JP6858740B2 - ウェザーストリップ、ウェザーストリップの取付構造、およびウェザーストリップの取付方法 - Google Patents

ウェザーストリップ、ウェザーストリップの取付構造、およびウェザーストリップの取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動車のウェザーストリップ、ウェザーストリップの取付構造、およびウェザーストリップの取付方法に関する。
自動車において開閉可能に設けられたボンネット等の開閉部材と、当該開閉部材により密閉される自動車の開口部との間をシールするために、ウェザーストリップが用いられることが一般的となっている。このようなウェザーストリップはクリップにより自動車に取り付けられる。このとき、ウェザーストリップの形状を、その一部が取り付け箇所に掛け止めされるような、クリップによる取り付けを補助できる形状とすることで、クリップ点数を減らしつつ、確実に自動車に固定することができるウェザーストリップが提案されている。
特許文献1には、クリップと共に、ウェザーストリップに設けられた突出部と凸部とにより自動車のラジエータグリルに取り付けられる、ラジエータグリル用ウェザーストリップの取付構造が開示されている。
特開2009−234441号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているウェザーストリップによれば、自動車への取り付けはクリップの使用が前提となっている。また、自動車へのウェザーストリップの取り付けを補助することで、取り付けを容易にするようなウェザーストリップの形状は開示されていない。
本発明の一態様は、クリップを必要とせず、容易に自動車のグリルに取り付けることができるウェザーストリップを実現することを第一の目的とする。
また、本発明の一態様は、ウェザーストリップをクリップにより取り付けようとした場合には、グリルとボディとの距離が小さいことからクリップがボディと干渉する箇所がある場合においても、ウェザーストリップを、グリルを介してボディに取付することができるウェザーストリップを実現することを第二の目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るウェザーストリップは、自動車のグリルとボンネットとの間をシールするウェザーストリップであって、前記グリルに取り付けられる取付壁と、前記取付壁と連結し、前記ボンネットに弾接するシール壁と、前記取付壁の下面に設けられ、前記グリルの貫通孔に挿入される挿入部と、を備えており、前記挿入部は、前記貫通孔を形成する前記グリルの周壁に係止される係止部分を備える。
このような構成によれば、ウェザーストリップをグリルに取り付けるためにクリップが必要ない。また、自動車におけるクリップによる取付が困難な箇所にも、ウェザーストリップを取り付けることができる。例えば、ウェザーストリップをクリップにより取り付けようとした場合には、グリルとボディとの距離が小さいことからクリップがボディと干渉する箇所がある場合においても、ウェザーストリップを、グリルを介してボディに取付することができる。
また、ウェザーストリップをグリルに取り付けるときに、傾斜壁を、シール壁の前側部分を介して上方から下方に向けて押さえつけることで、貫通孔に挿入された挿入部の係止部分を前記周壁に容易に係止することができる。
本発明の一態様に係るウェザーストリップは、前記挿入部には、前記係止部分における後方の後側係止部分と、前記前側係止部分との間に、肉抜凹部が形成されていてもよい。
このような構成によれば、係止部分を、貫通孔を形成するグリルの周壁に係止させるために、傾斜壁を、シール壁の前側部分を介して上方から下方に向けて押さえつけたときに、ウェザーストリップにおける前記肉抜凹部が形成されている部分が撓むことで、挿入部が貫通孔に挿入されやすくなる。そのため、スムーズに係止部分を前記周壁に係止することができる。
ここで、肉抜凹部とは、挿入部を構成するゴム様弾性体の一部を除去することで係止部分における後方の後側係止部分と、前側係止部分との間に形成される凹部(空間)のことである。
本発明の一態様に係るウェザーストリップは、前記挿入部にはさらに、下側に延伸し、ゴム様弾性体により形成される把持部を備えてもよい。
このような構成によれば、ウェザーストリップをグリルに取り付けるときに、貫通孔に挿入された把持部を下側から引張することで、貫通孔に挿入された挿入部の係止部分を前記周壁に容易に係止することができる。
本発明の一態様に係るウェザーストリップは、前記挿入部には、前記把持部と、前記係止部分における前方の前側係止部分と、が連結する傾斜部が形成されており、前記傾斜部における前方の面は、後方に向けて凸となる曲面形状であってもよい。
このような構成によれば、係止部分を前記周壁に係止するために、把持部を下側から引張したときに、前記傾斜部が前記周壁に引っかかることなく、スムーズに係止部分を前記周壁に係止することができる。
本発明の一態様に係るウェザーストリップは、前記把持部は、肉厚が前記シール壁の肉厚以下であってもよい。
このような構成によれば、自動車において、把持部がグリルの貫通孔の下側に配置されているボディに当接する場合でも、把持部は弾性変形する。そのため、グリルにおける前記干渉する部材が存在する箇所にも、ウェザーストリップを容易に取り付けることができる。
本発明の一態様に係るウェザーストリップは、前記挿入部の左側には、左側係止部分が形成されており、前記挿入部の右側には、右側係止部分が形成されていてもよい。
このような構成によれば、後側係止部分および前側係止部分に加え、左側係止部分および右側係止部分によっても、ウェザーストリップを前記周壁に係止できる。そのため、自動車の左右方向に対しても確実にウェザーストリップを固定できる。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るウェザーストリップの取付構造は、自動車のグリルに取り付けられる取付壁と、前記取付壁と連結し、前記自動車のボンネットに弾接するシール壁と、を備えた、前記グリルと前記ボンネットとの間をシールするウェザーストリップの取付構造であって、前記取付壁の下面に設けられた挿入部を含み、前記挿入部は、前記グリルに形成される貫通孔に挿入されており、前記貫通孔を形成する前記グリルの周壁に係止される係止部分を備える。
このような構成によれば、ウェザーストリップをグリルに取り付けるためにクリップが必要ない。また、自動車におけるクリップによる取付が困難な箇所にも、ウェザーストリップを取り付けることができる。また、ウェザーストリップをグリルに取り付けるときに、傾斜壁を、シール壁の前側部分を介して上方から下方に向けて押さえつけることで、貫通孔に挿入された挿入部の係止部分を前記周壁に容易に係止することができる。
本発明の一態様に係るウェザーストリップの取付構造は、前記挿入部にはさらに、下側に延伸し、ゴム様弾性体により形成される把持部を備えてもよい。
このような構成によれば、ウェザーストリップをグリルに取り付けるときに、貫通孔に挿入された把持部を下側から引張することで、貫通孔に挿入された挿入部の係止部分を前記周壁に容易に係止することができる。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るウェザーストリップの取付方法は、自動車のグリルに取り付けられる取付壁と、前記取付壁と連結し、前記自動車のボンネットに弾接するシール壁と、前記取付壁と前記シール壁との間に形成される傾斜壁と、を備えた、前記グリルと前記ボンネットとの間をシールするウェザーストリップの取付方法であって、前記取付壁の下面に設けられた挿入部を前記グリルの貫通孔に挿入し、前記傾斜壁を、前記シール壁の前側部分を介して前記自動車の上方から下方に向けて押さえつけ、前記挿入部が有する係止部分を、前記貫通孔を形成する前記グリルの周壁に係止する第1の工程と、前記ウェザーストリップが取り付けられた前記グリルを、前記自動車のボディに取り付ける第2の工程と、を含む。
このような構成によれば、ウェザーストリップをグリルに取り付けるためにクリップが必要ない。また、自動車におけるクリップによる取付が困難な箇所にも、ウェザーストリップを取り付けることができる。また、ウェザーストリップをグリルに取り付けるときに、傾斜壁を、シール壁の前側部分を介して上方から下方に向けて押さえつけることで、貫通孔に挿入された挿入部の係止部分を前記周壁に容易に係止することができる。
本発明の一態様に係るウェザーストリップの取付方法は、前記第1の工程において、前記押さえつけに加え、または前記押さえつけに替えて、前記挿入部が備える、ゴム様弾性体により形成され、下側に延伸する把持部を、下向きに引張してもよい。
このような構成によれば、ウェザーストリップをグリルに取り付けるときに、貫通孔に挿入された把持部を下側から引張することで、貫通孔に挿入された挿入部の係止部分を前記周壁に容易に係止することができる。
本発明の一態様によれば、クリップを必要とせず、容易に自動車のグリルに取り付けることができるウェザーストリップを実現できる。
(a)は、本発明の一実施形態に係るウェザーストリップが取り付けられるグリルの位置を示す自動車の見取図であり、(b)は、前記グリルの右端付近を拡大した拡大図である。 自動車の前後方向に切断視した図1の(b)のAA断面図であって、従来技術に係るウェザーストリップが取り付けられた状態を示す。 自動車の前後方向に切断視した図1の(b)のAA断面図であって、本発明の一実施形態に係るウェザーストリップが取り付けられた状態を示す。 本発明の一実施形態に係るウェザーストリップを示す、自動車の前後方向に切断視した断面図である。 本発明の一実施形態に係るウェザーストリップがグリルに取り付けられる態様を模式的に示す、自動車の前後方向に切断視した断面図である。 本発明の一変形例に係るウェザーストリップがグリルに取り付けられる態様を模式的に示す、自動車の前後方向に切断視した断面図である。 自動車の前後方向に切断視した図1の(b)のAA断面図であって、本発明の一変形例に係るウェザーストリップが取り付けられた状態を示す。 本発明の別の変形例に係るウェザーストリップを示す、自動車の左右方向に切断視した断面図である。
〔発明の概要〕
本発明の一実施形態について、図1〜6を参照して以下に説明する。図1の(a)は、本実施形態に係るウェザーストリップ10が取り付けられるグリル3の位置を示す自動車1の見取図であり、図1の(b)は、グリル3の右端付近を拡大した拡大図である。なお、グリル3の前記右端付近とは、図1の(a)で点線枠により囲まれた部分である。
また、本明細書において、ウェザーストリップ10の上下左右、前および後とは、ウェザーストリップ10がグリル3に、自動車1の上側から取り付けられた状態における方向を例示的に示すものである。しかし、これはウェザーストリップ10がグリル3に取り付けられる位置および方向について何ら限定するものではなく、ウェザーストリップ10は、グリル3のいかなる位置に、いかなる方向から取り付けられてもよい。
図1の(a)および図1の(b)に示すように、ウェザーストリップ10は、自動車1のグリル3とボンネット4との間をシールするウェザーストリップである。ウェザーストリップ10は、グリル3に取り付けられる。
ここで、自動車1の車種によっては、グリル3とボディ2との間の間隔が狭い場合がある。例えば、図1の(b)に示すように、自動車1の前側の任意の位置における前記間隔W2と、当該任意の位置よりも自動車1の左右側における前記間隔W1とを比較したとき、常にW1<W2の関係が成り立つような場合である。
図2および図3は、自動車1の前後方向に切断視した図1の(b)のAA断面図であって、図2は従来技術に係るウェザーストリップ110がグリル3に取り付けられた状態を示し、図3は本実施形態に係るウェザーストリップ10がグリル3に取り付けられた状態を示す。
図2に示すように、ウェザーストリップ110をグリル3に固定する場合、ウェザーストリップ110に形成されたクリップ孔112と、グリル3に形成された貫通孔3dとを、クリップ120を挿通させることにより固定する。
しかし、クリップ120によりウェザーストリップ110をグリル3に固定した状態において、クリップ120の頭部120aの下面から、クリップ120の足部120bの下端までの距離L1が、グリル3の後側取付板3cの上面からボディ2の上面までの長さL2と、取付壁111の上下方向の厚さL3との和として示される距離L2+L3よりも長い場合、すなわちL1>L2+L3の関係が成り立つ場合、クリップ120にボディ2が干渉する。このような場合、ウェザーストリップ110をグリル3に確実に固定することが困難となる。
一方、図3に示すように、本実施形態に係るウェザーストリップ10は、グリル3に取り付けられる取付壁11の下面に、貫通孔3dに挿入される挿入部15を備える。また、挿入部15は、貫通孔3dを形成するグリル3の周壁に係止される後側係止部分16および前側係止部分17(係止部分)を有する。したがって、ウェザーストリップ10は、挿入部15が貫通孔3dに挿入および係止されることで、クリップ120を用いずにグリル3に取り付けることができる。
また、挿入部15は、下側に延伸し、ゴム様弾性体により形成される把持部18を備える。そのため、ウェザーストリップ10をグリル3に取り付ける作業者は、挿入部15を貫通孔3dに仮挿入した後、把持部18を下側から引張することで、ウェザーストリップ10をグリル3に容易に取り付けることができる。なお、ゴム様弾性体の構成材料については、後ほど詳細に説明する。
また把持部18はゴム様弾性体により形成されている。そのため、挿入部15を貫通孔3dに挿入した後に、ウェザーストリップ10を先に取り付けたグリル3をボディ2に取り付ける際に、把持部18がボディ2に当接しても把持部18は弾性変形する。したがって、ウェザーストリップ10を先に取り付けたグリル3をボディ2に取り付ける際に、把持部18が取り付けの妨げになることはない。
このように、ウェザーストリップ10によれば、グリル3およびボディ2において、上述のようにL1>L2+L3の関係が成り立つような、クリップ120による取り付けが困難な箇所にも、ウェザーストリップ10を取り付けることができる。また、ウェザーストリップ10をグリル3に取り付ける場合に、クリップ120が不要となる。また、クリップ足部の上下寸法を小さくしたような、別の新しいクリップを新設する必要がない。
なお、ウェザーストリップ10は少なくとも型成形部として形成されるが、挿入部15を備えない押し出し成形部が型成形部に連なって形成されていてもよい。この場合、押し出し成形部は、クリップ120によりグリル3に取り付けられてもよい。このような構成によれば、L1>L2+L3の関係が成り立つような車両部位、すなわち、クリップ120による取り付けが困難な箇所には型成形部である挿入部15によって取り付けられ、それ以外の部分には押し出し成形部がクリップ120によって取り付けられる。これにより、ウェザーストリップ10を先に取り付けしたグリル3をボディ2に取り付ける際に挿入部15が必要となる部分のみ型成形部とし、その他の部分は押し出し成形部とすることにより、クリップ足部の上下寸法を小さくしたような、別の新しいクリップを新設する必要がなく、ウェザーストリップ10を安価に製造することができる。
〔ウェザーストリップ10の構造〕
図4は、本実施形態に係るウェザーストリップ10を示す、自動車1の前後方向に切断視した断面図である。ウェザーストリップ10は、取付壁11、傾斜壁12、シール壁13、および挿入部15を備える。
また、ウェザーストリップ10が取り付けられる自動車1は、グリル3およびボンネット4を備える。グリル3には、ウェザーストリップ10を固定するための貫通孔3dが形成される。グリル3は、ボンネット4が閉じた状態においても外部に露出する外板3a、外板3aから自動車1の下方向に屈曲して伸びる傾斜板3b、および傾斜板3bから自動車1の後方向に屈曲して伸びる後側取付板3cを含む。
貫通孔3dは、傾斜板3bと後側取付板3cとの境界にかかる態様により、後側取付板3cに形成されている。なお、貫通孔3dの位置はこれに限られず、後側取付板3cのいかなる位置に形成されてもよい。また、貫通孔3dは矩形状であることが好ましいが、これに限らず、いかなる形状であってもよい。
取付壁11と傾斜壁12とは、ウェザーストリップ10において、ウェザーストリップ10がグリル3に取り付けられたときに、グリル3に当接する部分である。すなわち、傾斜板3bに当接する部分を傾斜壁12、後側取付板3cに当接する部分を取付壁11と称する。傾斜壁12には、中芯抜孔14が形成されていてもよい。また、図示は省略するが、金型のキャビティ空間内に型材料を注入・圧入して型成形部を成形した後に、中芯抜孔14から中芯を取り出すことができるようになっている。
シール壁13は、取付壁11と傾斜壁12とから延伸し、シール壁13と、取付壁11と傾斜壁12とで中空領域21を形成するとともに、ボンネット4が閉じられた状態においてボンネット4に弾接する。これにより、ウェザーストリップ10は、ボンネット4が閉じられた状態においてボンネット4とグリル3との間をシールする。
また、図示は省略するが、シール壁13と、取付壁11と、傾斜壁12とで中空領域21を形成するかわりに、リップ状のシール壁として、取付壁11または傾斜壁12の、いずれか一方または両方の端部から延設され、ボンネット4とグリル3との間をシールするようにしてもよい。
(挿入部15)
挿入部15は、取付壁11の下面から延伸して形成されている。挿入部15は、係止部分(16、17)および把持部18を備える。係止部分は、後側係止部分16(係止部分)および前側係止部分17(係止部分)を含む。すなわち、係止部分は、後側係止部分16および前側係止部分17の総称である。
図4に示される通り、後側係止部分16は、取付壁11の下面から下向きに延伸する後側凸部16a、および後側凸部16aの下端部から連なって形成される、後方に突出した後側掛止部16bを含む。
また、後側係止部分16には、取付壁11の下面と、後側凸部16aの後方面と、後側掛止部16bの上面とによって、前方に向かって窪んだ形状の後側凹部16cが形成されている。
前側係止部分17は、取付壁11の下面から下向きに延伸する前側凸部17a、および前側凸部17aから連なって形成される、前方に突出した前側掛止部17bを含む。前側凸部17aの下側には、前側凸部17aから延伸する台部17eが形成されている。また、前側係止部分17には、傾斜壁12における前方面と、前側掛止部17bの上面とによって、後方に窪んだ鋭角状の前側凹部17cが形成されている。
ウェザーストリップ10がグリル3に取り付けられるとき、後側凹部16cには、貫通孔3dを形成する後側取付板3cの周壁が、前側凹部17cには貫通孔3dを形成する傾斜板3bの周壁が、それぞれ挿入される。この状態では、後側掛止部16bが貫通孔3dを形成する後側取付板3cの周壁に掛止され、前側掛止部17bが貫通孔3dを形成する傾斜板3bの周壁に掛止される。これにより、ウェザーストリップ10は、貫通孔3dを形成するグリル3の周壁に係止される。
なお、貫通孔3dが、傾斜板3bと後側取付板3cとの境界にかからない態様により後側取付板3cに形成されている場合、前側凹部17cには後側取付板3cの周壁が挿入され、前側掛止部17bは貫通孔3dを形成する後側取付板3cの周壁に掛止される。
(把持部18)
把持部18は、前側係止部分17の下面から下側に延伸する部材である。ウェザーストリップ10をグリル3に取り付けるとき、作業者は、挿入部15を貫通孔3dに挿入した後、把持部18を下側から引張することで、前側係止部分17を、貫通孔3dを形成するグリル3の周壁に容易に係止できる。そのため、作業者は、ウェザーストリップ10をグリル3に容易に取り付けることができる。
把持部18は、ゴム様弾性体により形成される。このようなゴム様弾性体として、例えば、ゴムの場合は、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)を例示することができ、熱可塑性エストラマーとしては、オレフィン系やスチレン系熱可塑性エストラマーを例示することができるが、これらに限定はされない。また、その他のゴム材料、またはゴム様弾性を有する熱可塑性の樹脂等、その他の弾性材料を用いてもよい。なお、ウェザーストリップ10全体を同じゴム様弾性体により形成してもよいし、把持部18とその他の各部分とを、それぞれ異なるゴム様弾性体により形成してもよい。
把持部18がこのような材料により形成されることで、把持部18は弾性変形可能に形成される。そのため、ウェザーストリップ10を先に取り付けたグリル3をボディ2に取り付けたとき、把持部18が貫通孔3dの下側に配置されているボディ2に当接する場合でも、把持部18は弾性変形する。そのため、ウェザーストリップ10を先に取り付けたグリル3をボディ2に取り付ける際に、把持部18が取り付けの妨げになることはない。
また、把持部18は、肉厚がシール壁13の肉厚以下であることが好ましい。このような構成によれば、把持部18がより弾性変形しやすくなり、より把持部18がウェザーストリップ10の取り付けの妨げとなりにくくなる。
また、把持部18の硬度は、JIS K6253準拠のタイプAデュロメータによる測定において、30度以上90度以下であることが好ましく、40度以上80度以下であることがより好ましい。このような硬度であれば、把持部18は、ボディ2に当接した際にウェザーストリップ10の取り付けの妨げになることがない程度に弾性変形できる。また、把持部18を強く引張した場合でも、把持部18がちぎれてしまう可能性を低減できる。
〔ウェザーストリップ10の取付構造〕
図4に示すように、本実施形態に係るウェザーストリップ10の取付構造は、自動車1のグリル3に取り付けられる取付壁11と、取付壁11と連結し、自動車1のボンネット4に弾接するシール壁13と、を備えた、グリル3とボンネット4との間をシールするウェザーストリップ10の取付構造であって、取付壁11の下面に設けられた挿入部15を含み、挿入部15は、グリル3に形成される貫通孔3dに挿入されており、貫通孔3dを形成するグリル3の周壁に係止される後側係止部分16・前側係止部分17と、下側に延伸し、弾性体により形成される把持部18と、を備える。
〔ウェザーストリップ10の取付方法〕
ウェザーストリップ10の取付方法について、図5を参照して以下に説明する。図5は、ウェザーストリップ10がグリル3に取り付けられる態様を模式的に示す断面図である。
ウェザーストリップ10の取付方法は、以下に示す第1の工程および第2の工程を含む。
第1の工程として、図5に示すように、まず挿入部15を貫通孔3dに挿入し、ウェザーストリップ10全体を後側に傾けるようにして、後側係止部分16と取付壁11の後側端部を、貫通孔3dを形成する後側取付板3cの周壁に引っ掛ける。次に、把持部18を斜め後方下向きに回転するように引張し、前側係止部分17を、貫通孔3dを形成する傾斜板3bの周壁に係止する。
ここで、挿入部15には、把持部18と、前側係止部分17とが連結する傾斜部17dが形成されており、前記傾斜部17dにおける前側の面は、後方に向けて凸となる曲面形状として形成される。傾斜部17dは、滑らかに傾斜した凹凸のない曲面として形成されることが好ましい。
このような構成によれば、把持部18を斜め後方下向きに引張したとき、傾斜部17dが傾斜板3bに対して引っかかることなく摺動できるため、挿入部15を貫通孔3dにスムーズに挿入できる。そのため、前側係止部分17を、貫通孔3dを形成する傾斜板3bの周壁に容易に係止できる。
また、挿入部15には、後側係止部分16と、前側係止部分17との間に、上側に向かって窪んだ肉抜凹部30が形成されている。ここで、肉抜凹部30とは、挿入部15を構成するゴム様弾性体の一部を除去することで係止部分における後方の後側係止部分16と、前側係止部分17との間に形成される凹部(空間)のことである。
肉抜凹部30が形成されることで、作業者が把持部18を下向きに引張したときに、挿入部15は肉抜凹部30を起点として撓み変形しやすくなる。したがって、挿入部15に肉抜凹部30が形成されていることにより、挿入部15を貫通孔3dによりスムーズに挿入できる。
次に、ウェザーストリップ10の取付方法における第2の工程として、ウェザーストリップ10が先に取り付けられたグリル3を、自動車1のボディ2に取り付ける。
このような構成によれば、グリル3を先に自動車1のボディ2に取り付けた後に、ウェザーストリップ10をグリル3に取り付けるという取付順番ではないため、グリル3の後側取付板3cの下側から把持部18を下向きに引っ張ることが容易である。すなわち、ウェザーストリップ10をグリル3に取り付ける際に、作業者は作業空間を確保しやすくなる。したがって、ウェザーストリップ10を、グリル3を介してボディ2に取り付けることが容易となる。
〔変形例1〕
本発明の変形例1に係るウェザーストリップ101の取付方法について、図6を参照して以下に説明する。図6は、ウェザーストリップ101がグリル3に取り付けられる態様を模式的に示す断面図である。図7は、自動車の前後方向に切断視した図1の(b)のAA断面図であって、ウェザーストリップ101が取り付けられた状態を示す。図6および図7に示すように、本変形例に係るウェザーストリップ101は、把持部18を備えない点において、本実施形態に係るウェザーストリップ10と異なる。
このような構成によれば、図7に示すように、ウェザーストリップ101がボディ2により干渉しにくい。したがって、ウェザーストリップ101を、グリル3を介してボディ2に取り付けることが容易となる。
〔ウェザーストリップ101の取付方法〕
ウェザーストリップ101の取付方法は、以下に示す第1の工程および第2の工程を含む。第1の工程として、図6に示すように、まず挿入部15を貫通孔3dに挿入し、ウェザーストリップ101全体を後側に傾けるようにして、後側係止部分16と取付壁11の後側端部を、貫通孔3dを形成する後側取付板3cの周壁に引っ掛ける。
次に、傾斜壁12を、シール壁13の前側部分を介して上方から下方に向けて押さえつけ、前側係止部分17を、貫通孔3dを形成する傾斜板3bの周壁に係止する。また、上記押さえつけに加え、挿入部15を工具等により下方から引張してもよい。なお、把持部18を備えるウェザーストリップ10をグリル3に取り付ける場合にも、把持部18を下側に引張するとともに、傾斜壁12の上記押さえつけが行われてもよく、把持部18の引張のみ、または傾斜壁12の上記押さえつけのみ行われてもよい。
ここで、挿入部15には、前側係止部分17における台部17eと前側掛止部17bとが連結する傾斜部17dが形成されており、傾斜部17dにおける前側の面は、後方に向けて凸となる曲面形状として形成される。傾斜部17dは、滑らかに傾斜した凹凸のない曲面として形成されることが好ましい。
このような構成によれば、傾斜壁12を、シール壁13の前側部分を介して上方から下方に向けて押さえつけたときに、傾斜部17dが傾斜板3bに対して引っかかることなく摺動できるため、挿入部15を貫通孔3dにスムーズに挿入できる。そのため、前側係止部分17を、貫通孔3dを形成する傾斜板3bの周壁に容易に係止できる。また、挿入部15には、後側係止部分16と、前側係止部分17との間に、上側に向かって窪んだ肉抜凹部30が形成されている。
ここで、肉抜凹部30とは、挿入部15を構成するゴム様弾性体の一部を除去することで係止部分における後方の後側係止部分16と、前側係止部分17との間に形成される凹部(空間)のことである。
肉抜凹部30が形成されることで、作業者がシール壁13の前側部分を介して傾斜壁12を、上方から下方に向けて押さえつけたときに、挿入部15は肉抜凹部30を起点として撓み変形しやすくなる。したがって、挿入部15に肉抜凹部30が形成されていることにより、挿入部15を貫通孔3dによりスムーズに挿入できる。
次に、ウェザーストリップ101の取付方法における第2の工程として、ウェザーストリップ101が先に取り付けられたグリル3を、自動車1のボディ2に取り付ける。
このような構成によれば、ウェザーストリップ101をグリル3に先に取り付けた後に、グリル3ごと、ボディ2に取り付けるという取付順番に限られず、グリル3を先にボディ2に取り付けた後に、ウェザーストリップ101をグリル3に、後から取り付けるという取付順番とすることもできる。したがって、ウェザーストリップ101は、グリル3に取り付けるタイミングの自由度が高い。
〔変形例2〕
本発明の変形例2に係るウェザーストリップ102は、前記係止部分が、左側係止部分(係止部分)19および右側係止部分(係止部分)20をさらに含む、係止部分(16・17・19・20)である点において、本実施形態に係るウェザーストリップ10と異なる。図8は、本変形例に係るウェザーストリップ102を示す、自動車1の左右方向に切断視した断面図である。
図8に示すように、左側係止部分19は、挿入部15の左側に形成されており、把持部18の基端部分が左側に突出した左側掛止部19aを含む。また、取付壁11の下面と、左側掛止部19aとの間に、右側に向けて窪んだ左側凹部19bが形成されている。
また、右側係止部分20は、挿入部15の右側に形成されており、把持部18の基端部分が右側に突出した右側掛止部20aを含む。また、取付壁11の下面と、右側掛止部20aとの間に、左側に向けて窪んだ右側凹部20bが形成されている。
このような構成によれば、後側係止部分16および前側係止部分17に加え、左側係止部分19および右側係止部分20によっても、ウェザーストリップ102を、貫通孔3dを形成するグリル3の周壁に係止できる。そのため、自動車の左右方向に対しても確実にウェザーストリップ102を固定できる。
なお、左側係止部分19および右側係止部分20は、それぞれ後側係止部分16および前側係止部分17より連なって、係止部分(16・17・19・20)が一連に形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、ウェザーストリップ102を、貫通孔3dを形成するグリル3の周壁の全周に対して係止することができるため、ウェザーストリップ102をグリル3に確実に固定できる。なお、左側係止部分19および右側係止部分20は、それぞれ後側係止部分16および前側係止部分17と独立に形成されていてもよい。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 自動車
2 ボディ
3 グリル
3a 外板
3b 傾斜板
3c 後側取付板
3d 貫通孔
4 ボンネット
10、101、102、110 ウェザーストリップ
11 取付壁
12 傾斜壁
13 シール壁
15 挿入部
16 後側係止部分(係止部分)
16a 後側凸部
16b 後側掛止部
16c 後側凹部
17 前側係止部分(係止部分)
17a 前側凸部
17b 前側掛止部
17c 前側凹部
17d 傾斜部
17e 台部
18 把持部
19 左側係止部分(係止部分)
20 右側係止部分(係止部分)
21 中空領域
30 肉抜凹部
111 取付壁
112 クリップ孔
120 クリップ

Claims (9)

  1. 自動車のグリルとボンネットとの間をシールするウェザーストリップであって、
    前記グリルに取り付けられる取付壁と、
    前記取付壁と連結し、前記ボンネットに弾接するシール壁と、
    前記取付壁の下面に設けられ、前記グリルの貫通孔に挿入される挿入部と、を備えており、
    前記挿入部は、
    前記貫通孔を形成する前記グリルの周壁に係止される係止部分と、
    下側に延伸し、ゴム様弾性体により形成される把持部と、を備えており、
    前記挿入部には、前記把持部と、前記係止部分における前方の前側係止部分と、が連結する第1傾斜部が形成されており、
    前記第1傾斜部における前方の面は、後方に向けて凸となる曲面形状である、ウェザーストリップ。
  2. 自動車のグリルとボンネットとの間をシールするウェザーストリップであって、
    前記グリルに取り付けられる取付壁と、
    前記取付壁と連結し、前記ボンネットに弾接するシール壁と、
    前記取付壁の下面に設けられ、前記グリルの貫通孔に挿入される挿入部と、を備えており、
    前記挿入部は、前記貫通孔を形成する前記グリルの周壁に係止される係止部分を備えており、
    前記係止部分における前方の前側係止部分は、
    前記取付壁の下面から下向きに延伸する前側凸部と、
    前記前側凸部から連なって形成される、前方に突出した前側掛止部と、を備えており、
    前記挿入部には、前記前側掛止部と前記前側凸部の下面とが連結する第2傾斜部が形成されており、
    前記第2傾斜部における前方の面は、後方に向けて凸となる曲面形状である、ウェザーストリップ。
  3. 前記挿入部には、前記係止部分における後方の後側係止部分と、前記係止部分における前方の前側係止部分との間に、肉抜凹部が形成されている、請求項1または2に記載のウェザーストリップ。
  4. 前記把持部は、肉厚が前記シール壁の肉厚以下である、請求項1に記載のウェザーストリップ。
  5. 前記挿入部の左側には、左側係止部分が形成されており、
    前記挿入部の右側には、右側係止部分が形成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載のウェザーストリップ。
  6. 自動車のグリルに取り付けられる取付壁と、
    前記取付壁と連結し、前記自動車のボンネットに弾接するシール壁と、を備えた、
    前記グリルと前記ボンネットとの間をシールするウェザーストリップの取付構造であって、
    前記取付壁の下面に設けられた挿入部を含み、
    前記挿入部は、
    前記グリルに形成される貫通孔に挿入されており、
    前記貫通孔を形成する前記グリルの周壁に係止される係止部分を備えており、
    前記係止部分における前方の前側係止部分は、
    前記取付壁の下面から下向きに延伸する前側凸部と、
    前記前側凸部から連なって形成される、前方に突出した前側掛止部と、を備えており、
    前記挿入部には、前記前側掛止部と前記前側凸部の下面とが連結する傾斜部が形成されており、
    前記傾斜部における前方の面は、後方に向けて凸となる曲面形状である、ウェザーストリップの取付構造。
  7. 前記挿入部はさらに、下側に延伸し、ゴム様弾性体により形成される把持部を備える、請求項に記載のウェザーストリップの取付構造。
  8. 自動車のグリルに取り付けられる取付壁と、
    前記取付壁と連結し、前記自動車のボンネットに弾接するシール壁と、前記取付壁と前記シール壁との間に形成される傾斜壁と、を備えた、前記グリルと前記ボンネットとの間をシールするウェザーストリップの取付方法であって、
    前記取付壁の下面に設けられた挿入部を前記グリルの貫通孔に挿入し、
    前記傾斜壁を、前記シール壁の前側部分を介して前記自動車の上方から下方に向けて押さえつけ、前記挿入部が有する係止部分を、前記貫通孔を形成する前記グリルの周壁に係止する第1の工程と、
    前記ウェザーストリップが取り付けられた前記グリルを、前記自動車のボディに取り付ける第2の工程と、を含む、ウェザーストリップの取付方法。
  9. 前記第1の工程において、
    前記押さえつけに加え、または前記押さえつけに替えて、前記挿入部が備える、ゴム様弾性体により形成され、下側に延伸する把持部を、下向きに引張する、請求項に記載のウェザーストリップの取付方法。
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