JP6401376B2 - スライドファスナー用スライダー - Google Patents

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Description

本開示は、スライドファスナー用のスライダーに関する。
特許文献1には、隠しスライドファスナー用のスライダーが開示されている。引手取り付け柱を介して引手がスライダー胴部に連結されている。
特許文献2には、スライダーの上翼板上で引手が前方及び後方に倒伏する時に引手を倒伏状態に保持する構成が開示されている。引手の一対の脚部には幅方向内側に向けて突出する凸部が個別に設けられている。この凸部は、引手を倒伏した状態で引手取付柱に接触する。
特許文献3には、金属製の胴体に対して柔軟性のある樹脂素材の射出成形により引手を取り付けることが開示されている。胴体及び引手のいずれか一方に軸部が設けられ、他方に軸部が挿通する孔部が設けられ、孔部の内周面と軸部の外周面が密着する。
特許文献4には、スライドファスナー用のつまみをスライド上に押しつけることによって、カーソルに対してつまみを少なくとも一個の安定位置に固定する技術が開示されている。
特開2007−54176号公報 実用新案登録第3160840号公報 特開2005−211200号公報 特開平4−261604号公報
本願発明者らは、引手の簡単な取り付け性を確保しつつ、引手の枢動の過程においてより安定した引手の姿勢保持を提供することの意義を新たに見いだした。
本発明の一態様に係るスライドファスナー用のスライダーは、
スライダー胴部(120)と、
前記スライダー胴部(120)に設けられた引手取り付け部(160)と、
前記引手取り付け部(160)に対して取り付けられた樹脂製の引手(200)を備えるスライドファスナー用のスライダー(100)であって、
前記引手(200)が、軸部(210)と、前記軸部(210)の各端部から延びる一対の棒部(220)を含み、
前記引手取り付け部(160)が、前記引手(200)の前記軸部(210)を軸支する一対の爪部(170)を含み、各爪部(170)が前記引手(200)の枢動過程において前記一対の棒部(220)により挟持され、前記軸部(210)の軸方向における各爪部(170)の先端部の幅が前記軸方向における各爪部(170)の基部の幅よりも小さい。
幾つかの実施形態においては、前記引手(200)の枢動の全過程において、前記一対の棒部(220)が、前記一対の爪部(170)の少なくとも一方を挟持する。
幾つかの実施形態においては、前記引手(200)の枢動過程において、前記一対の棒部(220)が、前記軸部(210)上で対向配置された爪部(170)の先端部同士の境界を通過する。
幾つかの実施形態においては、前記一対の棒部(220)が第1間隔を空けて配され、
前記軸方向における各爪部(170)の先端部の幅が前記第1間隔よりも小さい。
幾つかの実施形態においては、前記軸方向における各爪部(170)の基部と先端部の間の幅の減少に応じて倒伏状態の前記引手(200)の枢動に要する力よりも倒立状態の前記引手(200)の枢動に要する力が小さい。
幾つかの実施形態においては、各爪部(170)の基部からその先端部に向かって前記軸方向に沿う各爪部(170)の幅が連続的に減じられる。
幾つかの実施形態においては、各爪部(170)の各先端部は、前記引手(200)の前記軸部(210)の第1端部側の丸み付けられた第1コーナー部と、前記引手(200)の前記軸部(210)の第2端部側の丸み付けられた第2コーナー部を有する。
幾つかの実施形態においては、前記スライダー胴部(120)が、下翼板(121)と、前記下翼板(121)の左右の側縁部に設けられた左右一対の壁部(122)と、前記壁部(122)の上端から左右方向内側に延びる左右一対のフランジ部(123)と、前記下翼板(121)の前端側に設けられる案内柱(124)と、前記案内柱(124)の上端に設けられ、後方に向かって突出する上板(125)を含み、前記引手取り付け部(160)が前記上板(125)上に設けられる。
幾つかの実施形態においては、前記引手(200)が、前記一対の棒部(220)が連結した把持部(230)を更に含み、前記把持部(230)が、前記一対の棒部(220)が延びる方向に対して角度を為すように非平坦に設けられる。
本発明の別態様に係るスライドファスナーは、ファスナーテープ(511)の側縁部にファスナーエレメント(512)が設けられた左右一対のファスナーストリンガー(510)と、
前記左右一対のファスナーエレメント(512)を噛合及び非噛合にするための上述のスライダー(100)を備える。
本発明の別態様に係るスライドファスナー用のスライダーは、
スライダー胴部(120)と、
前記スライダー胴部(120)に設けられた引手取り付け部(160)と、
前記引手取り付け部(160)に対して取り付けられた樹脂製の引手(200)を備えるスライドファスナー用のスライダー(100)であって、
前記引手(200)が、断面円形状の軸部(210)と、前記軸部(210)の各端部から延びる一対の棒部(220)を含み、
前記引手取り付け部(160)が、前記引手(200)の前記軸部(210)を軸支するべく対向配置された一対の爪部(170)と、一対の爪部(170)の間に設けられ、前記軸部(210)が載置される載置面(161)を備え、
前記軸部(210)は、一対の爪部(170)の各々が有する対向面(177)と前記載置面(161)により3箇所で保持される。
本発明の例示態様によれば、引手の簡単な取り付け性が確保されつつ、引手の枢動過程における引手の安定した姿勢保持が達成される。
本発明の一態様に係るスライダーの概略的な上面模式図であり、後方に引手が倒伏した状態が示される。 本発明の一態様に係るスライダーの引手の枢動を模式的に示す概略的な側面図であり、引手の軸部が断面にて模式的に示され、異なる枢動位置の引手が点線により模式的に示されている。前方に倒伏した引手、後方に倒伏した引手、倒立した状態の引手、前方斜めに傾いた引手、後方斜めに傾いた引手が点線により模式的に示される。これらの合計5つの姿勢において引手が自身の姿勢を保持することができる。 本発明の一態様に係るスライダーの概略的な上面模式図であり、説明の便宜上、スライダー胴部の引手取り付け部から引手が外された状態が示される。図面の上側にスライダーの概略的な上面図が示され、図面の下側に引手の一部の上面図が示される。 本発明の一態様に係るスライダーの概略的な製造工程図であり、(a)が、爪部が加締められる前のプリフォームを模式的に示し、(b)が、爪部が加締められた後のスライダーを模式的に示す。 本発明の一態様に係る隠しスライドファスナーの概略的な断面模式図であり、スライダーの後端部付近の断面の一例を模式的に示す。 本発明の一態様に係る爪部の加締め前のスライダー本体の概略的な上面図であり、加締め前において、各爪部が上方に真っ直ぐに延びていることが示される。 本発明の一態様に係る爪部の加締め前のスライダー本体の概略的な前面図である。 本発明の一態様に係る爪部の加締め前のスライダー本体の概略的な側面図であり、加締め前において、各爪部が上方に真っ直ぐに延びていることが示される。 本発明の一態様に係るスライダーの引手の概略的な斜視図である。 本発明の一態様に係るスライダーの引手の概略的な斜視図であり、図9とは反対側から斜視している。 本発明の一態様に係るスライダーの引手の概略的な正面図である。 本発明の一態様に係るスライダーの引手の概略的な側面図である。 本発明の別態様に係るスライダーの概略的な上面模式図であり、後方に引手が倒伏した状態が示される。 本発明の別態様に係る爪部が加締められた後のスライダーを模式的に示す。
以下、図面を参照しつつ、本発明の非限定の例示の実施の形態について説明する。開示の1以上の実施形態及び実施形態に包含される各特徴は、個々に独立したものではない。当業者は、過剰説明を要せず、各実施形態及び/各特徴を組み合わせることができ、また、この組み合わせによる相乗効果も理解可能である。実施形態間の重複説明は、原則的に省略する。参照図面は、発明の記述を主たる目的とするものであり、作図の便宜のために簡略化されている場合がある。
図1乃至図12を参照して本発明の非限定の例示形態について説明する。図1は、スライダーの概略的な上面模式図であり、後方に引手が倒伏した状態が示される。図2は、スライダーの引手の枢動を模式的に示す概略的な側面図であり、引手の軸部が断面にて模式的に示され、異なる枢動位置の引手が点線により模式的に示されている。前方に倒伏した引手、後方に倒伏した引手、倒立した状態の引手、前方斜めに傾いた引手、後方斜めに傾いた引手が点線により模式的に示される。これらの合計5つの姿勢において引手が自身の姿勢を保持することができる。図3は、スライダーの概略的な上面模式図であり、説明の便宜上、スライダー胴部の引手取り付け部から引手が外された状態が示される。図面の上側にスライダーの概略的な上面図が示され、図面の下側に引手の一部の上面図が示される。図4は、スライダーの概略的な製造工程図であり、(a)が、爪部が加締められる前のプリフォームを模式的に示し、(b)が、爪部が加締められた後のスライダーを模式的に示す。図5は、隠しスライドファスナーの概略的な断面模式図であり、スライダーの後端部付近の断面の一例を模式的に示す。図6は、爪部の加締め前のスライダー本体の概略的な上面図であり、加締め前において、各爪部が上方に真っ直ぐに延びていることが示される。図7は、爪部の加締め前のスライダー本体の概略的な前面図である。図8は、爪部の加締め前のスライダー本体の概略的な側面図であり、加締め前において、各爪部が上方に真っ直ぐに延びていることが示される。図9は、スライダーの引手の概略的な斜視図である。図10は、スライダーの引手の概略的な斜視図であり、図9とは反対側から斜視している。図11は、スライダーの引手の概略的な正面図である。図12は、スライダーの引手の概略的な側面図である。
以下の説明においては、前後方向、左右方向、及び上下方向が次のように定義される。これらの定義は、明細書の開示内容の明確性を高めるために提示されるものであり、請求項に記載の発明の限定解釈に用いられるべきではないことに留意されたい。
前後方向は、左右のファスナーストリンガーの開閉のためのスライダーの移動方向に一致する。スライダーの前進により左右のファスナーストリンガーが閉じられ、つまり、左右のファスナーエレメントが噛合状態になる。スライダーの後進により左右のファスナーストリンガーが開けられ、つまり左右のファスナーエレメントが非噛合状態になる。左右方向は、前後方向に直交する方向であり、スライダーの案内柱又は連結柱に直交する方向である。上下方向は、前後方向及び左右方向に直交する方向である。上下方向は、スライダーの案内柱又は連結柱に平行な方向である。
図1乃至図12、特には図5から理解されるように、図示例のスライダー100は、隠しスライドファスナー用のスライダーである。なお、本願発明は、隠しスライドファスナー用のスライダーに限られるべきものではない。他の実施形態においては、スライダー100が、上翼板、下翼板、上翼板の前端部と下翼板の前端部を連結する連結柱を少なくとも含むスライダーとして構成される。この例については特許文献2及び3に例示されており、これらの文献が参照により本願明細書に組み込まれる。
スライダー100は、スライダー本体110及び引手200を備える。スライダー本体110は、スライダー胴部120、及びスライダー胴部120上に設けられた引手取り付け部160を含む。引手200は、引手取り付け部160に取り付けられる。
スライダー胴部120は、左右のファスナーエレメントを案内し、また左右のファスナーエレメントを案内する過程で左右のファスナーエレメントを噛合及び非噛合いにすることができるように構成される。スライダー胴部120の上面には、引手取り付け部160が設けられる。引手取り付け部160は、スライダー胴部120に対して一体的に設けられるが、必ずしもこの限りではない。他の実施形態においては、引手取り付け部160が、スライダー胴部120とは別体であり、スライダー胴部120に対して取り付けられる。
スライダー胴部120及び引手取り付け部160が両方とも金属製であり、引手200が樹脂製である。引手200は、スライダー胴部120や引手取り付け部160と比較して相対的に軟らかい。なお、当業者が理解できるように、スライダー100の製造工程は、ダイカスト工程、射出成形工程、加締め工程を含むことができる。
引手200は、基端201及び自由端202を有する長細い部材である。引手200は、軸部210と、軸部210の各端部から延びる一対の棒部220、及び、一対の棒部220に連結した把持部230を有する。軸部210は、断面円形状であり、後述のように各爪部170の対向面177と載置面161により押圧されて弾性的に変形する。
より詳細には、軸部210が左右方向に延び、引手200の枢動軸AX10に沿って延びる。軸部210の軸方向は、引手200の枢動軸AX10に合致する。図示例においては、軸部210の軸方向が左右方向に合致するが、他の実施形態においては、軸部210の軸方向が他の方向、例えば、前後方向に合致する。
一対の棒部220は、軸部210の左端部に連結した左側棒部221と軸部210の右端部に連結した右側棒部222を含む。左側棒部221と右側棒部222が、軸部210から離間する方向及び引手200の枢動軸AX10から離間する方向に実質的に平行に延びる。図3に示すように、左側棒部221と右側棒部222の間には第1間隔W220が設けられる。軸部210と把持部230の間に第2間隔W221が設けられる。
左側棒部221と右側棒部222は枢動軸AX10に沿って第1間隔W220を空けて配される。枢動軸AX10に直交する方向において軸部210と把持部230の間に第2間隔W221が設けられ、第2間隔W221が第1間隔W220よりも大きい。
引手200には、軸部210、左右の棒部220、及び把持部230により周囲された開口OP200が設けられる。開口OP200の左右開口幅が、上述の左右の棒部220の第1間隔W220に一致する。開口OP200は、軸部210と把持部230の間で第2間隔W221に一致する開口長さを有する。開口OP200は、軸部210から離間する方向に長尺であり、軸部210を軸支する後述の爪部170に干渉することが回避される。爪部170は、一対の棒部220の間の第1間隔W220及び軸部210と把持部230の間の第2間隔W221を有する開口OP200を通過する。
把持部230は、一対の棒部220が延びる方向に対して角度を為すように非平坦に設けられた平板部である。把持部230は、スライダー100を前進又は後進させるためにヒトにより把持される。スライダー100を前進させるため、把持部230がヒトにより把持され、引手200が前方に傾けられる。スライダー100を後進させるため、把持部230がヒトにより把持され、引手200が後方に傾けられる。引手200が前方に倒伏される時、把持部230がスライダー胴部120から前方斜め上に延び、把持部230がスライダー胴部120の上面に接触せず、両者の間に間隔が設けられる。この特徴により、隠しスライドファスナーにおいて、U字状に屈曲及び固定されたファスナーテープと把持部230との干渉が抑制若しくは緩和される。
引手200の具体的な形状は任意であり、図示例のものに限られるべきではない。他の実施形態においては、把持部230には1以上の任意のサイズの開口が設けられる。他の実施形態においては、開口OP200が引手200の自由端202近傍にまで延び、引手200が肉抜きされた枠体状に構成される。
図示例においては、各棒部220が平行に延びるため、軸部210から離間する方向において一対の棒部220の左右幅が略一定である。把持部230の左右幅は、軸部210から離れるに応じて漸減し、把持部230の先端部が丸み付けられている。これらの特徴は、他の実施形態において他の特徴により代替され得る。
上述の引手取り付け部160は、引手200の軸部210を軸支する一対の爪部170を含む。引手取り付け部160は、引手200の軸部210を挟んで隣り合う一対の爪部170を含む。図示例においては、一対の爪部170が前後方向に配列され、前方爪部171及び後方爪部172が設けられる。一対の爪部170はスライダー胴部120上において互いに対向して配置される。一対の爪部170の間には、スライダー胴部120から離間するに応じて減少する間隔が設けられる。なお、図4(a)に示される加締め前の一対の爪部の間隔は上下方向において一定の間隔が維持される。
引手取り付け部160は、一対の爪部170の間に載置面161を有し、載置面161上に軸部210が配される。載置面161は、スライダー胴部120の上面に一致する面若しくはスライダー胴部120の上面よりも上方に高い位置にある面である。載置面161はほぼ平坦面であり、図4に示される爪部170の塑性変形過程においても大きくは変形されない。
各爪部170は、他方の爪部170に対して対向する対向面177と、対向面177の反対側にある反対面178を有する。前方爪部171の対向面177が載置面161の前端から上方に立ち上がり、上方に立ち上がるに応じて後方爪部172に近接する。後方爪部172の対向面177が、載置面161の後端から上方に立ち上がり、上方に立ち上がるに応じて前方爪部171に近接する。つまり、各爪部170の対向面177は、スライダー胴部120から離間するに応じてお互いに接近する。引手200の軸部210は、載置面161と前方爪部171の対向面177と後方爪部172の対向面177の3つの面により3点保持される。
前方爪部171の対向面177と後方爪部172の対向面177は、各々、爪部170の加締め前においてはお互いに平行に対向配置されるが、爪部170の加締め後においては非平行に対向配置される。
前方爪部171の対向面177と載置面161の間には滑らかに湾曲した湾曲面が存在し、後方爪部172の対向面177と載置面161の間には滑らかに湾曲した湾曲面が存在し、これらの各湾曲面がお互いに対向配置される。
各爪部170の対向面177と反対面178の間において各爪部170の厚みが規定される。爪部170の厚みは爪部170の先端側において減じられ、図2及び図4(b)に模式的に示されるように枢動軸AX10に沿う方向から見て爪部170の先端が丸み付けられる。
各爪部170は、スライダー胴部120の上面に立設される。前方爪部171は、スライダー胴部120の上面から上方に延びるに応じて後方に反る。後方爪部172は、スライダー胴部120の上面から上方に延びるに応じて前方に反る。このようにして一対の爪部170の間で引手200の軸部210が軸支される。引手200の軸部210は、スライダー胴部120上において一対の爪部170によってスライダー胴部120から離間する方向、例えば、上方変位、前方変位、及び後方変位が阻止される。繰り返しになるが、他の実施形態においては、一対の爪部170が前後方向ではなく左右方向に配列され得る。
各爪部170は、基部173と先端部174を有する。爪部170の基部173を爪部170の下部と代替して呼び、爪部170の先端部174を爪部170の上部と代替して呼んでも良い。爪部170の基部173は、スライダー胴部120に連結される。一対の爪部170の各基部173の間に引手200の軸部210が配される。各爪部170の先端部174は、軸部210上に配される。一方の爪部170の先端部174と他方の爪部170の先端部174が軸部210上において近接して対向配置される。幾つかの実施形態においては、各爪部170の先端部174同士が軸部210上で接触する。爪部170が加締めにより塑性変形されるため、各爪部170の先端部174同士の間隔にバラツキが生じることも予期される。
各爪部170は、その延在方向における異なる位置において異なる左右幅を有する。端的には、各爪部170の基部173が幅広に構成される。各爪部170の先端部174が幅狭に構成される。端的には、W173>W174が満足され、ここで、W173が爪部170の基部173の左右幅を示し、W174が爪部170の先端部174の左右幅を示す。なお、左右幅は、軸部210の軸方向における幅に一致する。
幾つかの実施形態においては、爪部170が一定の左右幅を維持しながらスライダー胴部120から離間するように延びる。幾つかの実施形態においては、爪部170がスライダー胴部120から離間するに応じて爪部170の左右幅が漸減する。左記した各形態に加えて若しくは代替して、爪部170の先端部174の左右のコーナー部176が丸み付けられ、これにより爪部170の先端幅がその基端幅よりも連続的に減じられる。図示例においては、爪部170の先端部174の左右幅は、左右の丸み付けられたコーナー部176によりW173からW174に減じられる。なお、左側のコーナー部176が軸部210の左端上若しくはその近傍にあり、右側のコーナー部176が軸部210の右端上若しくはその近傍にある。なお、軸部210の左端を第1端部とし、軸部210の右端を第2端部とする。左側コーナー部176を第1コーナー部とし、右側コーナー部176を第2コーナー部とする。
前方爪部171の左側コーナー部176は、前方爪部171の左側面171mと前方爪部171の先端面171nの間に存在する。前方爪部171の右側コーナー部176は、前方爪部171の右側面171mと前方爪部171の先端面171nの間に存在する。なお、前方爪部171の左側面171mは、枢動軸AX10が直交する第1平面内に含まれる。前方爪部171の右側面171mは、枢動軸AX10が直交する第2平面内に含まれ、第2平面が第1平面に平行である。
前方爪部171の左側コーナー部176は、前方爪部171の左側面171mと前方爪部171の先端面171nの間の縁に等しい。前方爪部171の右側コーナー部176は、前方爪部171の右側面171mと前方爪部171の先端面171nの間に縁に等しい。
後方爪部172の左側コーナー部176は、後方爪部172の左側面172mと後方爪部172の先端面172nの間に存在する。後方爪部172の右側コーナー部176は、後方爪部172の右側面172mと後方爪部172の先端面172nの間に存在する。なお、後方爪部172の左側面172mは、枢動軸AX10が直交する前述の第1平面内に含まれる。後方爪部172の右側面172mは、枢動軸AX10が直交する前述の第2平面内に含まれる。
後方爪部172の左側コーナー部176は、後方爪部172の左側面172mと後方爪部172の先端面172nの間の縁に等しい。後方爪部172の右側コーナー部176は、後方爪部172の右側面172mと後方爪部172の先端面172nの間に縁に等しい。
上述のように、各爪部170は、引手200の一対の棒部220により挟持される。各爪部170の基部173が引手200の一対の棒部220により挟持される。端的には、引手200が前方に倒伏される時、前方爪部171が一対の棒部220により挟持される。引手200が後方に倒伏される時、後方爪部172が一対の棒部220により挟持される。
なお、爪部170が一対の棒部220により挟持される時、爪部170の左側部に左側棒部221が接触し、爪部170の右側部に右側棒部222が接触する。爪部170が一対の棒部220により挟持される時、一対の棒部220が僅かに撓むことが予期される。爪部170が一対の棒部220により挟持される時、一対の棒部220の間隔が僅かに拡大することが予期される。
幾つかの実施形態においては、各爪部170の先端部174が引手200の一対の棒部220により挟持される。いくつかの他の実施形態においては、各爪部170の先端部174が引手200の一対の棒部220により挟持されない。
幾つかの実施形態においては、W173>W220が満足され、ここで、W173が爪部170の基部173の左右幅を示し、W220が、引手200の一対の棒部220の左右間隔を示す。
幾つかの実施形態においては、この条件に加えて、W174≦W220が満足され、ここで、W174が爪部170の先端部174の左右幅を示し、W220が、引手200の一対の棒部220の左右間隔を示す。
他の実施形態においてはW174≦W220が満足されない。この場合、W174>W220が満足され、ここで、W174が爪部170の先端部174の左右幅を示し、W220が、引手200の一対の棒部220の左右間隔を示す。
幾つかの実施形態においては、W173>W220、W174>W220において、|W173−W220|>|W174−W220|を満足する。
爪部170の延在に伴う爪部170の左右幅の変化が緩慢である。従って、幾つかの実施形態においては、引手200の枢動の全過程において、一対の棒部220が、一対の爪部170の少なくとも一方を挟持する。
引手200の枢動過程において、一対の棒部220が、軸部210上で対向配置された爪部170の先端部174同士の境界を通過する。引手200が対向配置された幅狭の先端部174の境界を跨ぐ時、引手200と引手取り付け部160の間の摩擦が小さく、これにより引手200の操作性が改善される。
詳細には、軸方向における各爪部170の基部173と先端部174の間の幅の減少に応じて倒伏状態の引手200の枢動に要する力よりも倒立状態の引手200の枢動に要する力の方が小さい。引手200を完全に倒伏させるよりも、ファスナーストリンガーの開閉のために引手200を斜め姿勢に前後で切り替える頻度が多いことが予想される。引手200の倒立時の前後の枢動を相対的に軽くすることが有利である。
倒伏状態においては、引手200の棒部220が前後方向に沿って延びる。倒立状態においては、引手の棒部220が上下方向に沿って延びる。倒伏状態において、引手200の棒部220が、スライダー胴部120上に横たわり、スライダー胴部120の上面に対して実質的に水平な姿勢を取り、若しくはこの水平姿勢を基準に30度より小さい角度範囲内の姿勢を取る。倒立状態においては、引手200の棒部220が、スライダー胴部120上に起立し、スライダー胴部120の上面に対して実質的に垂直な姿勢を取り、若しくはこの垂直姿勢を基準に30度より小さい角度範囲内の姿勢を取る。
倒伏状態の引手200の枢動に要する力とは、倒伏状態及び停止状態の引手200を動かすことに必要な力である。倒立状態の引手200の枢動に要する力とは、倒立状態及び停止状態の引手200を動かすことに必要な力である。
なお、図2に点線により図示の合計5つの姿勢において引手200が自身の姿勢を保持することができる。これは、引手200の一対の棒部220が前後の爪部170の少なくとも一方を挟持するためである。引手200の妄りな枢動が回避され、また斜め姿勢の間での相対的に軽い引手200の枢動が確保される。
幾つかの実施形態においては、前方爪部171の先端部174と後方爪部172の先端部174の間には隙間175が存在する。図示例においては、隙間175が左右方向に延び、左右方向に長い。隙間175は、前後方向において幅を有し、この幅が左右方向において変動する。図1の参照から理解されるように、軸部210の左右端近傍の隙間175の幅は、軸部210の左右中央近傍の隙間175の幅よりも大きい。他の実施形態においては、前方爪部171の先端部174と後方爪部172の先端部174同士が直に接触し、隙間175が分断され得る。
本実施形態においては、各爪部170が軸部210を軸支し、各爪部170が引手200の一対の棒部220により挟持され、更に軸方向の爪部170の幅が基端側よりも先端側において減じられる。これにより、引手200の安定した軸支が確保されつつ、引手200の良好な操作性も達成される。爪部170の塑性変形の程度を高精度に調整することが回避又は抑制される。
スライダー100の製造方法について補足する。引手200は、例えば、射出成形で製造することができる。引手取り付け部が加締められるスライダー本体110、以下、プリフォームがダイカスト工程で製造される。加締め具、例えば、パンチを用いてプリフォームのスライダー取り付け部を加締め、これによりスライダー本体110に対して引手200を取り付けることができる。
図4に示すようにプリフォーム1000の加締め前の引手取り付け部の一対の爪部の間に引手200の軸部210が配され、パンチ300が下方に推進され、これにより、パンチ300からの打撃により爪部が塑性変形される。パンチ300が重力に従い下降するならば、爪部の塑性変形の程度がパンチ300の重さにより調整可能である。パンチ300のパンチ面は、軸方向に長い半円柱状の凹面を含み、これにより各爪部が弧状の凹面に沿って変形する。
この爪部の加締め工程において、爪部の左右幅が若干変動することが見込まれている。つまり、加締め後の爪部の先端部の左右幅は、加締め前の爪部の先端部の左右幅よりも広くなる。このような観点を踏まえてプリフォームの爪部の寸法を設定すると良い。
爪部の加締め後、引手200の軸部210がスライダー本体110により三点で保持されている。つまり、軸部210が、前方爪部171と後方爪部172と後述の上板125に接触し、またこれらの接触箇所において圧迫される。
図5は、本発明の実施形態に係るスライドファスナー500を示し、上述のように説明したスライダーがスライドファスナー500に組み込まれていることが示される。図5に示すように、スライドファスナー500は、左右一対のファスナーストリンガー510を含む。各ファスナーストリンガー510が、ファスナーテープ511とファスナーテープ511の側縁部に取り付けられたファスナーエレメント512を含む。スライドファスナー500は、隠しスライドファスナーである。従って、ファスナーテープ511がU字状に屈曲及び固定され、上方からスライダー胴部120を視認することが難しい。ファスナーストリンガー510が補強テープ513を更に含み、ファスナーエレメント512がそこに縫い付けられる。
ファスナーエレメント512としてコイルエレメントが図示されているが、これ以外のエレメントを採用しても良い。他の実施形態においては、樹脂エレメントがファスナーテープの側縁部に射出成形により一体的に設けられる。
図6乃至図12を参照してプリフォーム1000及び引手200の構成について更に説明する。スライダー本体110は、隠しスライドファスナー向けに適合している。スライダー胴部120は、下翼板121、下翼板121の左右の側縁部に設けられた左右一対の壁部122と、壁部122の上端から左右方向内側に延びる左右一対のフランジ部123と、下翼板121の前端側に設けられる案内柱124と、案内柱124の上端に設けられ、後方に向かって突出する上板125を含む。上板125の上面には、引手取り付け部160、つまり一対の爪部170が設けられる。下翼板121の上面には、案内柱124により分岐されるY字状の仕切り部126が設けられ、これにより、左右のエレメントの円滑な移動が促進される。
当業者が理解するように、上板125は、案内柱124よりも更に後方に突出している。上板125は、また案内柱124よりも左右方向外側に突出している。上板125の後部が左右中央に向けてテーパー付けられ、言わば、上板125の後部がテーパー部125mを含む。テーパー部125mと左右のフランジ部123の間にはファスナーテープ511の通路が設けられる。この点は、図5の追加参照から即時に理解される。
左右の壁部122と案内柱124の間には左右のエレメントの出入りのための左右一対の前口が設けられる。左右方向外側の上板125の突出部とフランジ部123によりエレメントの上方変位が阻止される。スライダー胴部120の後端部には一つの後口が設けられ、噛合状態の左右のエレメントが通過する。
下翼板121、壁部122、フランジ部123、案内柱124、及び上板125によりY字状のエレメント通路が構築される。スライダー100の後進により、スライダー100の案内柱124が噛合状態の左右のエレメントを非噛合状態とし、これにより、左右のファスナーストリンガー510が開かれる。スライダー100の前進により、非噛合状態の左右のエレメントが案内柱124を通過し、この過程で噛合状態になる。
引手200については上述のように引手200の基端201と自由端202の間の1カ所で屈曲している。屈曲の程度は任意である。幾つかの実施形態においては、一対の棒部220に対して把持部230が10°〜60°の範囲の角度で連結する。15°〜55°、20°〜50°、25°〜45°、30°〜40°の角度範囲の属する角度も採用可能である。
隠しスライドファスナーにおいては、引手200の姿勢を制御する機構をスライダー本体110に組み込むことが困難である。開示の実施形態においては、引手200と引手取り付け部160の構成に基づいて引手200の姿勢の保持が達成され、この点は、隠しスライドファスナー用のスライダーにおいて特筆すべきである。
図13及び図14を参照して本発明の別態様について更に説明する。図13は、スライダーの概略的な上面模式図であり、後方に引手が倒伏した状態が示される。図14は、爪部が加締められた後のスライダーを模式的に示す。
先例の実施形態においては、引手の一対の棒部220により各爪部170が挟持されていた。他方、後例の本実施形態においては、引手の一対の棒部220により各爪部170が挟持されない。このような実施形態においても、引手の軸部210が、載置面161と、一対の爪部の対向面177により3点保持されるため、先例の実施形態と同様、引手の簡単な取り付け性を確保しつつ、引手の枢動過程における引手の安定した姿勢保持を達成することができる。
図13に示すように一対の棒部220の左右幅が各爪部170の最大左右幅よりも大きく、従って、引手200の枢動過程において各爪部170が一対の棒部220の間で挟持されることがない。なお、一対の棒部220の一方が、各爪部170、端的には各爪部170の左側面又は右側面に接触することは予期される。
図14に示すように前方爪部171の対向面177、後方爪部172の対向面177、及び載置面161の3箇所において軸部210が接触し、これにより軸部210がスライダー胴部120上において一対の爪部170間に保持される。
図14においては、前方爪部171の対向面177と軸部210の接触箇所P5、後方爪部172の対向面177と軸部210の接触箇所P6、及び載置面161と軸部210の接触箇所P7が模式的に図示される。各接触箇所P5〜P7は、等しい角度間隔を空けて軸部210を周囲する周方向に配されている。端的には、各接触箇所P5〜P7は、実質的に120°の角度間隔を空けて周方向に配される。接触箇所が多すぎると引手200の枢動に対する抵抗が増加するおそれがある。当業者は、図示例の3点保持の構成が有益であることを理解するだろう。
なお、図13及び図14の図示例においては、W173<W220が満足され、ここで、W173が爪部170の基部173の左右幅を示し、W220が、引手200の一対の棒部220の左右間隔を示す。更に、W174<W220が満足され、ここで、W174が爪部170の先端部174の左右幅を示し、W220が、引手200の一対の棒部220の左右間隔を示す。
上述の教示を踏まえると、当業者をすれば、各実施形態に対して様々な変更を加えることができる。請求の範囲に盛り込まれた符号は、参考のためであり、請求の範囲を限定解釈する目的で参照されるべきものではない。
100 スライダー
110 スライダー本体
120 スライダー胴部
160 引手取り付け部
170 爪部

200 引手
210 軸部
220 棒部

Claims (22)

  1. スライダー胴部(120)と、
    前記スライダー胴部(120)に設けられた引手取り付け部(160)と、
    前記引手取り付け部(160)に対して取り付けられた樹脂製の引手(200)を備えるスライドファスナー用のスライダー(100)であって、
    前記引手(200)が、軸部(210)と、前記軸部(210)の各端部から延びる一対の棒部(220)を含み、
    前記引手取り付け部(160)が、前記引手(200)の前記軸部(210)を軸支する一対の爪部(170)を含み、各爪部(170)が前記引手(200)の枢動過程において前記一対の棒部(220)により挟持され、前記軸部(210)の軸方向における各爪部(170)の先端部の幅が前記軸方向における各爪部(170)の基部の幅よりも小さく、
    前記引手(200)の枢動の全過程において、前記一対の棒部(220)が、前記一対の爪部(170)の少なくとも一方を挟持する、スライダー。
  2. スライダー胴部(120)と、
    前記スライダー胴部(120)に設けられた引手取り付け部(160)と、
    前記引手取り付け部(160)に対して取り付けられた樹脂製の引手(200)を備えるスライドファスナー用のスライダー(100)であって、
    前記引手(200)が、軸部(210)と、前記軸部(210)の各端部から延びる一対の棒部(220)を含み、
    前記引手取り付け部(160)が、前記引手(200)の前記軸部(210)を軸支する一対の爪部(170)を含み、
    前記引手(200)の枢動の全過程において、前記一対の棒部(220)が、前記一対の爪部(170)の少なくとも一方を挟持する、スライダー
  3. 各爪部(170)の先端部(174)が前記一対の棒部(220)により挟持される、請求項1又は2に記載のスライダー
  4. 前記一対の棒部(220)が第1間隔を空けて平行に配され、
    前記軸方向における各爪部(170)の先端部の幅が前記第1間隔よりも小さい、請求項1又は2に記載のスライダー。
  5. 前記引手(200)の枢動過程において、前記一対の棒部(220)が、前記軸部(210)上で対向配置された爪部(170)の先端部同士の境界を通過する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のスライダー。
  6. 前記一対の爪部(170)の先端部の間には隙間(175)が存在する、請求項5に記載のスライダー。
  7. 前記軸方向における各爪部(170)の基部と先端部の間の幅の減少に応じて倒伏状態の前記引手(200)の枢動に要する力よりも倒立状態の前記引手(200)の枢動に要する力が小さい、請求項1乃至のいずれか一項に記載のスライダー。
  8. 各爪部(170)の基部からその先端部に向かって前記軸方向に沿う各爪部(170)の幅が連続的に減じられる、請求項1乃至のいずれか一項に記載のスライダー。
  9. 各爪部(170)の各先端部は、前記引手(200)の前記軸部(210)の第1端部側の丸み付けられた第1コーナー部と、前記引手(200)の前記軸部(210)の第2端部側の丸み付けられた第2コーナー部を有する、請求項1乃至のいずれか一項に記載のスライダー。
  10. スライダー胴部(120)と、
    前記スライダー胴部(120)に設けられた引手取り付け部(160)と、
    前記引手取り付け部(160)に対して取り付けられた樹脂製の引手(200)を備えるスライドファスナー用のスライダー(100)であって、
    前記引手(200)が、断面円形状の軸部(210)と、前記軸部(210)の各端部から延びる一対の棒部(220)を含み、
    前記引手取り付け部(160)が、前記引手(200)の前記軸部(210)を軸支するべく対向配置された一対の爪部(170)と、一対の爪部(170)の間に設けられ、前記軸部(210)が載置される載置面(161)を備え、
    前記軸部(210)は、一対の爪部(170)の各々が有する対向面(177)と前記載置面(161)により3箇所で保持され、これに基づいて、前記引手(200)は、倒伏姿勢、倒立姿勢、及び倒伏姿勢と倒立姿勢の間の傾斜姿勢のいずれにおいてもその姿勢を保持可能である、スライダー。
  11. スライダー胴部(120)と、
    前記スライダー胴部(120)に設けられた引手取り付け部(160)と、
    前記引手取り付け部(160)に対して取り付けられた樹脂製の引手(200)を備えるスライドファスナー用のスライダー(100)であって、
    前記引手(200)が、軸部(210)と、前記軸部(210)の各端部から延びる一対の棒部(220)を含み、
    前記引手取り付け部(160)が、前記引手(200)の前記軸部(210)を軸支する一対の爪部(170)を含み、
    前記軸部(210)は、前記軸部(210)の弾性変形を伴う態様で前記一対の爪部(170)と前記一対の爪部(170)の間を延びる面(161)により囲まれ、かつ圧迫され、これに基づいて、前記引手(200)は、倒伏姿勢、倒立姿勢、及び倒伏姿勢と倒立姿勢の間の傾斜姿勢のいずれにおいてもその姿勢を保持可能である、スライダー。
  12. 前記載置面(161)又は前記一対の爪部(170)の間を延びる面(161)は、前記スライダー胴部(120)の上面よりも上方に高い位置にあり、又は、前記スライダー胴部(120)の上面と同一の高さに位置付けられる、請求項10又は11に記載のスライダー
  13. 前記引手(200)は、前記軸部(210)から離間する方向に長尺に延び、また前記一対の棒部(220)により開口幅が規定される開口(OP200)を有する、請求項1乃至12のいずれか一項に記載のスライダー。
  14. 前記開口(OP200)は、長方形状の開口である、請求項13に記載のスライダー。
  15. 前記引手(200)が、前記一対の棒部(220)が連結した把持部(230)を更に含み、前記把持部(230)が、前記一対の棒部(220)が延びる方向に対して角度を為すように非平坦に設けられる、請求項1乃至14のいずれか一項に記載のスライダー。
  16. 前記引手(200)は、基端(201)と自由端(202)の間の1カ所で屈曲している、請求項1乃至15のいずれか一項に記載のスライダー。
  17. 前記スライダー胴部(120)が、下翼板(121)と、前記下翼板(121)の左右の側縁部に設けられた左右一対の壁部(122)と、前記壁部(122)の上端から左右方向内側に延びる左右一対のフランジ部(123)と、前記下翼板(121)の前端側に設けられる案内柱(124)と、前記案内柱(124)の上端に設けられ、後方に向かって突出する上板(125)を含み、前記引手取り付け部(160)が前記上板(125)上に設けられる、請求項1乃至16のいずれか一項に記載のスライダー
  18. 前記爪部(170)の厚みは、前記爪部(170)の先端部(174)側において減じられる、請求項1乃至17のいずれか一項に記載のスライダー。
  19. 前記一対の爪部(170)が、前方爪部(171)と後方爪部(172)を有し、
    前記前方爪部(171)は、上方に立ち上がるに応じて前記後方爪部(172)に接近する面領域を含み、
    前記後方爪部(172)は、上方に立ち上がるに応じて前記前方爪部(171)に接近する面領域を含む、請求項1乃至18のいずれか一項に記載のスライダー。
  20. ファスナーテープ(511)の側縁部にファスナーエレメント(512)が設けられた左右一対のファスナーストリンガー(510)と、
    前記左右一対のファスナーエレメント(512)を噛合及び非噛合にするための請求項1乃至19のいずれか一項に記載のスライダー(100)を備えるスライドファスナー。
  21. スライダー胴部(120)と、
    前記スライダー胴部(120)に設けられた引手取り付け部(160)と、
    前記引手取り付け部(160)に対して取り付けられた引手(200)を備えるスライドファスナー用のスライダー(100)であって、
    前記引手(200)が、軸部(210)と、前記軸部(210)の各端部から延びる一対の棒部(220)を含み、前記スライダー胴部(120)よりも軟らかいように構成され、
    前記引手取り付け部(160)が、前記引手(200)の前記軸部(210)を軸支する一対の爪部(170)を含み、
    前記引手(200)の枢動の全過程において、前記一対の棒部(220)が、前記一対の爪部(170)の少なくとも一方を挟持する、スライダー。
  22. スライダー胴部(120)と、
    前記スライダー胴部(120)に設けられた引手取り付け部(160)と、
    前記引手取り付け部(160)に対して取り付けられた引手(200)を備えるスライドファスナー用のスライダー(100)であって、
    前記引手(200)が、断面円形状の軸部(210)と、前記軸部(210)の各端部から延びる一対の棒部(220)を含み、前記スライダー胴部(120)よりも軟らかいように構成され、
    前記引手取り付け部(160)が、前記引手(200)の前記軸部(210)を軸支するべく対向配置された一対の爪部(170)と、一対の爪部(170)の間に設けられ、前記軸部(210)が載置される載置面(161)を備え、
    前記軸部(210)は、一対の爪部(170)の各々が有する対向面(177)と前記載置面(161)により3箇所で保持され、これに基づいて、前記引手(200)は、倒伏姿勢、倒立姿勢、及び倒伏姿勢と倒立姿勢の間の傾斜姿勢のいずれにおいてもその姿勢を保持可能である、スライダー。
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