JP6482374B2 - クッションパッド及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は自動車等の座席シートを構成するクッションパッド及びその製造方法に関する。
自動車等の車両に搭載される座席シートの座部を構成するシートクッションがある。軟質ポリウレタンフォーム等のクッションパッドを主構成要素とし、該クッションパッドは、時にそのメイン部から車両後方に傾斜部を延在させた製品が使用される場合がある。この種のクッションパッドを発泡成形するには、通常、図11のごとく下型8を表面側にし、メイン部用の主型面81から傾斜部用の傾斜型面82が下降傾斜する発泡型が用いられるが、発泡成形で下型8の傾斜型面82上にガス溜まりができ易い。発泡成形過程で、図12のように上型型面9a側の隙間εが先に埋め尽くされ、巻き込んだガスや発泡する時の発生ガスは、ガス溜まりKとなり、逃げ場がなくなる。下型傾斜型面82に残されたそのガス溜まりKはボイドや欠肉等の欠陥として現れ、歩留まり低下を招く。対策として、発泡原料gを傾斜型面82に注入しても、図11の矢印で示すごとく低位置側型面83へ流れ落ちて改善できない。また、傾斜型面82と主型面81との境界域に、図13ごとくのホグリング溝用突条体87が存在すると、突条体87周りの傾斜型面82側にガス溜まりKがより発生し易くなる。さらに、低密度のクッションパッド製品となると、発泡原料gの注入量が少ないため、上記不具合が一層現れ易くなる。
こうしたなか、上記不具合の改善に役立つ発明が提案されている(例えば特許文献1、2)。
特公平7−88022号公報 特公平8−11408号公報
しかし、特許文献1は「原液の注入時金型傾斜装置を使用し、該金型傾斜装置を-90度〜+90度の範囲において任意自在に傾斜させることを特徴とするモールドフォーム成型法」の発明提案であり、難しいコントロール制御を強いられる。金型を傾斜させ、ボイドや欠肉の欠陥を解消すべく傾斜型面側に発泡原料を導くと、今度はそれまで問題がなかった箇所にガス溜まりができ、そこにボイド,欠肉が発生する。
また特許文献2は、その請求項1のごとく「複数の小室に注入される異なる硬度の配合系からなる発泡液のうち、流れ速度の速い発泡液、または注入量の多い発泡液の注入される小室の発泡液の流れ速度を下型に障壁を設けることにより調整することを特徴とする異硬度パッド材の発泡成形法。」であり、新たな品質上の問題を生む。図14のごとく、障壁85によってより小さな小室86が形成されると、乗り心地を悪くする問題がある。平板状仕切壁84と平板状障壁85によって形成されるより小さな小室86は、パッド成形されると、周囲を溝m1,m2で囲まれた小さな孤立島部m5になる(図14のロ)。乗員が座って体をずらしたり動かしたりすると、同図矢印のごとく前後左右にぐらつき不安定になる。さらに、仕切壁84,障壁85がつくる直線溝m1,m2は、その直線に対し直角方向の外力が働くと、図14(ロ)の鎖線図示のごとく、該直線溝m1,m2の溝口が大きく開いてしまう品質上の問題をかかえる。
本発明は、上記問題を解決するもので、座部を構成するメイン部から車両後方に向かう上昇傾斜の傾斜部が延在しても、難しいコントロール制御を必要とせず、また乗り心地が低下したり溝口が大きく開いたりすることなく、歩留まり向上,生産性向上に貢献できるクッションパッド及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、座部を構成するメイン部の表面側主型面から車両後方部位に向けて下降傾斜する傾斜部に係る表面側傾斜型面の途中に、両端よりも中間地点を低位置に配して湾曲状、V字状、又はコ字状にして立設した板片状曲りリブを車幅方向に離間させて複数形成した下型と、該下型との型閉じで、車両用座席のクッションパッドのキャビティを形成する上型と、を具備する発泡型を用いて、前記下型の型面上に発泡原料を注入し、該発泡原料の少なくとも一部が前記傾斜型面上を流れ落ちるのを、該傾斜型面と前記曲りリブとでつくる受け溜まりに留めた後、発泡成形することを特徴とするクッションパッドの製造方法にある。請求項2の発明たるクッションパッドの製造方法は、請求項1で、傾斜型面に、前記曲りリブを湾曲状にして立設したことを特徴とする。請求項3の発明たるクッションパッドの製造方法は、請求項1又は2で、傾斜型面と前記主型面との境界域で、吊込み溝を形成する突条体が車幅方向に設けられ、且つ前記曲りリブの両端から該突条体までの夫々の距離が等しくなるようにして、該曲りリブを該突条体から離間させて前記傾斜型面に形成したことを特徴とする。請求項4の発明たるクッションパッドの製造方法は、請求項1〜3で、傾斜部の表裏を貫通する開口部用の柱状体を前記傾斜型面に突出形成するか、又は該開口部用の柱形体を上型型面に突出形成して、前記曲りリブが、型閉じで該柱状体又は柱形体から離間し、且つ車幅方向に並ぶように配設されたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明の要旨は、車両用座席のクッションパッドにおいて、パッド本体の表面側で、水平方向に配された座部を構成するメイン部から傾斜部が車両後方に向けて上昇傾斜するその斜面の途中に、両端よりも中間地点を該斜面の上昇傾斜する高位置に配して、湾曲状、V字状、又はコ字状の溝をパッド本体内へ向けて形成した曲りスリットが、パッド本体の発泡成形で、車幅方向に複数離間して一体成形されてなることを特徴とするクッションパッドにある。請求項6の発明たるクッションパッドは、請求項5で、曲りスリットが湾曲状の溝で形成されたことを特徴とする。請求項7の発明たるクッションパッドは、請求項5又は6で、傾斜部と前記メイン部との表面側境界域で、車幅方向に設けられた凹条の吊込み溝から前記曲りスリットの両端までのそれぞれの距離が等しくなるようにして、該曲りスリットが該吊込み溝から離間して前記傾斜部に形成されたことを特徴とする。請求項8の発明たるクッションパッドは、請求項5〜7で、傾斜部に、その表裏を貫通する開口部が形成され、且つ前記曲りスリットが、該開口部から離間し、且つ該開口部と車幅方向に並ぶように配設されたことを特徴とする。
本発明のクッションパッド及びその製造方法は、座部のメイン部から車両後方に向けて上昇傾斜する傾斜部を延在させたクッションパッドにあって、乗り心地を低下させることなく、ボイドや欠肉の不具合を解消して歩留まり向上に貢献でき、とりわけ低密度の発泡成形に顕著な効果が得られ極めて有益である。
本発明に係るクッションパッドの製造方法で、下型型面へ発泡原料を注入する説明断面図である。 (イ)が図1の曲りリブの平面図、(ロ)〜(ニ)が(イ)に代わる他態様図である。 図1の曲りリブ周りの拡大斜視図である。 図1の後、型閉じした説明断面図である。 図4の後、発泡成形を終えた説明断面図である。 図4の要部拡大図である。 図4の状態から発泡原料の発泡が進む様子を示す説明断面図である。 図5の後、脱型で取出したクッションパッドの斜視図である。 図8のクッションパッドを別角度から見た部分斜視図である。 (イ)が図9の曲りスリットの平面図、(ロ)〜(ニ)が(イ)に代わる他態様図である。 従来技術の説明断面図である。 従来技術の説明断面図である。 従来技術の説明断面図である。 (イ)が従来技術の発泡型の説明斜視図、(ロ)が(イ)の発泡型で発泡成形されたクッションパッドの部分斜視図である。
以下、本発明に係るクッションパッド及びその製造方法について詳述する。
図1〜図10は本発明に係るクッションパッド及びその製造方法の一形態で、図1はその製造方法で、下型型面へ発泡原料を注入する説明断面図、図2は(イ)が図1の曲りリブの平面図、(ロ)〜(ニ)が(イ)に代わる他態様図、図3は図1の曲りリブ周りの部分斜視図、図4は図1の後、型閉じした説明断面図、図5は発泡成形を終えた説明断面図、図6は図4の要部拡大図、図7は図4の状態から発泡原料の発泡が進む様子を示す説明断面図、図8は図5の後、脱型で取出したクッションパッドの斜視図、図9は図8のクッションパッドを別角度から見た部分斜視図、図10は(イ)が図9の曲りスリットの平面図、(ロ)〜(ニ)が(イ)に代わる他態様図である。尚、図面を判り易くするため、各図は全体形状を簡略化し、柱状体60は図3にのみ描き、他図は省略する。また曲りスリット34、曲りリブ64の厚み等は強調して大きめに描く。
(1)クッションパッドの製造方法
クッションパッドの製造方法は、自動車等の車両に搭載される座席シートの座部2を構成し、座部2のメイン部21から車両後方に向けて表面3aが上昇傾斜する傾斜部3があるクッションパッド1を発泡成形する。該クッションパッド1に表皮を被せれば座部用シートクッションになる。
クッションパッド1の製造方法に先立ち、まずこれに用いる発泡型5について述べる。図8,図9のような後部座席シート用のクッションパッド1を発泡成形する発泡型5である。
クッションパッド1の製造用発泡型5は下型6と上型7とを備える。車両に組付けられると、クッションパッド1の表面側で、略平坦なメイン部21から傾斜部3の斜面32が上昇傾斜するよう、これに合わせる形で、下型6にメイン部21用の表面側主型面61から車両後方部位に向けて傾斜部3に対応して下降傾斜する表面側傾斜型面62が設けられる(図1)。主型面61から傾斜型面62へ向かう下降傾斜角は、図1の紙面垂直方向で略同じである。尚、メイン部21は車両組付け時にその表面2aが略水平に組付けられるといっても、車両後方に向けやや下降傾斜しており、これに合わせるように本発泡型5の下型6は、メイン部21用の表面側主型面61を車両前方に向けて若干下降傾斜させている。
そして、下型6には、その型面6aに曲りリブ64と突条体67と柱状体60とが設けられる。
曲りリブ64は、下型6の主型面61から車両後方部位に向けて下降傾斜する表面側傾斜型面62の途中に立設する。湾曲状、V字状、又はコ字状にして、両端64aよりも中間地点64bを低位置に配した曲りリブ64が、車幅方向に離間して該傾斜型面62に複数形成される。曲りリブ64を、その両端64aよりも中間地点64bを低位置に配するのは、発泡原料gの注入工程時に、傾斜型面62の斜面32途中で発泡原料gを保留できるようにするためである(図4,図6)。下降傾斜する傾斜型面62に、両端64aを該傾斜型面62の下降傾斜する高位置側に配し、中間地点64bを低位置側に留める湾曲状にした板片状曲りリブ64が鉛直起立する。一つの大きな曲りリブ64ではなく、複数の曲りリブ64に分割し、車幅方向に互いに離間して配設される(図3)。複数の曲りリブ64にするのは、発泡成形時時に発泡原料gのフォームの通り道をつくるためであり、また発泡成形品に曲りリブ64による曲りスリット34ができても、複数に小さく分割することで、パッド本体1aの必要強度を保つようにするためである。
本実施形態は、図8のクッションパッド1用の発泡型5にすべく、図3のごとく湾曲状にした二つの板片状曲りリブ64が、下降傾斜する傾斜型面62の途中に、車幅方向に離間させた状態で立設する。曲りリブ64は、型閉じで上型型面7aに達せず、キャビティC内におさまる高さとする。図2(イ)のような平面視等断面形状になる曲りリブ64が、傾斜型面62に鉛直方向に起立する。曲りリブ64を鉛直方向に起立させるのは、発泡成形後のクッションパッド1の脱型を容易するためである。ただ、パッド本体1aが発泡体からなり、多少変形させて脱型可能であるので、傾斜型面62に曲りリブ64を面直に立設させることもできる。
図2(イ)に本曲りリブ64の平面図を示すが、曲りリブ64はこれに限定されず、湾曲状の一態様たる円弧状(図2のロ)の他、図2(ハ),(ニ)の中心角が鈍角のV字状(くの字状)やコ字状の曲りリブ64とすることができる。尚、本実施形態のような湾曲状(円弧状を含む)の曲りリブ64の方がより好ましい。V字状,コ字状の曲りリブ64だと、短いながら直線部分がある。発泡成形品たるクッションパッド1に該直線部分のスリット部分ができ、その口が湾曲状の曲りリブ64によるものよりも開き易くなるからである。
突条体67はホグリング用吊込み溝27を形成する堤状体である(図1,図3)。下型6の型面6aで、クッションパッド1の表面側に吊込み溝27が設けられ、該吊込み溝27を利用してクッションパッド1に縫製表皮が被着される。該吊込み溝27を形成するための突条体67が下型型面6aの随所に堤状に盛り上げて配設されるが、本実施形態は、傾斜型面62と主型面61との境界域で、車幅方向に横溝27a用の突条体67を設けている。そして、前記曲りリブ64の両端64aから該突条体67までの夫々の距離が等しくなるよう、該突条体67から離間させつつも、図3のごとくそのキワの傾斜型面62に曲りリブ64が配設される。曲りリブ64の両端64aから突条体67までの夫々の距離L1を等しくすることによって、該曲りリブ64と傾斜型面62とでつくる受け溜まりTに、より多くの発泡原料gを保留できる。
柱状体60は、傾斜部3の表裏3a,3bを貫通する開口部30を形成するための突出部材で、傾斜型面62に図3のごとく***形成される。該柱状体60の頂面601が型閉じで上型型面7a又は上型型面7aの台座(図示せず)に当接して、クッションパッド1の傾斜部3に開口部30が形成されるようにする。ここでは、図9のような四角孔のチャイルドシート用開口部30が、クッションパッド1の車幅方向でその両側寄りに一対設けられ、該開口部30に対応する形をした図3ごとくの柱状体60が、傾斜型面62に立設する。そして、複数(ここでは二つ)の曲りリブ64が、型閉じで柱状体60から離間して両柱状体60間におさまり、且つ該柱状体60と共に車幅方向に横一列に並ぶように配設される。曲りリブ64が柱状体60と車幅方向に横一列に並ぶことで、発泡成形時に、曲りリブ64で貯留する発泡原料gのフォームg2が、柱状体60周りをいち早く埋め尽くし、傾斜部3の表面3aで、開口部30周りにでき易いボイドや欠肉を発生させないようにする。尚、開口部30の形成にあたっては、下型6に柱状体60を設ける代りに、開口部30用の柱形体(図示省略)を上型型面7aに突出形成することもできる。上型7に柱形体を設けても下型6に設けた柱状体60と同様の開口部30を形成できるからである。
上型7は車両用座席のクッションパッド1の裏面側を形成する分割型で、下型6との型閉じにより、クッションパッド1のキャビティCを形成する(図4)。上型7の型面7aは、クッションパッド1の裏面の起伏に合わせた起伏形状とする。図中、符号68は傾斜部3両脇の***部用凹み、符号69,79は型合せ面を示す。
斯かる発泡型5を用いて、クッションパッド1が例えば次のように製造される。まず、発泡型5を型開状態とする。次いで、上型型面7aに図示しない裏当て材をセットした後、この型開状態のまま、注入ホースNL等を使用してクッションパッド1用ウレタン発泡原液の発泡原料gを所定量注入する(図1)。
発泡原料gの注入にあたって、下型6で、クッションパッド1の座部2形成用の主型面61、傾斜部3形成用の傾斜型面62、及び後部4形成用の低域型面63に、発泡原料gをそれぞれ必要量注入する。ここで、従来の図11に示す傾斜型面82では、傾斜型面82に発泡原料gを注入しても、発泡原料gが低位置側型面83へ全て流れ落ちていた。また、図14に見られる仕切壁84や障壁85等の平板状リブを、仮に互いに離間させて傾斜型面82に設け、発泡原料gを注入しても、該リブで保留されずに流れ落ちてしまう。これに対し、本発明は傾斜型面62に前記曲りリブ64が立設する。そのため、前記傾斜型面62上を流れ落ちる発泡原料gの少なくとも一部が、図4のごとく、該傾斜型面62と曲りリブ64とでつくる受け溜まりTに保留される。しかも、曲りリブ64の両端64aから突条体67までの夫々の距離を等しくするので、発泡成形で傾斜部上方域をフォームg2で埋めるに必要な発泡原料gを、比較的容易に受け溜まりTに保留できるようになっている。
その後、上型7を作動させ型閉じする(図4)。該型閉じで、メイン部21から車両後方部位に向けて上昇傾斜する傾斜部3を有するクッションパッド1用キャビティCができる。型閉じ後、クッションパッド1の発泡成形へと進む。
この発泡成形へと進む過程で、仮に前記受け溜まりTがない場合、傾斜型面62付近のキャビティCでは、発泡成形時に巻き込まれる空気や発泡成形で発生する分解ガスが型外へ抜け出す前に、図12のように後部4形成の低位置側型面83から上型型面9a沿いにフォームg9が上昇し、これと主型面81からのフォームg8とが合体し、上型型面9a側を塞いで、ガス溜まりKを残してしまう。そのため、クッションパッド製品にボイドや欠肉の欠陥を生む。特に吊込み溝27の横溝27aを形成する突条体87が、傾斜型面82と主型面81との境界域で車幅方向に設けられると(図13)、突条体87の傾斜型面82側にガス溜まりKができ易く、ボイドや欠肉の欠陥が現れやすい。
一方、本発明は下型型面6aに曲りリブ64を立設し、前述のごとく受け溜まりTに発泡原料gを留めていると、発泡成形で、受け溜まりTを起点に該発泡原料gのフォームg2が、主型面61や後部4形成用の低域型面63に在る発泡原料gのフォームg1,g3と共に広がっていく(図6,図7)。傾斜型面62の上方域、とりわけ傾斜型面62と主型面61との境界域で、車幅方向に設けられる突条体67の傾斜型面62側にボイドや欠肉を生むガス溜まりKができ易いが(図12,図13参照)、受け溜まりTに在る発泡原料gのフォームg2が膨らんで、いち早く該ガス溜まりを追い出す(図7)。主型面61の発泡原料gと低域型面63上の発泡原料gと受け溜まりTの発泡原料gとが、同時進行でフォームg1〜g3を形成するが、該受け溜まりTにとどめておいた発泡原料gのフォームg2が、まずもって直ぐそばに在る傾斜型面62周りの受け溜まりT域を含めたキャビティCを埋め尽くす。尚、図7は、受け溜まりTのフォームg2と、図4における突状体67間の主型面61上に注入した発泡原料gのフォームg1と、後部4形成用の低域型面63上に注入した発泡原料gのフォームg3の発泡成形時におけるそれぞれを判り易くするため、便宜的にハッチング図示したが、これらは未だ発泡成形過程にあり硬化していない。フォームg1〜g3がキャビティCの隙間εを埋めるところまで発泡した後、硬化が始まる。
型閉じ状態を所定時間維持し、図5のようにクッションパッド1を発泡成形する。
クッションパッド1の発泡成形を終え、発泡硬化後、脱型すれば、メイン部21から車両後方に上昇傾斜する斜面32の上方域にボイドや欠肉のない所望のクッションパッド1が得られる。クッションパッド1には前記裏当て部材(図示せず)が被着一体化されている。
(2)クッションパッド
クッションパッド1は、発泡体からなるパッド本体1aと、該パッド本体1aの発泡成形でその裏面に被着一体化される裏当て材(図示せず)と、を具備する。ここでは、前記製造方法等によって造られるクッションパッド1で、図8,図9のような車両後部座席の座部用クッションパッド1とする。
パッド本体1aはポリウレタン材料等の発泡樹脂原料を用いて、車両用座席のクッションパッド1の形状に成形された発泡成形品である。パッド本体1aは、水平方向に配されて座部2を構成するメイン部21から車両後方に向けて上方へ盛り上がって上昇傾斜する傾斜部3となり、該傾斜部3を経てまた略水平に配される盤状後部4へと至る。座部2は乗員の臀部及び大腿部を支えるメイン部21と、該メイン部21の両側で***して、臀部及び大腿部の側部を支えるサイド部22とに大別される。
そして、図8のごとくの車両に組付け状態下、パッド本体1aの表面側で、メイン部21から車両後方に向けて上昇傾斜する傾斜部3に係る斜面32の途中に、前記曲りリブ64による曲りスリット34が形成される。曲りスリット34は傾斜部表面3aからパッド本体1a内へ所定深さまで向かう細隙溝であるが、傾斜部裏面3bに達することはない。パッド本体1aの必要な保形力を維持するためである。曲りスリット34は、前記曲りリブ64がパッド本体1aの発泡成形で転写されたもので、両端34aよりも中間地点34bを斜面32の上昇傾斜する高位置に配して、湾曲状、V字状、又はコ字状の溝に形成される。本実施形態は発泡型5の下型6に図3ごとくの湾曲状の曲りリブ64が用いられており、クッションパッド1にはこれに対応した図9ごとくの湾曲状の溝で形成された曲りスリット34になっている。曲りスリット34は、図10(ロ)のような湾曲状の一態様たる円弧状の他、図10(ハ),(ニ)のV字状(くの字状)、コ字状の曲りスリット34とすることができる。尚、直線域があるV字状(くの字状)やコ字状の曲りスリット34よりも、全て曲線状の湾曲状(円弧状を含む)スリットの方がより好ましい。スリットの口が開き難いからである。
曲りスリット34は、パッド本体1aの発泡成形で、車幅方向に複数(ここでは二つ)離間させて一体成形される。大きな曲りスリット34を一つ設けるのではなく、複数の曲りスリット34を設け且つ互いに離間させることで、スリットを設けてもパッド本体1aの必要強度を獲得し、さらに発泡成形時に発泡原料gのフォームg1〜g3の通り道が確保されるようになっている。尚、特許文献2で図14のような仕切壁84や障壁85を設けると、仕切ることで異硬度バッド材の発泡成形方法に有効であっても、本発明における発泡原料gフォームg1〜g3の通り道の確保が難しくなる。
前記座部2の表面2aには、後工程で張り込む表皮を引張固定するためのホグリング用吊込み溝27が、前記突条体67によって形成される。ここでの凹条の吊込み溝27は、傾斜部3とメイン部21との境界域で、車幅方向に設けられた横溝27aと、メイン部21とサイド部22の境界部分で車両前後方向に走る一対の縦溝27bと、を備える(図8,図9)。さらにメイン部21の略中央で車幅方向に走る横溝27aと、該横溝27aの二箇所から車両前方に走る縦溝27bが設けられている。
本実施形態は、傾斜部3とメイン部21との境界域で、車幅方向に設けられた吊込み溝27から前記曲りスリット34の両端34aまでのそれぞれの距離L2が等しくなるようにして、該吊込み溝27から曲りスリット34が離間し傾斜部表面3aに形成される(図9)。
また、傾斜部3の表裏を貫通するチャイルドシート取付け用の開口部30が、傾斜部3の両脇に一対形成される。四角孔の開口部30は、曲りスリット34とは違って、傾斜部3の表面3aから裏面3bへ貫通形成される。該開口部30から二つの曲りスリット34が離間して両開口部30間に配され、且つこれらが車幅方向に横一列に並ぶように配設されるクッションパッド1としている。
該クッションパッド1に吊込み溝27を利用して表皮を被せてなるシートクッションに係る傾斜部3及び後部4に、バックパッドBPに表皮を被せたシートバックが載って組付けられると、車両用後部座席が出来上がる(図8)。図中、符号38は傾斜部3の両脇に形成した***部を示す。
(3)効果
このように構成したクッションパッド及びその製造方法によれば、下型6の表面側傾斜型面62の途中に、両端よりも中間地点を低位置に配した曲りリブ64を形成するので、該曲りリブ64と傾斜型面62とでつくる受け溜まりTに発泡原料gを保留できる。下型6の型面6a上に発泡原料gを注入し、発泡原料gの少なくとも一部が前記傾斜型面62上を流れ落ちるのを、傾斜型面62と曲りリブ64とでつくる受け溜まりTに留めることができる。該受け溜まりTに発泡原料gを留めた後、発泡成形すると、その発泡成形過程で、低域型面63からフォームg3を形成して上昇してくる時間よりも短い時間で、受け溜まりTに溜まった該発泡原料gが、フォームg2を形成して傾斜型面62の上方域にでき易いガス溜まりKに達し、そこに在るガスを押し出していく(図7)。したがって、低域型面63に注入した発泡原料gのフォームg3が上型型面7a沿いを上昇し、該フォームg3が主型面61に注入した発泡原料gのフォームg1と接合して、発泡過程中に巻き込んだガスや発泡する時の発生ガスからなるガスをガス溜まりKとして、図12のごとく閉じ込めることがない。従来、ガス溜まりKがつくっていたボイドや欠肉の不具合は起こらなくなる。低密度のクッションパッド1は、発泡原料gの注入量が少ないため、ボイド等の不具合がより発生し易くなり歩留まりが大きく低下するが、こうしたケースでも、曲りリブ64を設けることによって有効解決できる。
一方、下型6に、曲りリブ64を車幅方向に離間させて複数形成すると、曲りリブ64間に発泡原料gのフォームg2,g3の通り道が確保されるので、発泡成形が順調に進む。発泡成形が曲りリブ64で阻害されることはない。
また、曲りリブ64を湾曲状にして傾斜型面62に立設すると、クッションパッド1には、曲りリブ64によって曲りスリット34ができる。メイン部21から車両後方に向けて上昇傾斜する傾斜部3の表面3a途中に、曲りスリット34がパッド本体1aの発泡成形で一体成形されても、湾曲状の溝で形成された曲りスリット34であるので、直線状スリットに比べてその口が開き難い。曲りリブ64を設けたことによる品質的不具合が特にない。曲りリブ64が存在しても、特許文献2に見られるような溝で囲まれた孤立島部m5にならないので、乗り心地に悪影響を及ぼさない。
曲りスリット34が車幅方向に複数離間させて形成されると、一つのスリット長さが小さくなるので、その口は一層開き難くなる。クッションパッド1の表面側に曲りスリット34が設けられても、該クッションパッド1に表皮が被着され、且つ必要強度も確保できることから曲りスリット34を被うスラブ等の貼着は特に要しない。
また、傾斜型面62と主型面61との境界域に突条体67が車幅方向に設けられ、且つ曲りリブ64が突条体67から離間して傾斜型面62に形成されると、低域型面63と比べて、突条体67により近い箇所の受け溜まりTに発泡原料gを留めておける。したがって、突条体67の傾斜型面62側にガス溜まりKがより発生し易い状況下に近づいても、発泡成形時には該発泡原料gのフォームg2で、該ガス溜まりKをいち早く追い出すことができる(図7)。
曲りリブ64の両端64aから突条体67までの夫々の距離L1が等しくなるようにすると(図3)、曲りリブ64と傾斜型面62とでつくる受け溜まりTに溜める発泡原料gの量を多くでき、従来見られたエアボイドや欠肉の品質不良をより確実になくし、品質安定,歩留まり向上に貢献する。同様に、傾斜部3とメイン部21との境界域で、車幅方向に吊込み溝27から曲りスリット34の両端34aまでのそれぞれの距離L2が等しくなるようにして、曲りスリット34が該吊込み溝27から離間して傾斜部3の斜面32に形成されると(図9)、受け溜まりTに溜める発泡原料gの量を多くでき、従来散見されたエアボイドや欠肉を効果的になくすことができる。クッションパッド1の発泡成形において、曲りスリット34をつくる曲りリブ64の受け溜まりTにより多くの発泡原料gを溜め、そのフォームg2で、該吊込み溝27脇の斜面32に滞り易かったガス溜まりKを速やかに排除し、歩留まり向上に貢献する。
さらに、傾斜部3の表裏3a,3bを貫通する開口部30の柱状体60を傾斜型面62に突出形成するか、又は該開口部30用の柱形体を上型型面7aに突出形成して、曲りリブ64が型閉じで該柱状体60又は柱形体から離間し、且つ車幅方向に並ぶように配設されると、発泡成形時に、受け溜まりTに溜めた発泡原料gのフォームg2が早い段階で柱状体60(又は柱形体)周りを埋め尽くす。したがって、傾斜部3の表面3aで開口部30が設けられても、その周りにでき易いボイド,欠肉の発生を有効阻止できる。
このように、本発明クッションパッド及びその製造方法は、乗り心地を低下させることなく、また新たにスラブ等の貼着作業も要せず、ボイドや欠肉をなくして歩留まり向上を図ることができ多大な効を奏する。
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。クッションパッド1,座部2,傾斜部3,曲りスリット34,後部4,発泡型5,下型6,曲りリブ64,上型7,キャビティC等の形状,大きさ,個数,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。
1 クッションパッド
1a パッド本体
2 座部
27 吊込み溝
3 傾斜部
3a 表面
30 開口部
34 曲りスリット
34a 両端
5 発泡型
6 下型
6a 下型型面
61 主型面
62 傾斜型面
64 曲りリブ
67 突条体
7 上型
C キャビティ
T 受け溜まり
g 発泡原料

Claims (8)

  1. 座部を構成するメイン部の表面側主型面から車両後方部位に向けて下降傾斜する傾斜部に係る表面側傾斜型面の途中に、両端よりも中間地点を低位置に配して湾曲状、V字状、又はコ字状にして立設した板片状曲りリブを車幅方向に離間させて複数形成した下型と、該下型との型閉じで、車両用座席のクッションパッドのキャビティを形成する上型と、を具備する発泡型を用いて、
    前記下型の型面上に発泡原料を注入し、該発泡原料の少なくとも一部が前記傾斜型面上を流れ落ちるのを、該傾斜型面と前記曲りリブとでつくる受け溜まりに留めた後、発泡成形することを特徴とするクッションパッドの製造方法。
  2. 前記傾斜型面に、前記曲りリブを湾曲状にして立設した請求項1記載のクッションパッドの製造方法。
  3. 前記傾斜型面と前記主型面との境界域で、吊込み溝を形成する突条体が車幅方向に設けられ、且つ前記曲りリブの両端から該突条体までの夫々の距離が等しくなるようにして、該曲りリブを該突条体から離間させて前記傾斜型面に形成した請求項1又は2に記載のクッションパッドの製造方法。
  4. 前記傾斜部の表裏を貫通する開口部用の柱状体を前記傾斜型面に突出形成するか、又は該開口部用の柱形体を上型型面に突出形成して、前記曲りリブが、型閉じで該柱状体又は柱形体から離間し、且つ車幅方向に並ぶように配設された請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクッションパッドの製造方法。
  5. 車両用座席のクッションパッドにおいて、
    パッド本体の表面側で、水平方向に配された座部を構成するメイン部から傾斜部が車両後方に向けて上昇傾斜するその斜面の途中に、両端よりも中間地点を該斜面の上昇傾斜する高位置に配して、湾曲状、V字状、又はコ字状の溝をパッド本体内へ向けて形成した曲りスリットが、パッド本体の発泡成形で、車幅方向に複数離間して一体成形されてなることを特徴とするクッションパッド。
  6. 前記曲りスリットが湾曲状の溝で形成された請求項5記載のクッションパッド。
  7. 前記傾斜部と前記メイン部との表面側境界域で、車幅方向に設けられた凹条の吊込み溝から前記曲りスリットの両端までのそれぞれの距離が等しくなるようにして、該曲りスリットが該吊込み溝から離間して前記傾斜部に形成された請求項5又は6記載のクッションパッド。
  8. 前記傾斜部に、その表裏を貫通する開口部が形成され、且つ前記曲りスリットが、該開口部から離間し、且つ該開口部と車幅方向に並ぶように配設された請求項5乃至7のいずれか1項に記載のクッションパッド。
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