JP3068494B2 - 小物洗浄装置 - Google Patents

小物洗浄装置

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JP3068494B2
JP3068494B2 JP9113498A JP11349897A JP3068494B2 JP 3068494 B2 JP3068494 B2 JP 3068494B2 JP 9113498 A JP9113498 A JP 9113498A JP 11349897 A JP11349897 A JP 11349897A JP 3068494 B2 JP3068494 B2 JP 3068494B2
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勝広 小川
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株式会社森久製作所
株式会社ベルジー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤もしくは球状
等の小物、例えば遊戯用メダルまたは硬貨等の円盤やパ
チンコ玉等の球状物(以下単に小物という)を洗浄液中
にて洗浄し、ついで付着液を除去する一連の工程を自動
的に行う小物洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記小物洗浄装置としては、例えば大量
の遊戯用メダルの洗浄装置として、洗浄液に浸漬された
洗浄用回転ドラム内に投入し、該ドラムの回転により洗
浄すると共に、これを順次ドラムの一側に移行し、これ
を取出して絞りロールにより付着液を除去する手段が採
られている(例えば特開平6ー315568号公報参
照)。その概略を図5に示す。
【0003】この洗浄装置50は、洗浄液槽51内の洗
浄液に下部を浸漬した洗浄用回転ドラム52と、該回転
ドラム内の洗浄完了の被洗浄物を受取りこれを付着液除
去手段53に移送する移送用コンベア54とを備える。
回転ドラム52は、パンチングメタル等の通水性材料で
胴部を構成した筒状とし、内部には被洗浄物移送用のス
クリュー羽根55を筒部内周に添って取付け、胴部他側
には掻上げ羽根56を収納する。
【0004】移送用コンベア54は通水性の金網、また
は溝が形成され、移送途中において、被洗浄小物Wに付
着する洗浄液は落下し下方の受け樋58を介して水槽5
9に返却される。54は円盤の重なり防止用ロールを示
す。
【0005】付着液除去手段53は上下対をなす2組の
吸水性の絞りロール60a、60bと61a、61b
(以下総称するときは単に60、61という)とよりな
る。これにより付着液は吸引除去され、排出される。
【0006】なお、本発明者は、上記回転ドラムを省略
して移送用コンベア54上で洗浄し、一方の対をなす絞
りロール60a、60bを洗浄ロールとした構造の小物
洗浄装置を別に提案している。その構造は後述する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この場合、上記ロール
60a、60b、及び61a、61bは使用に伴い汚損
し、度々これを取り出し洗浄する必要がある。しかしこ
のロールは通常支持枠に取付けられたベアリングに支持
されており、かつ上部ロールは常時バネ圧により下部ロ
ールに圧接しており、これを取り出すには取付け場所が
狭い等の関係上、極めて困難である。本発明はかゝる点
に鑑み、簡単な操作で各上部ロールの着脱を行い、各ロ
ールの取り出しを容易に行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、供給される小物を洗浄しつゝ移送する
洗浄コンベアと、該コンベアより受取り再度洗浄する上
下対をなす洗浄ロールと、その下流側に設けられる上下
対をなす絞りロールとを備え、洗浄ロール及び絞りロー
ルのそれぞれの上部ロールは下部ロールに対し弾機によ
り加圧されると共に、上部絞りロールは揺動機構により
支持され、かつ上部洗浄ロールに対し押し上げ腕を備
え、上記揺動機構は上部絞りロールを開放し下部絞りロ
ールに圧接する作動位置と、これを引き上げる取り外し
位置とに選択して固定すると共に、取り外し位置への移
行時は、上部洗浄ロールを取り外し位置に追随移行させ
ることを特徴とする。
【0009】上記の構成からなる本発明は、上下対をな
す絞りロールの上部ロールは揺動機構により支持されて
いるため、これを引き上げ下部ロールと離間することに
より、その取り外しは容易である。また該上部ロールの
引き上げに伴い押し上げ腕により洗浄ロールの上部ロー
ルも引き上げられるため、その取り外しは容易である。
【0010】また第2の発明は、上記揺動機構はそれぞ
れの上部ロールを下部ロールに対する圧接する作動位置
と、取り外し位置とに選択して固定する位置決め手段を
備えたことを特徴とする。
【0011】上記の構成からなる本発明は、上部ロール
の取り外しに際して、位置決め手段により所定取り外し
位置に保持することにより、取り外し操作は容易にでき
る。また作動位置に対しても確実にその位置を支持する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態を図面
に基づいて説明する。図は前記従来例の改良型に本発明
を適用した例を示すもので、本発明の小物洗浄装置1
は、被洗浄物Wを受取り移送しつゝ洗浄する洗浄コンベ
ア2と、その下流側(排出側)に配置される上下対をな
す洗浄ロール3a、3b(以下総称するときは単に3と
いう)と、さらにその下流側に位置する上下対をなす絞
りロール4a、4b(以下総称するときは単に4とい
う)、及び上記洗浄コンベア2上に配置される洗浄ブラ
シ5並びにこの洗浄ブラシに対し洗浄液を供給する洗浄
液供給管6とを主体として構成される。7は被洗浄物W
の供給用シュートを示す。
【0013】なお上記洗浄ブラシ5は図2に示す如く洗
浄コンベア2の駆動ロール10よりベルト11を介して
コンベア2の走行方向とは反対方向に回転され、該コン
ベア2とは1個の被洗浄物Wの通過を許容する間隙を有
するも、重なって供給されたときは、上部の被洗浄物W
を跳ね返し、重なって供給されても1個づつ移送し、か
つその回転により被洗浄物の表面にブラッシングするよ
うにしたものである。なお、図例は該洗浄ブラシ5は1
個のみ設けた例を示したが、これは複数例えば2個並列
して設けるようにしてもい。
【0014】前記洗浄ロール3は、吸水性を有する材
質、例えばスポンジ状ウレタン等で構成する。12は上
部洗浄ロール3bを下部ロール3aに加圧する加圧バネ
を示し、レバー13を介して上部ロール支持ベアリング
14を加圧する。15は下部洗浄ロール3aの下部に圧
接して取付けられた余剰液除去ロールを示す。
【0015】また前記絞りロール4は同様に吸水性を有
する材質のもので構成する。この上下の絞りロール4
a、4bにはそれぞれ余剰液除去ロール16a、16b
を圧接する。この際、上部除去ロール16bは、図2に
示す如く中央より左右反対のねじれの溝を形成した溝付
ロールとし、圧接することにより押し出された余剰液
は、該溝に添ってロールの端側に移行し、そこで落下す
るようにしたもので、該ロール16bは筐体17に形成
した縦溝18に添って自重により上部絞りロール4bに
圧接保持されている。
【0016】上記構成において、洗浄コンベア2上に供
給された被洗浄物Wは、まず供給管6から供給される洗
浄液に浸され洗浄ブラシ5によりブラッシングされる。
この際通常は図示の如く多数重なって供給され、1個の
被洗浄物Wは通過を許容されるも、その他の被洗浄物は
該洗浄ブラシ5は逆回転しており、跳ね返えされる。こ
の際コンベア3は排出側を高く取付けるときは、洗浄液
は被洗浄物の供給側に向けて流れ(矢符a)、供給され
る被洗浄物は上記洗浄ブラシ5によるブラッシングと共
に余剰の供給被洗浄物の跳ね返しにより予備洗浄が行わ
れる。
【0017】ついで被洗浄物Wは洗浄ロール3a、3b
に挟まれ移行する。但し下部洗浄ロール3aは駆動ロー
ル、上部洗浄ロール3bは従動ロールであり、この従動
ロール3bは駆動ロール3aより被洗浄物を介して駆動
される。従って被洗浄物は両面に若干の滑りを生じ、こ
れによる拭払洗浄が行われる。ついで絞りロール4に至
る。この上下のロールは余剰液除去ロール13a、13
bにより余剰液は絞り取られており、従って供給される
被洗浄物の付着液は除去されて排出される。
【0018】本発明は、上記洗浄ロール3及び絞りロー
ル4の各上部ロール3b、4bの着脱を容易に行うよう
にしたもので、この揺動機構20は中央を筐体17の適
所に軸支22された左右対をなす揺動腕21、21と、
相互の揺動腕下方延長部を連結する操作バー23とを備
える。この操作バー23は上記腕に形成された長手方向
の長孔24と、筐体17のこれとは対向位置に形成され
る逆U字状の案内溝25を貫通して連結する。
【0019】また揺動腕21の上方には、上部絞りロー
ル4bのベアリングハウジング26を取付けるアーム2
7を突設する。 28は揺動腕21の上方に取付けら
れ、該腕を常時引き付け方向、即ち上部絞りロール4b
を下部絞りロール4a側に付勢する引っ張りバネであ
る。
【0020】なお、上記案内溝25の外側の垂下溝25
a(図3)は操作バー23を位置したときは、上部絞り
ロール4bを下部絞りロール4aに圧接する絞り作業位
置に保持する作動保持位置とし、他方の内側の垂下溝2
5bは、後述する上部絞りロール4bの着脱保持位置と
する。
【0021】また上部洗浄ロール3bの揺動手段30
は、該ロール3bのベアリングハウジング14を、上部
絞りロール4b側とは反対側を支軸31により筐体17
に揺動可能に支持し、その反対側適所に突起32を備
え、上部絞りロール4bのハウジング26には、上部洗
浄ロール3b側に突設する押し上げ腕33を取付けてな
る。
【0022】上記構成において、通常の操作時は、操作
バー23を筐体17に形成した逆U字状溝25の作動保
持用溝25aに位置せしめる。これにより該上部絞りロ
ール4bは引っ張りバネ28により下部絞りロール4a
に圧接され、上部洗浄ロール3bは、加圧バネ12によ
り下部洗浄ロール3a側に圧接されている。図3にその
状態を示す。
【0023】次に各上部ロール3b、4bの取り外しに
際しては、操作バー23を長孔24に添って引き上げ、
案内溝25に添って他方の垂下溝25b、即ち上部絞り
ロール4bの着脱保持位置に移行する。その状態を図4
に示す。これにより上部絞りロール4bは、下部絞りロ
ール4aとは離間した位置に保持される。同時に該上部
絞りロール4bのハウジング26は、押し上げ腕33を
伴って移行し、この押し上げ腕33は、上部洗浄ロール
3bのハウジング14に取付けられる突起32を押し上
げる。これにより該ハウジング14を支軸31を中心と
して揺動し、上部洗浄ロール3bを下部洗浄ロール3a
から離間し、両上部ロール3b、4bを着脱容易な位置
に保持する。
【0024】なお、各洗浄ロール3a、3b及び絞りロ
ール4a、4bはその着脱操作を容易に行うための適宜
構造とする。図はその一例を示し、上部絞りロール4b
はその両端を支持バー40a、40bに形成した係止片
41a、41bにより着脱可能に支持し、一方の支持バ
ー40aはハウジング26に固定して支持せしめ、他方
の支持バー40bは他方のハウジング26に摺動可能に
支持せしめ、バネ43により常時絞りロール4b側に付
勢せしめる。
【0025】これにより上部絞りロール4bの離脱に際
しては、可動支持バー40bを引き出すことによりロー
ル4bの取り出しを可能としたものであり、取付けに際
してはその逆に操作すればよい。その他のローに対して
も同様であり、説明を省略する。
【0026】なお、上部絞りロール4bに対する余剰油
除去ロール16bは両端を筐体17に形成した縦溝18
に沿って取付けられ昇降は自由であり、上部絞りロール
4bの昇降に影響されることはない。
【0027】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、上下対
をなす洗浄ロール、絞りロールのそれぞれの着脱に際し
ては、それぞれの上部ロールは揺動機構の操作により下
部ロールと離間した位置に移行される故、その着脱は容
易に行うことだ出来る。またこの際、上記揺動機構はそ
れぞれの上部ロールを下部ロールに対する圧接する作動
位置と、取り外し位置とに選択して固定する位置決め手
段を備えたことにより、着脱操作は極めて容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小物洗浄装置の全体概略説明図であ
る。
【図2】図1における平面図である。
【図3】本発明の操作時の説明図である。
【図4】本発明の上部ロールの着脱時の説明図である。
【図5】従来例の小物洗浄装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1 小物洗浄装置 2 洗浄コンベア 3 洗浄ロール 4 絞りロール 20 揺動機構 23 操作バー 25a 作動保持溝 25b 着脱保持溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B08B 1/00 - 7/04 A63F 7/02 B65G 39/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される小物を洗浄しつゝ移送する洗
    浄コンベアと、該コンベアより受取り再度洗浄する上下
    対をなす洗浄ロールと、その下流側に設けられる上下対
    をなす絞りロールとを備え、洗浄ロール及び絞りロール
    のそれぞれの上部ロールは下部ロールに対し弾機により
    加圧されると共に、上部絞りロールは揺動機構により支
    持され、かつ上部洗浄ロールに対し押し上げ腕を備え、
    上記揺動機構は上部絞りロールを開放し下部絞りロール
    に圧接する作動位置と、これを引き上げる取り外し位置
    とに選択して固定すると共に、取り外し位置への移行時
    は、上部洗浄ロールを取り外し位置に追随移行させるこ
    とを特徴とする小物洗浄装置。
  2. 【請求項2】 揺動機構はそれぞれの上部ロールを下部
    ロールに対する圧接する作動位置と、取り外し位置とに
    選択して固定する位置決め手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の小物洗浄装置。
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