JP5070132B2 - 遊技媒体洗浄装置に用いられるガイド部材 - Google Patents

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本発明は、メダル、コイン等の遊技媒体を洗浄する遊技媒体洗浄装置に用いられ、遊技媒体の表面を拭くための帯状拭布を張設するガイド部材に関するものである。
従来、例えば、遊技機を配設した遊技場にて遊技媒体として使用されるメダルは、遊技者の手垢や循環通路との摩擦等によって汚れることから、その循環通路の途中にメダルを洗浄するためメダル洗浄装置を配設している。該メダル洗浄装置には、その内部に搬送されるメダルの表面に接触させその表面を拭う帯状拭布を複数の棒状のガイド部材により張設するようにしている。また、その帯状拭布によりメダルを拭う前段階として、対向位置させた一対の洗浄液塗布具に洗浄液を供給し、この状態でメダルをその間に通過させ、または、搬送されるメダルを位置検出センサにより検出し、該位置検出センサがメダルを検出したときスプレー缶から洗浄液をそのメダルに噴霧し、メダルの表面に洗浄液を付着させてから帯状拭布により該メダルの表面を拭くようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−220134号公報(第3−4頁、図2、図3)
前記特許文献1に示されるメダル洗浄装置にあっては、帯状拭布によりメダルの表面を拭う前にメダルの表裏面に洗浄液を付着させるようにしているので、帯状拭布によりメダルを拭い始めると洗浄液もほとんど一緒に拭い落とされてしまう。このため、その後続いてメダルを拭う状態では、メダル表裏面にわずかな洗浄液しか残っておらず、洗浄効果が劣るという課題がある。また、搬送されるメダルが洗浄液塗布具に勢い良く当ったり、スプレー缶でメダルに洗浄液を噴霧するとき、その周囲に余分な洗浄液が飛散してその周囲を甚だしく汚すことになるので、その掃除に多くの労力が必要となり、メンテナンスが面倒であるという課題も有る。
そこで、本発明は、上記課題を解決すべくなされたもので、遊技媒体の洗浄効果を向上させることができると共に遊技媒体洗浄装置内部の洗浄液による汚れも少なくメンテナンスが容易に行なえ、更に、洗浄液が途切れることなく安定して吐出できるようにした遊技媒体洗浄装置に用いられるガイド部材を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため、本発明に係る遊技媒体洗浄装置に用いられるガイド部材は、遊技媒体洗浄装置に用いられメダル、コイン等の遊技媒体の表面を拭くための帯状拭布を張設する棒状のガイド部材であって、前記ガイド部材は、洗浄液が供給されるように中空状に形成されかつ外周面にはその中空内部と連通する環状窪部を周設したガイド杆と、前記環状窪部を塞ぐようにして前記ガイド杆に外嵌され外周面に該環状窪部と連通する吐出孔が開設された円筒カバー体とからなり、前記ガイド杆の中空内部に供給される洗浄液を前記環状窪部に貯留すると共に前記吐出孔から吐出させて前記ガイド部材と接触する帯状拭布に染み込ませるようにしたことを特徴とする。この場合、円筒カバー体はガイド杆に嵌合した状態で自在に回転することが好ましい。
本発明に係る遊技媒体洗浄装置に用いられるガイド部材は、メダル、コイン等の遊技媒体の表面を拭くための帯状拭布を張設する棒状のガイド部材であって、前記ガイド部材は、洗浄液が供給されるように中空状に形成されかつ外周面にはその中空内部と連通する環状窪部を周設したガイド杆と、前記環状窪部を塞ぐようにして前記ガイド杆に外嵌され外周面に該環状窪部と連通する吐出孔が開設された円筒カバー体とからなる。そして、ガイド杆の中空内部に供給される洗浄液を環状窪部に貯留すると共に吐出孔から吐出させてガイド部材と接触する帯状拭布に染み込ませるようにしたので、遊技媒体と接触する帯状拭布全体に洗浄液が染み渡り、常に、洗浄液と一緒に帯状拭布により遊技媒体の表面を拭っていることになる。よって、これにより遊技媒体の洗浄効果が向上するという効果を奏する。また、ガイド部材から帯状拭布に洗浄液を染み込ませるようにしたので、その吐出量を調整してやれば、帯状拭布から洗浄液が下へ垂れ流れたり周囲に飛散することがほとんどなく、遊技媒体洗浄装置内部の洗浄液による汚れも少なくなり、メンテナンスが容易となる。更に、ガイド杆の外周面に液溜まり部としての環状窪部を形成したので、円筒カバー体のいずれの吐出孔からも洗浄液が途切れることがなく安定して吐出できる。
以下、本発明に係る遊技媒体洗浄装置に用いられるガイド部材の実施の形態を図面に基づき説明する。本発明のガイド部材は、スロットマシン、コインゲーム機、パチンコ遊技機等の遊技機に使用するメダル、コイン、パチンコ球等の遊技媒体を洗浄するための遊技媒体洗浄装置に用いられる。図1は本発明が適用されるメダル洗浄装置の縦断正面図である。同図中、Aは第1洗浄部、Bは第2洗浄部、10はメダル集合箱で、該メダル集合箱10に収容された直径の異なるメダルM1,M2は第1洗浄部Aと第2洗浄部Bを通過することにより片面ずつ順に洗浄されてホッパー11に至る。
第1洗浄部Aおよび第2洗浄部Bは鉛直に支持された組付板12の前面に形成されており、20aは第1洗浄部Aのコンベヤ、20bは第2洗浄部Bのコンベヤである。メダル集合箱10は上面10aが開放され底面10bが傾斜面に形成され、その傾斜下方側面に第1洗浄部Aのコンベヤ20aの下端部が臨んでいる。
図2は第1洗浄部Aの拡大断面正面図、図3はそのX−X線断面図である。コンベヤ20aの無端状の搬送ベルト21aは、定幅帯状のゴム布ベルトからなる。そして、図4の斜視図にも示したように、高さがメダルM1,M2の厚さよりも少し低く(高さ1.4mm)かつ直径が3mm程の多数の係合部22aが、該ゴム布ベルト表面の幅方向にメダルM1,M2の直径よりも狭い22mmの間隔にて横並びに形成され、ベルト表面の長手方向にはメダルM1,M2の直径よりも広い35mmの間隔にて連続して形成されている。23a,24aは、該搬送ベルト21aを巻回している該コンベヤ20aの駆動ローラと従動ローラである。該コンベヤ20aは、該搬送ベルト21aの搬送面がメダル集合箱10から斜め上向きに起立(起立角度:約70度)姿勢となるように支持され、該搬送ベルト21aを図1矢印で示した方向に駆動することにより該メダル集合箱10中のメダルM1,M2を図4に示したように隣り合う一対の係合部22aの間に填ったような状態で係合させて斜め上向きに搬出させる。
なお、前記搬送ベルト21aの係合部22aは、背の低い円柱形突起であるが、本発明では係合部22aはこの形状に限られることなく、メダルM1,M2を搬送ベルトの表面に係止可能であれば、例えばコ字枠状の係合部を形成するなど、その他の形態に形成してあってもよい。
13はメダル集合箱10に設けられたメダル攪拌装置で、該メダル攪拌装置は、図5に示したように、底面10bに複数の突上棒14をそれぞれ貫通するように設けると共に、低速回転モータ15の回転軸に複数の偏心カム16を隣接状に設け、該偏心カム16の外周に摺接するようにリング17をそれぞれ設け、該リング17に該各突上棒14の下端部を連結している。そして、該偏心カム16が回転すると該突上棒14がメダル集合箱10内に出没動することから、該メダル集合箱10内のメダルM1,M2が攪拌されるようにしたもので、この攪拌によりメダル集合箱10中のメダルM1,M2を搬送ベルト21aの係合部22a間に係合させ易くしている。
また、30aは、無端状の帯状拭布31aを前記搬送ベルト21aの搬送面に対して適宜間隔を離して平行に張設すると共に、該帯状拭布31aを定方向に走行させることにより該帯状拭布31aによってメダルM1,M2の表面を拭う拭布支持機構である。そして、ガイド部材32aとガイドローラ33aおよび駆動ゴムローラ34aに該帯状拭布31aを巻回すると共に、テンションローラ35aを該帯状拭布31aに圧接することにより、該帯状拭布31aは前記搬送ベルト21aの搬送面に対し平行に張設され、駆動ゴムローラ34aが回転動することで該帯状拭布31aを図1矢印で示した方向に走行させる。なお、帯状拭布31aの走行速度は、搬送ベルト21aの走行速度よりも低速(約1/10の速度)となるように設定される。このように帯状拭布31aをメダル搬送方向と同方向であって搬送ベルト21aよりも低速にて走行させることにより、該帯状拭布31aが摩擦によって搬送中のメダルM1,M2に過剰な負荷を掛け、メダルM1,M2が搬送ベルト21aの両脇に飛び出してしまうことのないようにしている。
また、上記ガイド部材32aは、図6、図7に示すように金属製のガイド杆36と該ガイド杆36に外嵌される2個の円筒カバー体37a,37bとから構成される。ガイド杆36は、先端が先細の略円柱状をなし、帯状拭布31aの幅よりも長く設定されている。その先端に中央胴部36aより少し太径の大径部36bが設けられ、内部にその長手方向に沿って洗浄液が供給される中空内部38が形成され、その中空内部38の基端は開放し先端が閉塞されている。該ガイド杆36すなわち中央胴部36aの外周面には、その長手方向に沿って前後にそれぞれ液溜まり部としての長手方向に沿って長い環状窪部48a,48bが形成される。これら環状窪部48a,48bは、通孔38aを介して前記中空内部38と連通している。
一方の円筒カバー体37aは、合成樹脂製であってその長さが帯状拭布31aの布幅より少し長い寸法に設定される。そして、円筒カバー体37aの外周面でありかつその中心軸に直交する面内で4等分する位置に、それぞれ長手方向全体に亘り等間隔かつ均等に複数の吐出孔39が貫設される。本実施の形態では、すべての吐出孔39が前後いずれかの環状窪部48a,48bと連通する。すなわち、図7(イ)に示すように前側の2個の吐出孔39が前側の環状窪部48aと連通し、後側の2個の吐出孔39が後側の環状窪部48bと連するようになっている。前記各吐出孔39が円筒カバー体37aの長手方向に等間隔かつ均等に貫設するようにしているのは、そこから吐出される洗浄液が帯状拭布31aの布幅方向全体に行き渡るようにするためである。
他方の円筒カバー体37bも合成樹脂製である。この円筒カバー体37bには吐出孔39が設けられておらず、専らガイド杆36の基端側に嵌合しスペーサとしての機能を有する。もっとも、帯状拭布31が前記他方の円筒カバー体37bに掛かることはない。なお、これら長・短円筒カバー体37a,37bは一体に成形するようにしても良い。
そして、ガイド杆36に先に吐出孔39が開設された長い円筒カバー体37aを外嵌し、その後に短い円筒カバー体37bを外嵌する。この状態でガイド杆36の基端に設けられた雄ネジ部36cを組付板12に嵌挿し、別途用意されるナット(図示せず。)を螺合する。これにより、ガイド部材32aが片持ち式に支持固定される。この場合、ガイド杆36は回転することがなく、両円筒カバー体37a,37bはガイド杆36に嵌合した状態で自在に回転することになる。このように、円筒カバー体37a,37bが回転することにより、これに接触する帯状拭布31aの表面の磨耗が軽減される。なお、両円筒カバー体37a,37bは必要なければ回転しないように嵌合しても良い。
そして、該ガイド杆36の中空内部38の基端を電磁弁(図示せず。)を介して洗浄液タンク(図示せず。)に連通させ、タイマーの作動によって(例えば5分おきに該電磁弁が開かれて)該洗浄液タンクから洗浄液を上記ガイド杆36に(例えば2〜3ccずつ)供給するようにしている。これにより、中空内部38に供給された洗浄液は各通孔38aを介して各環状窪部48a,48bに入り、更に、円筒カバー体37aの吐出孔39から吐出される。吐出された洗浄液は、帯状拭布31aの布幅方向に万遍に染み渡ることになる。
なお、帯状拭布31aの湿潤状態を検出する湿潤センサーを設け、その検出によって洗浄液タンクから洗浄液が自動的に供給され、該帯状拭布31aが適度な湿潤状態に保たれるようにしても良い。
また、40aは搬送ベルト21aによって搬送されるメダルM1,M2の表面に帯状拭布31aを弾性的に押圧するために設けられる拭布押圧機構である。該拭布押圧機構40aは、図8に示したように、表面に適宜間隔で複数条の縦溝41aが形成された合成樹脂製の押圧板42aをカバー板43aの内側に配置し、該押圧板42aの背面に固植された支持軸44aをカバー板43aに貫挿する。そして、該押圧板42aとカバー板43aとの間にコイルバネ等の弾性体45aを圧縮状態にて介在させ、該カバー板43aをコンベヤ20aのコンベヤフレーム(図示せず。)に複数の摘子ネジ46aにより着脱自在に組み付けることにより、該弾性体45aの弾性により該押圧板42aが帯状拭布31aを背面から押圧し得るように構成している。なお、摘子ネジ46aを緩めることによりカバー板43a、押圧板42aがコンベヤフレームから着脱され、必要に応じて帯状拭布31aを交換できるようにしている。
次に、第2洗浄部Bの構成を説明する。第2洗浄部Bは、第1洗浄部Aにおける上下を倒置した関係にてコンベヤ20bと拭布支持機構30bが配置され、該コンベヤ20bの搬送ベルト21bと拭布支持機構30bの帯状拭布31bによって形成される搬送面が斜め下向き(下傾角度:約30度)姿勢となるようにしている。47は第1洗浄部Aのコンベヤ20aの上端部から排出されたメダルM1,M2を受けて該メダルM1,M2を自重で第2洗浄部Bの搬送ベルト21bと帯状拭布31bとの間隔に導くために傾斜状に設けられた渡し板である。このため、第1洗浄部Aのコンベヤ20aと第2洗浄部Bのコンベヤ20bとは、組付板12の前面に渡し板47を介して正面「ヘ」字形に連なるように配置される。
なお、コンベヤ20bは、上記コンベヤ20aと同様に定幅帯状のゴムベルトからなる搬送ベルト21bを駆動ローラ23bと従動ローラ24bに巻掛してなるものである。しかしながら、該搬送ベルト21bは表面に搬送ベルト21aのような係合部は形成されず、図9に示したように、表面に細かな凹凸が形成されたものを用いることで、メダル表面に対し高い摩擦性が得られるようにしている。このため、渡し板47から滑落したメダルM1,M2は、搬送ベルト21bが図1矢印で示した方向に駆動されることにより帯状拭布31bとの間を斜め下向きに搬送される。このように搬送ベルト21bには搬送ベルト21aのような係合部が形成されていないので、第2洗浄部BにおいてメダルM1,M2が係合部上に乗り上げてしまうおそれがなく、第1洗浄部Aから送られてきたメダルM1,M2が滞留するようなトラブルの発生も無く、常にスムースに搬送することができる。また、搬送ベルト21bは、図示した細かな凹凸(凹状部もしくは凸状部)を縞模様のように形成したが、メダルM1,M2との摩擦係数を高められるようにその他の形態に形成してもよい。
該搬送ベルト21bの走行速度は、第1洗浄浄部Aのコンベヤ20aにおける搬送ベルト21aの走行速度よりも少し高速に設定される。これは該搬送ベルト21aによって搬送されたメダルM1,M2が渡し板47上に溜まらないようにするためである。また、拭布支持機構30bは前記拭布支持機構30aと同様に帯状拭布31bがガイド部材32bとガイドローラ33bおよび駆動ゴムローラ34bに巻回されている。そして、テンションローラ35bを該帯状拭布31bに圧接することにより、該帯状拭布31bは前記搬送ベルト21bの搬送面に対し平行に張設され、駆動ゴムローラ34bが回転動することで図1矢印で示した方向に搬送ベルト21bの走行速度よりも低速(約1/10の速度)で走行される。
なお、上記駆動ローラ23a,23b、駆動ゴムローラ34a,34b等は組付板12の裏側に設けられた図示しないスプロケット、チェーン、ギヤ、等の伝動機構およびモータ(図示せず)を駆動源として上記所定の速度で回転駆動される。
また、ガイド部材32bにも洗浄液が供給されるが、該ガイド部材32bはその構造が前記拭布支持機構30aにおけるガイド部材32aと同じなので、詳しい説明は省略する。そして、前記ガイド部材32bに洗浄液タンクから洗浄液が供給され、帯状拭布31bを常に適度な湿潤状態に維持する。拭布押圧機構40bは、前記拭布押圧機構40aと同様に押圧板42bがカバー板43bの内側に配置され、該押圧板42bの背面に固植された支持軸44bをカバー板43bに貫挿させている。そして、該押圧板42bとカバー板43bとの間にコイルバネ等の弾性体45bを圧縮状態にて介在させ、該カバー板43bをコンベヤ20bの両側コンベヤフレーム(図示せず。)に複数の摘子ネジ46bにより着脱自在に組み付ける。これにより、該弾性体45bの弾性により該押圧板42bが帯状拭布31bを押圧し、該帯状拭布31bを搬送ベルト21bによって下向きに搬送されているメダルM1,M2の表面(下面)に帯状拭布31bを弾性的に押圧するように構成している。
このように構成したメダル洗浄装置では、大小のメダルM1,M2を搬送ベルト21aの係合部22aに係合させて搬送すると共に、該メダルM1,M2の表面にガイド杆32aから吐出される洗浄液が染み込んだ帯状拭布31aを押圧板42aによって適宜押圧力により圧着することによって、該メダルM1,M2の汚れを確実に拭き取ることができる。また、この第1洗浄部Aを通過した後に該メダルM1,M2は第2洗浄部Bに至りて搬送ベルト21bとの摩擦により斜め下向きに搬送され、該メダルの下面に洗浄液を染み込ませた帯状拭布31bを圧着させることにより、該メダルM1,M2を片面ずつ綺麗に洗浄することができる。
本発明は、メダルM1,M2の表面を拭くための帯状拭布31a,31bを張設するガイド部材32a,32bであって、洗浄液が供給されるように中空状に形成されかつ外周面にはその中空内部38と連通する環状窪部48a,48bを周設したガイド杆36と、該環状窪部48a,48bを塞ぐようにしてガイド杆36に外嵌され外周面に該環状窪部48a,48bと連通する吐出孔39が開設された円筒カバー体37aとからなる。そして、ガイド杆36の中空内部38に供給される洗浄液を環状窪部48a,48bに貯留すると共に吐出孔39から吐出させてガイド部材32a,32bと接触する帯状拭布31a,31bに染み込ませるようにしたので、メダルM1,M2と接触する帯状拭布31a,31b全体に洗浄液が染み渡り、常に、洗浄液と一緒に帯状拭布31a,31bによりメダルM1,M2の表面を拭っていることになる。よって、これによりメダルM1,M2の洗浄効果が向上する。また、ガイド部材32a,32bから帯状拭布31a,31bに洗浄液を染み込ませるようにしたので、その吐出量を調整してやれば、帯状拭布31a,31bから洗浄液が下へ垂れ流れたり周囲に飛散することがほとんどなく、メダル洗浄装置内部の洗浄液による汚れも少なくなり、メンテナンスが容易となる。更に、ガイド杆36の外周面に液溜まり部としての環状窪部48a,48bを形成したので、一定量の洗浄液が常に環状窪部48a,48bに留められるので、吐出孔39から頻繁に洗浄液が吐出され中空内部38への洗浄液の供給がおぼつかなくなったとしても、環状窪部48a,48b内の洗浄液でまかなえるので、洗浄液が途切れることがなく安定して吐出できる。
環状窪部48a,48bの個数や吐出孔39の個数は前記実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて増減するようにしても良いことは勿論である。
本発明が適用されるメダル洗浄装置を縦断面した正面図。 図1の要部拡大縦断面図。 図2のX−X線断面図。 メダル洗浄装置における第1洗浄部の搬送ベルトの斜視図。 図1におけるメダル攪拌装置の縦断面図。 メダル洗浄装置におけるガイド杆の斜視図。 (イ)はガイド杆の中央縦断面図、(ロ)は(イ)のY−Y線断面図。 メダル洗浄装置における拭布支持機構の押圧板の斜視図。 メダル洗浄装置における第2洗浄部の搬送ベルトの斜視図。
符号の説明
31a 帯状拭布
31b 帯状拭布
32a ガイド部材
32b ガイド部材
36 ガイド杆
37a 円筒カバー体
38 中空内部
39 吐出孔
48a 環状窪部
48b 環状窪部
M1 遊技媒体(メダル)
M2 遊技媒体(メダル)

Claims (1)

  1. 遊技媒体洗浄装置に用いられメダル、コイン等の遊技媒体の表面を拭くための帯状拭布を張設する棒状のガイド部材であって、
    前記ガイド部材は、洗浄液が供給されるように中空状に形成されかつ外周面にはその中空内部と連通する環状窪部を周設したガイド杆と、前記環状窪部を塞ぐようにして前記ガイド杆に外嵌され外周面に該環状窪部と連通する吐出孔が開設された円筒カバー体とからなり、
    前記ガイド杆の中空内部に供給される洗浄液を前記環状窪部に貯留すると共に前記吐出孔から吐出させて前記ガイド部材と接触する帯状拭布に染み込ませるようにしたことを特徴とする遊技媒体洗浄装置に用いられるガイド部材。
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