JP5222693B2 - 自動二輪車 - Google Patents
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Description
従来、盗難対策装置が、収納ボックス内に配置される場合には、収納ボックスの容量に配慮する必要があり、配置自由度に制約があった。
また、盗難対策装置は、バッテリと近接配置されているので、盗難対策装置とバッテリ間をつなぐ配線を短くすることができる。
盗難対策装置66は、車両(自動二輪車)の車体に加えられた振動を検知する加速度センサ81と、複数の人工衛星から軌道情報を受信することにより車両の現在位置を検出する全地球測位システム(Global Positioning System)82と、加速度センサ81からの加速度信号SAおよび全地球測位システム82からの位置情報JPを受けて盗難対策を指令する制御部83と、制御部83からの交信指令SCに基づいて衛星携帯電話機84へ位置情報JPを送信する衛星携帯電話システム85と、制御部83からのエンジン制御信号SECに基づきエンジンの点火装置86に点火停止信号SSSを送って点火装置86の作動を停止させる、すなわち、エンジン17を停止させるエンジン制御部87と、制御部83からの警報制御信号SACに基づき警報装置88(ヘッドランプ75、ウインカ(図3の符号91)、テールランプ77等の灯火器93、ホーン(図4の符号94))に警報信号SAを送って灯火器93、ホーン94を作動させる警報発生部96と、内部電源98と、からなる。
内部電源98としては、例えば、リチウム電池が利用される。
盗難対策装置66は、ヘッドパイプ12の側方に配置されているので、ヘッドパイプ12の上側または下側に盗難対策装置66が大きく突出することを防止することができ、盗難対策装置66を、フロントフェンダ74や操向ハンドル15などの操向系部材と距離を確保し易く、自由に配置することができる。
バッテリケース112の左壁部114から左側に、且つ、略水平に、盗難対策装置66を支持する第1支持腕131が延設されている。また、ヘッドパイプ12から左側に、且つ。略水平に、盗難対策装置66を支持する第2支持腕132が延設されている。
コネクタ部144は、エンジン(図1の符号17)を制御するエンジン制御ユニット76とバッテリ111とに接続される。
コネクタ部144には、配線が接続されるため、コネクタ部144の周辺は、配線のはいまわしなどを考慮して、ある程度のスペースが必要になるが、コネクタ部144は、前面視で、ケース体151よりも小さく設けられているので、車体前部カバー61のヘッドパイプ前方に位置するスペースを車幅方向に確保し易くすることができる。ヘッドパイプ前方のスペースが車幅方向に確保され易くなれば、車体前部カバー61が車幅方向に大きくなることを回避することができるような位置にコネクタ部144を配置することができる。
ケース体151の外側に、ケース体151を囲うように、例えば、衝撃を吸収する弾性部材152が装着されている。弾性部材152は、ラバーを利用したが、樹脂などの部材であっても良い。
盗難対策装置66は、バッテリーケース112およびヘッドパイプ12によって支持されている部材である。
盗難対策装置66は、ヘッドパイプ12の周囲に形成される空間に配置されている。
従来、盗難対策装置が、収納ボックス内に配置される場合には、収納ボックスの容量に配慮する必要があり、配置自由度に制約があった。
車体に備える灯火器93、ホーン94などに盗難対策装置66を接続することにより、エンジン停止機能と警報機能とを作動させることができるため、新たな機能部品を配置したり、配線を増やしたりする必要がない。
エンジン17を制御するエンジン制御ユニット76は、ヘッドパイプ12の後方に配置され、盗難対策装置66Bに、エンジン制御ユニット76とバッテリ111とに接続されるコネクタ部144Bが設けられ、盗難対策装置66Bは、コネクタ部144Bを後方に向けた状態で配置されている。
盗難対策装置66Cは、バッテリケース112の下方に配置されているので、バッテリケース122の側方に盗難対策装置を配置する場合に較べて、フロントカバー63を幅方向で小さくすることができる。
その他、図6と大きく変わるところはなく、説明を省略する。
図7と大きく異なる点は、ヘッドパイプ12から、前方で、略水平方向に、平面視で、5角形に形成された金属製のステー部材162が延設されこのステー部材162に、上方から、盗難対策装置66Dが、弾性部材152Dを介して装着されている。図中、163・・・は、ステー部材162に設けられ、鉛直方向上向きに延設され弾性部材152Dと係合する爪部である。その他、図7と大きく変わるところはなく、説明を省略する。
盗難対策装置66Dは、ヘッドパイプ12の前方に配置されているので、車体前部カバー61のヘッドパイプ12の後方部分が大きくなることを防止することができる。
盗難対策装置66は略水平に配置され、ボックスとしてのケース体151の上方は、金属で遮蔽されていないため、アンテナの面積を確保することができ、送受信を良好にすることができる。
図10は第5実施の形態に係る自動二輪車に備えられている盗難対策装置の配置構造を説明する側面図であり、車体前部カバー61の前部内面61fから水平方向後方に、水平ステー164、165が延設され、これらの水平ステー164、165に、盗難対策装置66Eのケース体151Eが装着されている。取付構造は、前述した第1実施例と大きく変わるところはない。
なお、取付構造は、前述した第1実施例と大きく変わるところはなく説明を省略する。
Claims (7)
- 車体フレーム(11)と、この車体フレーム(11)に含まれるヘッドパイプ(12)と、このヘッドパイプ(12)に操向自在に支持されている前輪(16)と、前記車体フレーム(11)に揺動自在に支持されている後輪(19)と、前記車体フレーム(11)を覆う車体カバー(58)と、車両の位置情報を検出するとともにこの位置情報を無線送信する盗難対策装置(66)と、が備えられている自動二輪車において、
前記車体カバー(58)は、前記ヘッドパイプ(12)の周囲を覆う車体前部カバー(61)を有し、
前記盗難対策装置(66)は、前記車体前部カバー(61)の内側に、且つ、前記ヘッドパイプ(12)の周囲に配置され、
前記ヘッドパイプ(12)の周囲で、前記車体前部カバー(61)の内側に、バッテリ(111)を収納するバッテリケース(112)が設けられ、このバッテリケース(112)に、前記盗難対策装置(66)が支持されていることを特徴とする自動二輪車。 - 前記盗難対策装置(66)は、前記バッテリケース(112)の側方に配置されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記バッテリケース(112)は、前記ヘッドパイプ(12)の前側に配置され、前記盗難対策装置(66)に、エンジン(17)を制御するエンジン制御ユニット(76)と前記バッテリ(111)とに接続されるコネクタ部(144)が設けられ、
このコネクタ部(144)を前方に向けた状態で、前記盗難対策装置(66)が配置され、前記コネクタ部(144)は、前面視で、前記盗難対策装置(66)を囲うケース体の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。 - 前記車体前部カバー(61)は、前記ヘッドパイプ(12)の前方に配置され、前記ヘッドパイプ(12)を前方から覆うフロントカバー(63)と、前記ヘッドパイプ(12)の後方に配置され、前記ヘッドパイプ(12)を後方から覆うインナカバー(64)と、からなり、
前記盗難対策装置(66)は、前記コネクタ部(144)が、前記フロントカバー(63)側に位置するように配置されていることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。 - 前記ヘッドパイプ(12)の後方に、エンジン(17)を制御するエンジン制御ユニット(76)が配置され、
前記盗難対策装置(66)に、前記エンジン制御ユニット(76)と前記バッテリ(111)とに接続されるコネクタ部(144)が設けられ、
前記盗難対策装置(66)は、前記コネクタ部(144)を後方に向けた状態で配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。 - 前記盗難対策装置(66)は、その長手方向が、車両前後方向に沿うように配置されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項記載の自動二輪車。
- 前記盗難対策装置(66)は、前記バッテリケース(112)の下方に配置されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
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