JP6434705B2 - タイヤの振動性能評価方法及びシミュレーション装置 - Google Patents

タイヤの振動性能評価方法及びシミュレーション装置 Download PDF

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Description

本発明は、タイヤの振動性能を正確に評価することができるタイヤの振動性能評価方法及びシミュレーション装置に関する。
従来、一定の半径を有する平滑な路面と、該路面から***した突起とを有する円筒状のドラム上でタイヤを走行させ、突起を乗り越えたタイヤの振動性能を評価する方法が行なわれている。
この種の評価方法では、タイヤが突起を乗り越えてから、次の突起を乗り越えるまでの間(測定区間)において、タイヤの振動データが周波数分析されることにより、タイヤの振動性能が評価されている。
特開2012−137419号公報
上記評価方法では、タイヤがドラム上を走行しているため、走行速度が大きくなるほど、タイヤが次の突起を乗り越えるまでの時間が短くなる。このため、上記評価方法では、測定区間で取得できる振動データの量が小さくなる。この振動データの量が小さくなると、周波数分析の分解能が大きくなり、タイヤの振動性能を正確に評価するのが困難であった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、タイヤの振動性能を正確に評価することができるタイヤの振動性能評価方法及びシミュレーション装置を提供することを主たる目的としている。
本発明は、路面から***する突起を乗り越えたタイヤの振動性能を、コンピュータを用いて評価するための方法であって、前記コンピュータに、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを入力する工程と、前記コンピュータに、前記路面を有限個の要素でモデル化した路面モデルを入力する工程と、前記コンピュータが、前記タイヤモデルを前記路面モデルに転動させて、前記タイヤの振動に関する物理量を計算するシミュレーション工程とを含み、前記路面モデルは、前記突起をモデル化した突起モデルを有し、前記シミュレーション工程は、前記タイヤモデルが前記突起モデルを乗り越えた後に、前記路面モデルを、前記突起モデルのない路面モデルに変更して、前記タイヤモデルを前記突起モデルのない路面モデルに転動させる変更工程を含むことを特徴とする。
本発明に係る前記タイヤの振動性能評価方法において、前記コンピュータに、前記突起のない路面を、有限個の要素でモデル化した平滑路面モデルを入力する工程を含み、前記変更工程は、前記突起モデルを有する路面モデルを、前記平滑路面モデルに切り替えるのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤの振動性能評価方法において、前記変更工程は、前記突起モデルを削除するのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤの振動性能評価方法において、前記路面は、円筒状のドラムの外周面に形成されるのが望ましい。
本発明は、路面から***する突起を乗り越えたタイヤの振動性能を評価する演算処理装置を有するタイヤのシミュレーション装置であって、前記演算処理装置は、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルが入力されるタイヤモデル入力部と、前記路面を有限個の要素でモデル化した路面モデルが入力される路面モデル入力部と、前記タイヤモデルを前記路面モデルで走行させて、前記タイヤの振動に関する物理量を計算する走行計算部とを含み、前記路面モデルは、前記突起をモデル化した突起モデルを有し、前記走行計算部は、前記タイヤモデルが前記突起モデルを乗り越えた後に、前記路面モデルを、前記突起モデルのない路面モデルに変更して、前記タイヤモデルを前記突起モデルのない路面モデルに転動させる路面変更部を含むことを特徴とする。
本発明のタイヤの振動性能評価方法は、コンピュータに、タイヤをモデル化したタイヤモデルを入力する工程と、路面を有限個の要素でモデル化した路面モデルを入力する工程と、コンピュータが、タイヤモデルを路面モデルに転動させて、タイヤの振動に関する物理量を計算するシミュレーション工程とを含んでいる。路面モデルは、突起をモデル化した突起モデルを有している。
本発明のシミュレーション工程は、タイヤモデルが突起モデルを乗り越えた後に、路面モデルを、突起モデルのない路面モデルに変更する変更工程を含んでいる。これにより、本発明のタイヤの振動性能評価方法では、タイヤモデルが突起モデルを乗り越えた後に、突起のない路面モデルを長時間転動することができるため、平滑な路面モデルを転動するタイヤモデルの振動に関する物理量のデータ量を大きくすることができる。従って、本発明のタイヤの振動性能評価方法では、振動に関する物理量を用いた周波数分析において、周波数分解能を高くすることができるため、タイヤの振動性能を正確に評価することができる。
本実施形態の評価方法が実施されるシミュレーション装置のブロック図である。 本実施形態の評価方法で振動性能が評価されるタイヤ、及び、タイヤが走行する路面を示す側面図である。 図2のタイヤの断面図である。 図2の路面に設けられた突起を拡大して示す断面図である。 本実施形態の評価方法の具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態のタイヤモデル及び路面モデルの側面図である。 図6のタイヤモデルの断面図である。 図6の路面モデルの部分斜視図である。 平滑路面モデルの部分斜視図である。 本実施形態のシミュレーション工程の具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 突起モデルのない路面モデル及びタイヤモデルの側面図である。 実施例のタイヤモデルの上下軸力と、転動時間との関係を示すグラフである。 上下力パワースペクトル密度と、周波数との関係を示すグラフである。 突起モデルのみを示す斜視図である。 比較例のタイヤの上下軸力と、転動時間との関係を示すグラフである。 比較例の2回目以降の上下軸力が「0」に変更されたグラフである。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。本実施形態のタイヤの振動性能評価方法(以下、単に「評価方法」ということがある)は、コンピュータを用いて、解析対象のタイヤの振動性能を評価するための方法である。本実施形態では、路面から***する突起を乗り越えたタイヤの振動性能が評価される。
図1は、本実施形態の評価方法が実施されるシミュレーション装置のブロック図である。図2は、本実施形態の評価方法で振動性能が評価されるタイヤ、及び、タイヤが走行する路面を示す側面図である。図3は、本実施形態の評価方法で振動性能が評価されるタイヤの断面図である。
図1に示されるように、本実施形態の評価方法に用いられるコンピュータ1は、入力デバイスとしての入力部11、出力デバイスとしての出力部12、及び、タイヤの物理量等を計算する演算処理装置13を有するシミュレーション装置1Aとして構成されている。
入力部11には、例えば、キーボード又はマウス等が用いられる。また、出力部12には、例えば、ディスプレイ装置又はプリンタ等が用いられる。さらに、演算処理装置13には、各種の演算を行う演算部(CPU)13A、データやプログラム等が記憶される記憶部13B、及び、作業用メモリ13Cが含まれている。
記憶部13Bは、例えば、磁気ディスク、光ディスク又はSSD等からなる不揮発性の情報記憶装置である。この記憶部13Bには、データ部15及びプログラム部16が設けられている。
データ部15には、評価対象のタイヤ及び路面に関する情報(例えば、CADデータ等)が記憶される初期データ部15A、及び、タイヤがモデル化されたタイヤモデルが入力されるタイヤモデル入力部15Bが含まれている。さらに、データ部15には、路面がモデル化された路面モデルが入力される路面モデル入力部15C、突起のない路面がモデル化された平滑路面モデルが入力される平滑路面モデル入力部15D、及び、演算部13Aによって計算された振動に関する物理量が入力される物理量入力部15Eが含まれている。
プログラム部16は、演算部13Aによって実行されるプログラムである。プログラム部16には、タイヤモデルの内圧充填後の形状を計算する内圧充填計算部16A、及び、内圧充填後のタイヤモデルに、荷重を定義する荷重負荷計算部16Bが含まれている。さらに、プログラム部16には、タイヤモデルを路面モデル上で走行させて、タイヤの振動に関する物理量を取得する走行計算部16C、及び、タイヤの振動性能を評価する振動性能評価部16Dが含まれている。
走行計算部16Cには、タイヤモデルの振動に関する物理量を計算する物理量計算部17Aと、タイヤモデルが突起モデルを乗り越えた後に、突起モデルのない路面モデルに変更する路面変更部17Bとを含んでいる。
図2に示されるように、本実施形態の解析対象となるタイヤ2は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして構成されている。図2及び図3に示されるように、タイヤ2は、例えば、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2aの内部に配されるベルト層7とを具えている。
カーカス6は、少なくとも1枚、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aで構成されている。カーカスプライ6Aは、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至る本体部6aと、この本体部6aに連なりビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを含んでいる。
カーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8が配されている。また、カーカスプライ6Aは、例えば、タイヤ赤道Cに対して80度〜90度の角度で配列されたカーカスコードが、互いに交差する向きに重ねられている。
ベルト層7は、少なくとも2枚、本実施形態ではタイヤ半径方向で重ね合わされた2枚のベルトプライ7A、7Bから構成されている。2枚のベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが、タイヤ周方向に対して、例えば10度〜35度の角度で傾けて配列されている。このようなベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差する向きに重ね合わされている。
図2に示されるように、本実施形態のタイヤ2が走行する路面31は、円筒状のドラム32の外周面32oに形成されている。このドラム32は、例えば、その回転中心軸をなす支軸32sを有している。この支軸32sは、床面に固着された一対の支柱33、33に跨って枢支されている。このようなドラム32は、図示されない駆動器によって回転駆動されるとともに、ブレーキ装置によって制動される。
路面31は、一定の半径を有する平滑な路面として形成されている。本実施形態の路面31は、例えば、外径R1が1200mm〜1800mm程度であり、ドラム軸方向の幅が500〜2000mm程度である。
路面31には、路面31から半径方向外側に***した少なくとも1つ、本実施形態では1つの突起35が設けられている。本実施形態の突起35は、路面31の全幅に亘って設けられている。なお、突起35は、路面31の全幅の少なくとも一部に設けられるものでもよい。
図4は、突起35を拡大して示す断面図である。本実施形態の突起35は、路面31の法線方向に沿ってのびる側面35a、35aと、側面35a、35aの上端を路面31に沿って継ぐ上面35bとを含み、断面略矩形状に形成されている。側面35aと上面35bと出隅には、面取り35c、35cが形成されている。突起35の上面35bと路面31との間の高さH2、及び、突起35の上面35bの幅W2は、例えば、3mm〜7mm程度に設定されている。なお、突起35の断面形状は、断面略矩形状のものに限定されるわけではなく、例えば、ドラム32の半径方向外側に凸となる断面三角形状や、断面半円状のものでもよい。
図5は、本実施形態の評価方法の具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。本実施形態の評価方法では、先ず、コンピュータ1に、図2に示したタイヤ2をモデル化したタイヤモデルが設定される(工程S1)。図6は、本実施形態のタイヤモデル及び路面モデルの側面図である。図7は、本実施形態のタイヤモデルの断面図である。
工程S1では、先ず、図1に示されるように、初期データ部15Aに記憶されているタイヤ2(図3に示す)に関する情報(例えば、タイヤ2の輪郭データ等)が、作業用メモリ13Cに入力される。図1及び図7に示されるように、演算部13A(図1に示す)は、タイヤ2に関する情報に基づいて、数値解析法により取り扱い可能な有限個の要素Fi(i=1、2、…)で離散化する。これにより、タイヤ2がモデル化されたタイヤモデル20が設定される。設定されたタイヤモデル20は、タイヤモデル入力部15B(図1に示す)に入力される。なお、数値解析法としては、例えば有限要素法、有限体積法、差分法又は境界要素法が適宜採用できるが、本実施形態では有限要素法が採用される。
要素Fiとしては、例えば、4面体ソリッド要素、5面体ソリッド要素、又は6面体ソリッド要素などが用いられるのが望ましい。各要素Fiには、複数個の節点27が設けられる。このような各要素Fiには、要素番号、節点27の番号、節点27の座標値及び材料特性(例えば密度、ヤング率及び/又は減衰係数等)などの数値データが定義される。
タイヤモデル20には、図3に示したトレッドゴム等を含むゴム部分2gがモデル化されたゴム部材モデル21、カーカスプライ6Aがモデル化されたカーカスプライモデル22、及び、ベルトプライ7A、7Bがモデル化されたベルトプライモデル23が含まれている。
次に、本実施形態の評価方法では、コンピュータ1に、図2に示した路面31をモデル化した路面モデルが設定される(工程S2)。図8は、路面モデルの部分斜視図である。
工程S2では、先ず、図1に示した初期データ部15Aに記憶されている路面31及び突起35(図2に示す)に関する情報(例えば、路面の輪郭データ等)が、作業用メモリ13Cに入力される。演算部13A(図1に示す)は、路面31及び突起35に関する情報に基づいて、数値解析法(本実施形態では、有限要素法)により取り扱い可能な有限個の要素Gi(i=1、2、…)で離散化する。これにより、工程S2では、図6及び図8に示されるように、円筒状の路面モデル41が設定される。この路面モデル41は、突起35をモデル化した突起モデル42を有している。本実施形態の突起モデル42は、路面モデル41と一体にモデル化されている。
路面モデル41及び突起モデル42の要素Giは、変形不能に設定された剛平面要素として定義されている。この要素Giには、複数の節点43が設けられる。さらに、要素Giは、要素番号や、節点43の座標値等の数値データが定義される。路面モデル41及び突起モデル42は、路面モデル入力部15C(図1に示す)に入力される。
次に、本実施形態の評価方法では、コンピュータ1に、突起35のない路面31(図2に示す)をモデル化した平滑路面モデルが設定される(工程S3)。図9は、平滑路面モデルの部分斜視図である。
工程S3では、先ず、図1に示した初期データ部15Aに記憶されている路面31(図3に示す)に関する情報(例えば、路面の輪郭データ等)が、作業用メモリ13Cに入力される。この工程S3では、路面31(図2に示す)に関する情報から、突起35(図2に示す)に関する情報が削除される。
演算部13A(図1に示す)は、突起35のない路面31に関する情報に基づいて、数値解析法(本実施形態では、有限要素法)により取り扱い可能な有限個の要素Gi(i=1、2、…)で離散化する。これにより突起35のない路面31がモデル化された平滑路面モデル45が設定される。このような平滑路面モデル45は、平滑路面モデル入力部15D(図1に示す)に入力される。
次に、コンピュータ1が、路面モデル41の上でタイヤモデル20を転動させて、タイヤ2の振動に関する物理量を計算する(シミュレーション工程S4)。図10は、本実施形態のシミュレーション工程S4の具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。
シミュレーション工程S4では、先ず、タイヤモデル20(図7に示す)の内圧充填後の形状が計算される(工程S41)。工程S41では、図1に示されるように、タイヤモデル入力部15Bに入力されているタイヤモデル20が、作業用メモリ13Cに読み込まれる。さらに、内圧充填計算部16Aが、作業用メモリ13Cに読み込まれる。そして、内圧充填計算部16Aが、演算部13Aによって実行される。
工程S41では、先ず、図7に示されるように、タイヤ2のリムがモデル化されたリムモデル30によって、タイヤモデル20のビード部29、29が拘束される。さらに、タイヤモデル20には、内圧条件に相当する等分布荷重wに基づいて変形計算される。これにより、工程S41では、内圧充填後のタイヤモデル20が計算される。なお、内圧には、例えば、タイヤ2(図2に示す)が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧が設定されるのが望ましい。
タイヤモデル20の変形計算は、各要素の形状及び材料特性などをもとに、各要素Fiの質量マトリックス、剛性マトリックス及び減衰マトリックスがそれぞれ作成される。さらに、これらの各マトリックスが組み合わされて、全体の系のマトリックスが作成される。そして、コンピュータ1が、前記各種の条件を当てはめて運動方程式を作成し、これらを微小時間(単位時間Tx(x=0、1、…))ごとにタイヤモデル20の変形計算を行う。このようなタイヤモデル20の変形計算は、例えば、LSTC社製のLS-DYNAなどの市販の有限要素解析アプリケーションソフトを用いて計算できる。なお、単位時間Txについては、求められるシミュレーション精度によって、適宜設定することができる。
次に、シミュレーション工程S4では、内圧充填後のタイヤモデル20に、荷重が定義される(工程S42)。この工程S42では、先ず、図1に示されるように、路面モデル入力部15Cに入力されている路面モデル41及び突起モデル42(図8に示す)が、作業用メモリ13Cに読み込まれる。さらに、荷重負荷計算部16Bが、作業用メモリ13Cに読み込まれる。そして、荷重負荷計算部16Bが、演算部13Aによって実行される。
工程S42では、先ず、図6に示されるように、内圧充填後のタイヤモデル20と路面モデル41との接触が設定される。この時点では、タイヤモデル20と突起モデル42とを接触させていない。
さらに、工程S42では、予め定められた荷重Tがタイヤモデル20の回転軸20sに設定されて、タイヤモデル20の変形が計算される。これにより、工程S42では、荷重Tが負荷されて変形したタイヤモデル20が計算される。なお、荷重Tには、例えば、タイヤ2(図2に示す)の規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重が設定されるのが望ましい。
次に、予め定められた走行速度Vに基づいて、タイヤモデル20が路面モデル41上を転動する状態が計算される(工程S43)。この工程S43では、図1に示されるように、走行計算部16Cの物理量計算部17Aが作業用メモリ13Cに読み込まれる。そして、物理量計算部17Aが、演算部13Aによって実行される。
工程S43では、図6に示されるように、路面モデル41及び突起モデル42上で、タイヤモデル20を転動させるための境界条件等が定義される。この境界条件としては、例えば、タイヤモデル20と路面モデル41との摩擦係数、及び、タイヤモデル20と突起モデル42との摩擦係数等が含まれる。
タイヤモデル20には、走行速度Vに対応する角速度V1が定義される。これにより、タイヤモデル20は、回転軸20sを中心とする回転が計算される。また、路面モデル41には、走行速度Vに対応する角速度V2が定義される。これにより、路面モデル41は、回転軸41sを中心とする回転が計算される。これらの条件に基づいて、演算部13Aは、路面モデル41上を転動するタイヤモデル20を計算することができる。
さらに、工程S43では、タイヤモデル20の振動に関する物理量が計算される。振動に関する物理量としては、例えば、タイヤモデル20の上下軸力や前後軸力等が含まれる。本実施形態では、タイヤモデル20の前後軸力が計算される。また、本実施形態では、タイヤモデル20が路面モデル41又は突起モデル42上を転動している間、微小時間(単位時間Tx)刻みで、タイヤモデル20の上下軸力が計算される。タイヤモデル20の上下軸力は、物理量入力部15E(図1に示す)に入力される。なお、タイヤモデル20の上下軸力は、図7に示したリムモデル30に剛結された回転軸20sにおいて、リムモデル30を介して伝達されたタイヤモデル20に作用する力を軸力として計算される。
次に、シミュレーション工程S4では、路面モデル41に突起モデル42が設けられているか否かが判断される(工程S44)。工程S44では、路面モデル41に突起モデル42が設けられていると判断された場合(工程S44において、「Y」)、次の工程S45が実施される。一方、路面モデル41に突起モデル42が設けられていないと判断された場合(工程S44において、「N」)は、次の工程S47が実施される。
次に、シミュレーション工程S4では、タイヤモデル20が突起モデル42を乗り越えたか否かが判断される(工程S45)。タイヤモデル20の転動開始から突起モデル42を乗り越えるまでの時間は、タイヤモデル20の走行速度V、及び、転動前のタイヤモデル20と突起モデル20との距離に基づいて計算することができる。このため、工程S45では、転動開始から突起モデル42を乗り越えるまでの時間が経過したか否かに基づいて、タイヤモデル20が突起モデル42を乗り越えたか否かが判断される。
工程S45では、タイヤモデル20が突起モデル42を乗り越えたと判断された場合(工程S45において、「Y」)、次の変更工程S46が実施される。一方、タイヤモデル20が突起モデル42を乗り越えていないと判断された場合(工程S45において、「N」)は、次の工程S47が実施される。
次に、シミュレーション工程S4では、路面モデル41を、突起モデル42のない路面モデルに変更される(変更工程S46)。図11は、タイヤモデル20及び突起モデル42のない路面モデルの側面図である。
本実施形態の変更工程S46では、平滑路面モデル入力部15Dに入力されている平滑路面モデル45(図9に示す)が、作業用メモリ13Cに読み込まれる。さらに、図1に示されるように、走行計算部16Cの路面変更部17Bが作業用メモリ13Cに読み込まれる。そして、路面変更部17Bが、演算部13Aによって実行される。
変更工程S46では、先ず、タイヤモデル20(図6に示す)を、平滑路面モデル45(図9に示す)上で転動させるための境界条件等が定義される。この境界条件としては、例えば、図11に示されるように、タイヤモデル20と平滑路面モデル45との摩擦係数等が含まれる。また、平滑路面モデル45には、図6に示した路面モデル41と同様に、走行速度Vに対応する角速度V2が定義される。さらに、平滑路面モデル45の回転軸45sの座標として、路面モデル41の回転軸41s(図6に示す)の座標が定義される。
次に、変更工程S46では、路面モデル41(図6に示す)が路面モデル入力部15Cに戻される。これにより、タイヤモデル20と路面モデル41との接触(転動)が解除される。そして、平滑路面モデル45に定義された上記条件に基づいて、タイヤモデル20と、平滑路面モデル45との接触が定義される。これにより、シミュレーション工程S4では、タイヤモデル20の転動を計算する工程S43において、平滑路面モデル45上を転動するタイヤモデル20を計算することができる。
本実施形態の変更工程S46では、タイヤモデル20が突起モデル42を乗り越えた後に、路面モデル41から平滑路面モデル45に切り替えられるため、平滑路面モデル45を転動するタイヤモデル20の物理量(例えば、接地圧や変形量等)と、路面モデル41を転動していたタイヤモデル20の物理量とが一致している。これにより、タイヤモデル20の転動を計算する工程S43では、図6に示した路面モデル41上のタイヤモデル20の物理量と、平滑路面モデル45上のタイヤモデル20の物理量との間に、差異が生じるのを防ぐことができる。
次に、予め定められた転動終了時間が経過したか否かが判断される(工程S47)。この工程S47では、転動終了時間が経過したと判断された場合(工程S47において、「Y」)、次の工程S5が実施される。一方、転動終了時間が経過していないと判断された場合(工程S47において、「N」)は、単位時間Txを一つ進めて(工程S48)、各工程S43〜工程S47が再度実施される。これにより、シミュレーション工程S4では、転動開始から転動終了までのタイヤモデル20の上下軸力が、単位時間Txごとの時系列データとして、物理量入力部15Eに記憶される。
図12は、タイヤモデル20の上下軸力と、転動時間との関係を示すグラフである。上述したように、本実施形態のシミュレーション工程S4では、タイヤモデル20が突起モデル42を乗り越えた後に、路面モデル41が、突起モデル42のない平滑路面モデル45に変更されている。このため、タイヤモデル20は、突起モデル42を再び乗り越えることなく、予め定められた転動終了まで平滑な路面モデル(本実施形態では、平滑路面モデル45)を走行し続けることができる。このため、シミュレーション工程S4では、突起モデル42を乗り越えた後に、平滑な路面モデル(平滑路面モデル45)を転動するタイヤモデル20の物理量のデータ量を大きくすることができる。なお、転動終了時間は、実行するシミュレーションに応じて、適宜設定することができる。
次に、コンピュータ1が、振動に関する物理量に基づいて、突起を乗り越えたタイヤの振動性能を評価する(工程S5)。工程S5では、先ず、図1に示されるように、物理量入力部15Eに入力されているタイヤの振動に関する物理量(本実施形態では、上下軸力)が、作業用メモリ13Cに読み込まれる。さらに、振動性能評価部16Dが、作業用メモリ13Cに読み込まれる。そして、振動性能評価部16Dが、演算部13Aによって実行される。
本実施形態の工程S5では、タイヤモデル20の転動が開始されてから突起モデル42を乗り越えて、転動が終了するまでのタイヤモデル20の上下軸力が、周波数分析(FFT処理)が実施される。これにより、図13に示されるように、上下力パワースペクトル密度(上下軸力の密度)と、周波数との関係を示すグラフを求めることができる。なお、本実施形態の上下力パワースペクトル密度は、実線(実施例)で示されている。
このグラフでは、周波数毎に、上下力パワースペクトル密度を求めることができるため、突起を乗り越えたタイヤの振動性能(振動特性)を評価することができる。このようなグラフは、物理量入力部15Eに入力される。
このように、本実施形態の評価方法では、シミュレーション工程S4において、突起モデル42を乗り越えた後に、平滑路面モデル45を転動するタイヤモデル20の物理量(本実施形態では、上下軸力)のデータ量を大きくすることができる。即ち、突起モデル42を乗り越えたときに発生したタイヤモデルの振動(上下軸力)を、従来よりも長時間に亘って減衰させることができる。これにより、本実施形態の評価方法では、従来の方法に比べて、上下軸力の周波数分解能を高くすることができる。従って、本発明のタイヤの振動性能評価方法では、タイヤの振動性能を正確に評価することができる。
しかも、本実施形態の評価方法では、コンピュータ1を用いたシミュレーションによって、タイヤ2(図2に示す)の振動性能を評価することができる。従って、本実施形態の評価方法では、タイヤ2を実際に製造することなく、路面31から***する突起35を乗り越えたタイヤ2の振動性能を評価することができるため、実際のタイヤ2を用いた従来の評価方法に比べて、コスト及び時間を低減することができる。また、本実施形態の路面モデル41は、図2に示した円筒状のドラム32に基づいてモデル化されるため、タイヤの設計現場で実施されているドラム32を用いたタイヤ2の評価方法を、コンピュータ1上で容易に実施することができる。
次に、コンピュータ1が、タイヤ2の振動性能が良好か否か判断する(工程S6)。振動性能が良好か否かは、タイヤ2(図2に示す)のカテゴリーや、タイヤ2に求められる性能に基づいて、図13に示したグラフから適宜判断される。工程S6では、タイヤ2の振動性能が良好であると判断された場合、タイヤモデル20に基づいて、タイヤ2が製造される(工程S7)。一方、振動性能が良好でないと判断された場合は、タイヤ2の構造等が設計変更され(工程S8)、工程S1〜工程S6が再度実行される。これにより、本発明では、振動性能が優れるタイヤ2を確実に設計することができる。
また、図2に示した評価対象のタイヤ2が突起35を乗り越えたときの上下軸力が測定されている場合、工程S6では、タイヤ2の上下軸力の波形と、タイヤモデル20が突起モデル42を乗り越えたときの上下軸力の波形とが一致しているか判断されるのが望ましい。これにより、工程S6では、コンピュータ1で計算されたタイヤモデル20の上下軸力が、実際のタイヤ2の上下軸力に近似しているか否かを確認できるため、振動性能の評価精度を高めることができる。
本実施形態の路面モデル41は、図8に示したように、突起モデル42と一体にモデル化されるものが例示されたが、これに限定されるわけではない。例えば、路面モデルは、図9及び図11に示した平滑路面モデル45に、突起35(図4に示す)のみを独立してモデル化した突起モデル42を固定したものでもよい。図14は、突起モデル42のみを示す斜視図である。
このような路面モデルが用いられる場合、突起モデル42のない路面モデルに変更する変更工程S46では、突起モデル42の接触定義を削除するだけで、平滑路面モデル45に切り替えることができる。このため、この実施形態の変更工程S46では、前実施形態の変更工程S46とは異なり、タイヤモデル20と路面モデル(平滑路面モデル45)との接触を再定義する必要がないため、計算時間を短縮することができる。
しかも、この実施形態の評価方法では、図8に示した路面モデル41をモデル化する必要がない。従って、この実施形態の評価方法では、路面モデル41(図8に示す)を設定する工程S2を省略しつつ、路面モデル41を保存しているデータ部15(図1に示す)の容量を低減することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図5及び図10に示した処理手順に従って、図6に示したタイヤモデル及び路面モデルを用いたタイヤの振動性能評価方法が実施された(実施例)。実施例の変更工程では、タイヤモデルが突起モデルを1回のみ乗り越えた後に、図8に示した突起モデルを有する路面モデルが、図9に示した平滑路面モデルに切り替えられた。
また、実施例のシミュレーション工程では、転動開始から転動終了までの間、突起モデルを1回のみ乗り越えたタイヤモデルの上下軸力が計算された。実施例のタイヤモデルの上下軸力と転動時間との関係は、図12のグラフに示したとおりである。そして、実施例の工程S5では、タイヤモデルの上下軸力が周波数分析され、図13の実線で示される上下力パワースペクトル密度(上下軸力の密度)と、周波数との関係が求められた。
比較のために、図6に示したタイヤモデル及び路面モデルを用いて、変更工程を有さないタイヤの振動性能評価方法が実施された(比較例)。比較例のシミュレーション工程では、転動開始から転動終了までの間、突起モデルを繰り返し乗り越えたタイヤモデルの上下軸力が計算された。実施例のタイヤモデルの上下軸力と転動時間との関係は、図15のグラフに示されている。図15に示されるように、比較例のタイヤモデルは、転動開始から転動終了までの間に、突起モデルを3回乗り越えている。
次に、比較例では、2回目以降に突起モデルを乗り越えたタイヤモデル20の上下軸力を無視して周波数分析するために、2回目以降の上下軸力が「0」に変更された(図16に示す)。そして、比較例では、図16に示した上下軸力が周波数分析され、図13の破線で示される上下力パワースペクトル密度と、周波数との関係が求められた。なお、共通仕様は、次のとおりである。
タイヤ:
タイヤサイズ:205/60R16
リムサイズ:16×6J
内圧:220kPa
荷重T:4510N
走行速度V:100km/h
路面(ドラム):
外径R1:1500mm
突起:
高さH2:5mm
幅W2:5mm
転動時間:0.5秒
周波数分析:
窓関数:レクタンギュラ
フレームサイズ:1024
表示ライン数:400
サンプリング時間:0.0005秒
テストの結果、実施例は、比較例に比べて、上下力パワースペクトル密度が広範囲に亘って示されている。従って、実施例では、比較例に比べて、周波数分析の分解能を小さくすることができ、タイヤの振動性能を正確に評価しうることが確認できた。
2 タイヤ
20 タイヤモデル
31 路面
35 突起
41 路面モデル
42 突起モデル

Claims (5)

  1. 路面から***する突起を乗り越えたタイヤの振動性能を、コンピュータを用いて評価するための方法であって、
    前記コンピュータに、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを入力する工程と、
    前記コンピュータに、前記路面を有限個の要素でモデル化した路面モデルを入力する工程と、
    前記コンピュータが、前記タイヤモデルを前記路面モデルに転動させて、前記タイヤの振動に関する物理量を計算するシミュレーション工程とを含み、
    前記路面モデルは、前記突起をモデル化した突起モデルを有し、
    前記シミュレーション工程は、前記タイヤモデルが前記突起モデルを乗り越えた後に、前記路面モデルを、前記突起モデルのない路面モデルに変更して、前記タイヤモデルを前記突起モデルのない路面モデルに転動させる変更工程を含むことを特徴とするタイヤの振動性能評価方法。
  2. 前記コンピュータに、前記突起のない路面を、有限個の要素でモデル化した平滑路面モデルを入力する工程を含み、
    前記変更工程は、前記突起モデルを有する路面モデルを、前記平滑路面モデルに切り替える請求項1記載のタイヤの振動性能評価方法。
  3. 前記変更工程は、前記突起モデルを削除する請求項1記載のタイヤの振動性能評価方法。
  4. 前記路面は、円筒状のドラムの外周面に形成される請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤの振動性能評価方法。
  5. 路面から***する突起を乗り越えたタイヤの振動性能を評価する演算処理装置を有するタイヤのシミュレーション装置であって、
    前記演算処理装置は、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルが入力されるタイヤモデル入力部と、
    前記路面を有限個の要素でモデル化した路面モデルが入力される路面モデル入力部と、
    前記タイヤモデルを前記路面モデルで走行させて、前記タイヤの振動に関する物理量を計算する走行計算部とを含み、
    前記路面モデルは、前記突起をモデル化した突起モデルを有し、
    前記走行計算部は、前記タイヤモデルが前記突起モデルを乗り越えた後に、前記路面モデルを、前記突起モデルのない路面モデルに変更して、前記タイヤモデルを前記突起モデルのない路面モデルに転動させる路面変更部を含むことを特徴とするタイヤのシミュレーション装置。
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