JP6309146B1 - 移動体データ処理装置、方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

移動体データ処理装置、方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】移動体の移動軌跡の解析において、計算負荷を増大させずに、移動軌跡の解析の自由度を確保する。【解決手段】複数の移動体の異なる時刻における位置を示す移動***置データを記憶する収集DB101と、地表面を所定の大きさに分割して構成された複数のメッシュに係るメッシュデータを記憶するメッシュデータ記憶部103と、移動***置データとメッシュデータとに基づいて、複数の移動体の異なる時刻における位置をいずれか一つのメッシュとをマッチングさせるメッシュマッチング処理部121と、メッシュマッチング処理の結果に基づいて、一以上の移動体の移動軌跡を示す一以上のメッシュ列に変換するメッシュ列変換部123と、メッシュ列に基づく移動軌跡画像を生成する画像生成部125と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体の移動軌跡を解析する技術に関する。
GPS装置などの位置測定装置が搭載された車両の移動中に、時々刻々変化する位置情報を収集することにより、移動体の移動軌跡データを収集することができる。この移動軌跡は、例えば、緯度及び経度で特定される車両位置を示す点の連続として扱うこともできるし、車両位置を示す点を道路交通データの分野で一般的に用いられているリンクにマッチングさせて、リンク単位で処理することもできる。
例えば、特許文献1には、リンク単位で渋滞表示を行う技術が記載されている。
特開2011−21997号公報
車両位置を点のままで扱う場合は、計算が煩雑になる。例えば、2つの移動軌跡の距離を計算する場合、点の連続である移動軌跡同士では計算の負荷が大きい。
また、リンク単位で処理する場合は、リンクが存在しないエリアの車両の移動軌跡は、そもそもリンクにマッチングさせることができないので取り扱うことができない。
さらに、リンク処理の限界もある。例えば、複数車線の道路であってもリンクが1本しか設定されていない場合もあり、このときには車線別に移動軌跡を解析することができない。あるいは、車線別にリンクが設定されている場合であっても、車線変更などのリンク間の移動には対応できない。
そこで、本発明の目的は、移動体の移動軌跡の解析において、計算負荷を増大させずに、移動軌跡の解析の自由度を確保することである。
本発明の一つの実施態様に従う移動体データ処理装置は、複数の移動体の異なる時刻における位置を示す移動***置データを記憶する移動体データ記憶部と、地表面を所定の大きさに分割して構成された複数のメッシュに係るメッシュデータを記憶するメッシュデータ記憶部と、前記移動***置データと前記メッシュデータとに基づいて、前記複数の移動体の異なる時刻における位置をいずれか一つのメッシュとをマッチングさせるメッシュマッチング処理部と、前記メッシュマッチング処理がされたマッチング済みデータを記憶するマッチング済みデータ記憶部と、を有する。
好適な実施態様では、前記マッチング済みデータに基づいて、一以上の移動体の移動軌跡を示す一以上のメッシュ列を特定し、前記メッシュ列に基づく移動軌跡画像を出力させる画像出力部をさらに有してもよい。
好適な実施態様では、前記移動軌跡画像には、複数の移動体の移動軌跡を示す複数のメッシュ列が表示され、前記複数のメッシュ列が重なるメッシュが識別可能に表示されるようにしてもよい。
好適な実施態様では、前記移動体データ記憶部は、前記複数の移動体の属性を示す移動体属性情報をさらに有してもよい。そして、前記画像出力部は、属性の異なる複数の移動体の移動軌跡を示す複数のメッシュ列を特定し、前記複数のメッシュ列に基づく移動軌跡画像を出力させてもよい。
好適な実施態様では、前記移動体は車両または歩行者であり、前記画像出力部は、前記移動軌跡画像を道路地図画像と重ねて出力させてもよい。
好適な実施態様では、前記メッシュデータの各メッシュは方向を有し、前記移動***置データは、前記位置における各移動体の移動方向を示すデータを含み、前記マッチング済みデータは、各移動体の位置及び移動方向が一つのメッシュとマッチングされていてもよい。前記画像出力部は、前記マッチング済みデータ及び前記メッシュデータに基づいて、各メッシュにおいて前記メッシュの方向と移動体の移動方向とが合致するかまたは合致しない移動体を特定し、特定された移動体の移動軌跡を含む前記移動軌跡画像を出力させてもよい。
好適な実施態様では、インシデントが発生した位置を示すインシデントデータを記憶するインシデントデータ記憶部をさらに有し、前記画像出力部は、前記インシデントデータに基づいて、前記インシデントが発生した位置を示すインシデント画像を含む前記移動軌跡画像を出力させてもよい。
好適な実施態様では、前記移動体は車両であり、前記移動***置データは、前記位置における各車両の走行状態を示すデータを含み、前記マッチング済みデータは、各車両の位置及び走行状態が一つのメッシュとマッチングされていてもよい。前記画像出力部は、前記メッシュ列及び前記メッシュ列に係る移動体の走行状態に応じた表示態様のメッシュを含む、前記移動体軌跡画像を出力させてもよい。
好適な実施態様では、前記走行状態は、ブレーキ操作、アクセル操作、ウインカー操作、車間時間、急減速、前後加速度、左右加速度及びヨー角加速度のいずれかでよい。
好適な実施態様では、前記マッチング済みデータに基づいて、前記複数のメッシュにおける前記複数の移動体の分布状態を示す分布画像を出力させる画像出力部を、さらに有してもよい。
好適な実施態様では、前記移動体データ記憶部は、前記複数の移動体の属性を示す移動体属性情報をさらに有し、前記画像出力部は、第1の移動体属性を有する移動体の第1の分布画像と、第2の移動体属性を有する移動体の第2の分布画像とを、比較可能に出力させるようにしてもよい。
好適な実施態様では、前記移動体データは、前記位置における各移動体の速度または加速度に係るデータを含み、前記マッチング済みデータは、各移動体の位置及び速度または加速度が一つのメッシュとマッチングされていてもよい。前記画像出力部は、所定の速度または加速度を有する移動体の分布画像を表示させてもよい。
好適な実施態様では、前記画像出力部は、前記複数の移動体の分布状態において分布頻度が高いメッシュをつなげた高頻度移動軌跡を、前記分布画像に表示させるようにしてもよい。
好適な実施態様では、前記移動体は車両であり、前記移動***置データは、前記位置における各車両の走行状態を示すデータを含み、前記マッチング済みデータは、各車両の位置及び走行状態が一つのメッシュとマッチングされていてもよい。そして、前記マッチング済みデータに基づいて、前記複数のメッシュにおける前記複数の車両の走行状態の分布を示す状態分布画像を出力させる画像出力部を、さらに有してもよい。
好適な実施態様では、前記状態分布画像のエリアの指定を受け付ける手段をさらに有してもよい。前記画像出力部は、各車両の前記指定されたエリアへの進入経路に応じた表示態様で、前記指定されたエリアの前記状態分布画像を出力させてもよい。
好適な実施態様では、前記走行状態は、速度または加速度でよい。前記画像出力部は、前記複数の移動体のうち、速度または加速度が所定の範囲内である移動体の分布状態を示す前記状態分布画像を出力させてもよい。
好適な実施態様では、前記走行状態は、ブレーキ操作、アクセル操作、ウインカー操作、車間時間、急減速、前後加速度、左右加速度及びヨー角加速度のいずれかであり、前記画像出力部は、前記状態分布画像を道路地図画像と重ねて出力させてもよい。
本発明の一実施形態に係る移動体の移動軌跡解析装置の構成図。 収集データベース101のデータ構造の一例を示す。 マッチングデータ記憶部105のデータ構造の一例を示す。 メッシュ列データ記憶部107のデータ構造の一例を示す。 移動軌跡画像の一つの表示態様を示す。 移動軌跡画像の別の表示態様を示す。 移動軌跡画像のさらに別の表示態様を示す。 移動軌跡画像のさらに別の表示態様を示す。 移動軌跡画像のさらに別の表示態様を示す。 ヒートマップの一つの表示態様を示す。 ヒートマップの別の表示態様を示す。 速度分布画像の一つの表示態様を示す。 渋滞区間に着目した速度分布画像の一つの態様を示す。 交差点における車線別の速度分布画像の一つの態様を示す。 逆走車両の移動軌跡画像を生成するフローチャートである。 逆走車両の移動軌跡画像である。 車両走行状態の分布を示すヒートマップである 車両走行状態の分布を示すヒートマップである 図18のヒートマップを生成するフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る移動体の移動軌跡解析装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る移動体の移動軌跡解析装置(以下、移動解析装置と称する)10の構成図である。
同図に示すように、移動軌跡解析装置10は、移動軌跡解析装置本体100と、キーボード及びポインティングデバイスなどの入力装置150及びディスプレイ及びプリンタなどの出力装置160とを有する。
移動軌跡解析装置本体100は、例えば、プロセッサ及びメモリ等を備える汎用的なコンピュータシステムにより構成され、以下に説明する移動軌跡解析装置本体100の個々の構成要素または機能は、例えば、所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
移動軌跡解析装置本体100は、収集データベース101と、メッシュデータ記憶部103と、マッチングデータ記憶部105と、メッシュ列データ記憶部107と、地図画像データ記憶部109と、インシデントデータ記憶部111と、メッシュマッチング処理部121と、メッシュ列変換部123と、画像生成部125とを有する。
収集データベース101は、外部の装置から収集した移動体及びその移動軌跡に関するデータを記憶する。例えば、収集データベース101は、複数の移動体の異なる時刻における位置を示す移動***置データを記憶する。
図2は、収集データベース101のデータ構造の一例を示す。
同図に示すように、収集データベース101は、No201と、移動体ID203と、移動体タイプ205と、トリップID207と、日付209と、時刻211と、緯度213と、経度215と、方向217と、速度219と、加速度221と、ブレーキフラグ223とを有する。
No201は、収集データベース101のレコードに付与されたシリアルナンバである。移動体ID203は移動体の識別情報である。移動体タイプ205は、移動体の属性の一つである移動体の種別を示す情報である。例えば、移動体タイプ205は、車両、自転車、車椅子及び歩行者等が識別可能であってもよい。移動体タイプ205は、さらに車両の中でも、大型、大型特殊、普通、小型、自動二輪などが識別可能であってもよい。トリップID207は、一つの移動体のひと続きの移動軌跡であるトリップの識別情報である。日付209及び時刻211は、移動体が緯度213及び経度215で特定される位置に存在した日時である。方向217は、日付209及び時刻211における移動体の移動方向を示す。方向217は、例えば、16方位に付与した1から16まで数字でよい。速度219は、日付209及び時刻211における移動体の速度であり、例えば時速でよい。加速度221は、日付209及び時刻211における移動体の加速度である。ブレーキフラグ223は、日付209及び時刻211においてブレーキ操作がされたか否かを示すフラグである。ブレーキフラグ223は、ブレーキが操作されているときは1、操作されていないときは0である。
収集データベース101の各レコードは、移動体が有する位置検出装置から取得したその時点における移動体の現在位置情報である。収集データベース101の各レコードは、移動体から直接、または所定の移動体データ収集装置を介して取得される。移動体が方向及び速度を検出するセンサを有する場合は、方向217、速度219及び加速度221も現在位置情報とともに取得されるようにしてもよい。移動体が方向、速度及び加速度を検出するセンサを有しない場合は、収集データベース101のレコードから移動軌跡解析装置本体100において算出してもよい。
メッシュデータ記憶部103は、地表面を所定の大きさに分割して構成された複数のメッシュに係るメッシュデータを記憶する。メッシュの形状は正方形でよい。例えば、メッシュの頂点の位置座標は緯度及び経度で特定される。メッシュサイズは均一でよい。メッシュサイズは任意である。メッシュデータ記憶部103は、メッシュサイズが異なる複数のメッシュレイヤを有していてもよい。レイヤ間のメッシュは対応付けられていても良い。なお、メッシュの形状は、必ずしも正方形でなくてもよい。メッシュは長方形でもよいし、三角形でもよいし、五角形以上の多角形でもよいし、異なる形状のメッシュを組合わせてもよい。さらに、メッシュデータの各メッシュは方向を有してもよい。例えば、各メッシュは移動体の進行方向として許容される(または許容されない)移動方向を有していてもよい。例えば、一般道路の車道上のメッシュまたは高速道路のメッシュは、その車道または高速道路の進行方向に向いた移動方向を有していてもよい。また、各メッシュは許容される移動体タイプを有していてもよい。例えば、歩道上のメッシュであれば歩行者、高速道路であれば車両が許容される移動体タイプとして定められていてもよい。
マッチングデータ記憶部105は、メッシュマッチング処理部121において収集データベース101の移動体の位置データとメッシュデータ記憶部103のメッシュデータとがマッチングされたマッチング済みデータを記憶する。
図3は、マッチングデータ記憶部105のデータ構造の一例を示す。
同図に示すように、マッチングデータ記憶部105は、収集データベース101のデータにメッシュNo225が追加されている。つまり、メッシュデータ記憶部103では、収集データベース101の各レコードに一つのメッシュNo225が対応付けられている。
メッシュ列データ記憶部107は、メッシュ列変換部123においてメッシュデータ記憶部103のマッチング済みデータから抽出された移動体の移動軌跡を示すメッシュ列のデータを記憶する。
図4は、メッシュ列データ記憶部107のデータ構造の一例を示す。
同図に示すように、メッシュ列データ記憶部107は、移動体ID203と、移動体タイプ205と、トリップID207と、日付209と、時間帯212と、方向217と、平均速度218と、平均加速度220と、ブレーキ回数224と、メッシュ列222と、メッシュNo225とを有する。
時間帯212は、時刻211を一定の時間を有する時間帯に割り当てたものである。本実施形態の時間帯212は、24時制の分以降を削除した時間で表される。例えば、午前9時11分20秒は「9」、午後8時22分45秒は「20」である。平均速度218は、同一メッシュに割り当てられたレコードの速度219の平均である。平均加速度220は、同一メッシュに割り当てられたレコードの加速度221の平均である。メッシュ列222は、移動軌跡を示すメッシュ列におけるシリアルナンバである。メッシュ列は、メッシュ列222の順にメッシュNo225のメッシュが並んで構成される。ブレーキ回数224は、メッシュNo225ごとに、そのメッシュ内でブレーキフラグ223が1である回数を示す。
インシデントデータ記憶部111は、事故または事故になりそうなヒヤリハット事象などのインシデントが発生した位置を示すデータを記憶する。位置を示すデータは、例えば、緯度及び経度でよい。インシデントデータ記憶部111は、インシデントの種類別に位置を示すデータを有していてもよい。
メッシュマッチング処理部121は、移動***置データとメッシュデータとに基づいて、複数の移動体の異なる時刻における位置をいずれか一つのメッシュとをマッチングさせる。例えば、メッシュマッチング処理部121は、収集データベース101に記憶されている移動***置データの各レコードに一つのメッシュをマッチングさせる。メッシュマッチング処理部121は、緯度213及び経度215と、各メッシュの頂点の緯度及び経度とに基づいて、その位置が属するメッシュのメッシュNoを特定してもよい。
メッシュ列変換部123は、メッシュマッチング処理の結果に基づいて、一以上の移動体の移動軌跡を示す一以上のメッシュ列を特定する。例えば、メッシュ列変換部123は、トリップID207ごとにメッシュ列を特定する。例えば、図3の例では、複数レコードが同一のメッシュNo225に割り当てられている。メッシュ列変換部123は、同じメッシュNo225が割り当てられたレコードを1レコードに統合する。このとき、メッシュ列変換部123は、統合される複数のレコードに基づいて時間帯212、平均速度218、平均加速度216及びブレーキ回数224を特定する。例えば、メッシュ列変換部123は、統合される複数のレコードの時刻211に基づいて時間帯212を特定し、速度219を平均して平均速度218を、加速度221を平均して平均加速度220を算出する。メッシュ列変換部123は、統合される複数のレコードのブレーキフラグ223が1であるレコード数をカウントして、ブレーキ回数224を設定する。メッシュ列変換部123は、異なるメッシュNo225に対してメッシュ列222として連番を付与する。
画像生成部125は、メッシュマッチング処理により移動経路がメッシュで特定されるデータを用いて、移動体の移動状況を示す画像を生成する。画像生成部125が生成する画像は、例えば、移動体の移動軌跡を示す画像、移動体の位置の分布を示す画像、移動体の移動速度または加速度の分布を示す画像等である。画像生成部125は、これらの移動体の移動状況を示す画像に地図画像を重ねた画像を生成しても良い。画像生成部125は、入力装置150からユーザが入力した条件または予め定められた条件に従う画像を生成しても良い。画像生成部125により生成された画像は出力装置160から出力される。
例えば、画像生成部125は、メッシュ列データ記憶部107を参照して、一以上の移動体の移動軌跡を示す一以上のメッシュ列に基づく移動軌跡画像を生成する。画像生成部125は、例えば、トリップID207ごとにメッシュ列No222の順に、メッシュNo225によるメッシュ列を特定する。移動体タイプ205または時間帯212などが指定されたときは、画像生成部125は、その条件に合致するレコードからメッシュ列を特定しても良い。画像生成部125は、特定されるメッシュ列をメッシュ上に表現した移動軌跡画像を生成してもよい。画像生成部125は、地図画像データ記憶部109から地図画像を取得し、地図画像にメッシュ列を重ねて移動軌跡画像を生成しても良い。
画像生成部125は、例えば、メッシュ列データ記憶部107を参照して、メッシュ列及びメッシュ列に係る移動体の走行状態に応じた表示態様のメッシュを含む移動体軌跡画像を生成しても良い。例えば、画像生成部125は、上記の移動軌跡画像に合わせて、移動体の位置に対応するメッシュをその位置での移動体の走行状態を示す表示態様で表示してもよい。走行状態は、例えば、平均速度218、平均加速度220、ブレーキ回数224のいずれかでよい。
図5は、移動軌跡画像の一つの表示態様を示す。
同図の移動軌跡画像500では、メッシュ50において、移動体の移動軌跡がメッシュ列51,52と、移動体の位置(点)をつないだ移動軌跡を示す線53,54で表示されている。移動軌跡を示す線53,54の表示は省略してもよい。また、移動軌跡画像500は、さらに、ブレーキ回数224が所定以上のメッシュについて、ブレーキポイント55の表示を含んでもよい。
これにより、メッシュサイズが既知であることから、メッシュ数をカウントするだけで、移動経路のおおよその距離、及び移動軌跡同士の距離を簡単に求めることができる。さらに、移動軌跡上の走行状態を把握することもできる。
図6は、移動軌跡画像の別の表示態様を示す。
同図の移動軌跡画像600では、地図画像にメッシュ列を重ねて表示されている。移動軌跡画像600では、地図画像65にメッシュ66が重ねて表示されている。この画像において、車両61、62の移動軌跡63、64が表示されている。この例では、移動軌跡63、64は、メッシュ列63A、64Aと、移動軌跡を示す線63B、64Bとを含む。移動軌跡画像600では、さらに、車両61のメッシュ列63Aと車両62のメッシュ列64Aの一部が重なる。メッシュ列が重なる重複メッシュ67は、重複していないメッシュ列63A,64Aとは異なる態様で表示されるようにしてもよい。
移動軌跡画像にメッシュ列を表示するとき、画像生成部125は、移動体タイプ205に応じて表示態様を変えてもよい。例えば、移動体タイプ205に応じて、移動***置を示すメッシュNo225で特定されるメッシュに対して、そのメッシュを含むn×mメッシュで移動体を表現し、それをつなげてメッシュ列表示してもよい。n及びmは、移動体タイプ205に応じて定まるようにしてもよい。例えば、大型車両、中型車両、自転車及び歩行者などではそれぞれ異なるnとmを用いてもよい。
これにより、移動軌跡が一定の広がりを有するメッシュ列で表現されることにより、複数の移動体の移動軌跡の交差または接近を容易に検出することができる。さらに、移動軌跡の交差または接近があったときに、その位置を容易に特定することができる。移動体の現実の大きさを考慮して交差または接近の判定を行うことも容易である。
図7は、移動軌跡画像のさらに別の表示態様を示す。
図7Aの移動軌跡画像700は、メッシュ70上に6つに移動体の移動軌跡A〜Fが表示されている。同図に示すように、これらの軌跡A〜Fはいくつかの点で互いに交差している。画像生成部125は、移動軌跡画像700からこの交点が属するメッシュを特定し、交点の分布を示す交点ヒートマップ750を生成してもよい。
図7Bは、交点が属する交点メッシュを示す交点ヒートマップ750である。交点ヒートマップ750では、交点メッシュ751が他のメッシュから識別可能に表示されている。この例では、各交点メッシュには、そのメッシュでの移動経路の交差回数が記載されているが、他の表示態様でもよい。交点ヒートマップ750に地図画像をさらに重ねることにより、地図上で、移動経路の交点の分布を表示することができる。
画像生成部125は、例えば、メッシュ列データ記憶部107を参照して、属性の異なる複数の移動体の移動軌跡を示す複数のメッシュ列を特定し、複数のメッシュ列に基づく移動軌跡画像を生成する。
図8は、移動軌跡画像のさらに別の表示態様を示す。
同図の移動軌跡画像800は、移動軌跡を示すメッシュ列に基づいて、移動体の移動軌跡を示す線(矢印)が表示されている。つまり、上述のように移動軌跡をメッシュ列で表示する代わりに、移動軌跡画像800は移動体を示すシンボル81,82と、移動経路を示す矢印83,84で移動軌跡を表示している。メッシュ列で移動軌跡を表現すると、移動軌跡がカーブしている箇所では軌跡がギザギザになるのに対して、この態様では、メッシュ列上を通るよりなめらかな曲線で表現できる。これにより、移動軌跡を直感的に見やすい表示をすることができる。
移動軌跡画像800では、さらに、移動体タイプが異なる複数の移動体(自動車と自転車)の移動経路が表示されている。これにより、異なる移動体タイプの移動経路を容易に比較できる。なお、図5−7の表示態様においても移動体タイプが異なる複数の移動体の移動経路を表示できる。図8の表示対応においても、複数の移動体の交差または接近を検知して表示することもできる。例えば、図6で説明したように、移動体タイプに応じた大きさを考慮して、交差または接近を判定してもよい。^
画像生成部125は、例えば、インシデントデータ記憶部111を参照して、インシデントが発生した位置を示すインシデント画像を含む移動軌跡画像を生成してもよい。例えば、画像生成部125は、上述したような態様の移動軌跡に、事故またはヒヤリハット事象が発生した地点を示すインシデント画像を重ねた移動軌跡画像を生成してもよい。
図9の移動軌跡画像900は、インシデント位置910と移動経路920とが合わせて表示されている。これにより、事故またはヒヤリハット事象の発生地点と移動体の移動経路との関係を示すことができる。
画像生成部125は、例えば、メッシュ列データ記憶部107を参照して、複数のメッシュにおける複数の移動体の分布状態を示す分布画像を生成する。画像生成部125は、例えば、メッシュ列データ記憶部107から所定の条件に係るレコードを抽出し、メッシュNo225ごとに移動体数をカウントして、その移動体の分布を示す画像を生成する。画像生成部125は、さらに、移動体分布に基づいて、移動体分布の頻度が高いメッシュ及び低いメッシュを特定し、移動体分布の頻度の相違を示す画像を生成することもできる。画像生成部125は、地図画像データ記憶部109から地図画像を取得し、地図画像にヒートマップを重ねて移動軌跡画像を生成しても良い。
図10は、ヒートマップの一つの表示態様を示す。
図10Aの移動軌跡画像1000は、メッシュ1010上に5つの移動体の移動軌跡A〜Eを示す。
図10Bは、移動軌跡画像1000の移動軌跡A〜Eに対応する移動体分布を示すヒートマップ1050を示す。ヒートマップ1050のメッシュに記載されている数字は移動体が存在した回数である。ヒートマップ1050では、さらに、移動体が通過した頻度が最も高い経路を示すメッシュ列1051が描かれている。
本実施形態では移動体軌跡がメッシュマッチングされているので、極めて容易にヒートマップを作成することができる。さらに、そのヒートマップから、移動体の通過頻度が最も高いよく通過するルートを容易に抽出することができる。
図11は、ヒートマップの別の表示態様を示す。
同図のヒートマップ1100では、移動体分布を示すヒートマップが地図画像に重ねて表示されている。これは、歩道上を移動した歩行者の移動軌跡に基づくヒートマップである。画像生成部125は、例えば、移動体タイプ205が歩行者を示すレコードをメッシュ列データ記憶部107から取得し、メッシュNo225別にレコード数をカウントしてヒートマップを生成しても良い。さらに、画像生成部125は、歩行者が最もよく通過するルートのメッシュ列201を特定し、他のメッシュと識別可能に表示してもよい。
この例のように、直線の歩道上で歩行者が最もよく通過するルートが蛇行していることが検出されると、歩道上に何らかの障害物が存在することが推定される。
画像生成部125は、例えば、メッシュ列データ記憶部107を参照して、複数のメッシュにおける複数の移動体の速度または加速度の分布状態を示す分布画像を生成する。画像生成部125は、例えば、メッシュ列データ記憶部107から所定の条件(例えばある時間帯)に係るレコードを抽出し、メッシュNo225ごとに、平均速度218または平均加速度220から各メッシュを代表する速度または加速度を決定し、それをメッシュ速度及び加速度とする。各メッシュ速度または加速度は、平均速度218または平均加速度220の平均値、中間値、最大値または最小値などでよい。画像生成部125は、メッシュ速度または加速度に応じた表示態様で速度または加速度分布画像を生成しても良い。画像生成部125は、地図画像データ記憶部109から地図画像を取得し、地図画像に平均速度または平均加速度の分布画像を重ねた画像を生成しても良い。
図12は、速度分布画像の一つの表示態様を示す。
同図Aに示す速度分布画像1200は、各メッシュのメッシュ速度に応じた速度表示1201、1202がされている。例えば、速度分布画像1200では、片側2車線の道路で、各車線のメッシュ速度に応じた速度分布表示がされている。
同図Bに示す速度分布画像1250は、メッシュをメッシュ速度に応じた表示にする代わりに、移動体の速度を、移動体を示すシンボル1251,1252と、速度を示す矢印1253,1254で表現している。矢印1253,1254は、例えば、各メッシュ速度から、所定の複数メッシュの代表速度を定めて、その代表速度に応じた表示態様としてもよい。矢印の長さは速度の大きさを表現してもよい。
画像生成部125は、例えば、所定の速度または加速度を有する移動体の分布画像を生成しても良い。
図13は、渋滞区間に着目した速度分布画像の一つの態様を示す。
同図に示す速度分布画像1300では、メッシュ速度が所定範囲(例えば10km/h以下)のメッシュの区間を渋滞区間として特定されていて、その渋滞区間が他の区間とは識別可能に表示されている。ここでは、渋滞区間に所定の渋滞表示をしてもよいし、図12のように渋滞区間のメッシュに着色してもよい。メッシュサイズを適切に設定することで、詳細な渋滞区間の把握が容易である。
図14は、交差点における車線別の速度分布画像の一つの態様を示す。
同図Aに示す速度分布画像1400は、図12と同様に、各メッシュのメッシュ速度に応じた速度表示1401、1402、1403がされている。ここでは、交差点に進入する道路の車線別に速度分布が表示されている。各車線に異なるメッシュが割り当てられているとき、車線ごとの速度分布を示す画像が生成される。
同図Bに示す速度分布画像1450は、図13と同様に、メッシュ速度が所定範囲のメッシュの区間が識別可能に表示されている。
図12〜図14では、速度分布を示す画像について説明したが、加速度分布を示す画像についても同様である。速度分布と加速度分布を重ねて表示してもよい。
図12〜図14に示すように、メッシュサイズを適切に設定することで、リンク単位よりも詳細な速度分布及び加速度分布を提供することができる。例えば、渋滞の開始位置及び解消位置などをより詳細に表現できる。また、車線ごとの速度または加速度を表現することもできる。
画像生成部125は、例えば、メッシュデータ記憶部103及びメッシュ列データ記憶部107を参照して、各メッシュにおいてメッシュの方向と移動体の移動方向とが合致するかまたは合致しない移動体を特定し、特定された移動体の移動軌跡を含む移動軌跡画像を生成しても良い。これにより、例えば、進行方向が定められたレーンを逆走する車両を検出し、表示できる。
図15のフローチャートを参照して、逆走表示の処理手順を説明する。
画像生成部125は、表示対象エリアのメッシュNoを特定する(S1501)。
画像生成部125は、表示対象エリアで許容された方向以外へ走行した車両の移動軌跡のトリップID207を特定する(S1503)。例えば、画像生成部125は、メッシュ列データ記憶部107の各レコードの表示対象エリア内のメッシュNo225について、メッシュデータ記憶部103を参照して各メッシュで許容されている移動方向を特定する。そして、画像生成部125は、各レコードの方向217がそのメッシュで許容されている移動方向であるか否かを判定してもよい。画像生成部125は、この処理により許容されていない方向へ移動した移動体に係るトリップID207を特定する。
画像生成部125は、特定されたトリップID207の移動軌跡画像を生成する(S1055)。この移動軌跡画像は地図画像と重ねて表示してもよい。
図16は、上記の処理で特定された許容されない方向へ移動した移動体の移動軌跡を地図画像と重ねて表示した移動軌跡画像1600である。
これにより、例えば、高速道路を逆走した車両の軌跡を抽出したり、センターラインオーバーをした車両の軌跡を抽出したりすることができる。
画像生成部125は、例えば、メッシュ列データ記憶部107を参照して、複数のメッシュにおける複数の車両の走行状態の分布を示す状態分布画像を出力させてもよい。例えば、画像生成部125は、ブレーキ回数224が所定数以上であるメッシュの分布を示すヒートマップを生成しても良い。
図17は、ブレーキ回数224が所定数以上であるメッシュの分布を示すヒートマップ1700の一例を示す。同図に示すように、本線1701に対して合流する支線1702があるとき、本線1701の合流の手前でブレーキ操作が集中していることがわかる。このように、メッシュに車両の走行状態が対応付けられているので、走行状態の分布を容易に把握することができる。
入力装置150から状態分布画像のエリアの指定を受け付けて、画像生成部125は、指定されたエリアの走行状態の分布を示すヒートマップを生成する。例えば、ユーザが入力装置150から交差点を指定する入力をすると、画像生成部125は指定された交差点の走行状態のヒートマップを作成する。画像生成部125は、各車両の指定されたエリアへの進入経路に応じた表示態様で、指定されたエリアの状態分布画像を出力させてもよい。
図18は、指定エリアでのブレーキ回数が所定数以上である車両の分布を示すヒートマップ1800の一例である。同図では、交差点にエリアK(9つのメッシュ)が指定されている。このエリアでのブレーキ回数の分布が表示されている。同図の例では、進入経路別にブレーキ回数の分布が表示されている。
図19のフローチャートを参照して、図18に示すヒートマップ1800を表示する処理手順を説明する。
入力装置150から状態分布画像のエリアの指定を受け付ける(S1901)。ここでは、交差点のエリアKが指定される。
画像生成部125は、指定エリアKへの進入経路を選択する(S1803)。進入経路は入力装置150からの指定入力を受け付けてもよい。ここでは、図の下から指定エリアKに進入する第1ルートが選択される。
画像生成部125は、選択経路から指定エリアへ進入する移動経路のトリップID207を特定する(S1905)。例えば、画像生成部125は、指定エリアK及び第1ルートのメッシュのメッシュNo225を特定して、メッシュ列データ記憶部107から、それぞれのメッシュを通るトリップID207を特定する。
画像生成部125は、選択経路以外の経路から指定エリアへ進入する移動経路のトリップID207を特定する(S1907)。例えば、画像生成部125は、メッシュ列データ記憶部107を参照して、ステップS1905で特定されたトリップID207以外で指定エリアKを通るトリップID207を特定する。
画像生成部125は、選択経路から進入した車両とそれ以外の経路から進入した車両のそれぞれの走行状態のヒートマップを生成する(S1909)。例えば、図18に示すように、第1ルートから進入した車両と第2ルートから進入した車両とを区別してブレーキ回数224が所定以上である車両の分布頻度1901,1902,1903を表示してもよい。同図の例では、第1ルート/第1ルート以外で表示されている。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
10 移動軌跡解析装置
100 移動軌跡解析装置本体
101 収集データベース
103 メッシュデータ記憶部
105 マッチングデータ記憶部
107 メッシュ列データ記憶部
109 地図画像データ記憶部
121 メッシュマッチング処理部
123 メッシュ列変換部
125 画像生成部

Claims (17)

  1. 複数の移動体の異なる時刻における位置を示す移動***置データを記憶する移動体データ記憶部と、
    地表面を所定の大きさに分割して構成された複数のメッシュに係るメッシュデータを記憶するメッシュデータ記憶部と、
    前記移動***置データと前記メッシュデータとに基づいて、前記複数の移動体の異なる時刻における位置をいずれか一つのメッシュとをマッチングさせるメッシュマッチング処理部と、
    前記メッシュマッチング処理がされたマッチング済みデータを記憶するマッチング済みデータ記憶部と、
    前記マッチング済みデータに基づいて、一以上の移動体の個別の移動軌跡を示す一以上のメッシュ列を特定し、前記メッシュ列を示す移動軌跡画像を出力させる画像出力部と、
    を有する移動体データ処理装置。
  2. 前記移動軌跡画像には、複数の移動体の個別の移動軌跡を示す複数のメッシュ列が表示され、前記複数のメッシュ列が重なるメッシュが識別可能に表示される、請求項記載の移動体データ処理装置。
  3. 前記移動体データ記憶部は、前記複数の移動体の属性を示す移動体属性情報をさらに有し、
    前記画像出力部は、属性の異なる複数の移動体の個別の移動軌跡を示す複数のメッシュ列を特定し、前記複数のメッシュ列を示す移動軌跡画像を出力させる、請求項1または2に記載の移動体データ処理装置。
  4. 前記移動体は車両または歩行者であり、
    前記画像出力部は、前記移動軌跡画像を道路地図画像と重ねて出力させる、請求項1〜のいずれか一項に記載の移動体データ処理装置。
  5. 前記メッシュデータの各メッシュは方向を有し、
    前記移動***置データは、前記位置における各移動体の移動方向を示すデータを含み、
    前記マッチング済みデータは、各移動体の位置及び移動方向が一つのメッシュとマッチングされていて、
    前記画像出力部は、前記マッチング済みデータ及び前記メッシュデータに基づいて、各メッシュにおいて前記メッシュの方向と移動体の移動方向とが合致するかまたは合致しない移動体を特定し、特定された移動体の移動軌跡を含む前記移動軌跡画像を出力させる、請求項記載の移動体データ処理装置。
  6. インシデントが発生した位置を示すインシデントデータを記憶するインシデントデータ記憶部をさらに有し、
    前記画像出力部は、前記インシデントデータに基づいて、前記インシデントが発生した位置を示すインシデント画像を含む前記移動軌跡画像を出力させる、請求項記載の移動体データ処理装置。
  7. 前記移動体は車両であり、
    前記移動***置データは、前記位置における各車両の走行状態を示すデータを含み、
    前記マッチング済みデータは、各車両の位置及び走行状態が一つのメッシュとマッチングされていて、
    前記画像出力部は、前記メッシュ列及び前記メッシュ列に係る移動体の走行状態に応じた表示態様のメッシュを含む、前記移動体軌跡画像を出力させる、請求項記載の移動体データ処理装置。
  8. 前記走行状態は、ブレーキ操作、アクセル操作、ウインカー操作、車間時間、急減速、前後加速度、左右加速度及びヨー角加速度のいずれかである、請求項記載の移動体データ処理装置。
  9. 前記画像出力部は更に、前記マッチング済みデータに基づいて、前記複数のメッシュにおける前記複数の移動体の分布状態を示す分布画像を出力させる請求項1記載の移動体データ処理装置。
  10. 前記移動体データ記憶部は、前記複数の移動体の属性を示す移動体属性情報をさらに有し、
    前記画像出力部は、第1の移動体属性を有する移動体の第1の分布画像と、第2の移動体属性を有する移動体の第2の分布画像とを、比較可能に出力させる、請求項記載の移動体データ処理部。
  11. 前記移動体データは、前記位置における各移動体の速度または加速度に係るデータを含み、
    前記マッチング済みデータは、各移動体の位置及び速度または加速度が一つのメッシュとマッチングされていて、
    前記画像出力部は、所定の速度または加速度を有する移動体の分布画像を表示させる、請求項9または10に記載の移動体データ処理部。
  12. 前記画像出力部は、前記複数の移動体の分布状態において分布頻度が高いメッシュをつなげた高頻度移動軌跡を前記分布画像に表示させる、請求項9〜11のいずれかに記載の移動体データ処理装置。
  13. 前記移動体は車両であり、
    前記移動***置データは、前記位置における各車両の走行状態を示すデータを含み、
    前記マッチング済みデータは、各車両の位置及び走行状態が一つのメッシュとマッチングされていて、
    前記画像出力部は更に、前記マッチング済みデータに基づいて、前記複数のメッシュにおける前記複数の車両の走行状態の分布を示す状態分布画像を出力させる請求項1記載の移動体データ処理装置。
  14. 複数の移動体の異なる時刻における位置を示す移動***置データを記憶する移動体データ記憶部と、
    地表面を所定の大きさに分割して構成された複数のメッシュに係るメッシュデータを記憶するメッシュデータ記憶部と、
    前記移動***置データと前記メッシュデータとに基づいて、前記複数の移動体の異なる時刻における位置をいずれか一つのメッシュとをマッチングさせるメッシュマッチング処理部と、
    前記メッシュマッチング処理がされたマッチング済みデータを記憶するマッチング済みデータ記憶部と、
    有し、
    前記移動体は車両であり、
    前記移動***置データは、前記位置における各車両の走行状態を示すデータを含み、
    前記マッチング済みデータは、各車両の位置及び走行状態が一つのメッシュとマッチングされていて、
    前記マッチング済みデータに基づいて、前記複数のメッシュにおける前記複数の車両の走行状態の分布を示す状態分布画像を出力させる画像出力部と、
    前記状態分布画像のエリアの指定を受け付ける手段をさらに有し、
    前記画像出力部は、各車両の前記指定されたエリアへの進入経路に応じた表示態様で、前記指定されたエリアの前記状態分布画像を出力させる、移動体データ処理装置。
  15. 複数の移動体の異なる時刻における位置を示す移動***置データを記憶する移動体データ記憶部と、
    地表面を所定の大きさに分割して構成された複数のメッシュに係るメッシュデータを記憶するメッシュデータ記憶部と、
    前記移動***置データと前記メッシュデータとに基づいて、前記複数の移動体の異なる時刻における位置をいずれか一つのメッシュとをマッチングさせるメッシュマッチング処理部と、
    前記メッシュマッチング処理がされたマッチング済みデータを記憶するマッチング済みデータ記憶部と、
    有し、
    前記移動体は車両であり、
    前記移動***置データは、前記位置における各車両の走行状態を示すデータを含み、
    前記マッチング済みデータは、各車両の位置及び走行状態が一つのメッシュとマッチングされていて、
    前記マッチング済みデータに基づいて、前記複数のメッシュにおける前記複数の車両の走行状態の分布を示す状態分布画像を出力させる画像出力部を更に有し、
    前記走行状態は、速度または加速度であり、
    前記画像出力部は、前記複数の移動体のうち、速度または加速度が所定の範囲内である移動体の分布状態を示す前記状態分布画像を出力させる、移動体データ処理装置。
  16. 前記走行状態は、ブレーキ操作に係る状態であり、
    前記画像出力部は、前記状態分布画像を道路地図画像と重ねて出力させる、請求項13に記載の移動体データ処理装置。
  17. 移動体データを処理するためのコンピュータプログラムが情報処理装置に実行されると、前記情報処理装置上に、
    複数の移動体の異なる時刻における位置を示す移動***置データを記憶する移動体データ記憶部と、
    地表面を所定の大きさに分割して構成された複数のメッシュに係るメッシュデータを記憶するメッシュデータ記憶部と、
    前記移動***置データと前記メッシュデータとに基づいて、前記複数の移動体の異なる時刻における位置をいずれか一つのメッシュとをマッチングさせるメッシュマッチング処理部と、
    前記メッシュマッチング処理がされたマッチング済みデータを記憶するマッチング済みデータ記憶部と、
    前記マッチング済みデータに基づいて、一以上の移動体の個別の移動軌跡を示す一以上のメッシュ列を特定し、前記メッシュ列を示す移動軌跡画像を出力させる画像出力部と、
    が構築されるコンピュータプログラム。
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