JP5988315B2 - 自動車用フードに装着するウェザーストリップ - Google Patents
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Description
これについて説明すれば、図3に示すように、自動車用ウェザーストリップ1は、開閉体となるフード(ボンネット)2の内側に取付けられる取付基部3と、その取付基部3の前方に一体成形されフード2の閉時にはそのフード2に対向するボディ側のフロントグリル4の上面に弾接してフード2とフロントグリル4との間の見切り部分Mをシールする中空シール部5を備えている。なお、取付基部3の表面には装飾部材6,ここではスポンジ材の被膜がされている。
フード2がフロントグリル4に弾接する時には、第一辺5aのフロントグリル4側端部に形成された三角形の頂部P1を中心にして、その頂部P1からフロントグリル4の略水平面に弾接させるようにしている。また、弾接時には、フード2の前端縁2aだけを、中空シール部5の第一辺5aのフロントグリル4側端部に形成された頂部P1とは逆側となるフード2側端部に形成された頂部P3に押付けるように当接させ、頂部P3を集中的に押圧することによってフロントグリル4との間に中空シール部5を撓ませるようにしている。
すなわち、上述した従来の技術によれば、先ず、フード2をフロントグリル4側へ閉止動作を繰返すことにより中空シール部5の上方、特に頂部P3点が疲労劣化し中空シール部5自体が復元することなく変形したままの状態になる惧れがあり、異音の発生や自動車の走行に伴う空気抵抗が増大することになるという問題点があった。
次に、中空シール部5の頂部P3又は該中空シール部5の第一辺5a及び第三辺5cと取付基部3の前端との接続部位に亀裂が発生し、該中空シール部5が該取付基部3から切損又は離脱する惧れがあり、自動車用ウェザーストリップ1の働きが不能になるという問題点があった。
さらに、フード2をフロントグリル4側に閉止した際、中空シール部5の第一辺5aの部分が前方に飛出すと共にこの飛出現象により自動車の走行に伴う空気抵抗が増加するばかりか、美麗感を損い外部との接触面を誘起し、ウェザーストリップが損傷するという問題点があった。
また、ウェザーストリップをフード2の内側の奥側に設置すれば前方に気流空間が生じフード2が該ウェザーストリップよりも突出し空気抵抗が著しく増大するという弊害があった。
このような構成としたので、前記中空シール体が略三角形状であり、エンジンフードを閉止すれば該中空シール体の略三角形状の頂点部P4が車体に圧接・圧縮され該中空シール体の中空部分が変形ストレスが増大することなく圧縮されると共に中空シール体の小型化を図り底辺部の一方端及び他方端が外方に開拡されることがなく体積変化が小さく空気抵抗を低減したうえで安定した状態でエンジンフードの裏面内に収容されるという効果がある。加えて、エンジンフードを開放する際、前記第1辺部が開口部の外方に飛出していないので空気抵抗を低減したうえで外部から見て車体の内板ではなくウェザーストリップの側面が見え見栄えが向上し、質感・美麗感が向上するうえに、ドライバーの指が第1辺部に接触することがなく円滑に操作できるという効果がある。また、第2辺部の側面形状が略S字状であるのでさらに第2辺部を円滑に圧縮・変形することができ、耐久性の高いウェザーストリップを提供する効果がある。
このような構成としたので、請求項1に記載の発明の効果に加えて中空シール体の底辺部と第1、第2辺部及び橋架部とを別異の材質で構成したのでさらにエンジンフードの閉止の際、第1、第2辺部が円滑に圧縮・変形すると共に、橋架部が剛性力を保持し耐久性の高いウェザーストリップを提供できるという効果がある。
このような構成としたので、底辺部の幅長S:該底辺部の表面から第1辺部及び第2辺部の交点(頂点)P4までの垂直長L=2:1に設定したので、請求項1に記載の発明の効果に加えてさらに第1辺部が左方に飛出すことが全くなく、第1辺部及び第2辺部を円滑に圧縮・変形することができ、開口部の間隔を狭くできかつウェザーストリップの小型化を図ることができるという効果がある。
このような構成としたので、前記中空シール体の第1辺部の幅長S1と、第2辺部の幅長S2とがS1>S2の関係であるので、第1辺部が車体に、面接触しエンジンフードが閉止した後の自動車の振動に際しても開口部間に動揺することなく安定した状態で保持され、防水性・防塵性を高めると共に異音の発生を防止するという効果がある。
また、上述した実施の形態では全長に亘って同一の断面で形成されているウェザーストリップ9を説明したが、本発明はこのようなウェザーストリップ9に限定されず、ウェザーストリップ9の少なくとも一部が本発明に係る断面を有していれば良い。例えば、車両の前方、即ちエンジンフード8の左・右幅方向に沿って配置される部分が本発明に係る断面を有する中空シール体と、車両の側方、即ちエンジンフード8の長さ方向に沿って配置される部分が本発明に係る断面とは異なる断面を有する中空シール体とを互いに接続して形成したウェザーストリップ9であっても、本発明の範囲を逸脱することはない。
8a エンジンフードの裏面
9 ウェザーストリップ
9A 底辺部
9B 第1辺部
9C 第2辺部
9D 橋架部
9E 第1中空部
9F 第2中空部
10 自動車
11 車体
12 シーラ
13 クリップ
14 クリップ孔
Claims (4)
- エンジンフードの裏面に取付けられかつ該エンジンフードの閉止時に中空シール体が車体に弾接する定尺状又は長尺状のウェザーストリップの少なくとも一部の断面に於いて、前記中空シール体が略逆三角形状であって、前記エンジンフードの裏面にクリップで取付けられる底辺部と、該底辺部の一方端を基点として前記車体に接触する第1辺部と、該底辺部の他方端を基点として前記車体に接触しかつ側面形状が略S字状に成形した第2辺部と、該第2辺部に略並行かつ前記中空シール体の中空部分の中間位置に架設した橋架部とで成形したことを特徴とする自動車用フードに装着するウェザーストリップ。
- 前記中空シール体の底辺部は硬度Hs:65ないし75°のEPDMソリッドでなり、前記中空シール体の第1辺部、第2辺部及び前記中空シール体の橋架部は比重Sg:0.5ないし0.7のスポンジ発泡材でなることを特徴とする請求項1記載の自動車用フードに装着するウェザーストリップ。
- 前記中空シール体の底辺部の幅長Sと第1辺部及び第2辺部の交点(頂点)P4までの垂直長Lが次の比率であることを特徴とする請求項1記載の自動車用フードに装着するウェザーストリップ。但し、底辺部の幅長S:該底辺部の表面から第1辺部及び第2辺部の交点(頂点)P4までの垂直長L=2:1
- 前記中空シール体の第1辺部の幅長S1と、第2辺部の幅長S2とがS1>S2の関係であることを特徴とする請求項1記載の自動車用フードに装着するウェザーストリップ。
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