインク移動量を算出する必要がない。
したがって本実施形態に係る液体攪拌措置1bは、誤差の補正が必要なポンプの流量でインク移動量を算出するよりも、精度良くかつ正確にインクの移動量を定めることができる。そして、別容器102の容量をさらに小さくでき、液体攪拌措置1b全体をさらに省スペース化できる。
(第4の実施形態)
図6は、第4の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。図6において、図3と同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る液体攪拌装置1cは、別容器102を可撓性のある容器としている。可撓性のある容器は容易に変形するので、内圧を一定に保つことができる。したがって、液体攪拌装置1cは、前述した実施形態において、別容器102が備えるベンチレータ107が不要となり、コストダウンとなる。
(第5の実施形態)
図7は、第5の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。図7において、図3と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る液体攪拌装置1dにおいて、複数のカートリッジ201、202、・・・、20n(nは2以上の整数)には、インクの流れを止める仕切弁付きパイプ211、212、・・・、21nが各々接続している。また、仕切弁付きパイプ211、212、・・・、21nは、各々別容器102に接続したパイプ103と並列に接続している。また、仕切弁付きパイプ211、212、・・・、21nの仕切弁は、制御手段105により開閉が制御される。なお、図7のカートリッジ201、202、・・・、20nは、第1〜4実施形態で用いられたカートリッジ101と同じである。
液体攪拌装置1dは、仕切弁付きパイプ211、212、・・・、21nの仕切弁を切り替えて、複数のカートリッジ201、202、・・・、20nの内の1つと別容器102とを連通する。これにより、すべてのカートリッジのインクを使い切るまでカートリッジの交換が不要となるので、装置のダウンタイムを削減することができる。
(第6の実施形態)
図8は、第6の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。図8において、図3、図5又は図7と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る液体攪拌装置1eは、第2、3、5の実施形態において説明した構成を具備し、他の実施形態に比べ、攪拌の効率を上げることを目的としている。
液体攪拌装置1eの2つの着脱可能なカートリッジ201、202には、各々仕切弁付きパイプ211、212が接続している。仕切弁付きパイプ211、212は、各々別容器102に接続したパイプ103と並列に接続している。また、カートリッジ201、202は、図4で説明した記憶手段108と同等の機能を有する記憶手段231、232を各々備えている。
別容器102の下側にはパイプ311が接続しており、そのパイプ311はサブタンク303と接続している。サブタンク303にはパイプ312も接続しており、マニホールド304と接続している。マニホールド304はパイプ313により記録ヘッド305と接続している。
別容器102とサブタンク303とを連通するパイプ311には遮断弁302が設けられ、遮断弁302を閉じることにより、マニホールド304及び記録ヘッド305へ攪拌の影響を及ぼさない。また、パイプ311は、別容器102から下流側にインクを送液するためのポンプ301を備える。
なお、制御手段105からの信号線は図示していないが、記憶手段、検出手段、ポンプ及び仕切弁は、他の実施形態と同様に制御手段105と接続している。
図9〜11は、本実施形態に係る攪拌方法を示すフローチャートである。フローチャートを用いて、液体攪拌装置1eの攪拌方法について詳細に説明する。
前提として、カートリッジ202内のインクは攪拌された状態であるが、カートリッジ201内のインクは攪拌が必要な状態であるとする。また、別容器102内には空でない程度の量のインクが充填されているものとする。
まず、ステップS1において、制御手段105は、攪拌の影響が記録ヘッド305などへ及ばないように、パイプ311に設けられた遮断弁302を閉じる。
次に、ステップS2において、制御手段105は、インクの移動回数Mの最大値Mmaxを設定する。Mmaxは、記憶手段231に記録されているインクの種類、インク量などの情報などにより決めてもよいし、所定の回数としてもよい。また、移動回数Mは初期値としてM=1とする。
次に、ステップS3に移行し、制御手段105は、パイプ211の仕切弁を開くとともにパイプ212の仕切弁を閉じる。そして、制御手段105は、カートリッジ201から別容器102へ送液するように可逆式ポンプ104の流れ方向を制御した後、可逆式ポンプ104を稼働する。すなわち、図8の矢印Aで示される送液ルートAでインクを送液する。
次いで、ステップS4に移行し、制御手段105は、上限検出手段109が上限のインク量を検出した時点で可逆式ポンプ104を停止し、インクの送液を止める。ステップS3及び4により、カートリッジ201内のインクの一部が別容器102へ移動したことになる。
次に、ステップS5に移行し、制御手段105は、移動回数Mが最大値Mmaxに達しているか否かを判定する。回数MがMmaxに達していない場合(NOの場合)には、ステップS6に移行する。
ステップS6において、制御手段105は、移動回数Mに1を加算する。
続いて、ステップS7に移行し、制御手段105は、パイプ211の仕切弁を閉じるとともにパイプ212の仕切弁を開く。そして、別容器102からカートリッジ202へ送液するように可逆式ポンプ104の流れ方向を変更した後、可逆式ポンプ104を稼働する。すなわち、送液ルートAを閉じ、図8の矢印Dで示される送液ルートDでインクを送液する。
ステップS8において、制御手段105は、下限検出手段110が下限のインク量を検出した時点で可逆式ポンプ104を停止し、インクの送液を止める。ステップ7及び8により、別容器102内にあったインクがカートリッジ202へ移動したことになる。その後、再びステップS3へ戻る。
一方、ステップS5において、制御手段105は、移動回数MがMmaxに達していると判定した場合(YESの場合)には、ステップ9へ移行する。このとき、カートリッジ201内のインクは、Mmax回分、カートリッジ202へ移動したことになる。すなわち、カートリッジ201内のインク量は、初期状態のインク量と比較して減少している。
ステップ9において、制御手段105は、回数Mとは別に、インクの移動回数Nの最大値Nmaxを設定する。Nmaxも、記憶手段231に記録されているインクの種類、インク量などの情報により決めてもよいし、所定の回数としてもよい。また、移動回数Nは初期値としてN=1とする。
続いて、ステップ10に移行する。その前のステップでは、送液ルートAでインクが送液されていた。そこで、制御手段105は可逆式ポンプ104の流れ方向を逆方向にした後、再度可逆式ポンプ104を稼働する。すなわち、送液ルートAでなく、図8の矢印Bで示される送液ルートBで送液を開始する。そして、下限検出手段110が下限のインク量を検出した時点で、制御手段105は可逆式ポンプ104を停止する。
次いで、ステップS11に移行し、制御手段105は、回数Nが最大値Nmaxに達しているか否かを判定する。回数NがNmaxに達していない場合(NOの場合)には、ステップS12に移行する。
ステップS12において、制御手段105は、回数Nに1を加算する。そして、ステップ13に移行する。
ステップS13において、その前のステップでは、送液ルートBでインクが送液されていた。そこで、制御手段105は、可逆式ポンプ104の流れ方向を逆方向にした後、再度可逆式ポンプ104を稼働する。すなわち、送液ルートBでなく、送液ルートAで送液を開始する。そして、上限検出手段109が上限のインク量を検出した時点で、制御手段105は可逆式ポンプ104を停止する。その後、再びステップS10に戻る。
一方、ステップS11において、制御手段105は、回数NがNmaxに達していると判定した場合(YESの場合)には、ステップS14へ移行する。このとき、カートリッジ201内のインクは、カートリッジ201と別容器102の間でNmax回の往復移動をしており、十分な攪拌がされたことになる。
ステップS14において、制御手段105は、パイプ211の仕切弁を閉じるとともにパイプ212の仕切弁を開く。そして、制御手段105は、カートリッジ202から別容器102へ送液するように可逆式ポンプ104の流れ方向を逆方向にした後、再度可逆式ポンプ104を稼働する。すなわち、送液ルートBを閉じ、図8の矢印Cで示される送液ルートCでインクを送液する。
次に、ステップS15に移行して、制御手段105は、上限検出手段109が上限のインク量を検出した段階で可逆式ポンプ104を停止し、送液を止める。ステップ14及び15により、カートリッジ202内にあったインクが別容器102へ移動される。
次に、ステップS16に移行し、制御手段105は、パイプ221の仕切弁を開くとともにパイプ222の仕切弁を閉じる。そして、制御手段105は、別容器102からカートリッジ201へ送液するように可逆式ポンプ104の流れ方向を制御する。すなわち、送液ルートCを閉じ、送液ルートBでのインクの送液を行う。
次いで、ステップS17に移行し、制御手段105は、下限検出手段110が下限のインク量を検出した時点で、可逆式ポンプ104を停止し、インクの送液を止める。ステップ16及び17により、別容器102内にあったインクがカートリッジ201へ移動される。
次に、ステップS18に移行し、制御手段105は、回数Mから1を減算する。そして、ステップ19に移行する。
ステップS19において、制御手段105は、回数Mが0でないと判定した場合(NOの場合)にはステップS14へ移行する。
一方、ステップS19において、制御手段105は、回数Mが0になったと判定した場合(YESの場合)にはステップS20へ移行する。このとき、カートリッジ202内のインクは、別容器102を経由してカートリッジ201へ戻ったことになる。すなわち、カートリッジ201のインクの容量は初期状態のインク量に戻っている。
ステップS20において、制御手段105は、パイプ311の遮断弁302を開く。そして、ポンプ301を稼働して、別容器102からサブタンク303、マニホールド304及び記録ヘッド305へインクを供給し、攪拌処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る攪拌方法では、カートリッジ201のインクを攪拌する際に、カートリッジ201のインクを一時的にカートリッジ202に移動させた後で、カートリッジ201と別容器102の間でインクを往復移動させる。これにより、カートリッジ201内のインクの量を減らし、インク量の少ない状態でインクを往復移動させるので、攪拌能力が増加し、より少ない往復回数でインクの攪拌できる。その結果、攪拌時間を短縮できる。
なお、カートリッジ201、202は、インクの下限値を検出する下限検出手段241、242(下限検出手段110と同じもの)を備えてもよく、この場合、カートリッジ内のインク容量が正確にわかるので、往復移動の時間を短縮することができる。
また、上述の実施形態ではカートリッジを2つとしていたが、これに限定されるわけではない。カートリッジが3つ以上あった場合、攪拌対象を決めて攪拌しても、全カートリッジを順番に攪拌してもよい。全カートリッジを攪拌する場合、その順番は予め定めておいても、各カートリッジの備える記憶手段の情報により定めてもよい。
(第7の実施形態)
図12は、第7の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。図12において、図8と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
第5及び第6の実施形態では、複数のカートリッジを切り替えることで、装置のダウンタイムを削減できることを説明した。本実施形態では、複数のカートリッジを切り替える際に、それぞれのカートリッジ内のインクが混ざらない液体攪拌装置について説明する。
液体攪拌装置1fにおいて、2つのカートリッジ201、202には、それぞれインク量を検出する検出手段251、252が設けられ、別容器102には、別容器102内のインク量を検出する検出手段106が設けられている。
なお、検出手段251、252として、例えば静電容量式のレベルセンサを用いることができる。また、検出されたインク量は、制御手段105に送られる。
現在、別容器102にインクを送液しているのはカートリッジ201とする。このとき、仕切弁付きパイプ211の仕切弁は開状態であるが、仕切弁付きパイプ212の仕切弁は閉状態である。記録ヘッド305が印字することにより、カートリッジ201内のインクが消費される。
ここで、カートリッジ201内のインク量が実質ゼロとなったとき、すぐにカートリッジ202に切り替えてインクを送液すると、別容器102内では、異なるカートリッジのインクが混ざり合ってしまう。
そこで、液体攪拌装置1fは、別容器102にインクを送液しているカートリッジ201の液量が実質ゼロとなったとき、次のような動作を行う。すなわち、検出手段106により別容器102内のインク量を検出し、予め設定された液量(閾値)以下であると判断した場合、仕切弁付きパイプ211の仕切弁を閉状態にし、仕切弁付きパイプ212の仕切弁を開状態にする。これにより、カートリッジ201に代えて、カートリッジ202と別容器102とが連通する。
なお、予め設定された液量(閾値)は、制御手段105などに記憶させておく。
このように、本実施形態に係る液体攪拌装置1fは、別容器102にインクを送液するカートリッジを切り替える際に、別容器102内のインク量を閾値以下とするので、異なるカートリッジ内のインクがほとんど混ざらなくできる。
なお、本実施形態では2つのカートリッジで説明したが、カートリッジが3つ以上であっても適用できる。例えば、切り替えるカートリッジの順番を制御手段105などに予め記憶させておき、それにしたがって仕切弁付きパイプの仕切弁を開閉して、カートリッジを切り替えればよい。
(第8の実施形態)
図13は、第8の実施形態に係る液体攪拌装置の概略図である。図13において、図12と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
上述した第7の実施形態では、別容器102のインク量が閾値以下となってから、別容器102にインクを送液するカートリッジを切り替えている。しかし、印字により別容器102内のインクが消費されるのを待たずに、カートリッジを切り替えできるのがより好ましい。本実施形態では、そのような液体攪拌装置について説明する。
液体攪拌装置1gは、別容器102とパイプ311を介して接続するサブタンク303と、別容器102からサブタンク303にインクを送液するポンプ301とを、更に有する。サブタンク303は、パイプ312を介してマニホールド304と接続している。サブタンク303は、記録ヘッド305に供給するインクを一時的に貯留する第3液体収容部である。
なお、ポンプ301も、他の実施形態と同様に制御手段105により制御される。
現在、別容器102にインクを送液しているのはカートリッジ201とする。このとき、仕切弁付きパイプ211の仕切弁は開状態であるが、仕切弁付きパイプ212の仕切弁は閉状態である。記録ヘッド305が印字することにより、カートリッジ201内のインクが消費される。
液体攪拌装置1gは、別容器102にインクを送液しているカートリッジ201の液量が実質ゼロとなったとき、次のような動作を行う。まず、ポンプ301により別容器102内のインクをサブタンク303へ送液する。次に、検出手段106により別容器102内のインク量を検出し、予め設定された液量(閾値)以下であると判断した場合、仕切弁付きパイプ211の仕切弁を閉状態にし、仕切弁付きパイプ212の仕切弁を開状態にする。これにより、カートリッジ201に代えて、カートリッジ202と別容器102とが連通する。
このように、本実施形態に係る液体攪拌装置1gは、別容器102内のインクをサブタンク303へ送液するので、別容器102のインク量が閾値以下になるまで待つことなく、カートリッジの切り替えができる。そのため、印字中であっても、印字を中断することなくカートリッジを切り替えできる。
なお、本実施形態では2つのカートリッジで説明したが、第7の実施形態と同じく、カートリッジが3つ以上であっても適用できる。
(変形例)
液体攪拌装置1gにおいて、サブタンク303は、例えばアルミパウチのような可撓性のある容器としてもよい。更に、図13に示すように、サブタンク303の変形量を検出する変形量検出手段306を設けてもよい。
なお、変形量検出手段306に検出された変形量は、制御手段105に送られる。
サブタンク303を可撓性のある容器とすれば、別容器102から送液されるインクを、その液量に応じて変形して収容できる。そのため、サブタンク303は内圧を一定に保つことができる。
また、変形量検出手段306を設ければ、検出したサブタンク303の変形量からサブタンク303内のインクの液量を算出することができる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明した。これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更(第1〜8の実施形態を組み合わすなど)してもよい。
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g 液体攪拌装置
10 搬入手段
20 前処理手段
30 乾燥手段
40 画像形成手段
50 後処理手段
60 搬出手段
70 インク保持・供給手段
80 ヘッド維持回復手段
90 制御手段
100 画像形成装置
101、201、202、20n カートリッジ
102 別容器
103、311、312、313 パイプ
104 可逆式ポンプ
90、105 制御手段
106、251、252 検出手段
107 ベンチレータ
108、231、232 記憶手段
109 上限検出手段
110、241、242、 下限検出手段
211、212、21n 仕切弁付きパイプ
301 ポンプ
302 遮断弁
303 サブタンク
304 マニホールド
305 記録ヘッド
306 変形量検出手段
40K−1、40K−2、40K−3、40K−4 ヘッドユニット
Md ロール紙
特開2010−105390号公報

Claims (12)

  1. 液体を収容し、かつ着脱可能な第1液体収容部と、第2液体収容部と、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部を連通する流路と、前記流路に設けられた可逆式ポンプと、前記第2液体収容部内の前記液体の液量を検出する検出手段と、を備え、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部の間で前記液体を往復移動させて攪拌する液体攪拌装置であって、
    前記第2液体収容部は、前記第1液体収容部よりも前記液体を収容する容量が小さく、
    前記検出手段の検出値により、前記液体の移動量を前記第2液体収容部の容量を超えず、かつ前記第2液体収容部を空にしない量となるように前記可逆式ポンプを制御する制御手段と、を備える液体攪拌装置において、
    前記第1液体収容部を複数備え、
    前記複数の第1液体収容部には、前記制御手段により開閉が制御される仕切弁付き流路が各々接続し、
    前記複数の仕切弁付き流路は、前記第2液体収容部と接続する前記流路と並列に接続し、
    前記複数の第1液体収容部間で液体を移動可能であることを特徴とする液体攪拌装置。
  2. 液体を収容し、かつ着脱可能な第1液体収容部と、第2液体収容部と、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部を連通する流路と、前記流路に設けられた可逆式ポンプと、前記第2液体収容部内の前記液体の液量を検出する検出手段と、を備え、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部の間で前記液体を往復移動させて攪拌する液体攪拌装置であって、
    前記第2液体収容部は、前記第1液体収容部よりも前記液体を収容する容量が小さく、
    前記検出手段の検出値により、前記液体の移動量を前記第2液体収容部の容量を超えず、かつ前記第2液体収容部を空にしない量となるように前記可逆式ポンプを制御する制御手段と、を備える液体攪拌装置において、
    前記第1液体収容部を複数備え、
    前記複数の第1液体収容部には、前記制御手段により開閉が制御される仕切弁付き流路が各々接続し、
    前記複数の仕切弁付き流路は、前記第2液体収容部と接続する前記流路と並列に接続し、
    前記複数の第1液体収容部内の攪拌対象である第1液体収容部内に収容されている前記液体の一部を、他の前記複数の第1液体収容部に移動させ、当該攪拌対象である第1液体収容部内に収容されている残りの前記液体を攪拌することを特徴とする液体攪拌装置。
  3. 液体を収容し、かつ着脱可能な第1液体収容部と、第2液体収容部と、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部を連通する流路と、前記流路に設けられた可逆式ポンプと、前記第2液体収容部内の前記液体の液量を検出する検出手段と、を備え、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部の間で前記液体を往復移動させて攪拌する液体攪拌装置であって、
    前記第2液体収容部は、前記第1液体収容部よりも前記液体を収容する容量が小さく、
    前記検出手段の検出値により、前記液体の移動量を前記第2液体収容部の容量を超えず、かつ前記第2液体収容部を空にしない量となるように前記可逆式ポンプを制御する制御手段と、を備える液体攪拌装置において、
    前記第1液体収容部を複数備え、
    前記複数の第1液体収容部には、前記制御手段により開閉が制御される仕切弁付き流路が各々接続し、
    前記複数の仕切弁付き流路は、前記第2液体収容部と接続する前記流路と並列に接続し、
    前記複数の第1液体収容部内の、それぞれの液量を検出する複数の検出手段を備え、
    前記第2液体収容部に液体を送液している第1液体収容部内の液量が実質ゼロと検出され、前記第2液体収容部内の液量が閾値以下と検出された場合、他の第1液体収容部を前記第2液体収容部と連通することを特徴とする液体攪拌装置。
  4. 第3液体収容部と、前記第3液体収容部と前記第2液体収容部を連通する流路と、前記流路に設けられたポンプと、を備え、
    前記第2液体収容部に液体を送液している第1液体収容部内の液量が実質ゼロと検出された場合、前記第2液体収容部内の液体を前記第3液体収容部へ送液し、前記第2液体収容部内の液量が閾値以下と検出された後に、他の第1液体収容部を前記第2液体収容部と連通することを特徴とする請求項3に記載の液体攪拌装置。
  5. 前記第3液体収容部は、可撓性のある容器であることを特徴とする請求項4に記載の液体攪拌装置。
  6. 前記第3液体収容部の変形量を検出する変形量検出手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の液体攪拌装置。
  7. 前記制御手段は、攪拌日時と前記液体の移動回数とを記憶し、最後の攪拌日時から所定時間の経過後に前記液体を攪拌することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の液体攪拌装置。
  8. 前記第1液体収容部は記憶手段を備え、前記記憶手段は、前記第1液体収容部に収容された液体の種類、液量、及び攪拌日時を記録・保持することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の液体攪拌装置。
  9. 前記制御手段は、前記記憶手段より前記第1液体収容部に収容された液体の種類を取得し、前記液体の種類により前記液体の移動回数と攪拌の頻度を決定することを特徴とする請求項8に記載の液体攪拌装置。
  10. 前記検出手段は、前記第2液体収容部の上部に設けられた液量の上限を検出する上限検出手段と、前記第2液体収容部の下部に設けられた液量の下限を検出する下限検出手段であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の液体攪拌装置。
  11. 前記第2液体収容部は、可撓性のある容器であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の液体攪拌装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の液体攪拌装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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