JP2000264142A - 車両用バンパ構造 - Google Patents

車両用バンパ構造

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JP2000264142A
JP2000264142A JP11069706A JP6970699A JP2000264142A JP 2000264142 A JP2000264142 A JP 2000264142A JP 11069706 A JP11069706 A JP 11069706A JP 6970699 A JP6970699 A JP 6970699A JP 2000264142 A JP2000264142 A JP 2000264142A
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bumper
sensor
shock
concave space
impact
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Susumu Arai
晋 新井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】衝撃を受けたバンパ本体の場所に左右されるこ
となく、前記バンパ本体内に設けられた前記センサが同
一の衝撃に対して同一の感度で衝撃を検出することが可
能な車両用バンパ構造を提供する。 【解決手段】本発明に係る車両用バンパ構造では、アー
マチャ2とバンパフェイシャ3との間に、衝撃吸収材4
aを有するバンパ本体1において、バンパ本体1から車
体に向けて入力される衝撃を感知するセンサ5が前記バ
ンパ本体1の長手方向に延びるようにしてアーマチャ2
の衝撃吸収材4a側側面に設けられ、衝撃吸収材4aに
は、アーマチャ2側側面にセンサ5を収納するための凹
状空間6aが設けられ、凹状空間6aは、バンパ本体1
に対して同一の衝撃を受けた場合に、衝撃を受けた前記
バンパ本体1の位置にかかわらずセンサ5が同一の感度
で衝撃を検出できるように、バンパ本体1の位置に応じ
て異なる断面形状を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衝撃を感知するセ
ンサを備えた車両用バンパ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の車両開発では、特開平08−21
6826号に示すように搭乗者だけでなく歩行者に対す
る安全性も配慮して進められている。
【0003】例えば、走行中の車両と歩行者とが衝突し
た場合には、その歩行者に対するダメージを最小限にく
い止める必要が生じる。そのため、バンパ本体内部に歩
行者との衝突を感知するセンサを内蔵して歩行者との衝
突を検出し、その検出に応じて車両前部のフード上等に
エアバッグを展開させることにより、衝突した歩行者が
再度フード等に衝突した場合の衝撃を緩和させて歩行者
を保護することが提案されている。
【0004】図7〜図9は、歩行者との衝突を感知する
センサ5を内蔵したバンパ本体1の断面を示したもので
ある。
【0005】このバンパ本体1には、図9に示すよう
に、アーマチャ2とバンパフェイシャ3との間に、衝撃
吸収材4が配設されている。
【0006】アーマチャ2の衝撃吸収材4側側面には、
図7、図8に示すようにバンパ本体1から車体に向けて
入力される衝撃を感知するセンサ5がバンパ本体1の長
手方向に延びるように設けられており、衝撃吸収材4に
は、アーマチャ2側側面にセンサ5を収納するための凹
状空間6が設けられている。
【0007】この凹状空間6は、その深さ及び上下方向
巾が一定に設定されており、歩行者がこのバンパ本体1
に衝突した場合には、凹状空間6が狭められて凹状空間
6の内壁面7がセンサ5を押圧することによってセンサ
5で衝撃が検出される構造となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなバ
ンパ本体1において、図7に示すように、一定の衝撃を
バンパ本体1の中心部9にA方向から受けた場合と、同
一の衝撃をバンパ本体1のコーナー部10にB方向から
受けた場合とを比較すると、A方向から受けた衝撃は、
衝撃吸収材4により衝撃が吸収されて弱くなってセンサ
5に伝わり、B方向から受けた衝撃は、衝撃吸収材4の
厚みがバンパ1の中心部に比べて薄いため、A方向から
受ける衝撃に比べて強い衝撃がセンサ5に伝わることと
なり、歩行者が衝突するバンパ本体1の位置によって、
エアバッグが開くために必要な衝突荷重がばらつくとい
う不具合があった。
【0009】このように、バンパ本体1に同一の衝撃が
加えられても、バンパ本体1の形状やその構造の違いか
ら、バンパ本体1の位置に応じて異なる強さの衝撃がセ
ンサに伝わることとなるため、正確な衝撃をセンサ5で
検出することが難しいという問題が生じていた。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
のであり、その目的とするところは、衝撃を受けた前記
バンパ本体の場所に左右されることなく、前記バンパ本
体内に設けられた前記センサが同一の衝撃に対して同一
の感度で衝撃を検出することが可能な車両用バンパ構造
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の車両用バンパ構造は、アーマチャとバンパフェイシャ
との間に、衝撃吸収材を有するバンパ本体において、前
記バンパ本体から車体に向けて入力される衝撃を感知す
るセンサが前記バンパ本体の長手方向に延びるようにし
て前記アーマチャの前記衝撃吸収材側側面に設けられ、
前記衝撃吸収材には、前記アーマチャ側側面に前記セン
サを収納するための凹状空間が設けられ、前記凹状空間
は、前記バンパ本体に対して同一の衝撃を受けた場合
に、衝撃を受けた前記バンパ本体の位置にかかわらず前
記センサが同一の感度で衝撃を検出できるように、前記
バンパ本体の位置に応じて異なる断面形状を有すること
を特徴とする。
【0012】請求項1に記載の車両用バンパ構造を用い
ることにより、衝撃を受けた前記バンパ本体の場所に左
右されることなく、前記バンパ本体内に設けられた前記
センサが同一の衝撃に対して同一の感度で衝撃を検出す
ることが可能となる。
【0013】請求項2に記載の車両用バンパ構造は、請
求項1に記載の凹状空間が、前記衝撃吸収材の厚みが薄
くなるに従って、深さが増大することを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の車両用バンパ構造におい
ては、請求項1に記載の前記バンパ本体の前記衝撃吸収
材が厚く設けられているところでは、前記凹状空間の深
さを小さく設定し、前記衝撃吸収材が薄く設けられてい
るところでは、前記凹状空間の深さを大きく設定するこ
とにより、前記バンパ本体のどの部分に衝撃を受けた場
合でも、前記センサにおいて同一の感度で衝撃を検出す
ることが可能となる。
【0015】請求項3に記載の車両用バンパ構造は、請
求項1又は請求項2に記載の前記凹状空間が、前記衝撃
吸収材の厚みが薄くなるに従って、上下方向巾が減少す
ることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の車両用バンパ構造におい
ては、請求項1又は請求項2に記載のバンパ本体の前記
衝撃吸収材が厚く設けられているところでは、前記凹状
空間の上下方向巾を広く設定し、前記衝撃吸収材が薄く
設けられているところでは、前記凹状空間の上下方向巾
を狭く設定することにより、前記バンパ本体のどの部分
に衝撃を受けた場合でも、前記センサにおいて同一の感
度で衝撃を検出することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態1】図1〜図4は本発明の実施の形
態1を示したものである。なお。図7〜図9までと同一
乃至均等な部分については、同一の符号を付して説明す
る。
【0018】発明の実施の形態1に示す車両用バンパ構
造を備えたバンパ本体1は、図1〜図3に示すように、
アーマチャ2とバンパフェイシャ3との間に、衝撃吸収
材4aが配設されている。
【0019】バンパ本体1は、図1,図2に示すよう
に、緩やかなカーブを描いた形状となっており、車両本
体を正面から側方にかけて回り込むように設置されてい
る。
【0020】これに対し、アーマチャ2は、中央部を車
幅方向に沿って直状に形成すると共に、中央部の両端が
位置するバンパコーナー部10より外側に延在したアー
マチャ2両端部は、前後方向に傾斜して形成されてい
る。
【0021】衝撃吸収材4aは、前面をバンパ本体1に
対応した形状とすると共に、後面をアーマチャ2の前面
に対応させて形成されており、バンパ本体1の中央部9
は厚みが厚く、バンパコーナー部10、10は厚みが薄
く成形されている。
【0022】アーマチャ2の衝撃吸収材4a側側面に
は、バンパ本体1から車体に向けて入力される衝撃を感
知するセンサ5が設置されている。このセンサ5は図4
に示すように金属微粒子を混練したシリコンゴムを帯状
に形成した加圧導電ゴム11と加圧導電ゴム11を挟み
込む一対の平板状電極12、12とで構成されており、
その外周をシリコンゴム13で被覆することにより防水
性が確保されている。
【0023】センサ5は、平板状電極12、12に対し
て垂直方向から圧力が加えられると、加圧導電ゴム11
が一対の平板状電極12、12間で圧縮されて導電性を
有し、互いの平板状電極12、12が導電することによ
りその圧力を検出する。
【0024】このセンサ5は、アーマチャ2にバンパ本
体1の長手方向に延設されると共に、バンパ本体1の略
前後方向に2つの平板状電極12、12が立設するよう
に設置される。
【0025】衝撃吸収材4aのアーマチャ2側側面に
は、アーマチャ2に取り付けられたセンサ5を収納する
ための凹状空間6aが設けられている。凹状空間6a
は、図1、図2に示すように上下方向巾は一定に設定さ
れているが、深さに対してはバンパ本体1の左右方向位
置に応じて異なった寸法に設定されている。
【0026】凹状空間6aの深さは、バンパ本体1の中
央部9及び車両側方部14、14では狭くなっており、
バンパコーナー部10、10に近づくに従って、即ち、
衝撃吸収材4aの厚みが薄くなるに従って増大するよう
に成形されている。
【0027】バンパ本体1に対して水平方向から衝撃が
加えられた場合には、その衝撃によりアーマチャ2側に
狭められた凹状空間6aの内壁面7によってセンサ5が
押圧されることにより、センサ5で衝撃が検出される。
【0028】以下、本実施の形態1に示した車両用バン
パ構造を備えたバンパ本体1が衝撃を受けた際に、バン
パ本体1の本体内に設けられたセンサ5で検出される衝
撃について説明する。
【0029】図1に示すように、バンパ本体1のA方向
から衝撃を受けた場合には、衝撃が衝撃吸収材4aによ
り吸収されるため凹状空間6aが変形しにくい。しか
し、凹状空間6aの深さが小さくなっているため、凹状
空間6aの変形が少なくても凹状空間6aの内壁面7が
センサ5を押圧しやすくなり、衝撃吸収材4aが厚く設
けられているバンパ本体1の中央部9であっても、衝撃
吸収材4aの厚さに応じて凹状空間6aの深さを設定す
ることによって、センサ5が一定の衝撃に対して一定の
感度で衝撃を検出するように設定することが可能とな
る。
【0030】また、バンパコーナー部10に対してB方
向から衝撃を受けた場合には、衝撃吸収材4aの厚さが
バンパ本体1の中心部9に比べて薄いため、凹状空間6
aが変形しやすい。しかし、凹状空間6aの深さが大き
くなっているので、凹状空間6aがバンパ本体1の前後
方向に変形しても凹状空間6aの内壁面7がセンサ5を
押圧しにくくなり、一定の強さ以上の衝撃を受けた場合
にのみセンサ5が衝撃を検出するようになる。そのた
め、衝撃吸収材4aが薄く設けられているバンパコーナ
ー部10に対しても、衝撃吸収材4aの厚さに応じて凹
状空間6aの深さを設定することによって、センサ5が
一定の衝撃に対して一定の感度で衝撃を検出するように
設定することが可能となる。
【0031】このように、バンパ本体1の前後方向に対
する衝撃吸収材4aが厚く設けられているところでは、
凹状空間6aの深さを小さく設定し、衝撃吸収材4aが
薄く設けられているところでは、凹状空間6aの深さを
大きく設定することにより、バンパ本体1のどの部分に
衝撃を受けた場合でも、センサ5において同一の感度で
衝撃を検出することが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態2】図5乃至図6は本発明の実施の
形態2を示したものである。なお。図1〜図4及び図7
〜図9と同一乃至均等な部分については、同一の符号を
付して説明する。
【0033】発明の実施の形態2に示す車両用バンパ構
造を備えたバンパ本体1は、実施の形態1と同様に、ア
ーマチャ2とバンパフェイシャ3との間に、衝撃吸収材
4bが配設されており、アーマチャ2の衝撃吸収材4b
側側面にはセンサ5が取り付けられており、このバンパ
フェイシャ3、アーマチャ2及びセンサ5は、発明の実
施の形態1と同一のものである。
【0034】衝撃吸収材4bは、発明の実施の形態1と
同様に、バンパ本体1、アーマチャ2の形状に対応した
形状を有しており、バンパ本体1の中央部9は厚みが厚
く、バンパコーナー部10、10は厚みが薄くなるよう
に成形されている。
【0035】衝撃吸収材4bのアーマチャ2側側面に
は、アーマチャ2に取り付けられたセンサ5を収納する
ための凹状空間6bが設けられている。凹状空間6b
は、図5、図6に示すようにバンパ本体1の深さは一定
に設定されているが、上下方向巾に対してはバンパ本体
1の長手方向位置に応じて異なった高さに設定されてい
る。
【0036】凹状空間6bの上下方向巾はバンパ本体1
の中央部9側及び車両側方部14、14側が広くなって
おり、バンパコーナー部10、10に近づくに従って、
即ち、衝撃吸収材4bの厚みが薄くなるに従って、上下
方向巾が減少するように形成されている。
【0037】バンパ本体1に対して水平方向から衝撃が
加えられた場合には、発明の実施の形態1と同様に、そ
の衝撃により狭められた凹状空間6bの内壁面7によっ
てセンサ5が押圧されることにより、センサ5で衝撃が
検出される。
【0038】以下、発明の実施の形態2に示した車両用
バンパ構造を備えたバンパ本体1が衝撃を受けた際に、
バンパ本体1の本体内に設けられたセンサ5で検出され
る衝撃について説明する。
【0039】図5に示すように、バンパ本体1のA方向
から衝撃を受けた場合には、衝撃が衝撃吸収材4bによ
り吸収されるため凹状空間6bが変形しにくい。しか
し、凹状空間6bの上下方向巾が長くなっているため、
凹状空間6bの変形が少なくても凹状空間6bの内壁面
7が衝撃によってせり出してセンサ5を押圧しやすくな
り、衝撃吸収材4bが厚く設けられているバンパ本体1
の中央部9であっても、衝撃吸収材4bの厚さに応じて
凹状空間6bの高さ寸法を設定することによって、セン
サ5が一定の衝撃に対して一定の感度で衝撃を検出する
ように設定することが可能となる。
【0040】また、バンパ本体1のコーナー部10に対
してB方向から衝撃を受けた場合には、衝撃吸収材4b
の厚さがバンパ本体1の中心部9に比べて薄いため、凹
状空間6bが変形しやすい。しかし、凹状空間6bの上
下方向巾が短くなっているので、凹状空間6bがバンパ
本体1の前後方向に変形しにくく凹状空間6bの内壁面
7がセンサ5を押圧しにくいため、一定の強さ以上の衝
撃を受けた場合にのみセンサ5が衝撃を検出するように
なる。そのため、衝撃吸収材4bが薄く設けられている
コーナー部10、10に対しても、衝撃吸収材4bの厚
さに応じて凹状空間6bの上下方向巾を設定することに
よって、センサ5が一定の衝撃に対して一定の感度で衝
撃を検出するように設定することが可能となる。
【0041】このように、バンパ本体1の前後方向に対
する衝撃吸収材4bが厚く設けられているところでは、
凹状空間6bの上下方向巾を広く設定し、衝撃吸収材4
bが薄く設けられているところでは、凹状空間6bの上
下方向巾を狭く設定することにより、バンパ本体1のど
の部分に衝撃を受けた場合でも、センサ5において同一
の感度で衝撃を検出することが可能となる。
【0042】以上発明の実施の形態1及び発明の実施の
形態2を用いて、本発明に係る車両用バンパ構造を詳述
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、発明の実施
の形態1では、凹状空間6aの上下方向巾は一定にして
前後方向巾をバンパ本体1の位置に応じて変化させ、発
明の実施の形態2では、凹状空間6bの前後方向巾は一
定にして上下方向巾をバンパ本体1の位置に応じて変化
させたが、凹状空間の前後方向巾及び上下方向巾の両方
を変化させても良い。
【0043】また、本発明に係る車両用バンパ構造を備
えたバンパ本体1の場合には、バンパ本体1の取付の際
に、センサ5を取り付けたアーマチャ2をステイを介し
て車体に固定し、その後に凹部空間6a、6bにセンサ
5を収納させつつ衝撃吸収材4a、4b及びバンパフェ
イシャ3を取り付けることができるため、凹部空間6
a、6bをセンサ5に合わせることにより衝撃吸収材4
a、4bの取り付け位置合わせが容易となる。このと
き、発明の実施の形態1にあっては、凹状空間6aの上
下方向幅を図2,図3に示すようにセンサ5の上下方向
幅と略合致させているため、車両上下方向の振動等の荷
重に対して、センサ5を凹状空間6aによって上下方向
から保持し、センサ5の取付強度を向上させることがで
きる。また、発明の実施の形態2にあっては、凹状空間
6の上下方向幅がセンサ5の上下方向幅とが略合致する
ように形成されているのがバンパコーナー部10のみで
あり、残りの部位は凹状空間6a、6bの上下方向巾に
多少の余裕があるため、取り付け位置の調整を容易に行
うことができると共に、組み付け作業を容易に行うこと
が可能となる。
【0044】
【発明の効果】本発明では、請求項1に記載の車両用バ
ンパ構造を用いることにより、衝撃を受けた前記バンパ
本体の場所に左右されることなく、前記バンパ本体内に
設けられた前記センサが同一の衝撃に対して同一の感度
で衝撃を検出することが可能となる。
【0045】また、請求項2に記載の車両用バンパ構造
において、請求項1に記載の前記バンパ本体の衝撃吸収
材が厚く設けられているところでは、前記凹状空間の深
さを小さく設定し、前記衝撃吸収材が薄く設けられてい
るところでは、前記凹状空間の深さを大きく設定するこ
とにより、前記バンパ本体のどの部分に衝撃を受けた場
合でも、前記センサにおいて同一の感度で衝撃を検出す
ることが可能となる。
【0046】さらに、請求項3に記載の車両用バンパ構
造において、請求項1又は請求項2に記載のバンパ本体
の前記衝撃吸収材が厚く設けられているところでは、前
記凹状空間の上下方向巾を広く設定し、前記衝撃吸収材
が薄く設けられているところでは、前記凹状空間の上下
方向巾を狭く設定することにより、前記バンパ本体のど
の部分に衝撃を受けた場合でも、前記センサにおいて同
一の感度で衝撃を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発明の実施の形態1のバンパ本体
におけるセンサに沿った水平方向断面図である。
【図2】図1におけるC−Cに沿った断面図である。
【図3】図1におけるD−Dに沿った断面図である。
【図4】本発明に係るセンサの構造を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明に係る発明の実施の形態2のバンパ本体
におけるセンサに沿った水平方向断面図である。
【図6】図5におけるE−Eに沿った断面図である。
【図7】従来のバンパ本体におけるセンサに沿った水平
方向断面図である。
【図8】図7におけるF−Fに沿った断面図である。
【図9】図7におけるG−Gに沿った断面図である。
【符号の説明】
1 バンパ本体 2 アーマチャ 3 バンパフェイシャ 4、4a、4b 衝撃吸収材 5 センサ 6、6a、6b 凹状空間 9 中央部 10 バンパコーナー部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アーマチャとバンパフェイシャとの間に、
    衝撃吸収材を有するバンパ本体において、 前記バンパ本体から車体に向けて入力される衝撃を感知
    するセンサが前記バンパ本体の長手方向に延びるように
    して前記アーマチャの前記衝撃吸収材側側面に設けら
    れ、 前記衝撃吸収材には、前記アーマチャ側側面に前記セン
    サを収納するための凹状空間が設けられ、 前記凹状空間は、前記バンパ本体に対して同一の衝撃を
    受けた場合に、衝撃を受けた前記バンパ本体の位置にか
    かわらず前記センサが同一の感度で衝撃を検出できるよ
    うに、前記バンパ本体の位置に応じて異なる断面形状を
    有することを特徴とする車両用バンパ構造。
  2. 【請求項2】前記凹状空間は、前記衝撃吸収材の厚みが
    薄くなるに従って、深さが増大することを特徴とする請
    求項1に記載の車両用バンパ構造。
  3. 【請求項3】前記凹状空間は、前記衝撃吸収材の厚みが
    薄くなるに従って、上下方向巾が減少することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の車両用バンパ構造。
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