JP5052753B2 - 基板反転装置および基板製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示パネルの製造に採用して好適な基板反転装置および基板製造装置の改良に関する。
液晶表示パネルは、カラーフィルタ(CF)基板とTFT(Thin Film Transistor)基板との2枚のガラス基板が、接着性を有するシール剤を介した貼り合わせ工程を経て製造される。
この貼り合わせ工程では、CF基板が上ステージに吸着保持され、シール剤が表示面を囲むように枠状に塗布されるとともに液晶が表示面に滴下されたTFT基板を下ステージに吸着保持し、位置合わせの後、これら2枚の基板を貼り合わせている。このような貼り合わせ工程は、真空チャンバ内で行われることが知られている。
枠状に塗布されたシール剤を介して貼り合わされた2枚の基板は、紫外線(UV光)照射によるシール剤硬化工程、及び電極部への電子部品等の実装工程を経て組立てられ、液晶表示パネルユニットとして完成する。
ところで、上述の貼り合わせ工程では、CF基板を真空チャンバ内の上ステージに吸着保持し、TFT基板を下ステージ上に吸着保持している。そして、CF基板には、画素領域に形成されたカラーフィルタ層と、画素領域以外の部分で光の透過を遮断するブラックマトリクス層が形成されていて、CF基板のブラックマトリクス層は、画素領域を囲むようにTFT基板上に塗布されたシール剤と位置が重なることがある。
そのため、CF基板を上ステージに吸着保持し、TFT基板を下ステージ上に吸着保持して貼り合わされた2枚の基板に対し、シール剤硬化工程においてその上方からUV光を照射してシール剤を硬化させようとすると、CF基板のブラックマトリクス層がUV光を遮断してしまい、シール剤を適正に硬化し得ないことがある。
そこで、CF基板を上にTFT基板を下にして貼り合わせたシール剤に対し、UV光を適正に照射しようとする場合は、貼り合わせた2枚のガラス基板を180度反転させ、TFT基板が上方になるようにして、そのTFT基板に向けて上方からUV光を照射することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−233052号公報
ところで、貼り合わされた2枚の基板は、シール剤が硬化されない状態においては、基板の撓みによって位置ずれが生じやすい。
しかしながら、従来の反動装置は、貼り合わされた2枚の基板の一部を回転可能なチャックで保持する等、2枚の基板を180度反転させることができる構成であれば良いものであった。
そのため、このような反転装置においては、反転操作時に基板に作用する回転モーメントについての考慮がなく、この回転モーメントに起因して基板に許容範囲を越える撓み変形等が生じることがあった。
この結果、2枚の基板間に位置ずれが発生し、要求された高精度の貼り合わせ精度を維持できなくなることがある。
そこで本発明は、シール剤硬化前の貼り合わせ基板の反転に際して、2枚の基板間の位置ずれを抑制し、要求された貼り合わせ精度を確保可能な基板反転装置および基板製造装置を提供することを目的とする。
第1の本発明は、シール剤を介して貼り合わされた2枚の基板を、前記シール剤を硬化させる前に反転させる基板反転装置において、
貼り合わされた前記2枚の基板における一方の基板の面をその全域にわたって支持する平板状の保持部と、
この保持部に支持された前記2枚の基板を他方の基板側より複数箇所にて押圧して前記2枚の基板を前記保持部との間で挟持可能とすべく、前記保持部に支持され、前記保持部に支持された前記2枚の基板を前記保持部に対して押圧する方向に移動可能な押さえ部と、
この押さえ部と前記保持部とによって挟持された前記2枚の基板を、前記保持部にその長手方向に沿う中心軸線上において連結されてなる回転軸を中心に反転させる一対の反転機構と、
前記各反転機構をそれぞれ支持しつつ前記保持部を上下方向に昇降移動可能な一対の昇降機構とを具備し、
前記各昇降機構は、前記一対の反転機構をそれぞれ支持固定したスライダーと、この各スライダーにそれぞれ係合し昇降案内するガイドレールと、この各ガイドレールをそれぞれ支持する支柱と、この各支柱にそれぞれ支持される駆動源としてのモータとを有し、
前記各モータを同期して回転制御する制御器を有することを特徴とする。
の本発明は、2枚の基板をシール剤を介して貼り合わせた後、2枚の基板間のシール剤を硬化させて貼り合わせ基板を製造する基板製造装置において、
前記シール剤を介して貼り合わされた前記2枚の基板を前記シール剤を硬化させる前に反転可能な基板反転装置を具備し、
前記基板反転装置は、前記第1の発明の基板反転装置であることを特徴とする。
上記のように、本発明の基板反転装置および基板製造装置は、反転時の2枚の基板の撓み変形を抑制し高品質な貼り合わせ基板を製造することができる。
以下、本発明による基板反転装置の一実施例を図1ないし図12を参照して、以下詳細に説明する。
図1は、反転用の貼り合わせ基板を保持した本発明による基板反転装置の第1の実施例を示した正面図、図2はその平面図、図3は基板と押さえ部を省略して示した図1の基板反転装置のA−A矢視断面図である。
なお、図1ないし図3において、反転対象の上下2枚の貼り合わせ基板1A,1Bは、上基板1AがCF基板で、シール剤1aを介して下方にTFT基板である下基板1Bが貼り合わされた状態で基板反転装置2に受け渡されるものとして以下説明する。
第1の実施例の基板反転装置2は、図1ないし図3に示したように、搬送ロボットによって搬送されてきた貼り合わせ基板1A,1Bを受領し、下基板1Bを面吸着する平板状の保持部21と、この平板状の保持部21の図示左右端部に取り付けられ、保持部21に吸着保持された基板1A,1Bの上基板1Aを押圧可能な押さえ部22と、保持部21にその長手方向に沿う中心軸線上において連結されてなる回転軸23aを有し、保持部21を図示矢印R方向に回動可能な一対の反転機構23,23と、この反転機構23,23をそれぞれ支持しつつ保持部21を上下方向に昇降移動可能な一対の昇降機構24,24と、保持部21及び押さえ部22を貫通して貼り合わせ基板1A,1Bを下方から支持可能に植立された複数本の棒状のピン25からなるピン機構とで構成されている。
なお、一対の反転機構23.23の少なくとも一方は、駆動用のモータを内蔵する。本実施例においては、一方の反転機構23にモータを内蔵し、他方の反転機構23は従動するものとして説明する。
以下、上記基板反転装置2における各構成の詳細構造を説明する。
保持部21は、直方体のテーブル状に形成され、図1または図3に示したように、下基板1Bを吸着するために、吸着面に複数個の吸着孔21aが開口し、各吸着孔21aは配管21bにより不図示の排気ポンプに共通接続されるように構成されている。
また、後述するように、基板1A,1Bは搬送ロボットで搬送されてくるが、搬送されてきた基板1A,1Bは、一旦ピン25上に受け渡され、そのピン25上に受け渡された基板1A,1Bは保持部21に受け渡されて吸着保持される。基板1A,1Bをピン25と保持部21との間で授受すべく、保持部21には、図1及び図3に示したように、下方に植立されたピン25が貫通遊挿可能な貫通孔21cがピン25位置に対応して形成されている。従って、図3の断面図に示したように、保持部21が水平状態のとき、貫通孔21cを通して上方からピン25の先端部を覗き見ることができる。
押さえ部22は、直方体状の保持部21の四隅にそれぞれ並設固定された複数個(4個)のシリンダ221と、これらシリンダ221の各作動ロッド221aにより、その先端部に共通に支持固定された矩形状の押さえ板222と、図1に示したように、この押さえ板222の下面側(すなわち、基板1A,1Bが載置される保持部21との対向面側)に取り付け固定された複数個の弾性部材223とから構成されている。
弾性部材223は、ゴム等からなる緩衝体223aとコイルばね等の弾性体223bとが連結されて構成されている。また、緩衝体223aにおける基板1Aとの当接面にはフッ素系樹脂シートが設けられる。なお、保持部21の吸着面にフッ素系樹脂のシートまたは膜を設けても良い。
後述するように、基板反転装置2で180度反転された基板1A,1Bは、一旦ピン25上に受け渡され、そのピン25上に受け渡された基板1A,1Bは、搬送ロボットに受け渡されて搬出される。従って、図1及び図2に示したように、反転し弾性部材223を介して支持された基板1A,1Bを、下方のピン25が受け取ることができるように、押さえ部22の押さえ板222にも、ピン25が遊挿可能な貫通孔222aがピン25位置に対応して形成されている。
なお、この実施例における複数本のピン25は、保持部21の回転中心に対し、線対称位置に位置するように植立されている。また、保持部21の貫通孔21cと、押さえ部22の貫通孔222aとは同軸上に設けられている。また、ピン25は、基板1A,1Bの搬送ロボットとの間の受け渡しを中継するものであって、図1に示したように、棒状体からなるように示しているが、ピン機構は、その長手方向に伸縮する弾性体を介在させて、基板1A,1Bの受け取り及び受け渡しが柔らかく行われるようにしても良く、またピン25自体が長手方向にスライド移動可能に構成しても良い。また、シリンダ221は、保持部21の四隅にそれぞれに設けたが、いずれか一の対角線上に対にしてのみ設け、他の対角線上には軸方向に案内するガイド機構を設けるだけにしても良い。
次に、左右の反転機構23,23は、一方がモータを内蔵しており、対向する回転軸23a,23aが保持部21の水平方向の中心を通る線上で保持部21を保持固定していて、モータの回転操作により、保持部21及び押さえ部22を矢印R方向(図1に示す)に180度回動自在に構成されている。
昇降機構24,24は、各反転機構23,23をそれぞれ支持固定したスライダ241,241と、このスライダ241,241に係合し、昇降案内するガイドレール242,242と、図1および図2に示したように、ガイドレール242,242を支持する支柱244の頂部に取り付けられ、この支柱に内蔵されてスライダ241,241を昇降動させるボールネジ機構を駆動するモータ243,243とを有して構成されている。
従って、不図示の制御器によるモータ243,243に対する同期した回転制御により、
スライダ241,241に取り付け固定された反転機構23,23を昇降移動させることができる。
なお、上記説明で、保持部21は、吸着孔21aを有して下基板1Bを吸着する旨説明したが、保持部21は、静電チャックにより貼り合わせ基板1A,1Bを吸着保持するように構成しても良い。また、搬送ロボットにより搬送されてくる基板1A,1Bは、その2枚の基板1A,1Bの貼り合わせのために塗布されたシール剤1aに対して、予めそのいくつかの箇所にピンポイント的にUV光が照射されていて、仮止めされたものであっても良い。
上記構成による第1の実施例に係る基板反転装置2の動作を、図1に加え、図4ないし図8を参照して以下説明する。
図4は、不図示の制御器による昇降機構24のモータ243,243に対する制御により、反転機構23,23が下降し、ピン25の先端部を保持部21を貫通させてその上面から突出させるとともに、押さえ部22におけるシリンダ221,221に対する制御により、押さえ板222を上昇させ、押さえ部22の弾性部材223とピン25との間に基板1A,1Bの搬入に十分な空間を形成させた状態を示している。
前行程の貼り合わせ工程において、シール剤が枠状に塗布されそのシール剤で囲まれた枠内に必要量の液晶が滴下され基板1Bと他方の基板1Aとが、貼り合わせ装置の真空チャンバ内において、真空雰囲気中で位置合わせされるとともに、シール剤1aを介して貼り合わされる。
貼り合わされた2枚の基板1A,1Bは、貼り合わせ工程から搬送ロボットのハンド3で取り出され、図4に示したように、押さえ部22の弾性部材223とピン25との間に搬入され、ピン25上に受け渡される。
搬送ロボットのハンド3が、基板1A,1Bをピン機構に受け渡した後、制御器はハンド3,3を退避させるとともに、反転機構23,23を上昇させる。その反転機構23,23の上昇途中で、基板1A,1Bはピン25上から保持部21上へと受け渡され、保持部21に面吸着され保持される。
基板1A,1Bが保持部21に保持されると、不図示の制御器はシリンダ221,221を駆動制御し、押さえ部22の押さえ板222を下降させるので、図1に示したように、基板1A,1Bの上基板1Aは、弾性部材223を介して保持部21に押圧され、基板1A,1Bは保持部21との間に挟持される。この状態で、基板1A,1Bは、許容範囲内の撓み、すなわち、その撓みによって2枚の基板1A,1B間に位置ずれが生じることのない程度の撓みに保たれる。
制御器は、回転軸23aを180度回転させても保持部21や押さえ部22がピン25に衝突しない高さ位置つまり上昇端位置まで反転機構23,23を上昇させた後、反転機構23,23を駆動制御し、押さえ部22とともに基板1A,1Bを挟持している保持部21を回転させる。図5は、保持部21および押さえ部22を水平状態から90度矢印R方向に回転させた時点の状態を示す。
制御器によるモータ233の回転制御により保持部21および押さえ部22の反転が完了すると、図6に示したよう貼り合わせ基板1A,1Bは180度反転した状態となる。
次に、図6に示した状態から、制御器によるモータ243,243に対する駆動制御により、反転機構23,23を降下させる。
図7に示したように、制御器は、反転機構23,23の降下により、ピン25の先端は押さえ板222を貫通するが、基板1A,1Bとは予め設定された距離(シリンダ221により押さえ板222を下降動させたとき、基板1A,1Bを弾性部材223からピン25に受け渡すことが可能な十分に近い距離)を隔てた高さ位置で、反転機構23,23を停止させるとともに、保持部21における基板1A,1Bの吸着保持を解除する。次いで、シリンダ221,221を作動させ、押さえ板222を図示矢印Z方向に降下させる。
その結果、上下反転の基板1A,1Bは押さえ部22からピン25上に受け渡されて支持される。この後、図8に示したように、搬送ロボットのハンド3がピン25上の反転した基板1A,1Bの下方に差し込まれ、搬送ロボットの上昇操作により、基板1A,1Bはピン25からハンド3に受け渡されて搬出され、次の工程、すなわちシール剤硬化工程へと引き渡される。
反転された基板1A,1Bが搬出された後は、モータ243,243の作動により、図8に矢印Zで示した方向へ反転機構23,23を上昇移動させる。
制御器は、上昇端位置まで反転機構23,23を上昇させたなら、反転機構23,23の駆動制御により、保持部21を先の回転R方向とは反対方向に180度回転させ、基板反転装置2を図4に示した状態に復帰させる。こうすることで基板反転装置2は、搬送ロボットにより新たに搬送されてくるワーク、すなわち貼り合わせ基板1A,1Bを受け取り、上記手順により、180度反転させて次の工程に向けて送り出すことができる。
一方、シール剤硬化工程へと引き渡された基板1A,1Bは、紫外線照射装置によりシール剤1aに対して紫外線が照射されてシール剤1aが硬化される。
上記説明の第1の実施例では、押さえ部22は多数個の弾性部材223を有し、その弾性部材223が、保持部21に吸着保持された基板1A,1Bの上基板1Aを押圧して挟み込むように構成されたが、要するに基板1A,1Bは、許容範囲内の撓みで保持されればよいので、弾性部材223の弾性体223bをシリンダ機構に置き換え、シリンダによる押圧力により、上基板1A面を押圧するように構成しても良い。また、その場合、シリンダ機構のストローク長を十分長くとることにより、押さえ部22のシリンダ221,221に代えて、押さえ板222が所定の脚長を有する支柱にて保持部21に固定されるように構成することもできる。
いずれにしても、第1の実施例に係る基板反転装置2によれば、貼り合わされた基板1A,1Bの下基板1Bを平板状の保持部21に面吸着させ、上基板1Aを保持部21の吸着面側に押圧して反転させる。このため、保持部21の平坦な吸着面に沿わせて基板1A,1Bが固定されるので、反転操作時に作用する回転モーメントによる基板1A,1Bの撓み変形は抑制され、2枚の基板間の位置ずれを防いで高品質な貼り合わせ基板を得ることができる。
また、上述により、反転操作時に貼り合わせ基板1A,1Bに撓み変形が生じることが防止できるので、貼り合わせ基板1A,1Bに許容範囲以上の撓みが生じることによる、基板1A,1B間の位置ずれのみならず、基板に形成された回路の損傷や基板1A,1B間に形成されたギャップのばらつきを生じることを防止することができる。
また、上基板1Aを、保持部21に面吸着された下基板1Bに対して弾性部材223によって押さえ付けている。そのため、反動操作時に基板1A,1Bに作用する回転モーメントによって基板1A,1Bを互いに面方向にずらす力が作用したとしても弾性部材223による押さえ付け力によりこれが抑制されて、両基板1A,1Bが互いに面方向に位置ずれすることを防止できる。従って、基板1A、1Bの貼り合わせ精度を保つことができ、製造される液晶表示パネルの品質向上を図ることができる。
また、弾性部材223の緩衝体223aは、基板1Aに当接させているだけである。そのため、当接させていた緩衝体223aを基板1Aから離隔させるときに、上基板1Aに下基板1Bから引き離す方向の力が作用することが防止できる。これにより、基板1A,1B間のギャップがばらつくことが防止でき、液晶表示パネルの品質向上を図ることができる。
また、緩衝体223aの基板1Aとの当接面にフッ素系樹脂シートを設けたので、緩衝体223aが上基板1Aに貼り付くことが防止できるとともに、緩衝体223aと上基板1Aとの間で静電気が発生することが防止できる。このため、粘着や静電気に起因する接触痕が上基板1Aに残ることを防止できる。従って、液晶表示パネルの表示品質を向上させることができる。
上記第1の実施例では、押さえ板222に取り付けた弾性部材223は、緩衝体223aと弾性体223bとの連結で構成されたが、要するに貼り合わせ基板1A,1Bの上基板1Aを押圧して、基板1A,1Bを保持部21との間に挟持できれば良いので、緩衝体223aと弾性体223bとの連結構成からなる弾性部材223に代えて、押圧自在なスポンジ等単一の部材からなる弾性部材を介して、上基板1Aを押圧するように構成しても良い。
次に、保持部に吸着保持された基板1A,1Bの上基板1Aを、押圧吸着自在な弾性部材を介して押圧可能に構成した本発明による基板反転装置2の第2の実施例を図9を参照して説明する。
なお、第2の実施例に係る基板反転装置2は上記第1の実施例に係る基板反転装置2と対比し、押さえ板222に取り付けられた弾性部材223の構造のみが相違し、他の構成及び作用は第1の実施例と同様であるので、構造が相違する弾性部材223を主に説明する。
図9(a)は第2の実施例に係る本発明の基板反転装置の要部拡大正面図で、図9(b)は、図9(a)に示した可動弾性部材の拡大断面図である。
なお、図9(a)に示した基板反転装置2は、図4に示した第1の実施例に係る基板反転装置2とは相違して、図示左右横方向へ基板1A,1Bの長さが長く形成されていることを示している。従って、ピン機構を構成したピン25は、図9(a)では、左右(横)方向へ多く(7本)配置されて基板1A,1Bを支持するように構成されている。
そこで、第2の実施例の弾性部材223は、高さ位置(図9では図示上下方向の長さ)が基板1Aに対する押圧力に応じて上下方向に変化可能な可変弾性部材223Bであり、これが基板1A面に対向するように押さえ板222に取り付けられている。また、個々の可変弾性部材223Bは、ピン25のいずれかに対向するように配置されている。
可変弾性部材223Bは、図9(b)にその拡大断面図を示したように、フレキシブルな給排気管223Cにつらなり、基板1A,1Bに対向して設けられた吸引可能な吸盤体223cと、この吸盤体223cにつらなりつつ、径大部223daを有して給排気管223Cに接続された可動パイプ223dと、可動パイプ223dの径大部223daを収納して可動パイプ223dを長手方向(図示上下方向)に移動自在に、押さえ板222に取り付けた筒状体223eと、筒状体223eの中で可動パイプ223dを常に基板1A,1B側に向けて付勢するコイルばね223fとで構成されている。
可動パイプ223dは、先端部分が二重構造を成しており、内管223dbとの間を給排気管223Cに接続された空間とし、内管223C内をピン25を挿通可能な貫通孔として構成される。また、上端部分には、給排気管22Cと上記空間とを連通する連通孔223dcを有する。
次に第2の実施例の基板反転動作を図9および第1の実施例の図5〜図8を借りて説明する。
まず、図9に示すように、押さえ板222を上昇させて押さえ部22の可変弾性部材223Bとピン25との間に基板1A、1Bの搬入に十分な空間を形成した状態で、搬送口ボットのハンド3に保持された基板1A、1Bを保持部21上に搬入する。搬入された基板1A,1Bは、反転機構23,23の上昇によって保持部21上に受け渡され、保持部21に面吸着される。この後、押さえ板222の下降により、保持部21に面吸着された基板1A、1Bは可変弾性部材223Bによって押さえられる。可変弾性部材223Bが基板1Aに当接したタイミングで給排気管223Cより吸盤体223cに負圧が供給され、基板1Aは吸盤体223cによって吸着される。
この後、第2の実施例で図5および図6を用いて説明したのと同様の手順で、基板1A,1Bを反転させる。
基板1A、1Bを反転させたならば、反転機構23,23が下降される。この下降過程で、ピン25が押さえ板222の貫通孔222aおよび可変弾性部材223Bの内管223dbに挿通される。反転機構23,23は、ピン25が基板1A、1Bとは予め設定された距離で隔てた高さで下降を停止させる(図7と同様の状態)。
次いで、押さえ板222を下降させるとともに、給排気管223Cに正圧を付与し、吸盤体223cに付与する圧力を負圧から正圧に切り替え、可変弾性部材223B上に支持されている基板1A,1Bをピン25上に受け渡す。
基板1A、1Bがピンに受け渡されたならば、第1の実施例で図8を用いて説明したと同様の手順で、反転された基板1A、1Bを搬送ロボットのハンド3で受け取り、次のシール剤硬化工程へと搬送する。
このような第2の実施例においても、第1の実施例と同様の効果を有する。
また、第2の実施例においては、保持部21で基板1Bを面吸着して保持するだけでなく、可変弾性部材223Bによって基板1Aを吸着保持している。そのため、基板1A、1Bの反転操作時に基板1A,1Bに作用する回転モーメントによって生じるおそれのある基板1A,1B間の位置ずれをより確実に防止することができる。従って、製造される液晶表示パネルの品質の信頼性を更に高めることができる。
また、可変弾性部材223B上に支持されている基板1A,1Bをピン25上に受け渡す際、可変弾性部材223Bの吸盤体223cに付与する圧力を負圧から正圧に切り替えているので、基板1Aが吸盤体223cから離れるときに基板1Aに撓みを生じさせることが防止できる。これにより、基板1Aに撓みが生じた結果として生じるおそれのあるギャップむらや回路の損傷が防止でき、液晶表示パネルの表示不良が防止できる。
また、ピン25を可変弾性部材223Bの内管223dbを貫通させるようにしたので、可変弾性部材223B上に支持されている基板1A,1Bをピン25上に受け渡す際に、可変弾性部材223Bの吸盤体223cに基板1A,1Bがたとえ貼り付いていたとしても、基板1Aが吸盤体223cとともに移動することがピン25によって阻止されるので、基板1Aが基板1Bから離れる方向に移動する、すなわち基板1A,1B間の間隔が拡大することを防止できる。これにより、基板1A,1B間のギャップにバラツキが生じることが防止でき、液晶表示パネルの表示品質を向上させることができる。
上記第1及び第2の実施例に係る基板反転装置2は、押さえ部の主要部が保持部に対向するように取り付け、保持部との間に基板1A,1Bを挟持するように構成したが、保持部の側縁部に沿い平行に回動軸を有して開閉する押さえ部を設け、押さえ部の閉動作により、押さえ部に取り付けた弾性部材を介して基板1A,1B面を押さえ込むように構成することができる。
弾性部材を貼り付けた押さえ板を保持部の縁に回動自在に取り付け構成した本発明による基板反転装置の第3の実施例を図10及び図11を参照して説明する。なお、第1および第2の実施例と同一構成には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
また、図10および図11に示した第3の実施例に係る基板反転装置2は、押さえ部の構造が第1および第2の実施例における押さえ部22と異なり、他の構成および作用は第1および第2の実施例と共通するので、特に異なる構成および作用についてのみ説明する。
図10は、第3の実施例に係る基板反転装置の正面図で、図11は図10に示した基板反転装置2のA−A矢視断面図である。
第3の実施例に係る基板反転装置の押さえ部22は、図10に示したように、保持部21上の右側に前後(図示奥行き)方向に並設するように据え付けられたモータ224,224と、そのモータ224,224の回転軸224aに取り付けられて、図11に示したように、観音開きで開閉する押さえ板225,225で構成され、詳細は省いて示していないが、押さえ板225,225の基板1Aに対する押圧面には、ゴム部材等の弾性部材が貼り付けられて構成されている。なお、図10において符号224bは、モータ224,224の回転により回動する押さえ板225,225の回転軸受けを示したものであり、また、押さえ板225,225は図示奥行き方向に配列されているので、図10に示した正面図では、手前側のモータ224や押さえ板225のみが示されている。
基板1A,1Bは、閉じた押さえ板225,225と保持部21との間に挟持され、180度反転された後は、第1および第2の実施例と同様に、ピン機構上に受け渡される。
なお、この第3の実施例に係る基板反転装置2では、押さえ板225,225の開操作により下方のピン25上に受け渡すことになるので、貫通孔225aが形成されているとともに、貫通したピン25が押さえ板225,225の開操作に際してすり抜けることができるように、押さえ板225,225は櫛状に、貫通孔225aから先端部まで連通するスリットが形成されて、反転後に開動作する押さえ板225,225と反転基板1A,1Bを受け取るピン機構とが接触・干渉しないように構成されている。
上記構成による第3の実施例によっても、押さえ部22は、保持部21の端部に取り付けられ、保持部21に面吸着して保持された貼り合わせ基板1A,1Bの上基板1A面
押圧して挟持するように構成されたので、第1の実施例と同様な手順で基板1A,1Bを180度反転させて次の工程に向けて搬出することができる。
上記説明の第1ないし第3の実施例では、貼り合わせ基板1A,1Bは、弾性部材223が上基板1A面を直接押圧することで、貼り合わせ基板1A,1Bを押さえ部22と保持部21との間に挟持させる旨説明したが、要するに貼り合わせ基板1A,1Bは、180度の反転操作に際して、変形少なく保持部21面に適正に押圧されていれば良いので、風圧を利用して基板1Aを基板1B側に押圧し、その状態を維持しつつ180度反転させるように構成しても同様に目的を達成することができる。
保持部21に吸着された基板1A,1Bの上基板1A面に対し、風圧を利用して押圧しつつ、180度反転させるように構成した本発明による第4の実施例に係る基板反転装置を図12を参照して説明する。
図12は、第4の実施例に係る基板反転装置の右端を示した一部切り欠け要部拡大正面図で、図1ないし図8に示した第1の実施例とは相違して、押さえ部22が、保持部21上の左右両端部に取り付けたシリンダ226と、シリンダ226の作動ロッド226aに連結されたブロー部材227とで構成された点において相違し、他の構成は第1の実施例と同様である。なお、図12は基板反転装置のうち、右側の主要部を示したものであって、左側も同様に対称的に構成され、同期した動作を行う。
第4の実施例に係る基板反転装置2は、シリンダ226の作動により、作動ロッド226aに連結されたブロー部材227は、図示矢印X方向にスライド可能であり、保持部21上に吸着保持された基板1A,1Bの上基板1A面に対し、ブロー部材227の下面に向けて開口した多数の吐出口227aから図示矢印Z方向に圧力空気を吐出させることが可能に構成されている。
すなわち、ブロー部材227に設けられた多数の吐出口227aは、ともに連通していて、フレキシブルな吐出管227bを介して不図示のエアーポンプ等のエア供給源に接続され、制御器により吐出管227b途中に設けた不図示の電磁弁をON/OFF制御することにより、吐出口227aから圧力空気を吐出させるように構成されている。
従って、吐出口227aからの圧力空気の吐出により、基板1A,1Bの反転操作時において上基板1Aは保持部21側へ押圧されるので、180度の反転操作時における貼り合わせ基板1A,1B間の位置ずれを回避することができる。
なお、符号227c(点線で示す)は反転時における基板1A,1Bのピン25に対する受け渡しのための切欠部を示したものである。
切欠部227cは、平面視でU字形状に形成されており、図12においては、U字形状の開放部分が左を向くように設けられている。
また、反転操作対象の基板1A,1Bをピン25を介して保持部21上に吸着保持させる際に、ブロー部材227が障害とならないように、ブロー部材227を図示点線で示した矢印x方向に退避可能に構成されている。
なお、上記第4の実施例に係る基板反転装置2では、吐出口227aから吐出する空気圧によって基板1A,1Bを押圧させるのに、押さえ部22のブロー部材227をシリンダ226によりスライドさせるように構成したが、モータ駆動により、ブロー部材227を開閉させるように構成しても同様に目的を達成させることができる。また、吐出口227aから吐出させる気体は、空気に限らず、窒素ガスやイオン化された不活性ガスでも良い。また、この第4の実施例に係る基板反転装置2よれば、押さえ部22が基板1A面に直接触れることがないので、基板1A面に接触痕等を付けることを防止できる。また、気体の吹き付けにより、基板1A面に塵等が付着することが防止でき、また付着していた塵等を吹き飛ばすことができるので、基板1A面を清浄化することができる。
また、上記第1ないし第3の実施例では、基板1A,1Bを180度反転させた後、貼り合わせ基板1A,1Bを押さえ込んでいる押さえ板222,225にピン25を貫通させ、その貫通させたピン25に基板1A,1Bが引き渡されるが、この第4の実施例に係るブロー部材227は、保持部21に吸着保持された基板1A,1Bとの間に空間が形成されているので、その形成された空間内で、反転された基板1A,1Bのピン機構への受け渡しと、ピン機構から搬送ロボットのハンド3への基板1A,1Bの引き渡しが可能であれば、ブロー部材227にピン25との間の衝突・干渉回避のために設けた切欠部227を貫通孔に代えることができる。
なお、上記各実施例の説明において、基板反転装置は不図示の制御器が個々の動作を駆動制御する旨説明したが、搬送ロボットによる基板反転装置へのワークの搬入動作及び反転されたワークの基板反転装置2からの搬出動作をも含め、基板反転動作を統括制御し、効率的な反転操作が行われるように制御される。
また、上記各実施例では、昇降機構24は、反転機構23昇降移動にボールネジ機構を用いるものとしたが、シリンダや巻上機等の他の昇降移動装置を用いるようにしても良い。
また、液晶表示パネルの製造に本願発明を適用した例で説明したが、2枚の基板をシール剤を介して貼り合わせ、そのシール剤を硬化させるまでの間に貼り合わされた2枚の基板を反転させる必要のあるものの製造であれば適用可能である。
また、保持部が貼り合わせ基板を平面的に保持する支持面を単一の部材で構成した例で説明したが、要は、貼り合わせ基板を許容範囲内の撓みで保持できれば良いので、複数の支持片を行列状、或いは千鳥状に配置して基板を平面的に保持するものであっても良い。この場合、押さえ板に取り付ける弾性部材は、複数の支持片のいずれかに対向するように配置すると、貼り合わせ基板に対して撓ませる力を付与することを極力防止することができ好ましい。
また、保持部が基板を真空吸着で吸着保持する例で説明したが、他の吸着手段、例えば、静電チェックや磁石を用いても良い。また、必ずしも吸着する必要はなく、支えるだけでも良い。
また、保持部に基板を吸着保持する手段を設ける代わりに、押さえ部に吸着保持する手段を設け、保持部は基板を吸着せずに支持するだけにしても良い。
本発明による基板反転装置の第1の実施例を示した正面図である。 図1に示した装置の平面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1に示した装置で反転対象の貼り合わせ基板が装着される状態を示した正面図である。 図4に示した装置で、貼り合わせ基板を装着して90度回転させた状態を示した正面図である。 図5に示した装置で、貼り合わせ基板をさらに90度回転させた状態を示した正面図である。 図6に示した装置で、反転した基板をピン機構に受け渡す状態を示した正面図である。 図7に示した装置で、反転した基板を搬出させる状態を示した正面図である。 図9(a)は本発明による基板反転装置の第2の実施例を示した要部正面図、図9(b)は図9(a)に示した可変弾性部材の拡大断面図である。 本発明による基板反転装置の第3の実施例を示した正面図である。 図10のA−A矢視断面図である。 本発明による基板反転装置の第4の実施例を示した要部拡大正面図である。
符号の説明
1A,1B 基板
1a シール剤
2 基板反転装置
21 保持部
21a 吸着孔
21b 配管
21c 貫通孔
22 押さえ部
221 シリンダ
221a 作動ロッド
222 押さえ板
223 弾性部材
223a 吸着部材
223b ばね部材
224 モータ
224a 回転軸
224b 回転軸受け
225 押さえ板
225a スリット
226 シリンダ
226a 作動ロッド
227 ブロー部材
227a 吐出口
227b 吐出管
227c 貫通孔
23 反転機構(モータ)
23a 回転軸
24 昇降機構
241 スライダ
242 ガイドレール
243 モータ
25 ピン(ピン機構)
3 ハンド(搬送ロボット)

Claims (3)

  1. シール剤を介して貼り合わされた2枚の基板を、前記シール剤を硬化させる前に反転させる基板反転装置において、
    貼り合わされた前記2枚の基板における一方の基板の面をその全域にわたって支持する平板状の保持部と、
    この保持部に支持された前記2枚の基板を他方の基板側より複数箇所にて押圧して前記2枚の基板を前記保持部との間で挟持可能とすべく、前記保持部に支持され、前記保持部に支持された前記2枚の基板を前記保持部に対して押圧する方向に移動可能な押さえ部と、
    この押さえ部と前記保持部とによって挟持された前記2枚の基板を、前記保持部にその長手方向に沿う中心軸線上において連結されてなる回転軸を中心に反転させる一対の反転機構と、
    前記各反転機構をそれぞれ支持しつつ前記保持部を上下方向に昇降移動可能な一対の昇降機構とを具備し、
    前記各昇降機構は、前記一対の反転機構をそれぞれ支持固定したスライダーと、この各スライダーにそれぞれ係合し昇降案内するガイドレールと、この各ガイドレールをそれぞれ支持する支柱と、この各支柱にそれぞれ支持される駆動源としてのモータとを有し、
    前記各モータを同期して回転制御する制御器を有することを特徴とする基板反転装置。
  2. 前記押さえ部は、前記基板に当接する弾性部材を有し、この弾性部材の前記基板との当接面にフッ素系樹脂を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の基板反転装置。
  3. 2枚の基板をシール剤を介して貼り合わせた後、2枚の基板間のシール剤を硬化させて貼り合わせ基板を製造する基板製造装置において、
    前記シール剤を介して貼り合わされた前記2枚の基板を、前記シール剤を硬化させる前に反転可能な基板反転装置を具備し、
    前記基板反転装置は、請求項1または2に記載の基板反転装置であることを特徴とする基板製造装置。
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