JP5315777B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及び該定着装置を備える画像形成装置に関し、詳しくは搬送するシート上のトナーを加熱して定着する定着装置及び電子写真方式を用いて形成するトナー画像をシート上に転写した後に定着して画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ装置あるいはこれらの複合機等の前記定着装置を備える画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ等による電子写真方式の画像形成装置における定着装置では、定着部材等に対してオイルを用いてトナーとの離型性をよくしつつ定着性能を維持している。特に、フルカラー電子写真装置では定着装置にオイルが多く用いられている。
また、昨今ではウォームアップ時間の短縮から定着装置の定着部材に無端状の定着ベルトを用いたものが多く採用されている。例えば、図1に示すように、定着ローラ84及び加熱ローラ83に一定のテンションで架け渡された定着ベルト92と、該定着ベルト92に対して回転自在に圧接し定着ニップ部Aを形成する加圧ローラ85と、を備える構成の定着装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
ここでは、定着ベルト92に対してオイルを塗布するオイル塗布装置としてオイル塗布ローラR1が設けられており、不図示のオイル供給部から供給を受けたオイルは回転するオイル塗布ローラR1により定着ベルト92の当接点95で塗布されるようになっている。そして、定着ベルト92のオイルが塗布された部分は定着ベルト92の回動により定着ニップ部Aへ移動し、トナー画像が転写された記録媒体(転写紙)との離型性に寄与する。ついで、定着ニップ部Aでは定着ベルト92のオイルの一部が加圧ローラ85表面に移っており、加圧ローラ85の離型性も改善されている。また、加圧ローラ85における余剰のオイルは加圧ローラ85の下側にあるオイルパン96に流れ込み回収されるようになっている。
特開2003−302857号公報
しかしながら、従来の定着装置ではオイル塗布装置からのオイル塗布量が不足することがあり、定着部材などにおける定着処理済みの記録媒体の離型性が悪化することがあった。これはとくに、記録媒体の種類によって問題となった。
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、記録媒体の種類に応じて定着部材等に対して十分な量のオイルが安定的に塗布される定着装置及び該定着装置を用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために提供する本発明は、以下の通りである
〔1〕 回動可能に設けられる定着部材と、前記定着部材に当接しシート上にトナーを定着させる定着ニップ部を形成する加圧部材と、他の駆動系から独立した駆動モータから直接または間接的に供給される駆動力により任意の回転数で回転し前記定着部材または加圧部材にオイルを塗布する塗布ローラと該塗布ローラにオイルを供給するオイル供給部とを有するオイル塗布装置と、を備え、前記オイル供給部は、オイル投入口から投入されるオイルを溜めておくくぼみであって長手方向が前記塗布ローラの幅方向に対して平行に配置されるオイル溜り部と、前記オイル溜り部に隣接して配置され、該オイル溜り部から前記塗布ローラ側にオイルを供給する供給フェルトと、前記オイル溜り部の幅方向において前記オイル投入口以外の領域に前記オイル溜り部のくぼみ内部から前記供給フェルトにつながるくみ出しフェルトと、を有し、前記オイル溜り部にオイルが投入されることにより前記オイル溜り部上部から溢れ出たオイルが前記塗布ローラに供給される定着装置であって、前記シートの種類に応じて前記塗布ローラの回転数を変化させ、前記定着部材または加圧部材へのオイル塗布量を調整する定着装置。
〕 前記シートがコート紙であるとき、普通紙であるときよりも前記塗布ローラの回転数を増加させる前記〔〕に記載の定着装置。
〕 前記〔1〕または〔2〕に記載の定着装置を備える画像形成装置。
本発明によれば、塗布ローラを単独の駆動モータで駆動を行うことにより、任意の回転数で回転させることが可能であり、シートの種類に応じて定着部材等へ任意の付着量でオイルを塗布することができるので、良好な離型性を維持することができる。とくに、シートがコート紙のときには普通紙よりもオイル付着量を増加させることにより、離型性だけでなく良好な画像品質も確保することができる。
以下に、本発明に係る定着装置及び画像形成装置について説明する。
図2に示すように、本発明に係る定着装置100は、定着カバー100cの内部に、定着ローラ11及び加熱ローラ14に一定のテンションで架け渡された定着部材(定着ベルト12)と、該定着部材(定着ベルト12)に対して回転自在に圧接し定着ニップ部Nを形成する加圧部材(加圧ローラ13)と、前記定着ニップ部Nのシート排出側であって先端が定着部材(定着ベルト12)に近接して配置され該定着部材(定着ベルト12)へのシートPの巻き付きを防止する分離爪16aと、前記定着ニップ部Nのシート排出側であって先端が加圧部材(加圧ローラ13)に当接して配置され該加圧部材(加圧ローラ13)へのシートPの巻き付きを防止する分離爪16bと、クリーニングウェブを押し付けて定着ベルト12のクリーニングを行うクリーニング機構17と、を備える。
ここで、定着ベルト12は、無端ベルトであり、断面構造としては、例えばニッケル、ステンレス、ポリイミドなどの基材にシリコンゴム層などの弾性層を形成した2層構造となっている。また、定着ローラ11は、金属の芯金にシリコンゴムを有したものである。ウォームアップ時間短縮のため、定着ベルト12の熱を吸収しにくいように、発泡のシリコンゴムを用いることもある。また、加熱ローラ14は、アルミ又は鉄の中空ローラで内部にハロゲンヒータなどのヒータ14hからなる熱源を有している。熱源は誘導加熱機構(IH)でもよい。また、加熱ローラ14の中空ローラの肉厚部分には複数の中空のパイプがその長手方向が加熱ローラ14の幅方向とされ、加熱ローラ14の円周方向に均等に埋め込まれたヒートパイプ14aを有する。ヒートパイプ14aにより、ヒータ14hからローラ表面への熱伝達が改善され、定着ベルト12が速く均一に加熱されるようになる。
定着装置100の駆動の際には、例えば定着ローラ11の図中時計回り方向の回転駆動により定着ベルト12がテンションローラ15の押圧により適切なテンションが付与された状態でシートPを排出する方向(図2では時計回り方向)に回動し、加圧ローラ13がつれ回りする。駆動されるローラは定着ローラ11に限らず加圧ローラ13や加熱ローラ14であってもよい。また、定着の際には、定着ベルト12は、加熱ローラ14内部に配置されたヒータ14hの発熱によりサーミスタ(不図示)で検出される温度が所定の温度(例えばトナー定着に適する温度)まで加熱される。なお、本発明では、定着部材として、図2に示す定着ベルト12(無端ベルト)の形態を示したが、これに限定されるものではなく、中空円筒形状のローラ(定着ローラ)としてもよい。
加圧ローラ13は、通常はアルミ又は鉄等の芯金の上にシリコンゴム等の弾性層が設けられた円筒形状のローラである。また、加圧ローラ13の定着ベルト12への押し当ては、図示していない加圧手段により一定の圧力で定着ベルト12の方向へ押されることにより行われる。また、定着の際など必要なときに、加圧ローラ13は、内部に配置されたヒータ13hの発熱により所定の温度まで加熱される。
定着装置100では、定着ベルト12、加圧ローラ13が回転駆動された状態で、定着ベルト12の表面は所定の温度まで加熱されており、定着ニップ部Nに未定着トナーTが形成されたシートPが通され(図中、右側から左側方向への通紙)、定着ニップ部Nにおける加圧及び加熱により未定着トナーをシートP上に熱融着させて定着を行なう。
ついで、トナー定着されたシートPは定着ニップ部Nから排出されるが、このときシートPが定着ベルト12あるいは加圧ローラ13に巻き付いたまま出てくることがある。その対策として、定着ベルト12にオイルを塗布して離型性を改善するオイル塗布装置21と、加圧ローラ13にオイルを塗布して離型性を改善するオイル塗布装置22を備える。なお、ここで使用されるオイルは、耐熱性かつ不揮発性のオイルが好ましく、例えばシリコーンオイルが挙げられる。また、分離爪16a,16bの先端がシートPの先頭端部に当接することにより、該シートPを定着ベルト12あるいは加圧ローラ13から分離させるようになっている。定着ニップ部Nから排出されたシートPは、所定の排出経路を通過して定着装置100から送り出される。
図3に、本発明に係る定着装置の要部断面図を示す。すなわち、本発明に係る定着装置100は、回動可能に設けられる定着部材(定着ベルト12)と、前記定着部材に当接し定着ニップ部(定着ニップ部N)を形成する加圧部材(加圧ローラ13)と、前記定着部材または加圧部材の所定幅にオイルを塗布するオイル塗布部(塗布ローラ23)と該オイル塗布部にオイルを供給するオイル供給部(オイル投入口21a,オイル溜り部21b,支持板21c,供給フェルト21d,供給ローラ21e,メータリングブレード21f)とを有するオイル塗布装置(オイル供給装置21)と、を備え、前記オイル供給部は、オイル投入口から投入されるオイルを溜めておく樋形状のくぼみであって長手方向が前記オイル塗布部の幅方向に対して平行に配置されるオイル溜り部(オイル溜り部21b)を隣接するオイル供給部材(供給フェルト21d)の上方に有し、前記オイル溜り部にオイルが投入されることにより該オイル溜り部上部からオイルが溢れ出て前記隣接するオイル供給部材に供給されるように構成したものである。なお、図3では、定着ベルト12へのオイル塗布装置21を例に示したが、本構成は加圧ローラ13へのオイル塗布装置22への適用も可能である。
図4に、オイル供給部の要部であるオイル溜り部21b,支持板21c,供給フェルト21dの構成を斜視図で示す。
オイル溜り部21bは、断面がV字型の樋部21b2と、樋部21b2の長手方向の両端で樋の溝をせき止める態様で設けられる側板21b3と、からなる樋形状のくぼみである。このとき、支持板21cで供給ローラ21eの上方であって、樋部21b2の長手方向が供給ローラ21eの幅方向(すなわち塗布ローラ23の幅方向かつ定着ベルト12の幅方向)と平行になるように支持されている。なお、図4では、オイル溜り部21bは、支持板21cの端部折り返し部分と該折り返し部分に端部が固定された帯板により樋部21b2が形成され、さらに樋部21b2の長手両端に側板21b3が固定された構成を示したが、これに限定されず、樋部21b2が板金可能で成形されさらに側板21b3を取り付けたもの、あるいは樋部21b2,側板21b3が一体に成形されたものでも良い。また、オイル溜り部21bには使用オイルに反応せず、耐熱性がある金属材料またはプラスチックなどを用いるとよい。
また、オイル溜り部21b上部の開口端部のうち隣接するオイル供給部材(供給フェルト21d)に面する端部がそれ以外の端部(樋部21b2の他方の端部、側板21b3の端部)よりも高さ位置が低い口切部(口切部21b1)となっている。定着装置100の駆動時には、オイル溜り部21bの幅方向中央にオイル投入口21aからオイルがオイル溜り部21bから溢れ出るまで投入される(図中矢印位置から投入される)が、該口切部21b1からオイルが優先的に溢れ出るようになり隣接するオイル供給部材(供給フェルト21d),供給ローラ21eを経由してオイル塗布部(塗布ローラ23)に供給される。このとき、口切部21bの全幅からオイルが溢れ出るので、供給フェルト21dを経由して供給ローラ21e及び塗布ローラ23の所定幅(例えば全幅)にオイルが供給され、ついで定着ベルト12の所定幅(例えば全幅)にオイルが塗布されるようになる。
支持板21cは、断面がU字型の樋形状であってオイル溜り部21b及び供給フェルト21dを支持するものである。このとき、金属材料を板金加工したものとするなど適度にばね特性を付与しておけば、供給フェルト21dを供給ローラ21eに一定の押圧力で当接することができる。
供給フェルト21dは、オイル溜り部21bに隣接して配置され、オイル溜り部21b上部からオイル塗布部(塗布ロール23)側にオイルを供給するものである。詳しくは、供給フェルト21dは、オイル溜り部21bと供給ローラ21eの間であって、オイル溜り部21bの口切部21b1の端部と同じ高さまたは該端部よりも上にせり出した状態でオイル溜り部21bに接して配置されている。また、供給フェルト21dは、例えば耐熱性のオイルとは反応しない繊維(例えば、メタ系アラミド繊維など)からなる圧縮シートであり、内部でオイルを保持しつつ繊維間を通過させてオイルを透過するものである。そのため、供給フェルト21dの繊維の目付け(メッシュ)は、不純物を濾過する目的のものよりも粗くてもよい。これにより、供給フェルト21dは、口切部21b1から溢れ出たオイルを受け、供給フェルト21dに沿ってオイルを流すことが可能である。ここでは、オイル溜り部21b上部から供給ローラ21eへと重力の作用(自由落下)によりオイルが流され、供給フェルト21dは供給ローラ21eとの接触部で該供給ローラ21eにオイルを供給する。
なお、オイル供給部は、これら以外に供給フェルト21dからオイルを受ける供給ローラ21e,供給ローラ21eのオイル付着量(保持量)を調整するメータリングブレード21fを有する。このうち、供給ローラ21eは、表面が使用するオイルに対応した材料からなり、例えばシリコンゴムで形成されている。また、メータリングブレード21fは、供給ローラ21eにおけるオイル付着量を規制しつつ供給ローラ21e表面を傷つけないような材料からなるブレードであって、例えばフッ素ゴムで形成することが好ましい。
以上の構成により、オイル供給部からオイル塗布部へのオイル供給に際してはつぎのように行われる。
(S11) まず定着装置100の駆動が開始されると、定着ベルト12の回動とともに、供給ローラ21eの回転駆動が始まり、定着ベルト12,供給ローラ21eに接する塗布ローラ23の回転も開始する。
(S12) これと同時に、オイル投入口21aからオイルがオイル溜り部21bに投入が開始され、オイル溜り部21bにオイルが溜められる。
(S13) オイルの投入は継続して行われ、オイル溜り部21bからオイルが溢れ出る。このとき、口切部21b1の全幅からオイルが溢れ出て、供給フェルト21d(全幅)にオイルが供給される。
(S14) 供給フェルト21dでは内部をオイル溜り部21b上部側(上方)から下方に向けてオイルが透過していき、供給ローラ21eの接触部で該供給ローラ21eの所定幅にオイルを供給する。
(S15) 供給ローラ21eのオイルが供給された部分は該供給ローラ21eの回転により移動し、ついでメータリングブレード21fの当接により供給ローラ21eにおけるオイル付着量が調整される。
(S16) 供給ローラ21eのオイルが塗布ローラ23との当接部分で該塗布ローラ23の所定幅に供給される。最後に塗布ローラ23に付着したオイルが定着ベルト12の所定幅に塗布される。
以上のように、本発明では、オイル溜り部21bから供給ローラ21eへは重力の作用を利用して上方から下方でオイルを流れ落とす態様としていることから、十分な量のオイルをオイル溜り部21bから供給ローラ21eに安定して供給することが可能である。
ここで、通常の定着装置では、供給ローラ21eの駆動は、定着装置のほかの部材の駆動のために入力される駆動力、具体的には定着ローラ11あるいは加熱ローラ14の駆動力をギヤ等により伝達して行われていた。このとき、供給ローラ21eには固定された回転比により駆動伝達されるため、供給ローラ21eは定着ローラ11あるいは加熱ローラ14の回転数に比例した回転数で駆動される。また、塗布ローラ23は供給ローラ21eの回転につれ回りしている。そのため、供給ローラ21eから塗布ローラ23を経由して定着ベルト12に塗布されるオイルの付着量は、定着ローラ11あるいは加熱ローラ14の回転数に比例したものとなる。
ところで、シートPとしてコート紙等のオイルの吸収がしやすい種類のものを使用する場合、定着処理後の良好な用紙分離性(離型性)や定着処理における画像の良好な仕上がり(画像品質)を確保するために、普通紙を使用するような通常の場合よりも定着ベルト12、加圧ローラ13にオイルを多く塗布する必要がある。
この要求に対して、図3,図4の構成により、オイル溜り部21bから供給ローラ21eへは十分な量のオイルを安定して供給することが可能であるが、前述したような通常の定着装置では定着ローラ11あるいは加熱ローラ14に対して供給ローラ21eの回転比が固定されているため、オイル塗布量を増加させる対応ができなかった。このことは、とくにコート紙上にカラー画像を形成するような高品質の画像形成を、例えば毎分90枚の処理速度で行う場合にオイル不足が発生し問題となる。
そこで、発明者らは、この問題を解決すべく、供給ローラ21eの前記駆動がネックになっていることに着目して鋭意検討を行い、本発明を成すに至った。以下、本発明に係る定着装置の根幹部分を説明する。
本発明に係る定着装置100は、図2〜図4に示す構成を前提として、他の駆動系から独立した駆動モータから直接または間接的に供給される駆動力により任意の回転数で回転し定着部材(定着ベルト12)または加圧部材(加圧ローラ13)にオイルを塗布する塗布ローラ(塗布ローラ23)と該塗布ローラにオイルを供給するオイル供給部とを有するオイル塗布装置(オイル塗布装置21)を備えるものである。
図5に、本発明に係る定着装置の駆動系に関する構成を示す。
定着装置100は、図2,図3に示すものと同様に、定着ローラ11及び加熱ローラ14に一定のテンションで架け渡された定着部材(定着ベルト12)と、該定着部材(定着ベルト12)に対して回転自在に圧接し定着ニップ部Nを形成する加圧部材(加圧ローラ13)と、前記定着部材または加圧部材の所定幅にオイルを塗布するオイル塗布部(塗布ローラ23)と該オイル塗布部にオイルを供給するオイル供給部(ここでは供給ローラ21eのみ示し、そのほかは省略)とを有するオイル塗布装置(オイル供給装置21)と、を備える。また、定着ベルト12を駆動する駆動モータ28a、他の駆動系とは独立して供給ローラ21eを駆動する駆動モータ28b、駆動モータ28a,28bそれぞれの駆動を制御する制御部25、使用者がシートPの種類を選択することによって定着対象となるシートPの種類についての情報を制御部25に入力するシート種類選択部27を備えている。
ここで、定着装置100は、制御部25の駆動モータ制御により、定着対象のシートPの種類に応じて塗布ローラ23の回転数を変化させ、定着ベルト12または加圧ローラ13へのオイル塗布量を調整するものである。具体的には、以下の手順にて制御される。
(S21) まず、使用者によって定着装置100の実行が促されると、定着装置100は駆動を開始する。その際、前記ステップS11〜S16の処理が行われるが、制御部25が駆動モータ28a,28bやその他の駆動系を例えば予め設定されている標準条件で駆動させる。
(S22) つぎに、使用者がシート種類選択部27によって選択したシートPの種類についての情報が、例えばシートPが普通紙、コート紙、フィルムのいずれであるかの情報、が制御部へ送られ確認される。
(S23) 制御部25では、前記シート種類の情報、その他シート厚、トナー種類、カラー/モノクロモードなどの情報に基づいて、予め設定されている定着条件の中から適切な定着条件が選択され、該定着条件に基づいて定着装置100の駆動が制御される。
(S24) ここで、シートPがコート紙の場合、制御部25は駆動モータ28bの回転数を普通紙の場合の回転数よりも増加するように制御する。これにより、塗布ローラ23の回転数も増加し、定着ベルト12へのオイル付着量が増加する。
(S25) その他の定着条件を満足する状態になると、画像出力が開始される。このとき、定着ベルト12、加圧ローラ13には十分な量のオイルが安定的に塗布されているため、定着ニップ部Nを通過して定着処理されたコート紙(シートP)は定着ベルト12、加圧ローラ13に巻き付くことなく排出される。
ところで、定着装置100で使用するオイルにはある程度の粘性があり、オイル供給部ではオイル投入口21aからオイルがオイル溜り部21bに投入されても、直ちにオイル溜り部21bの幅方向にオイルが拡がるわけではない。すなわち、オイル溜り部21bの幅方向のうち、オイル投入口21aの位置でオイルがもっとも溜まって盛り上がっていて、そこから端に行くほどオイル高さが低くなる傾向がある。このため、口切部21cを超えて供給ローラ21eに流れ込むオイルの幅方向の量の分布が不均一となりやすい。
そこで、この対策として、例えばオイル溜り部21bにおけるオイル投入口21a以外の幅方向の領域に該オイル溜り部21bのくぼみ内部から供給フェルト21dにつながるくみ出しフェルトを設けて、オイル投入口21a以外の幅方向の領域からオイルが供給されやすいようにするとよい。この場合、くみ出しフェルトから供給フェルト21dへはオイルの毛細管現象によりオイル供給を行うが、オイル供給の幅方向の分布を整えるために補助的に利用するものであり、かつくみ出しフェルトから供給フェルト21dへの距離も短いため、実用上問題とならない。
あるいは、オイル溜り部21bへのオイル投入口21aを該オイル溜り部21bの幅方向に複数備え、これによりオイル溜り部21bの幅方向におけるオイル高さを均一にするとよい。
また、口切部21b1について、オイル溜り部21bへのオイル投入口21aに対応する位置の端部高さをそれ以外の位置の端部高さよりも高くして、これにより口切部21bから溢れ出るオイルの幅方向の量を調整してもよい。
なお、ここまでは、図3に示すような構成のオイル塗布装置について説明したが、この構成に限定されるものではなく、以下に示す構成例でも同様の作用効果が得られる。
図6に、本発明の一態様であるオイル塗布装置のその他の構成例を示す。
ここでは、図3に示した構成のうち、供給フェルト21dを省略して、オイル溜り部21bと供給ローラ21eが隣接し、それ以外は同じ構成としたものである。すなわち、本発明に係る定着装置100は、回動可能に設けられる定着部材(定着ベルト12)と、前記定着部材に当接し定着ニップ部(定着ニップ部N)を形成する加圧部材(加圧ローラ13)と、前記定着部材または加圧部材の所定幅にオイルを塗布するオイル塗布部(塗布ローラ23)と該オイル塗布部にオイルを供給するオイル供給部(オイル投入口21a,オイル溜り部21b,支持板21c,供給ローラ21e,メータリングブレード21f)とを有するオイル塗布装置(オイル供給装置21A)と、を備え、前記オイル供給部は、オイル投入口から投入されるオイルを溜めておく樋形状のくぼみであって長手方向が前記オイル塗布部の幅方向に対して平行に配置されるオイル溜り部(オイル溜り部21b)を隣接するオイル供給部材(供給ローラ21e)の上方に有し、前記オイル溜り部にオイルが投入されることにより該オイル溜り部上部からオイルが溢れ出て前記隣接するオイル供給部材に供給されるように構成したものである。
なお、ここでは定着装置の上側に定着部材(定着ベルト12)、下側に加圧部材(加圧ローラ13)を配置した構成例を示したが、これに限定されるものではなく、上側にローラタイプの定着部材を配置し、その下にベルトタイプの加圧部材を配置した構成としてもよい。図7に、その構成例を示す。ここでは、上側に回転自在に配置された定着ローラ12aと、ローラ12aの下にローラR11,R14,R15に回動自在に架け渡された加圧ベルト13aと、が当接して加圧ベルト13aの裏面にある加圧パッドであるバックアップ部材13bにより定着ニップ部Nを形成可能に配置されている。この場合は、オイル塗布装置21により上側の定着部材(定着ローラ12a)にオイルが塗布され、オイル塗布装置22により下側の加圧部材(加圧ベルト13a)にオイルが塗布されるようになる。
次に、本発明に係る画像形成装置について説明する。
図8に、本発明に係る画像形成装置であるタンデム型のカラー複写機の構成を示す。
カラー複写機200は、装置本体中央部に位置する画像形成部200Aと、該画像形成部200Aの下方に位置する給紙部200Bと、画像形成部200Aの上方に位置する図示しない画像読取部を有する高速機であり、画像形成部200Aに本発明の定着装置100を組み込んでいる。
画像形成部200Aには、水平方向に延びる転写面を有する転写ベルト210が配置されており、該転写ベルト210の上面には、色分解色と補色関係にある色の画像を形成するための構成が設けられている。すなわち、補色関係にある色のトナー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)による像を担持可能な像担持体としての感光体205Y、205M、205C、205Kが転写ベルト210の転写面に沿って並置されている。
各感光体205Y、205M、205C、205Kはそれぞれ同じ方向(反時計回り方向)に回転可能なドラムで構成されており、その周りには、回転過程において画像形成処理を実行する光書き込み装置201、帯電装置202Y,202M,202C,202K、現像装置203Y,203M,203C,203K、1次転写装置204Y,204M,204C,204K及びクリーニング装置が配置されている。また、各現像装置203Y,203M,203C,203Kには、それぞれのカラートナーが収容されている。
転写ベルト210は、駆動ローラと従動ローラに掛け回されて感光体205Y、205M、205C、205Kとの対峙位置において同方向に移動可能な構成を有している。また、従動ローラの1つであるローラ211に対向する位置に転写ローラ212が設けられている。また、転写ローラ212から定着装置100までのシートPの搬送経路は横パスとなっている。
なお、定着装置100に付帯して、定着装置100で使用されたシートPの離型性改善のためのオイルを回収するオイルタンク251、オイルタンク251内のオイルを再度定着装置100(例えば、オイル投入口21a)に供給するオイルポンプ252などのオイル循環機構を備えている。
給紙部200Bは、記録媒体としてのシートPを積載収容する給紙トレイ220と、該給紙トレイ220内のシートPを最上のものから順に1枚ずつ分離して、転写ローラ212の位置まで搬送する搬送機構を有している。
本発明の画像形成装置200における画像形成に当たっては、感光体205Yの表面が帯電装置202Yにより一様に帯電され、画像読取部からの画像情報に基づいて感光体205Y上に静電潜像が形成される。該静電潜像はイエローのトナーを収容した現像装置203Yによりトナー像として可視像化され、該トナー像は所定のバイアスが印加される1次転写装置204Yにより転写ベルト210上に1次転写される。他の感光体205M、205C、205Kでもトナーの色が異なるだけで同様の画像形成がなされ、それぞれの色のトナー像が転写ベルト210上に静電気力で順に転写されて重ね合わせられる。
つぎに、感光体205Y、205M、205C、205Kから転写ベルト210上に1次転写されたトナー像Tは、ローラ211、転写ローラ212により搬送されてきたシートPに転写される。トナー像Tが転写されたシートPは、さらに定着装置100まで搬送され、定着ベルト12と加圧ローラ13との定着ニップ部Nにて定着が行なわれる。定着ベルト12,加圧ローラ13にはオイル塗布装置21,22によりそれぞれ適当量のオイルが塗布されており、また必要に応じて定着ニップ部Nの出側に配置された分離爪16a,16bが機能することから、シートPは定着ベルト12,加圧ローラ13に巻き付くことなく定着ニップ部Nの出側に排出される。
ついで、定着ニップ部Nから排出されたシートPは排出経路に沿ってスタッカ215へ送り出される。
以上のように、本発明に係る定着装置100を有する画像形成装置により、より高度な定着分離機能が得られ、コート紙を含むさまざまな紙種(薄紙から厚紙まで)・画像(画像先端余白をより少なくすることが可能)への対応が可能となる。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
従来の定着装置の構成を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の構成を示す断面図である。 本発明に係る定着装置におけるオイル塗布装置の構成を示す断面図である。 本発明で用いるオイル塗布装置の要部構成を示す斜視図である。 本発明に係る定着装置の駆動系に関する構成を示す概略図である。 本発明で用いるオイル塗布装置のその他の構成例を示す断面図である。 本発明に係る定着装置における加圧部材、定着部材の別の構成例を示す断面図である。 本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
11,12a,84 定着ローラ
12,92 定着ベルト
13,85 加圧ローラ
13a 加圧ベルト
13b バックアップ部材
13h,14h,86,87 ヒータ
14,83 加熱ローラ
14a ヒートパイプ
15 テンションローラ
16a,16b 分離爪
17 クリーニング機構
21,22 オイル塗布装置
21a オイル投入口
21b オイル溜り部
21b1 口切部
21b2 樋部
21b3 側板
21c 支持板
21d 供給フェルト
21e 供給ローラ
21f メータリングブレード
23,R1 塗布ローラ
25 制御部
27 シート種類選択部
28a,28b 駆動モータ
96 オイルパン
100 定着装置
100c 定着カバー
200 画像形成装置
200A 画像形成部
200B 給紙部
201 光書込み装置
202Y,202C,202M,202K 帯電装置
203Y,203M,203C,203K 現像装置
204Y,204M,204C,204K 1次転写装置
205Y,205C,205M,205K 感光体
210 転写ベルト
211 従動ローラ
212 転写ローラ
215 スタッカ
220 給紙トレイ
251 オイルタンク
252 オイルポンプ
O オイル
P シート(記録媒体)
R11,R14,R15 ローラ
T トナー

Claims (3)

  1. 回動可能に設けられる定着部材と、
    前記定着部材に当接しシート上にトナーを定着させる定着ニップ部を形成する加圧部材と、
    他の駆動系から独立した駆動モータから直接または間接的に供給される駆動力により任意の回転数で回転し前記定着部材または加圧部材にオイルを塗布する塗布ローラと該塗布ローラにオイルを供給するオイル供給部とを有するオイル塗布装置と、を備え、
    前記オイル供給部は、オイル投入口から投入されるオイルを溜めておくくぼみであって長手方向が前記塗布ローラの幅方向に対して平行に配置されるオイル溜り部と、前記オイル溜り部に隣接して配置され、該オイル溜り部から前記塗布ローラ側にオイルを供給する供給フェルトと、前記オイル溜り部の幅方向において前記オイル投入口以外の領域に前記オイル溜り部のくぼみ内部から前記供給フェルトにつながるくみ出しフェルトと、を有し、前記オイル溜り部にオイルが投入されることにより前記オイル溜り部上部から溢れ出たオイルが前記塗布ローラに供給される定着装置であって、
    前記シートの種類に応じて前記塗布ローラの回転数を変化させ、前記定着部材または加圧部材へのオイル塗布量を調整する定着装置。
  2. 前記シートがコート紙であるとき、普通紙であるときよりも前記塗布ローラの回転数を増加させる請求項に記載の定着装置。
  3. 請求項1または2に記載の定着装置を備える画像形成装置。
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