JP6354676B2 - 自動車用ガラスランの防水構造 - Google Patents
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Description
従来、ガラスラン110は、図3に示すように、ドアフレーム2のチャンネル内に取付けられて、ドアガラス5の昇降を案内するとともにドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
このとき、ドアアウターパネル2aのフランジ部分は、車外側側壁120と車外側意匠リップ122の間に挿入され、ドアインナーパネル2bのフランジ部分は、車内側側壁130と車内側意匠リップ132の間に挿入される。底壁140はドアチャンネル(図示せず)又は、ドア補強パネル2cの平面部分で保持される。
ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形の本体を有し、車外側側壁と車内側側壁には、先端からそれぞれガラスランの断面略コ字状の本体の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアガラスの車外側面及び車内側面をシールし、
車外側側壁と車内側側壁の先端からそれぞれガラスランの断面略コ字状の本体の外側に向かって延出する車外側意匠リップと車内側意匠リップを設け、
車外側意匠リップの車外側面を車外側意匠部材の先端で覆い、ドアフレームに取付けられる車外側意匠部材の内面に当接リブを延設し、
車外側意匠リップが車外側側壁の先端との連結部分である根元部を中心に回動したときに、車外側意匠リップの先端部は、車外側意匠部材の当接リブと当接するように形成されたことを特徴とする自動車用ガラスランの防水構造である。
図3は、自動車のリヤのドア1の正面図であり、図2は、ドア1のドアフレーム2に取付けるリヤドアのガラスラン10の正面図である。図3に示すように、ドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。すなわち、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
直線部11は、ドアフレーム2のドアフレーム上辺部2fに取付けられるガラスラン上辺部13と、ドアフレームフロント側縦辺部2gに取付けられるガラスランフロント側縦辺部14と、ドアフレーム2のドアフレームリヤ側縦辺部2hに取付けられるガラスランリヤ側縦辺部15とからなる。
ガラスラン10の本体は、ドアフレーム上辺部2fに取付けられるガラスラン上辺部13もドアフレームリヤ側縦辺部2hに取付けられるガラスランリヤ側縦辺部15も基本的には、ほぼ同様な断面略コ字形の断面形状を有している。さらに、ドアフレームフロント側縦辺部2gに取付けられるガラスランフロント側縦辺部14もほぼ同様な断面略コ字形の断面形状を有している。
車外側側壁20の先端付近から車外側シールリップ21が、上記本体の断面略コ字状の内側に向けて延設されている。車外側シールリップ21については後述する。
車外側側壁20の先端からガラスラン10の断面略コ字状の本体の外側に向かって延出する車外側意匠リップ22が形成されている。このため、ドアフレーム2を、車外側意匠リップ22で覆うことができ、見栄えを向上させることができる。
ドアガラス5が上昇して、ドアガラス5の上端がガラスラン10の本体のガラスランリヤ側縦辺部15の内部を摺動したときに、ドアガラス5の側端の車内外側の両面に、この車外側シールリップ21と後述する車内側シールリップ31が弾力的に当接して、ドアガラス5の側端とドアフレーム2の間をシールする。
このため、車外側側壁20を確実にドアチャンネル2dに係止することができるとともに、車外側側壁20とドアチャンネル2dとの間をシールすることができる。
車内側側壁30の先端から、車内側意匠リップ32が車内側側壁30の外面側、即ち、車内方向に車内側側壁30と平行に延設されている。この車内側意匠リップ32と車内側側壁30で、ドアチャンネル2dの先端のフランジ部分を挟持している。
直線部11の成形においては、成形材料は、合成ゴム、熱可塑性エラストマーが使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、ポリオレフィン系エラストマー等が使用される。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマーの場合は、冷却され固化される。その後、所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
2d ドアチャンネル
10 ガラスラン
11 直線部
12 ガラスランコーナー部
13 ガラスラン上辺部
15 ガラスランリヤ側縦辺部
20 車外側側壁
22 車外側意匠リップ
22a 先端部
22b 屈曲部
22c 根元部
30 車内側側壁
40 底壁
Claims (6)
- 自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランの防水構造において、
上記ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形の本体を有し、上記車外側側壁と車内側側壁には、先端からそれぞれ上記ガラスランの断面略コ字状の本体の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、該車外側シールリップと車内側シールリップにより上記ドアガラスの車外側面及び車内側面をシールし、
上記車外側側壁と車内側側壁の先端からそれぞれ上記ガラスランの断面略コ字状の本体の外側に向かって延出する車外側意匠リップと車内側意匠リップを設け、
上記車外側意匠リップの車外側面を上記ドアフレームに取付けられる車外側意匠部材の先端で覆い、該車外側意匠部材の内面に当接リブを延設し、
上記車外側意匠リップが上記車外側側壁の先端との連結部分である根元部を中心に回動したときに、上記車外側意匠リップの先端部は、上記車外側意匠部材の上記当接リブと当接するように形成されたことを特徴とする自動車用ガラスランの防水構造。 - 上記車外側意匠リップは、上記根元部から上記先端部に向かって徐々に肉厚が減少して形成された請求項1に記載の自動車用ガラスランの防水構造。
- 上記車外側意匠リップは、上記根元部と上記先端部の間で、上記先端部が上記車外側側壁から離れる方向に屈曲した屈曲部が形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ガラスランの防水構造。
- 上記車外側意匠リップの上記先端部は、上記車外側意匠部材の先端の内面に当接するように取付けられた請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ガラスランの防水構造。
- 上記ガラスランは、上記ドアフレームに取付けられたドアチャンネルに取付けられて、該ドアチャンネルの内面に上記車外側側壁、上記車内側側壁及び上記底壁が当接し、上記ドアチャンネルの先端を上記車外側意匠リップと上記車内側意匠リップで覆う請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ガラスランの防水構造。
- 上記ガラスランは、上記自動車ドアの縦辺部に取付けられた請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ガラスランの防水構造。
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