JP6938738B2 - チップ部品転写装置 - Google Patents

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本発明は転写元基板上のチップ部品を転写先基板に転写する際に用いるチップ部品転写装置において、転写元基板上のチップ部品をピックアップする際に用いるピックアップツールのツール高さ調整装置に関する。
微細加工技術の進歩による半導体チップの小型化や、LEDの発光効率向上によるLEDチップの小型化が進んでいる。このため、半導体チップやLEDチップ等のチップ部品を、1枚のウェハ基板に、密に多数形成できるようになってきている。
このように小型のチップ部品が密に多数形成されると、チップ部品を他の基板に転写するのに際して、1つずつ転写するのは極めて非効率である。そこで、効率改善のために種々な手法が検討されており、その1つとして複数のチップ部品を同時にピックアップする手法がある(例えば特許文献1)。
図7は、転写元基板B0上に密に配されたチップ部品Cを複数同時にピックアップして、転写先基板B1上に間隔を開けて転写する例を示したものであり、チップ部品Cを保持するチップ保持部21を複数有するピックアップツール2を用いて転写を行なう様子を示したものである。
図7(a)は、チップ保持部21とチップ部品Cの位置合わせを行った状態を示し、その後、ピックアップツール2を降下させ、図7(b)のようにチップ保持部21をチップ部品Cに接触させ、チップ保持部21がチップ部品Cを保持した状態でピックアップツール2を上昇させると、図7(c)のように転写元基板B0から、チップ部品Cを複数同時にピックアップすることができる。この後、図7(d)のようにピックアップツール2の下に転写先基板B1を配置した状態で、図7(e)のようにピックアップツール2を降下してチップ部品Cを転写先基板B1と密着させてから、チップ保持部21によるチップ部品Cの保持を解除して、図7(f)のようにピックアップツール2を上昇させれば転写先基板B1へのチップ部品Cの転写が行なえる。
特表2015−529400号公報 特開2008−201883号公報
図7に示したようなチップ保持部21がチップ部品Cを保持するのに際して、従来は真空吸着方式が用いられている。ずなわち、図8(a)に断面図を示すようなチップ保持部21において、チップ保持部21の吸着穴2Vが接触した状態で吸着穴2V内を減圧することでチップ保持部21はチップ部品Cを吸着し、この状態でチップ保持部21が上昇すれば転写元基板B0からチップ部品Cを剥離してピックアップすることができる。ここで、ピックアップツール2およびチップ保持部21としては、機械的強度や加工性の観点から通常は金属が用いられている。
ところで、図7に示したように、複数同時にピックアップするようなチップ部品Cは数十μm角と極めて小さい。このため、金属製のチップ保持部21が接触する際の圧力により、図8(b)のようにクラックを生じるチップ部品Cもある。このようなチップ部品Cは、図8(c)のようにピックアップ過程で破損して吸着保持できないものもあるが、クラックを生じたまま転写先基板B1に転写されても不都合を生じる。
そこで、このようなピックアップ時のチップ部品Cの破損の対策として、チップ保持部21のチップ部品Cと接触する部分に柔軟部材21Sを用いることが考えられる。図9(a)〜図9(c)は柔軟部材21Sを有するチップ保持部21でチップ部品Cをピックアップする様子を示したものであり、柔軟部材21Sが変形することで、チップ部品Cに急激に圧力が加わることはない。
また、微小なチップ部品Cを吸着するための吸着穴2Vの形成には極めて微細な加工が必要でありコストも高いことから、真空吸着以外の手法によるチップ部品Cの保持も考えられている。その1つがファンデルワールス力を用いるものであり、所謂ヤモリテープ(特許文献2)等の利用が該当する(図10)。このような場合においても、チップ保持部21でチップ部品Cと接触する部分は金属等とは異なり柔軟な部材となる。そこで、図10に示したヤモリテープも柔軟部材21Sと記している。図10(a)〜図10(c)はファンデルワールス力でチップ部品Cを保持可能な柔軟部材21Sを有するチップ保持部21でチップ部品Cをピックアップする様子を示したものであり、図9(a)〜図9(c)と同様、柔軟部材21Sが変形することで、チップ部品Cに急激に圧力が加わることはない。
しかし、チップ保持部21に柔軟部材を用いることにより、チップ部品Cの破損を防ぐことができる反面、チップ保持部21の高さ位置調整において問題も生じている。すなわち、柔軟部材21Sを用いるチップ保持部21においてもチップ部品Cを確実に保持するためにはチップ部品Cとの相対距離を把握する必要があるが、その前提となるチップ保持部21の高さ位置調整が従来方式では困難となっている。何故なら、従来方式では高さ位置が既知の面に接触したときの圧力変化を検出してチップ保持部21の高さ位置を把握しているが、柔軟部材21Sを用いることによりチップ保持部材21と面が接触したときの圧力変化を検出することが難しくなっているからである。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、チップ保持部に接触に伴う圧力変化が小さい柔軟部材を用いたピックアップツールでも、チップ部品を確実にピックアップすることが可能なチップ部品転写装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
転写元基板上のチップ部品を転写先基板に転写するチップ部品転写装置であって、
前記転写元基板を保持する転写元ステージと、記チップ部品をファンデルワールス力により保持する柔軟部材を先端に配したチップ保持部を有し、前記転写元基板上の前記チップ部品をピックアップするピックアップツールと、前記ピックアップツールの上下駆動を制御する制御手段を有し、前記チップ保持部の高さ位置を調整するツール高さ調整装置とを備え、
前記チップ部品と前記柔軟部材接触面積を増し、前記チップ保持部が前記チップ部品を有効に保持する状態まで前記ピックアップツールを降下させてから、前記ピックアップツールを上昇させるチップ部品転写装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のチップ部品転写装置であって、
前記ツール高さ調整装置が、前記転写元ステージ上面に対して垂直な高さ方向の距離を測定する測長手段を有
記チップ部品を有効に保持する前記チップ保持部の高さ位置を設定するチップ部品転写装置である。

請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のチップ部品転写装置であって、
前記ピックアップツールに複数のチップ保持部が設けられたチップ部品転写装置である。
チップ保持部に接触に伴う圧力変化が小さい柔軟部材を用いたピックアップツールにおいて、ピックアップ対象のチップ部品を加圧により破損することもなく確実にピックアップすることができる。
本発明の実施形態に係るツール高さ調整装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るツール高さ調整装置の動作状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るツール高さ調整装置の撮像手段が取得した画像の例であり(a)チップ保持部が撮像手段の焦点から離れた状態、(b)チップ保持部が撮像手段の焦点に接近段階の状態、(c)チップ保持部が撮像手段の焦点に設けた面に接触した状態、(d)チップ保持部が撮像手段の焦点に設けた面に密着した状態を示図である。 本発明の実施形態に係るツール高さ調整装置と転写元ステージ、転写元基板、チップ部品および転写先基板の関係を示す一例である。 本発明の実施形態のツール高さ調整装置において(a)撮像手段の焦点合わせを行う状態、(b)撮像手段の焦点合わせに用いる焦点合わせ治具を示す図である。 本発明の実施形態に係るツール高さ調整装置の撮像手段が取得した画像であって、ピックアップツールに傾きが生じている例を示す図である。 微小なチップ部品を複数同時にピックアップして転写する例で(a)ピックアップツールとチップ部品との位置合わせ状態、(b)ピックアップツールによるチップ部品保持状態、(c)ピックアップツールによるチップ部品ピックアップ状態、(d)ピックアップツールと転写先基板の位置合わせ状態、(e)ピックアップツールによるチップ部品の転写先基板への配置、(f)ピックアップツールによるチップ部品の転写完了状態を示す図である。 従来の真空吸着方式で微小なチップ部品をピックアップする際の問題点を説明するもので(a)チップ部品の上部にチップ保持部を配置した状態、(b)チップ保持部をチップ部品に密着した状態、(c)チップ保持部がチップ部品を吸着してピックアップする状態を示す図である。 柔軟部材を用いたチップ保持部で微小なチップ部品を吸着保持してピックアップする例を説明するもので(a)柔軟部材がチップ部品に接触した状態、(b)柔軟部材をチップ部品に密着させて保持した状態、(c)チップ保持部を上昇させチップ部品をピックアップした状態を示す図である。 柔軟部材が有する保持力でチップ部品を保持してピックアップする例を説明するもので(a)柔軟部材がチップ部品に接触した状態、(b)柔軟部材をチップ部品に密着させて保持した状態、(c)チップ保持部を上昇させチップ部品をピックアップした状態を示す図である。
本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態に係るツール高さ調整装置1の構成を示す断面図である。ツール高さ調整装置1は、ピックアップツール2のチップ保持部21の高さ位置を調整するもので、透明板4、撮像手段5、制御手段10を備えている。
ここで、ピックアップツール2は転写元ステージ3が保持する転写元基板B0からチップ部品Cをピックアップするものであり、複数個のチップ部品Cを同時にピックアップするよう複数のチップ保持部21を有している。複数のチップ保持部21によって形成される領域は、同一面上に存在する複数のチップ部品Cを同時に保持するため、面を形成している。また、チップ保持部21は、チップ部品Cと接触する部分に図9、図10に示したような柔軟部材21Sを用いている。なお、チップ部品Cは500μm角より小さい微小チップであれば特に材質や用途を限定せず、LEDチップ、無線チップ、MEMSチップなどに用いられるチップ部品が対象となる。
ピックアップツール1における透明板4は、転写元ステージ3に設けられた透明板であり、透明板上面41が転写元ステージ上面31と平行になるように設けられている。透明板4としては、濁りのない透明性と、変形し難く、傷がつき難い材質が好適であり、ガラスや石英が望ましい。なお、転写元ステージ上面31に対する透明板上面41の高さは正確に掌握できれば任意に設定してよいが、0μm(透明板上面41が転写元ステージ上面31と同一平面を形成)から上下1000μmの範囲内が望ましい。
撮像手段5は、図1に示すように透明板4を介してピックアップツール2のチップ保持部21が視野に入るように透明板4の下側に配置している。図1で、撮像手段5は、プリズム51により光軸を曲げてから撮像装置50が画像を取得する構成となっているが、透明板4の直下に充分なスペースを設けることが出来れば、プリズム51を用いずに撮像装置50が直接上方に視野を有する構成としてもよい。
制御手段10は、図示しない駆動手段を介してピックアップツール2の上下駆動を制御する機能と、撮像手段5の動作を制御する機能と、撮像手段5が取得した画像を解析する機能を有している。ここで、ピックアップツール2の上下駆動においては、エンコーダ等を用いて上下移動距離を算出しながら上下駆動を制御することが可能である。撮像手段5の動作においては画像を取得するタイミングを制御でき、ピックアップツール2の上下駆動位置と連動して画像を取得することも可能である。また、撮像手段5が取得した画像の解析機能については汎用の画像解析ソフトウェアを利用してもよい。
以下、ツール高さ調整装置1を用いて、ピックアップツール2のチップ保持部21の高さを調整する工程について説明する。
まず、撮像手段5(の撮像装置50)については、予め焦点を透明板上面41に合わせておく。この段階では、図1のように、チップ保持部21は透明板上面41から離れるようピックアップツール2は配置されている。
この状態から、制御手段10はピックアップツール2を徐々に降下させ、図2のようにチップ保持部21が透明板上面41に密着した段階で停止させる。なお、チップ保持部21が柔軟部材21Sを用いていても、柔軟部材21Sが充分圧職されるとピックアップツール2にも大きな圧力が加わるので、圧力検出によりチップ保持部21が透明板上面41に密着することを検知することは可能である。
ピックアップツール2が、図1の状態から図2の状態に至る間において、制御手段10はピックアップツール2の移動距離と関連付けて、撮像手段5により画像を取得する。すなわち、チップ保持部21が透明板上面41に接近している状態で、距離と関連付けて画像を取得するものであり、取得した画像の例を図3に示す。図3において、図3(a)はチップ保持部21が透明板上面41から離れた状態であり、撮像手段5の焦点は透明板上面41であるため、チップ保持部21のイメージI21はぼやけている。その後、ピックアップツール2を降下させているのに伴い、イメージI21のコントラストは向上し(図3(b))する。その後、図3(c)のようにチップ保持部21が透明板上面41に接触してからも、図3(d)のようにチップ保持部21が透明板上面41に密着して押圧するまでの間でも、イメージI21のコントラストは向上する。これは、チップ保持部21の表面が平滑でなく、微小な凹凸があるため光がチップ保持部21と透明板4の間で乱反射してコントラストが悪化し、チップ保持部21が透明板4に密着して行くことで乱反射が抑制され、コントラストが向上して鮮明な画像が得られるようになるためと考えられる。
ところで、チップ保持部21がチップ部品Cをピックアップするのに際して、柔軟部材21Sの先端しかチップ部材Cに達していない状態ではチップ部品Cを保持することは困難である。一方、柔軟部材21Sを圧縮し過ぎる状態までチップ保持部21をチップ部品Cに密着させると、チップ部品Cを破損する懸念もある。このため、チップ部品Cを有効に保持するのは、柔軟部材21Sが適度に圧縮して透明板上面41に密着た状態であることが判る。
そこで、本発明のツール高さ調整においても、チップ保持部21が透明板上面41に接触した状態から、透明板4に一定以上の圧力が印加されるまでの間に、チップ保持部21が実質的に透明板上面41に到達(して透明板上面41を有効に保持)したと判定する高さ位置を検出することになる。すなわち、撮像手段5が取得した画像を制御手段10が解析し、イメージI21が、図3(c)から図3(d)に至る間で、チップ保持部21が実質的に透明板上面41に到達したと判定する。具体的には、制御手段10は、ピックアップツール2を降下させる距離と関連付けて取得した画像のコントラスト等の評価項目について解析し、評価項目が一定基準に達した段階を、チップ保持部21が実質的に透明板上面41に到達したと判定する。
以上の工程により、ピックアップツール2の移動距離における高さの基準位置を設けることが出来る。例えば、図4のように転写元ステージ上面31に対する透明板上面41の高さh0をレーザーセンサ7等で測定しておけば、チップ保持部21が転写元ステージ上面31に実質的に到達する高さ位置を設定することが出来る。さらに、転写元ステージ上面に対する転写元基板B0の高さh1、転写元基板B0上のチップ部品Cの高さh2を測定しておけば、チップ保持部21がチップ部品Cを有効に保持する高さ位置を設定することが可能になる。
また、透明板上面41に対する転写先基板B1の高さも同様に測定しておけば、チップ部品の高さh2を考慮することにより、チップ部品Cを転写先基板B1に転写する際のチップ保持部21を適正な高さに設定することも可能になる。
なお、ここまでの説明において、チップ保持部21を透明版上面41に接近させながらチップ保持部21が実質的に透明板上面41に到達する高さ位置を検出する実施形態について説明したが、チップ保持部21を透明板上面41から離す方向でもチップ保持部21が透明板上面41から実質的に離れる(透明板上面41の保持を解除する)高さ位置を検出することも可能である。すなわち、チップ保持部21を、透明板41に印加する圧力が所定値に達する密着状態にしてから、チップ保持部21を透明板上面41から離れるようピックアップツール2を駆動して、移動距離と関連付けて、撮像手段5により画像を取得してもよい。この方法により、チップ保持部21が透明板上面41から実質的に離れる高さ位置が判るが、この高さ位置よりチップ保持部21と透明板上面41が接近すれば有効な保持が出来ることも判る。
ところで、撮像手段5の焦点を透明板上面41に合わせるのに際しては、図5(a)のように、焦点合わせ用のマーク6Mが記された焦点合わせ治具6を用いればよい。ここで、図5(b)のように、焦点合わせ治具6には複数のマーク6Mを配置して、撮像手段5の視野内に複数のマーク6Mが入った状態で位置合わせを行えば、透明板上面41に対して垂直に光軸合わせを行うことも出来る。
撮像手段5の光軸を透明板上面41に垂直に合わせることにより、複数のチップ保持部21によって形成される領域と、透明板上面41との平行度の評価も可能である。すなわち、複数のチップ保持部21によって形成される領域が、透明板上面41に対して傾きがある場合、視野内の複数のチップ保持部21のイメージI21のコントラストに差が生じる。この様子を示したのが図6であり、イメージ21Aに対応するチップ保持部21Aとイメージ21Bに対応するチップ保持部21Bでは、透明板上面41との距離に差があることが判る。また、チップ保持部21Aに比べチップ保持部21Bの方が透明板上面41との距離が大きいことも判るので、この画像を参考にしてピックアップツール2の傾き等の調整も行うことができる。
ここまで、本実施形態ではチップ保持部21が柔軟部材21Sを用いることを前提としているが、本発明はこれに限定するものではなく、柔軟部材21Sを用いないチップ保持部21であっても適用可能である。すなわち、柔軟部材21Sを用いずチップ部品Cを保持する面が平坦であれば、チップ保持部21が透明板上面41と接触した直後に、撮像手段5が取得する画像の(コントラスト等の)評価項目が判定基準に達するのでツール高さ調整に利用できる。
以上より、本発明のツール高さ調整装置を、図4に示すような転写元ステージ3が保持した転写元基板からチップ部品をピックアップして転写先基板に転写するようなチップ部品転写装置に用いることにより、チップ部品が微小であっても正確に保持して破損することなく転写を行なうことができる。
1 ツール高さ調整装置
2 ピックアップツール
3 転写元ステージ
4 透明板
5 撮像手段
6 焦点合わせ治具
7 レーザー測長器
10 制御手段
21 チップ保持部
21S 柔軟部材
31 転写元ステージ上面
41 透明板上面
50 撮像装置
51 プリズム
61 焦点合わせ治具の下面
B0 転写元基板
B1 転写先基板
C チップ部品
I21 チップ保持部イメージ

Claims (3)

  1. 転写元基板上のチップ部品を転写先基板に転写するチップ部品転写装置であって、
    前記転写元基板を保持する転写元ステージと、
    記チップ部品をファンデルワールス力により保持する柔軟部材を先端に配したチップ保持部を有し、前記転写元基板上の前記チップ部品をピックアップするピックアップツールと、
    前記ピックアップツールの上下駆動を制御する制御手段を有し、前記チップ保持部の高さ位置を調整するツール高さ調整装置とを備え、
    前記チップ部品と前記柔軟部材接触面積を増し、前記チップ保持部が前記チップ部品を有効に保持する状態まで前記ピックアップツールを降下させてから、前記ピックアップツールを上昇させるチップ部品転写装置。
  2. 請求項1に記載のチップ部品転写装置であって、
    前記ツール高さ調整装置が、
    前記転写元ステージ上面に対して垂直な高さ方向の距離を測定する測長手段を有
    記チップ部品を有効に保持する前記チップ保持部の高さ位置を設定するチップ部品転写装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のチップ部品転写装置であって、
    前記ピックアップツールに複数のチップ保持部が設けられたチップ部品転写装置。
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