JP2013095363A - 自動車用ガラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車ドアのドアフレームのコーナー部において、ガラスランの組付けが容易で、コーナーピースの先端に、ガラスランのコーナーカバーの先端を確実に係止する。
【解決手段】ガラスラン10のコーナー部にコーナーピース60の車外側面を円弧状にカバーするコーナーカバー50を形成する。コーナーカバーの円弧状の先端は、コーナーカバーリップ51を形成し、コーナーカバーリップ51の車内側面に車内側に突出するコーナーカバー係止壁52を形成する。コーナーカバー係止壁52とコーナーカバーリップ51の間にコーナーカバー係止溝54を形成し、コーナーカバー係止壁52とコーナーカバーリップ51の車内側の面を連結する傾斜面を有するコーナーカバー傾斜リブ56を複数個形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランに関するものである。
図6に示すように、自動車のドア1のドアフレーム2の内周には、ドアガラス5の昇降を案内するガラスラン110が取付けられている。その従来の取付構造を図7〜図9に示す。図7は、ドアフレーム2と車体開口部周縁6におけるガラスラン110とウエザストリップの取付関係を示す図6におけるD−D線に沿った断面図である。
従来、ガラスラン110は、図7に示すようにドアフレーム2のチャンネル3内に取付けられて、ドアフレーム2の内周側に形成されているドアガラス開口部内のドアガラス5の昇降を案内するとともにドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。さらに、図6に示すように、ガラスラン110は、押出成形により成形された直線状の直線部111からなるドア1の上辺部とフロント側縦辺部及びリヤ側縦辺部を、ドアフレーム2の形状に合わせて型成形するコーナー部112で接続している。
なお、ドア1と車体との間のシールは、ドアフレーム2の外周に取付けられたドアウエザストリップ108および/または車体の車体開口部周縁6のフランジに取付けられたオープニングウエザストリップ109によりなされている。オープニングウエザストリップ109は、その中空シール部がドア閉時にドアフレーム2のインナーパネル2dの膨出部2gの車内側側面に当接してシールしている。
ガラスラン110は、図7に示すように、車外側側壁120と、車内側側壁130と、底壁140からなる断面略U字状をなしている。車外側側壁120の先端付近から車外側シールリップ150が上記断面略U字状の内側に向けて延出するように設けられている。また、車内側側壁130にもその先端付近から車内側シールリップ160が断面略U字状の内側に向けて延出するように設けられている。さらに、車外側側壁120の先端から車外側の外面に沿って底壁140方向に延びる車外側カバーリップ124が延設され、車内側側壁130の先端から車内側の外面に沿って底壁140方向に延びる車内側カバーリップ134が延設されている。車外側カバーリップ124と車内側カバーリップ134はドアフレーム2の形状により短く形成されるものもある。
車外側側壁120、車内側側壁130と底壁140はドアフレーム2に設けられたチャンネル3内に挿入され、各壁の外面がチャンネル3の内面に当接される。車外側側壁120と車外側カバーリップ124の間にドアフレーム2のアウターパネル2cとチャンネル3の一方の先端部が挿入され、車内側側壁130と車内側カバーリップ134の間にインナーパネル2dとチャンネル3の他方の先端部が挿入され、ガラスラン110を保持している。
そして、ドアのコーナー部2bにおいては、図6に示すように、ドアフレーム2の上辺部と縦辺部が突き合わされて、接合され、チャンネル3も上辺部と縦辺部が同様に接合されている。このため、ドアフレーム2のコーナー部は鋭角状に形成され、ガラスラン110はコーナー部112において、ドアフレーム2のチャンネル3の形状に合わせて、鋭角状に型成形により形成されている。
一方、車体は、車体を形成する複数のパネルを溶接して構成するため、ドア閉時にドアフレーム2が対面する車体の車体開口部周縁6において、コーナー部は曲率半径がドアフレーム2のコーナー部2bの曲率半径よりも大きくなる。
そのため、図8及び図9に示すように、ドアフレーム2のコーナー部2bにおいて、コーナー部2bを覆う円弧状のコーナーピース260、360を取付けて、車体の車体開口部周縁6の曲率半径と同じようにドアフレーム2もコーナー部を合わせている。
そのため、ガラスラン110のコーナー部112もコーナーピース260、360に合わせて、コーナーピース260、360をカバーするようにコーナーカバー250、350を設けている。
図8においては、ドアフレーム2のコーナー部にコーナーピース260を取付けて、取付けられたコーナーピース260の先端261の裏面側に形成されたリブ262に、コーナーカバー250の先端の裏面に形成された押圧部252の先端が圧接されて、コーナーカバーリップ251がコーナーピース260の先端261を覆うとともに、コーナーカバーリップ251がコーナーピース260の先端261から剥離しなくなる。(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、コーナーピース260をドアフレーム2に取付けた後に、ガラスラン210を組付けると、コーナーカバーリップ251や押圧部252が、コーナーピース260の先端261に当接して、引かってしまい、ガラスラン210を組付けにくいという問題があった。
さらに、コーナーカバー250が長くなるにつれて、コーナーカバー250の剛性が低下して、コーナーカバーリップ251の先端が、コーナーピース260の先端261に引っ掛かって、コーナーカバー250が変形するという問題もあった。
また、図9に示す場合においては、ドアフレーム2のコーナー部2bにコーナーピース360を取付けて、取付けられたコーナーピース360の先端に形成され鉤型に屈曲した折曲げ部361を、ガラスラン310のコーナーカバー350の先端に形成された係止部352と、先端リップ351の間に形成された溝部354に挟持することが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、図8に示したガラスラン210と同様に、コーナーピース360をドアフレーム2に取付けた後に、ガラスラン310を組付けると、コーナーカバー350の先端の係止部352と先端リップ351が、コーナーピース360の折曲げ部361にぶつかってしまい、コーナーカバー350の屈曲溝355で折れ曲り、ガラスラン310を組付けにくいという問題があった。
特開2009−234395号公報 特開2009−107485号公報
本発明は、自動車ドアのドアフレームのコーナー部において、コーナーピースを先に取り付けても、ガラスランの組付けが容易で、コーナーピースの先端に、ガラスランのコーナーカバーの先端を確実に係止することができるガラスランを提供することを課題としている。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、上記ドアフレームのコーナー部に取付けられるコーナーピースと当接する型成形により成形されたコーナー部を有する自動車用ガラスランにおいて、
ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアガラスの両側端部の車外側面及び車内側面をシールし、
ガラスランのコーナー部に車内側側壁の先端から車内側側壁の延長方向に延出し、コーナーピースの車外側面を円弧状にカバーするコーナーカバーを形成し、コーナーカバーの円弧状の先端は、コーナーピースの先端に当接するコーナーカバーリップを形成し、コーナーカバーリップの車内側面に車内側に突出するコーナーカバー係止壁を形成するとともに、コーナーカバー係止壁のコーナーカバーリップの先端側の面とコーナーカバーリップの車内側面との間にコーナーカバー係止溝を形成し、
コーナーカバー係止壁のコーナーカバーリップの根元側の面と、コーナーカバーリップの車内側の面を連結する傾斜面を有するコーナーカバー傾斜リブを複数個形成したことを特徴とする自動車用ガラスランである。
請求項1の本発明では、ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアガラスの両側端部の車外側面及び車内側面をシールしている。
そのため、ドア閉時に、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字状の内側にドアガラスの端部を収納することができ、ドアガラスを確実に保持することができる。車外側シールリップと車内側シールリップによりドアガラスの両側端部の車外側面および車内側面をシールするようにしたため、ドアガラスの昇降に応じて、シールリップがドアガラスに当接し、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアフレームとドアガラスとの間のシールをすることができる。
ガラスランのコーナー部に車内側側壁の先端から車内側側壁の延長方向に延出し、コーナーピースの車外側面を円弧状にカバーするコーナーカバーを形成する。このため、コーナーピースとドアフレームのコーナー部をガラスランの本体とコーナーカバーで覆うことができ、コーナー部のシール性と見栄えを向上させることができる。
コーナーカバーの円弧状の先端は、コーナーピースの先端に当接するコーナーカバーリップを形成し、コーナーカバーリップの車内側面に車内側に突出するコーナーカバー係止壁を形成し、コーナーカバー係止壁のコーナーカバーリップの先端側の面とコーナーカバーリップの車内側面との間にコーナーカバー係止溝を形成する。このため、コーナーカバー係止溝にコーナーピースの先端を係止して、コーナーカバーの先端がコーナーピースから剥離することを防止できる。
コーナーカバー係止壁のコーナーカバーリップの根元側の面と、コーナーカバーリップの車内側の面を連結する傾斜面を有するコーナーカバー傾斜リブを複数個形成した。このため、コーナーピースをドアフレームに取付けた後に、ガラスランをドアフレームに取付けるときに、コーナーカバー傾斜リブの傾斜面をコーナーピースの先端が摺動することができ、コーナーカバーの先端がコーナーピースの先端に引っ掛かることがなく、ガラスランの組付けをスムースに行うことができる。
請求項2の本発明は、複数のコーナーカバー傾斜リブを、コーナーカバー係止壁よりもコーナーカバーリップの根元側の位置で連結し、コーナーカバー係止壁と略平行に形成されたコーナーカバー保持リブを有する自動車用ガラスランである。
請求項2の本発明では、複数のコーナーカバー傾斜リブを、コーナーカバー係止壁よりもコーナーカバーリップの根元側の位置で連結し、コーナーカバー係止壁と略平行に形成されたコーナーカバー保持リブを有する。このため、コーナーカバー保持リブがコーナーカバー傾斜リブの倒れることを防止して、スムースにコーナーカバー傾斜リブの傾斜面をコーナーカバーの先端が摺動することができる。
請求項3の本発明は、コーナーカバーの先端のコーナーカバーリップの円弧状の先端と、ドアフレームのコーナー部に取付けられたコーナーピースの円弧状の先端は、ガラスランとコーナーピースがドアフレームに取付けられたときに略一致し、コーナーカバー係止溝に、コーナーピースの先端のコーナーピース係止突起が係止された自動車用ガラスランである。
請求項3の本発明では、コーナーカバーの先端のコーナーカバーリップの円弧状の先端と、ドアフレームのコーナー部に取付けられたコーナーピースの円弧状の先端は、ガラスランとコーナーピースがドアフレームに取付けられたときに略一致している。このため、ドアフレームのコーナー部において、コーナーピースの円弧状の先端までコーナーカバーで覆うことができ、見栄えが良い。
それぞれの先端が一致して、コーナーカバー係止溝に、コーナーピースの先端のコーナーピース係止突起が係止されているため、コーナーカバーの先端が確実に係止されることができる。
請求項4の本発明は、コーナーカバー係止壁の先端のコーナーカバーリップの先端側方向にコーナーカバー係止突起を形成し、コーナーカバー係止突起、コーナーカバー係止壁及びコーナーカバーリップの車内側面でコーナーカバー係止溝を形成した自動車用ガラスランである。
請求項4の本発明では、コーナーカバー係止壁の先端のコーナーカバーリップの先端側方向にコーナーカバー係止突起を形成し、コーナーカバー係止突起、コーナーカバー係止壁及びコーナーカバーリップの車内側面でコーナーカバー係止溝を形成した。このため、コーナーカバー係止溝を断面形状がコ字形に形成することができ、コーナーピース係止突起の形状に合わせてコーナーカバー係止溝に収納することができ、確実にコーナーカバーの先端を保持することができる。
請求項5の本発明は、コーナーカバー係止壁と複数のコーナーカバー傾斜リブは、自動車のフロント側ドアのドアフレームのリヤ側コーナーと、リヤ側ドアのドアフレームのフロント側コーナーに形成された自動車用ガラスランである。
請求項5の本発明では、コーナーカバー係止壁と複数のコーナーカバー傾斜リブは、自動車のフロント側ドアのドアフレームのリヤ側コーナーと、リヤ側ドアのドアフレームのフロント側コーナーに形成された。このため、ドアフレームのコーナー部において、コーナー部の角度が鋭角であっても、確実にコーナーピースとガラスランのコーナーカバーでコーナー部を覆うことができ、見栄えが良い。
請求項6の本発明は、コーナーカバーの車内側面に、ドアフレームと当接するコーナーカバー突部が形成された自動車用ガラスランである。
請求項6の本発明では、コーナーカバーの車内側面に、ドアフレームと当接するコーナーカバー突部が形成されたため、ドアフレームとコーナーカバーとの間の隙間を塞ぎ、コーナーカバーが振動することを防止できる。
請求項7の本発明は、車内側側壁の車内側面に、ドアフレームと当接する車内側フレーム突部が形成された自動車用ガラスランである。
請求項7の本発明では、車内側側壁の車内側面に、ドアフレームと当接する車内側フレーム突部が形成されたため、ドアガラスが車内側に寄っても、ガラスラン本体がチャンネル内を車内側に移動することを防止できる。
請求項8の本発明は、車内側側壁の車外側側壁と対向する面に、ドアガラスと当接する車内側ガラス突部が形成された自動車用ガラスランである。
請求項8の本発明では、車内側側壁の車外側側壁と対向する面に、ドアガラスと当接する車内側ガラス突部が形成されたため、ドアガラスが車内側に移動しても、車内側に寄りすぎることを防止して、シール性を確保するとともに、ドアガラスが車内側側壁の内面に密着することを防止して、摺動抵抗の増加や、異音の発生を防止することができる。
請求項9の本発明は、車内側シールリップの車外側面、コーナーカバーの車外側面及び車外側側壁の先端から車外側に形成された車外側カバーリップの外面にシボ模様が形成された自動車用ガラスランである。
請求項9の本発明では、車内側シールリップの車外側面、コーナーカバーの車外側面及び車外側側壁の先端から車外側に形成された車外側カバーリップの外面にシボ模様が形成されたため、押出成形部と型成形部の表面の艶の差をなくし、車外側からみたガラスランの見栄えを向上させることができるとともに、ドアガラスの昇降時の摺動抵抗を減少させることができる。
請求項10の本発明は、ガラスランは、ドアフレームとドアフレームに取付けられたドアモールにより保持された自動車用ガラスランである。
請求項10の本発明では、ガラスランは、ドアフレームとドアフレームに取付けられたドアモールにより保持されたため、ドアフレームの構造を簡単にして軽量化することができるとともに、ドアモールで見栄えを良くすることができる。
請求項11の本発明は、ガラスランの直線部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成され、ガラスランのコーナー部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成された自動車用ガラスランである。
請求項11の本発明では、ガラスランの直線部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成され、ガラスランのコーナー部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成される。このため、ガラスランの直線部は耐候性がよく、ガラスランのコーナー部は、加硫が必要でなく、成形が容易であり、柔軟性もある。さらにガラスランの直線部分とコーナー部は、同じオレフィン系の材料で形成されているため接着性がよく、耐候性のよい、リサイクル容易な製品を得ることができる。
本発明は、コーナーカバーリップの車内側面に車内側に突出するコーナーカバー係止壁を形成し、コーナーカバー係止壁のコーナーカバーリップの先端側の面とコーナーカバーリップの車内側面との間にコーナーカバー係止溝を形成するため、コーナーカバー係止溝にコーナーピースの先端を係止して、コーナーカバーの先端がコーナーピースから剥離することを防止できる。
コーナーカバー係止壁のコーナーカバーリップの根元側の面と、コーナーカバーリップの車内側の面を連結する傾斜面を有するコーナーカバー傾斜リブを複数個形成したため、コーナーカバー傾斜リブの傾斜面をコーナーカバーの先端が摺動することができ、コーナーカバーの先端がコーナーピースの先端に引っ掛かることがなく、ガラスランの組付けをスムースに行うことができる。
本発明の実施の形態であるガラスランの接続部におけるコーナー部の断面図であり、図4のA−A線に沿った部分の断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランの接続部におけるコーナー部の断面図であり、図4のB−B線に沿った部分の断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランの接続部におけるコーナー部の断面図であり、図4のC−C線に沿った部分の断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランのコーナー部における裏面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランのコーナー部における正面図である。 自動車の側面図である。 従来のドアフレームにおけるウエザストリップの取付関係図である。 従来のガラスランのコーナー部の断面図である。 従来の他のガラスランのコーナー部の断面図である。
本発明の実施の形態を図1〜図6に基づき説明する。
図6は自動車の側面図である。
図6に示すように、自動車のドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。即ち、ドアフレーム2の内周のドアガラス開口部には、ドアガラス5とガラスラン10が設けられ、ガラスラン10がドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
ガラスラン10は、全体として押出成形で形成された略直線状の直線部11と、ドアフレーム2のコーナー部2bに取付けられ、その直線部11を接続し型成形で形成されるコーナー部12からなる。
直線部11は、ドアフレーム2の上辺に取付けられる上辺部と、ドアフレーム2のリヤ側縦辺に取付けられるリヤ縦辺部と、ドアフレーム2のフロント側縦辺に取付けられるフロント縦辺部とからなる。ドアのフロント側では、ドアフレーム2の上辺部は、前方に向けて斜め下方に形成され、フロント側縦辺部とは鈍角をなしている。ドアフレーム2には、ドアモール4が取付けられて、ドアフレーム2とドアモール4とでガラスラン10を装着する断面略U字形のチャンネル3を形成している。
ガラスラン10は、これらの直線部11を、ドアフレーム2に対応した形状となるように、コーナー部分において、型成形により成形して接続して、コーナー部12を形成しており、ガラスラン10のコーナー部12は、ドアフレーム2のコーナー部2bに装着される部分となる。本発明について、リヤ側のドア1のフロント側のコーナー部12を例にとり説明するが、フロント側のドア1のリヤ側もコーナー部12についても同様に本発明を使用することができる。
ドアフレーム2のコーナー部2bの内側には、図1〜図3に示すように、コーナーピース60が取付けられている。
コーナーピース60は、ドアフレーム2のコーナー部2bの形状に合わせて略三角形状に形成され、2つの斜辺はそれぞれドアフレーム2の上辺部と縦辺部に取付けられている。底辺は、頂点方向に凹んだ円弧状に形成されており、円弧状の先端には、鉤状に屈曲して形成されたコーナーピース係止突起61が形成されて、コーナーピース係止突起61の裏側(車内側)には、コーナーピース溝62が形成されている。コーナーピース係止突起61は、後述するコーナーカバー50のコーナーカバー係止溝54に係止される。
ガラスラン10は、図1〜図3に示すように、ドアフレーム2のアウターパネル2cとインナーパネル2dの先端部分により形成された略L字状の部分と、アウターパネル2cとインナーパネル2dの先端部分に取付けられたドアモール4により形成されたチャンネル3に取付けられている。
ドアフレーム2の上辺に取付けられるガラスラン10の直線部11の断面形状は、図4に示すように、その本体の形状が車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略U字状に形成されている。
ガラスラン10はドアフレーム2の上辺部に取付けられる部分も縦辺部に取付けられる部分も基本的には、ほぼ同様な断面略U字形の断面形状を有している。
車外側側壁20の先端から車外側シールリップ21が上記断面略U字状の内側に向けて延設されている。また、車外側カバーリップ23が車外側側壁20の先端においてドアフレーム2のチャンネル3の車外側側端をカバーするように設けられている。車内側側壁30の先端から、車内側シールリップ31が上記断面略U字状の内側に向けて延設されている。車外側シールリップ21と車内側シールリップ31とで、ドアガラス5が上昇したときに、ドアガラス5の先端をシールする。
次に、ガラスラン10のコーナー部12について説明する。
ドアフレーム2は、図6に示すように、自動車ドアのリヤ側のコーナー部2bにおいては、上辺部は、略水平に形成され、縦辺部は若干リヤ側に傾いて形成され、その上辺部と縦辺部とが付き合わされるように接合され、上辺部と縦辺部は鋭角を形成する。そして図1〜図3に示すように、ドアフレーム2のコーナー部2bにコーナーピース60が取付けられている。また、ドアフレーム2には、ドアモール4が取付けられて、ドアフレーム2とドアモール4とでガラスラン10を保持している。
ガラスラン10のコーナー部12は、図4と図5に示すように、ドアフレーム2の上辺部と縦辺部に取付けられる直線部11を接続し、ドアフレーム2のコーナー部2bに沿った形状に形成するために型成形で形成される。コーナー部12は、上辺部と縦辺部に取付けられる直線部11を型成形時にその熱で接続している。
ガラスラン10のコーナー部12の断面形状を図1〜図3に示す。図1は、コーナー部12の中心部分の断面図であり、図4におけるA−A線に沿った断面図であり、図2は、コーナー部12の後述するコーナーカバー傾斜リブ55の部分の断面図であり、図4におけるB−B線に沿った断面図であり、図3は、コーナー部12の縦辺に近い部分の断面図であり、図4におけるC−C線に沿った断面図である。
コーナー部12のガラスラン10の本体は、コーナーの角部に形成され、図1に示すように、直線部11と同様に、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略U字状に形成されている。直線部11の上辺部と縦辺部の断面形状は、若干相違しているが、その相違をコーナー部12の上辺部から縦辺部への断面形状を連続的に変化させることにより接続している。
車外側側壁20の先端から車外側シールリップ21が上記断面略U字状の内側に向けて延設されている。車外側側壁20の車外側面には、底壁40の連結部付近に車外側保持リップ22が形成され、車外側保持リップ22と車外側側壁20の車外側面にドアモール4のヘヤピン状に折れ曲った先端が当接して、車外側側壁20を保持している。
車外側側壁20の先端からその延長方向に車外側延長壁25が延設されており、車外側延長壁25の先端からドアガラス5に当接するように斜め開口方向に車外側補助シールリップ24が形成されている。車外側シールリップ21と車外側補助シールリップ24がドアガラス5が上昇したときにドアガラス5の車外側面に当接して、2重シールすることができる。
車外側延長壁25が延設されていない部分では、図2に示すように、車外側補助シールリップ24は、車外側側壁20の先端の車外側シールリップ21の根元部分から、ドアガラス5に当接するように斜め開口方向に形成されている。また、車外側カバーリップ23が車外側側壁20の先端においてドアモール4の折れ曲った車外側側端をカバーするように設けられている。
底壁40は、外面にドアフレーム2に当接する底壁リップ41が形成され、ドアフレーム2と底壁の間をシールしている。底壁40の車内側に、ドアガラス5の先端方向(内面)に突出する底壁段部42が形成されて、底壁段部42の内面は、底壁当接面43を形成する。底壁当接面43は、ドアガラス5が閉じられたときに、ドアガラス5の先端が当接して底壁段部42が撓み、衝撃を吸収することができる。底壁当接面43には、低摺動抵抗材料を塗布又は接着することができる。
車内側側壁30の先端から車内側シールリップ31が上記断面略U字状の内側に向けて延設されている。車内側側壁30の車外側面には、底壁40の連結部付近に車内側保持リップ32が形成され、ドアフレーム2の屈曲した部分に当接して、車内側側壁30を保持している。
車内側側壁30と車内側シールリップ31は、車外側側壁20と車外側シールリップ21よりも大きく、厚肉に形成される。このため、ドアガラス5を車外側に位置させることができ、ドアガラス5とドアフレーム2の段差を少なくすることができる。このため、空気抵抗や風切音の発生が減少し、デザイン的にも好ましい。
ガラスラン10のコーナー部12においては、車内側側壁30の先端から車内側側壁30の延長方向にコーナーカバー50を延設している。
図4と図5に示すように、コーナーカバー50は、コーナー部12において、上辺部のコーナーピース60の底辺と同様に、延長部分と、縦辺部の延長部分に連続する2辺を有する略三角形状であるが、底辺部分は三角形の頂点方向に凹んだ円弧状に形成されている。そして、上述のコーナーピース60を覆うように形成されている。
このため、コーナーピース60とドアフレーム2のコーナー部2bをガラスラン10の本体とコーナーカバー50で覆うことができ、コーナー部12のシール性と見栄えを向上させることができる。
図1〜図3に示すように、コーナーカバー50の円弧状の先端は、コーナーカバーリップ51が形成され、コーナーピース60の先端に当接する。そして、コーナーカバーリップ51は、コーナーピース60の円弧状の先端に沿って、その先端を覆うように当接する。そのため、コーナーピース60の円弧状の先端は、車外側からみて、コーナーカバーリップ51に隠れているので、コーナー部12の見栄えを向上させることができる。
コーナーカバーリップ51の根元部分の車内側面に車内側に突出するコーナーカバー係止壁52を形成する。そして、コーナーカバー係止壁52の先端からコーナーカバーリップ51の先端側方向、即ち、コーナーカバー係止壁52に略直角にコーナーカバー係止突起53を形成する。コーナーカバー係止突起53、コーナーカバー係止壁52及びコーナーカバーリップ51により、断面形状がコ字形のコーナーカバー係止溝54をコーナーカバー50の先端の車内側面に形成している。
このコーナーカバー係止溝54に、コーナーピース60のコーナーピース係止突起61を嵌め込むことができる。このとき、コーナーカバー係止突起53は、コーナーピース係止突起61に隣接するコーナーピース溝62に嵌め込まれる。このため、コーナーカバー係止溝54をコーナーピース係止突起61の形状に合わせて形成して、係止することができ、確実にコーナーカバー50の先端を保持することができる。従って、コーナーカバー50の先端がコーナーピース60から剥離することを防止できる。
図2と図4に示すように、コーナーカバー係止壁52のコーナーカバーリップ51の根元側の面と、コーナーカバーリップ51の車内側の面を連結する傾斜面を有するコーナーカバー傾斜リブ55が複数個形成されている。本実施の形態ではコーナーカバー係止壁52の両端付近に2個形成されている。コーナーカバー傾斜リブ55の上面は、コーナーカバー係止壁52に接する部分が、コーナーカバー係止壁52の高さと同じであり、コーナーカバー係止壁52から離れるにつれて、その高さが減少し、先端部分では、コーナーカバーリップ51の車内側の面と同じである傾斜を有する。
コーナーカバー係止壁52は、本実施の形態では、2個形成されているが、3個以上形成してもよい。
コーナーカバー傾斜リブ55によりコーナーカバー係止壁52が倒れることを防止できるため、コーナーピース60をドアフレーム2に取付けた後に、ガラスラン10をドアフレーム2に取付けるときに、コーナーカバー傾斜リブ55の傾斜面がコーナーピース60の先端であるコーナーピース係止突起61の先端をスムースに摺動することができそのため、コーナーカバー50の先端がコーナーピース60のコーナーピース係止突起61に引っ掛かることがなく、ガラスラン10の組付けをスムースに行うことができる。
コーナーカバー係止壁52と複数のコーナーカバー傾斜リブ55は、少なくとも自動車のフロント側ドアのドアフレーム2のリヤ側コーナーと、リヤ側ドアのドアフレーム2のフロント側コーナーに形成することが好ましい。この場合は、ドアフレーム2のコーナー部において、コーナー部の角度が鋭角であっても、確実にガラスラン10を装着することができるとともに、ガラスラン10のコーナーカバー50でコーナー部を覆うことができ、見栄えが良い。
図3に示すように、コーナーカバー50の車内側面であるドアフレーム2と対向する面に、ドアフレーム2と当接するコーナーカバー突部57を形成することができる。この場合には、ドアフレーム2の突出部がコーナーカバー50とドアフレーム2との間の隙間を塞ぎ、コーナーカバー50が自動車の走行等により振動することを防止できる。
車内側側壁30の車内側面であるドアフレーム2に対向する面に、ドアフレーム2の突出部と当接する車内側フレーム突部33を形成することができる。この場合には、ドアガラス5の先端が車内側に寄っても、車内側側壁30が車内方向に移動することを防止して、ガラスラン10の本体が車内側に移動することを防止できる。
車内側側壁30の内面である車外側側壁20と対向する面に、ドアガラス5と当接する車内側ガラス突部35を形成することができる。この場合には、ドアガラス5が車内側に移動しても、車内側ガラス突部35にドアガラス5が当接して、車内側に寄りすぎることを防止して、シール性を確保するとともに、ドアガラス5が車内側側壁30に密着することを防止して、ドアガラス5の昇降時に摺動抵抗の増加や、異音の発生を防止することができる。
図1、図3に示すように、車内側シールリップ31の車外側面からコーナーカバー50の車外側面にかけての表面(図1、図3のXで示す範囲)、及び車外側側壁20の先端から車外側に形成された車外側カバーリップ23の外面にかけての表面(図1、図3のYで示す範囲)にシボ模様を形成することが好ましい。この場合には、押出成形された直線部11と型成形されたコーナー部12の艶の差をなくして、車外側からみたガラスラン10の見栄えを向上させることができるとともに、ドアガラス5の昇降時の摺動抵抗を減少させることができる。
ガラスラン10の成形においては、直線部11とコーナー部12の成形材料はいずれも、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂が使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、オレフィン系エラストマー、軟質合成樹脂では、軟質塩化ビニル等が使用される。EPDMゴム、オレフィン系エラストマーを使用すると同種材料のためリサイクルが容易である。
直線部11は、押出成形機により直線状に成形される。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、冷却され固化される。その後所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
次に、コーナー部12を形成する型成形部分の成形は、上記により製造された直線部11を形成する押出成形部材を所定寸法に切断して、その切断した押出部分の端部を、型成形部分を成形する金型に挟持して、その金型のキャビティーに型成形部分を形成する材料を注入する。型成形部分の断面形状は押出成形部分の断面形状と略同じである。成形材料は、押出成形部分に使用した材料と同じ種類のものを使用することが好ましい。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、金型に注入されたときに注入材料は溶融されているため、その熱と圧力とで押出成形部分と型成形部分は一体的に融着される。
合成ゴムの場合は、金型に注入した後に金型を加熱して加硫する。このとき、押出成形部分と型成形部分は同じ材料あるいは同種類の材料を使用して加硫接着をすることができるため、一体的に固着する。なお、押出成形部分を合成ゴムで形成した場合は、型成形部分を熱可塑性エラストマーで形成することもできる。
2 ドアフレーム
2b コーナー部
5 ドアガラス
10 ガラスラン
12 コーナー部
20 車外側側壁
30 車内側側壁
40 底壁
50 コーナーカバー
51 コーナーカバーリップ
52 コーナーカバー係止壁
55 コーナーカバー傾斜リブ
56 コーナーカバー保持リブ
60 コーナーピース

Claims (11)

  1. 自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、上記ドアフレームのコーナー部に取付けられるコーナーピースと当接する型成形により成形されたコーナー部を有する自動車用ガラスランにおいて、
    上記ガラスランは、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、上記車外側シールリップと車内側シールリップにより上記ドアガラスの両側端部の車外側面及び車内側面をシールし、
    上記ガラスランのコーナー部に上記車内側側壁の先端から上記車内側側壁の延長方向に延出し、上記のコーナーピースの車外側面を円弧状にカバーするコーナーカバーを形成し、該コーナーカバーの円弧状の先端は、上記コーナーピースの先端に当接するコーナーカバーリップを形成し、該コーナーカバーリップの車内側面に車内側に突出するコーナーカバー係止壁を形成するとともに、該コーナーカバー係止壁のコーナーカバーリップの先端側の面と上記コーナーカバーリップの車内側面との間にコーナーカバー係止溝を形成し、
    上記コーナーカバー係止壁の上記コーナーカバーリップの根元側の面と、上記コーナーカバーリップの車内側の面を連結する傾斜面を有するコーナーカバー傾斜リブを複数個形成したことを特徴とする自動車用ガラスラン。
  2. 複数の上記コーナーカバー傾斜リブを、上記コーナーカバー係止壁よりも上記コーナーカバーリップの根元側の位置で連結し、上記コーナーカバー係止壁と略平行に形成されたコーナーカバー保持リブを有する請求項1に記載の自動車用ガラスラン。
  3. 上記コーナーカバーの先端のコーナーカバーリップの円弧状の先端と、上記ドアフレームのコーナー部に取付けられた上記コーナーピースの円弧状の先端は、上記ガラスランと上記コーナーピースが上記ドアフレームに取付けられたときに略一致し、上記コーナーカバー係止溝に、上記コーナーピースの先端のコーナーピース係止突起が係止された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ガラスラン。
  4. 上記コーナーカバー係止壁の先端の上記コーナーカバーリップの先端側方向にコーナーカバー係止突起を形成し、該コーナーカバー係止突起、上記コーナーカバー係止壁及び上記コーナーカバーリップの車内側面で上記コーナーカバー係止溝を形成した請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  5. 上記コーナーカバー係止壁と複数の上記コーナーカバー傾斜リブは、自動車のフロント側ドアのドアフレームのリヤ側コーナーと、リヤ側ドアのドアフレームのフロント側コーナーに形成された請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  6. 上記コーナーカバーの車内側面に、上記ドアフレームと当接するコーナーカバー突部が形成された請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  7. 上記車内側側壁の車内側面に、上記ドアフレームと当接する車内側フレーム突部が形成された請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  8. 上記車内側側壁の車外側側壁と対向する面に、上記ドアガラスと当接する車内側ガラス突部が形成された請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  9. 上記車内側シールリップの車外側面、上記コーナーカバーの車外側面及び上記車外側側壁の先端から車外側に形成された車外側カバーリップの外面にシボ模様が形成された請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  10. 上記ガラスランは、上記ドアフレームと上記ドアフレームに取付けられたドアモールにより保持された請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  11. 上記ガラスランの直線部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成され、上記ガラスランのコーナー部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成された請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
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