JP2001301987A - 荷積みシステム - Google Patents

荷積みシステム

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JP2001301987A
JP2001301987A JP2000124524A JP2000124524A JP2001301987A JP 2001301987 A JP2001301987 A JP 2001301987A JP 2000124524 A JP2000124524 A JP 2000124524A JP 2000124524 A JP2000124524 A JP 2000124524A JP 2001301987 A JP2001301987 A JP 2001301987A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先頭の作業台車が経路外へ取り除かれた場合
でも、後続の作業台車で良好に積み込みが行えるように
する。 【解決手段】 トラック3の荷台3aに沿って走行する
複数の作業台車6で物品Wの積み込みを行う荷積みシス
テムとする。全台数の作業台車6に対して通信可能な全
体制御手段61を設ける。先頭の作業台車6の最初の積
み込み位置を後続の作業台車6に対して報知する先頭積
み込み位置報知手段69を設ける。各作業台車6には、
その作業台車6の最初の積み込み位置を記憶する初期積
み込み位置記憶手段64と、2回目以降の積み込み位置
を算出する積み込み位置算出手段65とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンベヤ等に貯
留された物品をトラックの荷台に並べて積み込む荷積み
システムに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、工
場等において、出荷する物品をコンベヤ等の貯留ステー
ションに並べて準備し、貯留ステーション上の物品をフ
ォークリフト等でトラックの荷台に奥側から順次積み込
むことが行われている。各物品はパレットに載せられ、
パレットごとトラックに積まれる。
【0003】このような荷積み作業の効率化を図るもの
として、直線レール上を走行する複数台の作業台車を備
えた荷積みシステムを試みた。各作業台車はフォークを
備えたものである。トラックは作業台車の走行経路に沿
う所定位置で停止させる。このようなレール上を走行す
る作業台車によると、作業台車の停止位置を制御するこ
とでトラックの荷台への積み込み位置を制御でき、効率
的な荷積みが行える。各作業台車の制御は、走行制御の
他にフォークの昇降や前進の制御が必要であり、1台の
操作盤で全ての作業台車の制御を行うようにすると、操
作盤が複雑になり過ぎる。そのため、各作業台車に制御
装置を搭載し、自立制御するものを試みた。また、毎回
変わるトラックの進入位置に応じた荷積みが効率的に行
えるように、先頭の作業台車をトラックの荷台に合わせ
て停止させ、後続の作業台車や、第2回目からの搬送サ
イクルでは、先頭の作業台車の最初の積み込み位置を基
準として積み込み位置を算出することを試みた。しか
し、先頭の作業台車を何らかの理由でメンテナンスライ
ン等へ退避させた場合に、次サイクル時に先頭となる作
業台車は積み込み位置が不明確になるという課題があ
る。また、作業台車による搬送途中で、異常の発生等に
より手動運転に切り換えてトラックへ積み込んだ場合
に、次サイクル時の積み込み位置が不明確になるとう課
題がある。
【0004】この発明の目的は、先頭の作業台車が経路
外へ取り除かれた場合でも、後続の作業台車で良好に積
み込みが行える荷積みシステムを提供することである。
この発明の他の目的は、全体制御手段との通信を最小限
にとどめることができ、荷積みのサイクルタイムを短縮
できるようにすることである。この発明のさらに他の目
的は、いずれかの作業台車が経路外へ取り除かれた場合
にも、積み込み位置の算出に支障をきたすことがないよ
うにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明を実施形態に対
応する図7と共に説明する。この荷積みシステムは、ト
ラック(3)の荷台(3a)に沿って走行する複数の作
業台車(6)で物品(W)の積み込みを行う荷積みシス
テムにおいて、全台数の作業台車(6)に対して通信可
能な全体制御手段(61)を設け、少なくとも先頭の作
業台車(6)の最初の積み込み位置を後続の作業台車
(6)に対して報知する先頭積み込み位置報知手段(6
9)を前記全体制御手段(61)に設けたことを特徴と
する。この構成によると、先頭の作業台車(6)の最初
の積み込み位置が、全体制御手段(61)の先頭積み込
み位置報知手段(69)により、後続の作業台車(6)
に報知される。そのため、先頭の作業台車(6)が何ら
かの事情で経路外へ取り除かれてしまったときでも、残
りの作業台車(6)は基準位置を認識して積み込みを良
好に続行することができる。また作業台車(6)による
搬送途中で、異常の発生等により手動運転に切り換えて
トラック(3)へ積み込んだ場合にも、同様に基準位置
が認識できて、良好に積み込みを続行することができ
る。
【0006】この発明において、各作業台車(6)に、
その作業台車(6)の最初の積み込み位置を記憶する初
期積み込み位置記憶手段(64)と、2回目以降にこの
積み込み位置を基準に積み込み位置を算出する積み込み
位置算出手段(65)とを設けても良い。この構成の場
合、各作業台車(6)は、最初の積み込みを行った後
は、その作業台車(6)に搭載された積み込み位置算出
手段(65)で積み込み位置を算出することができる。
そのため、全体制御装置(61)の負荷を軽減すること
ができ、通信を最小限にとどめ、荷積み作業のサイクル
タイムを短縮することができる。
【0007】この発明において、個々の作業台車(6)
に対して、その作業台車(6)が先頭から何台目である
かを知らせる台車順位報知手段(70)を前記全体制御
手段(61)に設けても良い。この構成の場合、全体制
御手段(61)の台車順位報知手段(70)から各作業
台車(6)に、その作業台車(6)が先頭から何台目で
あるかが知らされる。そのため、いずれかの作業台車
(6)が故障等で経路外へ排除された場合など、使用す
る作業台車(6)の台数が途中で変動しても、各作業台
車(6)において、次の積み込み位置の算出に支障をき
たすことがない。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図22と共に説明する。図1にレイアウト図を示すよ
うに、物品Wの貯留ステーション1に隣合って、トラッ
ク3の停止ステーション2が設けられている。貯留ステ
ーション1は、2列のコンベヤ4で構成され、各コンベ
ヤ4に、パレット積みの物品Wが一列に並んで貯留され
る。コンベヤ4にはチェーンコンベヤ等が用いられる。
貯留ステーション1には、基本的にはトラック3の1台
分の物品Wが貯留可能とされる。停止ステーション2
は、トラック3が進入する床面または地面上の所定領域
であり、貯留ステーション1のコンベヤ延長方向に続い
て設けられている。停止ステーション2は、トラック3
がコンベヤ4の進行方向と同じ方向に向いて位置するよ
うに設けられ、貯留ステーション1から遠い方の端部
が、トラック出入り口2aとなる。なお、停止ステーシ
ョン2は、トラック出入り口2a側が下降するように、
僅かな勾配が設けられている(図2参照)。
【0009】これら貯留ステーション1および停止ステ
ーション2の並びの両側に沿って、レール5が敷設さ
れ、各レール5に、複数台(図示の例では2台)の作業
台車6と、1台の作業位置指示台車7とが設置されてい
る。レール5は、各々内側レール5aと外側レール5b
との組として設けられている。各作業台車6は、内外の
レール5a,5bに跨がって設置され、作業位置指示台
車7は内側レール5aに設置される。作業台車6は、荷
積み装置となるものであり、貯留ステーション1から物
品Wを取り出してトラック3の荷台3aに積み込む作業
を行う。作業位置指示台車7は、作業台車6に対して、
トラック3への最初の積み込み位置である作業位置を指
示するものであり、作業台車6よりもトラック前方へ先
行する位置に設置される。作業位置指示台車7は手押し
式の台車とされている。
【0010】作業台車6の走行経路の上方には、作業台
車6に給電するトロリー線8が、支持フレーム9によっ
て架設されている。トロリー線8は、図1ではレール5
の真上に重なるため、中間を省略して両端のみを図示し
てある。図2に示すように、各作業台車6には、トロリ
ー線8に摺接する集電子10が、ポール11を介して設
置されている。なお、貯留ステーション1およびトラッ
ク停止ステーション2の上方にわたって、図3および図
4に示すように天井走行クレーン12が設置されてい
る。天井走行クレーン12は、建物躯体13の天井部に
設けられたレール14上を走行する。トラック3は、図
3に示すように、あおり3bを下方に、荷台上部扉3c
を上方に各々開くようにした荷台3aを有するものであ
る。また、図1に示すように、貯留ステーション1また
はトラック停止ステーション2の近傍には、このシステ
ム全体を制御する操作盤17が設置されている。
【0011】図5および図6に示すように、作業台車6
は、フォーク台車であって、台車本体6a上に、マスト
18が台車進退方向と直交する方向に進退自在に設置さ
れ、マスト18の正面に、フォーク19が昇降可能に設
置されている。したがって、フォーク19は、進退およ
び昇降が可能である。マスト18の進退、およびフォー
ク19の昇降の駆動は、それぞれマスト進退機構20お
よびフォーク昇降機構21により行われる。これらマス
ト進退機構20およびフォーク昇降機構21の駆動モー
タ、および作業台車6の走行用モータ22には、トロリ
ー線8から給電される。フォーク19は、物品Wを積載
するパレットP(図21,図22)の上面板と下面板間
の隙間に挿入可能な形状とされている。フォーク19
は、マスト18に昇降自在に設置されたフォーク支持昇
降体51に設置することで、マスト18に対して昇降可
能とされている。フォーク昇降機構21は、このフォー
ク支持昇降体51を昇降させる。
【0012】図7は、この荷積みシステムの制御系の概
念構成を示す。各作業台車6は、それぞれコンピュータ
等で構成される台車制御手段60を搭載しており、この
手段60の制御に従って動作する。各作業台車3の台車
制御手段60は、共通の全体制御手段61の指令に従
う。全体制御手段61は、上記操作盤17(図1)で構
成される。
【0013】台車制御手段60は、作業台車6の走行を
制御する走行制御手段62、およびフォーク63の昇降
および進退を制御するフォーク制御手段63の他に、初
期積み込み位置記憶手段64、積み込み位置算出手段6
5、台車順位記憶手段66、および通信手段67を有す
る。走行制御手段62は、台車走行モータ22の制御を
行う。フォーク制御手段63は、フォーク昇降機構21
(図5)の制御およびマスト進退機構20の制御、詳し
くはこれらの機構の駆動モータの制御を行う。通信手段
67は、全体制御手段61の通信手段68との間で通信
を行う手段である。通信手段67,68は、ワイヤレス
で通信を行うものとされている。
【0014】初期積み込み位置記憶手段64は、作業台
車6がトラック3に繰り返して物品Wを積み込む場合の
最初の積み込み位置を記憶する手段である。この積み込
み位置は、積み込み時に、例えば、台車走行モータ22
の走行量検出手段44を読み取ったデータとされる。積
み込み位置算出手段65は、初期積み込み位置記憶手段
64に記憶された最初の積み込み位置を基準として、2
回目以降の積み込み位置を算出する手段である。積み込
み位置の算出は、物品Wの幅、物品W間の隙間、および
物品Wの並び個数から所定の演算式で行える。複数台の
作業台車6を往復させるサイクルを繰り返す場合、積み
込み位置は、例えば、(物品幅+物品間の隙間)×台車
台数×サイクル数を、最初の積み込み位置に加えた値と
される。物品幅は、パレットPの幅で積み込み幅が規制
される場合、パレット幅が用いられる。台車順位記憶手
段66は、全体制御手段61から通信手段68,67を
介して報知される台車順位を記憶する手段である。な
お、台車制御手段60は、先頭台車であってかつ1サイ
クル目の積み込み時である場合に、その積み込み位置を
全体制御手段61に通信手段67,68で伝える機能を
有している。台車制御手段60は、その全体の概略制御
を示すと、図9に流れ図で示す制御を行う。
【0015】全体制御手段61は、先頭積み込み位置報
知手段69と、台車順位報知手段70と、通信手段68
とを有している。先頭積み込み位置報知手段69は、先
頭の作業台車6の最初の積み込み位置を後続の各作業台
車6に対して報知する手段である。先頭の作業台車6の
最初の積み込み位置は、前記のように先頭の作業台車6
から通信手段67,68を介して伝えられた位置とす
る。台車順位報知手段70は、各作業台車6にその作業
台車6が先頭から何台目であるかの順位を、作業台車6
の入替えや台数変更があった後に報知する手段である。
台数変更のデータは、例えば操作盤17(図1)からの
作業者の入力で得られる。
【0016】上記構成の動作を説明する。図1の貯留ス
テーション1には、トラック3の1台分の物品Wが並べ
て貯留される。このとき、貯留ステーション1の2列に
設けられた各コンベヤ4,4には、トラック3の荷台3
aに2列に積載される各列に対応した物品Wが一列に並
べて貯留される。トラック3は、トラック停止ステーシ
ョン2にトラック出入り口2aからバックして所定位置
まで進入させ、そのあおり3b(図3)および荷台上部
扉3cを開ける。
【0017】このように準備された状態で、貯留ステー
ション1の付近に待機していた作業位置指示台車7を、
トラック3の荷台3aの前端位置まで手で押して移動さ
せる。作業位置指示台車7を位置決めした後は、操作盤
17の制御、および作業台車6に搭載された台車制御手
段60の制御による自動運転で、各作業台車6により、
貯留ステーション1の物品Wを1個ずつ取り出して、ト
ラック3の荷台3aに前端から後方へ順次並べて積み込
む作業が行われる。複数台の作業台車6は、共にトラッ
ク3へ走行させて積み込みを行い、これら複数台を貯留
ステーション1に戻すという積み込みサイクルを繰り返
す。図7は2台の作業台車6を用い、3サイクルで積み
込みを完了する場合の例を示す。
【0018】この自動運転において、先頭の作業台車6
のトラック3に対する最初の積み込み位置(荷積み作業
のための停止位置)は、作業台車6が作業位置指示台車
7を検出することによって定められる。すなわち、作業
台車6が前進して、その走行位置決め検出手段35(図
12)で作業位置指示台車7の被検出具27を検出する
ことで停止する。後続の作業台車6は、先頭側に隣合う
作業台車6が位置決めされた後、その作業台車6を検出
することで停止する。各作業台車6は、最初の積み込み
位置で停止すると、その積み込み位置を初期積み込み位
置記憶手段64に記憶する。このうち、先頭の作業台車
6は、最初の積み込み位置を全体制御手段61に通信手
段67,68を介して通信する。
【0019】各作業台車6は、次回(次サイクル)から
の積み込み時は、初期積み込み位置記憶手段64に記憶
された最初の積み込み位置を基準として、積み込み位置
検出手段65で積み込み位置を算出する。走行制御手段
62は、この算出された積み込み位置で作業台車6を停
止させる。
【0020】図9の流れ図に従って説明する。この流れ
図は、台車制御手段60が行う制御である。各作業台車
6は、コンベヤ4上のパレットPの荷すくいを完了した
後(ステップS1)、走行動作を開始する(S2)。先
頭の作業台車6であるか否かが判断され(S3)、先頭
台車6でない場合は、走行動作を完了し(S9)、荷降
ろし動作を開始する(S8)。先頭台車か否かの判断ス
テップS3で、先頭の台車である場合は、1サイクル目
の搬送か否かが判断され(S4)、1サイクル目でない
場合は、走行動作を完了した後(S9)、荷降ろし動作
を開始する(S8)。なお、ステップS9の走行動作の
完了は、各場合に応じて、前述のように先頭側台車の検
出か、または前回積み込み位置から算出される積み込み
位置で位置決めされる。先頭台車で、かつ1サイクル目
の搬送である場合は、作業位置指示台車7の検出で停止
し(S5)、走行動作を完了する(S6)。この後、操
作盤17へ到着位置を通知する。すなわち、全体制御手
段61に積み込み位置を通知する(S7)。この後、荷
降ろし動作を開始する(S8)。
【0021】この荷積みシステムによると、このよう
に、先頭の作業台車6の最初の積み込み位置が、全体制
御手段61の先頭積み込み位置報知手段69により、後
続の作業台車に報知される。そのため、先頭の作業台車
6の最初の積み込み位置を基準として後続の各作業台車
6の積み込み位置を制御するにつき、先頭の作業台車6
が取り除かれたり、メンテナンスライン(図示せず)等
に退避させられたりしたときも、後続の作業台車6で基
準位置を認識して積み込みを良好に続行することができ
る。また、各作業台車6は、最初の積み込みを行った後
は、その作業台車6に搭載された積み込み位置算出手段
64で積み込み位置を算出する。そのため、全体制御装
置61との通信を最小限にとどめることができ、荷積み
作業のサイクルタイムが短縮できる。また、作業台車6
の台数変更や入替え等があった場合、全体制御手段61
の台車順位報知手段70から各作業台車6に、その作業
台車6が先頭から何台目であるかが知らされる。そのた
め、台数変更等があっても、各作業台車6において、次
の積み込み位置の算出に支障をきたすことがない。
【0022】次に、この荷積みシステムの各部の詳細を
説明する。図15〜図20と共に、作業位置指示台車7
を説明する。作業位置指示台車7は、図17に示すよう
に、トラック3の荷台3aの端部に対して位置決めする
荷台対応位置決め手段26と、後続の作業台車6(図
1,図16)に対して停止位置を示す被検出具27とを
備えたものである。作業位置指示台車7は、走行用の車
輪として、レール5に案内されるガイドローラ23と、
レール5の付近に接地するキャスタ24とが台車本体7
aに設けられ、またレール5の上面に摺接するブラシ2
5を有している。作業位置指示台車7のトラック対向側
の側面の位置、つまりレール5からの突出量B1は、作
業台車6の突出量B2(図5)と略同じとされている。
作業台車6の突出量B2は、フォーク後退時の突出量で
ある。
【0023】荷台対応位置決め手段26は、荷台当接部
材28を作業位置指示台車7から側方へ出入り自在に設
けたものである。荷台当接部材28は、突出状態で、ト
ラック3の荷台3aの前端面に当接させるものであり、
詳しくは、倒し状態のあおり3bの前端面に当接させる
ように設けられる。荷台当接部材28は、台車本体7a
に設けられた支持部材29に、支持ピン30回りに上下
回動自在に支持することで、台車側方への出入りが自在
とされている。荷台当接部材28の支持ピン30を挿通
した孔は長孔31に形成され、この長孔31内で支持ピ
ン30が相対的に移動可能な範囲で、荷台当接部材28
の出入り量の調整が自在とされている。
【0024】荷台当接部材28は、先端部28aが矢印
形状に形成され、後端に重り部28bを有していて、不
使用時は、図18(A)に示すように先端部28aが真
下を向く姿勢で収容される。このとき、荷台当接部材2
8は、支持ピン30に、長孔31の端部が当たる状態で
吊り下げられる。荷台当接部材28の使用時は、荷台当
接部材28を少し持ち上げて回動させる。これにより、
後端の重り部28bの重量によって、先端部28aが上
を向く回動力が生じ、この状態で、支持部材29に設け
られた回動位置規制用のストッパ32,33に当たるこ
とで、荷台当接部材28は水平姿勢に保持される。この
水平姿勢において、長孔31内で荷台当接部材28の出
入り調整が行われる。
【0025】図17に示した被検出具27は、図15に
示すように、台車走行方向に延びる棒または板状のドグ
であり、先端に反射板27aを有していて、ブラケット
34により台車本体7aに取付けられている。この被検
出具27は、図16に示すように、作業台車6に設けら
れた走行位置決め用の検出手段35により検出される。
【0026】作業台車6の走行位置決め検出手段35
は、被検出具27の反射板27aを検出する第1の減速
用検出器36と、被検出具27を各々検出する第2の減
速用検出器37および停止用検出器38とで構成され
る。第1の減速用検出器36は、赤外線光を照射し、反
射板27aの反射光を検出することで、反射板27aが
所定距離まで近接したことを検出して、その検出信号に
より作業台車6を減速させる。第2の減速用検出器37
はフォトセンサまたは近接スイッチ等からなり、被検出
具27を検出することで、その検出信号により作業台車
6を微速に減速させる。停止用検出器38は、同じくフ
ォトセンサまたは近接スイッチ等からなり、被検出具2
7を検出することで、その検出信号により作業台車6を
停止させる。各検出器36〜38は、作業台車6にその
進退方向に突出して設けられた検出器類取付フレーム3
9に取付けられている。この検出器類取付フレーム39
には、さらに走行端検出器40が取付けられている。走
行端検出器40は、リミットスイッチ等からなり、作業
台車6の走行経路の両端に設けられたドグ(図示せず)
を検出することで、作業台車6を停止させるものであ
る。
【0027】図10に概略平面図で作業台車6の検出器
類の配置を示すように、走行位置決め検出手段35は、
各作業台車6に設けられていて、作業位置指示台車7に
対する作業台車6の停止制御に用いる他に、隣合う作業
台車6が相互に近接した場合の停止制御に兼用される。
このため、各作業台車6には、走行位置決め検出手段3
5に対する被検出具27が設けられている。この被検出
具27は、図15と共に前述した作業位置指示台車7の
被検出具27と同じ構成のものであり、先端に反射板2
7aを有している。走行位置決め検出手段35は、作業
台車6の前部に突出して設けたものであるが、各作業台
車6には、後退衝突防止検出手段35Aが後部に突出し
て設けられ、かつ後退用の被検出具27Aが、後退衝突
防止検出手段35Aに対応して設けられている。前進用
の走行位置決め検出手段35と、後退衝突防止検出手段
35Aとは、互いに作業台車6の進行方向に直交する方
向に離れて設けられている。後退衝突防止検出手段35
Aおよび被検出具27Aは、前進用の走行位置決め検出
手段35および被検出具27とは、向きが異なるだけで
互いに同じ構成のものである。
【0028】各作業台車6の前進用の走行位置決め検出
手段35を設置した検出器類取付フレーム39には、前
方台車載荷検出手段41が取付けられている。前方台車
載荷検出手段41は、前方の作業台車6にパレットPが
載せられていることを検出する手段であり、図11に2
台の作業台車6の隣接部を正面側から示すように、光電
式の検出器が用いられている。
【0029】図10に示すように、各作業台車6は上記
通信手段67(図7)を構成する光伝送装置42を備え
ていて、これら光伝送装置42は、その光線が互いに干
渉しないように配置される。図示の例では、これら光伝
送装置42は、前方の作業台車6については、後退衝突
防止検出手段35Aを設置した検出器類取付フレーム3
9に設置され、後方の作業台車6については、前進用の
走行位置決め検出手段35を設置した検出器類取付フレ
ーム39に設置されている。光伝送装置42は、図1の
操作盤17との間の信号の受信または送受を行う手段で
あり、作業台車6の走行経路の端部に設置された操作盤
側光伝送装置43との間で、赤外線光の送受を行う。こ
の装置43は上記通信手段68(図7)となる。
【0030】各作業台車6は、走行量を検出する走行量
検出手段44を有しており、この走行量検出手段44で
検出された走行量を用いて走行位置の制御や積み込み位
置の検出が行われる。なお、各作業台車6は、光伝送装
置42の配置を除いて、互いに同じ構成のものであり、
光伝送装置42の取付位置を変更するだけで、互換使用
ができるものとしてある。そのため、作業台車6の配置
によっては不要となる検出器類があるが、その不要な検
出器類は、使用しないだけで、そのまま残される。
【0031】上記具体構成の場合の動作を説明する。ト
ラック3への荷積みの開始時に、上記のように、作業位
置指示台車7を、トラック3の荷台3aの前端位置まで
手で押して移動させる。このとき、停止ステーション2
内で、トラック3の進入位置が左右に偏り過ぎていた
り、斜めに進入していた場合は、両側の経路のいずれか
の作業台車6が、トラック3に干渉するか、または干渉
しそうになる。これにより、後に作業台車6が移動する
ときに、トラック3と干渉するか否かの確認が行える。
すなわち、作業位置指示台車7のトラック側への突出量
B1(図17)は、作業台車6の突出量B2(図5)と
略同じであるため、上記の干渉確認が行える。干渉する
か、干渉の恐れがある場合は、トラック3を停止ステー
ション2に入れ直して許容範囲の進入位置とする。な
お、作業位置指示台車7は、手押し台車であるため、ト
ラック3に干渉しても損傷の問題がない。
【0032】荷台3aの略前端よりも若干行き過ぎた位
置まで作業位置指示台車7を移動させた後、図17のよ
うに、作業位置指示台車7の荷台対応位置決め手段26
の荷台当接部材28を水平姿勢として突出させ、荷台当
接部材28が荷台3aのあおり3bの端面に当たるまで
作業位置指示台車7を戻す。これにより、トラック停止
ステーション2への進入位置が毎回ばらついても、その
荷台3aの前端位置に対して、作業位置指示台車7が正
しく位置決めされる。
【0033】このように、作業位置指示台車7を位置決
めした後は、台車制御手段60の制御による自動運転
で、各作業台車6により、貯留ステーション1の物品W
を1個ずつ取り出して、トラック3の荷台3aに前端か
ら後方へ順次並べて積み込む作業が行われる。この自動
運転において、作業台車6のトラック3に対する最初の
作業位置(荷積み作業のための停止位置)は、作業台車
6が作業位置指示台車7を検出することによって定めら
れる。すなわち、作業台車6が前進して、その走行位置
決め検出手段35で作業位置指示台車7の被検出具27
を検出することで停止する。このとき、前述のように、
被検出具27の反射板27aを第1の減速用検出器36
で検出することで、走行を減速させ、第2の減速用検出
器37で被検出具27を検出することで微速状態まで減
速させ、停止用検出器38で被検出具27を検出するこ
とにより停止させる。
【0034】同じレール5上で2台の作業台車6を走行
させるが、後方の作業台車6が前進するときの作業台車
相互の衝突は、前方の作業台車6に設けられた被検出具
27を後方の作業台車6に設けられた走行位置決め検出
手段35で検出して停止させることで防止される。この
検出による停止は、衝突回避だけでなく、後方の作業台
車6を前方の作業台車6の隣の作業位置に停止させる場
合の位置決め制御として使用しても良い。また、前方向
の作業台車6が後退するときに、後方の作業台車6に衝
突することについては、後方の作業台車6に設けられた
被検出具27を前方の作業台車6の後退衝突防止検出手
段35Aで検出することで回避される。貯留ステーショ
ン1の両側の系列の荷積み作業は、互いに独立して並行
に進められる。
【0035】
【発明の効果】この発明の荷積みシステムは、トラック
の荷台に沿って走行する複数の作業台車で物品の積み込
みを行う荷積みシステムにおいて、全台数の作業台車に
対して通信可能な全体制御手段を設け、少なくとも先頭
の作業台車の最初の積み込み位置を後続の作業台車に対
して報知する先頭積み込み位置報知手段を前記全体制御
手段に設けたものであるため、先頭の作業台車が経路外
へ取り除かれた場合でも、後続の作業台車で良好に積み
込みが行える。各作業台車に、その作業台車の最初の積
み込み位置を記憶する初期積み込み位置記憶手段と、2
回目以降にこの積み込み位置を基準に積み込み位置を算
出する積み込み位置算出手段とを設けた場合は、全体制
御手段との通信を最小限にとどめることができ、荷積み
のサイクルタイムを短縮できる。個々の作業台車に対し
て、その作業台車が先頭から何台目であるかを知らせる
台車順位報知手段を前記全体制御手段に設けた場合は、
いずれかの作業台車が経路外へ取り除かれた場合にも、
各作業台車における積み込み位置の算出に支障をきたす
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる荷積みシステム
のレイアウト図である。
【図2】同システムの側面図である。
【図3】同システムのトラック停止ステーションにおけ
る破断正面図である。
【図4】同システムの貯留ステーションにおける破断正
面図である。
【図5】その作業台車の側面図である。
【図6】(A),(B)は各々同作業台車の正面図およ
び平面図である。
【図7】同荷積みシステムの概念構成のブロック図であ
る。
【図8】その全体制御手段と作業台車の通信の関係を示
す説明図である。
【図9】作業台車に搭載された台車制御手段の制御を示
す流れ図である。
【図10】同作業台車の検出器類の配置を平面図で示す
説明図である。
【図11】同作業台車における前方荷積み検出器の付近
を示す正面図である。
【図12】走行位置決め検出手段および被検出具を作業
台車の略図と共に示す背面図である。
【図13】同走行位置決め検出手段による被検出具の検
出状態を示す背面図である。
【図14】(A)は被検出具を作業台車の略図と共に示
す背面図、(B)は走行位置決め検出手段を作業台車の
略図と共に示す右側面図である。
【図15】作業位置指示台車の側面図である。
【図16】作業位置指示台車と作業台車の走行位置決め
検出手段との関係を示す背面図である。
【図17】作業位置指示台車の側面図である。
【図18】荷台対応位置決め手段の動作説明図である。
【図19】作業位置指示台車の平面図である。
【図20】作業位置指示台車を図17と逆方向から見た
側面図である。
【図21】(A),(B)は各々パレットのフォーク非
挿入状態および挿入状態を各々示す正面図である。
【図22】同パレットの平面図である。
【符号の説明】
1…貯留ステーション 2…停止ステーション 3…トラック 3a…荷台 4…コンベヤ 5…レール 6…作業台車 7…作業位置指示台車 18…マスト 19…フォーク 22…台車走行モータ 44…走行量検出手段 60…台車制御手段 61…全体制御手段 62…走行制御手段 63…フォーク制御手段 64…初期積み込み位置記憶手段 65…積み込み位置算出手段 67,68…通信手段 69…先頭積み込み位置報知手段 70…台車順位報知手段 P…パレット W…物品
フロントページの続き Fターム(参考) 3F076 AA02 CA01 CA05 CA07 DA02 DB11 EA08 EA09 FA01 FA04 GA05 3F333 AA04 AB07 AE02 FA01 FA02 FA04 FE08 FE09 5H301 AA02 AA09 BB07 CC03 DD07 DD17 EE02 GG06 GG08 GG12 GG19 JJ01 KK02 KK18 KK19 LL03 LL08 LL11 MM04 MM10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックの荷台に沿って走行する複数の
    作業台車で物品の積み込みを行う荷積みシステムにおい
    て、全台数の作業台車に対して通信可能な全体制御手段
    を設け、少なくとも先頭の作業台車の最初の積み込み位
    置を後続の作業台車に対して報知する先頭積み込み位置
    報知手段を前記全体制御手段に設けたことを特徴とする
    荷積みシステム。
  2. 【請求項2】 各作業台車に、その作業台車の最初の積
    み込み位置を記憶する初期積み込み位置記憶手段と、2
    回目以降にこの積み込み位置を基準に積み込み位置を算
    出する積み込み位置算出手段とを設けた請求項1記載の
    荷積みシステム。
  3. 【請求項3】 個々の作業台車に対して、その作業台車
    が先頭から何台目であるかを知らせる台車順位報知手段
    を前記全体制御手段に設けた請求項1または請求項2記
    載の荷積みシステム。
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