JP5587162B2 - ウェザーストリップの排水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コンバーチブル車などの格納式ルーフ車やハードトップ車のドア開口縁部に設けられ、ドアガラスに弾接して車内外をシールするウェザーストリップの排水構造に関するものである。
図6は、開閉自在のルーフを折り畳むことによって開放されるタイプの格納式ルーフ車の外観を示している。ルーフは、幌1からなり折り畳まれた幌1は車体後方側下部のトランク2内に格納されるようになっている。なお、幌1にかえて、ルーフをルーフパネルとその後方に位置するバックウインドパネルから構成し、折り畳まれたルーフパネルがバックウインドパネルに重ねられた状態でトランク2内に格納されるものもある。このようなタイプの車両は、一般的に、リトラクタブルハードトップ、クーペカブリオレ、クーペコンバーチブルと称されている。
こうした格納式ルーフ車両においては、ドア3の開口縁部となるフロントピラー4の側縁と幌1の側縁には、ドア3の閉時に昇降するドアガラス(サイドガラス)5に弾接して車内外をシールするためのウェザーストリップ10がテープ20を介して取付けられている(あるいはリテーナ等のホルダーに嵌め込むようにしてもよい)。
フロントピラー4の側縁に取付けられたウェザーストリップ10は、図7乃至図9に示すように、押出成形部101の両端であって、車両に組付けられる場合に車両の上下に位置する型成形部102,103が接続されたものであり、上側の型成形部102は、フロントガラス6の上端を固定するヘッダ7に取付けられたヘッダウェザーストリップ9の端部に接続され、下側の型成形部103にはドアミラー(図示しない)と一体化されたガセット21が取付けられている。
ウェザーストリップ10は、テープ20が貼着された取付基部11と、その取付基部11に一体成形され昇降するドアガラス5の先端部5aに弾接する中空シール部12と、中空シール部12の下方から車外側に向けて延設され同じく昇降するドアガラス5の車内側側面に弾接するシールリップ部13を備えている。シールリップ部13の先端部は、ドアガラス5の車内側側面に上向きに湾曲するように弾接していて、付け根部側に樋状の水受け部14を形成している。
また、シールリップ部13の車内側には中空部15が設けられ、その中空部15のさらに車内側にはガーニッシュなどの内装材(図示しない)に当接するリップ部16が設けられている。
そして、下側の型成形部103では、水受け部14から中空部15まで貫通する排水穴22が形成され、ウェザーストリップ10の上方から下方にかけて水受け部14に導かれた水Wを排水穴22から中空部15に導くようにしている。中空部15に導かれた水W(W1)は、車両前方から車外に排出されるようになっている。
このように、昇降するドアガラスの先端部と車内側側面に対して、中空シール部とシールリップ部をそれぞれ弾接させて上下から二重にシールするウェザーストリップにおける排水構造について様々の技術が採用されている(特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載の発明は、上側の型成形部おいて、ドアガラスよりも車外側に突出して幌から滴下する水を受け止める水受けリップだけをソリッドゴムで成形したものであり、特許文献2に記載の発明は、幌伝いに流れ落ちる水を受け止めるように幌の先端見切り部に車外側に突出するようにシールリップ部を形成したものである。
特開2006−264594号公報 特開平10−71860号公報
従来例で示したウェザーストリップ10によれば、図10に示すように、ドアガラス5を上昇させるとドアガラス5の先端部5aは中空シール部12の下側壁面12bが湾曲することによって包み込まれるので、洗車時に高圧水がかかったとしても水Wが車外側からドアガラス5の先端部5aと中空シール部12の下側壁面12bの間から車内側に侵入することが防止され、仮に侵入したとしてもドアガラス5の車内側側面に沿って落下する水Wはシールリップ部13で堰き止められ水受け部14内に導かれるようになっている。
しかしながら、図7に示すように、雨や洗車によって幌1から車外側に流れる水Wや、図10に示すように、洗車によってウェザーストリップ10に直接かけられる高圧水Wは、ウェザーストリップ10の中空シール部12を構成する下側壁面12bの車外側端部P、すなわち、下側壁面12bと同じく中空シール部12を構成する車外側壁面12aの接続部に溜ってしまう(図10では下側壁面12bの車外側端部Pにおいて溜った水を黒く塗り潰した)。この下側壁面12bの車外側端部Pに溜った水Wは、ウェザーストリップ10の延びる長手方向(ここでは車両の前方向)の車外側端部Pに沿って流れ落ち、排水穴22に入ることなくドアガラス5の前方側先端部分に達してガセット21に溜るので、ドア3を開くと溜った水W(W2)が車室内に侵入して水漏れするといった問題があった。
また、図10に示すような高圧水Wを受けると車外側端部Pよりも車内側でドアガラス5よりも車外側の下側壁面12bの一部に直接的に水Wが届いたり、下側壁面12bの車外側端部Pに溜った水Wの一部が回り込み、毛細管現象によってドアガラス5の先端部5aと中空シール部12の下側壁面12bの間まで伝わり、ドアガラス5の先端部5aの縁沿いに車両の前方向に流れ落ち、この水Wも排水穴22に入ることなくガセット21に溜るので、ドア3を開くと溜った水W(W2)が車室内に侵入するという問題があった。
さらに、雨が止んだ後や洗車を終了した後に、図11に示すように、ドアガラス5を下降させた場合、布製の幌1に滲み込んだ水Wが下側壁面12bの車外側端部Pに溜る(図11では下側壁面12bの車外側端部Pにおいて溜った水を黒く塗り潰した)ので、水Wはウェザーストリップ10の延びる長手方向に沿って流れ落ち、排水穴22に入ることなくガセット21に溜り、ドア3を開くと溜った水W(W2)が車室内に侵入していた。
また、雨量や洗車の量が多い場合や風の影響によってヘッダウェザーストリップ9に沿って流れ落ちる水Wがドアガラス5を下降させた場合、車室内に直接、水W(W3)が滴下して水漏れとなる場合もあった。
なお、ここでは格納式ルーフ車のフロントピラー4の側縁に取付けられたウェザーストリップ10の排水構造について述べたが、格納式ルーフ車に限らずハードトップ車のフロントピラー側縁に取付けられたウェザーストリップについても同様の問題がある。
また、特許文献1,2に記載されたウェザーストリップの排水構造は、このように、ウェザーストリップ10の中空シール部12において下側壁面12bの車外側端部Pに溜った水Wなどがウェザーストリップ10の長手方向及びドアガラス5の先端部5aに沿って前方向に流れ落ち最終的に車室内に侵入することを防止するものではない。
そこで、本発明の目的とするところは、格納式ルーフ車やハードトップ車のフロントピラーの側縁から車室内に雨水や洗車用水が侵入することを防止しうるウェザーストリップの排水構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、格納式ルーフ車又はハードトップ車のフロントピラー(4)の側縁に取付けられる取付基部(11)と、該取付基部(11)に対して車外側下向きに設けられドアガラス(5)の先端部(5a)に弾接する中空シール部(12)と、該中空シール部(12)の下方から車外側に向けて延設され前記ドアガラス(5)の車内側側面に先端部が上向きに湾曲するように弾接して樋状の水受け部(14)を形成するシールリップ部(13)を備えるウェザーストリップ(10)の上側の型成形部(102)における排水構造であって、
前記ドアガラス(5)の先端部(5a)が弾接する前記中空シール部(12)を成す下側壁面(12b)の車外側端部(P)に車外側に突出したヒレ片(40)を形成するとともに、前記ヒレ片(40)の形成位置より下方でしかも前記下側壁面(12b)の車外側端部(P)から、少なくとも前記ドアガラス(5)の先端部(5a)の弾接位置よりも車内側に越えた位置まで、下方に傾斜するビード部(30)を形成したことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記ビード部(30)の車内側端部は前記ドアガラス(5)の車内側側面まで延設され、前記ビード部(30)に沿って流れる水(W)を前記水受け部(14)に導くようにしたことを特徴とする。
さらに、請求項3に係る発明は、前記ビード部(30)を前記ヒレ片(40)に連続して形成したことを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載のウェザーストリップの排水構造によれば、格納式ルーフ車やハードトップ車のフロントピラーの側縁に取付けられるウェザーストリップの上側の型成形部には、ドアガラスを閉めたときにドアガラスの先端部に弾接する中空シール部とドアガラスの車内側側面に弾接するシールリップ部が設けられているので、ドアガラスは上下で二重にシールされる。
これにより、車外側から雨水や洗車の水がドアガラスの先端部と中空シール部との間から車内側に侵入することが防止され、仮に車内側に水が侵入したとしてもドアガラスの車内側側面に沿って落下する水はシールリップ部で堰き止められ樋状の水受け部内に導かれるようになっているので水密性は高い。
そして、ウェザーストリップの上側の型成形部において中空シール部を成す下側壁面の車外側端部には、車外側に突出したヒレ片が形成されているので、雨や洗車によってルーフの側端に流れる水はヒレ片によって受け止められる。
よって、ドアガラスを下降させた場合に、ルーフに沿って流れ落ちる水がウェザーストリップの上側の型成形部から車室内に直接滴下して水漏れとなることが防止される。
しかも、ヒレ片の形成位置よりも下方にはビード部が形成されているので、ヒレ片で受け止められた水はビード部に導かれる。ヒレ片だけを形成しただけでは水が車室内に侵入することを防止するには不十分であったが、ビード部をさらに形成することによって水の流れに方向性が設けられ、排水がよどみなく行われるためシール性が向上する。
特に、ビード部は、ドアガラスの先端部が弾接する中空シール部を成す下側壁面の車外側端部から、少なくともドアガラスの先端部の弾接位置よりも車内側に越えた位置まで、下方に傾斜するように形成されているので、ビード部がヒレ片の下方に間隔をあけて形成されている場合には、ドアガラスを閉めた状態で、雨や洗車によってルーフから車外側に流れる水や洗車によってウェザーストリップに直接かけられた水は、通常、下側壁面の車外側端部に溜るが、ここに溜った水はウェザーストリップの延びる長手方向(車両の前方向あるいは後方向)に沿ってビード部のあるところまで流れ落ち、ビード部を伝わって強制的に車外側から車内側に導かれる。そして、水は、少なくともドアガラスの先端部の弾接位置を車内側に越えた位置まで導かれるので、樋状の水受け部内に直接落下するか、あるいは、下側壁面の車内側からその車内側が当接する壁面(例えば、本実施形態においては、図2及び図3で示したような車外側縦壁17)を伝って落下するか、ドアガラスの車内側側面に沿って落下してシールリップ部で堰き止められ樋状の水受け部内に導かれる。
このときビード部は、ドアガラスの先端部で押圧されて撓むのでビード部の両端には2つの溝が形成される。よってビード部に沿って流れる水は、ドアガラスを閉めた状態では形成された溝に沿って流れるので水は車室内に漏れることなく安定して水受け部内に導かれる。
したがって、従来例で示したように、中空シール部の下側壁面の車外側端部に溜った水がウェザーストリップの長手方向に沿ってドアガラスの前方側先端部分に達してガセットに溜り、ドアを開くと溜った水が車室内に侵入して水漏れとなることは防止される。
また、下側壁面の車外側端部に溜った水の一部などは、毛細管現象によってドアガラスの先端部と中空シール部の下側壁面の間まで伝わるが、この水も水の流れ方向前方に位置又は対峙するビード部によって遮られ又はビード部に沿って車内側に導かれ、水受け部内に導かれるので、従来例で示したように、ドアガラスの先端部の縁沿いに車両の前方向に流れ落ちた水がドアガラスの前方側先端部分に達してガセットに溜り、ドアを開くと溜った水が車室内に侵入することも防止される。
さらに、雨が止んだ後や洗車を終了した後に、ドアガラスを下降させた場合、例えば布製の幌に滲み込んだ水が下側壁面の車外側端部に溜ることがあるが、ドアガラスを開いた状態でも水はウェザーストリップの延びる長手方向に沿って流れ落ち、ビード部を伝わって強制的に車外側から車内側に導かれ、水受け部内に導かれるので、水が車室内に侵入して水漏れすることは防止され、中空シール部の下側壁面の車外側端部から垂れ落ちる水の量も大幅に減少する。
また、請求項2に係る発明によれば、ビード部の車内側端部はドアガラスの車内側側面まで延設されているので、ビード部に沿って流れる水を直接水受け部に直接落下するか、あるいは下側壁面の車内側からその車内側が当接する壁面(例えば、本実施形態においては、図2及び図3で示したような車外側縦壁17)を伝って導き易くしたので、ビード部に沿って流れる水がドアガラスの車内側側面を伝わりシールリップ部で堰き止められ水受け部に導かれる量は少なくなる。
これにより、シールリップ部のシール機能の負担を軽減することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、ビード部はヒレ片に連続して形成されているので、ヒレ片で受け止められた水は直接、ビード部に導かれ効率的である。
本発明の実施形態に係るウェザーストリップの排水構造を示す斜視図である。 図1に示すウェザーストリップの上側の型成形部を示す拡大斜視図である。 図2のB−B線拡大断面図である。 図2のC−C線拡大断面図である。 ドアガラスが上昇した状態を示す図2のD−D線拡大断面図である。 格納式ルーフ車を示す外観斜視図である。 従来例に係るウェザーストリップの排水構造を示す斜視図である。 図7に示すウェザーストリップの上側の型成形部を示す拡大斜視図である。 図8のA−A線拡大断面図である。 図9においてドアガラスが上昇した状態を示す図8のA−A線拡大断面図である。 図9においてドアガラスが下降した状態を示す図8のA−A線拡大断面図である。
図1乃至図5を参照して、本発明の実施形態に係るウェザーストリップの排水構造について説明する。図1は本発明の実施形態に係るウェザーストリップの排水構造を示す斜視図であり、図2は図1に示すウェザーストリップの上側(ルーフ側)の型成形部を示す拡大斜視図である。また、図3及び図4は図2のB−B線及びC−C線拡大断面図である。図5はドアガラスが上昇した状態を示す図2のD−D線拡大断面図である。
従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
本発明の実施形態に係るウェザーストリップの排水構造は、図6に示すように、開閉自在の幌1を折り畳みトランク2内に格納するタイプの車両に関するものであり、特にウェザーストリップ10の上側の型成形部102にビード部30とヒレ部40を形成したものである。
ウェザーストリップ10は、フロントピラー4の側縁にテープ20で取付けられ(あるいはリテーナ等のホルダーに嵌め込むようにしてもよい)、ドア3の閉時に昇降するドアガラス(サイドガラス)5に弾接して車内外をシールするもので、図1に示すように、押出成形部101の両端であって、車両に組付けられた場合に上下に位置する型成形部102,103が接続され、上側の型成形部102は、フロントガラス6の上端を固定するヘッダ7に取付けられたヘッダウェザーストリップ9の端部に接続され、下側の型成形部103にはドアミラー(図示しない)と一体化されたガセット21が取付けられている。
ウェザーストリップ10は、図2に示すように、上側の型成形部102では、フロントピラー4の側縁に取付けられる取付基部11と、取付基部11に対して車外側下向きに設けられドアガラス5の先端部5aに弾接する中空シール部12と、中空シール部12の下方から車外側に向けて延設されドアガラス5の車内側側面に先端部が上向きに湾曲するように弾接して樋状の水受け部14を形成するシールリップ部13を備える。また、シールリップ部13の車内側には中空部15が設けられ、その中空部15のさらに車内側にはガーニッシュなどの内装材(図示しない)に当接するリップ部16が設けられている。
取付基部11は、型成形時に中空シール部12と中空部15形成用の中芯(図示しない)が挿入されるので半割となっている。取付基部11の略中央からは車外側縦壁17が下設され、その先端にシールリップ部13が設けられている。また、中空シール12は、取付基部11の車外側端部からさらに車外側に張り出すように湾曲した車外側壁面12aと、その車外側壁面12aの下端部に、車外側端部が接続され車内側端部が車外側縦壁17の上部に取付基部11から間をおいて接続された下側壁面12bから成り、下側壁面12bの略中央に上昇したドアガラス5の先端部5aが弾接するようになっている。
ドアガラス5の先端部5aが弾接すると下側壁面12bは、ビード部30が形成された部分では、図5に示すように、またビード部30が形成されていない部分では、図10で示したように、上方に向けて湾曲してドアガラス5の先端部5aを包み込む。
また、取付基部11の車内側端部からは車内側縦壁18が下設され、車外側縦壁17と車内側縦壁18とそれら両縦壁17,18の下端部を連結し下側に向けて湾曲した底壁19と取付基部11の車内側の一部で囲まれることによって中空部15は形成されている。
また下側の型成形部103には、図1に示すように、水受け部14から中空部15まで貫通する排水穴22が形成され、ウェザーストリップ10の上方から下方にかけて水受け部14に導かれた水Wを排水穴22から中空部15に導くようにしている。中空部15に導かれた水Wは、車両の前方から車外に排出されるようになっている。
そして、上側の型成形部102におけるウェザーストリップ10の中空シール部12を成す下側壁面12bには、図2に示すように、ビード部30が形成されるとともに、下側壁面12bの車外側端部P、すなわち車外側壁面12aと下側壁面12bの接続部分には、ビード部30に連続してヒレ片40が形成されている。ヒレ片40の形成位置より下方に位置するビード部30の車外側端部30aにヒレ片40の前側端部40aを一致させている。
ビード部30は、帯状で中央部が下方に突出した突条をなすように形成されていて、中空シール部12の下側壁面12bの車外側端部Pから、ドアガラス5の先端部5aの弾接位置を車内側に越え、下側壁面12bの車内側端部Q、すなわち、車外側縦壁17に対する下側壁面12bの接続部分まで、ウェザーストリップ10の下方に傾斜するように延びている。
ヒレ片40は、略直角三角形状の薄片で、ビード部30が形成された位置より上方で、しかもウェザーストリップ10に対するヘッダウェザーストリップ9の端部との接続位置の真下において下側壁面12bの車外側端部Pから車外側に突出するように形成されている。またヒレ片40は、前側から後側にかけて拡がる羽根状に突出するしている。そして、ヒレ片40は、ヘッダウェザーストリップ9に沿って側端に流れる水Wを一方の薄板の面で受けて水Wをヒレ片40の前側端部40aからビード部30に導き、ビード部30は下側壁面12bの車内側端部Qから水受け部14に導くようにされている。
ビード部30とヒレ片40は、ウェザーストリップ10と同時に型成形されていて、ウェザーストリップ10と同様にゴム様弾性体からなる。
以上のように構成された本実施形態に係るウェザーストリップの排水構造によれば、ドアガラス5を閉めたときに、ドアガラス5の先端部5aには中空シール部12の下側壁面12bが弾接するとともに、ドアガラス5の車内側側面にはシールリップ部13が弾接するので、ドアガラス5は上下で二重にシールされ、車外側から車内側に直接、雨水や洗車用の水Wが侵入することが防止される。そして、仮に車内側に水Wが侵入したとしてもドアガラス5の車内側側面に沿って落下する水はシールリップ部13で堰き止められ樋状の水受け部14内に導かれるようになっているので水密性は高い。
そして、ウェザーストリップ10の上側の型成形部102において中空シール部12の下側壁面12bの車外側端部Pには、車外側に突出したヒレ片40が形成されているので、雨や洗車によってルーフの側端に流れる水Wはヒレ片40によって受け止められる。
よって、ドアガラス5を下降させた場合に、幌1に沿って流れ落ちる水Wがウェザーストリップ10の上側の型成形部102から車室内に直接滴下して水漏れとなることが防止される。
しかも、ヒレ片40の形成位置よりも下方にはビード部30が形成されているので、ヒレ片40で受け止められた水Wはビード部30に導かれる。ヒレ片40だけを形成しただけでは水Wが車室内に侵入することを防止するには不十分であったが、ビード部30をさらに形成することによってシール性が向上する。
ヒレ片40は、ヘッダウェザーストリップ9との接続位置の真下に形成されているので、ヘッダウェザーストリップ9に沿って側端に流れる水Wはヒレ片40で受け止められ前側端部40aからビード部30に直接導かれる。
特に、ビード部30は、ドアガラス5の先端部5aが弾接する中空シール部12を成す下側壁面12bの車外側端部Pから、ドアガラス5の先端部5aの弾接位置よりも車内側に越え、下側壁面12bの車内側端部Qまで、車内側に向けて下方に傾斜するように形成されているので、ビード部30に導かれた水Wは、ビード部30を伝わって強制的にドアガラス5の車外側から車内側に導かれ、水受け部14に導かれる。その後は、排水穴22を通じて車外に排出される。また、ヘッダウェザーストリップ9との接続位置の真下にはヒレ片40がされているので、ヘッダウェザーストリップ9に沿って側端に流れる水Wはヒレ片40で受け止められ前側端部40aからビード部30に直接導かれる。
このときビード部30は、ドアガラス5の先端部5aで押圧されて撓むので、図5に示すように、ビード部30の両端には2つの溝31,32が形成される。よってビード部30に沿って流れる水Wは、ドアガラスを閉めた状態では形成された溝31,32に沿って流れるので水Wは車室内に漏れることなく安定して水受け部14に導かれる。
したがって、従来例で示したように、中空シール部12の下側壁面12bの車外側端部Pに溜った水Wがウェザーストリップ10の長手方向に沿ってドアガラス5の前方側先端部分に達してガセット21に溜り、ドア3を開くと溜った水Wが車室内に侵入して水漏れとなることは防止される。
なお、本実施形態では、ビード部30をヒレ片40に連続して形成したが、ビード部30をヒレ片40の下方に間隔をおいて形成することもできる。
このとき、ヒレ片40とビード部30の間においては、ドアガラス5を閉めた状態で、雨や洗車によって幌1に沿って車外側に流れる水Wや洗車によってウェザーストリップ10に直接かけられた水Wは通常、中空シール部12の下側壁面12bの車外側端部Pに溜るが、ここに溜った水Wはウェザーストリップ10の延びる長手方向(ここでは車両の前方向)に沿って流れ落ち、ビード部30を伝わって強制的にドアガラス5の車外側から車内側に導かれ、水受け部14に導かれる。その後は、排水穴22を通じて車外に排出される。
また、中空シール部12の下側壁面12bの車外側端部Pに溜った水Wの一部などは、毛細管現象によってドアガラス5の先端部5aと中空シール部12の下側壁面12bの間まで伝わるが、この水Wも水Wの流れ方向前方に位置又は対峙するビード部30によって遮られ又はこのビード部30に沿って車内側に導かれ水受け部14から排水穴22まで誘導されるので、従来例で示したように、ドアガラス5の先端部5aの縁沿いに車両の前方向に流れ落ちた水Wがドアガラス5の前方側先端部分に達してガセット21に溜り、ドア3を開くと溜った水Wが車室内に侵入して水漏れすることも防止される。
さらに雨が止んだ後や洗車を終了した後に、ドアガラス5を下降させた場合、特に布製の幌1の場合は、幌1に滲み込んだ水Wが、中空シール部12の下側壁面12bの車外側端部Pに溜ることがあるが、ドアガラス5を開いた状態でも水Wはウェザーストリップ10の延びる長手方向に沿ってビード部30のあるところまで流れ落ち、ビード部30を伝わって強制的に車外側から車内側に導かれ水受け部14から排水穴22に誘導されるので、水Wが車室内に侵入することは防止され、下側壁面12bの車外側端部Pから垂れ落ちる水Wの量も大幅に減少する。また、ドアガラス5を下降させた場合に、ヘッダウェザーストリップ9に沿って側端に流れ落ちる水Wはウェザーストリップ10の上側の型成形部102ではヒレ片14によっても受け止められるのでそこから車室内に直接滴下して水漏れとなるおそれも防止される。
なお、本実施形態では、ビード部30とヒレ片40はゴム様弾性体からなりウェザーストリップ10と同時に型成形するようにしたが、ビード部30又はヒレ片40あるいはその両方を一体的に成形するのでなく、ウェザーストリップ10とは別体のビード部30やヒレ片40をウェザーストリップ10の成形後に貼着するようにしてもよい。また、水Wを車外側からドアガラス5の先端部5aを越えて車内側に導くための流路としてビード部30が形成されていれば防水効果はあるのでビード部30はゴム様弾性体でなくてもよいしヒレ片40もゴム様弾性体でなくてもよい。
また、ビード部30の車内側端部30bを中空シール部12の下側壁面12bの車内側端部Qまで延設したが、少なくともドアガラス5の先端部5aの弾接位置よりも車内側に越えた位置まで延設するものでもよい。すなわち、ビード部30に導かれた水Wは、樋状の水受け部14内に直接落下するか、あるいは、下側壁面12bの車内側から車外側縦壁17を伝って落下するか、ドアガラス5の車内側側面に沿って落下してシールリップ部13で堰き止められ水受け部14内に導かれるので水Wが車室内に侵入して水漏れすることは防止される。
また、ビード部30の車内側端部をドアガラス5の車内側側面まで延設するあるいは、水受け部14の鉛直方向に線を設け、その上方にまで延設するようにすれば、ビード部30に沿って流れる水Wは水受け部14に直接導かれるので、ドアガラス5の車内側側面を伝わりシールリップ部13で堰き止められ水受け部14に導かれる量は少なくなり、シールリップ部13のシール機能の負担が軽減される。
また、本実施形態では、ビード部30を、格納式ルーフ車におけるフロントピラー4の側縁に取付けられたウェザーストリップ10の上側の型成形部102に形成したが、ハードトップ車のフロントピラーの側縁に取付けられたウェザーストリップの上側の型成形部にも適用可能である。また、格納式ルーフ車は幌式のものだけでなく、ルーフをルーフパネルとその後方に位置するバックウインドパネルから構成し、折り畳まれたルーフパネルがバックウインドパネルに重ねられた状態でトランク2内に格納されるものや脱着式のルーフのものであっても適用可能である。
1 幌(ルーフ)
2 トランク
3 ドア
4 フロントピラー
5 ドアガラス
5a 先端部
6 フロントガラス
7 ヘッダ
10 ウェザーストリップ
11 取付基部
12 中空シール部
12a 車外側壁面
12b 下側壁面
13 シールリップ部
14 水受け部
15 中空部
16 リップ部
17 車外側縦壁
18 車内側縦壁
19 底壁
20 テープ
21 ガセット
22 排水穴
30 ビード部
30a 車外側端部
30b 車内側端部
31 溝
32 溝
40 ヒレ片
40a 前側端部
101 押出成形部
102 上側の型成形部
103 下側の型成形部
P 下側壁面の車外側端部
Q 下側壁面の車内側端部
W(W1,W2,W3) 水

Claims (3)

  1. 格納式ルーフ車又はハードトップ車のフロントピラーの側縁に取付けられる取付基部と、該取付基部に対して車外側下向きに設けられドアガラスの先端部に弾接する中空シール部と、該中空シール部の下方から車外側に向けて延設され前記ドアガラスの車内側側面に先端部が上向きに湾曲するように弾接して樋状の水受け部を形成するシールリップ部を備えるウェザーストリップの上側の型成形部における排水構造であって、
    前記ドアガラスの先端部が弾接する前記中空シール部を成す下側壁面の車外側端部に車外側に突出したヒレ片を形成するとともに、前記ヒレ片の形成位置より下方でしかも前記下側壁面の車外側端部から、少なくとも前記ドアガラスの先端部の弾接位置よりも車内側に越えた位置まで、下方に傾斜するビード部を形成したことを特徴とするウェザーストリップの排水構造。
  2. 前記ビード部の車内側端部は前記ドアガラスの車内側側面まで延設され、前記ビード部に沿って流れる水を前記水受け部に導くようにしたことを特徴とする請求項1に記載のウェザーストリップの排水構造。
  3. 前記ビード部を前記ヒレ片に連続して形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のウェザーストリップの排水構造。
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