JP2008148906A - 遊技場のメダル循環システム - Google Patents

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Tomohiro Izumiyama
友博 泉山
Hidehiko Kanazawa
秀彦 金澤
Hisashi Chijiiwa
久 千々岩
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Abstract

【課題】遊技場において大小2種類のメダルが混じって流通してもこれらを問題なく処理でき、メダルの大きさの違いによる混同,トラブルを解消すると共に、一つの島台にメダル仕様の異なる遊技機を混在して設置できることで遊技機のレイアウトが自由になるようにする。
【解決手段】メダルを遊技媒体とする複数台の遊技機1a〜1nを隣接状に設置することにより一つの島台が形成され、該島台に各遊技機から排出されたメダルM1,M2を回収するメダル回収搬送装置3を設けると共に、該島台の端部に包囲ボックス2を設け、該包囲ボックス内に前記メダル回収搬送装置によって回収されたメダルを洗浄するメダル洗浄装置6と、該メダル洗浄装置によって洗浄されたメダルを大きさ毎に選別し得るメダル選別装置5a,5bとを設けることにより、使用可能メダル仕様がそれぞれ異なる複数台の遊技機を一つの島台に混在して設置し得るようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、メダル(コイン,円形チップと同じ)が遊技媒体として使用されるスロットマシン、コインゲーム機、パチンコ機等の遊技機が多数台設置された遊技場において、メダルを洗浄すると共に循環させる遊技場のメダル循環システムに関するものである。
遊技場にて遊技媒体として使用されるメダルは、遊技者の手垢や循環通路との摩擦等によって汚れることからその循環通路の途中に従来からメダル洗浄装置が設けられ、メダルが清浄に保たれるようにしている。
下記特許文献1〜4は、従来のメダル洗浄装置(コイン研磨装置に同じ)を例示するもので、特許文献1,2では、メダルを水平にし該メダルを搬送ベルトとガイドにより挟んで回転させながら搬送すると共に該メダルの上下面に研磨布を摺接させるように構成している。また、特許文献3では、メダル押出手段を備えていて、メダルが上下の研磨布間に押し出されるように構成されたものであった。また、特許文献4は、メダルの厚み以下の板材にメダル保持枠部を形成したメダル保持部材を多数連結してメダル搬送装置を構成するとともに、これを両側から挟むように研磨布を配設し、メダル搬送装置により搬送されるメダルの両面が該研磨布により研磨・洗浄されるように構成したものである。
特開平7−220134号公報 特開平7−220136号公報 特許第3660112号公報 特許第3767813号公報
ところで、メダルには一般に直径30mmのものと直径25mmのものとがあって、遊技機の種類によってそれぞれ使用し得るメダルが異なるというのが現況である。このため多数台の遊技機を設置した遊技場では、大小2種類のメダルが混じって流通しているのが現状であり、この2種類のメダルをいかに間違いなく扱うかという問題と、いかに省設備、省スペースで両メダルを処理できるかということが問題となっている。
ところが、上記特許文献1〜3に示されたような従来のメダル洗浄装置は、メダルの直径が一定のものにしか対応していないので、大小のメダルが混じって搬入されると対処できず、故障、停止するという問題があった。また、特許文献4に示されたメダル洗浄装置は、メダルの両面を同時に研磨布に接触させて洗浄するものであったので、搬送装置の構成が複雑で装置が大型化するという問題があった。本発明はこれらの問題点を解消しようとするものである。
そこで、請求項1に記載した遊技場のメダル循環システムは、メダルを遊技媒体とする複数台の遊技機を隣接状に設置することにより一つの島台が形成され、該島台に各遊技機から排出されたメダルを回収するメダル回収搬送装置を設けると共に、該島台の端部に包囲ボックスを設け、該包囲ボックス内に前記メダル回収搬送装置によって回収されたメダルを洗浄するメダル洗浄装置と、該メダル洗浄装置によって洗浄されたメダルを大きさ毎に選別し得るメダル選別装置とを設けることにより、使用可能メダル仕様がそれぞれ異なる複数台の遊技機を一つの島台に混在して設置し得るようにしたことを特徴とする。
このため、遊技機をメダル仕様に関わりなく遊技場内で自由にレイアウトできるようになる。
また、請求項2に記載した発明は上記メダル循環システムにおいて、メダル計数回収器を包囲ボックスの外部に設けると共に、該メダル計数回収器によって回収されたメダルを包囲ボックス内に流入させ、該メダルがメダル回収搬送装置によって回収されたメダルと伴に該包囲ボックス内のメダル洗浄装置によって洗浄されるようにしたことを特徴とする。
貸しメダルを店側に返却するとともに獲得したメダルを計数するためのメダル計数回収器についてもメダルの大小に関わりなく遊技者が操作でき混乱するおそれがない。
また、請求項3に記載した発明は上記メダル循環システムにおいて、包囲ボックス内には上部から順にメダル貯留タンクとメダル選別装置とメダル洗浄装置を設けると共に、メダル洗浄装置によって洗浄したメダルをメダル貯留タンクに揚送するリフタを設けてなることを特徴とする。
このため、コンパクトに包囲ボックス内にこれらの機器を配置することができ、包囲ボックスが大型化しないので遊技場のスペースを有効に利用でき省スペース化が実現する。
また、請求項4に記載した発明は上記メダル循環システムにおいて、外部に持ち出し可能な少なくとも2つのメダル収納ジョッキが包囲ボックス内に備えられ、メダル選別装置によって選別されたメダルが該各メダル収納ジョッキに大きさ毎に収納されるようにしたことを特徴とする。
このため、いずれかのメダル収納ジョッキを持ち出すことで遊技機に応じて必要な大きさのメダルを補給することができる。
また、請求項5に記載した発明は上記メダル循環システムにおいて、メダル洗浄装置は、無端状の搬送ベルトの表面に高さがメダルの厚さよりも低い係合部を形成すると共に、該搬送ベルトを定方向に駆動することにより該係合部間に係合してメダルが搬送されるようにしたコンベヤと、洗浄液が含浸されたウエット拭布を前記搬送ベルトの搬送面に対して適宜間隔を離して平行に張設し前記メダルの表面を拭うようにする拭布支持機構とからなることを特徴とする。
このため、1つのメダル洗浄装置で大小2種類のメダルを綺麗に洗浄することができ、省設備、省スペースになる。
また、請求項6に記載した発明は上記メダル循環システムにおいて、メダル選別装置は、メダル送出口に固定ローラと可動ローラとを相対するように配設し、該可動ローラを固定ローラとの間隔がメダルの直径よりも広狭可変し得るように弾性手段により付勢し、該固定ローラと可動ローラとの間隔にメダルを強制的に通過させる際に該可動ローラの復元力によって該メダルに弾発力が付与され、該メダルの大きさによって送出されるメダルの飛翔距離に差が生じることで、該メダルを選別するものであることを特徴とする。
このため、小型の装置にてメダル選別が確実になされ、小さな包囲ボックス内にも設置し得るので、省設備、省スペースになる。
遊技場において大小2種類のメダルが混じって流通してもこれらを問題なく処理できるので、メダルの大きさの違いによる混同,トラブルの発生が解消されると共に、一つの島台にメダル仕様の異なる遊技機を混在して設置できるので遊技機のレイアウトが自由にできるようになるなど有益な効果がある。
図1は本発明に係る遊技場における一つの島台の平面図で、1a〜1nは該島台を構成するスロットマシン等の複数台の遊技機、2は該島台の端部に設けられた包囲ボックス、3は該各遊技機から排出される大小2種類のメダルM1,M2が乗架され該メダルを矢印の方向、即ち、包囲ボックス2に向けて搬送するために設けられたコンベヤ(メダル回収搬送装置)である。また、図2に示したように、該包囲ボックス2の外部に貸しメダルを店側に返却するとともに獲得したメダルを計数するためのメダル計数回収器16が設けられている。
次に包囲ボックス2内の構成を図3〜図6に従い説明する。包囲ボックス2内には、上部から順にメダル貯留タンク4とメダル選別装置5a,5bとメダル洗浄装置6が設けられている。7は包囲ボックス2内のこれらの装置の一側に鉛直に設けられたメダル揚送用リフタである。これによってメダル貯留タンク4とメダル選別装置5a,5bとメダル洗浄装置6を包囲ボックス2内にコンパクトに配置することができ、省スペース化するための最適な構成となるが、本発明では特にその配置順を問うものではない。
また、8はメダル回収コンベヤ3によって回収されたメダルM1,M2をメダル集合箱10中に搬入するために該包囲ボックス2内に設けられた揚送コンベヤである。9は前記メダル計数回収器16から排出されたメダルM1,M2を該揚送コンベヤ8上に導いてメダル回収コンベヤ3によって回収されたメダルM1,M2と共にメダル集合箱10中に搬入するために該包囲ボックス2内に設けられたホッパー、11はメダル洗浄装置6から排出されたメダルM1,M2をメダル揚送用リフタ7に搬入するために該包囲ボックス2内に設けられたホッパーである。
メダル洗浄装置6は第1洗浄部Aと第2洗浄部Bとからなり、メダル集合箱10に収容されたメダルM1,M2が該第1洗浄部Aと該第2洗浄部Bを通過することにより該メダルは片面ずつ順に洗浄される。第1洗浄部Aおよび第2洗浄部Bは、鉛直に支持された組付板12の前面に形成され、20aは第1洗浄部Aのコンベヤ、20bは第2洗浄部Bのコンベヤを示す。メダル集合箱10は上面10aが開放され底面10bが傾斜面に形成され、その傾斜下方側面に第1洗浄部Aのコンベヤ20aの下端部が臨んでいる。13はメダル集合箱10に設けられたメダル攪拌装置で、モータにより回転する偏心カム14の作動により突上棒15が該メダル集合箱10の底面から出没動し、該メダル集合箱内のメダルM1,M2を攪拌することで該メダルM1,M2を搬送ベルト21aの係合部22a間に係合させ易くしている。
図7は第1洗浄部Aの拡大縦断面図、図8はそのY−Y線断面図で、コンベヤ20aの無端状の搬送ベルト21aは、定幅帯状のゴム布ベルトからなり、図9の斜視図にも示したように、高さがメダルM1,M2の厚さよりも少し低く(高さ1.4mm)、直径が3mm程の多数の係合部22aが、ベルト表面の幅方向にはメダルM1,M2の直径よりも狭い22mmの間隔にて横並びに形成され、ベルト表面の長手方向にはメダルM1,M2の直径よりも広い35mmの間隔にて連続して形成されたものである。23a,24aは該搬送ベルト21aを巻回している該コンベヤ20aの駆動ローラと従動ローラである。該コンベヤ20aは、該搬送ベルト21aの搬送面がメダル集合箱10から斜め上向きに起立(起立角度:約70度)姿勢となるように支持され、該搬送ベルト21aを矢印で示した方向に駆動することにより該メダル集合箱中のメダルM1,M2を図9に示したように隣り合う一対の係合部22aの間に填ったような状態で係合させて斜め上向きに搬出させる。
また、30aは、洗浄液が含浸された無端帯状のウエット拭布31aを前記搬送ベルト21aの搬送面に対して適宜間隔を離して平行に張設すると共に、該ウエット拭布31aを定方向に走行させることにより該ウエット拭布によってメダルM1,M2の表面が拭われるようにする拭布支持機構で、ガイドローラ32aとガイドローラ33aおよび駆動ゴムローラ34aに該ウエット拭布31aを巻回すると共に、テンションローラ35aを該ウエット拭布31aに圧接することにより、該ウエット拭布は前記搬送ベルト21aの搬送面に対し平行に張設され、駆動ゴムローラ34aが回転動することで該ウエット拭布を矢印で示した方向に走行させる。なお、ウエット拭布31aの走行速度は搬送ベルト21aの走行速度よりも低速(約1/10の速度)となるように設定される。このようにウエット拭布31aをメダル搬送方向と同方向であって搬送ベルトよりも低速にて走行させることにより、該ウエット拭布31aが摩擦によって搬送中のメダルに過剰な負荷を掛け、メダルが搬送ベルトの両脇に飛び出してしまうことのないようにしている。
図6に示したように、36は洗浄液タンクを示し、該洗浄液タンク36と上記ガイドローラ32aとはチューブおよび電磁弁(図示せず)を介して繋げられており、タイマーの作動により例えば5分おきに該電磁弁が開かれ該洗浄液タンク36から洗浄液が上記ガイドローラ32aに2〜3ccずつ補給されるようにすることで、ウエット拭布31aが常に適度な湿潤状態に維持されるようにしている。なお、ウエット拭布31aの湿潤状態を検出する湿潤センサーを設け、その検出によって洗浄液タンクから洗浄液が自動的に補給され、該ウエット拭布31aが適度な湿潤状態に保たれるようにしてもよい。
また、図7,図8に示したように、40aは搬送ベルト21aによって搬送されるメダルM1,M2の表面にウエット拭布31aを弾性的に押圧するために設けられる拭布押圧機構で、該拭布押圧機構は、表面に適宜間隔で複数条の縦溝41aが形成された合成樹脂製の押圧板42aをカバー板43aの内側に配置し、該押圧板42aの背面に固植された支持軸44aをカバー板43aに貫挿すると共に、該押圧板42aとカバー板43aとの間にコイルバネ等の弾性体45aを圧縮状態にて介在させ、該カバー板43aをコンベヤ20aのフレームに複数の摘子ネジ46aにより着脱自在に組み付けることにより、該弾性体45aの弾性により該押圧板42aがウエット拭布31aを背面から押圧し得るように構成している。なお、摘子ネジ46aを緩めることによりカバー板43a,押圧板42aがコンベヤフレームから着脱され、ウエット拭布31aを必要に応じて交換できるようにしている。
また、第2洗浄部Bは、第1洗浄部Aにおける上下を倒置した関係にてコンベヤ20bと拭布支持機構30bが配置され、該コンベヤ20bの搬送ベルト21bと拭布支持機構30bのウエット拭布31bによって形成される搬送面が斜め下向き(下傾角度:約30度)姿勢となるようにしている。47は第1洗浄部Aのコンベヤ20aの上端部から排出されたメダルM1,M2を受けて該メダルを自重で第2洗浄部Bの搬送ベルト21bとウエット拭布31bとの間隔に導くために傾斜状に設けられた渡し板である。このため、第1洗浄部Aのコンベヤ20aと第2洗浄部Bのコンベヤ20bとは組付板12の前面に渡し板47を介して正面「ヘ」字形に連なるように配置される。なお、コンベヤ20bは上記コンベヤ20aと同様に定幅帯状のゴムベルトからなる搬送ベルト21bを駆動ローラ23bと従動ローラ24bに巻掛してなるものであるが、該搬送ベルト21bは表面に搬送ベルト21aのような係合部は形成されず、図3に示したように、表面に細かな凹凸が形成されたものを用いることで、メダル表面に対し高い摩擦性が得られるようにしている。このため、渡し板47から滑落したメダルM1,M2は搬送ベルト21bが矢印で示した方向に駆動されることによりウエット拭布31bとの間を斜め下向きに搬送される。このように搬送ベルト21bには搬送ベルト21aのような係合部が形成されていないので、第2洗浄部Bにおいてメダルが係合部上に乗り上げてしまうおそれがなく、第1洗浄部Aから送られてきたメダルが滞留するようなトラブルの発生も無く、常にスムースに搬送することができる。
また、拭布支持機構30bは前記拭布支持機構30aと同様にウエット拭布31bがガイドローラ32bとガイドローラ33bおよび駆動ゴムローラ34bに巻回され、駆動ゴムローラ34bにより矢印で示した方向に走行される。該搬送ベルト21bの走行速度は搬送ベルト21aの走行速度よりも少し高速に設定される。これは搬送ベルト21aによって搬送されたメダルが渡し板47上に溜まらないようにするためである。また、拭布支持機構30bは前記拭布支持機構30aと同様にウエット拭布31bがガイドローラ32bとガイドローラ33bおよび駆動ゴムローラ34bに巻回され、駆動ゴムローラ34aにより矢印で示した方向に搬送ベルト21bの走行速度よりも低速(約1/10の速度)で走行される。
なお、上記駆動ローラ24a,24b、駆動ゴムローラ34a、34b等は組付板12の裏側に設けられたギヤボックス48が設けられ、該ギヤボックスのスプロケット、チェーン、ギヤ、等の伝動機構に連繋され、モータ49を駆動源とすることにより上記所定の速度で回転駆動される。また、ガイドローラ32bには上記ガイドローラ32aと同様に洗浄液タンク36から洗浄液が補給され、ウエット拭布31bを常に適度な湿潤状態に維持している。また、拭布押圧機構40bは前記拭布押圧機構40aと同様に構成され、押圧板42bがウエット拭布31bを押圧しウエット拭布31bを搬送ベルト21bによって下向きに搬送されているメダルM1,M2の表面(下面)にウエット拭布31bを弾性的に押圧する。
このメダル洗浄装置では、搬送ベルト21aの係合部22aに係合させることにより直径の異なる大小のメダルM1,M2を搬送できると共に、該メダルの表面にウエット拭布31aが押圧板42aによって適宜押圧力により圧着することにより、該メダルの汚れを確実に拭き取ることができる。また、第1洗浄部Aを通過した後に該メダルM1,M2は第2洗浄部Bに至りて搬送ベルト21bとの摩擦により斜め下向きに搬送され、該メダルの下面にウエット拭布31bを圧着させることにより、該メダルM1,M2を片面ずつ綺麗に洗浄することができる。このため、このメダル洗浄装置によれば直径の異なる大小のメダルM1,M2を連続的に綺麗に洗浄でき、従来のようにメダル大きさ毎に2台の洗浄装置を設ける必要がなく、包囲ボックス2の大きさも小型化が可能となる。
なお、搬送ベルト21aの係合部22aは、背の低い円柱形突起であるが、本発明では係合部22aはこの形状に限られることなく、メダルM1,M2を搬送ベルトの表面に係止可能であれば、例えばコ字枠状の係合部を形成するなど、その他の形態に形成してあってもよい。また、搬送ベルト21bは、上記実施形態にて図示した細かな凹凸(凹状部もしくは凸状部)を縞模様のように形成したが、メダルM1,M2との摩擦係数を高められるようにその他の形態に形成してもよいこと勿論である。
こうしてメダル洗浄装置6によって洗浄されたメダルM1,M2はホッパー11に排出され、メダル揚送用リフタ7に搬入される。該メダル揚送用リフタ7は角筒状のケーシング内の上下部に設けられたスプロケットに無端チェーンが巻回され、該無端チェーンに定間隔で取着されたバケット上にメダルM1,M2を乗せることで、該メダルが連続的に上部のメダル貯留タンク4に揚送され、該メダル貯留タンク4に洗浄済みのメダルM1,M2が多量に貯留される。
該メダル貯留タンク4の底部には同じ構成の2つのメダル選別装置5a,5bが並設され、該メダル選別装置5a,5bは、図10に示したように、メダルが流入する円形室50の中心部にモータによって矢印の方向に回転する略曲玉形状のメダル送出羽根51が設けられ、該円形室50の一側にあるメダル送出口52に固定ローラ53と可動ローラ54とを相対するように配設し、該可動ローラ54は固定ローラ53との間隔がメダルM1,M2の直径よりも広狭可変し得るようにコイルバネ等の弾性手段55により付勢すると共に、該メダル送出口52の前方で該メダル送出口からの距離を違えて一対のメダル受口55a,55bが開口するようにホッパー56a,56bを設けている。このため、メダル送出羽根51の作動により固定ローラ53と可動ローラ54との間隔に該メダルM1,M2を強制的に通過させると、該可動ローラ54の復元力によって該メダルに弾発力が付与され、該メダルの大きさによって送出されるメダルの飛翔距離に差が生じ、大径のメダルM1は小径のメダルM2よりも遠くまで飛翔することから大径のメダルM1はホッパー56aのメダル受口55aに落ち、小径のメダルM2はホッパー56bのメダル受口55bに落ちる。
57a,57bは外部に持ち出し可能なるように包囲ボックス2内に備えられたメダル収納ジョッキで、ホッパー56aの先に一方のメダル収納ジョッキ57aが配置され、ホッパー56bの先に他方のメダル収納ジョッキ57bが配置される。このためメダル収納ジョッキ57aには大径のメダルM1が入り、メダル収納ジョッキ57bには小径のメダルM2が入る。そして、一定量のメダルがこれらのメダル収納ジョッキに溜まったところでメダル選別装置5a,5bが停止するよう構成される。
なお、58a,58bは予備のメダル収納ジョッキで、該メダル収納ジョッキは、包囲ボックス2内であってメダル収納ジョッキ57a,57bの上方部に支持されている。また、59a,59bはこれらのメダル収納ジョッキを包囲ボックス2外に持ち出し得るように包囲ボックス2の側壁に開閉可能に設けられた扉板である。このため、図2に示したように遊技場に設置された包囲ボックス2の扉板59aまたは扉板59bを従業員が開閉操作し、必要とする大きさのメダルが入ったメダル収納ジョッキを持ち出して遊技機1a〜1nにそのメダルを手動で補給することにより、遊技客がゲームを続けられるようにする。
なお、この実施形態は、包囲ボックス2内に備えられたメダル収納ジョッキにより、従業員が手動で遊技機にメダルを補給し得るようにした構成を示したが、該包囲ボックス2からこの島台の各遊技機1a〜1nに連なるようにメダル補給コンベヤ(図示せず)を設け、該包囲ボックス2から大きさ毎に選別されたメダルが各遊技機に自動的に補給されるようにすることもできる。
本発明に係る遊技場における島台の平面図。 図1に示した島台の要部拡大斜視図。 本発明に係る包囲ボックスの内部の斜視図。 本発明に係る包囲ボックスの内部の正面図。 本発明に係る包囲ボックスの内部の側面図。 図4のX−X線断面図。 本発明に係るメダル洗浄装置の拡大縦断面図。 図7のY−Y線断面図 本発明に係る搬送ベルトの斜視図。 本発明に係るメダル選別装置の要部の断面図。
符号の説明
1a〜1n 遊技機
2 包囲ボックス
3 メダル回収搬送装置
4 メダル貯留タンク
5a,5b メダル選別装置
6 メダル洗浄装置
7 メダル揚送用リフタ
8 揚送コンベヤ
9 ホッパー
10 メダル集合箱
11 ホッパー
12 組付板
16 メダル計数回収器
20a,20b コンベヤ
21a,21b 搬送ベルト
22a,22b 係合部
30a,30b 拭布支持機構
31a,31b ウエット拭布
40a,40b 拭布押圧機構
42a,42b 押圧板
43a,43b カバー板
45a,45b 弾性体
50 円形室
51 メダル送出羽根
52 メダル送出口
53 固定ローラ
54 可動ローラ
55 弾性手段
55a,55b メダル受口
56a,56b ホッパー
57a,57b メダル収納ジョッキ
59a,59b 扉板
A 第1洗浄部
B 第2洗浄部
M1,M2 メダル

Claims (6)

  1. メダルを遊技媒体とする複数台の遊技機を隣接状に設置することにより一つの島台が形成され、該島台に各遊技機から排出されたメダルを回収するメダル回収搬送装置を設けると共に、該島台の端部に包囲ボックスを設け、該包囲ボックス内に前記メダル回収搬送装置によって回収されたメダルを洗浄するメダル洗浄装置と、該メダル洗浄装置によって洗浄されたメダルを大きさ毎に選別し得るメダル選別装置とを設けることにより、使用可能メダル仕様がそれぞれ異なる複数台の遊技機を一つの島台に混在して設置し得るようにしたことを特徴とする遊技場のメダル循環システム。
  2. メダル計数回収器を包囲ボックスの外部に設けると共に、該メダル計数回収器によって回収されたメダルを包囲ボックス内に流入させ、該メダルがメダル回収搬送装置によって回収されたメダルと伴に該包囲ボックス内のメダル洗浄装置によって洗浄されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技場のメダル循環システム。
  3. 包囲ボックス内には上部から順にメダル貯留タンクとメダル選別装置とメダル洗浄装置を設けると共に、メダル洗浄装置によって洗浄したメダルをメダル貯留タンクに揚送するリフタを設けてなることを特徴とした請求項1または2に記載の遊技場のメダル循環システム。
  4. 外部に持ち出し可能な少なくとも2つのメダル収納ジョッキが包囲ボックス内に備えられ、メダル選別装置によって選別されたメダルが該各メダル収納ジョッキに大きさ毎に収納されるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技場のメダル循環システム。
  5. メダル洗浄装置は、無端状の搬送ベルトの表面に高さがメダルの厚さよりも低い係合部を形成すると共に、該搬送ベルトを定方向に駆動することにより該係合部間に係合してメダルが搬送されるようにしたコンベヤと、洗浄液が含浸されたウエット拭布を前記搬送ベルトの搬送面に対して適宜間隔を離して平行に張設し前記メダルの表面を拭うようにする拭布支持機構とからなるものである請求項1〜4のいずれかに記載の遊技場のメダル循環システム。
  6. メダル選別装置は、メダル送出口に固定ローラと可動ローラとを相対するように配設し、該可動ローラを固定ローラとの間隔がメダルの直径よりも広狭可変し得るように弾性手段により付勢し、該固定ローラと可動ローラとの間隔にメダルを強制的に通過させる際に該可動ローラの復元力によって該メダルに弾発力が付与され、該メダルの大きさによって送出されるメダルの飛翔距離に差が生じることで、該メダルを選別するものである請求項1〜5のいずれかに記載の遊技場のメダル循環システム。
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