JP6696763B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機の制御装置に関する。
近年、エンジンを駆動源とする車両には、燃費の向上などの目的で、いわゆるアイドリングストップ制御が広く採用されている。アイドリングストップ制御では、たとえば、ブレーキペダルが運転者の足で踏み込まれて、ブレーキが作動し、車速が所定のアイドリングストップ実施車速以下に低下すると、エンジンが自動停止(アイドリングストップ)される。エンジンの自動停止後は、たとえば、ブレーキペダルから足が離されて、ブレーキが解除されると、エンジンが自動的に再始動(アイドリングストップから復帰)される。
アイドリングストップ制御を採用した車両において、変速機として、有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)を搭載したものがある。自動変速機には、Pレンジ(駐車レンジ)、Rレンジ(後進レンジ)、Nレンジ(中立レンジ)およびDレンジ(前進レンジ)が設けられている。これらのレンジは、車室内に配設されたシフトレバーの操作により選択され、その選択されたレンジに応じて、自動変速機に備えられているクラッチ(ブレーキ)が係合/解放される。具体的には、PレンジおよびNレンジでは、すべてのクラッチが解放される。Rレンジでは、特定のクラッチが係合される。Dレンジでは、Rレンジで係合されるクラッチが解放され、それ以外のクラッチの係合および解放の組合せにより、複数の変速段が選択的に構成される。クラッチは、油圧により係合/解放される。
図6は、アイドリングストップからの復帰時におけるタービン回転数、指示電流値およびクラッチの油圧の時間変化の一例を示す図である。
アイドリングストップ中は、エンジンの動力により駆動される機械式オイルポンプが停止しているので、自動変速機の各クラッチから油圧が抜け、各クラッチが解放される。そのため、アイドリングストップからの復帰時には、自動変速機を制御する制御装置により、クラッチ(たとえば、シフトレバーがDレンジに対応するDポジションに位置する場合、1速段を構成するクラッチ)を係合させる係合制御が行われる。
エンジンを再始動させるために、エンジンがクランキングされながら、エンジンの点火プラグがスパークされる。エンジンが完爆すると、エンジン回転数が上昇し、エンジン回転数の上昇に伴って、トルクコンバータのタービンランナの回転数であるタービン回転数が上昇する。制御装置では、エンジンの回転数が所定回転数(たとえば、400rpm)に上昇すると、エンジンが完爆したと判定される。
一方、係合制御の一例では、たとえば、クラッチに供給される油圧を制御するためのソレノイドバルブがノーマルオープンタイプである場合、エンジンのクランキングの開始から完爆が判定されるまでの間(時間T101−T102)、ソレノイドバルブの指示電流値(ソレノイドバルブに供給される電流の目標値)が0に保持される。指示電流値が0に保持されることにより、ソレノイドバルブが全開に保持され、ソレノイドバルブに供給される油圧(機械式オイルポンプの発生油圧)の上昇に伴って、ソレノイドバルブからクラッチに供給される油圧が上昇する。
エンジンの完爆が判定されると、ソレノイドバルブの指示電流値が0から初期電流値に上げられる(時刻T102)。その後、ソレノイドバルブの指示電流値が初期電流値に保持される。この間に、クラッチへのオイルの充填が完了する(時刻T103)。クラッチへのオイルの充填が完了して、クラッチプレートとクラッチディスクとを圧接させて摩擦力を生じさせるためのピストンがクラッチプレートに当接すると、クラッチが滑りながら係合し始める。これに伴って、クラッチのトルク伝達容量が上昇し、タービン回転数が降下する。
タービン回転数が所定量降下すると(時刻T104)、ソレノイドバルブの指示電流値が初期電流値からスイープにより一定の時間変化率で漸減される。
クラッチの係合が完了し、クラッチの滑りがなくなると、タービン回転数の降下が止まり、タービン回転数が1速同期回転数(1速段が構成されている状態での自動変速機のアウトプット回転数と同期する回転数)と一致する。このタービン回転数の同期が検出された時点(時刻T105)において、ソレノイドバルブの指示電流値が0でない場合には、指示電流値が0に下げられて、係合制御が終了される。
特開2015−117738号公報
自動変速機には、その油圧特性にユニットごとのばらつきがあり、クラッチの係合制御の開始から係合し始めるまで(エンジンのクランキングの開始から車両が動き出すまで)のタイムラグにばらつきがある。
具体的には、自動変速機の油圧特性は、二点鎖線で示される下限特性と破線で示される上限特性との間でばらつく。下限特性は、実線で示される中央特性に対して、油圧の立ち上がりが遅く、油圧値が低い。そのため、下限特性寄りの油圧特性を有するユニット(自動変速機)では、中央特性を有するユニットと比較して、クラッチが伝達トルク容量を持ち始める時(クラッチのピストンがクラッチプレートに当接する時)に発生するショックは小さいが、クラッチの係合制御の開始から終了(係合完了)までのタイムラグが長いことが懸念される。上限特性は、中央特性に対して、油圧の立ち上がりが早く、油圧値が高い。そのため、上限特性寄りの油圧特性を有するユニットでは、中央特性を有する自動変速機と比較して、クラッチの係合制御の開始から終了までのタイムラグは短いが、クラッチが伝達トルク容量を持ち始める時に発生するショックが大きいことが懸念される。
図7は、従来の自動変速機の官能評価(官能試験)の結果を表す図である。
係合制御における指示電流値(クラッチに供給される油圧の目標値である油圧指示値に対応)は、官能評価により、下限特性のユニットでのタイムラグが限界ラインを超えず、かつ、上限特性のユニットでクラッチが伝達トルク容量を持ち始める時に発生するショックが限界ラインを超えないように設定される。
そのため、図7に破線で示されるように、中央特性のユニットの性能が向上するように指示電流値を変更すると、上限特性のユニットでクラッチが伝達トルク容量を持ち始める時に発生するショックが限界ラインを超えてしまう。したがって、指示電流値を変更することはできず、中央特性のユニットであっても、ショックまたはタイムラグに関する性能を向上させることができない。
本発明の目的は、ショックまたはタイムラグに関する性能を向上させるチューニングを可能にする、自動変速機の制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る自動変速機の制御装置は、油圧回路および油圧回路から供給される油圧により係合する係合要素を備える自動変速機の制御装置であって、油圧回路を制御して、係合要素を係合させる係合制御を実行し、係合制御において、自動変速機に入力される回転数が0から所定の判定値に上昇するまでの間、油圧回路を制御するための指示値を所定の充填値に設定する充填処理と、充填処理後、充填処理時よりも係合要素に供給される油圧が制限されるように、指示値を充填値から所定の初期値に変更する初期処理と、初期処理の開始から係合要素がトルク伝達容量を持ち始めるまでの時間を計測し、その計測した実時間と予め設定された目標時間との偏差に応じて、判定値を学習補正する学習処理とを実行する。
この構成によれば、自動変速機の係合要素を係合させる係合制御では、充填処理により、油圧回路を制御するための指示値が充填値に設定される。この充填処理により、係合要素にオイルを早く充填することができ、係合要素の応答性の向上を図ることができる。自動変速機に入力される回転数が0から上昇して所定の判定値に達すると、充填処理が終了されて、初期処理が開始され、指示値が充填値から初期値に変更されて、係合要素に供給される油圧が充填処理時よりも制限される。
初期処理と並行して、初期処理の開始からの経過時間が計測される。係合要素への油圧の供給が進み、係合要素がトルク伝達容量を持ち始めると、その時点までの経過時間が実時間として取得される。そして、実時間と予め設定された目標時間との偏差が求められ、その偏差に応じて判定値が学習補正される。
実時間が目標時間よりも長い場合には、判定値が実時間と目標時間との偏差に応じて増大補正される。判定値が増大補正されることにより、自動変速機に入力される回転数が判定値に到達するまでの時間が長くなり、充填処理の実行時間が長くなる。その結果、係合要素に供給される油圧の立ち上がりが早くなり、係合制御の開始から終了までのタイムラグが短縮される。
逆に、実時間が目標時間よりも短い場合には、判定値が実時間と目標時間との偏差に応じて減小補正される。判定値が減小補正されることにより、自動変速機に入力される回転数が判定値に到達するまでの時間が短くなり、充填処理の実行時間が短くなる。その結果、係合要素に供給される油圧の立ち上がりが緩やかになり、係合要素がトルク伝達容量を持ち始める時に生じるショックが小さくなる。
よって、油圧特性のばらつきによるショックおよびタイムラグのばらつきを収束させることができる。ショックおよびタイムラグのばらつきが収束するので、中央特性を有するユニット(自動変速機)を基準にショックまたはタイムラグに関する性能を向上させるチューニング(たとえば、充填値および/または初期値の変更)が可能となる。
また、ハード設計により油圧特性のばらつきを抑えることも考えられるが、そのためには、部品の公差を詰めたり、その詰めた公差を満たす部品を選別したりする必要があり、ユニット原価の上昇を招く。これに対し、制御により、油圧特性のばらつきによるショックおよびタイムラグのばらつきを収束させることができるので、ユニット原価の上昇を抑えることができる。
油圧回路を制御するための指示値は、係合要素に供給される油圧の目標値(指示油圧)であってもよい。この場合、初期値は、充填値よりも小さい値となる。
また、係合要素に供給される油圧を制御するためのバルブが油圧回路に含まれ、そのバルブが電流値により出力油圧を制御可能なバルブである構成では、油圧回路を制御するための指示値は、バルブに供給される電流の目標値(指示電流値)であってもよい。この場合、初期値は、充填値よりも大きい値となる。
本発明によれば、油圧特性のばらつきによるショックおよびタイムラグのばらつきを収束させることができる。ショックおよびタイムラグのばらつきが収束するので、中央特性を有するユニット(自動変速機)を基準にショックまたはタイムラグに関する性能を向上させるチューニングが可能となる。
本発明の一実施形態に係る制御装置が搭載された車両の要部の構成を示す図である。 車両の駆動系統の構成を示すスケルトン図である。 Pレンジ、Rレンジ、NレンジおよびDレンジにおける各係合要素の状態を示す図である。 アイドリングストップからの復帰時におけるクラッチの係合制御について説明するためのタイミングチャートであり、タービン回転数およびソレノイドバルブの指示電流値の時間変化の一例を示す。 自動変速機の官能評価の結果を表す図である。 従来の係合制御におけるタービン回転数、指示電流値およびクラッチの油圧の時間変化の一例を示す図である。 従来の自動変速機の官能評価の結果を表す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<車両の要部構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る制御装置が搭載された車両1の要部の構成を示す図である。
車両1は、エンジン2を駆動源とする自動車である。
エンジン2の出力は、トルクコンバータ3および有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)4を介して、車両1の駆動輪(たとえば、左右の前輪)に伝達される。エンジン2には、エンジン2の燃焼室への吸気量を調整するための電子スロットルバルブ71、燃料を吸入空気に噴射するインジェクタ(燃料噴射装置)72および燃焼室内に電気放電を生じさせる点火プラグ73などが設けられている。また、エンジン2には、その始動のためのスタータ(図示せず)が付随して設けられている。
車両1には、CPU、ROMおよびRAMなどを含む構成の複数のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)が備えられている。ECUには、エンジンECU11、ATECU12、ブレーキECU13およびIDS(アイドリングストップ)ECU14が含まれる。複数のECUは、CAN(Controller Area Network)通信プロトコルによる双方向通信が可能に接続されている。
エンジンECU11には、アクセルセンサ21、エンジン回転数センサ22およびスロットル開度センサ23などが接続されている。
アクセルセンサ21は、運転者により操作されるアクセルペダル(図示せず)の操作量に応じた検出信号を出力する。エンジンECU11は、アクセルセンサ21から入力される信号に基づいて、アクセルペダルの最大操作量に対する操作量の割合、つまりアクセルペダルが踏み込まれていないときを0%とし、アクセルペダルが最大に踏み込まれたときを100%とする百分率であるアクセル開度を演算する。
エンジン回転数センサ22は、エンジン2の回転(クランクシャフトの回転)に同期したパルス信号を検出信号として出力する。エンジンECU11は、エンジン回転数センサ22から入力されるパルス信号の周波数をエンジン2の回転数(エンジン回転数)に換算する。
スロットル開度センサ23は、電子スロットルバルブ71の開度(スロットル開度)に応じた検出信号を出力する。
エンジンECU11は、各種センサの検出信号から取得した情報および/または他のECUから入力される種々の情報などに基づいて、エンジン2の始動、停止および出力調整のため、エンジン2に設けられた電子スロットルバルブ71、インジェクタ72および点火プラグ73などを制御する。
ATECU12には、シフトポジションセンサ24およびタービン回転数センサ25などが接続されている。
シフトポジションセンサ24は、シフトレバー(セレクトレバー)のポジションに応じた検出信号を出力する。シフトレバーのポジションとして、たとえば、Pポジション(パーキングポジション)、Rポジション(リバースポジション)、Nポジション(ニュートラルポジション)およびDポジション(ドライブポジション)が設けられている。Pポジション、Rポジション、NポジションおよびDポジションは、それぞれPレンジ、Rレンジ、NレンジおよびDレンジに対応する。シフトレバーは、Pポジション、Rポジション、NポジションおよびDポジションの間でシフト操作することができ、そのシフト操作により、レンジの切り替えを指示することができる。
タービン回転数センサ25は、トルクコンバータ3のタービンランナ32(図2参照)の回転に同期したパルス信号を検出信号として出力する。ATECU12は、タービン回転数センサ25から入力されるパルス信号の周波数をタービンランナ32の回転数であるタービン回転数に換算する。
ATECU12は、各種センサの検出信号から取得した情報および/または他のECUから入力される種々の情報などに基づいて、自動変速機4のレンジまたは変速段を変更するため、自動変速機4の各部に油圧を供給するための油圧回路74に含まれるバルブを制御する。
バルブには、クラッチC2(図2参照)に供給される油圧を制御するためのC2ソレノイドバルブ75などが含まれる。C2ソレノイドバルブ75には、電流値により出力油圧を制御可能なバルブ、たとえば、ノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブが用いられている。
ブレーキECU13には、ブレーキセンサ26および車速センサ27などが接続されている。
ブレーキセンサ26は、車室内に配設されたブレーキペダルの操作量に応じた検出信号を出力する。
車速センサ27は、たとえば、車両1の走行に伴って回転する磁性体からなるロータと、ロータと非接触に設けられた電磁ピックアップとを備えている。ロータが一定角度回転する度に、電磁ピックアップからパルス信号が検出信号として出力される。パルス信号の周波数は、車速に対応するので、ブレーキECU13は、車速センサ27から入力されるパルス信号の周波数を車速に換算する。
ブレーキECU13は、各種センサの検出信号から取得した情報(ブレーキペダルの操作量、車両1の車速)および/または他のECUから入力される種々の情報などに基づいて、ブレーキアクチュエータ76などを制御し、車両1の姿勢が安定に保たれた状態で車両1が制動されるように、各ブレーキから車輪に付与される制動力を制御する。
車両1は、アイドリングストップ機能を搭載している。IDSECU14は、アイドリングストップ機能のための制御であるアイドリングストップ制御を実行する。このアイドリングストップ制御に必要な情報として、IDSECU14には、ブレーキECU13から車速およびブレーキペダルの操作量などの情報が入力される。
アイドリングストップ制御では、車両1の走行中に、ブレーキペダルが操作される(踏み込まれる)と、IDSECU14により、所定のアイドリングストップ条件が成立しているか否かが繰り返し判断される。アイドリングストップ条件は、たとえば、車速が所定のアイドリングストップ実施車速(たとえば、10km/h)以下であり、かつ、ブレーキペダルが一定時間以上操作されているという条件である。アイドリングストップ条件が成立すると、IDSECU14からエンジンECU11にIDS要求が出力され、エンジンECU11により、エンジン2が自動停止(アイドリングストップ)される。
アイドリングストップ中は、所定の再始動条件が成立しているか否かが繰り返し判断される。再始動条件は、たとえば、エンジン2の自動停止中に、ブレーキペダルの操作が解除される(ブレーキペダルから運転者の足が離される)という条件である。再始動条件が成立すると、IDSECU14からエンジンECU11に再始動要求が出力される。この再始動要求を受けて、エンジンECU11により、エンジン2が再始動(アイドリングストップから復帰)される。
<駆動系統の構成>
図2は、車両1の駆動系統の構成を示すスケルトン図である。
トルクコンバータ3は、ポンプインペラ31、タービンランナ32およびロックアップクラッチ33を備えている。ポンプインペラ31には、エンジン2の出力軸(E/G出力軸)が連結されており、ポンプインペラ31は、E/G出力軸と同一の回転軸線を中心に一体的に回転可能に設けられている。タービンランナ32は、ポンプインペラ31と同一の回転軸線を中心に回転可能に設けられている。ロックアップクラッチ33は、ポンプインペラ31とタービンランナ32とを直結/分離するために設けられている。ロックアップクラッチ33が係合されると、ポンプインペラ31とタービンランナ32とが直結され、ロックアップクラッチ33が解放されると、ポンプインペラ31とタービンランナ32とが分離される。
ロックアップクラッチ33が解放された状態において、E/G出力軸が回転されると、ポンプインペラ31が回転する。ポンプインペラ31が回転すると、ポンプインペラ31からタービンランナ32に向かうオイルの流れが生じる。このオイルの流れがタービンランナ32で受けられて、タービンランナ32が回転する。このとき、トルクコンバータ3の増幅作用が生じ、タービンランナ32には、E/G出力軸の動力(トルク)よりも大きな動力が発生する。
ロックアップクラッチ33が係合された状態では、E/G出力軸が回転されると、E/G出力軸、ポンプインペラ31およびタービンランナ32が一体となって回転する。
トルクコンバータ3と自動変速機4との間には、オイルポンプ5が設けられている。オイルポンプ5のポンプ軸は、ポンプインペラ31と一体的に回転可能に設けられている。これにより、エンジン2の動力によりポンプインペラ31が回転されると、オイルポンプ5のポンプ軸が回転し、オイルポンプ5が油圧を発生する。油圧回路74には、オイルポンプ5の発生油圧が供給される。
自動変速機4は、前進4段/後進1段の変速段を有する4速ATである。自動変速機4は、インプット軸41、アウトプット軸42、センタ軸43およびラビニヨ型の遊星歯車機構44を備えている。
インプット軸41は、トルクコンバータ3のタービンランナ32に連結され、タービンランナ32と同一の回転軸線を中心に一体的に回転可能に設けられている。
アウトプット軸42は、インプット軸41と平行に設けられている。
センタ軸43は、インプット軸41に対してエンジン2側と反対側に離間して、インプット軸41と同一の回転軸線上に設けられている。
遊星歯車機構44には、フロントサンギヤ51、リヤサンギヤ52、キャリア53、リングギヤ54、ロングピニオンギヤ55およびショートピニオンギヤ56が含まれる。フロントサンギヤ51は、センタ軸43に相対回転可能に外嵌されている。リヤサンギヤ52は、フロントサンギヤ51に対してエンジン2側と反対側に設けられ、センタ軸43に相対回転可能に外嵌されている。キャリア53には、センタ軸43が接続され、キャリア53は、センタ軸43と一体的に回転可能に設けられている。キャリア53は、ロングピニオンギヤ55およびショートピニオンギヤ56を回転可能に支持している。リングギヤ54は、リヤサンギヤ52の回転径方向の外側において、キャリア53の周囲を取り囲む円環状を有し、ロングピニオンギヤ55と噛合している。ロングピニオンギヤ55は、ショートピニオンギヤ56の軸長よりも長い軸長を有しており、フロントサンギヤ51と噛合している。ショートピニオンギヤ56は、リヤサンギヤ52およびロングピニオンギヤ55と噛合している。
リングギヤ54には、第1出力ギヤ61が共通の回転軸線を有するように保持されている。第1出力ギヤ61には、アウトプット軸42に相対回転不能に支持された第2出力ギヤ62が噛合している。また、アウトプット軸42には、第3出力ギヤ63が相対回転不能に支持されており、第3出力ギヤ63は、デファレンシャルギヤ6に備えられたリングギヤ64と噛合している。これにより、リングギヤ54の回転は、第1出力ギヤ61、第2出力ギヤ62、アウトプット軸42および第3出力ギヤ63を経由してデファレンシャルギヤ6に伝達される。
また、自動変速機4は、3個のクラッチC1〜C3、2個のブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチFを備えている。
クラッチC1は、インプット軸41とフロントサンギヤ51とを連結する係合状態(オン)と、その連結を解除する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
クラッチC2は、インプット軸41とリヤサンギヤ52とを連結する係合状態(オン)と、その連結を解除する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
クラッチC3は、インプット軸41とセンタ軸43(キャリア53)とを連結する係合状態(オン)と、その連結を解除する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
ブレーキB1は、フロントサンギヤ51を制動する係合状態(オン)と、フロントサンギヤ51の回転を許容する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
ブレーキB2は、キャリア53を制動する係合状態(オン)と、キャリア53の回転を許容する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
ワンウェイクラッチFは、キャリア53の正転(エンジン2の出力軸と同方向の回転)のみを許容する。
<係合表>
図3は、Pレンジ、Rレンジ、NレンジおよびDレンジにおけるクラッチC1〜C3、ブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチFの状態を示す図である。
図3において、「○」は、クラッチC1〜C3およびブレーキB1,B2が係合状態であることを示している。また、ワンウェイクラッチFがキャリア53の逆転を阻止する係合状態であることを示す。
PレンジおよびNレンジでは、クラッチC1〜C3およびブレーキB1,B2が解放される。
Rレンジでは、クラッチC1およびブレーキB2が係合され、クラッチC2,C3およびブレーキB1が解放される。
Dレンジの1速段では、クラッチC2が係合され、クラッチC1,C3およびブレーキB1,B2が解放される。
Dレンジの2速段では、クラッチC2およびブレーキB1が係合され、クラッチC1,C3およびブレーキB2が解放される。
Dレンジの3速段では、クラッチC2,C3が係合され、クラッチC1およびブレーキB1,B2が解放される。
Dレンジの4速段では、クラッチC3およびブレーキB1が係合され、クラッチC1,C2およびブレーキB2が解放される。
<係合制御>
図4は、アイドリングストップからの復帰時におけるクラッチC2の係合制御について説明するためのタイミングチャートであり、タービン回転数およびC2ソレノイドバルブ75の指示電流値の時間変化の一例を示す。
アイドリングストップ制御によりエンジン2が自動停止された後、エンジン再始動条件が成立すると、エンジン2を再始動させるために、エンジン2のクランキングが開始される(時刻T1)。そして、エンジン2がクランキングされながら、エンジン2の点火プラグ73がスパークされる。
一方、エンジン2のクランキングの開始に応答して、シフトレバーがDポジションに位置している場合、ATECU12により、1速段を構成するクラッチC2を係合させるための係合制御が開始される(時刻T1)。係合制御では、ATECU12により、以下に説明する各処理が実行される。
係合制御では、まず、充填処理が実行される。充填処理では、C2ソレノイドバルブ75に供給される電流の目標値である指示電流値が0に保持される。エンジン2が完爆すると、エンジン回転数が上昇し、エンジン回転数の上昇に伴って、トルクコンバータ3のタービンランナ32の回転数であるタービン回転数が上昇する。充填処理は、タービン回転数がタービン判定値に上昇するか、または、エンジン回転数がエンジン判定値に上昇するまで続けられる(時間T1−T2)。
タービン判定値は、一定の基本値に学習値を加算することにより設定される。学習値は、学習処理により設定される値である。学習処理については、後述する。
エンジン判定値は、一定値であり、エンジン2およびトルクコンバータ3が正常に作動する状態では、タービン回転数がタービン判定値に上昇するよりも後にエンジン回転数がエンジン判定値に達するような値に設定されている。したがって、充填処理の終了条件にエンジン回転数がエンジン判定値に上昇したという条件が含まれているのは、何らかの原因でタービン回転数の立ち上がりが遅いためにエンジン回転が吹き上がることを防止するためである。
タービン回転数がタービン判定値に上昇するか、または、エンジン回転数がエンジン判定値に上昇すると、充填処理が終了となり、次に、第1初期処理が実行される。第1初期処理では、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が0である充填電流値から第1初期電流値に上げられる(時刻T2)。その後、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第1初期電流値に保持される。C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第1初期電流値に保持されることにより、第1初期処理では、充填処理時よりもクラッチC2に供給される油圧が制限される。
第1初期処理が実行されている間、つまりC2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第1初期電流値に保持されている間に、クラッチC2へのオイルの充填が完了する。クラッチC2へのオイルの充填が完了して、ピストンがクラッチプレートに当接すると、クラッチC2が滑りながら係合し始めることにより、クラッチC2がトルク伝達容量を持ち始める。クラッチC2のトルク伝達容量の上昇に伴って、タービン回転数がピークから降下する。
タービン回転数が第1所定量(たとえば、30rpm)降下すると、第1初期処理が終了となり、つづいて、第2初期処理が実行される。第2初期処理では、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第1初期電流値から第2初期電流値に上げられる(時刻T3)。その後、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第2初期電流値に保持される。
タービン回転数の降下が進み、タービン回転数が第1所定量よりも大きい第2所定量(たとえば、50rpm)降下すると(時刻T4)、第2初期処理が終了となり、スイープ処理が実行される。スイープ処理では、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第2初期電流値からスイープにより一定の時間変化率(時間勾配)で漸減される。これにより、クラッチC2の係合が進み、タービン回転数の降下が進む。
スイープ処理の開始後、タービン回転数が1速同期回転数に一致したか否かが判定される。1速同期回転数は、自動変速機4の変速段が1速段を構成する場合に、アウトプット軸42(図2参照)の回転数と同期するインプット軸41(図2参照)の回転数である。クラッチC2の係合が進み、クラッチC2の滑りがなくなると、タービン回転数の降下が止まり、タービン回転数が1速同期回転数に一致する。タービン回転数が1速同期回転数に一致した時点(時刻T5)において、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が0でない場合には、指示電流値が0に下げられて、係合制御が終了される。
<学習処理>
たとえば、第1初期処理の開始時に学習条件が成立している場合、ATECU12により、学習処理が実行される。学習条件としては、たとえば、アクセルペダルが踏み込まれていないという条件、車速が所定車速以下であるという条件、係合制御が実行される前に実施されていたアイドルストップの継続時間が一定時間以下であるという条件などを挙げることができ、学習条件には、それらの条件のうちの1つまたは複数(AND条件)が含まれていてもよいし、その他の条件が含まれていてもよい。
学習処理では、第1初期処理の開始からの経過時間が計測される。タービン回転数がピークから第1所定量降下して、第1初期処理が終了になると、経過時間の計測が停止される。そして、第1初期処理の開始から終了までの経過時間が実時間として取得される。
ATECU12に内蔵されている書換可能な不揮発性メモリ(フラッシュメモリまたはEEPROMなど)には、学習処理が実行される度に、学習処理後の学習値が更新して記憶される。実時間が取得されると、実時間から予め設定されている目標時間が減算されて、その減算値が偏差として取得される。学習値は、偏差に所定のゲインを乗じ、その乗算値を前回の学習処理後の学習値n−1に加えた値に設定される。すなわち、今回の学習処理後の学習値は、次式に従って設定される。
学習値(rpm)=学習値n−1+偏差(msec)×ゲイン(rpm/msec)
学習値は、次回の係合制御の際に、タービン判定値を設定するために基本値に加算される。したがって、タービン判定値は、第1初期処理の開始から終了までの実時間と目標時間との偏差に応じて学習補正されることになる。
<作用効果>
以上のように、自動変速機4のクラッチC2を係合させる係合制御では、充填処理により、C2ソレノイドバルブ75に供給される電流の目標値である指示電流値が充填電流値である0に設定される。この充填処理により、クラッチC2にオイルを早く充填することができ、クラッチC2の応答性の向上を図ることができる。自動変速機4に入力される回転数であるタービン回転数が0から上昇してタービン判定値に達すると、充填処理が終了されて、第1初期処理が開始され、指示電流値が充填電流値である0から第1初期電流値に変更されて、クラッチC2に供給される油圧が充填処理時よりも制限される。
第1初期処理と並行して、第1初期処理の開始からの経過時間が計測される。クラッチC2への油圧の供給が進み、クラッチC2がトルク伝達容量を持ち始めると、その時点までの経過時間、つまり第1初期処理が終了されるまでの経過時間が実時間として取得される。そして、実時間と予め設定された目標時間との偏差が求められ、その偏差に応じてタービン判定値が学習補正される。
実時間が目標時間よりも長い場合には、タービン判定値が実時間と目標時間との偏差に応じて増大補正される。タービン判定値が増大補正されることにより、タービン回転数がタービン判定値に到達するまでの時間が長くなり、充填処理の実行時間が長くなる。その結果、クラッチC2に供給される油圧の立ち上がりが早くなり、係合制御の開始から終了までのタイムラグが短縮される。
逆に、実時間が目標時間よりも短い場合には、タービン判定値が実時間と目標時間との偏差に応じて減小補正される。タービン判定値が減小補正されることにより、タービン回転数がタービン判定値に到達するまでの時間が短くなり、充填処理の実行時間が短くなる。その結果、クラッチC2に供給される油圧の立ち上がりが緩やかになり、クラッチC2がトルク伝達容量を持ち始める時に生じるショックが小さくなる。
よって、図5に破線で示されるように、油圧特性のばらつきによるショックおよびタイムラグのばらつきを収束させることができる。ショックおよびタイムラグのばらつきが収束するので、中央特性を有するユニット(自動変速機4)を基準にショックまたはタイムラグに関する性能を向上させるチューニング(たとえば、充填電流値および/または初期電流値の変更)が可能となる。
また、ハード設計により油圧特性のばらつきを抑えることも考えられるが、そのためには、部品の公差を詰めたり、その詰めた公差を満たす部品を選別したりする必要があり、ユニット原価の上昇を招く。これに対し、制御により、油圧特性のばらつきによるショックおよびタイムラグのばらつきを収束させることができるので、ユニット原価の上昇を抑えることができる。
さらには、タービン判定値の学習補正が行われるので、自動変速機4の油圧特性が経年劣化により変化しても、その油圧特性の変化を補償することができる。よって、自動変速機4の経年劣化による油圧特性のばらつきの発生を抑制することができる。
また、係合制御では、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が充填電流値に保持された後は、指示電流値が第1初期電流値に保持される期間を経て第2初期電流値に2段階で上げられる。クラッチC2がトルク伝達容量を持ち始めるまで、言い換えれば、クラッチC2のピストンがクラッチプレートに当接するまで、指示電流値が相対的に低い第1初期電流値に保持されることにより、係合制御の開始からクラッチC2がトルク伝達容量を持ち始めるまでのタイムラグを短縮することができる。そして、クラッチC2がトルク伝達容量を持ち始めた後は、タービン回転数が降下し始め、タービン回転数が十分に降下して、その降下量が第2所定量に達するまで、指示電流値が相対的に高い第2初期電流値に上げられて保持される。これにより、タービン回転数が1速同期回転数に一致する同期時に生じる同期ショックを抑制することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、C2ソレノイドバルブ75に供給される電流の目標値である指示電流値は、クラッチC2に供給される油圧の目標値である指示油圧に対応するので、係合制御では、指示電流値の設定と同様に、指示油圧が係合制御における指示値として設定されてもよい。
前述の係合制御は、アイドリングストップからの復帰時(アイドリングストップ制御によるエンジン2の再始動時)に限らず、エンジン2の始動直後にシフトレバーがPポジションまたはNポジションからDポジションにシフト操作された場合に実行されてもよい。
また、車両1が有段式の自動変速機4を搭載している構成を取り上げたが、本発明は、車両1の発進時に係合されるクラッチを備える無段変速機または動力分割式無段変速機を搭載した車両に適用することもできる。動力分割式無段変速機は、変速比の変更により動力を無段階に変速するベルト式の無段変速機構と、動力を一定の変速比で変速する一定変速機構とを備え、駆動源の動力を2系統に分割して伝達可能な変速機である。
前述の各センサは、本発明に関連するセンサを例示したものに過ぎず、エンジンECU11、ATECU12、ブレーキECU13およびIDSECU14には、その他のセンサが接続されていてもよい。
また、エンジンECU11、ATECU12、ブレーキECU13およびIDSECU14の機能の一部または全部は、1つのECUに集約されていてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
4 自動変速機
12 ATECU(車両用制御装置)
74 油圧回路
C2 クラッチ(係合要素)

Claims (1)

  1. 油圧回路および前記油圧回路から供給される油圧により係合する係合要素を備え、エンジンの動力がトルクコンバータを介して入力される自動変速機の制御装置であって、
    前記油圧回路を制御して、前記係合要素を係合させる係合制御を実行し、
    前記係合制御において、
    前記エンジンのクランキングの開始に応答して開始され、前記自動変速機に入力される回転数が所定の判定値に上昇するまでの間、前記油圧回路を制御するための指示値を所定の充填値に設定する充填処理と、
    前記充填処理後、前記充填処理時よりも前記係合要素に供給される油圧が制限されるように、前記指示値を前記充填値から所定の初期値に変更する初期処理と、
    前記初期処理の開始から前記係合要素がトルク伝達容量を持ち始めるまでの時間を計測し、その計測した実時間と予め設定された目標時間との偏差に応じて、前記判定値を学習補正する学習処理とを実行する、制御装置。
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