JP5247690B2 - エレベータの安全装置 - Google Patents

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Description

この発明は、駆動シーブと主索との間のスリップを検出し、かごを停止させるエレベータの安全装置、及びその安全装置に適用されるエレベータのロープスリップ検出方法に関するものである。
従来のエレベータの非常停止装置では、主索用タコジェネレータからの出力と、駆動シーブ用タコジェネレータからの出力とが比較され、両者に差が生じるとロープスリップが発生したと判断され、調速機ロープを把持する指令が調速機ロープ停止装置に入力される。調速機ロープ停止装置により調速機ロープが把持されると、非常止めが動作し、かごが急停止される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−149231号公報
近年、戸開走行時の乗場とかごの開口部での乗客の挟まれ防止対策や、同一昇降路内に複数のかごを持つエレベータの非常停止など、緊急時に素早くかごを停止することへの要求が高まってきている。しかしながら、上記のような従来のエレベータの非常停止装置では、ロープスリップが検出されてから、調速機ロープが把持され、かごの下降によって非常止めが動作するので、かごが急停止されるまでに時間がかかっていた。また、かごと釣合おもりとの重量バランスによっては、かごが上方向へ引っ張られることもあり、この場合は従来の非常止めでは対応できず、かごはロープスリップしながら停止するため、やはり、かごが急停止されるまでに時間がかかっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かごと釣合おもりとの重量バランスの状態によらず、ロープスリップが検出されると即座にかごを停止させることができるエレベータの安全装置、及びその安全装置に適用されるエレベータのロープスリップ検出方法を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの安全装置は、駆動シーブと主索との間の滑りを検出する滑り検出手段、かごに搭載され、アクチュエータにより電気的に動作し、かごの走行方向が上方向であっても下方向であってもかごを非常停止させる非常止め装置、及び滑り検出手段により駆動シーブと主索との間の滑りが検出されると、巻上機モータへの電力供給を遮断するとともに、非常止め装置を制動動作させる非常止め制御装置を備えている。
また、この発明によるエレベータのロープスリップ検出方法は、かごの運行を制御する運行制御装置からブレーキ動作指令が発せられているとき、駆動シーブの回転に応じた信号を発生する駆動シーブ回転検出器からの出力を加速度に変換した加速度信号を監視し、加速度信号の値が所定の減速度を上回ったことを検出することにより駆動シーブと主索との間の滑りの発生を検出する。
また、この発明によるエレベータのロープスリップ検出方法は、かごの通常走行中に、巻上機モータのモータトルクの低下率を監視し、低下率が所定値よりも大きくなったことを検出することにより駆動シーブと主索との間の滑りの発生を検出する
また、この発明によるエレベータのロープスリップ検出方法は、駆動シーブと主索との接触面の温度に応じた信号を発生する温度計測器からの信号を監視することにより、駆動シーブと主索との間の滑りの有無を判断する。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1の非常止め装置を示す構成図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図1の滑り検出回路に設定された変位偏差の上限曲線及び下限曲線の一例を示すグラフである。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す構成図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、懸架手段である主索3により昇降路内に吊り下げられており、巻上機4の駆動力により昇降路内を昇降される。昇降路内には、かご1の昇降を案内する一対のかごガイドレール9(図2)と、釣合おもり2の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)とが設置されている。
巻上機4は、主索3が巻き掛けられた駆動シーブ5、駆動シーブ5を回転させる巻上機モータ6、及び駆動シーブ5の回転を制動する巻上機ブレーキ7を有している。かご1には、かごガイドレール9を把持してかご1を非常停止させる非常止め装置(上下方向非常止め装置)8が搭載されている。非常止め装置8は、アクチュエータにより電気的に動作し、かご1の走行方向が上方向であっても下方向であってもかご1を非常停止させる。駆動シーブ5の近傍には、主索3が巻き掛けられ主索3の移動により回転されるそらせ車10が設けられている。
巻上機モータ6には、その回転軸の回転、即ち駆動シーブ5の回転に応じた信号を発生する駆動シーブ回転検出器11が設けられている。駆動シーブ回転検出器11としては、例えばエンコーダ、レゾルバ又はタコジェネレータ等が用いられる。
運行制御装置12は、呼びに応じてかご1を走行・停止させるもので、駆動シーブ回転検出器11からの出力を速度に変換した信号に応じて、電力変換装置13及びブレーキ制御装置14に指令信号を与える。
電力変換装置13は、例えばインバータであり、運行制御装置12からの指令に従い巻上機モータ6に電力を供給することでかご1を動作させる。
運行制御装置12は、緊急度の高い非常制動時には、電力変換装置13と巻上機モータ6との間のリレー15を開放して、巻上機モータ6への電力供給を遮断し、モータトルクの発生を断つとともに、ブレーキ制御装置14に非常停止の信号を発報する。
ブレーキ制御装置14は、運行制御装置12からの指令に従い、巻上機ブレーキ7を制御する。即ち、通常走行時においては、運行制御装置12から起動信号を受けると、巻上機ブレーキ7を開放し、かご1が停止階に停止されると運行制御装置12から停止信号を受け、巻上機ブレーキ7を制動動作させ、かご1の静止状態を保持する。また、非常停止時には、かご1の位置に関係なく、巻上機ブレーキ7を制動動作させる。
昇降路の上部には、調速機シーブ20が設けられている。調速機シーブ20には、調速機ロープ21が巻き掛けられている。調速機ロープ21の両端部は、非常止め装置8を動作させるための非常止め動作機構(図示せず)に接続されている。また、調速機ロープ21の下端部には、調速機ロープ21に張力を与えるための張り車22が吊り下げられている。
かご1が昇降されると、調速機ロープ21が循環移動され、調速機シーブ20が回転される。このため、調速機シーブ20は、かご1の速度に応じた速度で回転される。調速機シーブ20には、調速機シーブ20の回転による遠心力で外側に回動されるフライウェイト(図示せず)が設けられている。かご1の速度が予め設定された速度以上になると、フライウェイトの動きをトリガとして調速機ロープ21が固定される。調速機ロープ21が固定された状態でかご1が下降すると、非常止め動作機構が機械的に操作され、非常止め装置8が動作する。
調速機シーブ20には、その回転に応じた信号、即ちかご1の移動に応じた信号を発生するかご動作検出器23が設けられている。かご動作検出器23としては、例えばエンコーダ、レゾルバ又はタコジェネレータ等が用いられる。
滑り検出回路30は、駆動シーブ回転検出器11からの出力とかご動作検出器23からの出力とをそれぞれ速度に変換した信号を比較し、両者の偏差が所定値以上であれば主索3と駆動シーブ5との間に滑り(ロープスリップ)が発生したと判断する。実施の形態1の滑り検出手段は、駆動シーブ回転検出器11、かご動作検出器23及び滑り検出回路30を有している。
また、滑り検出回路30は、ロープスリップが発生したと判断すると、運行制御装置12とは関係なく、リレー15を開放し、巻上機モータ6への電力供給を遮断するとともに、非常止め制御装置31に対して非常止め動作指令を出力する。非常止め装置8は、調速機ロープ21の拘束によっても、非常止め制御装置31による制御によっても、制動動作可能となっている。
運行制御装置12、ブレーキ制御装置14、滑り検出回路30及び非常止め制御装置31の機能は、演算処理部(CPU等)、記憶部(ROM、RAM及びハードディスク等)及び信号入出力部を持った少なくとも1つのコンピュータによる演算処理により実現可能である。
図2は図1の非常止め装置8を示す構成図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。かご1には、取付枠47が取り付けられている。取付枠47には、上部ガイドロッド48a及び下部ガイドロッド48bが取り付けられている。上部及び下部ガイドロッド48a,48bは、上下方向に互いに間隔をおいて、互いに平行かつ水平に配置されている。
取付枠47の内側には、ハウジング42が設けられている。ハウジング42の上下には、スライドガイド42a〜42dが設けられている。スライドガイド42a,42cには、上部ガイドロッド48aが貫通している。スライドガイド42b,42dには、下部ガイドロッド48bが貫通している。これにより、ハウジング42は、ガイドロッド48a,48bに沿って取付枠47に対して左右に摺動可能となっている。
ハウジング42のかごガイドレール9に対して一側には、かごガイドレール9に対して所定の隙間を確保して可動レール当たり41が搭載されている。可動レール当たり41は、ハウジング42に取り付けられた主軸43に回転自在に取り付けられている。
可動レール当たり41の回転中心Cnに対してかごガイドレール9側の外周部には、回転中心Cnから上方へオフセットした位置Pupを中心とする上部円筒面41aと、下部にオフセットした位置Pdnを中心とする下部円筒面41bと、これら円筒面41a,41b間を結ぶレール接触部41cが設けられている。また、上部円筒面41aの上端に隣接して、上部制動シュー44aが設けられている。さらに、下部円筒面41bの下端に隣接して、下部制動シュー44bが設けられている。
なお、上部円筒面41aの中心Pupは、中心Cnを中心としたX−Y座標の第2象限のY軸寄りに、下部円筒面41bの中心Pdnは、第3象限のY軸寄りに位置している。
ハウジング42のかごガイドレール9に対して他側には、かごガイドレール9に対し所定の隙間を確保して固定レール当たり45が搭載されている。可動レール当たり41及び固定レール当たり45は、かごガイドレール9を挟んで互いに対向している。固定レール当たり45の反かごガイドレール9側には、押付要素46が設けられている。押付要素46は、例えば複数の皿ばねを有し、ハウジング42に対して固定されている。
スライドガイド42a,42bと取付枠47の左端部との間には、複数の弾性要素49a,49bが設けられている。弾性要素49a,49bとしては、例えば、ガイドロッド48a,48bを囲繞するコイルばねが用いられている。
取付枠47の反ハウジング42側には、弾性要素49a,49bの保持・開放機構50(図3)が設けられている。保持・開放機構50の構成は次の通りである。即ち、取付枠47には、固定鉄心52が固定されている。固定鉄心52には、コイル51が組み込まれている。固定鉄心52の一端部には、可動鉄心53が配置されている。固定鉄心52、コイル51及び可動鉄心53により、アクチュエータとしての電磁マグネット54が構成されている。
可動鉄心53の中央には、押しピン55が固定されている。押しピン55は、固定鉄心52の中心を貫通している。押しピン55には、複数の調整ナット58が螺着されている。調整ナット58の位置を調整することにより、可動鉄心53と固定鉄心52との間の隙間の大きさが所定の値に設定可能となっている。
また、固定鉄心52には、回転支持ピン56を介して揺動可能な保持レバー57が連結されている。ハウジング42の反かごガイドレール9側には、隙間振り分け用調整ボルト59が螺着されている。保持レバー57の先端部は、隙間振り分け用調整ボルト59に当接されている。
通常時は、非常止め制御装置31により、電磁マグネット54が励磁され、可動鉄心53が固定鉄心52に吸着された状態が保たれている。このため、押しピン55は、軸方向に動かないよう保持されており、図3の時計方向への保持レバー57の揺動が規制されている。
また、ハウジング42は、弾性要素49a,49bによって、可動レール当たり41がかごガイドレール9に接する側へ付勢されているが、ハウジング42に取り付けられた隙間振り分け用調整ボルト59が保持レバー57に当接しているため、可動レール当たり41がかごガイドレール9に接する方向へのハウジング42の変位は規制されている。
ここで、電磁マグネット54の保持力は、押しピン55により保持レバー57の揺動を阻止する力が、弾性要素49a,49bのハウジング42に対する付勢力に打ち勝つように設定されている。
非常止め動作指令が非常止め制御装置31に入力されると、非常止め制御装置31により、電磁マグネット54のコイル51への通電が遮断され、電磁マグネット54の保持力が消失される。これにより、可動鉄心53及び押しピン55の変位の規制が解除され、弾性要素49a,49bの押付力によって、ハウジング42が図2の右方向へ変位されるとともに、保持レバー57が図3の時計方向へ揺動される。
ハウジング42の変位により、可動レール当たり41のレール接触部41cがかごガイドレール9に当接されると、かご1の走行方向(上昇又は下降)に応じた方向へ可動レール当たり41が回転される。例えば、かご1が下降している場合、可動レール当たり41は、図2の反時計方向に回転される。
可動レール当たり41が反時計方向に回転されると、下部円筒面41bの中心Pdnがかごガイドレール9側に寄るため、可動レール当たり41自体がかごガイドレール9に接触しながらハウジング42とともに図2の左側へ変位される。そして、可動レール当たり41の回転がさらに進むと、固定レール当たり45がかごガイドレール9に接触し始め、押付要素46が圧縮される。
この後、可動レール当たり41がさらに回転すると、下部制動シュー44bがかごガイドレール9に接触し面当たり状態となる。このとき、かごガイドレール9は、押付要素46の所定の押付力により下部制動シュー44bと固定レール当たり45との間に把持される。このため、かご1は、所望の制動力で減速停止される。
かご1が上昇している場合、かごガイドレール9への接触後の可動レール当たり41の回転方向が図2の時計方向となり、後の動作は下降時とほぼ同様である。
このようなエレベータの安全装置では、ロープスリップが発生すると、運行制御装置12とは関係なく、非常止め制御装置31により電磁マグネット54のコイル51への通電が遮断され、非常止め装置8が制動動作されるので、調速機ロープ21を掴んで制動する場合と比較して、電気的な信号により、制動動作を早く開始させることができ、動作時間が巻上機ブレーキ7と比較して遜色ない程度に改善できる。また、かご1の走行方向が上下いずれであっても、1つの機構で制動可能となる。即ち、かご1と釣合おもり2との重量バランスの状態によらず、ロープスリップが検出されると即座にかご1を停止させることができる。さらに、非常止め装置8は、従来の非常止め装置と同じくかご1に設置可能であり、新たな設置スペースを必要としない。
なお、滑り検出回路30は、駆動シーブ回転検出器11からの出力とかご動作検出器23からの出力とをそれぞれ変位に変換した信号を比較し、両者の偏差が所定値以上であれば主索3と駆動シーブ5との間に滑りが発生したと判断してもよい。
また、滑り検出回路30は、図4に示すように、かご1の移動距離によって変化する変位偏差の上限曲線S1と下限曲線S2とを予め持っており、駆動シーブ回転検出器11からの出力とかご動作検出器23からの出力とをそれぞれ変位に変換した信号の偏差を上限曲線S1及び下限曲線S2と比較し、変位の偏差が上限曲線を上回った場合、及び下限曲線を下回った場合に、主索3と駆動シーブ5との間に滑りが発生したと判断してもよい。
実施の形態2.
次に、図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。実施の形態1では、調速機シーブ20にかご動作検出器23が設けられているが、実施の形態2では、そらせ車10にかご動作検出器24が設けられている。かご動作検出器24は、そらせ車10の回転に応じた信号、即ちかご1の移動に応じた信号を発生する。かご動作検出器24としては、例えばエンコーダ、レゾルバ又はタコジェネレータ等が用いられる。実施の形態2の滑り検出手段は、駆動シーブ回転検出器11、かご動作検出器24及び滑り検出回路30を有している。
通常、そらせ車10の一側の主索3の張力と、そらせ車10の他側の主索3の張力とには殆ど差がないため、そらせ車10と主索3との間には滑りが生じない。このため、かご動作検出器24をそらせ車10に設け、駆動シーブ回転検出器11からの信号とかご動作検出器24からの信号とを比較することによっても、駆動シーブ5と主索3との間の滑りを検出することができる。また、実施の形態1と比較して、かご1の振動による影響を検出信号が受けにくいので、主索3の動きをより正確に捉えることができる。
なお、実施の形態2ではかご動作検出器24をそらせ車10に設けたが、主索3が巻き掛けられる駆動シーブ5以外の滑車であれば、そらせ車10以外に設けてもよい。例えば、2:1ローピング方式のエレベータでは、かご吊り車又はかご返し車等に設けることもできる。
実施の形態3.
次に、図6はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す構成図である。この例では、巻上機モータ6への電力供給ケーブルに電流センサ25が設けられている。電流センサ25は、巻上機モータ6のトルクに応じた信号を発生する。滑り検出回路30は、リレー15の開放信号、即ちブレーキ動作指令と、電流センサ25からの信号と、駆動シーブ回転検出器11からの信号とに基づいて、駆動シーブ5と主索3との間の滑りを判断する。
具体的には、リレー15の開放信号(ブレーキ動作指令)が発せられているときには、駆動シーブ5の動き、即ち駆動シーブ回転検出器11からの出力に注目する。滑りが生じていないときには、巻上機ブレーキ7は、巻上機4、かご1、釣合おもり2及び主索3の慣性に対して制動をかけるが、ブレーキ動作中に駆動シーブ5と主索3との間に滑りが発生すると、かご1、釣合おもり2及び主索3の慣性分が急激に少なくなるため、駆動シーブ5の回転は急激に落ちる。
従って、滑り検出回路30は、駆動シーブ回転検出器11の出力を加速度に変換した加速度信号の値が所定の減速度を上回ったとき(駆動シーブ5の減速度が所定値以上のとき)に滑りが発生したと判断し、非常止め制御装置31に対して非常止め動作指令を出す。
また、リレー15の開放信号が出力されていないかご1の通常走行中には、モータトルク、即ち電流センサ25の出力に注目する。滑りが生じていないときには、巻上機モータ6は、巻上機4、かご1、釣合おもり2及び主索3の慣性に対して駆動をかけるが、通常走行中に駆動シーブ5と主索3との間に滑りを生じると、かご1、釣合おもり2及び主索3の慣性分が急激に少なくなるため、モータトルクは急激に下がる。
従って、滑り検出回路30は、モータトルクの低下率、即ち電流センサ25からの出力の低下率が所定値よりも大きくなったときに滑りが発生したと判断し、運行制御装置12とは関係なく、リレー15を開放し、巻上機モータ6への電力供給を遮断すると同時に、非常止め制御装置31に対して非常止め動作指令を出す。実施の形態3の滑り検出手段は、駆動シーブ回転検出器11、電流センサ25及び滑り検出回路30を有している。
このようなエレベータの安全装置によっても、かご1と釣合おもり2との重量バランスの状態によらず、ロープスリップが検出されると即座にかご1を停止させることができる。また、少なくとも通常走行時(駆動時)に発生する滑りについては、電流センサ25で対応できるので、エンコーダやレゾルバを用いるよりは安価となる。
実施の形態4.
次に、図7はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、滑り検出回路30には、温度計測器26からの信号が入力される。温度計測器26は、駆動シーブ5と主索3との接触面の温度に応じた信号を発生する。温度計測器26としては、例えば、駆動シーブ5の溝表面近傍に埋設された熱電対、又は主索3の表面や駆動シーブ5の溝面の温度を非接触で計測する赤外線温度計等が用いられる。
滑り検出回路30は、温度計測器26によって計測された温度又はその変化率(上昇率)が所定値を超えた場合に、駆動シーブ5と主索3との間に滑りが発生したと判断して、運行制御装置12とは関係なく、リレー15を開放し、巻上機モータ6への電力供給を遮断すると同時に、非常止め制御装置31に対して非常止め動作指令を出す。実施の形態4の滑り検出手段は、温度計測器26及び滑り検出回路30を有している。
このようなエレベータの安全装置では、1つのセンサ、即ち温度計測器26のみにより駆動シーブ5と主索3との間の滑りを検出することができ、部品点数を削減することができる。
なお、主索3の本数、材料及び断面構造等は特に限定されるものではなく、例えば断面円形のロープであっても、ベルト状のロープであってもよい。また、外周が樹脂により被覆された樹脂被覆ロープを用いてもよい。
また、滑り検出回路30は、アナログ信号を処理する回路によって構成してもよい。
さらに、滑り検出回路30は、ブレーキ制御装置14と一体に構成することも、運行制御装置12から独立した装置として構成することもできるが、後者が好適である。
さらにまた、非常止め装置8の具体的な構造は、かご1が上下いずれの方向に走行している場合でも非常停止させることができれば、図2及び図3の構造に限定されるものではない。

Claims (3)

  1. 駆動シーブと主索との間の滑りを検出する滑り検出手段、
    かごに搭載され、アクチュエータにより電気的に動作し、上記かごの走行方向が上方向であっても下方向であっても上記かごを非常停止させる非常止め装置、
    上記滑り検出手段により上記駆動シーブと上記主索との間の滑りが検出されると、巻上機モータへの電力供給を遮断するとともに、上記非常止め装置を制動動作させる非常止め制御装置、
    調速機シーブ、及び
    上記調速機シーブに巻き掛けられているとともに、上記非常止め装置を動作させるための非常止め動作機構に接続されている調速機ロープ
    を備え、
    上記滑り検出手段は、上記駆動シーブの回転に応じた信号を発生する駆動シーブ回転検出器と、上記駆動シーブ回転検出器からの信号に基づいて上記駆動シーブと上記主索との間の滑りの有無を判断する滑り検出回路とを有し、
    上記滑り検出回路は、上記かごの運行を制御する運行制御装置からブレーキ動作指令が発せられているとき、上記駆動シーブ回転検出器の出力を加速度に変換した信号が所定の減速度を上回ると、上記駆動シーブと上記主索との間に滑りが発生したと判断し、
    上記非常止め装置は、上記かごに設けられている取付枠と、上記取付枠に対して左右に摺動可能なハウジングと、上記ハウジングのかごガイドレールに対して一側に搭載されている可動レール当たりと、上記ハウジングの上記かごガイドレールに対して他側に搭載され、上記かごガイドレールを挟んで上記可動レール当たりに対向する固定レール当たりと、上記可動レール当たりが上記かごガイドレールに接する側へ上記ハウジングを付勢する弾性要素と、励磁されることにより、上記可動レール当たりが上記かごガイドレールに接する方向への上記ハウジングの変位を規制する上記アクチュエータとしての電磁マグネットとを有しており、
    上記かごの速度が予め設定された速度以上になると、上記調速機ロープが固定され、上記非常止め動作機構が機械的に操作されて上記非常止め装置が動作し、
    上記滑り検出手段により上記駆動シーブと上記主索との間の滑りが検出されると、上記非常止め制御装置により上記電磁マグネットへの通電が遮断され、上記可動レール当たりがかごガイドレールに当接して上記非常止め装置が動作されるエレベータの安全装置。
  2. 駆動シーブと主索との間の滑りを検出する滑り検出手段、
    かごに搭載され、アクチュエータにより電気的に動作し、上記かごの走行方向が上方向であっても下方向であっても上記かごを非常停止させる非常止め装置、
    上記滑り検出手段により上記駆動シーブと上記主索との間の滑りが検出されると、巻上機モータへの電力供給を遮断するとともに、上記非常止め装置を制動動作させる非常止め制御装置、
    調速機シーブ、及び
    上記調速機シーブに巻き掛けられているとともに、上記非常止め装置を動作させるための非常止め動作機構に接続されている調速機ロープ
    を備え、
    上記滑り検出手段は、上記かごの通常走行中に上記巻上機モータのモータトルクの低下率が所定値よりも大きくなると上記駆動シーブと上記主索との間に滑りが発生したと判断し、
    上記非常止め装置は、上記かごに設けられている取付枠と、上記取付枠に対して左右に摺動可能なハウジングと、上記ハウジングのかごガイドレールに対して一側に搭載されている可動レール当たりと、上記ハウジングの上記かごガイドレールに対して他側に搭載され、上記かごガイドレールを挟んで上記可動レール当たりに対向する固定レール当たりと、上記可動レール当たりが上記かごガイドレールに接する側へ上記ハウジングを付勢する弾性要素と、励磁されることにより、上記可動レール当たりが上記かごガイドレールに接する方向への上記ハウジングの変位を規制する上記アクチュエータとしての電磁マグネットとを有しており、
    上記かごの速度が予め設定された速度以上になると、上記調速機ロープが固定され、上記非常止め動作機構が機械的に操作されて上記非常止め装置が動作し、
    上記滑り検出手段により上記駆動シーブと上記主索との間の滑りが検出されると、上記非常止め制御装置により上記電磁マグネットへの通電が遮断され、上記可動レール当たりがかごガイドレールに当接して上記非常止め装置が動作される滑り検出回路を有しているエレベータの安全装置。
  3. 駆動シーブと主索との間の滑りを検出する滑り検出手段、
    かごに搭載され、アクチュエータにより電気的に動作し、上記かごの走行方向が上方向であっても下方向であっても上記かごを非常停止させる非常止め装置、
    上記滑り検出手段により上記駆動シーブと上記主索との間の滑りが検出されると、巻上機モータへの電力供給を遮断するとともに、上記非常止め装置を制動動作させる非常止め制御装置、
    調速機シーブ、及び
    上記調速機シーブに巻き掛けられているとともに、上記非常止め装置を動作させるための非常止め動作機構に接続されている調速機ロープ
    を備え、
    上記滑り検出手段は、上記駆動シーブと上記主索との接触面の温度に応じた信号を発生する温度計測器と、上記温度計測器からの信号に基づいて上記駆動シーブと上記主索との間の滑りの有無を判断する滑り検出回路とを有しており、
    上記非常止め装置は、上記かごに設けられている取付枠と、上記取付枠に対して左右に摺動可能なハウジングと、上記ハウジングのかごガイドレールに対して一側に搭載されている可動レール当たりと、上記ハウジングの上記かごガイドレールに対して他側に搭載され、上記かごガイドレールを挟んで上記可動レール当たりに対向する固定レール当たりと、上記可動レール当たりが上記かごガイドレールに接する側へ上記ハウジングを付勢する弾性要素と、励磁されることにより、上記可動レール当たりが上記かごガイドレールに接する方向への上記ハウジングの変位を規制する上記アクチュエータとしての電磁マグネットとを有しており、
    上記かごの速度が予め設定された速度以上になると、上記調速機ロープが固定され、上記非常止め動作機構が機械的に操作されて上記非常止め装置が動作し、
    上記滑り検出手段により上記駆動シーブと上記主索との間の滑りが検出されると、上記非常止め制御装置により上記電磁マグネットへの通電が遮断され、上記可動レール当たりがかごガイドレールに当接して上記非常止め装置が動作されるエレベータの安全装置。
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