JP2016187884A - インク供給装置、画像記録装置、およびインク供給方法 - Google Patents

インク供給装置、画像記録装置、およびインク供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インクタンク内のインクの残量低下の検出にかかる遅延時間を短くして、インクタンクの切り替えを迅速に行うことができるインク供給装置、画像記録装置、およびインク供給方法を提供する。
【解決手段】このインク供給装置50は、液流を形成するポンプ83と、ポンプ83にかかる負荷を反映した変数を取得する負荷検出部84とを有する。制御部は、負荷検出部84が取得した変数が、予め設定された条件を満たして低下すると、使用中のインクタンクにおけるインクの残量が低下したと判断して、インクの供給元を、使用中のインクタンク60から他のインクタンク60に切り替える。このようにすれば、残量低下の検出にかかる遅延時間を短くすることができる。したがって、インクタンクの切り替えにかかる時間を短縮できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクの供給元を複数のインクタンクの間で切り替えながら所定の供給先へインクを供給するインク供給装置、当該インク供給装置を備えた画像記録装置、およびインク供給方法に関する。
従来、長尺帯状の印刷用紙を搬送しつつ、複数の記録ヘッドからインクを吐出することにより、印刷用紙に画像を記録するインクジェット方式の画像記録装置が知られている。この種の画像記録装置では、複数の記録ヘッドから、それぞれ異なる色のインクが吐出される。そして、各色のインクにより形成される単色画像の重ね合わせによって、印刷用紙の記録面にカラー画像が記録される。
また、この種の画像記録装置には、各色のインクを供給するインク供給装置が設けられている。インク供給装置は、インクの供給元を複数のインクタンクの間で切り替えながら、記録ヘッドまたは記録ヘッドの上流側に設けられた貯留タンクへ、インクを供給する。従来のインク供給装置については、例えば特許文献1に記載されている。
特開2010−194915号公報
従来のインク供給装置では、1つのインクタンクが空になると、インクの供給元を他のインクタンクに切り替えて、インクの供給を継続する。そして、他のインクタンクからインクを供給している間に、空になったインクタンクを新しいインクタンクに交換する。これにより、インクタンクの交換に伴う稼働時間のロスを低減させている。
使用中のインクタンクが空になったか否かの検出には、従来タイムアウト方式が用いられていた。例えば、供給先の貯留タンクにおけるインク量の増加に、予定された時間よりも長時間を要した場合に、使用中のインクタンクが空になったと判断する。しかしながら、そのようなタイムアウト方式では、インクタンクが空になってから、予定された時間が到来するまで検出が完了しないため、検出にかかる遅延時間が大きい。このように、インクタンク内のインクの残量低下の検出自体に時間がかかると、他のインクタンクへの切り替えが遅れ、それによる稼働時間のロスが生じる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、インクタンク内のインクの残量低下の検出にかかる遅延時間を短くして、インクタンクの切り替えを迅速に行うことができるインク供給装置、画像記録装置、およびインク供給方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、インクの供給元を複数のインクタンクの間で切り替えながら、所定の供給先へインクを供給するインク供給装置であって、前記供給先に接続された主配管と、前記複数のインクタンクに接続された複数の分岐配管と、前記複数の分岐配管のうちの1本を選択的に前記主配管に接続する切替部と、前記主配管上に設けられて、前記供給先へ向かう液流を形成するポンプと、前記ポンプにかかる負荷を反映した変数を取得する負荷検出部と、前記負荷検出部および前記切替部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記負荷検出部が取得した前記変数が、予め設定された条件を満たして低下したときに、前記切替部を制御して、前記供給元のインクタンクを他のインクタンクに切り替える。
本願の第2発明は、第1発明のインク供給装置であって、前記負荷検出部は、前記ポンプに供給される駆動電流を、前記変数として取得する。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明のインク供給装置であって、前記制御部は、前記負荷検出部が取得した前記変数が、予め設定された閾値よりも低下した状態が、予め設定された許容時間以上継続したときに、前記切替部を制御して前記供給元のインクタンクを他のインクタンクに切り替える。
本願の第4発明は、第1発明から第3発明までのいずれか1発明のインク供給装置であって、前記供給先は、インクの貯留と一定量の排出とを繰り返すカウントタンクである。
本願の第5発明は、第1発明から第4発明までのいずれか1発明のインク供給装置であって、使用済みの前記インクタンクを新たなインクタンクに交換したことを検出する交換検出部をさらに有し、前記切替部は、前記複数の分岐配管のそれぞれに設けられた開閉弁を含み、前記制御部は、前記交換検出部が前記インクタンクの交換を検出した後、他のインクタンクが使用済みとなるまでの間に、前記新たなインクタンクに接続された前記分岐配管上の開閉弁を開放しながら前記ポンプを動作させて、前記新たなインクタンクに接続された前記分岐配管内をインクで満たす。
本願の第6発明は、第4発明のインク供給装置であって、使用済みの前記インクタンクを新たなインクタンクに交換したことを検出する交換検出部をさらに有し、前記切替部は、前記複数の分岐配管のそれぞれに設けられた開閉弁を含み、前記制御部は、前記交換検出部が前記インクタンクの交換を検出した後、他のインクタンクが使用済みとなるまでの間に、他のインクタンクに接続された前記分岐配管上の開閉弁を閉鎖するとともに、前記新たなインクタンクに接続された前記分岐配管上の開閉弁を開放しながら前記ポンプを動作させて、前記カウントタンクへの1回分のインクの供給を行う。
本願の第7発明は、被記録媒体の表面に画像を記録する画像記録装置であって、第1発明から第6発明までのいずれか1発明のインク供給装置と、前記供給先または前記供給先の下流側に設けられたタンクに貯留されたインクを、被記録媒体の表面に吐出する記録ヘッドと、を有する。
本願の第8発明は、インクの供給元を複数のインクタンクの間で切り替えながら、所定の供給先へインクを供給するインク供給方法であって、a)配管上に設けられたポンプを駆動させて、前記供給元の複数のインクタンクのうちの1つから前記供給先へ、インクを供給する工程と、b)前記ポンプにかかる負荷を反映した変数を取得する工程と、c)前記変数が、予め設定された条件を満たして低下したときに、前記供給元のインクタンクを他のインクタンクに切り替える工程と、を有する。
本願の第9発明は、第8発明のインク供給方法であって、前記工程b)では、前記ポンプに供給される駆動電流を、前記変数として取得する。
本願の第1発明〜第9発明によれば、ポンプにかかる負荷に基づいて、使用中のインクタンクにおけるインクの残量低下を判断する。これにより、残量低下の検出にかかる遅延時間を短くすることができる。したがって、インクタンクの切り替えにかかる時間を短縮できる。
特に、本願の第2発明および第9発明によれば、ポンプの負荷を反映した信号を別途発生させることなく、駆動電流を利用して、ポンプの負荷を検出することができる。
特に、本願の第3発明によれば、インクタンク内におけるインクの残量低下を、より精度よく判断することができる。
特に、本願の第4発明によれば、カウントタンクからのインクの排出回数に基づいて、下流側へのインクの供給量を把握できる。また、カウントタンクへのインクの貯留にかかる時間に関わらず、使用中のインクタンクにおけるインクの残量低下を判断できる。
特に、本願の第5発明によれば、インクタンクを新たなインクタンクに交換した後、他のインクタンクが使用済みとなるまでの間に、新たなインクタンクのインクを、予め分岐配管内に充填しておく。このようにすれば、他のインクタンクが使用済みとなった後に、新たなインクタンクのインクが供給先へ供給されるまでの時間を短縮できる。
特に、本願の第6発明によれば、インクタンクを新たなインクタンクに交換した後、他のインクタンクが使用済みとなるまでの間に、カウントタンクへの1回分のインクの供給を、新たなインクタンクから行う。その際、新たなインクタンクのインクが、分岐配管内に充填される。このようにすれば、他のインクタンクが使用済みとなった後に、新たなインクタンクのインクがカウントタンクへ供給されるまでの時間を短縮できる。
画像記録装置の構成を示した図である。 インク供給装置の構成を示した図である。 制御部と画像記録装置内の各部との接続構成を示した図である。 インクタンクからカウントタンクへのインクの一次供給の流れを示したフローチャートである。 先行充填の流れを示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.画像記録装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像記録装置1の構成を示した図である。この画像記録装置1は、長尺帯状の被記録媒体である印刷用紙9を搬送しつつ、複数の記録ヘッド30から印刷用紙9へ向けてインクを吐出することにより、印刷用紙9の記録面にカラー画像を記録するインクジェット方式の印刷装置である。図1に示すように、画像記録装置1は、画像記録装置本体10、4つのインク供給装置50、および制御部90を備えている。
<1−1.画像記録装置本体について>
画像記録装置本体10は、搬送機構20、4つの記録ヘッド30、および4つのサブタンク40を備えている。搬送機構20は、印刷用紙9をその長手方向に沿う搬送方向に搬送する機構である。本実施形態の搬送機構20は、巻き出し部21、複数の搬送ローラ22、および巻き取り部23を有する。印刷用紙9は、巻き出し部21から繰り出され、複数の搬送ローラ22により構成される搬送経路に沿って搬送される。各搬送ローラ22は、印刷用紙9に接触しつつ、水平軸を中心として回転することにより、印刷用紙9を搬送経路の下流側へ案内する。また、搬送後の印刷用紙9は、巻き取り部23へ回収される。
図1に示すように、印刷用紙9は、4つの記録ヘッド30の下方において、4つの記録ヘッド30の配列方向と略平行に移動する。このとき、印刷用紙9の記録面は、上方(記録ヘッド30側)に向けられている。また、印刷用紙9は、張力が掛かった状態で、複数の搬送ローラ22に掛け渡される。これにより、搬送中における印刷用紙9の弛みや皺が抑制される。
4つの記録ヘッド30は、印刷用紙9の搬送経路に沿って、等間隔に配置されている。各記録ヘッド30は、印刷用紙9の幅方向(搬送方向に直交する水平方向)と平行に配列された複数のノズルを有する。4つの記録ヘッド30は、複数のノズルから印刷用紙9の記録面へ向けて、カラー画像の色成分となるC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色のインクの液滴(以下「インク滴」と称する)を、それぞれ吐出する。
4つのサブタンク40は、吐出前のインクを貯留するための容器である。4つのサブタンク40には、C、M、Y、Kの各色のインクが貯留される。4つの記録ヘッド30は、それぞれ、吐出すべき色のインクを貯留するサブタンク40と、配管を介して接続されている。後述するインク供給装置50から供給されるインクは、画像記録装置本体10の内部に配置されたサブタンク40に、一旦貯留される。各記録ヘッド30は、サブタンク40に貯留されたインクを、記録すべき画像に応じて、複数のノズルから吐出する。
このように、4つの記録ヘッド30は、インク滴を吐出することによって、印刷用紙9の記録面に、それぞれ単色画像を記録する。そして、4つの単色画像の重ね合わせにより、印刷用紙9の上面に、カラー画像が形成される。
なお、記録ヘッド30の搬送方向下流側に、印刷用紙9の記録面に吐出されたインクを乾燥させる乾燥処理部が、さらに設けられていてもよい。乾燥処理部は、例えば、印刷用紙9へ向けて加熱された気体を吹き付けて、印刷用紙9に付着したインク中の溶媒を気化させることにより、インクを乾燥させる。ただし、乾燥処理部は、光照射等の他の方法で、インクを乾燥させるものであってもよい。
<1−2.インク供給装置について>
4つのインク供給装置50は、画像記録装置本体10の外部に設置されるインクタンク60(図2)から、4つのサブタンク40へ、各色のインクを供給する装置である。4つのインク供給装置50は、供給するインクの色が互いに異なるものの、構成自体は同等である。このため、以下では、1つのインク供給装置50の構成について説明する。また、以下の説明では、インクの供給経路の上流側を単に「上流側」と称し、インクの供給経路の下流側を単に「下流側」称する。
図2は、1つのインク供給装置50の構成を示した図である。図2に示すように、インク供給装置50は、第1タンクホルダ51、第2タンクホルダ52、送液配管53、カウントタンク54、および中間タンク55を有する。
第1タンクホルダ51および第2タンクホルダ52は、インクが貯留されたインクタンク60を支持するための台座部である。インクの供給元となるインクタンク60は、第1タンクホルダ51および第2タンクホルダ52の各々の上面にセットされる。各インクタンク60は、インクを貯留するボトル部61と、ボトル部61に付属するICチップ62とを有する。ICチップ62には、当該インクタンク60を他のインクタンク60と区別するための識別情報が記録されている。第1タンクホルダ51および第2タンクホルダ52は、ICチップ62から識別情報を読み取るリーダ部511,521を有する。
送液配管53は、インクタンク60から画像記録装置本体10内のサブタンク40へ、インクを供給するための配管である。図2に示すように、送液配管53は、第1分岐配管71、第2分岐配管72、第1主配管73、第2主配管74、および第3主配管75を有する。
第1分岐配管71の上流側の端部は、第1タンクホルダ51にセットされたインクタンク60に接続される。第2分岐配管72の上流側の端部は、第2タンクホルダ52にセットされたインクタンク60に接続される。第1分岐配管71および第2分岐配管72の各々の下流側の端部は、第1主配管73の上流側の端部に接続される。また、第1主配管73の下流側の端部は、カウントタンク54に接続される。
第1分岐配管71の経路上には、第1開閉弁81が設けられている。第2分岐配管72の経路上には、第2開閉弁82が設けられている。本実施形態では、第1開閉弁81と第2開閉弁82とが、2本の分岐配管71,72のうちの1本を選択的に第1主配管73に接続する切替部として機能する。
第2開閉弁82を閉鎖して第1開閉弁81を開放すると、第1タンクホルダ51にセットされたインクタンク60と第1主配管73とが、第1分岐配管71を介して流路接続される。以下では、この状態を「第1の接続状態」と称する。一方、第1開閉弁81を閉鎖して第2開閉弁82を開放すると、第2タンクホルダ52にセットされたインクタンク60と第1主配管73とが、第2分岐配管72を介して流路接続される。以下では、この状態を「第2の接続状態」と称する。
第1主配管73には、第1送液ポンプ83が設けられている。第1送液ポンプ83は、第1主配管73内に、下流側(カウントタンク54側)へ向かう液流を形成する。上述した第1の接続状態において、第1送液ポンプ83を駆動させると、第1タンクホルダ51にセットされたインクタンク60から、第1分岐配管71および第1主配管73を通ってカウントタンク54へ、インクが供給される。また、上述した第2の接続状態において、第1送液ポンプ83を駆動させると、第2タンクホルダ52にセットされたインクタンク60から、第2分岐配管72および第1主配管73を通ってカウントタンク54へ、インクが供給される。
第1送液ポンプ83は、モータの動力によって液流を形成する。第1送液ポンプ83にかかる負荷(インクの抵抗)が変化すると、モータに供給される駆動電流も変化する。第1送液ポンプ83には、モータに供給される駆動電流を検出する電流検出回路84が接続されている。供給元のインクタンク60内のインクの残量が低下し、空の状態に近くなると、第1送液ポンプ83にかかる負荷が低下するため、モータに供給される駆動電流も低下する。電流検出回路84は、駆動電流の当該変化を検出する。すなわち、本実施形態では、電流検出回路84が、第1送液ポンプ83にかかる負荷を反映した変数である駆動電流の値を取得する負荷検出部となる。
電流検出回路84の検出信号は、後述する制御部90へ出力される。なお、電流検出回路84と制御部90との間に、検出信号を増幅させる増幅回路が設けられていてもよい。
カウントタンク54は、インクの貯留と一定量の排出とを繰り返す容器である。後述する制御部90は、カウントタンク54からのインクの排出回数に基づいて、後述する中間タンク55へのインクの供給量を把握することができる。カウントタンク54には、下限センサ541と上限センサ542とが設けられている。下限センサ541は、カウントタンク54内に、予め設定された下限量のインクが貯留されているか否かを検出する。上限センサ542は、カウントタンク54内に、予め設定された上限量のインクが貯留されているか否かを検出する。
第2主配管74の上流側の端部は、カウントタンク54に接続される。第2主配管74の下流側の端部は、中間タンク55に接続される。また、第2主配管74の経路上には、第3開閉弁85が介挿されている。中間タンク55は、カウントタンク54よりも低い位置に配置されている。このため、第3開閉弁85を開放すると、カウントタンク54に貯留されたインクが、第2主配管74を通って中間タンク55へ供給される。
中間タンク55は、カウントタンク54から排出されるインクを貯留する容器である。中間タンク55は、インクを一時的に貯留して、下流側におけるインク切れを防止するバッファの役割を果たす。中間タンク55には、下限センサ551が設けられている。下限センサ551は、中間タンク55内に、予め設定された下限量のインクが貯留されているか否かを検出する。
第3主配管75の上流側の端部は、中間タンク55に接続される。第3主配管75の下流側の端部は、画像記録装置本体10内のサブタンク40に接続される。また、第3主配管75の経路上には、第2送液ポンプ86、第4開閉弁87、フィルタ88、および脱気部89が設けられている。第2送液ポンプ86は、第3主配管75内に、下流側(サブタンク40側)へ向かう液流を形成する。第4開閉弁87を開放するとともに、第2送液ポンプ86を駆動させると、中間タンク55内に貯留されたインクが、第3主配管75を通ってサブタンク40へ供給される。
第3主配管75を流れるインク中の異物は、フィルタ88によって除去される。また、インク中の溶存気体は、脱気部89において除去される。脱気部89は、例えば、インクを撹拌しながら減圧することによって、インク中の溶存気体を除去する。
<1−3.制御部について>
制御部90は、画像記録装置1内の各部を動作制御するための手段である。図1中に概念的に示したように、制御部90は、CPU等の演算処理部91、RAM等のメモリ92、およびハードディスクドライブ等の記憶部93を有するコンピュータにより構成されている。記憶部93内には、インク供給装置50におけるインクを供給動作や、画像記録装置本体10におけるインクの吐出動作を、それぞれ実行させるためのコンピュータプログラムPが、インストールされている。
図3は、制御部90と画像記録装置1内の各部との接続構成を示した図である。図3に示すように、制御部90は、上述した搬送機構20、記録ヘッド30、第1開閉弁81、第2開閉弁82、第1送液ポンプ83、電流検出回路84、第3開閉弁85、第2送液ポンプ86、第4開閉弁87、脱気部89、リーダ部511,521、下限センサ541、上限センサ542、および下限センサ551と、それぞれ電気的に接続される。
制御部90は、記憶部93に記憶されたコンピュータプログラムPをメモリ92に一時的に読み出し、当該コンピュータプログラムPに基づいて、演算処理部91が演算処理を行うことにより、上記の各部を動作制御する。これにより、インク供給装置50におけるインクを供給動作や、画像記録装置本体10におけるインクの吐出動作が進行する。
<2.インクの供給動作について>
続いて、インク供給装置50におけるインクの供給動作について、説明する。このインク供給装置50では、インクタンク60からカウントタンク54へのインクの供給(一次供給)と、カウントタンク54から中間タンク55へのインクの供給(二次供給)と、中間タンク55からサブタンク40へのインクの供給(三次供給)と、が適宜に実行される。
<2−1.二次供給および三次供給について>
まず、インクの二次供給および三次供給について、説明する。
制御部90は、画像記録装置本体10におけるインクの必要量に応じて、第2送液ポンプ86を動作させる。これにより、中間タンク55からサブタンク40へのインクの三次供給を実行する。また、制御部90は、中間タンク55に設けられた下限センサ551の検出信号に基づいて、中間タンク55内のインクの量が下限量になったと判断すると、第3開閉弁85を開放する。これにより、カウントタンク54から中間タンク55へのインクの二次供給を実行する。制御部90は、第3開閉弁85を開放した後、カウントタンク54に設けられた下限センサ541の検出信号に基づいて、カウントタンク54内のインクの量が下限量になったと判断すると、第3開閉弁85を閉鎖する。これにより、二次供給におけるインクの供給量を一定とする。
<2−2.一次供給について>
続いて、インクタンク60からカウントタンク54へのインクの一次供給について、説明する。一次供給におけるインクの供給元は、第1タンクホルダ51にセットされたインクタンク60または第2タンクホルダ52にセットされたインクタンク60である。また、一次供給におけるインクの供給先は、カウントタンク54である。
図4は、インクタンク60からカウントタンク54へのインクの一次供給の流れを示したフローチャートである。図4のフローチャートでは、ステップS1の時点において、第1開閉弁81および第2開閉弁82のいずれか一方が開放されて他方が閉鎖され、第1送液ポンプ83が停止しているものとする。
カウントタンク54から中間タンク55へのインクの二次供給が進行すると、カウントタンク54内のインクの量は、徐々に減少する。制御部90は、まず、前回の一次供給から今回までに、第1タンクホルダ51または第2タンクホルダ52において、インクタンク60の交換があったか否かを判断する(ステップS1)。インクタンク60の交換の有無は、リーダ部511,521から読み込まれたICチップ62の識別番号が、変更されているか否かに基づいて、判断される。すなわち、本実施形態では、リーダ部511,521が、使用済みのインクタンク60を新たなインクタンク60に交換したことを検出する交換検出部として機能する。
インクタンク60の交換が無かった場合には(ステップS1においてno)、制御部90は、カウントタンク54に設けられた下限センサ541の検出信号に基づいて、カウントタンク54内のインクの量が下限量になったかどうかを、監視する(ステップS2)。カウントタンク54内のインクの量が下限量よりも多い場合には(ステップS2においてno)、ステップS1に戻り、再びインクタンク60の交換の有無を判断する。
一方、下限センサ541の検出信号に基づいて、カウントタンク54内のインクの量が下限量になったと判断すると(ステップS2においてyes)、制御部90は、第1開閉弁81および第2開閉弁82の開閉状態を切り替えることなく、第1送液ポンプ83の駆動を開始する(ステップS3)。これにより、前回の一次供給の終了時と同じインクタンク60からカウントタンク54へのインクの供給が開始される。
その後、制御部90は、電流検出回路84の検出信号に基づいて、インクタンク60内のインクの残量が空の状態に近づいたか否かを判断する(ステップS4)。ステップS4では、制御部90は、電流検出回路84が検出した駆動電流の値が、予め設定された閾値よりも低下したかどうかを監視する。そして、駆動電流の値が当該閾値よりも低下した状態が、予め設定された許容時間(例えば1秒)以上継続すると、インクタンク60内のインクの残量が、空の状態に近づいたと判断する(ステップS4においてyes)。
その場合、制御部90は、第1開閉弁81および第2開閉弁82の開閉状態を切り替える。このとき、第1送液ポンプ83の駆動は継続してもよいし、一旦停止してもよい。これにより、供給元のインクタンク60を、インク供給中のインクタンク60から他方のインクタンク60に切り替える(ステップS5)。例えば、ステップS5の直前において、第1タンクホルダ51にセットされたインクタンク60からインクを供給していた場合、第1開閉弁81を閉鎖するとともに第2開閉弁82を開放する。これにより、第2タンクホルダ52にセットされたインクタンク60からインクを供給するように、配管の接続状態を変更する。
一方、駆動電流の値が閾値よりも低下していない場合、または、閾値よりも低下したとしてもその状態が予め設定された許容時間以上継続しない場合、制御部90は、インクタンク60内のインクの残量が、まだ空の状態に近づいていないと判断する(ステップS4においてno)。
ステップS4においてnoの場合、または、ステップS5の切り替えが完了した後、制御部90は、カウントタンク54の上限センサ542の検出信号に基づいて、カウントタンク54内に貯留されたインクの量が、上限量に達したか否かを判断する(ステップS6)。カウントタンク54内のインクの量が、上限量に達するまでの間は(ステップS6においてno)、第1送液ポンプ83の駆動を継続させるとともに、ステップS4に戻り、制御部90は、ステップS4〜S6の判断処理を繰り返す。やがて、カウントタンク54内のインクの量が上限量に達したと判断されると(ステップS6においてyes)、制御部90は、第1送液ポンプ83を停止させて、インクの一次供給を終了する(ステップS7)。
その後、再スタートにより、ステップS1に戻り、制御部90は、再びインクタンク60の交換の有無を判断するとともに、カウントタンク54内のインクの量を監視する。
このように、このインク供給装置50では、インクの供給元を2つのインクタンク60の間で切り替えながら、カウントタンク54へのインクの一次供給を行う。これにより、インクタンク60の交換に伴って一次供給が停止する時間を短縮する。特に、このインク供給装置50では、第1送液ポンプ83の負荷を反映した駆動電流値が、予め設定された条件を満たして低下したときに、使用中のインクタンク60におけるインクの残量が空の状態に近づいたと判断する。このため、カウントタンク54へのインクの貯留にかかる時間に基づいてインクタンク60の残量低下をタイムアウト方式で検出する場合よりも、インクタンク60の残量低下の検出にかかる遅延時間を短くすることができる。したがって、インクタンク60の切り替えを、より迅速に行うことができる。
インクタンク60の切り替えにかかる時間を短縮すれば、中間タンク55内のインクの枯渇が、より生じにくくなる。したがって、中間タンク55のバッファ容量を変えることなく、画像記録装置本体10におけるインクの消費速度を上げることができる。また、インクの消費速度を変えることなく、中間タンク55の容量を小さくすることもできる。
特に、本実施形態では、第1送液ポンプ83の負荷を反映した変数として、第1送液ポンプ83へ供給される駆動電流の値を監視する。このようにすれば、第1送液ポンプ83の負荷を反映した信号を別途発生させることなく、駆動電流を利用して、第1送液ポンプ83の負荷を検出することができる。ただし、駆動電流とは別に、第1送液ポンプ83の負荷を反映した信号を発生させて、当該信号に基づいて、インクタンク60の残量低下を判断してもよい。
また、本実施形態では、駆動電流の値が予め設定された閾値よりも低下した状態が、予め設定された許容時間以上継続した場合に、インクタンク60内のインクの残量が空の状態に近づいたと判断する。このようにすれば、一時的な信号の乱れに反応することなく、インクタンク60内におけるインクの残量低下を、精度よく判断することができる。ただし、駆動電流の値が安定していれば、許容時間を待たずにインクタンク60の残量低下を判断してもよい。インクタンク60の残量低下を判断するための条件は、必ずしも上記の通りでなくてもよい。
<2−3.先行充填について>
一方、上述したステップS1において、インクタンク60の交換があったと判断した場合、インク供給装置50は、新しいインクタンク60に接続された分岐配管内にインクの充填を行う「先行充填」の処理を行う(ステップSA)。以下では、この先行充填について、図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
先行充填を行うときには、まず、制御部90は、第1開閉弁81および第2開閉弁82の開閉状態を切り替える。これにより、供給元のインクタンク60を、前回の一次供給に用いたインクタンク60から他方のインクタンク60に切り替える(ステップSA1)。例えば、前回の一次供給に、第1タンクホルダ51にセットされたインクタンク60を用いており、第2タンクホルダ52においてインクタンク60の交換があった場合には、第1開閉弁81を閉鎖するとともに第2開閉弁82を開放する。これにより、インクの供給経路を交換後の新しいインクタンク60側へ切り替える。
次に、制御部90は、カウントタンク54に設けられた下限センサ541の検出信号に基づいて、カウントタンク54内のインクの量が下限量になったかどうかを、監視する(ステップSA2)。カウントタンク54内のインクの量が下限量よりも多い場合には(ステップSA2においてno)、引き続きステップSA2の監視を継続する。そして、下限センサ541の検出信号に基づいて、カウントタンク54内のインクの量が下限量になったと判断すると(ステップSA2においてyes)、制御部90は、第1送液ポンプ83の駆動を開始させる(ステップSA3)。これにより、交換後の新しいインクタンク60からカウントタンク54へのインクの供給が開始される。
続いて、制御部90は、カウントタンク54の上限センサ542の検出信号に基づいて、カウントタンク54内に貯留されたインクの量が、上限量に達したか否かを判断する(ステップSA4)。カウントタンク54内のインクの量が、上限量に達するまでの間は(ステップSA4においてno)、第1送液ポンプ83の駆動を継続させるとともに、制御部90は、ステップSA4の判断処理を繰り返す。
やがて、カウントタンク54内のインクの量が上限量に達したと判断されると(ステップSA4においてyes)、制御部90は、第1送液ポンプ83を停止させる(ステップSA5)。その後、制御部90は、第1開閉弁81および第2開閉弁82の開閉状態を再び切り替える。これにより、供給元のインクタンク60を、交換後の新たなインクタンク60から、ステップSA1よりも前の一次供給に用いていたインクタンク60に戻す(ステップSA6)。
このように、本実施形態では、ステップSAの先行充填として、交換後の新しいインクタンク60から1回だけ一次供給を実行する。このようにすれば、新しいインクタンク60に接続された分岐配管内に、インクが充填される。このため、その後に到来するステップS5において、他方のインクタンク60が使用済みとなってインクタンク60を切り替えたときに、切り替え後のインクがカウントタンク54へ供給されるまでの時間を短縮できる。その結果、インクタンク60の切り替えに伴う一次供給の停止時間を、さらに短縮できる。
なお、他の方法で先行充填を行ってもよい。例えば、インクタンク60を交換した後の一次供給において、第1送液ポンプ83を駆動させつつ、第1開閉弁81および第2開閉弁82の双方を一定時間開放することによって、交換後のインクタンク60に接続された分岐配管内を、インクで満たすようにしてもよい。また、カウントタンク54へのインクの供給を行っていない期間(ステップS7から次のステップS2までの間)に、交換後のインクタンク60側の開閉弁を開放するとともに第1送液ポンプ83を一定時間駆動させて、交換後のインクタンク60に接続された分岐配管内を、インクで満たすようにしてもよい。
ただし、図5のように、1回分の一次供給を交換後のインクタンク60から行うようにすれば、1回分の一次供給によってインクタンク60から吸い出されるインクの量と、先行充填で消費されるインクの量とが一致する。このため、先行充填によるインクの消費量を、管理しやすい点で好ましい。
また、先行充填を実行するタイミングは、必ずしもインクタンク60の交換後の最初の一次供給の実行時でなくてもよい。先行充填は、リーダ部511またはリーダ部521がインクタンク60の交換を検出した後、他方のインクタンク60が使用済みとなるまでに実施される複数回の図4の処理サイクルのどこかで、実行すればよい。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記のインク供給装置50は、一次供給、二次供給、および三次供給の3段階でサブタンク40へインクを供給するものであった。しかしながら、インク供給装置50は、1段階または2段階でインクを供給するものであってもよく、4段階以上の供給動作を行うものであってもよい。したがって、本発明における「供給先」は、必ずしもカウントタンク54には限られず、中間タンク55やサブタンク40であってもよい。
また、上記の制御部90は、下限センサ541の検出信号に基づいて、二次供給におけるインクの供給量を一定としたが、下限センサによらず、一定時間だけ第3開閉弁85を開放するためのタイマー等を設けることにより、二次供給におけるインクの供給量を一定としてもよい。
また、上記のインク供給装置50は、インクの供給元を2つのインクタンク60の間で切り替えながら、インクを供給するものであった。しかしながら、供給元として切り替えられるインクタンク60の数は、3つ以上であってもよい。その場合、インク供給装置50は、インクタンク60の数に応じて、3本以上の分岐配管を有していてもよい。
本発明において用いられるインクは、水性・油性のいずれのインクであってもよい。また、本発明において用いられるインクは、溶媒が蒸発することにより乾燥するタイプのインクであってもよく、あるいは、紫外線を照射することによって硬化するUV硬化型のインクであってもよい。
また、上記の実施形態では、画像記録装置本体10内に4つの記録ヘッド30が設けられていた。しかしながら、画像記録装置本体10内の記録ヘッド30の数は、1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。例えば、C、M、Y、Kの各色に加えて、特色のインクを吐出するヘッドが設けられていてもよい。インク供給装置50は、使用されるインクの色ごとに設けられていればよい。
また、上記の画像記録装置1は、記録媒体としての印刷用紙9に画像を記録するものであった。しかしながら、本発明の画像記録装置は、一般的な紙以外のシート状の記録媒体(例えば、樹脂製のフィルム,金属箔、ガラスなど)に、画像を記録するものであってもよい。
また、上記のインク供給装置50は、1台の画像記録装置1にインクを供給する構成としたが、適宜インク供給路を切り替える手段を設けることにより、複数台の画像記録装置にインクを供給することが可能である。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 画像記録装置
9 印刷用紙
10 画像記録装置本体
20 搬送機構
21 巻き出し部
22 搬送ローラ
23 巻き取り部
30 記録ヘッド
40 サブタンク
50 インク供給装置
51 第1タンクホルダ
52 第2タンクホルダ
53 送液配管
54 カウントタンク
55 中間タンク
60 インクタンク
61 ボトル部
62 ICチップ
71 第1分岐配管
72 第2分岐配管
73 第1主配管
74 第2主配管
75 第3主配管
81 第1開閉弁
82 第2開閉弁
83 第1送液ポンプ
84 電流検出回路
85 第3開閉弁
86 第2送液ポンプ
87 第4開閉弁
88 フィルタ
89 脱気部
90 制御部
511 リーダ部
521 リーダ部
541 下限センサ
542 上限センサ
551 下限センサ
P コンピュータプログラム

Claims (9)

  1. インクの供給元を複数のインクタンクの間で切り替えながら、所定の供給先へインクを供給するインク供給装置であって、
    前記供給先に接続された主配管と、
    前記複数のインクタンクに接続された複数の分岐配管と、
    前記複数の分岐配管のうちの1本を選択的に前記主配管に接続する切替部と、
    前記主配管上に設けられて、前記供給先へ向かう液流を形成するポンプと、
    前記ポンプにかかる負荷を反映した変数を取得する負荷検出部と、
    前記負荷検出部および前記切替部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記負荷検出部が取得した前記変数が、予め設定された条件を満たして低下したときに、前記切替部を制御して、前記供給元のインクタンクを他のインクタンクに切り替えるインク供給装置。
  2. 請求項1に記載のインク供給装置であって、
    前記負荷検出部は、前記ポンプに供給される駆動電流を、前記変数として取得するインク供給装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のインク供給装置であって、
    前記制御部は、前記負荷検出部が取得した前記変数が、予め設定された閾値よりも低下した状態が、予め設定された許容時間以上継続したときに、前記切替部を制御して前記供給元のインクタンクを他のインクタンクに切り替えるインク供給装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のインク供給装置であって、
    前記供給先は、インクの貯留と一定量の排出とを繰り返すカウントタンクであるインク供給装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のインク供給装置であって、
    使用済みの前記インクタンクを新たなインクタンクに交換したことを検出する交換検出部
    をさらに有し、
    前記切替部は、前記複数の分岐配管のそれぞれに設けられた開閉弁を含み、
    前記制御部は、前記交換検出部が前記インクタンクの交換を検出した後、他のインクタンクが使用済みとなるまでの間に、前記新たなインクタンクに接続された前記分岐配管上の開閉弁を開放しながら前記ポンプを動作させて、前記新たなインクタンクに接続された前記分岐配管内をインクで満たすインク供給装置。
  6. 請求項4に記載のインク供給装置であって、
    使用済みの前記インクタンクを新たなインクタンクに交換したことを検出する交換検出部
    をさらに有し、
    前記切替部は、前記複数の分岐配管のそれぞれに設けられた開閉弁を含み、
    前記制御部は、前記交換検出部が前記インクタンクの交換を検出した後、他のインクタンクが使用済みとなるまでの間に、他のインクタンクに接続された前記分岐配管上の開閉弁を閉鎖するとともに、前記新たなインクタンクに接続された前記分岐配管上の開閉弁を開放しながら前記ポンプを動作させて、前記カウントタンクへの1回分のインクの供給を行うインク供給装置。
  7. 被記録媒体の表面に画像を記録する画像記録装置であって、
    請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のインク供給装置と、
    前記供給先または前記供給先の下流側に設けられたタンクに貯留されたインクを、被記録媒体の表面に吐出する記録ヘッドと、
    を有する画像記録装置。
  8. インクの供給元を複数のインクタンクの間で切り替えながら、所定の供給先へインクを供給するインク供給方法であって、
    a)配管上に設けられたポンプを駆動させて、前記供給元の複数のインクタンクのうちの1つから前記供給先へ、インクを供給する工程と、
    b)前記ポンプにかかる負荷を反映した変数を取得する工程と、
    c)前記変数が、予め設定された条件を満たして低下したときに、前記供給元のインクタンクを他のインクタンクに切り替える工程と、
    を有するインク供給方法。
  9. 請求項8に記載のインク供給方法であって、
    前記工程b)では、前記ポンプに供給される駆動電流を、前記変数として取得するインク供給方法。
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