JP5492948B2 - 自動二輪車 - Google Patents
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Description
従来、盗難対策装置が、収納ボックスの内側に配置されている場合には、収納ボックスの容量が減少するので、容量を確保するために凹部が必要となり、それに伴い、収納ボックスの形状が複雑になる。
さらまた、センタカバーの上方は、金属製の車両構成部品が少ないため、車両の位置情報を検出するための無線通信を良好に行うことができる。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11に含まれ車体フレーム11の前端部を構成するヘッドパイプ12に挿嵌されるステアリング軸13と、ステアリング軸13から下方に延設されるフロントフォーク14およびステアリング軸13の上端部に延びている操向ハンドル15と、フロントフォーク14の下端部に操向可能に支持されている前輪16と、車体フレーム11の中央部に配置される駆動源としてのエンジン17と、車体フレーム11の後部に、前端が揺動自在に支持されるスイングアーム18L、18R(図手前側の符号18Lのみ示す。以下同じ。)と、スイングアーム18L、18Rの後端部に回転自在に支持されている後輪19と、を備えている。
盗難対策装置66は、車両(自動二輪車)の車体に加えられた振動を検知する加速度センサ81と、複数の人工衛星から軌道情報を受信することにより車両の現在位置を検出する全地球測位システム(Global Positioning System)82と、加速度センサ81からの加速度信号SAおよび全地球測位システム82からの位置情報JPを受けて盗難対策を指令する制御部83と、制御部83からの交信指令SCに基づいて携帯電話基地局84へ位置情報JPを送信する携帯電話通信部85と、制御部83からのエンジン制御信号SECに基づきエンジンの点火装置86に点火停止信号SSSを送って点火装置86の作動を停止させる、すなわち、エンジン17を停止させるエンジン制御部87と、制御部83からの警報制御信号SACに基づき警報装置88(ヘッドランプ75、ウインカ(図1の符号91L)、ヘッドランプ75等の灯火器93、ホーンに警報信号SAを送って灯火器93、ホーンを作動させる警報発生部96と、内部電源98と、からなる。内部電源98としては、例えば、リチウム電池が利用される。
メインフレーム21の上方を覆うセンターカバー60との間の空間に設けられている。
前クロスプレート111には、左右一対の前スペーサ115L、115R(手前側の符号115Lのみ示す。以下同じ。)が載置され、左右の後ステー113L、113Rに、左右一対の後スペーサ116L、116R(手前側の符号116Lのみ示す。以下同じ。)が載置され、これら前後のスペーサ115L、115R、116L、116Rの上面に、締結部材117・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を介してシート支持部材118が取り付けられている。本実施例において、シート支持部材118は、ヘルメットが収納できる収納ボックス119である。収納ボックス119は、合成樹脂で形成し、この収納ボックス119の前方に、盗難対策装置66が配置されている。
メインフレーム21に補強部材としての左右のパッチ部材131L、131Rが取り付けられ、これらのパッチ部材131L、131Rに左右のサブフレームの先端部132L、132Rが取り付けられている。
ブラケット135は、略水平に配置される水平取付面138を有するので、盗難対策装置66を水平な姿勢で取り付けることができる。
盗難対策装置66は、その外方を覆うボックスとしてのケース体151と、このケース体151の外周に装着される弾性部材152と、を含み、この弾性部材152が前後の爪部141、142および左爪部143に取り付けられている。
弾性部材152は、ケース体151の上面153と前後の側面155、156と下面154の周囲を囲うように装着される第1保持部161と、この第1保持部161から左方に延びており、ケース体151の上面153と左側面157と下面154の周囲を囲うように装着される第2保持部162と、第1保持部161の前部および後部に設けられケース体151の前爪部141および後爪部142に各々対応する部分に第1凸部163および第2凸部164が形成され、第1凸部163に前爪部141が挿入される第1係合穴165が設けられ、第2凸部164に後爪部142が挿入される第2係合穴166が設けられ、第2保持部162に設けられケース体151の左側面157に対応する部分に第3凸部167が形成され、この第3凸部167に左爪部143が挿入される第3係合穴168が設けられている。そして、第1〜第3係合穴165、166、167に、前爪部141、後爪部142および左爪部143が挿入され、盗難対策装置66がブラケット135に取り付けられるようにした。
盗難対策装置66は、メインフレーム21とセンタカバー60との間に配置されている。
さらにまた、センタカバー60の上方は、金属製の車両構成部品が少ないため、車両の位置情報を検出するための無線通信を良好に行うことができる。
図5に示すように、図中、実施例1と共通する車体フレームの構成要素の符号は、実施例に対し200を加えたものとする。例えば、実施例において、車体フレームの符号は11であるが、別実施例において、車体フレームの符号は211とし、共通する要素の説明は省略する。
自動二輪車10Bにおいて、車体フレーム211に、メインフレーム221の中間部から後方斜め上方に向け、左右のシートレール241L、241R(図手前側の符号241Lのみ示す。)が延設され、メインフレーム221の後部から後方斜め上方に左右のサブフレーム222L、222R(図手前側の符号222Lのみ示す。以下同じ。)が延設され、サブフレーム222L、222Rの後端部が、シートレール241L、241Rに連結されている。
図中、242は2次エアクリーナ、251は2次空気制御弁である。
加えて、盗難対策装置66Bは、メインフレーム221とセンタカバー60Bとの間に配置されているので、収納ボックスを備えていない車両にも適用することができる。
Claims (6)
- ヘッドパイプ(212)と、このヘッドパイプ(212)から斜め後下方へ延びるメインフレーム(221)と、このメインフレーム(221)の下方に配置されるエンジン(17B)と、前記メインフレーム(221)の上方を覆うセンタカバー(60B)と、前記メインフレーム(221)と前記センタカバー(60B)の間に配置され車両の位置情報を検出するとともにこの位置情報を無線通信する盗難対策装置(66B)とを備えている自動二輪車であって、
前記盗難対策装置(66B)は、前記ヘッドパイプ(212)の近傍で、前記メインフレーム(221)の上面(243)に沿って配置され、
前記盗難対策装置(66B)は、上面(153)と、前後の側面(155、156)と、前後の側面(155、156)の下端に渡される下面(154)と、前記上面(153)と前記下面(154)との間に渡される左右の側面(157、158)とを有するボックス状を呈し、他の面より面積の広い前記上面(153)及び前記下面(154)は、前記メインフレーム(221)の上面(243)に沿って配置されていることを特徴とする自動二輪車。 - 前記盗難対策装置(66B)は、前記上面(153)の車幅方向寸法が前後方向寸法よりも大きくなるように配置され、他の機器に延びる配線が接続されるコネクタ部(173B)は、前記左右の側面(157、158)のうちの一方の側面(157)に備えられ、
前記メインフレーム(221)の上面(243)に取り付けられたブラケット(135B)は、前記盗難対策装置側に設けた係合穴(165、166、168)に挿入される爪部(245、246、247)を、前後方向に各々1つ、左右方向の他方に1つ有していることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。 - 前記盗難対策装置(66B)は、その外周に装着される弾性部材(152)を含み、この弾性部材(152)は、前記上面(153)と前記前後の側面(155、156)と前記下面(154)の周囲を囲うように装着される第1保持部(161B)と、この第1保持部(161B)から他方の側面側に延びており、前記上面(153)と前記他方の側面と前記下面(154)の周囲を囲うように装着される第2保持部(162B)とが設けられており、
前記爪部(245、246、247)が挿入される係合穴(165、166、168)は、前記弾性部材(152)に設けられていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項記載の自動二輪車。 - 前記盗難対策装置(66B)の前後方向にて、前記ブラケット(135B)に備えられる前記爪部(245、246)は、車幅方向において、左右方向の他方に備えられる前記爪部(247)よりも前記メインフレーム(221)の中心線近くに配置されることを特徴とする請求項2〜3のいずれか1項記載の自動二輪車。
- 前記盗難対策装置(66B)の後方に、前記エンジン(17B)へ空気を供給する空気供給部品が配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の自動二輪車。
- 前記空気供給部品は、2次エアクリーナ(242)であり、更にこの2次エアクリーナ(242)の吸気チューブが、前記盗難対策装置(66B)の上方を越えて、前記ヘッドパイプ(212)の近傍で開口していることを特徴とする請求項5記載の自動二輪車。
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