JP6499768B2 - 部品実装機、部品保持部材撮像方法 - Google Patents

部品実装機、部品保持部材撮像方法 Download PDF

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Description

この発明は、所定の回転軸を中心とする円周軌道に沿って並ぶ複数の部品保持部材を回転可能に保持するロータリーヘッドを用いた部品実装技術に関する。
特許文献1の部品装着装置は、回転方向に円周状に並ぶ複数のノズルを回転可能に保持し、回転方向の所定位置に設けられた装着ステーションに位置決めされたノズルにより部品を基板に装着する。また、このような装置では、例えば部品の装着前にノズルが部品を吸着していることや、部品の装着後にノズルから部品が離脱していること等を確認する目的で、ノズルが撮像される。
特許第5511912号公報
ところで、近年、複数の部品保持部材(ノズル)を回転可能に保持するロータリーヘッドを用いた部品実装技術では、基板への部品実装に要するタクトタイムを短縮するために、ロータリーヘッドが有する複数の部品保持部材の撮像を効率的に行うことの重要性が増している。しかしながら、上記の特許文献1は、このような部品保持部材の撮像の効率化に十分に応えられるものではなかった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ロータリーヘッドが有する複数の部品保持部材の撮像を効率的に行うことを可能とする技術の提供を目的とする。
本発明に係る部品実装機は、上記目的を達成するために、所定の回転軸を中心とする円周軌道に沿って並ぶN個(Nは2以上の整数)の部品保持部材を、回転軸を中心に一体的に回転可能に保持するロータリーヘッドと、円周軌道に対して設けられたL個(Lは2以上の整数)の撮像位置を有し、撮像位置に位置する部品保持部材を撮像可能な撮像部と、N個の部品保持部材を回転軸の回りに連続的に回転させつつ撮像位置に順に位置する各部品保持部材を撮像部により撮像する動作を各撮像位置について実行することでN個の部品保持部材の撮像を完了する撮像シーケンスを実行する制御部とを備える。
本発明に係る部品保持部材撮像方法は、上記目的を達成するために、所定の回転軸を中心とする円周軌道に沿って並び、ロータリーヘッドにより回転軸を中心に回転可能に保持されたN個(Nは2以上の整数)の部品保持部材の回転を開始する工程と、円周軌道に対して設けられたL個(Lは2以上の整数)の撮像位置に位置する部品保持部材を撮像する工程とを備え、N個の部品保持部材を回転軸の回りに連続的に回転させつつ撮像位置に順に位置する各部品保持部材を撮像する動作を各撮像位置について実行することでN個の部品保持部材の撮像を完了する。
このように構成された発明(部品実装機、部品保持部材撮像方法)では、ロータリーヘッドが有するN個の部品保持部材が並ぶ円周軌道に対してL個の撮像位置が設けられている。そして、N個の部品保持部材を回転軸の回りに連続的に回転させつつ撮像位置に順に位置する各部品保持部材を撮像する動作を各撮像位置について実行する。したがって、円周軌道に沿ってL個の撮像位置が隣り合う間隔のうちの最大間隔が回転軸の回りに成す最大角度以下の角度をN個の部品保持部材が回転する期間に、N個の部品保持部材それぞれをL個の撮像位置のいずれかに位置させて、N個の部品保持部材の撮像を完了することができる。こうして、ロータリーヘッドが有する複数の部品保持部材の撮像を効率的に行うことが可能となっている。
本発明によれば、ロータリーヘッドが有する複数の部品保持部材の撮像を効率的に行うことが可能となっている。
本発明に係る部品実装機を模式的に示す部分平面図である。 図1の部品実装機が備える電気的構成を示すブロック図である。 実装ヘッドの一例の下端部近傍を模式的に示す部分正面図である。 図3の実装ヘッドの底部を模式的に示す部分平面図である。 撮像ユニットの外観を模式的に示す部分斜視図である。 図5の撮像ユニットが具備する光学的構成を等価的に示した模式図である。 撮像ユニットが有する各撮像部の撮像位置とノズルとの関係を模式的に示す部分平面図である。 演算処理部が実行する撮像シーケンスの一例を模式的に示す部分平面図である。 変形例に係る撮像ユニットが有する各撮像部とノズルとの関係を模式的に示す部分平面図である。
図1は本発明に係る部品実装機を模式的に示す部分平面図である。図2は図1の部品実装機が備える電気的構成を示すブロック図である。両図および以下の図では、Z方向を鉛直方向とするXYZ直交座標を適宜示す。図2に示すように、部品実装機1は、装置全体を統括的に制御するコントローラー100を備える。コントローラー100は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)で構成されたコンピューターである演算処理部110およびHDD(Hard Disk Drive)で構成された記憶部120を有する。さらに、コントローラー100は、部品実装機1の駆動系を制御する駆動制御部130と、後に詳述するノズルの撮像を制御する撮像制御部140とを有する。
そして、演算処理部110は記憶部120に記憶されるプログラムに従って駆動制御部130を制御することで、プログラムが規定する部品実装を実行する。この際、演算処理部110は撮像制御部140がカメラ60により撮像した画像に基づき、部品実装を制御する。また、部品実装機1には、表示/操作ユニット150が設けられており、演算処理部110は、部品実装機1の状況を表示/操作ユニット150に表示したり、表示/操作ユニット150に入力された作業者からの指示を受け付けたりする。
図1に示すように、部品実装機1は、基台11の上に設けられた一対のコンベア12、12を備える。そして、部品実装機1は、コンベア12によりX方向(基板搬送方向)の上流側から実装処理位置(図1の基板Sの位置)に搬入した基板Sに対して部品を実装し、部品実装を完了した基板Sをコンベア12により実装処理位置からX方向の下流側へ搬出する。
部品実装機1では、Y方向に延びる一対のY軸レール21、21と、Y方向に延びるY軸ボールネジ22と、Y軸ボールネジ22を回転駆動するY軸モーターMyとが設けられ、ヘッド支持部材23が一対のY軸レール21、21にY方向に移動可能に支持された状態でY軸ボールネジ22のナットに固定されている。ヘッド支持部材23には、X方向に延びるX軸ボールネジ24と、X軸ボールネジ24を回転駆動するX軸モーターMxとが取り付けられており、ヘッドユニット3がヘッド支持部材23にX方向に移動可能に支持された状態でX軸ボールネジ24のナットに固定されている。したがって、駆動制御部130は、Y軸モーターMyによりY軸ボールネジ22を回転させてヘッドユニット3をY方向に移動させ、あるいはX軸モーターMxによりX軸ボールネジ24を回転させてヘッドユニット3をX方向に移動させることができる。
一対のコンベア12、12のY方向の両側それぞれでは、2つの部品供給部28がX方向に並んでいる。各部品供給部28に対しては、複数のテープフィーダー281がX方向に配列ピッチLaで並んで着脱可能に装着されており、各テープフィーダー281には、集積回路、トランジスター、コンデンサ等の小片状の部品(チップ電子部品)を所定間隔おきに収納したテープが巻かれたリールが配置されている。そして、テープフィーダー281は、テープをヘッドユニット3側に間欠的に送り出すことによって、テープ内の部品を供給する。
ヘッドユニット3は、X方向に直線状に並ぶ複数(4本)の実装ヘッド4を有する。各実装ヘッド4は下端に取り付けられた部品保持部材としてのノズル40(図3)により、部品の吸着・実装を行う。つまり、実装ヘッド4はテープフィーダー281の上方へ移動して、テープフィーダー281により供給された部品を吸着する。具体的には、実装ヘッド4は、部品に当接するまでノズル40を下降させた後にノズル40内に負圧を発生させつつノズル40を上昇させることで、部品を吸着する。続いて、実装ヘッド4は実装処理位置の基板Sの上方に移動して基板Sに部品を実装する。具体的には、実装ヘッド4は、部品が基板Sに当接するまでノズル40を下降させた後にノズル40内に大気圧あるいは正圧を発生させることで、部品を実装する。こうして、実装ヘッド4は、テープフィーダー281に位置しつつノズル40によりテープフィーダー281から部品を保持した後に、基板Sの上方へ移動してノズル40により基板Sへ部品を実装し、基板Sの上方からテープフィーダー281の上方へ戻る実装ターンを繰り返し実行する。
図3は実装ヘッドの一例の下端部近傍を模式的に示す部分正面図である。図4は図3の実装ヘッドの底部を模式的に示す部分平面図である。図3および図4に示すように、各実装ヘッド4は、複数のノズル40を円周状に配列したロータリーヘッドである。続いては、図3および図4を併用しつつ実装ヘッド4の構成について説明する。なお、4本の実装ヘッド4の構成は共通するため、ここでは1本の実装ヘッド4について説明する。
実装ヘッド4はZ方向(鉛直方向)に延びるメインシャフト41と、メインシャフト41の下端に支持されたノズルホルダー42とを有する。ノズルホルダー42は、Z方向に平行な回転軸C(仮想軸)を中心とする回転方向Rに回転可能に支持されており、実装ヘッド4の上端部に設けられたR軸モーターMr(図2)の駆動力を受けて回転する。また、ノズルホルダー42は、回転軸Cを中心とする円周状に等角度を空けて配列された複数(8本)の昇降シャフト43を支持する。
各昇降シャフト43は昇降可能に支持されており、図略の付勢部材により上方へ付勢されている。各昇降シャフト43の下端にはノズル40が着脱可能に装着される。これによって、ノズルホルダー42は、回転軸Cを中心とする円周状に等角度を空けて配列された複数(8個)のノズル40を支持する。したがって、駆動制御部130がR軸モーターMrに回転指令を出力すると、R軸モーターMrからの駆動力を受けて回転するノズルホルダー42に伴って、複数のノズル40が一体的に回転軸Cを中心とする円周軌道Oに沿って回転する。
また、メインシャフト41は、複数の昇降シャフト43の上方にノズル昇降機構44を支持する。ノズル昇降機構44は、回転軸Cを中心として180度の角度を空けて配置された2本の押圧部材441を有する。各押圧部材441は、ノズル昇降機構44に内蔵されたZ軸モーターMz(図2)の駆動力を受けて、互いに独立して昇降する。したがって、駆動制御部130がZ軸モーターMzに下降指令を出力すると、Z軸モーターMzからの駆動力を受けて押圧部材441が下降する。これにより、押圧部材441は、複数の昇降シャフト43のうち直下に位置する一の昇降シャフト43を当該昇降シャフト43に働く付勢力に抗して下降させ、部品の吸着あるいは実装を行う下降位置Zdまでノズル40を下降させる。一方、駆動制御部130がZ軸モーターMzに上昇指令を出力すると、Z軸モーターMzからの駆動力を受けて押圧部材441が上昇する。これにより、押圧部材441に押下されていた一の昇降シャフト43が、ノズル40を伴いつつ付勢力に従って上昇し、ノズル40が上昇位置Zuまで上昇する。なお、図3においては、ノズル40の下端に対して下降位置Zdおよび上昇位置Zuがそれぞれ示されている。
このような実装ヘッド4では、押圧部材441の直下がノズル40による部品の吸着・実装を行う作業位置PA、PBとなる。すなわち、上述した2個の押圧部材441の配置に対応して、実装ヘッド4では、2個の作業位置PA、PBが回転軸Cを中心に180度の角度を空けて設けられている。一方、図4に示すようにノズルホルダー42では、回転軸Cを中心に180度の間隔を空けて配置された2個のノズル40(回転軸Cを挟んで互いに逆側に位置する2個のノズル40)の対(ノズル対)がP対(4対)設けられて、2×P個、すなわち8個のノズル40が円周軌道Oに沿って配列されている。こうして対を成す2個のノズル40は、一方のノズル40が作業位置PAに位置すると同時に他方のノズル40が作業位置PBに位置できる配置関係を満たす。
したがって、駆動制御部130はR軸モーターMrにより複数のノズル40の回転角度を調整することで、4個のノズル対のうち任意の1個のノズル対を成す2個のノズル40、40のそれぞれを作業位置PA、PBに位置させて、部品の吸着・実装に用いることができる。
例えば、作業位置PAで部品を吸着する場合は、実装ヘッド4を部品供給部28の上方へ移動させて作業位置PAをテープフィーダー281の直上に位置決めする。この状態で、部品を吸着しないノズル40を回転方向Rにおいて作業位置PAに停止させつつ、Z方向において上昇位置Zuから下降位置Zdへ下降させる。そして、ノズル40がテープフィーダー281により供給される部品に接したタイミングでノズル40に負圧を与えて、テープフィーダー281からノズル40に部品を吸着する。続いて、部品を吸着したノズル40をZ方向において下降位置Zdから上昇位置Zuまで上昇させる。作業位置PBで部品を吸着する場合も同様である。特に、2個の作業位置PA、PBはX方向に直線状に並んで設けられ、対を成す2個のノズル40、40の中心間距離Lbはテープフィーダー281のX方向への配列ピッチLa(図1)に等しい。したがって、作業位置PA、PBに位置する2個のノズル40、40は、テープフィーダー281、281からの部品の吸着を同時に実行できる。
あるいは、作業位置PAで部品を実装する場合は、実装ヘッド4を基板Sの上方へ移動させて作業位置PAを基板Sの実装対象箇所の直上に位置決めする。この状態で、部品を吸着するノズル40を回転方向Rにおいて作業位置PAに停止させつつ、Z方向において上昇位置Zuから下降位置Zdへ下降させる。そして、部品が基板Sに接したタイミングでノズル40に大気圧あるいは正圧を与えて、ノズル40から基板Sへ部品を実装する。続いて、部品が離脱したノズル40をZ方向において下降位置Zdから上昇位置Zuまで上昇させる。作業位置PBで部品を実装する場合も同様である。
また、実装ヘッド4のメインシャフト41の下端には、円柱形状の光拡散部材5が取り付けられており、複数のノズル40は光拡散部材5を囲むようにして配列されている。この光拡散部材5は例えば特開2012−238726号公報に記載の拡散部材と同様の構成を具備しており、次に説明する撮像ユニット6(図5、図6)によるノズル40のサイドビュー撮像に用いられる。
続いては、図5および図6を併用しつつ撮像ユニット6の構成について説明する。図5は撮像ユニットの外観を模式的に示す部分斜視図である。図6は図5の撮像ユニットが具備する光学的構成を等価的に示した模式図である。なお、図5および図6では実装ヘッド4との関係を示すために、実装ヘッド4の構成が部分的に示されている。この撮像ユニット6はカメラ60を備え、作業位置PA、PBに位置するノズル40のサイドビューをカメラ60により撮像する。
撮像ユニット6が具備する筐体61は、Y方向からの側面視において逆T字状を有して上部にカメラ60が取り付けられた本体部611と、本体部611のX方向の両端からY方向に突出する2個のノズル対向部612、612とを有する。そして、撮像ユニット6は、2個のノズル対向部612、612により複数のノズル40をX方向から挟むように配置されて、実装ヘッド4のメインシャフト4に固定されている。こうして、撮像ユニット6は実装ヘッド4と一体的に構成され、実装ヘッド4に伴って移動可能である。
X方向の一方側のノズル対向部612の内側壁には、X方向の一方側の作業位置PAにX方向から対向する第1窓62Aが設けられ、一方側のノズル対向部612および本体部611の内部には、プリズム、ミラーおよびレンズといった光学素子631で構成された第1光学系63Aが設けられている。そして、作業位置PAから第1窓62Aへ入射した光は、第1光学系63Aによりカメラ60に導かれる。これにより、カメラ60が内蔵する固体撮像素子601のうちの第1範囲601Aが作業位置PAからの光を受光する。つまり、第1窓62A、第1光学系63Aおよび固体撮像素子601の第1範囲601Aにより構成された第1撮像部64Aが実装ヘッド4の一方側に配置される。そして、この第1撮像部64Aが、実装ヘッド4の一方側の側面に対して設けられた作業位置PAに対向し、作業位置PAを撮像する。
なお、上述のとおり、押圧部材441の昇降に伴ってノズル40は上昇位置Zuと下降位置Zdとの間で昇降する。これに対して、第1窓62Aは、作業位置PAにおいて上昇位置Zuにあるノズル40の先端に対して対向するように配置されており、第1撮像部64Aは、作業位置PAにおいて上昇位置Zuにあるノズル40の先端をX方向(水平方向)から撮像することで、ノズル40のサイドビュー画像を撮像する。
また、X方向の他方側のノズル対向部612の内側壁には、第1撮像部64Aの撮像に用いられる照明用の光を照射する第1照明65Aが配置されている。この第1照明65Aは、第2窓62Bの両側それぞれにマトリックス状に配列された複数のLED(Light Emitting Diode)で構成され、X方向の他方側から作業位置PAに向けて光を照射する。こうして、実装ヘッド4のX方向の他方側に配置された第1照明65Aから射出された光は、光拡散部材5で拡散された後に作業位置PAに照射される。
このように、第1撮像部64Aは、実装ヘッド4の一方側に配置されて、実装ヘッド4の一方側の側面の作業位置PAに対向する。これに対して、第1照明65Aは、実装ヘッド4の他方側から作業位置PAに光を照射する。したがって、第1撮像部64Aは、作業位置PAのノズル40の背面から第1照明65Aが照射した光を撮像することで、ノズル40のシルエット画像を撮像する。このシルエット画像は、固体撮像素子601から撮像制御部140に転送されて、ノズル40による部品の吸着や実装の成否判定に用いられる。
また、第1撮像部64Aと同様の構成を具備する第2撮像部64Bが、実装ヘッド4の他方側に配置されている。つまり、第2撮像部64Bは、作業位置PBから第2窓62Bに入射した光を固体撮像素子601の第2範囲601B(第1範囲601Aに隣り合う範囲)へ第2光学系63Bにより導く。こうして、第2撮像部64Bは、作業位置PBにおいて上昇位置Zuにあるノズル40の先端をX方向(水平方向)から撮像することで、ノズル40のサイドビュー画像を撮像する。
さらに、第1照明65Aと同様の構成を具備する第2照明65Bが、X方向の一方側のノズル対向部612の内側壁に配置され、X方向の一方側から作業位置PBに向けて光を照射する。つまり、第2撮像部64Bは、作業位置PBに位置するノズル40のシルエット画像を撮像する。
このように、撮像ユニット6は第1撮像部64Aと第2撮像部64Bとを有する。そして、ノズル40が第1撮像部64Aにより撮像される撮像位置IA(図7)はノズル40の作業位置PAに一致し、ノズル40が第2撮像部64Bにより撮像される撮像位置IB(図7)はノズル40の作業位置PBに一致する。かかる各撮像部64A、64Bの撮像位置とノズル40との位置関係を示すと図7のようになる。
図7は撮像ユニットが有する各撮像部の撮像位置とノズルとの関係を模式的に示す部分平面図である。同図では複数のノズル40を区別するために、これらに異なる符合40a〜40hを付した。同図に示すように、N個(8個)のノズル40a〜40hが、回転軸Cの回りで等角度(=θn=360度/N=45度)を空けて、円周軌道Oに沿って並ぶ。これに対して、L個(2個)の撮像位置IA、IBが回転軸Cの回りに等角度θc(=360度/L=180度)の角度を空けて円周軌道Oに対して設けられており、円周軌道Oに沿って間隔Aを空けて隣り合う。こうして、円周軌道Oにおいて隣り合う撮像位置IA、IBが回転軸Cの回りに成す角度θcの範囲内に少なくとも複数あるいは3個以上のノズル40が存在する(ここの例では4個)。そして、演算処理部110は、駆動制御部130および撮像制御部140を用いて、各撮像位置IA、IBでノズル40a〜40hを次のようにして撮像する。
図8は演算処理部が実行する撮像シーケンスの一例を模式的に示す部分平面図である。撮像シーケンスの開始タイミングT1においては、ノズル40a、40eから成るノズル対がそれぞれ撮像位置IA、IBに位置する。そして、演算処理部110は、撮像位置IAに位置するノズル40aおよび撮像位置IBに位置するノズル40eを同時に撮像するとともに、8個のノズル40a〜40hの一方向(時計回り)への回転を開始する。そして、タイミングT1から角度θ2(=θn=45度)回転したタイミングT2において、ノズル対を成すノズル40b、40fがそれぞれ撮像位置IA、IBに到達すると、ノズル40b、40fを同時に撮像する。また、タイミングT1から角度θ3(=θn×2=90度)回転したタイミングT3において、ノズル対を成すノズル40c、40gが撮像位置IA、IBにそれぞれ到達すると、ノズル40c、40gを同時に撮像する。さらに、タイミングT1から角度θ3(=θn×3=135度)回転したタイミングT4において、
ノズル対を成すノズル40d、40hがそれぞれ撮像位置IA、IBに到達すると、ノズル40d、40hを同時に撮像する。このように、8個のノズル40a〜40hを連続的に一方向に回転させつつ、撮像位置IAに順に位置する4個のノズル40a〜40dを撮像するとともに、撮像位置IBに順に位置する4個のノズル40e〜40hを撮像する。こうして、撮像位置IA、IBにノズル40が位置する毎にノズル40の撮像を行って、全てのノズル40の撮像を完了すると、撮像シーケンスを終了する。
そして、演算処理部110は、実装ターンと並行して撮像シーケンスを実行することで、実装ヘッド4が有する8個のノズル40の撮像の効率化を図っている。具体的には、演算処理部110は、実装ターンの一部である実装ヘッド4が8個のノズル40a〜40hのそれぞれによるテープフィーダー281からの部品の吸着を終えて、テープフィーダー281の上方から基板Sの上方へ移動する間に撮像シーケンスを実行する。この際、演算処理部110は、ノズル40a〜40hそれぞれによる部品の吸着を8個のノズル40a〜40hそれぞれの撮像画像に基づき確認する。そして、演算処理部110は、その下端に部品の無いノズル40については、部品の吸着に失敗したと判断する。さらに、演算処理部110は、ノズル40が吸着する部品の厚みや姿勢も撮像画像に基づき適宜判断する。こうして、8個のノズル40それぞれによる部品の吸着を効率的に確認することが可能となっている。
また、演算処理部110は、実装ターンの一部である実装ヘッド4が8個のノズル40a〜40hのそれぞれによる基板Sへの部品の実装を終えて、基板Sの上方からテープフィーダー281に戻る間に撮像シーケンスを実行する。この際、演算処理部110は、下端に部品が付着したノズル40の有無を8個のノズル40a〜40hそれぞれの撮像画像に基づき確認する。そして、演算処理部110は、全ノズル40a〜40hについて部品の付着が認められなければ、これらのノズル40a〜40hによる部品の実装に成功したと判断する一方、部品の付着が認められたノズル40については部品の実装に失敗したと判断する。こうして、8個のノズル40それぞれへの部品の付着の有無を効率的に確認することが可能となっている。
以上に説明したように本実施形態では、実装ヘッド4が有する8個のノズル40が並ぶ円周軌道Oに対して2個の撮像位置IA、IBが設けられている。そして、8個のノズル40を回転軸Cの回りに連続的に回転させつつ撮像位置IA、IBに順に位置する各ノズル40を撮像する動作を各撮像位置IA、IBについて実行する。したがって、円周軌道Oに沿って2個の撮像位置IA、IBが隣り合う間隔Aが回転軸Cの回りに成す角度θc以下の角度θ4を8個のノズル40が回転する期間に、8個のノズル40それぞれを2個の撮像位置IA、IBのいずれかに位置させて、8個のノズル40の撮像を完了することができる。こうして、実装ヘッド4が有する複数のノズル40の撮像を効率的に行うことが可能となっている。
また、2個の撮像位置IA、IBが回転軸Cの回りに180度の角度を空けて設けられている。したがって、8個のノズル40が大きくとも180度回転する期間内に8個のノズル40の撮像を完了でき、実装ヘッド4が有する8個のノズル40の撮像を効率的に行うことが可能となっている。
また、8個のノズル40は、回転軸Cの回りに180度の角度を空けて設けられた2個のノズル40からなるノズル対を4対含む。そして、演算処理部110は、2個の撮像位置IA、IBに同時に位置するノズル対を成す2個のノズル40を撮像ユニット6に同時に撮像させる。こうして、実装ヘッド4が有する8個のノズル40の撮像を効率的に実行している。
特に、実装ヘッド4が有する8個のノズル40のそれぞれは、いずれも他のノズル40とノズル対を成しており、演算処理部110はノズル対を成す2個のノズル40を同時に撮像する。かかる構成は、8個のノズル40を別々に撮像する場合と比較して半分の撮像回数で8個のノズル40の撮像を完了でき、実装ヘッド4が有する8個のノズル40の撮像を効率的に実行することができる。
このように本実施形態では、部品実装機1が本発明の「部品実装機」の一例に相当し、実装ヘッド4が本発明の「ロータリーヘッド」の一例に相当し、ノズル40が本発明の「部品保持部材」の一例に相当し、回転軸Cが本発明の「回転軸」の一例に相当し、円周軌道Oが本発明の「円周軌道」の一例に相当し、撮像ユニット6が本発明の「撮像部」の一例に相当し、演算処理部110が本発明の「制御部」の一例に相当し、部品供給部28が本発明の「部品供給部」の一例に相当し、コンベア12、12が本発明の「基板支持部」の一例に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、回転軸Cの回りに成す撮像位置IA、IBの角度は180度に限られず、180度とは異なる角度でも良い。
また、上記実施形態では、2箇所の撮像位置IA、IBを設けた構成(すなわち、「L」=2の構成)について説明を行った。しかしながら、撮像位置の個数はこれに限られず、3個以上(すなわち、「L」≧3)でも良い。そこで、図9に示すように撮像ユニット6を構成することもできる。
図9は変形例に係る撮像ユニットが有する各撮像部とノズルとの関係を模式的に示す部分平面図である。同図の変形例においては、3個の撮像位置IA、IB、ICにそれぞれ3個の第1撮像部64A、64B、64Cが対向しており、撮像位置IA、IB、ICそれぞれに位置するノズル40のサイドビューを撮像することができる。これら撮像位置IA、IB、ICは、回転軸Cの回りに等角度θc(=360度/3=120度)を空けて円周軌道Oに設けられている。
そして、演算処理部110は、8個のノズル40を連続的に回転させつつ撮像位置IA、IB、ICに順に位置する各ノズル40を撮像する動作を各撮像位置IA、IB、ICについて実行する。したがって、円周軌道Oに沿って3個の撮像位置IA、IBが隣り合う間隔が回転軸Cの回りに成す角度θc以下の角度を8個のノズル40が回転する期間に、8個のノズル40それぞれを3個の撮像位置IA、IB、ICのいずれかに位置させて、8個のノズル40の撮像を完了することができる。すなわち、8個のノズル40が大きくとも120度回転する期間内に8個のノズル40の撮像を完了できる。こうして、実装ヘッド4が有する複数のノズル40の撮像を効率的に行うことが可能となっている。
なお、3個以上の撮像位置を設ける場合において、円周軌道Oに隣り合う撮像位置が回転軸Cの回りに成す角度は、互いに等しい必要は無く、異なっていても良い。
また、撮像シーケンスの実行タイミングも上記の例に限られない。例えば、上記実施形態では、実装ターンにおいて、実装ヘッド4がテープフィーダー281から基板Sへ移動する期間と、基板Sからテープフィーダー281へ戻る期間の両方において撮像シーケンスを実行していた。しかしながら、これらの期間のいずれか一方においてのみ、撮像シーケンスを実行しても良い。例えば、テープフィーダー281から部品を吸着したノズル40が上昇位置Zuまで上昇したタイミングで各ノズル40の撮像を行って、ノズル40による部品の吸着状態を確認するように制御した場合、実装ヘッド4がテープフィーダー281から基板Sへ移動する期間は撮像シーケンスを行わなくても構わない。
また、作業位置PA、PBと撮像位置IA、IBとは一致していた。しかしながら、作業位置PA、PBと撮像位置IA、IBとが異なっていても、上記の撮像シーケンスを同様に実行できる。
また、作業位置PA、PBの個数は、上記の例に限られない。そこで、単一の作業位置PAを有する実装ヘッド4に対しても、上記の撮像シーケンスを同様に実行するこができる。
また、実装ヘッド4が有するノズル40の個数は上記の例に限られず、ノズル40の個数は8個以上(すなわち、「N」≧8)であっても良いし、8個未満(すなわち「N」<8)であっても良い。
また、撮像シーケンスにおいてノズル40を回転させる方向は、図8に例示した時計回りに限られず、反時計回りでも良い。
また、図8では、ノズル40a、40eが撮像位置IA、IBに位置する状態からノズル40の回転を開始していた。つまり、N個のノズル40のうち最初に撮像位置IA、IBに位置するノズル40a、40eを撮像してからN個のノズル40の回転を開始して、最初の撮像対象のノズル40a、40eに続いてノズル40b〜40d、40f〜40hを撮像位置IA、IBに順に位置させて、これら後続のノズル40b〜40d、40f〜40hを撮像することで、N個のノズル40の撮像を完了していた。しかしながら、ノズル40が撮像位置IA、IBから外れた状態からノズル40の回転を開始しても構わない。この場合は、N個のノズル40の回転を開始した後に、撮像位置IA、IBに順に位置するノズル40a〜40d、40e〜40fを撮像することで、N個のノズル40の撮像を完了することができる。要するに、撮像位置IA、IBに位置するノズル40の変更を、N個のノズル40を連続的に回転させることで実行しつつ、撮像位置IA、IBに順に位置するノズル40を撮像することで、N個のノズル40の撮像を完了すれば良い。
また、「部品保持部材」として使用可能な部材は、上記のような吸着により部品を保持するノズル40に限られない。したがって、例えば部品を把持することで部品を保持する部材を「部品保持部材」として用いることもできる。
以上、具体的な実施形態を例示して説明してきたように、本発明では例えば、撮像部において、L=2であり、2個の撮像位置が回転軸の回りに180度の角度を空けて設けられるように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成では、N個の部品保持部材が大きくとも180度回転する期間内にN個の部品保持部材の撮像を完了でき、ロータリーヘッドが有する複数の部品保持部材の撮像を効率的に行うことが可能となっている。
また、N個の部品保持部材は、回転軸の回りに180度の角度を空けて設けられた2個の部品保持部材からなる部品保持部材対をP対(Pは1以上の整数)含み、制御部は、2個の撮像位置に同時に位置する部品保持部材対を成す2個の部品保持部材を撮像部に同時に撮像させるように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成は、部品保持部材対を成す2個の部品保持部材を同時に撮像することができ、ロータリーヘッドが有する複数の部品保持部材の効率的な撮像に資する。
この際、ロータリーヘッドにおいて、N=2×Pであり、(2×P)個の部品保持部材が円周軌道に沿って並ぶように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成は、N個の部品保持部材を別々に撮像する場合と比較して半分の撮像回数でN個の部品保持部材の撮像を完了でき、ロータリーヘッドが有する複数の部品保持部材の効率的な撮像に資する。
また、部品を供給する部品供給部と、基板を支持する基板支持部とをさらに備え、ロータリーヘッドは、部品供給部の上方に位置しつつ部品保持部材により部品供給部から部品を保持した後に、基板の上方へ移動して部品保持部材により基板へ部品を実装し、基板の上方から部品供給部の上方へ戻る実装ターンを実行し、制御部は、実装ターンと並行して撮像シーケンスを実行することで、部品保持部材の状態を確認するように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成では、撮像位置に順に位置する部品保持部材の撮像を実装ターンと並行して行っており、ロータリーヘッドが有する複数の部品保持部材の効率的な撮像に資する。
具体的には、制御部は、ロータリーヘッドが実装ターンにおいて基板の上方から部品供給部の上方へ戻る間に撮像シーケンスを実行することで、N個の部品保持部材それぞれへの部品の付着の有無を確認するように、部品実装機を構成しても良い。これによって、N個の部品保持部材それぞれへの部品の付着の有無を効率的に確認することができる。
あるいは、制御部は、ロータリーヘッドが実装ターンにおいて部品供給部の上方から基板の上方へ移動する間に撮像シーケンスを実行することで、N個の部品保持部材それぞれによる部品の保持を確認するように、部品実装機を構成しても良い。これによって、N個の部品保持部材それぞれによる部品の保持を効率的に確認することができる。
また、撮像部において、L=3であり、3個の撮像位置が回転軸の回りに120度の角度を空けて設けられるように、部品実装機を構成しても良い。かかる構成では、N個の部品保持部材が大きくとも120度回転する期間内にN個の部品保持部材の撮像を完了でき、ロータリーヘッドが有する複数の部品保持部材の撮像を効率的に行うことが可能となっている。
1…部品実装機
12…コンベア
28…部品供給部
4…実装ヘッド
40…ノズル
6…撮像ユニット
110…演算処理部
C…回転軸
O…円周軌道

Claims (9)

  1. 所定の回転軸を中心とする円周軌道に沿って並ぶN個(Nは2以上の整数)の部品保持部材を、前記回転軸を中心に一体的に回転可能に保持するロータリーヘッドと、
    前記回転軸の回りに180度の角度を空けて前記円周軌道に対して設けられた2個の撮像位置を有し、前記撮像位置に位置する前記部品保持部材を撮像可能な撮像部と、
    前記N個の部品保持部材を前記回転軸の回りに連続的に回転させつつ前記撮像位置に順に位置する前記各部品保持部材を前記撮像部により撮像する動作を前記各撮像位置について実行することで前記N個の部品保持部材の撮像を完了する撮像シーケンスを実行する制御部と
    を備え、
    前記撮像部は、前記N個の部品保持部材を水平方向から挟むように配置された2個の対向部と、前記2個の対向部のそれぞれに設けられて前記撮像位置に水平方向から対向する窓から入射した光を受光することで前記撮像位置の前記部品保持部材を水平方向から撮像するカメラと、前記2個の対向部のそれぞれに設けられて前記撮像位置に光を照射する照明とを有する部品実装機。
  2. 前記N個の部品保持部材は、前記回転軸の回りに180度の角度を空けて設けられた2個の前記部品保持部材からなる部品保持部材対をP対(Pは1以上の整数)含み、
    前記制御部は、前記2個の撮像位置に同時に位置する前記部品保持部材対を成す前記2個の部品保持部材を前記撮像部に同時に撮像させる請求項に記載の部品実装機。
  3. 前記ロータリーヘッドにおいて、N=2×Pであり、(2×P)個の前記部品保持部材が前記円周軌道に沿って並ぶ請求項に記載の部品実装機。
  4. 部品を供給する部品供給部と、
    基板を支持する基板支持部と
    をさらに備え、
    前記ロータリーヘッドは、前記部品供給部の上方に位置しつつ前記部品保持部材により前記部品供給部から部品を保持した後に、前記基板の上方へ移動して前記部品保持部材により前記基板へ部品を実装し、前記基板の上方から前記部品供給部の上方へ戻る実装ターンを実行し、
    前記制御部は、前記実装ターンと並行して前記撮像シーケンスを実行することで、前記部品保持部材の状態を確認する請求項1ないしのいずれか一項に記載の部品実装機。
  5. 前記制御部は、前記ロータリーヘッドが前記実装ターンにおいて前記基板の上方から前記部品供給部の上方へ戻る間に前記撮像シーケンスを実行することで、前記N個の部品保持部材それぞれへの部品の付着の有無を確認する請求項に記載の部品実装機。
  6. 前記制御部は、前記ロータリーヘッドが前記実装ターンにおいて前記部品供給部の上方から前記基板の上方へ移動する間に前記撮像シーケンスを実行することで、前記N個の部品保持部材それぞれによる部品の保持を確認する請求項4または5に記載の部品実装機。
  7. 前記2個の撮像位置のうちの一方側の撮像位置に対して、前記2個の対向部のうち他方側に設けられた前記照明が光を照射し、
    前記2個の撮像位置のうちの他方側の撮像位置に対して、前記2個の対向部のうち一方側に設けられた前記照明が光を照射する請求項1ないし6のいずれか一項に記載の部品実装機。
  8. 光拡散部材をさらに備え、
    前記照明から射出された光は、前記光拡散部材で拡散された後に前記撮像位置に照射される請求項1ないし7のいずれか一項に記載の部品実装機。
  9. 所定の回転軸を中心とする円周軌道に沿って並び、ロータリーヘッドにより前記回転軸を中心に回転可能に保持されたN個(Nは2以上の整数)の部品保持部材の回転を開始する工程と、
    前記回転軸の回りに180度の角度を空けて前記円周軌道に対して設けられた2個の撮像位置に位置する前記部品保持部材を撮像部により撮像する工程と
    を備え、
    前記撮像部は、前記N個の部品保持部材を水平方向から挟むように配置された2個の対向部と、前記2個の対向部のそれぞれに設けられて前記撮像位置に水平方向から対向する窓から入射した光を受光することで前記撮像位置の前記部品保持部材を水平方向から撮像するカメラと、前記2個の対向部のそれぞれに設けられて前記撮像位置に光を照射する照明とを有し、
    前記N個の部品保持部材を前記回転軸の回りに連続的に回転させつつ前記撮像位置に順に位置する前記各部品保持部材を撮像する動作を前記各撮像位置について実行することで前記N個の部品保持部材の撮像を完了する部品保持部材撮像方法。
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