JPH07220134A - コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置 - Google Patents
コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置Info
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- JPH07220134A JPH07220134A JP6035337A JP3533794A JPH07220134A JP H07220134 A JPH07220134 A JP H07220134A JP 6035337 A JP6035337 A JP 6035337A JP 3533794 A JP3533794 A JP 3533794A JP H07220134 A JPH07220134 A JP H07220134A
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- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイン・メダル・硬貨の表面や裏面に付着し
た強力な汚れも除去・洗浄出来る研磨・洗浄力の高いコ
イン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置を提供することにあ
る。 【構成】 上下一対の箱体５，６間に上下一対の研磨布
１，２をやや接触する状態に対向させ、それぞれの研磨
布１，２の一端側の大部分を収納箱１５，１６の中心軸
２１，２２に巻着するとともに、他端をモーター１９，
２０と連結した巻取箱１７，１８の巻取軸２３，２４に
それぞれ取付け、研磨布１，２とコイン導入路３との間
に洗浄液槽２９からパイプ３２，３３を介して洗浄液１
３を供給される洗浄液塗布具３０，３１を上下に対向さ
せ、コイン導入路３と一対の研磨布１，２との間のコイ
ン７の通路を形成する。又、コントローラー２８は、モ
ーター１９，２０とコインカウントセンサー２７とに接
続し、コインカウントセンサー２７からの信号でモータ
ー１９，２０を駆動する。
た強力な汚れも除去・洗浄出来る研磨・洗浄力の高いコ
イン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置を提供することにあ
る。 【構成】 上下一対の箱体５，６間に上下一対の研磨布
１，２をやや接触する状態に対向させ、それぞれの研磨
布１，２の一端側の大部分を収納箱１５，１６の中心軸
２１，２２に巻着するとともに、他端をモーター１９，
２０と連結した巻取箱１７，１８の巻取軸２３，２４に
それぞれ取付け、研磨布１，２とコイン導入路３との間
に洗浄液槽２９からパイプ３２，３３を介して洗浄液１
３を供給される洗浄液塗布具３０，３１を上下に対向さ
せ、コイン導入路３と一対の研磨布１，２との間のコイ
ン７の通路を形成する。又、コントローラー２８は、モ
ーター１９，２０とコインカウントセンサー２７とに接
続し、コインカウントセンサー２７からの信号でモータ
ー１９，２０を駆動する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技装置・メ
ダルゲーム機などにおいて使用するコイン・メダル・硬
貨等のコイン類（以下コイン類という）の表面を研磨・
洗浄するコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置に関す
る。
ダルゲーム機などにおいて使用するコイン・メダル・硬
貨等のコイン類（以下コイン類という）の表面を研磨・
洗浄するコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】パチンコ遊技装置・メダルゲーム機など
において使用されるコイン・メダル・硬貨は、人の手に
触れたり機械内を通ったりするので、人の手の汚れ・
脂、室内の空気の汚れ、タバコのヤニ、機械の潤滑油等
がコイン類の表面や裏面に付着するので、コイン類の表
面や裏面を研磨・洗浄して再使用している。従来のコイ
ン・メダル・硬貨の研磨装置は研磨布を接触するように
対向させ、各研磨布の裏面に固定のガイド案内板を配置
させ、コイン・メダル・硬貨を研磨布に対し相対的に移
動させて、コイン・メダル・硬貨の表面や裏面を研磨布
で擦って、コイン・メダル・硬貨の表面や裏面を研磨・
洗浄するものである。しかしながら、コイン・メダル・
硬貨の表面や裏面を研磨布だけで拭いただけでは強力に
付着した人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、タバコ
のヤニ、機械の潤滑油等を充分に除去することが出来な
かった。
において使用されるコイン・メダル・硬貨は、人の手に
触れたり機械内を通ったりするので、人の手の汚れ・
脂、室内の空気の汚れ、タバコのヤニ、機械の潤滑油等
がコイン類の表面や裏面に付着するので、コイン類の表
面や裏面を研磨・洗浄して再使用している。従来のコイ
ン・メダル・硬貨の研磨装置は研磨布を接触するように
対向させ、各研磨布の裏面に固定のガイド案内板を配置
させ、コイン・メダル・硬貨を研磨布に対し相対的に移
動させて、コイン・メダル・硬貨の表面や裏面を研磨布
で擦って、コイン・メダル・硬貨の表面や裏面を研磨・
洗浄するものである。しかしながら、コイン・メダル・
硬貨の表面や裏面を研磨布だけで拭いただけでは強力に
付着した人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、タバコ
のヤニ、機械の潤滑油等を充分に除去することが出来な
かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】発明が解決しようとす
る課題は、従来のこれらの問題点を解消し、研磨・洗浄
力の高いコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置を提供す
ることにある。
る課題は、従来のこれらの問題点を解消し、研磨・洗浄
力の高いコイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置を提供す
ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 １） コイン・メダル・硬貨のコイン導入路の途中に一
対の研磨布を接触するように対向させて設け、同コイン
・メダル・硬貨を同研磨布間に通過させる搬送手段を設
け、同研磨布間手前のコイン導入路に洗浄液を塗布する
洗浄液塗布手段を設けたことを特徴とするコイン・メダ
ル・硬貨用研磨洗浄装置 ２） コイン・メダル・硬貨のコイン導入路の途中に一
対の研磨布を接触するように対向させて設け、同コイン
・メダル・硬貨を同研磨布間に通過させる搬送手段を設
け、同研磨布間手前のコイン導入路に少なくともコイン
・メダル・硬貨の片面に洗浄液を塗布する洗浄液塗布部
を設けたことを特徴とするコイン・メダル・硬貨用研磨
洗浄装置 ３） コイン・メダル・硬貨の金網製のコイン導入路の
途中に一対の研磨布を接触するように対向させて設け、
同コイン・メダル・硬貨を同研磨布間に通過させる搬送
手段を設け、同研磨布間手前のコイン導入路に少なくと
もコイン・メダル・硬貨の片面に洗浄液を吹付け又は滴
下する洗浄液吹付部を設けたことを特徴とするコイン・
メダル・硬貨用研磨洗浄装置 ４） 一対の研磨布の送り手段を設けた前記１），
２），３）何れか記載のコイン・メダル・硬貨用研磨洗
浄装置にある。尚、コイン・メダル・硬貨の両面に洗浄
液を塗布・吹付・滴下する洗浄液塗布手段により洗浄液
を塗布して研磨布の接触部分へ搬送手段により送っても
よい。この場合、一対の研磨布それぞれに洗浄液が染み
込んだ状態となる。又、コイン・メダル・硬貨の片面に
洗浄液を塗布・吹付・滴下する洗浄液塗布手段により洗
浄液を塗布して研磨布の接触部分へ搬送手段により送っ
てもよい。この場合、コイン・メダル・硬貨に洗浄液を
塗布・吹付・滴下した面と接触する研磨布に洗浄液が染
み込み、この研磨布が他の研磨布と接触状態となれば、
洗浄液が他の研磨布に染み込んだ状態となる。
発明の構成は、 １） コイン・メダル・硬貨のコイン導入路の途中に一
対の研磨布を接触するように対向させて設け、同コイン
・メダル・硬貨を同研磨布間に通過させる搬送手段を設
け、同研磨布間手前のコイン導入路に洗浄液を塗布する
洗浄液塗布手段を設けたことを特徴とするコイン・メダ
ル・硬貨用研磨洗浄装置 ２） コイン・メダル・硬貨のコイン導入路の途中に一
対の研磨布を接触するように対向させて設け、同コイン
・メダル・硬貨を同研磨布間に通過させる搬送手段を設
け、同研磨布間手前のコイン導入路に少なくともコイン
・メダル・硬貨の片面に洗浄液を塗布する洗浄液塗布部
を設けたことを特徴とするコイン・メダル・硬貨用研磨
洗浄装置 ３） コイン・メダル・硬貨の金網製のコイン導入路の
途中に一対の研磨布を接触するように対向させて設け、
同コイン・メダル・硬貨を同研磨布間に通過させる搬送
手段を設け、同研磨布間手前のコイン導入路に少なくと
もコイン・メダル・硬貨の片面に洗浄液を吹付け又は滴
下する洗浄液吹付部を設けたことを特徴とするコイン・
メダル・硬貨用研磨洗浄装置 ４） 一対の研磨布の送り手段を設けた前記１），
２），３）何れか記載のコイン・メダル・硬貨用研磨洗
浄装置にある。尚、コイン・メダル・硬貨の両面に洗浄
液を塗布・吹付・滴下する洗浄液塗布手段により洗浄液
を塗布して研磨布の接触部分へ搬送手段により送っても
よい。この場合、一対の研磨布それぞれに洗浄液が染み
込んだ状態となる。又、コイン・メダル・硬貨の片面に
洗浄液を塗布・吹付・滴下する洗浄液塗布手段により洗
浄液を塗布して研磨布の接触部分へ搬送手段により送っ
てもよい。この場合、コイン・メダル・硬貨に洗浄液を
塗布・吹付・滴下した面と接触する研磨布に洗浄液が染
み込み、この研磨布が他の研磨布と接触状態となれば、
洗浄液が他の研磨布に染み込んだ状態となる。
【０００５】
【作用】本発明では、コイン導入路に設けた洗浄液塗布
部や洗浄液吹付部等で、洗浄液塗布手段により少なくと
も片面に洗浄液を塗布・吹付・滴下したコイン・メダル
・硬貨を搬送手段により、接触するように対向した一対
の研磨布間に通過させて、コイン・メダル・硬貨に付着
した人の手の汚れ・脂、空気の汚れ、タバコのヤニ、機
械の潤滑油等を洗浄液により分解除去し、更に一対の研
磨布間を通過することにより、コインの表面や裏面を一
対の研磨布の摩擦により強力にコイン・メダル・硬貨の
表面や裏面を研磨洗浄していく。
部や洗浄液吹付部等で、洗浄液塗布手段により少なくと
も片面に洗浄液を塗布・吹付・滴下したコイン・メダル
・硬貨を搬送手段により、接触するように対向した一対
の研磨布間に通過させて、コイン・メダル・硬貨に付着
した人の手の汚れ・脂、空気の汚れ、タバコのヤニ、機
械の潤滑油等を洗浄液により分解除去し、更に一対の研
磨布間を通過することにより、コインの表面や裏面を一
対の研磨布の摩擦により強力にコイン・メダル・硬貨の
表面や裏面を研磨洗浄していく。
【０００６】洗浄液をコイン・メダル・硬貨の片面に塗
布・吹付・滴下し、このコイン・メダル・硬貨を搬送手
段により研磨布間に通過させた場合、洗浄液と接触する
研磨布にこの洗浄液が染み込み、この研磨布がコイン・
メダル・硬貨を介在しない場合に他の研磨布と接触する
ので、洗浄液が他の研磨布に染み込んで一対の研磨布そ
れぞれに洗浄液が染み込んだ状態となり、コイン・メダ
ル・硬貨の両面をこの一対の研磨布が研磨洗浄するもの
となる。
布・吹付・滴下し、このコイン・メダル・硬貨を搬送手
段により研磨布間に通過させた場合、洗浄液と接触する
研磨布にこの洗浄液が染み込み、この研磨布がコイン・
メダル・硬貨を介在しない場合に他の研磨布と接触する
ので、洗浄液が他の研磨布に染み込んで一対の研磨布そ
れぞれに洗浄液が染み込んだ状態となり、コイン・メダ
ル・硬貨の両面をこの一対の研磨布が研磨洗浄するもの
となる。
【０００７】又、洗浄液をコイン・メダル・硬貨の両面
に塗布・吹付・滴下し、搬送手段により研磨布間に通過
させた場合、洗浄液がそれぞれ接触する研磨布に染み込
み、一対の研磨布に洗浄液が染み込んだ状態となり、コ
イン・メダル・硬貨の両面をこの一対の研磨布が研磨洗
浄するものとなる。
に塗布・吹付・滴下し、搬送手段により研磨布間に通過
させた場合、洗浄液がそれぞれ接触する研磨布に染み込
み、一対の研磨布に洗浄液が染み込んだ状態となり、コ
イン・メダル・硬貨の両面をこの一対の研磨布が研磨洗
浄するものとなる。
【０００８】洗浄液が一対の研磨布に染み込んだ状態と
なれば、洗浄液の洗浄力が一対の研磨布間に残るので、
コイン導入路を通るコイン・メダル・硬貨全てに洗浄液
を塗布・吹付・滴下せず所定枚数の間隔で塗布・吹付・
滴下しても、効果的な研磨洗浄力が得られる。
なれば、洗浄液の洗浄力が一対の研磨布間に残るので、
コイン導入路を通るコイン・メダル・硬貨全てに洗浄液
を塗布・吹付・滴下せず所定枚数の間隔で塗布・吹付・
滴下しても、効果的な研磨洗浄力が得られる。
【０００９】一対の研磨布の送り手段を設けていれば、
研磨布の研磨力が低下した際など、研磨布を送り手段に
より定期的又は非定期的に送り、接触部分を研磨布の新
しい面とすれば、コイン・メダル・硬貨を連続的に又研
磨洗浄力を低下させずに研磨洗浄することが出来る。
研磨布の研磨力が低下した際など、研磨布を送り手段に
より定期的又は非定期的に送り、接触部分を研磨布の新
しい面とすれば、コイン・メダル・硬貨を連続的に又研
磨洗浄力を低下させずに研磨洗浄することが出来る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の実施例の搬送手段を示す説明図、
図２は本発明の実施例を示す説明図、図３は本発明の他
の実施例を示す説明図である。
する。図１は本発明の実施例の搬送手段を示す説明図、
図２は本発明の実施例を示す説明図、図３は本発明の他
の実施例を示す説明図である。
【００１１】図１，図２中、１，２は研磨布、３はコイ
ン導入路、４はコイン排出路、５，６は研磨布１，２を
接触状態とする箱体、７はコイン、８はコイン７を送る
送りベルト、９は送りベルト８のローラー、１０はコイ
ンガイド、１１，１２は研磨布１，２のローラー、１３
は洗浄液、１５，１６は収納箱、１７，１８は巻取箱、
１９，２０はモーター、２１，２２は収納箱１５，１６
の中心軸、２３，２４は巻取箱１７，１８の巻取軸、２
５，２６はチェーン、２７はコインカウントセンサー、
２８はコントローラー、２９は洗浄液槽、３０，３１は
洗浄液槽２９から供給する洗浄液１３をコイン７に塗布
する洗浄液塗布具、３２，３３はパイプである。図３
中、３４は洗浄液１３を充填したスプレー缶、３５，３
６はスプレー缶３４のノズル、３７は金網である。
ン導入路、４はコイン排出路、５，６は研磨布１，２を
接触状態とする箱体、７はコイン、８はコイン７を送る
送りベルト、９は送りベルト８のローラー、１０はコイ
ンガイド、１１，１２は研磨布１，２のローラー、１３
は洗浄液、１５，１６は収納箱、１７，１８は巻取箱、
１９，２０はモーター、２１，２２は収納箱１５，１６
の中心軸、２３，２４は巻取箱１７，１８の巻取軸、２
５，２６はチェーン、２７はコインカウントセンサー、
２８はコントローラー、２９は洗浄液槽、３０，３１は
洗浄液槽２９から供給する洗浄液１３をコイン７に塗布
する洗浄液塗布具、３２，３３はパイプである。図３
中、３４は洗浄液１３を充填したスプレー缶、３５，３
６はスプレー缶３４のノズル、３７は金網である。
【００１２】図１，２に示す実施例では、上下一対の箱
体５，６間に上下一対の研磨布１，２をやや接触する状
態に対向させ、それぞれの研磨布１，２の一端側の大部
分を収納箱１５，１６の中心軸２１，２２に巻着すると
ともに、他端を巻取箱１７，１８の巻取軸２３，２４に
それぞれ研磨布１，２を少し巻着した状態とし、コント
ローラー２８の駆動によりモーター１９，２０の駆動に
よりチェーン２５，２６を介して連結した巻取軸２３，
２４を回転させて、研磨布１，２を巻取っていく。又、
接触した状態の一対の研磨布１，２とコイン導入路３と
の間に洗浄液槽２９からパイプ３２，３３を介して洗浄
液１３を供給される洗浄液塗布具３０，３１を上下に対
向させ、コイン導入路３と一対の研磨布１，２との間の
コイン７の通路を形成する。コントローラー２８は、モ
ーター１９，２０とコインカウントセンサー２７とに接
続し、コインカウントセンサー２７からの信号でモータ
ー１９，２０を駆動する。コイン７はコイン導入路３に
より箱体５，６間の研磨布１，２間に導かれる。その場
合に、コイン７は洗浄液塗布具３０，３１を通過し、コ
イン７の両面に洗浄液１３が塗布される。このコイン７
は、搬送手段としての箱体５，６側面の一方に設けた研
磨布１，２の送り方向と逆に送られる送りベルト８の駆
動と他方の側面に設けたコインガイド１０とによりコイ
ン７は回転させられながら強制的に研磨布１，２の送り
方向と逆方向に送られていく。これにより、研磨布１，
２間に挟まれ回転させられながら送られていくコイン７
をコイン７両面に塗布した洗浄液と上下一対の研磨布
１，２とによりコイン７表面や裏面に付着した汚れを洗
浄液１３で分解させるとともに研磨布１，２で拭いてい
き、研磨洗浄していく。コイン７は送りベルト８に一端
が接触し、研磨布１，２の送り方向と逆方向に回転させ
ながら強制的に送られるので、コイン７の表面や裏面を
均一に研磨洗浄し、効果的な研磨洗浄力が得られるもの
となる。コインカウントセンサー２７により研磨洗浄し
たコイン７が予め設定したコイン７の枚数に達した際に
は、コイン７の研磨洗浄中でもコントローラー２８によ
りモーター１９，２０が駆動され、巻取軸２３，２４が
研磨布１，２を巻取ることで箱体５，６間の一対の研磨
布１，２の接触面を新しい面とすり替えることが出来
る。これにより、研磨布１，２が汚れたりして研磨力が
低下したり、洗浄液１３の洗浄力が低下したりする前に
研磨布１，２の面を新しい面とすり替えてコイン７を研
磨洗浄するので、コイン７を多数連続して研磨洗浄して
もむらなく確実に研磨洗浄出来るものとなる。
体５，６間に上下一対の研磨布１，２をやや接触する状
態に対向させ、それぞれの研磨布１，２の一端側の大部
分を収納箱１５，１６の中心軸２１，２２に巻着すると
ともに、他端を巻取箱１７，１８の巻取軸２３，２４に
それぞれ研磨布１，２を少し巻着した状態とし、コント
ローラー２８の駆動によりモーター１９，２０の駆動に
よりチェーン２５，２６を介して連結した巻取軸２３，
２４を回転させて、研磨布１，２を巻取っていく。又、
接触した状態の一対の研磨布１，２とコイン導入路３と
の間に洗浄液槽２９からパイプ３２，３３を介して洗浄
液１３を供給される洗浄液塗布具３０，３１を上下に対
向させ、コイン導入路３と一対の研磨布１，２との間の
コイン７の通路を形成する。コントローラー２８は、モ
ーター１９，２０とコインカウントセンサー２７とに接
続し、コインカウントセンサー２７からの信号でモータ
ー１９，２０を駆動する。コイン７はコイン導入路３に
より箱体５，６間の研磨布１，２間に導かれる。その場
合に、コイン７は洗浄液塗布具３０，３１を通過し、コ
イン７の両面に洗浄液１３が塗布される。このコイン７
は、搬送手段としての箱体５，６側面の一方に設けた研
磨布１，２の送り方向と逆に送られる送りベルト８の駆
動と他方の側面に設けたコインガイド１０とによりコイ
ン７は回転させられながら強制的に研磨布１，２の送り
方向と逆方向に送られていく。これにより、研磨布１，
２間に挟まれ回転させられながら送られていくコイン７
をコイン７両面に塗布した洗浄液と上下一対の研磨布
１，２とによりコイン７表面や裏面に付着した汚れを洗
浄液１３で分解させるとともに研磨布１，２で拭いてい
き、研磨洗浄していく。コイン７は送りベルト８に一端
が接触し、研磨布１，２の送り方向と逆方向に回転させ
ながら強制的に送られるので、コイン７の表面や裏面を
均一に研磨洗浄し、効果的な研磨洗浄力が得られるもの
となる。コインカウントセンサー２７により研磨洗浄し
たコイン７が予め設定したコイン７の枚数に達した際に
は、コイン７の研磨洗浄中でもコントローラー２８によ
りモーター１９，２０が駆動され、巻取軸２３，２４が
研磨布１，２を巻取ることで箱体５，６間の一対の研磨
布１，２の接触面を新しい面とすり替えることが出来
る。これにより、研磨布１，２が汚れたりして研磨力が
低下したり、洗浄液１３の洗浄力が低下したりする前に
研磨布１，２の面を新しい面とすり替えてコイン７を研
磨洗浄するので、コイン７を多数連続して研磨洗浄して
もむらなく確実に研磨洗浄出来るものとなる。
【００１３】コイン・メダル・硬貨の両面に洗浄液１３
を塗布・吹付・滴下するものと限定せず、コイン・メダ
ル・硬貨の片面に洗浄液１３を塗布・吹付・滴下して研
磨布１，２の接触部分へ搬送手段により送ってもよい。
この場合、洗浄液１３を塗布・吹付・滴下した面と接触
する研磨布１，２に洗浄液１３が染み込み、この研磨布
１，２が他の研磨布１，２と接触状態となれば、洗浄液
１３が他の研磨布に染み込んだ状態となる。
を塗布・吹付・滴下するものと限定せず、コイン・メダ
ル・硬貨の片面に洗浄液１３を塗布・吹付・滴下して研
磨布１，２の接触部分へ搬送手段により送ってもよい。
この場合、洗浄液１３を塗布・吹付・滴下した面と接触
する研磨布１，２に洗浄液１３が染み込み、この研磨布
１，２が他の研磨布１，２と接触状態となれば、洗浄液
１３が他の研磨布に染み込んだ状態となる。
【００１４】図３に示す他の実施例では、金網３７で形
成したコイン導入路３を一対の接触する研磨布１，２間
に近付けて設け、このコイン導入路３の上下に洗浄液１
３を充填したスプレー缶３４のノズル３５，３６をそれ
ぞれ設ける。コントローラー２８はモーター１９，２０
とコインカウントセンサー２７とスプレー缶３４とに接
続し、コインカウントセンサー２７からの信号でモータ
ー１９，２０とスプレー缶３４を制御する。コインカウ
ントセンサー２７によりコイン・メダル・硬貨の搬送が
行われているのを感知すれば、コントローラー２８によ
りスプレー缶３４から洗浄液１３が吹出し、コイン・メ
ダル・硬貨の表面や裏面へ洗浄液１３を吹き付ける。そ
の他の構造・符号や作用効果は前記実施例と同じであ
る。
成したコイン導入路３を一対の接触する研磨布１，２間
に近付けて設け、このコイン導入路３の上下に洗浄液１
３を充填したスプレー缶３４のノズル３５，３６をそれ
ぞれ設ける。コントローラー２８はモーター１９，２０
とコインカウントセンサー２７とスプレー缶３４とに接
続し、コインカウントセンサー２７からの信号でモータ
ー１９，２０とスプレー缶３４を制御する。コインカウ
ントセンサー２７によりコイン・メダル・硬貨の搬送が
行われているのを感知すれば、コントローラー２８によ
りスプレー缶３４から洗浄液１３が吹出し、コイン・メ
ダル・硬貨の表面や裏面へ洗浄液１３を吹き付ける。そ
の他の構造・符号や作用効果は前記実施例と同じであ
る。
【００１５】
【発明の効果】本発明では、洗浄液塗布部や洗浄液吹付
部等の洗浄液塗布手段でコイン・メダル・硬貨に洗浄液
を塗布・吹付・滴下して一対の研磨布間へ搬送手段によ
り通過させていくので、コイン・メダル・硬貨に付着し
た人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、タバコのヤ
ニ、機械の潤滑油等を洗浄液の洗浄力により大変容易に
且つ確実に分解除去するとともに、研磨布の研磨でより
一層確実に汚れを除去するものとなる。又、コイン・メ
ダル・硬貨の片面に洗浄液を塗布・吹付・滴下した場合
でも、洗浄液を両面に塗布・吹付・滴下した場合と同じ
ように一対の研磨布に洗浄液が染み込んだ状態となるの
で、コイン・メダル・硬貨の両面を研磨洗浄出来るもの
となる。更に、一対の研磨布間に洗浄液が染み込んだ状
態となれば、研磨布間を通過するコイン・メダル・硬貨
全てに洗浄液を塗布・吹付・滴下せず、所定枚数の間隔
で洗浄液を塗布・吹付・滴下しても効果的な研磨洗浄力
が得られる。
部等の洗浄液塗布手段でコイン・メダル・硬貨に洗浄液
を塗布・吹付・滴下して一対の研磨布間へ搬送手段によ
り通過させていくので、コイン・メダル・硬貨に付着し
た人の手の汚れ・脂、室内の空気の汚れ、タバコのヤ
ニ、機械の潤滑油等を洗浄液の洗浄力により大変容易に
且つ確実に分解除去するとともに、研磨布の研磨でより
一層確実に汚れを除去するものとなる。又、コイン・メ
ダル・硬貨の片面に洗浄液を塗布・吹付・滴下した場合
でも、洗浄液を両面に塗布・吹付・滴下した場合と同じ
ように一対の研磨布に洗浄液が染み込んだ状態となるの
で、コイン・メダル・硬貨の両面を研磨洗浄出来るもの
となる。更に、一対の研磨布間に洗浄液が染み込んだ状
態となれば、研磨布間を通過するコイン・メダル・硬貨
全てに洗浄液を塗布・吹付・滴下せず、所定枚数の間隔
で洗浄液を塗布・吹付・滴下しても効果的な研磨洗浄力
が得られる。
【図１】本発明の実施例の搬送手段を示す説明図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施例を示す説明図である。
【図３】本発明の他の実施例を示す説明図である。
１ 研磨布 ２ 研磨布 ３ コイン導入路 ４ コイン排出路 ５ 箱体 ６ 箱体 ７ コイン ８ 送りベルト ９ ローラー １０ コインガイド １１ ローラー １２ ローラー １３ 洗浄液 １４ 欠番 １５ 収納箱 １６ 収納箱 １７ 巻取箱 １８ 巻取箱 １９ モーター ２０ モーター ２１ 中心軸 ２２ 中心軸 ２３ 巻取軸 ２４ 巻取軸 ２５ チェーン ２６ チェーン ２７ コインカウントセンサー ２８ コントローラー ２９ 洗浄液槽 ３０ 洗浄液塗布具 ３１ 洗浄液塗布具 ３２ パイプ ３３ パイプ ３４ スプレー缶 ３５ ノズル ３６ ノズル ３７ 金網
Claims (4)
- 【請求項１】 コイン・メダル・硬貨のコイン導入路の
途中に一対の研磨布を接触するように対向させて設け、
同コイン・メダル・硬貨を同研磨布間に通過させる搬送
手段を設け、同研磨布間手前のコイン導入路に洗浄液を
塗布する洗浄液塗布手段を設けたことを特徴とするコイ
ン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置。 - 【請求項２】 コイン・メダル・硬貨のコイン導入路の
途中に一対の研磨布を接触するように対向させて設け、
同コイン・メダル・硬貨を同研磨布間に通過させる搬送
手段を設け、同研磨布間手前のコイン導入路に少なくと
もコイン・メダル・硬貨の片面に洗浄液を塗布する洗浄
液塗布部を設けたことを特徴とするコイン・メダル・硬
貨用研磨洗浄装置。 - 【請求項３】 コイン・メダル・硬貨の金網製のコイン
導入路の途中に一対の研磨布を接触するように対向させ
て設け、同コイン・メダル・硬貨を同研磨布間に通過さ
せる搬送手段を設け、同研磨布間手前のコイン導入路に
少なくともコイン・メダル・硬貨の片面に洗浄液を吹付
け又は滴下する洗浄液吹付部を設けたことを特徴とする
コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置。 - 【請求項４】 一対の研磨布の送り手段を設けた請求項
１，２，３何れか記載のコイン・メダル・硬貨用研磨洗
浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6035337A JPH07220134A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6035337A JPH07220134A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07220134A true JPH07220134A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=12439037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6035337A Pending JPH07220134A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | コイン・メダル・硬貨用研磨洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07220134A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004216043A (ja) * | 2003-01-17 | 2004-08-05 | Kyoraku Sangyo | 研磨シート及びこの研磨シートが張設された研磨装置 |
| JP2009285601A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技媒体洗浄装置に用いられるガイド部材 |
| JP2015191963A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 基板洗浄装置及び基板洗浄方法 |
| JP2021078566A (ja) * | 2019-11-15 | 2021-05-27 | 株式会社ニューギン | メンテナンス装置 |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP6035337A patent/JPH07220134A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004216043A (ja) * | 2003-01-17 | 2004-08-05 | Kyoraku Sangyo | 研磨シート及びこの研磨シートが張設された研磨装置 |
| JP2009285601A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技媒体洗浄装置に用いられるガイド部材 |
| JP2015191963A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 基板洗浄装置及び基板洗浄方法 |
| JP2021078566A (ja) * | 2019-11-15 | 2021-05-27 | 株式会社ニューギン | メンテナンス装置 |
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