JP6954076B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置に関し、特に、一対のサイドアームを有する移載装置を有する搬送装置に関する。
従来の自動倉庫は、例えば、一対のラックと、スタッカクレーンと、入庫ステーションと、出庫ステーションとを備えている。一対のラックは、前後方向に所定間隔をあけるようにして設けられている。スタッカクレーンは、前後のラック間において左右方向に移動自在に設けられている。入庫ステーションは、一方のラックの側方に配置されている。出庫ステーションは、他方のラックの側方に配置されている。ラックは、上下左右に多数の棚を有する。
移載装置として、一対のサイドアームを備えたサイドアーム式移載装置が知られている。この移載装置は、スタッカクレーンの昇降台に設けられている。この移載装置は、棚等に置かれた荷の両側にそれぞれ一対のサイドアームを伸ばし、一対のサイドアームによって荷の両側をそれぞれ引っ掛ける、或は、一対のサイドアームによって荷を挟み込み、サイドアームを縮めることで昇降台に荷を移載する(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−113239号公報
ところで、棚に置かれた荷の位置が、スタッカクレーンの走行方向にずれてしまうことがある。その場合、荷を棚から昇降台側に移載するために一対のサイドアームを棚側に伸ばすと、サイドアームが荷に当たってしまい、その結果、荷を昇降台側に移載できなくなる。
そこで、従来のサイドアーム式移載装置では、荷に対してサイドアームが干渉するか否かを判断するために、移載装置を移載位置に停止させてから、隙間なし検出センサで確認している。具体的には、隙間なし検出センサは、サイドアームに装着され、棚側に直線状のレーザビームを照射することで、各サイドアームが進入可能な隙間が存在するか否かを検出するためのセンサである。そして、レーザビームの反射が検出されれば、「アームの移動位置に荷がある」と判断される。
しかし、上記の場合は、特定の位置で移載装置を停止してから荷の有無を確認しているので、センサの配置や検出範囲によっては、アームの移動位置に荷があることをセンサで検出できない場合がある。
なお、特許文献1では、複数のレーザセンサを水平方向に旋回させているが、この場合は部品点数が多くなり制御が複雑になるという問題がある。
本発明の目的は、搬送装置において、簡単な構成で、移載装置のアームの進入先の荷の有無を確実に検出することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る搬送装置は、走行部と、移載装置とを備えている。
走行部は、第1方向に沿って走行する。
移載装置は、走行部に搭載され、複数の荷が載置される載置部との間で荷の移載を行う。
移載装置は、第1アーム及び第2アームと、少なくとも1つの検出器と、コントローラとを有している。
第1アーム及び第2アームは、第1方向に対して所定の幅を有しており、第1方向に直交する第2方向に対して進退することにより、載置部との間で荷の移載を行う。
少なくとも1つの検出器は、第1方向に対して所定の幅よりも検出範囲が小さく、かつ検出範囲が第2方向に対して平行である。
コントローラは、少なくとも1つの検出器のうちの1つである第1検出器を第1方向に移動させることで、第1方向における第1アーム及び第2アームの少なくとも一方の進退位置における第1アーム又は第2アームの所定の幅内での荷の有無を、第1検出器によって検出する。
この搬送装置では、第1検出器を第1方向に移動させることで、第1方向における第1アーム又は第2アームの進退位置における第1アーム又は第2アームの所定の幅内での荷の有無を検出できる。その結果、センサの数を増やしたり、広角なセンサを使用したりする必要がない。
なお、搬送装置とは、例えば、スタッカクレーン、シャトル台車である。
また、第1検出器を第1方向に移動させる具体的な方法は、例えば、走行部を走行させること、検出器を装着した第1アーム又は第2アームを走行部に対して移動させること、及び検出器の取り付け具を走行部に対して移動させることのいずれでもよい。
第1検出器は、第1アームに設けられていてもよい。
コントローラは、第1アームが前側となるように走行部を走行させる場合、走行部の走行時において、第1方向における第2アームの進退位置における第2アームの所定の幅内の荷の有無を第1検出器によって検出してもよい。
この搬送装置では、走行方向前側のセンサにより後側のアームの進入先の荷の有無を検出できる。
コントローラは、走行部の停止動作時において、第1方向の第1アームの進退位置における第1アームの所定の幅内の荷の有無を第1検出器によって検出してもよい。なお、「停止動作時」とは、停止動作の前後を含む。
この搬送装置では、1つのセンサによって、両方のアームの進入先の荷の有無を検出できる。
少なくとも1つの検出器は、第2検出器を有していてもよい。第2検出器は第2アームに設けられていてもよい。
コントローラは、第1アームが前側となるように走行部を走行させる場合、
第1方向の第1アームの進退位置における第1アームの所定の幅内の荷の有無を、第1検出器によって検出し、
第1方向の第2アームの進退位置における第2アームの所定の幅内の荷の有無を、第2検出器によって検出してもよい。
この搬送装置では、走行方向前側のセンサで後側のアームの進入先の荷の有無の検出を失敗した場合(つまり、本来は検出されるべき位置にある荷を検出できなかった場合)でも、後側のセンサで後側のアームの進入先の荷があることを検出できる。
第1検出器は、第1アームにおいて第1方向における移載装置に対する最内側部分に設けられていてもよい。
第1アームは、進退位置と、当該進退位置に位置する時の第1アームの最外側部分又はさらに外側の位置に第1検出器が位置するアーム外側位置との間で走行部に対して移動可能であってもよい。
コントローラは、走行部が移載のための停止動作時において、第1アームをアーム外側位置に移動させ、そのときに第1アームの所定の幅内の荷の有無を第1検出器によって検出してもよい。
この搬送装置では、アームを移動可能とすることで、走行部を走行させることなく、当該アームの最内側部分に設けられたセンサを使用して外側の荷の有無を検出できる。
アーム外側位置とは、進退位置に位置する時の第1アームの最外側の位置に第1検出器が位置する位置であってもよい。
この搬送装置では、アームの幅における外側の位置に検出器が位置するまでアームを移動させることで、所定の幅内の荷の有無を効率的に検出できる。つまり、所定の幅以上の外側まで検出しないので、検出時間が短縮される。
第2検出器は、第2アームにおいて第1方向における移載装置に対する最外側部分又はさらに外側に設けられていてもよい。
第2アームは、走行部の第1方向固定位置に設けられていてもよい。
コントローラは、走行部を第2アームが第1方向に対して前側となるように走行させる場合、
走行部の走行時において、第1方向の第2アームの進退位置における第2アームの所定の幅内の荷の有無を第2検出器によって検出し、
第1方向の第1アームの進退位置における第1アームの所定の幅内の荷の有無を第1検出器によって検出してもよい。
この搬送装置では、一方のアームが固定されていても、当該アームの最外側部分又はさらに外側に検出器を設けることによって、進退位置における当該アームの幅内の荷の有無を走行時に検出できる。
本発明に係る搬送装置では、簡単な構成で、移載装置のアームの進入先の荷の有無を確実に検出できる。
第1実施形態のサイドアーム式移載装置が採用された自動倉庫の概略平面図。 図1のII−II矢視図であり、ラックとスタッカクレーンを説明するための図。 図1のIII−III矢視図であり、ラックとスタッカクレーンを説明するための図。 サイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 サイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 サイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 サイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 スタッカクレーンの制御構成を示すブロック図。 移載装置の荷積み制御動作を示すフローチャート。 サイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 サイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 サイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 第2実施形態のサイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 第2実施形態のサイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 第3実施形態のサイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。 第3実施形態のサイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図。
1.第1実施形態
(1)自動倉庫
図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態に係る自動倉庫1を説明する。図1は、自動倉庫1の概略平面図である。図2は、図1のII−II矢視図であり、ラックとスタッカクレーンを説明するための図である。図3は、図1のIII−III矢視図であり、ラックとスタッカクレーンを説明するための図である。なお、図1の左右方向が自動倉庫1の左右方向(矢印Y)であり、スタッカクレーン3(後述)の走行方向と一致する。図1の上下方向が、自動倉庫1の前後方向(矢印X)であり、サイドアーム式移載装置29(後述)の移載方向と一致する。
自動倉庫1は、前ラック2a及び後ラック2bと、その間を走行するスタッカクレーン3と、を主に備えている。
(2)前ラック及び後ラック
前ラック2a及び後ラック2bは、左右方向に延びるスタッカクレーン3の走行通路5を挟むように、走行通路5の前後に配置されている。前ラック2a及び後ラック2bは、走行通路5側に所定間隔を空けて左右に並ぶ多数の第1支柱7と、走行通路5の反対側に所定間隔を空けて左右に並ぶ多数の第2支柱9と、隣り合う第1支柱7と第2支柱9の間に設けられた多数の棚11とを有している。
前ラック2aの左側の最下段の棚11には、荷Wを入庫するための入庫ステーション17が配置されている。後ラック2bの左側の最下段の棚11には、荷Wを出庫するための出庫ステーション19が配置されている。
(3)スタッカクレーン
図1〜図3に示すように、走行通路5に沿って、上ガイドレール21a及び下ガイドレール21bが設けられている。上ガイドレール21a及び下ガイドレール21bには、スタッカクレーン3が左右方向に移動可能に案内されている。スタッカクレーン3は、多数の棚11と入庫ステーション17と出庫ステーション19との間に荷Wを搬送する。
スタッカクレーン3は、図2及び図3に示すように、サイドアーム式移載装置29と、サイドアーム式移載装置29を左右方向に走行させる走行台車23と、サイドアーム式移載装置29を昇降させる昇降部10を有している。
走行台車23は、左右方向の両端部に左走行車輪23a及び右走行車輪23bを有している。左走行車輪23a及び右走行車輪23bは、走行台車23に軸受により回転自在に支持され、下ガイドレール21b上を走行する。
走行台車23は、図3に示すように、下ガイドレール21bを挟んで両端に配置された前ガイドローラ23c及び後ガイドローラ23dにより下ガイドレール21bに案内される。前ガイドローラ23cは、図2において、下ガイドレール21bを挟んで後ガイドローラ23dと同じ位置に配置されている。右走行車輪23bは、走行モータ87により駆動される。
昇降部10は、上下方向に延びた左マスト25aと右マスト25bを有している。左マスト25a及び右マスト25bは、走行台車23の左走行車輪23aと右走行車輪23bの内側に固定されている。
サイドアーム式移載装置29の一部を構成する昇降台27は、走行台車23に設けられた左マスト25a及び右マスト25bに昇降自在に装着されている。なお、昇降台27を昇降するための機構(例えば、昇降モータ89(図8を参照)等)は公知の技術である。
また、右マスト25bには、スタッカクレーン3を制御するためのクレーン制御部81(後述)が収納された制御盤80が取り付けられている。
(4)サイドアーム式移載装置
図4を用いて、サイドアーム式移載装置29を説明する。図4は、サイドアーム式移載装置を示す模式平面図である。
サイドアーム式移載装置29(以下、「移載装置29」という)は、昇降台27に取り付けられており、入庫ステーション17、棚11及び出庫ステーション19との間において荷Wを移載する。ただし、図4は、移載装置29の左右方向移動動作のみを説明するための図であり、昇降台27等の昇降部10の構造は省略されている。
移載装置29は、本体部30と、第1サイドアーム31及び第2サイドアーム33を有している。本体部30は、昇降台27に固定された又は一体に形成された静止固定部材であり、移載装置29における荷Wの載置面を構成している。
移載装置29の本体部30には、例えばベルトコンベヤ(図示せず)が配置されていてもよい。ベルトコンベヤは、移載装置29と協働する。
以上の構成により、移載装置29は、走行台車23によって水平方向に移動され、複数の荷Wが載置される棚11との間で荷Wの移載を行うことができる。
(4−1)サイドアーム
第1サイドアーム31及び第2サイドアーム33は、図4に示すように、左右方向に所定の距離を空けて昇降台27上に配置されている。第1サイドアーム31及び第2サイドアーム33は、後述するように、前後方向両側に伸縮可能に構成されており、したがって前後両側の棚11にアクセス可能である。
図4に示すように、第1サイドアーム31及び第2サイドアーム33は、各々、ベース部材35と、トップ部材37とを有している。ベース部材35は、本体部30に設けられている。トップ部材37は、ベース部材35に対して左右方向内側に配置されるとともに前後方向にスライド可能にベース部材35に保持されている。
トップ部材37は、左右方向に対して所定の幅を有しており、前後方向に対して進退することにより、前後方向両側の棚11内に侵入できる。
なお、トップ部材37をベース部材35に対して前後方向にスライドさせるスライド駆動機構は公知の技術であるので、説明を省略する。
(4−2)フック
トップ部材37には、図4に示すように、第1フック73及び第2フック74が設けられている。これらは、左右方向内側に向かって突出する係合位置と、上側に向かって突出する非係合位置との間で回動可能である。第1フック73は、トップ部材37の前後方向片側端部に設けられており、第2フック74は前後方向反対側端部に設けられている。
なお、第1フック73及び第2フック74は、フック駆動モータ95(図8)によって、係合位置と非係合位置との間で移動させられる。
(4−3)センサ
移載装置29には、第1センサ91(第1検出器の一例)、第2センサ92、第3センサ93及び第4センサ94が設けられている(以下、まとめて説明する場合は「4個のセンサ91〜94」という)。
4個のセンサ91〜94は、いずれもTOF(Time Of Flight)方式のセンサであって、4個のセンサ91〜94から所定の距離における物体の有無を検知することが可能である。センサは、例えば、赤外線センサや可視光センサであり、レーザセンサ等であってもよい。
4個のセンサ91〜94のそれぞれは、前後方向を向いており、前後方向に平行にビームを発射できる。つまり、検出範囲が前後方向に対して平行である。
なお、4個のセンサ91〜94は、左右方向に対してトップ部材37の所定の幅よりも検出範囲が小さい。
第1センサ91は、前後方向一方側(図4上側)の棚11にある荷Wの図4右側に第1サイドアーム31が進入する部分が確保できているか否かを検出(スキマ検出)するためのセンサである。第1センサ91は、第1サイドアーム31の前後方向の一方側端部に装着されている。第1センサ91は、ベース部材35においてトップ部材37の進退に干渉しない位置に、具体的には、トップ部材37において左右方向における移載装置29に対する最外側に設けられている。なお、トップ部材37の最外側とは、トップ部材37の所定の幅における外側の位置である。
第2センサ92は、前後方向反対側(図4上側)の棚11にある荷Wの図4左側に第2サイドアーム33が進入する部分が確保できているか否かを検出(スキマ検出)するためのセンサである。第2センサ92は、第2サイドアーム33の前後方向の一方側端部に装着されている。第2センサ92は、ベース部材35においてトップ部材37の進退に干渉しない位置に、具体的には、トップ部材37において左右方向における移載装置29に対する最外側に設けられている。
第3センサ93は、前後方向一方側(図4下側)の棚11にある荷Wの図4右側に第1サイドアーム31が進入する部分が確保できているか否かを検出(スキマ検出)するためのセンサである。第3センサ93は、第1サイドアーム31の前後方向の他方側端部に装着されている。第3センサ93は、ベース部材35においてトップ部材37の進退に干渉しない位置に、具体的には、トップ部材37において左右方向における移載装置29に対する最外側に設けられている。
第4センサ94は、前後方向反対側(図4下側)の棚11にある荷Wの図4左側に第2サイドアーム33が進入する部分が確保できているか否かを検出(スキマ検出)するためのセンサである。第4センサ94は、第2サイドアーム33の前後方向の他方側端部に装着されている。第4センサ94は、ベース部材35においてトップ部材37の進退に干渉しない位置に、具体的には、トップ部材37において左右方向における移載装置29に対する最外側に設けられている。
なお、4個のセンサ91〜94は、トップ部材37又は昇降台27に設けられてもよい。
また、「トップ部材37においてセンサが最内側・最外側に設けられている」とは、トップ部材37の最内側部分・最外側部分を検出できる位置にセンサが設けられていること意味する。
(5)移載装置の概略動作
図4〜図7を用いて、移載装置29の概略動作を説明する。図5及び図6は、サイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図である。以下、荷積み動作を説明する。
図4では、移載装置29は移載を行うための目標位置に停止している。
次に、図5に示すように、第1サイドアーム31及び第2サイドアーム33のトップ部材37が棚11側に進入して、荷W両側に配置される。
次に、図6に示すように、第1フック73が回動して荷Wのリア側(係合位置)に移動する。
最後に、図7に示すように、第1サイドアーム31及び第2サイドアーム33が縮んで、荷Wを移載装置29の本体部30に引き込む。
(6)制御構成
図8を用いて、スタッカクレーン3の制御構成を説明する。図8は、スタッカクレーンの制御構成を示すブロック図である。
スタッカクレーン3は、クレーン制御部81を有している。クレーン制御部81は、スタッカクレーン3の制御盤80に搭載されている。クレーン制御部81は、自動倉庫1全体を制御する上位コントローラ82と通信可能である。
クレーン制御部81は、プロセッサ(例えば、CPU)と、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD、SSDなど)と、各種インターフェース(例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェースなど)を有するコンピュータシステムである。クレーン制御部81は、記憶部(記憶装置の記憶領域の一部又は全部に対応)に保存されたプログラムを実行することで、各種制御動作を行う。
クレーン制御部81は、単一のプロセッサで構成されていてもよいが、各制御のために独立した複数のプロセッサから構成されていてもよい。
クレーン制御部81の各要素の機能は、一部又は全てが、クレーン制御部81を構成するコンピュータシステムにて実行可能なプログラムとして実現されてもよい。その他、クレーン制御部81の各要素の機能の一部は、カスタムICにより構成されていてもよい。
クレーン制御部81は、走行台車23の走行及び停止の制御を行う走行制御部81aと、昇降台27の昇降制御を行う昇降制御部81bと、移載装置29の移載制御を行う移載制御部81cとを機能構成として有している。
走行制御部81aには、走行モータ87が接続されている。昇降制御部81bには、昇降モータ89が接続されている。
移載制御部81cには、移載装置29のスライドモータ90、フック駆動モータ95が接続されている。
さらに、クレーン制御部81には、4個のセンサが接続されている。これにより、クレーン制御部81は、4個のセンサ91〜94の照射線上における物体の有無を判定できる。
クレーン制御部81には、図示しないが、サイドアームの移動量を検出するためのロータリエンコーダ、各装置の状態を検出するためのセンサ及びスイッチ、並びに情報入力装置が接続されている。
(7)荷積み制御動作
図9〜図12を用いて、移載装置の荷積み制御動作を説明する。図9は、移載装置の荷積み制御動作を示すフローチャートである。図10〜図12は、サイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図である。
以下に説明する制御フローチャートは例示であって、各ステップは必要に応じて省略及び入れ替え可能である。また、複数のステップが同時に実行されたり、一部又は全てが重なって実行されたりしてもよい。
さらに、制御フローチャートの各ブロックは、単一の制御動作とは限らず、複数のブロックで表現される複数の制御動作に置き換えることができる。
なお、各装置の動作は、制御部から各装置への指令の結果であり、これらはソフトウェア・アプリケーションの各ステップによって表現される。
図10に示すように、荷積み対象は荷W1であり、その両側に第1OFF範囲A及び第2OFF範囲Bが設定されている。第1OFF範囲Aは、第2OFF範囲Bの走行方向前側に配置されている。第1OFF範囲Aと第2OFF範囲Bとの間が、ON範囲Cとなっている。第1OFF範囲Aと第2OFF範囲Bは、上位コントローラ82から指示された荷W1の幅情報から、クレーン制御部81が隙間なし異常とする範囲を計算して得られる。ON範囲Cは、第1センサ91照射域がその中にあるときに検出結果がONになってもそれを異常とは判断しない領域である。
ステップS1では、移載装置29は、目標とする棚11と同じ高さにおいて、目標位置の手前側から目標位置に向かって水平に移動する。つまり、ステップS1の前に、昇降台27は目標の棚11の高さまで移動しており、つまり昇降台27の移動は終了している。なお、この場合、図10に示すように、第1サイドアーム31が走行方向前側になっている。
ステップS2では、図10に示すように第1センサ91の照射域が第2OFF範囲Bに入ったか否かが判断される。具体的には、クレーン制御部81が図示しないセンサからの検出信号に基づいて上記判断を行う。
ステップS3では、第1センサ91の照射域が第2OFF範囲Bから出たか否かが判断される。具体的には、クレーン制御部81が図示しないセンサからの検出信号に基づいて上記判断を行う。
ステップS4では、第1センサ91による検出が開始され、第1センサ91がONになったか否かが判断される。
つまり、クレーン制御部81は、第1センサ91を左右方向に移動させることで、左右方向における第2サイドアーム33のトップ部材37の進退位置における第2サイドアーム33のトップ部材37の所定の幅内での荷Wの有無を、第1センサ91によって検出する。したがって、第2サイドアーム33のトップ部材37の幅内の荷Wの有無を検出できる。その結果、センサの数を増やしたり、広角なセンサを使用したりする必要がない。
ステップS5では、移載装置29が目標位置に到達したか否かが判断される。具体的には、クレーン制御部81が図示しないセンサからの信号に基づいて上記判断を行う。
ステップS6では、移載装置29が走行を停止する(つまり、目標位置に停止する)。具体的には、走行制御部81aが走行モータ87を制御して上記動作を実行させる。
ステップS7では、異常処理が行われる。具体的には、クレーン制御部81は上位コントローラ82へアラームを発信するとともに、動作を停止する。
ステップS8では、移載装置29が目標位置に到達したか否かが判断される。具体的には、クレーン制御部81が図示しないセンサからの信号に基づいて上記判断を行う。
ステップS9では、移載装置29が走行を停止する(つまり、目標位置に停止する)。具体的には、走行制御部81aが走行モータ87を制御して上記動作を実行させる。
ステップS10では、移載装置29が目標位置に停止した状態で、第1センサ91がONになったか否か(第1センサ91の照射域に荷物があるか否か)が判断される。具体的には、クレーン制御部81が第1センサ91からの検出信号に基づいて上記判断を行う。つまり、クレーン制御部81は、移載装置29の停止動作時に、左右方向の第1サイドアーム31のトップ部材37の進退位置における第1サイドアーム31のトップ部材37の所定の幅内の荷の有無を、第1センサ91によって検出する。したがって、この実施形態では、1つのセンサにより、第1サイドアーム31及び第2サイドアーム33の進入先の荷の有無を検出できる。
なお、「移載装置29の停止動作時」とは、移載装置29の停止動作の前後を含む。具体的には、本実施形態のようにセンサがトップ部材37において最外側部分又はさらに外側の位置に設けられている場合は、移載装置29の走行時にトップ部材37の進退位置を検出する。別の実施形態でセンサがトップ部材37を含むその内側に設けられている場合は、移載装置29を本来の停止位置からオーバーランさせてトップ部材37の進退位置を検出する、または、第1サイドアーム31を移動させる。
ステップS11では、荷積み動作が行われる。具体的には、図5〜図7で説明した動作が行われる。
以上に述べたように、移載制御部81cは、第1サイドアーム31が前側となるように走行台車23を走行させる場合、移載装置29の走行時において、左右方向における第2サイドアーム33の進退位置における第2サイドアーム33のトップ部材37の所定の幅内の荷の有無を、第1センサ91によって検出する。
図10に示すように第2OFF範囲Bに荷W1が重なっていた場合は、ステップS4において、図11に示すように、第1センサ91がONになる。そして、プロセスはステップS5、ステップS6、ステップS7に移行する。
第2OFF範囲Bは、本来は隙間なし検出がOFFしているべき左右方向範囲として設定されている。すなわち、第2OFF範囲Bで第1センサ91による隙間なし検出がONすれば、図12に示すように移載装置29が目標位置に停止した状態で第2サイドアーム33のトップ部材37が棚11側に進入したときに衝突する位置に荷W1があることになる。
2.第2実施形態
第1実施形態では第1センサ91で第2OFF範囲Bを検出することのみを必須としていたが、第1実施形態の制御動作に加えて、それ以外の検出動作を行ってもよい。
図13及び図14を用いて、そのような実施形態を説明する。図13及び図14は、第2実施形態のサイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図である。
移載装置29には、第1センサ91A、第2センサ92、第3センサ93A及び第4センサ94が設けられている(以下、まとめて説明する場合は「4個のセンサ91A、92、93A、94」という)。
第1センサ91Aは、荷Wの図13右側に第1サイドアーム31が進入する部分が確保できているか否かを検出(スキマ検出)するためのセンサである。第1センサ91Aは、第1サイドアーム31の前後方向の一方側端部に装着されている。第1センサ91Aは、昇降台27においてトップ部材37の進退に干渉しない位置に、具体的には、トップ部材37において左右方向における移載装置29に対する最内側部分に設けられている。
第2センサ92は、荷Wの図13左側に第2サイドアーム33が進入する部分が確保できているか否かを検出(スキマ検出)するためのセンサである。第2センサ92は、第2サイドアーム33の前後方向の一方側端部に装着されている。第2センサ92は、ベース部材35においてトップ部材37の進退に干渉しない位置に、具体的には、トップ部材37において左右方向における移載装置29に対する最外側部分又はさらに外側の位置に設けられている。
第3センサ93Aは、荷Wの図13右側に第1サイドアーム31が進入する部分が確保できているか否かを検出(スキマ検出)するためのセンサである。第3センサ93Aは、第1サイドアーム31の前後方向の他方側端部に装着されている。第3センサ93Aは、昇降台27においてトップ部材37の進退に干渉しない位置に、具体的には、トップ部材37において左右方向における移載装置29に対する最内側部分に設けられている。
第4センサ94は、荷Wの図13左側に第2サイドアーム33が進入する部分が確保できているか否かを検出(スキマ検出)するためのセンサである。第4センサ94は、第2サイドアーム33の前後方向の他方側端部に装着されている。第4センサ94は、ベース部材35においてトップ部材37の進退に干渉しない位置に、具体的には、トップ部材37において左右方向における移載装置29に対する最外側部分よりさらに外側の位置に設けられている。
移載装置29が目標位置に停止する直前の走行中に、クレーン制御部81の移載制御部81cは、第1センサ91Aによって、第1OFF範囲Aにおいて左右方向の第1サイドアーム31の進退位置における第1サイドアーム31の所定の幅内の荷の有無を、検出する。
また、移載装置29が目標位置に停止する直前の走行中に、クレーン制御部81は、第2センサ92によって、第2OFF範囲Bにおいて左右方向の第2サイドアーム33の進退位置における第2サイドアーム33の所定の幅内の荷の有無を、検出する。
したがって、第1実施形態のように第1センサ91Aが第2サイドアーム33の進入先の荷の有無を検出しようとして失敗した場合(つまり、本来は検出されるべき位置にある荷Wを検出できなかった場合)でも、第2センサ92が第2アームの進入先の荷を検出できる。この結果、第1サイドアーム31及び第2サイドアーム33の進入先の荷の有無を確実に検出できる。
図13及び図14を用いて、第1センサ91Aによる第1サイドアーム31の進入先の荷の有無の検出動作の一例を説明する。
この実施形態では、第1サイドアーム31は、移載装置29の本体部に対して所定範囲内で左右方向に移動可能である。つまり、第1サイドアーム31は第2サイドアーム33に対して接近・離反可能である。
第1サイドアーム31は、移載装置29の本体部30に対して、進退位置(図13)から、当該進退位置に位置する時の第1サイドアーム31の左右方向外側位置Dに第1センサ91Aが位置する外側位置(図14)まで移動することができる。つまり、移載制御部81cは、移載装置29が移載のために停止すると、その後に第1サイドアーム31を左右方向外側位置に移動させ、そのときにクレーン制御部81が第1サイドアーム31の所定の幅内の荷Wの有無を第1センサ91Aによって検出する。なお、第1サイドアーム31の左右方向外側位置への移動は、移載装置29の停止前に行われてもよい。これにより、クレーン制御部81は、図13に示すように進退位置では検出できないが進退位置で第1サイドアーム31のトップ部材37が棚11側に伸びると衝突する荷Wを、第1センサ91Aによって検出できる。
以上に述べたように第1サイドアーム31を本体部30に対して移動可能とすることで、移載装置29全体を走行させることなく、第1サイドアーム31のトップ部材37の内側に設けられた第1センサ91Aを使用して外側の荷Wの有無を検出できる。
この実施形態では、第1サイドアーム31が停止する左右方向外側位置Dとは、進退位置に位置する時の第1サイドアーム31のトップ部材37の所定の幅における外側の位置に第1センサ91Aが位置する位置である。この場合、所定の幅内の荷の有無を効率的に検出できる。つまり、所定の幅以上の外側まで検出しないので、検出時間が短縮される。
なお、検出時間が特に問題ない場合は、第1サイドアーム31を上記の位置よりさらに外側にまで移動させてもよい。
第2センサ92による第2サイドアーム33の進入先の荷の有無の検出動作は、例えば、目標位置停止後に、移載装置29全体の左右方向内側への移動、第2サイドアーム33の本体部30に対する左右方向内側への移動、その他の動作によって実行されてもよい。
3.第3実施形態
図15及び図16を用いて、第3実施形態を説明する。図15及び図16は、第3実施形態のサイドアーム式移載装置の動作を示す模式平面図である。第3実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態の一部又は全てを実行可能であり、さらに下記の構成及び機能を有している。
この実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、第2センサ92は、第2サイドアーム33のトップ部材37の左右方向における移載装置29に対する最外側部分又はさらに外側の位置に設けられている。そして、第2サイドアーム33は、移載装置29の本体部30の左右方向固定位置に設けられている。
以下の説明では、第1実施形態及び第2実施形態とは異なり、移載装置29の第2サイドアーム33が左右方向に対して前側となるように移載装置29が目標位置に向かって走行する場合を説明する。クレーン制御部81は、移載装置29の走行時において、第2OFF範囲Bにおいて左右方向の第2サイドアーム33の進退位置における第2サイドアーム33のトップ部材37の所定の幅内の荷の有無を第2センサ92によって検出する。これが可能なのは、第2サイドアーム33が固定されているにも関わらず、当該第2サイドアーム33のトップ部材37のさらに外側に第2センサ92を設けているからである。
この結果、図16に示すように進退位置では検出できないが進退位置で第2サイドアーム33のトップ部材37が棚11側に伸びると衝突する荷Wを、内側位置にて検出できる。
左右方向の第1サイドアーム31の進退位置における第1サイドアーム31のトップ部材37の所定の幅内の荷W1の有無を検出する方法は、例えば、目標位置停止後に、移載装置29全体の移動、第1サイドアーム31の本体部30に対する移動、その他の動作によって実行されてもよい。
4.実施形態の共通事項
搬送装置(例えば、スタッカクレーン3)は、走行部(例えば、走行台車23)と、移載装置(例えば、移載装置29)とを備えている。
走行部は、第1方向(例えば、左右方向)に沿って走行する。
移載装置は、走行部に搭載され、複数の荷(例えば、荷W)が載置される載置部(例えば、棚11)との間で荷の移載を行う。
移載装置は、第1アーム(例えば、第1サイドアーム31)及び第2アーム(例えば、第2サイドアーム33)と、少なくとも1つの検出器(例えば、第1センサ91)と、コントローラ(例えば、クレーン制御部81)とを有している。
第1アーム及び第2アームは、第1方向に対して所定の幅を有しており、第1方向に直交する第2方向(例えば、前後方向)に対して進退することにより、載置部との間で荷の移載を行う。
少なくとも1つの検出器は、第1方向に対して所定の幅よりも検出範囲が小さく、かつ検出範囲が第2方向に対して平行である。
コントローラは、少なくとも1つの検出器のうちの1つである第1検出器(例えば、第1センサ91)を第1方向に移動させることで、第1方向における第2アームの進退位置における第2アームの所定の幅内での荷の有無を、第1検出器により検出する。
この搬送装置では、第1検出器を第1方向に移動させることで、アームの幅内の荷の有無を検出できる。その結果、センサの数を増やしたり、広角なセンサを使用したりする必要がない。
なお、搬送装置とは、例えば、スタッカクレーン(第1実施形態)、シャトル台車である。
また、検出器を第1方向に移動させる具体的な方法は、例えば、走行部を走行させること(例えば、第1〜第3実施形態)、アームを走行部に対して移動させること(例えば、第2実施形態)、検出器の取り付け具を移動させることのいずれでもよい。
5.他の実施形態
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
上記実施形態ではセンサはベース部材に設けられていたが、昇降台やトップ部材等の他の部材に設けられてもよい。
上記実施形態のサイドアーム式移載装置では、1個の荷を移載する装置であるが、荷収納棚の手前側と奥側の2箇所に荷を移載できる構成を採用してもよい。
上記実施形態のサイドアーム式移載装置は、フックを用いて荷Wを移載するリアフック式であったが、荷をアームによって挟み込むクランプ方式やアームを荷に接近させて荷の係合部にフックを係合する方式が用いられてもよい。
上記実施の形態では、サイドアーム式移載装置はスタッカクレーンに設けられ、上下方向にも移動可能となっていたが、これに限られるものではない。例えば、前ラック及び後ラックの各段にサイドアーム式移載装置が配置されていてもよい。この場合、サイドアーム式移載装置は、走行部の一例としてシャトル台車を有しており、シャトル台車にアームが配置されている。シャトル台車によりサイドアーム式移載装置は、各段において左右方向に移動可能に構成されている。このように、サイドアーム式移載装置が各段に配置されている場合、スタッカクレーンのように昇降台が設けられておらず、走行部の一例としてシャトル台車が設けられている。
一対のサイドアームは、両者のベースが左右方向の固定位置に設けられていてもよいし、1つのサイドアームのみが左右方向に移動可能でもよいし、両方のサイドアームが左右方向に移動可能であってもよい。
本発明は、一対のサイドアームを有する移載装置を有する搬送装置に広く適用できる。
1 :自動倉庫
2a :前ラック
2b :後ラック
3 :スタッカクレーン
5 :走行通路
7 :第1支柱
9 :第2支柱
10 :昇降部
11 :棚
17 :入庫ステーション
19 :出庫ステーション
21a :上ガイドレール
21b :下ガイドレール
23 :走行台車
23a :左走行車輪
23b :右走行車輪
23c :前ガイドローラ
23d :後ガイドローラ
25a :左マスト
25b :右マスト
27 :昇降台
29 :サイドアーム式移載装置
30 :本体部
31 :第1サイドアーム
33 :第2サイドアーム
35 :ベース部材
37 :トップ部材
73 :第1フック
74 :第2フック
80 :制御盤
81 :クレーン制御部
81a :走行制御部
81b :昇降制御部
81c :移載制御部
82 :上位コントローラ
87 :走行モータ
89 :昇降モータ
91 :第1センサ
92 :第2センサ
93 :第3センサ
94 :第4センサ
A :第1OFF範囲
B :第2OFF範囲
C :ON範囲
W :荷

Claims (7)

  1. 第1方向に沿って走行する走行部と、
    前記走行部に搭載され、複数の荷が載置される載置部との間で荷の移載を行う移載装置と、を備え、
    前記移載装置は、
    第1方向に対して所定の幅を有しており、第1方向に直交する第2方向に対して進退することにより、前記載置部との間で荷の移載を行う第1アーム及び第2アームと、
    第1方向に対して前記所定の幅よりも検出範囲が小さく、かつ検出範囲が第2方向に対して平行である少なくとも1つの検出器と、
    前記少なくとも1つの検出器のうちの1つである第1検出器を第1方向に移動させることで、第1方向における前記第1アーム及び前記第2アームの少なくとも一方の進退位置における前記第1アーム又は前記第2アームの所定の幅内での荷の有無を、前記第1検出器によって検出するコントローラと、
    を備える搬送装置。
  2. 前記第1検出器は、前記第1アームに設けられており、
    前記コントローラは、前記第1アームが前側となるように前記走行部を走行させる場合、前記走行部の走行時において、第1方向における前記第2アームの進退位置における前記第2アームの前記所定の幅内の荷の有無を前記第1検出器によって検出する、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記コントローラは、前記走行部の停止動作時において、第1方向の前記第1アームの進退位置における前記第1アームの前記所定の幅内の荷の有無を前記第1検出器によって検出する、請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記少なくとも1つの検出器は、第2検出器を有し、
    前記第2検出器は前記第2アームに設けられ、
    前記コントローラは、前記第1アームが前側となるように前記走行部を走行させる場合、
    第1方向の前記第1アームの進退位置における前記第1アームの前記所定の幅内の荷の有無を、前記第1検出器によって検出し、
    第1方向の前記第2アームの進退位置における前記第2アームの前記所定の幅内の荷の有無を、前記第2検出器によって検出する、請求項1〜3のいずれかに記載の搬送装置。
  5. 前記第1検出器は、前記第1アームにおいて第1方向における前記移載装置に対する最内側部分に設けられ、
    前記第1アームは、進退位置と、当該進退位置に位置する時の前記第1アームの最外側部分又はさらに外側の位置に前記第1検出器が位置するアーム外側位置との間で前記走行部に対して移動可能であり、
    前記コントローラは、前記走行部が移載のための停止動作時において、前記第1アームを前記アーム外側位置に移動させ、そのときに前記第1アームの前記所定の幅内の荷の有無を前記第1検出器によって検出する、請求項1〜4のいずれかに記載の搬送装置。
  6. 前記アーム外側位置とは、前記進退位置に位置する時の前記第1アームの最外側の位置に前記第1検出器が位置する位置である、請求項5に記載の搬送装置。
  7. 前記第2検出器は、前記第2アームにおいて第1方向における前記移載装置に対する最外側部分又はさらに外側の位置に設けられ、
    前記第2アームは、前記走行部の第1方向固定位置に設けられており、
    前記コントローラは、前記走行部を前記第2アームが第1方向に対して前側となるように走行させる場合、
    前記走行部の走行時において、第1方向の前記第2アームの進退位置における前記第2アームの前記所定の幅内の荷の有無を前記第2検出器によって検出し、
    第1方向の前記第1アームの進退位置における前記第1アームの前記所定の幅内の荷の有無を前記第1検出器によって検出する、請求項4に記載の搬送装置。
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