JP5655665B2 - 自動車用ドアウエザストリップ - Google Patents
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Description
そのとき、中空シール部114は、車体開口部周縁のシールリップ部116が当接する部分よりも車内側の膨出部分に当接して、ドアフレーム2と車体開口部周縁との間を2重にシールしている。
また、ドアフレーム2とドアウエザストリップ210との間に進入してきた水を排除するために、ドアウエザストリップ210の底面にコーキングスポンジを貼るものもあったが、コーキングスポンジと貼るためのコストが増大する問題があった。
ドアウエザストリップは、押出成形により形成された押出成形部と、押出成形部の端部を接続する型成形により形成された型成形部から形成され、押出成形部と型成形部は、それぞれドアの外周に取付けられる取付基部と、取付基部に一体に形成され車体開口部周縁に当接してシールするシール部を有し、取付基部はドアの外周に対向する板状の取付基部底辺部を有し、
押出成形部は、少なくともドアの外周の上辺に取付けられる上辺部と、ドアの外周の縦辺に取付けられる縦辺部とから構成され、縦辺部は、ドアの外周の縦辺の上部に取付けられる縦辺上部とドアの外周の縦辺の下部に取付けられる縦辺下部とから構成され、型成形部は、ドアの外周のコーナーに取付けられるコーナー部と、縦辺部の中間において、縦辺上部と縦辺下部を接続する縦辺接続部とから構成され、
縦辺接続部は、縦辺上部と縦辺接続部との接続部が上部接続線として形成され、縦辺下部と縦辺接続部との接続部が下部接続線として形成され、取付基部に長手方向に延びる中子抜きスリットを形成し、中子抜きスリットの上方の先端と上部接続線との間に中抜きスリットが形成されていない取付基部上部底辺部を設け、取付基部上部底辺部の外面に取付基部上部底辺部の略全幅に亘り斜めに取付基部止水リブを形成し、取付基部上部底辺部の車外側の側端に形成された取付基部シール突条は、取付基部止水リブの車外側部に連続するように形成され、取付基部上部底辺部の車内側の側端に形成された取付基部シール突条は、取付基部止水リブの車内側の先端よりも上部接続線方向に延設されて形成されたことを特徴とする自動車用ドアウエザストリップである。
また、取付基部上部底辺部の車外側の側端に形成された取付基部シール突条は、取付基部止水リブの車外側部に連続するように形成され、取付基部上部底辺部の車内側の側端に形成された取付基部シール突条は、取付基部止水リブの車内側の先端よりも上部接続線方向に延設されて形成された。このため縦辺上部の取付基部とドアフレームの外周との間から進入してきた雨水等を、取付基部止水リブよりも延設された縦辺上部の取付基部シール突条と連続した部分で車内側に進入しないように受け止めて、取付基部止水リブの傾斜に沿って車外側に流して、取付基部シール突条と連続するように形成された側から、車外側に排出することができる。
図6は、本発明のドアウエザストリップ10が装着される自動車の側面図である。図5は、ドアパネル1とドアフレーム2に装着されるドアウエザストリップ10の全体正面図である。図4は、後述する縦辺接続部15の取付基部20の底面図であり、図1〜図3は、図4におけるそれぞれA−A線〜C−C線に沿った断面図である。
ドアウエザストリップ10は、押出成形により形成された押出成形部と、押出成形部の端部を接続する型成形により形成された型成形部から形成される。
押出成形部と型成形部は、後述するようにそれぞれ取付基部20と中空シール部30を有しているが、型成形部の断面形状は、異なる断面形状を有する押出成形部を接続するために、一方の先端から他方の先端へと徐々に変化している。
ドアウエザストリップ10の縦辺接続部15は、図1に示すように、それぞれドアフレーム2に取付けられる取付基部20と、取付基部20から一体的に形成され車体開口部周縁6に当接する中空シール部30から構成される。
このため、縦辺接続部15の中空シール部30を形成する中子を上部接続線18から下部接続線19まで設けることができるとともに、その中子を中子抜きスリット24から容易に取り出すことができる。
上部接続線18の接続部分では、縦辺接続部15の断面形状は、縦辺上部14の断面形状と略同様であるが、図1の場合と同様に、中空シールブリッジ部33が形成されていない点が異なる。
上部接続線18を挟んで両側の縦辺上部14と縦辺接続部15には、中空シール部30の内部に複数の中空シール内部突条34が形成される。中空シール内部突条34は、型成形で形成され、上部接続線18の接続強度を強くしている。
ドアウエザストリップ10の縦辺下部16は、図3に示すように、それぞれドアパネル1のドアアウターパネル2aに取付けられる取付基部20と、取付基部20から一体的に形成され車体開口部周縁6に当接する中空シール部30から構成される。
下部接続線19を挟んで両側の縦辺下部16と縦辺接続部15には、縦辺上部14と同様に、中空シール部30の内部に複数の中空シール内部突条34が形成される。中空シール内部突条34は、型成形で形成され、下部接続線19の接続強度を強くしている。
14 縦辺上部
15 縦辺接続部
16 縦辺下部
20 取付基部
21 取付基部底辺部
23 取付基部側端
24 中子抜きスリット
25 取付基部止水リブ
26 取付基部上部底辺部
27 取付基部シール突条
30 中空シール部
Claims (9)
- 自動車のドアの外周に取付けられ、自動車の車体開口部とドアとの間をシールするドアウエザストリップにおいて、 該ドアウエザストリップは、押出成形により形成された押出成形部と、該押出成形部の端部を接続する型成形により形成された型成形部から形成され、上記押出成形部と型成形部は、それぞれ上記ドアの外周に取付けられる取付基部と、該取付基部に一体に形成され車体開口部周縁に当接してシールするシール部を有し、上記取付基部は上記ドアの外周に対向する板状の取付基部底辺部を有し、 上記押出成形部は、少なくともドアの外周の上辺に取付けられる上辺部と、上記ドアの外周の縦辺に取付けられる縦辺部とから構成され、該縦辺部は、上記ドアの外周の縦辺の上部に取付けられる縦辺上部と上記ドアの外周の縦辺の下部に取付けられる縦辺下部とから構成され、上記型成形部は、ドアの外周のコーナーに取付けられるコーナー部と、上記縦辺部の中間において、上記縦辺上部と縦辺下部を接続する縦辺接続部とから構成され、 上記縦辺接続部は、上記縦辺上部と上記縦辺接続部との接続部が上部接続線として形成され、上記縦辺下部と上記縦辺接続部との接続部が下部接続線として形成され、上記取付基部に長手方向に延びる中子抜きスリットを形成し、該中子抜きスリットの上方の先端と上記上部接続線との間に上記中抜きスリットが形成されていない取付基部上部底辺部を設け、該取付基部上部底辺部の外面に上記取付基部上部底辺部の略全幅に亘り斜めに取付基部止水リブを形成し、上記取付基部上部底辺部の車外側の側端に形成された取付基部シール突条は、上記取付基部止水リブの車外側部に連続するように形成され、上記取付基部上部底辺部の車内側の側端に形成された上記取付基部シール突条は、上記取付基部止水リブの車内側の先端よりも上記上部接続線方向に延設されて形成されたことを特徴とする自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記ドアウエザストリップが上記ドアの外周に取付けられたときに、上記取付基部止水リブは、上記ドアの外周面に当接する請求項1に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記取付基部上部底辺部は、両取付基部側端がドアの外周に形成されたリテーナーで保持された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記取付基部底辺部の外面の両側端には取付基部シール突条が形成された請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記取付基部上部底辺部の一方の側端に形成された上記取付基部シール突条は、上記取付基部止水リブの一方の先端と連続するように形成され、上記取付基部上部底辺部の他方の側端に形成された上記取付基部シール突条は、上記取付基部止水リブの他方の先端よりも上記上部接続線方向に延設された請求項4に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記縦辺上部と縦辺下部は、異なる断面形状をなし、上記縦辺上部はドアの外周に形成されたリテーナーで取付基部が保持され、上記縦辺下部は、取付基部に取付けられたクリップ又は両面接着テープで保持された請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記縦辺接続部は、上記ドアのドアフレームとドアパネルの接続付近に形成された請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記シール部は、中空形状の中空シール部である請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
- 上記型成形部と押出成形部は、スポンジゴムにより形成された請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の自動車用ドアウエザストリップ。
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