JP5629299B2 - タイヤのシミュレーション方法及びシミュレーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤモデルの剛性に関する物理量を短時間で計算しうるタイヤのシミュレーション方法及びシミュレーション装置に関する。
近年、タイヤの剛性等の諸性能を、コンピュータを用いて解析するシミュレーション方法が提案されている。この種のシミュレーション方法では、先ず、評価対象のタイヤを、節点を有する有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを設定するステップが行われる。次に、タイヤが転動する路面を、有限個の要素でモデル化した路面モデルを定義するステップが行われる。
次に、予め定められた内圧等の条件に基づいて、タイヤモデルの内圧充填後の形状を計算する内圧充填ステップが行われる。次に、予め定められた荷重等の条件に基づいて、内圧充填後のタイヤモデルを路面モデルに接地させて、接地後のタイヤモデルの形状を計算する接地ステップが行われる。そして、予め定めた走行速度等の条件に基づいて、タイヤモデルが路面モデル上を転動する状態を計算する転動ステップが行われる。この転動ステップでは、タイヤモデルの各要素の節点において、タイヤモデルの剛性に関する物理量が計算される。関連する文献としては次のものがある。
特開2002−67636号公報
しかしながら、上記のようなシミュレーション方法では、内圧充填ステップ、接地ステップ及び転動ステップにおいて、タイヤモデルの変形計算がそれぞれ行われるため、タイヤモデルの剛性に関する物理量を計算するのに多くの時間が必要であった。また、上記シミュレーション方法では、タイヤモデルとは別に、路面モデルを設定する必要があるため、モデル化に要する時間も必要であった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、タイヤモデルのトレッド部の踏面を構成する節点の少なくとも一部を変位不能に拘束して、拘束された節点に対して、拘束されていない節点の少なくとも一部を相対的に変位させることを基本として、タイヤモデルの剛性に関する物理量を短時間で計算しうるタイヤのシミュレーション方法及びシミュレーション装置を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部を有するタイヤの剛性を、コンピュータを用いて計算するためのシミュレーション方法であって、前記コンピュータに、前記トレッド部を含む前記タイヤを、節点を有する有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを入力するステップ、前記コンピュータが、予め定められた内圧の条件に基づいて、前記タイヤモデルの内圧充填後の形状を計算するステップ、前記コンピュータが、前記内圧充填後のタイヤモデルを路面モデルに接地させることなく、前記要素の前記節点のうち、前記トレッド部の踏面を構成する節点のみについてその少なくとも一部を、変位不能に拘束するステップ、及び、前記コンピュータが、前記拘束された節点に対して、拘束されていない節点の少なくとも一部を相対的に変位させて、前記タイヤモデルを変形させることにより、前記タイヤモデルの剛性に関する物理量を計算する物理量計算ステップを含むことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記タイヤモデルは、前記トレッド部の前記踏面に、前記拘束された節点を複数個含む拘束領域が設けられ、前記物理量計算ステップは、前記タイヤモデルの回転軸に、該回転軸から前記拘束領域に向かうタイヤ半径方向の荷重が定義されることにより、前記拘束領域の節点に対して、拘束されていない節点を接近させて、前記タイヤモデルの偏芯剛性を計算するステップを含む請求項1に記載のタイヤのシミュレーション方法である。
また、請求項3記載の発明は、前記タイヤモデルは、前記トレッド部の前記踏面に、前記拘束された節点を複数個含む拘束領域が設けられ、前記物理量計算ステップは、前記タイヤモデルの回転軸に、前記拘束領域に対してタイヤ軸方向に変位する荷重が定義されることにより、前記拘束領域の節点に対して、前記拘束されていない節点を、タイヤ軸方向に相対的に変位させて、前記タイヤモデルの横剛性を計算するステップを含む請求項1又は2に記載のタイヤのシミュレーション方法である。
また、請求項4記載の発明は、前記物理量計算ステップは、前記タイヤモデルの回転軸に、該回転軸を中心に回転するトルクが定義されることにより、前記拘束された節点に対して、前記拘束されていない節点を、タイヤ周方向に相対的に変位させて、前記タイヤモデルの面内捻り剛性を計算するステップを含む請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法である。
また、請求項5記載の発明は、前記トレッド部の前記踏面には、前記拘束された節点を複数個含む拘束領域が設けられ、前記物理量計算ステップは、前記タイヤモデルの回転軸と直交し、かつ、前記拘束領域に交わる直交軸を中心とするトルクが、前記回転軸に定義されることにより、前記拘束領域の節点に対して、前記拘束されていない節点を、直交軸回りに相対的に変位させて、前記タイヤモデルの面外捻り剛性を計算するステップを含む請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法である。
また、請求項6記載の発明は、前記トレッド部の前記踏面には、前記拘束された節点を複数個含む拘束領域が設けられ、前記拘束領域のタイヤ軸方向の幅は、前記タイヤモデルのトレッド部の踏面の幅と同一である請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法である。
また、請求項7記載の発明は、前記拘束領域は、前記タイヤモデルのトレッド部の踏面に含まれる全ての節点を含んでいる請求項6に記載のタイヤのシミュレーション方法である。
また、請求項8記載の発明は、タイヤの剛性を計算する演算処理装置を有するタイヤのシミュレーション装置であって、前記演算処理装置は、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルが入力されるタイヤモデル入力部、予め定められた内圧の条件に基づいて、前記タイヤモデルの内圧充填後の形状を計算する内圧充填形状計算部、前記内圧充填後のタイヤモデルを路面モデルに接地させることなく、前記要素の前記節点のうち、前記トレッド部の踏面を構成する節点のみについてその少なくとも一部を、変位不能に拘束する拘束計算部、及び、前記拘束された節点に対して、拘束されていない節点の少なくとも一部を相対的に変位させて前記タイヤモデルを変形させることにより、前記タイヤモデルの剛性に関する物理量を計算する物理量計算部を含むことを特徴とする。
本発明のタイヤのシミュレーション方法は、コンピュータに、トレッド部を含むタイヤを、節点を有する有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを入力するステップが含まれる。
また、シミュレーション方法には、コンピュータが、予め定められた内圧の条件に基づいて、タイヤモデルの内圧充填後の形状を計算するステップ、及び、内圧充填後のタイヤモデルの要素の節点のうち、トレッド部の踏面を構成する節点の少なくとも一部を、変位不能に拘束するステップが含まれる。さらに、コンピュータが、拘束された節点に対して、拘束されていない節点の少なくとも一部を相対的に変位させて、タイヤモデルを変形させることにより、タイヤモデルの剛性に関する物理量を計算する物理量計算ステップが含まれる。
このようなシミュレーション方法では、従来のように、タイヤモデルを路面モデルに接地させて変形計算することなく、タイヤモデルの剛性に関する物理量を計算することができる。従って、本発明のシミュレーション方法は、計算時間を短縮することができる。しかも、本発明のシミュレーション方法では、路面モデルをモデル化する必要がないため、計算時間をさらに短縮することができる。
また、本発明のシミュレーション方法では、物理量計算ステップにおいて、拘束された節点に対して、拘束されていない節点の少なくとも一部を相対的に変位させることにより、タイヤモデルの剛性に関する物理量が計算される。このため、本発明のシミュレーション方法では、タイヤモデルを任意の方向に変形させて、タイヤモデルの剛性に関する様々な物理量を計算することができる。
本実施形態のシミュレーション装置のブロック図である。 モデル化されるタイヤの断面図である。 本実施形態のタイヤのシミュレーション方法のフローチャートである。 二次元のタイヤモデル及びリムモデルを視覚化して示す断面図である。 二次元の内圧充填後のタイヤモデルを視覚化して示す断面図である。 三次元の内圧充填後のタイヤモデルを視覚化して示す部分斜視図である。 三次元の内圧充填後のタイヤモデルを視覚化して示す斜視図である。 物理量計算ステップのフローチャートである。 (a)、(b)は、タイヤモデルの偏芯剛性を計算するステップを説明する側面図である。 (a)、(b)は、タイヤモデルの横剛性を計算するステップを説明する側面図である。 (a)、(b)は、タイヤモデルの面内捻り剛性を計算するステップを説明する側面図である。 (a)、(b)は、タイヤモデルの面外捻り剛性を計算するステップを説明する側面図である。 他の実施形態の内圧充填後のタイヤモデルを視覚化して示す側面図である。 実験例、実施例、比較例1及び比較例2の面内捻り剛性を示すグラフである。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤのシミュレーション方法(以下、単に「シミュレーション方法」ということがある)は、トレッド部を有するタイヤの剛性を、コンピュータ1を用いて計算するため方法である。
図1に示されるように、コンピュータ1は、入力デバイスとしての入力部11、出力デバイスとしての出力部12、及び、タイヤの剛性等を計算する演算処理装置13を有するシミュレーション装置1Aとして構成される。
入力部11には、例えば、キーボード又はマウス等が用いられる。また、出力部12には、例えば、ディスプレイ装置又はプリンタ等が用いられる。
演算処理装置13には、各種の演算を行う演算部(CPU)13A、データやプログラム等が記憶される記憶部13B、及び、作業用メモリ13Cが含まれる。
記憶部13Bは、例えば、磁気ディスク、光ディスク又はSSD等からなる不揮発性の情報記憶装置である。この記憶部13Bには、シミュレーション方法で使用されるデータ等が記憶されるデータ部15と、シミュレーション方法の処理手順等が記憶されるプログラム部16とが設けられる。
データ部15には、図2に示される評価対象のタイヤ2及びリム18に関する情報(例えば、CADデータ等)が記憶される初期データ部15A、タイヤ2がモデル化されたタイヤモデルが入力されるタイヤモデル入力部15B、及び、リム18がモデル化されたリムモデルが入力されるリムモデル入力部15Cが含まれている。
プログラム部16には、タイヤモデルの変形等を計算する内圧充填形状計算部16A、三次元モデル計算部16B、拘束計算部16C、及び、物理量計算部16Dが含まれている。これらの各計算部16A〜16Dは、演算部13Aによって実行されるプログラムからなる。
図2に示されるように、解析対象となるタイヤ2は、例えば、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2aの内部に配されたベルト層7とを具えた乗用車用のラジアルタイヤとして構成されている。
トレッド部2aには、路面に接地する踏面9と、該踏面9から凹む溝10とが設けられている。溝10は、例えば、タイヤ周方向に連続してのびる縦溝10a、及び、該縦溝10aと交わる向きにのびる複数の横溝10bが設けられている。
ビード部2cには、半径方向内面であるビード底面4a、及び、該ビード底面4aのヒール側に連なってタイヤ半径方向外側にのびるビード側面4bが設けられている。このようなビード部2cは、リム18に嵌合される。
カーカス6は、少なくとも1枚、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aで構成されている。カーカスプライ6Aは、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至る本体部6aと、この本体部6aに連なりビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを含んでいる。また、本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8が配されている。カーカスプライ6Aは、タイヤ赤道Cに対して、例えば、65〜90度の角度で配列されたカーカスコードを有している。
ベルト層7は、ベルトコードを、タイヤ周方向に対して、例えば、10〜35度の角度で傾けて配列した2枚のベルトプライ7A、7Bから構成されている。これらのベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差する向きに重ね合わされている。
リム18は、リム組み時にビード部2cを落とし込むためのウェル部(図示省略)と、このウェル部のタイヤ軸方向両外側に配置される一対のリム片19、19とを含む。この一対のリム片19、19は、ビード底面4aに接触するリムシート面19aと、ビード側面4bに接触するフランジ面19bとを有している。
図3には、本実施形態のシミュレーション方法の具体的な処理手順が示される。
本実施形態では、先ず、図4に示されるように、コンピュータ1に、図2に示したタイヤ2をモデル化したタイヤモデル21が入力される(ステップS1)。
このステップS1では、先ず、図1に示した初期データ部15Aに記憶されるタイヤ2に関する情報が、作業用メモリ13Cに入力される。そして、演算部13Aが、タイヤ2に関する情報をもとに、タイヤ2を数値解析法により取り扱い可能な有限個の要素でモデル化(離散化)する。これにより、タイヤ2がモデル化されたタイヤモデル21が設定される。この数値解析法としては、例えば有限要素法、有限体積法、差分法、又は境界要素法が適宜採用できるが、本実施形態では有限要素法が採用される。
ステップS1でのタイヤモデル21は、タイヤ子午線断面の二次元モデルからなる。本実施形態のステップS1では、先ず、図2に示したトレッド部2aを含むゴム部分2g、カーカス6及びベルト層7が、二次元の要素Bi(i=1、2、…)を用いてモデル化される。これにより、トレッド部22aを含むゴム部材モデル22、カーカスモデル23、及び、ベルトモデル24を有するタイヤモデル21が設定される。
また、タイヤモデル21には、図2に示したタイヤ2の踏面9が再現された踏面25が設定されている。さらに、また、タイヤモデル21の一対のビード部27、27には、タイヤ2のビード底面4aが再現されたビード底面27aが設定される。さらに、一対のビード部27、27には、ビード側面4bが再現されたビード側面27bが設定される。そして、このようなタイヤモデル21は、図1に示したタイヤモデル入力部15Bに入力される。
二次元の要素Biとしては、例えば、複雑な形状を表現するのに適した四辺形要素が好ましいが、これに限定されることはない。また、各要素Biは、複数の節点28を含んでいる。さらに、各要素Biには、要素番号、節点28の番号、節点28の座標値、及び、材料特性(例えば密度、ヤング率、又は、減衰係数等)などの数値データが定義される。
次に、コンピュータ1に、図2に示したリム18をモデル化したリムモデル31が入力される(ステップS2)。このステップS2では、先ず、リム18に関する情報が、図1に示した初期データ部15Aから作業用メモリ13Cに入力される。そして、演算部13Aが、リム18に関する情報をもとに、リム18を二次元の輪郭で定義することにより、リムモデル31が設定される。
リムモデル31は、一対のリム片19、19(図2に示す)をモデル化した一対のリム片32、32が含まれている。このリムモデル31の各リム片32、32は、タイヤモデル21のビード底面27aに接触するリムシート面32a、及び、ビード側面27bに接触するフランジ面32bを含んでいる。
また、各リム片32、32は、実際のリム18(図2に示す)の変形が微小であることに鑑み、例えば、変化しない剛体表面として条件付けられる。このようなリムモデル31では、従来のように、多数の微小要素でリムを分割・離散化する必要がないため、計算時間を大幅に短縮しうる。このリムモデル31は、図1に示した記憶部13Bのリムモデル入力部15Cに入力される。
次に、コンピュータ1が、予め定められた内圧条件に基づいて、タイヤモデル21の内圧充填後の形状を計算する(ステップS3)。このステップS3では、先ず、演算部13Aによって、図1に示したタイヤモデル入力部15Bに入力されているタイヤモデル21、及び、リムモデル入力部15Cに入力されているリムモデル31が、作業用メモリ13Cに読み込まれる。さらに、記憶部13Bの内圧充填形状計算部16Aが、作業用メモリ13Cに読み込まれる。そして、内圧充填形状計算部16Aが、演算部13Aによって実行されることにより、タイヤモデル21の内圧充填後の形状が計算される。
ステップS3では、先ず、図5に示されるように、タイヤモデル21の一対のビード部27、27の幅W1が、リムモデル31のリム幅に等しくなるように、一対のビード部27、27が強制変位される。次に、タイヤモデル21の回転軸33(図7に示す)とビード底面27aとのタイヤ半径方向の距離Rsが、リムモデル31のリム径に等しくなるように、一対のビード部27、27が強制変位される。そして、タイヤモデル21の内腔面の全体に、内圧条件に相当する等分布荷重wが設定される。これにより、リムモデル31にリム組みされた内圧充填後の二次元のタイヤモデル21が計算される。
内圧充填後のタイヤモデル21は、一対のビード部27、27が、リムモデル31の一対のリム片32、32に拘束される。また、リムモデル31には、一対のリム片32、32と、回転軸33との相対距離L1(図7に示す)が一定に保持される。これにより、回転軸33に定義される荷重やトルクが、リムモデル31を介してタイヤモデル21に伝達される。また、内圧条件には、例えば、タイヤ2が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧が設定されるのが望ましい。
上記のようなタイヤモデル21の変形計算は、各要素の形状及び材料特性などをもとに、各要素Biの質量マトリックス、剛性マトリックス及び減衰マトリックスがそれぞれ作成され、これらの各マトリックスを組み合わせて全体の系のマトリックスが作成される。そして、コンピュータ1が、各種の条件を当てはめて運動方程式を作成して、これらを単位時間Tx(x=0、1、…)ごと(例えば、1μ秒ごと)にタイヤモデル21の変形計算を行う。このような転動計算は、例えば、LSTC社製のLS-DYNAなどの市販の有限要素解析アプリケーションソフトを用いて計算できる。
なお、タイヤモデル21の一対のビード部27、27には、リムモデル31に代えて、拘束条件が付与されてもよい。これにより、リムモデル31をモデル化する必要がなくなるため、計算時間を短縮することができる。
次に、コンピュータ1が、内圧充填後の二次元のタイヤモデル21、及び、リムモデル31をタイヤ周方向に展開複写して、内圧充填後の三次元のタイヤモデル21、及び、リムモデル31を作成する(ステップS4)。このステップS4では、先ず、図1に示した三次元モデル計算部16Bが、作業用メモリ14に読み込まれる。そして、三次元モデル計算部16Bが、演算部13Aによって実行されることにより、内圧充填後の三次元のタイヤモデル21、及び、リムモデル31が作成される。
ステップS4では、図6に示されるように、内圧充填後の二次元のタイヤモデル21の各節点28が、タイヤ周方向に小角度θきざみで展開複写されて相互に連結される。これにより、図6及び図7に示されるように、三次元の要素Ei(i=1、2…)で構成された内圧充填後の三次元のタイヤモデル21が設定される。また、二次元のリムモデル31も同様に、三次元のリムモデル31が設定される。なお、図7に示されるタイヤモデル21では、トレッド部22aに設けられる溝26を省略している。
次に、コンピュータ1が、内圧充填後のタイヤモデル21の要素Eiの節点28のうち、トレッド部22aの踏面25を構成する節点28の少なくとも一部を、変位不能に拘束する(ステップS5)。このステップS5では、先ず、図1に示した拘束計算部16Cが、作業用メモリ13Cに読み込まれる。そして、拘束計算部16Cが、演算部13Aによって実行される。
ステップS5では、トレッド部22aの踏面25を構成する節点28のうち、複数個の節点28が拘束される。これにより、トレッド部22aの踏面25には、拘束された節点28aを複数個含む拘束領域37が定義される。
本実施形態の拘束領域37のタイヤ軸方向の幅W2は、内圧充填後のタイヤモデル21のトレッド部22aの踏面25の幅W3と同一に設定されている。さらに、拘束領域37は、タイヤモデル21のトレッド部22aの踏面25のタイヤ周方向の全ての節点28を含んでいる。これにより、タイヤモデル21のトレッド部22aの踏面25は、タイヤ軸方向及びタイヤ周方向の全域において、変位不能に拘束される。このような節点28の拘束は、タイヤモデル21の要素Eiで定義されている節点28の座標値を固定することによって設定される。
次に、コンピュータ1が、内圧充填後のタイヤモデル21の剛性に関する物理量を計算する(物理量計算ステップS6)。この物理量計算ステップS6では、先ず、図1に示した物理量計算部16Dが、作業用メモリ13Cに読み込まれる。そして、物理量計算部16Dが、演算部13Aによって実行されることにより、タイヤモデル21の剛性に関する物理量が計算される。
物理量計算ステップS6は、拘束された節点28aに対して、拘束されていない節点28b(図7に示す)の少なくとも一部を相対的に変位させて、内圧充填後のタイヤモデル21の変形が計算される。この節点28bの相対変位の与え方により、タイヤモデル21の剛性に関する様々な物理量が計算される。なお、この物理量としては、剛性自体も含まれるのは言うまでもない。このようなタイヤモデル21の変形計算は、ステップS3と同様に、市販の有限要素解析アプリケーションソフトを用いて計算することができる。
図8には、本実施形態の物理量計算ステップS6の具体的な処理手順が示されている。物理量計算ステップS6では、取得すべき物理量に応じて(ステップS61)、異なる計算が行われる。本実施形態において、物理量としては、内圧充填後のタイヤモデル21の偏芯剛性、横剛性、面内捻り剛性、又は、面外捻り剛性のいずれかが計算される(ステップS62〜S65)。
ステップS62では、内圧充填後のタイヤモデル21の偏芯剛性(N/mm)が計算される。図9(a)に示されるように、本実施形態のステップS62では、先ず、内圧充填後のタイヤモデル21の回転軸33に、該回転軸33から拘束領域37に向かうタイヤ半径方向の荷重G1が定義される。これにより、回転軸33との相対距離L1(図7に示す)が一定に保持されたリムモデル31には、回転軸33から荷重G1が伝達される。さらに、タイヤモデル21は、リムモデル31から一対のビード部27、27を介して、荷重G1が伝達される。これにより、図9(b)に示されるように、拘束領域37が固定された状態で、タイヤ半径方向に変形するタイヤモデル21が計算される。
このようなタイヤモデル21のタイヤ半径方向の変形により、拘束領域37の節点28aに対して、拘束されていない節点28bが接近する。この節点28bの相対変位により、タイヤモデル21の偏芯剛性が計算される。
次に、ステップS63では、内圧充填後のタイヤモデル21の横剛性(N/mm)が計算される。図10(a)に示されるように、本実施形態のステップS63では、先ず、内圧充填後のタイヤモデル21の回転軸33に、拘束領域37に対してタイヤ軸方向に変位する荷重G2が定義される。これにより、リムモデル31及びタイヤモデル21には、回転軸33からタイヤ軸方向の荷重G2が伝達される。これにより、図10(b)に示されるように、拘束領域37が固定された状態で、ビード部27がタイヤ軸方向に変形するタイヤモデル21が計算される。
このようなタイヤモデル21のタイヤ軸方向の変形により、拘束領域37の節点28aに対して、拘束されていない節点28bが、タイヤ軸方向に相対的に変位する。この節点28bの相対変位により、タイヤモデル21の横剛性が計算される。
次に、ステップS64では、タイヤモデル21の面内捻り剛性(N・m/deg)が計算される。図11(a)に示されるように、本実施形態のステップS64では、先ず、タイヤモデル21の回転軸33に、該回転軸33を中心に回転するトルクT1が定義される。これにより、リムモデル31及びタイヤモデル21は、回転軸33からトルクT1が伝達される。これにより、拘束領域37が固定された状態で、タイヤ周方向に変形するタイヤモデル21が計算される。
このようなタイヤモデル21の変形により、図11(b)に示されるように、拘束領域37の節点28aに対して、拘束されていない節点28bが、タイヤ周方向に相対的に変位する。このような節点28bの相対変位により、タイヤモデル21の面内捻り剛性が計算される。
次に、ステップS65では、タイヤモデル21の面外捻り剛性(N・m/deg)が計算される。図12(a)に示されるように、本実施形態のステップS65では、先ず、タイヤモデル21の回転軸33と直交し、かつ、拘束領域37に交わる直交軸38を中心とするトルクT2が、回転軸33に定義される。これにより、リムモデル31及びタイヤモデル21は、回転軸33からトルクT2が伝達される。これにより、直交軸回りで変形するタイヤモデル21が計算される。
このようなタイヤモデル21の変形により、図12(b)に示されるように、拘束領域37の節点28aに対して、拘束されていない節点28bが、直交軸回りに相対的に変位する。このような節点28bの相対変位により、タイヤモデル21の面外捻り剛性が計算される。
このように、本発明のシミュレーション方法では、タイヤモデル21を路面モデル(図示省略)に接地させて変形計算することなく、タイヤモデル21の剛性に関する物理量を計算することができる。従って、本発明のシミュレーション方法は、計算時間を大幅に短縮することができる。しかも、本発明のシミュレーション方法は、路面モデルのモデル化する必要がないため、計算時間を効果的に短縮することができる。
また、本発明のシミュレーション方法では、拘束された節点28aに対して、拘束されていない節点28bの少なくとも一部を相対的に変位させることにより、タイヤモデル21の剛性に関する物理量を計算することができる。このため、本発明のシミュレーション方法では、上記のようなタイヤモデル21の変形に限定されることなく、任意の方向に変形させて、タイヤモデル21の剛性に関する物理量を計算することができる。
なお、本実施形態の物理量計算ステップでは、タイヤモデル21の回転軸33、及び、リムモデル31を介して、タイヤモデル21の変形を計算する態様が示されたが、このような態様に限定されるわけではない。例えば、リムモデル31に代えて、一対のビード部27、27に拘束条件が付与されている場合は、一対のビード部27、27を直接変位させて、タイヤモデル21の変形が計算されてもよい。これにより、リムモデル31の移動等を計算する必要もなくなるため、計算時間をより短縮することができる。また、タイヤモデル21の拘束されていない節点28bを直接変位させて、タイヤモデル21の変形が計算されてもよい。
次に、取得すべき物理量が全て計算されたかが判断される(ステップS66)。このステップS66では、取得すべき物理量が全て計算されたと判断された場合、物理量計算ステップS6を終了させて、次のステップS7が実行される。一方、取得すべき物理量が全て計算されていないと判断された場合には、取得されていない物理量の計算が実行される(ステップS61〜S65)。これにより、タイヤモデル21の剛性に関する物理量を、必要に応じて選択して取得することができる。
次に、タイヤモデル21の剛性に関する物理量が、許容範囲内であるかが判断される(ステップS7)。このステップS7では、物理量が許容範囲内であると判断された場合、タイヤモデル21に基づいてタイヤ2が製造される(ステップS8)。一方、物理量が許容範囲内ではないと判断された場合には、タイヤモデル21を設計変更して(ステップS9)、再度シミュレーションが行われる(ステップS1〜S7)。このように、本実施形態のシミュレーション方法では、タイヤモデル21の剛性に関する物理量が許容範囲内になるまで、タイヤモデル21が設計変更されるため、操縦安定性等に優れるタイヤを、効率良く設計することができる。
本実施形態の拘束領域37は、トレッド部22aの踏面25の全ての節点28を含むものが例示されたが、これに限定されるわけではない。例えば、図13に示されるように、拘束領域37が、踏面25のタイヤ周方向の一部のみに限定されてもよい。例えば、拘束領域37のタイヤ周方向長さL3を、タイヤ2の接地面のタイヤ周方向長さに一致させることにより、タイヤ2が路面(図示省略)を転動するシミュレーションに近似させて、物理量を取得することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図3に示した処理手順に従って、タイヤの構造が異なるタイヤA及びタイヤBをモデル化して、タイヤモデルの剛性に関する物理量が計算された。
比較のために、拘束領域を設定した後に、内圧充填後の形状が計算されたタイヤモデル(タイヤA、B)がそれぞれ設定され、その物理量が計算された(比較例1)。さらに、タイヤA及びタイヤBをモデル化した各タイヤモデルを、路面モデル上に転動させて、それらの物理量が計算された(比較例2)。なお、共通仕様は、次の通りである。
タイヤA及びタイヤB:
サイズ:205/55R16
リムサイズ:6.5J×16
内圧:230kPa
タイヤモデルの剛性に関する物理量:面内捻り剛性(N・m/deg)(下記各トルクを与えたときのタイヤ回転角度を計算し、それらの傾きから計算)
回転軸に定義されたトルク:750N・m、1000N・m、1250N・m
拘束領域:トレッド部の踏面に含まれる全ての節点
そして、実施例、比較例1及び比較例2において計算された各タイヤモデル(タイヤA、B)の面内捻り剛性と、測定器によって測定されたタイヤA及びタイヤBの面内捻り剛性(実験例)とが比較されて、それらのシミュレーション精度が確認された。さらに、実施例、比較例1及び比較例2の合計計算時間がそれぞれ比較された。
テスト結果を、図14に示す。
テストの結果、実施例のシミュレーション方法では、比較例1のシミュレーション方法に比べて、タイヤモデルの剛性に関する物理量を、実験例のタイヤモデルの剛性に関する物理量に近似しうることが確認できた。
また、実験例の合計計算時間を100とすると、比較例1の合計計算時間が100であった。一方、比較例2の合計計算時間は、1000であった。このように、実施例は、比較例2に比べて、合計計算時間を大幅に短縮しうることが確認できた。
2 タイヤ
21、36 タイヤモデル
22a トレッド部
25 踏面
28 節点
Bi、Ei 要素

Claims (8)

  1. トレッド部を有するタイヤの剛性を、コンピュータを用いて計算するためのシミュレーション方法であって、
    前記コンピュータに、前記トレッド部を含む前記タイヤを、節点を有する有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを入力するステップ、
    前記コンピュータが、予め定められた内圧の条件に基づいて、前記タイヤモデルの内圧充填後の形状を計算するステップ、
    前記コンピュータが、前記内圧充填後のタイヤモデルを路面モデルに接地させることなく、前記要素の前記節点のうち、前記トレッド部の踏面を構成する節点のみについてその少なくとも一部を、変位不能に拘束するステップ、及び、
    前記コンピュータが、前記拘束された節点に対して、拘束されていない節点の少なくとも一部を相対的に変位させて、前記タイヤモデルを変形させることにより、前記タイヤモデルの剛性に関する物理量を計算する物理量計算ステップを含むことを特徴とするタイヤのシミュレーション方法。
  2. 前記タイヤモデルは、前記トレッド部の前記踏面に、前記拘束された節点を複数個含む拘束領域が設けられ、
    前記物理量計算ステップは、前記タイヤモデルの回転軸に、該回転軸から前記拘束領域に向かうタイヤ半径方向の荷重が定義されることにより、前記拘束領域の節点に対して、拘束されていない節点を接近させて、前記タイヤモデルの偏芯剛性を計算するステップを含む請求項1に記載のタイヤのシミュレーション方法。
  3. 前記タイヤモデルは、前記トレッド部の前記踏面に、前記拘束された節点を複数個含む拘束領域が設けられ、
    前記物理量計算ステップは、前記タイヤモデルの回転軸に、前記拘束領域に対してタイヤ軸方向に変位する荷重が定義されることにより、前記拘束領域の節点に対して、前記拘束されていない節点を、タイヤ軸方向に相対的に変位させて、前記タイヤモデルの横剛性を計算するステップを含む請求項1又は2に記載のタイヤのシミュレーション方法。
  4. 前記物理量計算ステップは、前記タイヤモデルの回転軸に、該回転軸を中心に回転するトルクが定義されることにより、前記拘束された節点に対して、前記拘束されていない節点を、タイヤ周方向に相対的に変位させて、前記タイヤモデルの面内捻り剛性を計算するステップを含む請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法。
  5. 前記トレッド部の前記踏面には、前記拘束された節点を複数個含む拘束領域が設けられ、
    前記物理量計算ステップは、前記タイヤモデルの回転軸と直交し、かつ、前記拘束領域に交わる直交軸を中心とするトルクが、前記回転軸に定義されることにより、前記拘束領域の節点に対して、前記拘束されていない節点を、直交軸回りに相対的に変位させて、前記タイヤモデルの面外捻り剛性を計算するステップを含む請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法。
  6. 前記トレッド部の前記踏面には、前記拘束された節点を複数個含む拘束領域が設けられ、
    前記拘束領域のタイヤ軸方向の幅は、前記タイヤモデルのトレッド部の踏面の幅と同一である請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法。
  7. 前記拘束領域は、前記タイヤモデルのトレッド部の踏面に含まれる全ての節点を含んでいる請求項6に記載のタイヤのシミュレーション方法。
  8. タイヤの剛性を計算する演算処理装置を有するタイヤのシミュレーション装置であって、
    前記演算処理装置は、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルが入力されるタイヤモデル入力部、
    予め定められた内圧の条件に基づいて、前記タイヤモデルの内圧充填後の形状を計算する内圧充填形状計算部、
    前記内圧充填後のタイヤモデルを路面モデルに接地させることなく、前記要素の前記節点のうち、前記トレッド部の踏面を構成する節点のみについてその少なくとも一部を、変位不能に拘束する拘束計算部、及び、
    前記拘束された節点に対して、拘束されていない節点の少なくとも一部を相対的に変位させて前記タイヤモデルを変形させることにより、前記タイヤモデルの剛性に関する物理量を計算する物理量計算部を含むことを特徴とするタイヤのシミュレーション装置。
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