JP6342842B2 - 走査型顕微鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は、走査型顕微鏡システムの技術に関する。
近年、従来の共焦点顕微鏡法を発展させた技術の1つとして、共焦点顕微鏡法と広視野検出を組み合わせたISM(Image Scanning Microscopy)が知られている。ISMは、観察物体に形成する光スポットをカメラの複数の画素に跨って投影し、各画素の面積をピンホール開口と同様に機能させることで、高解像と高検出効率を両立させる技術である。ISMに関連する技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1には、マルチ焦点(multi-focal)構造化照明顕微鏡システムが記載されている。また、特許文献1には、複数の光スポットで観察物体を走査するマルチスポットタイプの走査顕微鏡でISMを実現するために必要な技術である、観察物体を検出器に投影する倍率(つまり、走査画像の倍率)の1/2の倍率で観察物体に形成された光スポットの各々を検出器に投影する技術が、記載されている。
国際公開第2013/126762号
しかしながら、特許文献1に記載の顕微鏡システムのように、ピンホールアレイと検出器の間に設けられたリレー光学系で、各光スポットの倍率を観察物体の画像(走査画像)の倍率の1/2倍に縮小するためには、光学素子間の高精度な位置合わせが必要である。例えば、特許文献1に記載の顕微鏡システムでは、リレー光学系を構成する複数のマイクロレンズアレイとピンホールアレイの位置関係を高精度に調整しなければならない。
以上のような実情を踏まえ、本発明は、高度な調整作業を必要とすることなく、観察物体上の複数の光スポットを観察物体の画像の倍率とは異なる倍率で投影する走査型顕微鏡システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、走査型顕微鏡システムであって、像面に配列された複数の受光素子を有する光検出器と、観察物体の像と前記光検出器との位置関係が維持されるように、前記観察物体上の複数のスポットに光を照射して前記観察物体を走査する走査光学系と、を備え、前記走査光学系は、前記観察物体と前記光検出器の間の中間像面に複数の開口が配列された共焦点板であって、前記複数の開口を覆う複数のレンズ要素を有するレンズアレイを備える共焦点板と、前記複数の開口が中間像面上で移動するように、前記共焦点板を移動させる駆動手段と、を備え、前記レンズアレイは、前記観察物体が前記光検出器に投影される倍率の1/2の倍率で前記複数のスポットの各々が前記光検出器に投影されるように、前記複数の開口に形成される前記複数のスポットの中間像の各々を縮小し、前記走査型顕微鏡システムは、さらに、前記共焦点板とは異なる、レンズアレイを設けない第2の共焦点板を備え、前記共焦点板と前記第2の共焦点板が交換可能である走査型顕微鏡システムを提供する。
本発明によれば、高度な調整作業を必要とすることなく、観察物体上の複数の光スポットを観察物体の画像の倍率とは異なる倍率で投影する走査型顕微鏡システムを提供することができる。
本発明の実施例1に係る顕微鏡システム100の構成を示した図である。 図1に示す顕微鏡システム100の基本構成を示したブロック図である。 共焦点板7が備えるレンズアレイ17の作用を説明するための図である。 共焦点板7の変形例を示した図である。 共焦点板7の別の変形例を示した図である。 共焦点板7の更に別の変形例を示した図である。 本発明の実施例2に係る顕微鏡システム200の構成を示した図である。 図5に示す顕微鏡システム200の基本構成を示したブロック図である。 本発明の実施例3に係る顕微鏡システム300の構成を示した図である。 共焦点板66に形成される開口パターンを例示した図である。 レンズアレイ板64とレンズアレイ73の位置関係を説明するための図である。 図7に示す顕微鏡システム300の基本構成を示したブロック図である。 本発明の実施例4に係る顕微鏡システム400の構成を示した図である。 本発明の実施例5に係る顕微鏡システム500の構成を示した図である。 図12に示す顕微鏡システム500の基本構成を示したブロック図である。
図1は、本実施例に係る顕微鏡システム100の構成を示した図である。図2は、図1に示す顕微鏡システム100の基本構成を示したブロック図である。図3は、共焦点板7が備えるレンズアレイ17の作用を説明するための図である。顕微鏡システム100は、レーザー走査型顕微鏡システムの一種である共焦点顕微鏡システムであり、観察物体1を高い解像力で撮像する撮像システムである。以降、観察物体1が生体試料であり、顕微鏡システム100が観察物体1の蛍光画像を取得する場合を例に説明する。
顕微鏡システム100は、観察物体1上の複数のスポット(小領域)に光を照射して観察物体1を走査する走査光学系20と、観察物体1を撮像するカメラ30を備えている。なお、光が照射された複数のスポットからは後述するように蛍光が発生する。これを踏まえ、以降では、光が照射された観察物体1上の複数のスポットの各々を、発光点という意味で光スポットと記す。
走査光学系20は、照明光学系21と、ダイクロイックミラー6と、共焦点板7と、結像光学系22と、撮像光学系23を含んでいる。カメラ30は、例えば、EM−CCDイメージセンサなどの光検出器を含み、カメラ30の光検出器は、像面に配列された複数の受光素子(画素)を有している。
照明光学系21は、励起光を出射するレーザー2と、励起光の光束径を拡大するビームエクスパンダ3と、励起光を偏向させるミラー4と、レンズアレイ5を備えている。レーザー2と共焦点板7の間に配置されたレンズアレイ5は、観察物体1とカメラ30の間の中間像面に焦点面を有する複数のレンズ要素5aを有する第1のレンズアレイである。レンズアレイ5は、共焦点板7に形成された複数の開口に励起光を集光させるように構成されている。即ち、レンズアレイ5は、各レンズ要素5aが対応する開口に励起光を集光させることで、励起光を複数に分割する。なお、中間像面は、結像光学系22と共焦点板7に設けられたレンズアレイ17によって定義される。
ダイクロイックミラー6は、レーザー2と観察物体1とを結ぶ照明光路と、観察物体1とカメラ30を結ぶ検出光路を分岐させる手段である。ここでは、ダイクロイックミラー6は、励起光を透過させ、励起光が照射された観察物体1から生じた観察光である蛍光を反射させる特性を有している。
共焦点板7には、観察物体1とカメラ30の間の中間像面に複数の開口16aが配列されている。共焦点板7は、図3に示すように、複数の開口16aが形成された遮光板16と、複数の開口16aを覆う複数のレンズ要素17aを有するレンズアレイ17とを含んでいる。遮光板16は、複数のレンズ要素5aの焦点面に配置されていて、複数の開口16aの各々は、対応するレンズ要素5aの焦点位置に形成されている。レンズアレイ5と観察物体1の間に設けられた第2のレンズアレイであるレンズアレイ17は、遮光板16上に設けられていて、各々が正のパワーを有する複数のレンズ要素17aは、複数の開口16aの物体側に配置されている。
結像光学系22は、レンズ8と、走査ユニット9と、レンズ10と、結像レンズ11と、対物レンズ12を備え、複数の開口16aを観察物体1上に投影し、且つ、観察物体1の中間像を共焦点板7上に形成するように構成されている。走査ユニット9は、例えば、観察物体1を結像光学系22の光軸に直交する平面で走査するガルバノミラーである。走査ユニット9は、共焦点板7と観察物体1の間の光路上に配置された、顕微鏡システム100の第1の走査ユニットである。
撮像光学系23は、レンズ13と、走査ユニット14と、レンズ15を備え、共焦点板7上に形成された観察物体1の中間像をカメラ30に投影するように構成されている。走査ユニット14は、例えば、ガルバノミラーであり、共焦点板7とカメラ30の間の光路上に配置された、顕微鏡システム100の第2の走査ユニットである。走査ユニット9と走査ユニット14は、等倍且つ等速に動作する。
顕微鏡システム100では、レーザー2から出射した励起光は、ビームエクスパンダ3で所定の光束径を有する平行光に変換され、ミラー4を介してレンズアレイ5に入射する。レンズアレイ5では、複数のレンズ要素5aの各々がそのレンズ要素5aに入射した励起光をそのレンズアレイ5aの焦点位置に形成された開口16a上に集光させる。これにより、レンズアレイ17の複数の開口16a上に複数の集光点が形成される。
複数の開口16aは、結像光学系22(レンズ8、走査ユニット9、レンズ10、結像レンズ11、対物レンズ12)によって観察物体1上に投影される。これにより、観察物体1に励起光が照射されて、観察物体1上の複数のスポットに複数の集光点が形成される。なお、走査ユニット9は、複数の開口16aが観察物体1に投影される位置を変化させることができる。このため、顕微鏡システム100では、走査ユニット9を制御することで、複数の集光点が観察物体1上に形成される位置を変化させることができる。
励起光が照射された観察物体1では、複数のスポットから蛍光が発生する。即ち、複数のスポットは複数の光スポットS1である。各光スポットS1から発生した蛍光は、結像光学系22によって開口16a上に集光し、開口16aを通過する。この際、光スポットS1の中間像S2が、レンズアレイ17により開口16a上に形成される。
開口16aを通過した蛍光は、ダイクロイックミラー6で反射し、撮像光学系23に入射する。撮像光学系23(レンズ13、走査ユニット14、レンズ15)は、複数の開口16a上に形成された複数の中間像S2をカメラ30に投影する。なお、走査ユニット14は、複数の開口16aがカメラ30に投影される位置を変化させることができる。このため、顕微鏡システム100では、走査ユニット14を制御することで、複数の中間像S2がカメラ30に投影される位置を変化させることができる。特に、走査ユニット14は、走査ユニット9と等倍且つ等速に動作する。このため、走査ユニット14は、複数の光スポットS1の位置によらず走査ユニット9によって複数の開口16a上に形成された複数の中間像S2を、複数の光スポットS1の位置に応じたカメラ30上の位置に投影する、ように機能する。従って、顕微鏡システム100では、走査ユニット9と走査ユニット14とを含む走査光学系20は、観察物体1の像とカメラ30との位置関係が維持されるように、観察物体1を走査することになる。
カメラ30は、所定時間内に検出された蛍光の光量に基づいて、観察物体1の共焦点画像データを生成する。共焦点画像データの生成方法は、特許文献1の場合と同様である。また、生成された共焦点画像データに対してデコンボリューション処理を行って画像の解像を強化してもよい点も同様である。
次に、共焦点板7に設けられたレンズアレイ17の作用について、図3を参照しながら説明する。なお、図3では、説明の都合のため、図1に記載のレンズ8、走査ユニット9、レンズ10が省略されている。
レンズアレイ17は、レンズ要素17aの正のパワーによって、レンズ要素17aがない場合に形成される中間像S2´よりも物体側(即ち、対物レンズ12により近い位置)に、中間像S2´に比べて1/2倍に縮小された中間像S2を形成する。なお、図3では、レンズ要素17aがない場合に配置される遮光板の位置は、遮光板16´で示されている。
顕微鏡システム100では、レンズアレイ17により中間像S2が1/2のサイズに縮小されるため、共焦点板7の開口径を従来の1/2のサイズにまで小さくすることができる。具体的には、例えば、開口16aの径を0.5エアリーユニット(AU)としてもよい。このため、顕微鏡システム100は、蛍光の検出効率の低下を伴うことなく、開口径の縮小化に起因してより高い解像力を発揮することができる。
また、レンズ要素17aは、中間像を縮小する一方で中間像間の間隔には作用せず、カメラ30に投影される観察物体1の倍率には影響を及ぼさない。つまり、レンズアレイ17は、観察物体1がカメラ30に投影される倍率の1/2の倍率で複数の光スポットS1の各々がカメラ30に投影されるように、複数の開口16aに形成される複数の光スポットS1の中間像の各々を縮小する。このため、ISMを実現するために必要となる光スポットS1の縮小投影を、リレー光学系を用いることなく実現することができる。従って、リレー光学系の存在によって生じていた高度な調整作業を省略することができるため、調整作業の難易度を大幅に低下させることができる。なお、観察物体1がカメラ30に投影される倍率の1/2の倍率で複数の光スポットS1の各々をカメラ30に投影することは、例えば、非特許文献1(C. Muller and J. Enderlein, “Image Scanning Microscopy”, Physical Review Letters, Vol. 104, 198101, 2010年)に記載されているような従来のISMにおいて電気的に行われていた画素データの重心位置を補正する処理を光学的に実現するものである。
顕微鏡システム100によれば、共焦点板7にレンズアレイ17が設けられているため、高度な調整作業を必要とすることなく、観察物体1上の複数のスポットS1を観察物体1の画像の倍率とは異なる倍率で投影してISMを実現することができる。また、レンズ要素17aは、図3に示す中間像S´を1/2倍に縮小して中間像Sを形成するが、その際に、中間像Sは中間像S´の虚像として投影される。これにより、中間像Sから観察物体1までの距離が短くなるため、顕微鏡システム100をよりコンパクトに構成することが可能となる。
なお、上述した効果を得るためには、共焦点板7に設けられたレンズアレイ17が、観察物体1がカメラ30に投影される倍率の1/2の倍率で複数のスポットS1の各々がカメラ30に投影されるように、複数のスポットS1の中間像S2の各々を縮小すればよい。このため、顕微鏡システム100は、共焦点板7の代わりに、例えば、図4Aから図4Cに示す共焦点板を採用してもよい。
図4Aに示す共焦点板24、図4Bに示す共焦点板26、図4Cに示す共焦点板28は、いずれも、複数の開口16aが形成された遮光板16を含む点は共焦点板7と同様である。
共焦点板24は、レンズアレイ17の代わりにレンズアレイ25を備えている点が共焦点板7と異なっている。レンズアレイ25は、透明な基板25bと、基板25b上に形成された複数のレンズ要素25aとを有していて、正のパワーを有する複数のレンズ要素25aは、複数の開口16aを覆うように遮光板16の物体側に配置されている。
共焦点板26は、レンズアレイ17の代わりにレンズアレイ27を備えている点が共焦点板7と異なっている。レンズアレイ27は、複数のレンズ要素27aを有するいわゆるレンチキュラーレンズである。複数のレンズ要素27aは、それぞれ正のパワーを有し、複数の開口16aを覆うように遮光板16の物体側に配置されている。
共焦点板28は、レンズアレイ17の代わりにレンズアレイ29を備えている点が共焦点板7と異なっている。レンズアレイ29は、負のパワーを有する複数のレンズ要素29aを有していて、複数のレンズ要素29aは複数の開口16aを覆うように遮光板16の像側に配置されている。
上述したいずれの共焦点板(共焦点板24、共焦点板26、共焦点板28)でも、レンズアレイは、カメラ30に観察物体1が投影される倍率の1/2の倍率で複数の光スポットS1の各々がカメラ30に投影されるように、作用する。
なお、図4Aから図4Cでは、複数の開口16aが形成された遮光板16としたが、遮光板16の代わりに、図4Aでは透明な基板25に、図4Bではレンズアレイ27に、図4Cではレンズアレイ29に、それぞれクロム膜等を蒸着することにより形成された複数の開口16aを有する遮光膜であってもよい。
図5は、本実施例に係る顕微鏡システム200の構成を示した図である。図6は、図5に示す顕微鏡システム200の基本構成を示したブロック図である。顕微鏡システム200は、顕微鏡システム100と同様に、共焦点顕微鏡システムであり、観察物体1を高い解像力で撮像する撮像システムである。顕微鏡システム200は、走査光学系20の代わりに走査光学系40を備える点が、顕微鏡システム100とは異なっている。
走査光学系40は、結像光学系42と撮像光学系43が走査ユニット19を共有している点、及び、ミラー18を備える点が、走査光学系20と異なっている。その他の点は、走査光学系20と同様であり、観察物体1上の複数のスポットに光を照射して観察物体1を走査する。走査ユニット19は、両面ミラーを備えるガルバノミラーであり、共焦点板7と観察物体1との間の光路と共焦点板7とカメラ30との間の光路が交わる位置に配置されている。走査ユニット19は、ミラーの一方の面での反射によって複数の開口16aが観察物体1に投影される位置を変化させる走査ユニットである。また、走査ユニット19は、ミラーの他方の面での反射によって複数の開口16aがカメラ30に投影される位置を変化させる走査ユニットである。
顕微鏡システム200でも、顕微鏡システム100と同様に、共焦点板7にレンズアレイ17が設けられているため、高度な調整作業を必要とすることなく、観察物体1上の複数のスポットS1を観察物体1の画像の倍率とは異なる倍率で投影してISMを実現することができる。
さらに、顕微鏡システム200は、共焦点板7を除き、Swept Filed Confocal顕微鏡として知られている既存の共焦点顕微鏡と同様の構成を有している。従って、Swept Filed Confocal顕微鏡の共焦点板を共焦点板7に交換するだけで顕微鏡システム200と同様の効果を得ることが可能であり、既存の製品への適用が容易である。
図7は、本実施例に係る顕微鏡システム300の構成を示した図である。図8は、共焦点板66に形成される開口パターンを例示した図である。図9は、レンズアレイ板64とレンズアレイ73の位置関係を説明するための図である。図10は、図7に示す顕微鏡システム300の基本構成を示したブロック図である。顕微鏡システム300は、いわゆる共焦点スピニングディスク型の共焦点顕微鏡システムであり、観察物体1を高い解像力で撮像する撮像システムである。
顕微鏡システム300は、観察物体1上の複数のスポットに光を照射して観察物体1を走査する走査光学系50と、観察物体1を撮像するカメラ30と、演算装置74(画像処理ボード75及び計算機76)と、各種データを記憶する記憶媒体77と、観察物体1の画像を表示する表示装置78を備えている。
カメラ30は、例えば、科学計測用CMOS(sCMOS:Scientific complementary metal-oxide semiconductor)イメージセンサなどの光検出器を含み、カメラ30の光検出器は、像面に2次元に配列された複数の受光素子を有している。
走査光学系50は、照明光学系51と、励起光を出射するレーザー61と観察物体1とを結ぶ照明光路と、観察物体1とカメラ30を結ぶ検出光路を分岐させるダイクロイックミラー65と、回転ディスクである共焦点板66と、モーター67と、結像光学系52と、撮像光学系53を含んでいる。共焦点板66としては、例えば、いわゆるニポウディスクを用いることができる。
照明光学系51は、レーザー61と、シングルモード光ファイバー62と、シングルモード光ファイバー62を介して入射した励起光の光束径を拡大するビームエクスパンダ63と、回転ディスクであるレンズアレイ板64を備えている。レンズアレイ板64は、観察物体1とカメラ30の間の中間像面に焦点面を有する複数のレンズ要素64aを、円形形状のディスク上に有する第1のレンズアレイである。レンズアレイ板64は、共焦点板66に形成された複数の開口72aに励起光を集光させるように構成されている。
共焦点板66は、複数の開口72aが形成された遮光板72と、複数の開口72aを覆う複数のレンズ要素73aを有するレンズアレイ73(第2のレンズアレイ)とを含み、全体として円形形状を有している。複数の開口72aの各々は、対応するレンズ要素64aの焦点位置に形成されている。複数の開口72aは、例えば、図8に示すように、それぞれ開口直径wのピンホール形状を有し、縦横共に開口周期pで整列している。なお、光学セクショニング効果を生じさせるために、開口周期pは開口直径wの3倍程度に設計されている。
遮光板72は、複数のレンズ要素64aの焦点面に配置されていて、モーター67の回転により、複数の開口72aが中間像面上で移動するように回転する。即ち、モーター67は、共焦点板66(遮光板72)を移動させる駆動手段である。なお、モーター67は、共焦点板66(遮光板72)に加えて、レンズアレイ板64も回転させる。詳細には、モーター67は、レンズアレイ板64と共焦点板66との相対的な位置関係が変化しないように、レンズアレイ板64と共焦点板66を回転させる。例えば、レンズアレイ板64と共焦点板66はモーター67で回転する同軸に連結されていてもよい。これにより、レンズ要素64aの焦点位置が開口72a上に維持されるため、励起光の光量損失を抑制し、観察物体1により多くの励起光を照射して観察物体1を走査することができる。レンズアレイ板64、ダイクロイックミラー65、共焦点板66は、顕微鏡システム300の走査ユニットとして機能する。
レンズアレイ73は、遮光板72上に設けられていて、各々が正のパワーを有する複数のレンズ要素73aが、複数の開口72aの物体側に配置されている。より具体的には、図9に示すように、レンズアレイ73は、レンズ要素73aの焦点距離の1/2だけレンズアレイ73から離れた位置に中間像面が位置するように、レンズアレイ板64と観察物体1の間に配置されている。これにより、レンズアレイ73が存在しない場合に比べて1/2のサイズに縮小された光スポットの中間像が中間像面に形成される。なお、図9には、レンズ要素64aとレンズ要素73aがそれぞれ同じ焦点距離fを有する場合におけるレンズ要素64aとレンズ要素73aの配置例が示されている。
結像光学系52は、結像レンズ68と、対物レンズ69を備え、開口72aを観察物体1上に投影し、且つ、観察物体1の中間像を共焦点板66上に形成するように構成されている。
撮像光学系53は、励起光を遮断する阻止フィルタ70と、撮像レンズ71を備え、共焦点板66上に形成された観察物体1の中間像をカメラ30に投影するように構成されている。
カメラ30は、所定時間内に検出された蛍光の光量に基づいて、観察物体1の共焦点画像データを生成する。共焦点画像データの生成方法は、特許文献1の場合と同様である。
画像処理ボード75及び計算機76は、カメラ30で生成された共焦点画像データに対して画像処理を行う演算装置である。画像処理ボード75及び計算機76は、例えば、共焦点画像データに対して、共焦点画像データに含まれる超解像成分を強調するデジタル処理を行って画像の解像を強化してもよい。なお。超解像成分とは、結像光学系のカットオフ周波数を超える高周波成分である。このデジタル処理では、好ましくは、フーリエフィルタ又はコンボリューションフィルタ、より好ましくは3×3以上の核を有するシャープフィルタ、更に好ましくは5×5以上の核を有するシャープフィルタが用いられる。
記憶媒体77は、例えば、ハードディスク装置などであり、カメラ30で生成された共焦点画像データやデジタル処理後の画像データを記憶する媒体である。表示装置78は、例えば、液晶ディスプレイなどであり、カメラ30で生成された共焦点画像データやデジタル処理後の画像データを表示する。
顕微鏡システム300では、共焦点板66に設けられたレンズアレイ73は、観察物体1がカメラ30に投影される倍率の1/2の倍率で複数のスポットの各々がカメラ30に投影されるように、複数の開口72aに形成される複数のスポットの中間像の各々を縮小する。従って、顕微鏡システム300によっても、実施例1に係る顕微鏡システム100と同様に、高度な調整作業を必要とすることなく、観察物体1上の複数のスポットを観察物体1の画像の倍率とは異なる倍率で投影してISMを実現することができる。
また、顕微鏡システム300では、演算装置74によって超解像成分を強調するデジタル処理が行われる。このため、顕微鏡システム300は、更に高い解像力を実現することができる。
なお、図8では、ピンホール形状の開口が例示されているが、開口の形状はピンホール形状に限られず、例えば、ライン形状であってもよい。この場合、レンズアレイ板64は、シリンドリカルレンズアレイであることが望ましい。また、図9では、レンズアレイ73に設けられたレンズ要素73aが正レンズである例が示されているが、観察物体1がカメラ30に投影される倍率の1/2の倍率で複数のスポットの各々がカメラ30に投影されれば、レンズ要素73aは、負レンズであってもよい。
図11は、本実施例に係る顕微鏡システム400の構成を示した図である。顕微鏡システム400は、スピニングディスク型の共焦点顕微鏡システムであり、観察物体1を高い解像力で撮像する撮像システムである。なお、図11では、阻止フィルタ70、画像処理ボード75、計算機76、記憶媒体77、表示装置78の記載が省略されているが、顕微鏡システム400は、これらを含んでもよい。
顕微鏡システム400の走査光学系80は、レーザー61、シングルモード光ファイバー62及びビームエクスパンダ63の代わりにインコヒーレント光源である水銀ランプ81及びコリメータレンズ82を備えている点、照明光学系が共焦点板66に励起光を集光させるレンズアレイ板64を有しない点を除き、顕微鏡システム300の走査光学系50と同様である。
従って、顕微鏡システム400でも、共焦点板66に設けられたレンズアレイ73は、観察物体1がカメラ30に投影される倍率の1/2の倍率で複数のスポットの各々がカメラ30に投影されるように、複数の開口72aに形成される複数のスポットの中間像の各々を縮小する。従って、顕微鏡システム400によっても、顕微鏡システム300と同様に、高度な調整作業を必要とすることなく、観察物体1上の複数のスポットを観察物体1の画像の倍率とは異なる倍率で投影してISMを実現することができる。
図12は、本実施例に係る顕微鏡システム500の構成を示した図である。図13は、図12に示す顕微鏡システム500の基本構成を示したブロック図である。顕微鏡システム500は、レーザー走査型顕微鏡システムの一種である二光子励起顕微鏡システムであり、観察物体1を高い解像力で撮像する撮像システムである。なお、図12では、阻止フィルタ70、画像処理ボード75、計算機76、記憶媒体77、表示装置78の記載が省略されているが、顕微鏡システム500は、これらを含んでもよい。
顕微鏡システム500の走査光学系90は、レーザー61の代わりにパルスレーザー91を備えている点、共焦点板66の代わりに第2のレンズアレイであるレンズアレイ板93を備えている点を除き、顕微鏡システム300の走査光学系50と同様である。
パルスレーザー91は、例えば、パルス幅がフェムト秒オーダーで、かつ、ピークパワーの大きな超短パルスレーザーであり、例えば、近赤外域のレーザー光を出射する。光源にパルスレーザー91が採用されることで、レーザー光が照射された観察物体1で2光子励起現象が引き起こされる。
レンズアレイ板93は、複数のレンズ要素を有し、共焦点板66に設けられた遮光板72を取り除いたものに相当する。レンズアレイ板93は、そのレンズ要素の焦点距離の1/2だけレンズアレイ板93から離れた位置に中間像面が位置するように、配置されている。これにより、レンズアレイ板93が存在しない場合に比べて1/2のサイズに縮小された光スポットの中間像が中間像面に形成される。
従って、顕微鏡システム500でも、既存の共焦点スピニングディスク型の共焦点顕微鏡システムと同程度の調整作業で、観察物体1上の複数のスポットを観察物体1の画像の倍率とは異なる倍率で投影してISMを実現することができる。
上述した各実施例は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。走査型顕微鏡システムは、特許請求の範囲により規定される本発明の思想を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。この明細書で説明される個別の実施例の文脈におけるいくつかの特徴を組み合わせて単一の実施例としてもよい。
例えば、実施例3から実施例5では、レンズアレイや共焦点板が回転ディスクとして構成される例を示したが、これらは光軸と直交する面内で移動すればよい。このため、例えば、光軸と直交する方向に振動するように構成されてもよい。また、共焦点板は、予め複数準備され、必要に応じて交換して使用されてもよい。例えば、開口径や開口間隔が異なる複数の共焦点板が用意されていてもよく、また、レンズアレイが設けられた共焦点板と設けられていない共焦点板が用意されていてもよい。
1・・・観察物体、2、61・・・レーザー、3、63・・・ビームエクスパンダ、4、18・・・ミラー、5、17、25、27、29、73・・・レンズアレイ、6、65・・・ダイクロイックミラー、7、24、26、28、66・・・共焦点板、8、10、13、15・・・レンズ、9、14、19・・・走査ユニット、11、68・・・結像レンズ、12、69・・・対物レンズ、16、72・・・遮光板、16a、72a・・・開口、17a、25a、27a、29a、64a、73a・・・レンズ要素、20、40、50、80、90・・・走査光学系、21、51、94・・・照明光学系、22、42、52・・・結像光学系、23、43、53・・・撮像光学系、25b・・・基板、30・・・カメラ、62・・・シングルモード光ファイバー、64、93・・・レンズアレイ板、67・・・モーター、70・・・阻止フィルタ、71・・・撮像レンズ、74・・・演算装置、75・・・画像処理ボード、76・・・計算機、77・・・記憶媒体、78・・・表示装置、81・・・水銀ランプ、82、92・・・コリメータレンズ、91・・・パルスレーザー、100、200、300、400・・・顕微鏡システム、S1・・・光スポット、S2・・・中間像

Claims (6)

  1. 走査型顕微鏡システムであって、
    像面に配列された複数の受光素子を有する光検出器と、
    観察物体の像と前記光検出器との位置関係が維持されるように、前記観察物体上の複数のスポットに光を照射して前記観察物体を走査する走査光学系と、を備え、
    前記走査光学系は、
    記観察物体と前記光検出器の間の中間像面に複数の開口が配列された共焦点板であって、前記複数の開口を覆う複数のレンズ要素を有するレンズアレイを備える共焦点板と、
    前記複数の開口が中間像面上で移動するように、前記共焦点板を移動させる駆動手段と、を備え、
    前記レンズアレイは、前記観察物体が前記光検出器に投影される倍率の1/2の倍率で前記複数のスポットの各々が前記光検出器に投影されるように、前記複数の開口に形成される前記複数のスポットの中間像の各々を縮小し、
    前記走査型顕微鏡システムは、さらに、前記共焦点板とは異なる、レンズアレイを設けない第2の共焦点板を備え、
    前記共焦点板と前記第2の共焦点板が交換可能である
    ことを特徴とする走査型顕微鏡システム。
  2. 請求項1に記載の走査型顕微鏡システムにおいて、
    前記複数のレンズ要素は、
    前記複数の開口の物体側に配置され、
    各々、正のパワーを有する
    ことを特徴とする走査型顕微鏡システム。
  3. 請求項1に記載の走査型顕微鏡システムにおいて、
    前記複数のレンズ要素は、
    前記複数の開口の像側に配置され、
    各々、負のパワーを有する
    ことを特徴とする走査型顕微鏡システム。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡システムにおいて、
    前記走査光学系は、さらに、
    光源と、
    前記光源と前記共焦点板の間の光路上に配置された、前記複数の開口に前記光源からの光を集光させるレンズアレイを備える
    ことを特徴とする走査型顕微鏡システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡システムにおいて、さらに、
    前記共焦点板とは異なる少なくとも1つの第3の共焦点板を備え、
    前記共焦点板と前記少なくとも1つの第3の共焦点板は、開口径又は開口間隔の少なくとも一方が互いに異なる複数の共焦点板であり、交換可能である
    ことを特徴とする走査型顕微鏡システム
  6. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の走査型顕微鏡システムにおいて
    前記走査光学系は、さらに、前記共焦点板に配列された複数の開口を前記観察物体上に投影すると共に前記観察物体を前記共焦点板に投影する結像光学系を含み、
    前記走査型顕微鏡システムは、さらに、前記光検出器を含む撮像装置で生成された前記観察物体の画像データから前記結像光学系のカットオフ周波数を上回る周波数成分である
    超解像成分が強調された画像データを生成する画像演算装置を備える
    ことを特徴とする走査型顕微鏡システム。
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