JP4539281B2 - 車両用障害物判別装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に衝突する障害物の種類を判別する装置に関し、特に車両バンパにおける圧力変化に基づいて障害物の種類を判別する装置に関する。
近年、歩行者保護の目的で、車両バンパ部に障害物判別装置を取り付け、車両衝突時に衝突対象が歩行者か否かを判定し、歩行者と判定した場合には、歩行者を保護するための装置(例えば、アクティブフードやカウルエアバッグ)を作動させる技術が提案され、かつ、実用化が検討されている。
すなわち、衝突した障害物が歩行者でない場合にフード上の保護装置(例えばアクティブフード)を作動させるとさまざまな悪影響が生じる。例えば3角コーンや工事中看板等の軽量落下物と衝突した場合に歩行者と区別できないと、保護装置を無駄に作動させて余分な修理費が発生する。また、コンクリートの壁や車両等の重量固定物と衝突した場合に歩行者と区別できなければ、フードが持ち上がった状態で後退していくのでフードが車室内に侵入し乗員に危害を与える恐れがある。このように、障害物が歩行者であるか否かを正確に分別することが従来より要求され、たとえば、以下特許文献1-2が提案されている。
特許文献1は、衝突荷重(あるいは変形量)が所定レベルを超える時間(持続時間)を用いて歩行者の判別を行うことを提案している。特許文献2は、衝突荷重が所定レベルを超えた後の増加率を用いて歩行者の判別を行うことを提案している。また、他の従来技術では、衝突荷重のピーク値に基づいて歩行者の判別を行うことを提案している。つまり、これら従来技術は、衝突荷重波形の所定の変化成分に基づいて歩行者を他の衝突物体から判別している。なお、これらの衝突荷重は車速に応じて補正されるべきである。
特開平11-028994号公報 特開平11-310095号公報
しかしながら、上述した従来技術においては、衝突物の車両バンパへの衝突荷重或いは車両バンパの変形量を検出する手段としての荷重センサや変位センサ、或いは圧力変化で衝突荷重を検出する手段としての衝突検知チューブを車両バンパ部へ搭載することが必要となる。そして、上述したいずれかの検出手段を車両バンパ部へ搭載することにより、バンパ部の組み付け性、バンパ性能或いはエアバッグにより乗員を保護するための衝突G伝達特性への影響を招いてしまうという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、車両バンパの構造を利用して車両搭載、バンパ性能或いは衝突乗員保護性能に影響を与えることなく、圧力変化を検出することにより簡単な構成で障害物を正確に判別可能な車両用障害物判別装置を提供することをその目的としている。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.車両バンパへ衝突する障害物の種類を判別する車両用障害物判別装置において、
バンパカバー内でバンパリンフォースの前面に配設され且つ内部にチャンバが形成されたアブソーバと、
前記チャンバ内の圧力変化を検出可能な圧力検出手段と、
その圧力検出手段による検出結果に基づいて障害物の種類を判別する障害物判別手段と
を備え、
前記アブソーバは、その内部に複数の前記チャンバが車両幅方向に沿って配列形成されるものであって、内部にそれぞれ前記チャンバが形成された複数のチャンバ部材と、車両幅方向に配列された前記各チャンバ部材を背面側で連結し且つ内部に中空部が形成された連結部材とから構成され、前記各チャンバ部材と前記連結部材との連結部分に前記各チャンバと前記中空部とを連通させる連通孔がそれぞれ形成され
複数の前記チャンバ内の圧力変化を共通の前記圧力検出手段によって検出するように構成され
前記各チャンバ部材は、先端に向かって幅が縮小するブロック状であり、
前記チャンバ内には空気が封入され、
前記圧力検出手段は、前記チャンバ内の大気圧力の変化を検出可能であることを特徴とする車両用障害物判別装置。
手段1によれば、車両バンパへ障害物が衝突すると、バンパカバー内でバンパリンフォースの前面に配設されたアブソーバが変形することによって衝撃が吸収される。この時、アブソーバの変形によってアブソーバの内部にて車両幅方向に沿って配列形成された複数のチャンバのいずれかに圧力変化が生じ、その圧力変化が圧力検出手段によって確実に検出される。そして、障害物判別手段は、圧力検出手段による圧力変化の検出結果に基づいて障害物の種類(特に、歩行者か否か)を判別する。これは、圧力変化の大きさによって衝突した障害物の質量を判別可能であり、質量によって障害物の種類を判別できるからである。従って、手段1によれば、車両バンパの構造を利用して圧力変化を検出することにより簡単な構成で障害物を正確に判別することが可能となる。また、本手段の構成によれば、各チャンバの体積が相対的に小さく設定されるので、圧力変化の伝達速度が速く、衝突発生後、短時間に障害物の判別を行うことができる。
また、車両バンパの構造を利用して、各チャンバ部材のチャンバの体積が相対的に小さく設定されるので、圧力変化の伝達速度が速く、衝突発生後、短時間に障害物の判別を行うことができる。
そして、障害物が車両バンパへ衝突してアブソーバが変形すると、チャンバ内に封入された空気の圧力に変化が生じ、その大気圧力の変化が圧力検出手段によって確実に検出される。尚、チャンバ内に封入される気体が空気であるので、チャンバ内が完全な気密性を有している必要はなく、アブソーバの変形によって一時的に圧力変化が生じる程度の気密性を有していれば十分である。
車速を検出可能な車速検出手段を備え、
前記障害物判別手段は、前記車速検出手段による車速の検出結果と前記圧力検出手段による圧力変化の検出結果とに基づいて障害物の種類を判別することを特徴とする手段1に記載の車両用障害物判別装置。
手段によれば、圧力検出手段がチャンバ内の圧力変化を検出すると共に、車速検出手段が車速を検出し、障害物判別手段は、車速検出手段による車速の検出結果と圧力検出手段による圧力変化の検出結果とに基づいて障害物の種類を判別する。すなわち、チャンバ内の圧力変化は、障害物の質量と衝突時の車速とによって決定されるため、障害物衝突時の車速と圧力変化とに基づいて、障害物の種類を高精度に判別することができる。
本発明の車両用障害物判別装置を具体化した一実施形態について図面を参照しつつ具体的に説明する。
本実施形態の車両用障害物判別装置は、図1に示すように、車両バンパ1内に配設されたアブソーバ4と、圧力センサ6と、車速センサ9と、エアバッグECU10とを主体として構成されている。
車両バンパ1は、図2に示すように、バンパカバー2、バンパリンフォース3、アブソーバ4、サイドメンバ5を主体として構成されている。
バンパカバー2は、車両前端にて車両幅方向に延び、バンパリンフォース3及びアブソーバ4を覆うように車体に取り付けられる樹脂(例えば、ポリプロピレン)製カバー部材である。
バンパリンフォース3は、バンパカバー2内に配設されて車両幅方向に延びる金属製の梁状部材である。
サイドメンバ5は、車両側面側に位置して車両前後方向に延びる一対の金属製部材であり、その前端に上述したバンパリンフォース4が取り付けられる。
アブソーバ4は、バンパカバー2内でバンパリンフォース3の前面に取り付けられ、車両バンパ1における衝撃吸収と圧力伝達との二つの作用を併せ持つ部材である。アブソーバ4は、図3に示すように、先端に向かって幅が縮小するブロック状をなす複数のチャンバ部材4aと、車両幅方向に所定間隔で配列された各チャンバ部材4aを背面側で連結する連結部材4cとから構成される。各チャンバ部材4aは、内部にそれぞれチャンバ4bが形成されており、各チャンバ4b内には空気が封入されている。連結部材4cは、内部に中空部4dが形成されて車両幅方向に延びる中空部材であり、一端が閉鎖されると共に他端に開口部4eが設けられ、開口部4eはチューブ7を介して圧力センサ6と接続されている。各チャンバ部材4aと連結部材4cとの連結部分にはそれぞれ連通孔4fが形成され、連通孔4fを介してチャンバ部材4aのチャンバ4bと連結部材4cの中空部4dとの間で空気が流通可能となっている。尚、アブソーバ4の材質として、例えば、鉄板等の金属、樹脂等を用いることができる。
圧力センサ6は、気体圧力を検出可能なセンサ装置であり、連結部材4c及びチューブ7を介してチャンバ4b内の空気の圧力変化を検出可能に構成されている。圧力センサ6は、図4のグラフに示すように、圧力に比例した電圧をアナログ出力する。圧力センサ6は、エアバッグECU10と伝送線10aを介して電気的に接続されている。
車速センサ9は、車両の走行速度を検出可能な公知の速度センサであり、車両内に配設されて、エアバッグECU10と伝送線10bを介して電気的に接続されている。
エアバッグECU10は、図示しない歩行者保護用エアバッグの展開制御を行うための電子制御装置であり、圧力センサ6及び車速センサ9から出力される信号が伝送線10a,10bを介してそれぞれ入力されるように構成されている。エアバッグECU10は、後述するように、圧力センサ6における圧力検出結果及び車速センサ9における車速検出結果に基づいて、車両バンパ1に衝突した障害物の種類を判別する処理を実行する。
次に、本実施形態の車両用障害物判別装置において、車両バンパ1へ障害物が衝突した場合の障害物判別処理について説明する。車両バンパ1への障害物の衝突が発生すると、図5に示すように、衝突部分のチャンバ部材4aに潰れが生じ、チャンバ4b内の気体圧力が上昇(すなわち、変化)する。チャンバ4b内の気体圧力の変化は、連通孔4f、連結部材4c及びチューブ7を介して圧力センサ6によって検出される。エアバッグECU10は、伝送線10aを介して圧力センサ6からアナログ出力される電圧を取り込むと共に、伝送線10bを介して車速センサ9からの車速信号を取り込む。エアバッグECU10は、圧力センサ6からのアナログ出力が、車速に応じて決定される閾値を超えているか否かによって、障害物が歩行者であるか否かを判別する。
ここで、図6は、人体及びゴムパイロンの衝突時における圧力センサ6のアナログ出力変化を示すグラフであり、人体とゴムパイロンとは質量が異なるためにアナログ出力のピーク値が異なっていることが示されている(人体の質量の方が、ゴムパイロンの質量よりも重い)。従って、圧力センサ6のアナログ出力について、人体のピーク値とゴムパイロンのピーク値との間に閾値を設定することにより、障害物の種類(人体とゴムパイロン)を切り分けることが可能である。但し、圧力センサ6のアナログ出力(換言すれば、アブソーバ4の変形量)は、障害物の質量によるだけでなく、衝突時の車速によっても異なるので、障害物の種類を切り分けるための閾値は、車速センサ9によって検出される車速に応じて決定される。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態によれば、車両バンパ1へ障害物が衝突すると、バンパカバー2内でバンパリンフォース3の前面に配設されたアブソーバ4が変形することによって衝撃が吸収される。この時、アブソーバ4の変形によってチャンバ4b内に圧力変化が発生し、その圧力変化が圧力センサ6によって検出される。そして、エアバッグECU10は、車速センサ9による車速の検出結果と圧力センサ6による圧力変化の検出結果とに基づいて障害物の種類が歩行者であるか否かを高精度に判別することができる。つまり、本実施形態によれば、車両バンパ1の構造を利用して圧力変化を検出することにより簡単な構成で障害物を正確に判別することが可能である。尚、本実施形態では、衝撃吸収用の発泡樹脂やウレタン等からなる従来のアブソーバとバンパリンフォースとの間に圧力伝達用のチューブを別体で設ける構成とするよりも構造が簡単であり且つ安価に製造できるという利点がある。
また、本実施形態によれば、アブソーバ4の内部に車両幅方向に沿って複数のチャンバ4bが配列形成されており、これらのチャンバ4bのいずれかに圧力変化が生じ、その圧力変化が圧力センサ6によって確実に検出される。本実施形態の構成によれば、各チャンバ4bの体積が相対的に小さく設定されるので、圧力変化の伝達速度が速く、衝突発生後、短時間に障害物の判別を行うことができる。
また、チャンバ4b内に封入される気体が空気であるので、チャンバ部材4aが完全な気密性を有している必要はなく、アブソーバ4の変形によって一時的に圧力変化が生じる程度の気密性を有していれば十分である。
尚、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。例えば、前記実施形態では、チャンバ4b内に空気を封入する構成を示したが、空気以外の気体を封入する構成としてもよい。或いは、チャンバ4b内に液体を封入し、圧力センサ6として液体圧力を検出可能なセンサを用いる構成としてもよい。チャンバ4b内に封入する液体としては、例えば、オイルを用いることができる。液体は、気体に比べて温度の影響による圧力変化が小さいので、温度条件に拘らずに高い精度で障害物の判別を行うことができるという利点がある。
また、前記実施形態では、アブソーバ4に複数のチャンバ部材4aを配設した例を示したが、アブソーバ内部に単一のチャンバを形成する構成としてもよい。例えば、図7に示す参考例では、アブソーバ4が車両幅方向に延びる単一のチャンバ部材4aにより構成され、内部に単一のチャンバ4bが形成されている。本参考例によれば、障害物が車両バンパ1へ衝突してアブソーバ4が変形すると、単一のチャンバ4bに圧力変化が生じ、その圧力変化が圧力センサ6によって確実に検出される。また、チャンバ部材4aが車両幅方向に延びる単純な形状であるので、アブソーバ4の構造が極めて簡単であり、製造が容易である。
本発明は、車両バンパにおける圧力変化の検出に基づいて障害物を判別可能な車両用障害物判別装置に適用可能である。
本発明の車両用障害物判別装置の一実施形態を示す全体構成図である。 車両バンパの縦断面図である。 図2に示すアブソーバのA−A線横断面図である。 圧力センサにおける圧力とアナログ電圧出力との関係を示すグラフである。 障害物衝突時におけるアブソーバの変形及び圧力変化を説明する図である。 人体及びゴムパイロンの衝突時における圧力センサのアナログ出力変化を示すグラフである。 参考例におけるアブソーバの構造を示す横断面図である。
符号の説明
1 車両バンパ
2 バンパカバー
3 バンパリンフォース
4 アブソーバ
4a チャンバ部材
4b チャンバ
6 圧力センサ(圧力検出手段)
7 チューブ
9 車速センサ(車速検出手段)
10 エアバッグECU(障害物判別手段)

Claims (2)

  1. 車両バンパへ衝突する障害物の種類を判別する車両用障害物判別装置において、
    バンパカバー内でバンパリンフォースの前面に配設され且つ内部にチャンバが形成されたアブソーバと、
    前記チャンバ内の圧力変化を検出可能な圧力検出手段と、
    その圧力検出手段による検出結果に基づいて障害物の種類を判別する障害物判別手段と
    を備え、
    前記アブソーバは、その内部に複数の前記チャンバが車両幅方向に沿って配列形成されるものであって、内部にそれぞれ前記チャンバが形成された複数のチャンバ部材と、車両幅方向に配列された前記各チャンバ部材を背面側で連結し且つ内部に中空部が形成された連結部材とから構成され、前記各チャンバ部材と前記連結部材との連結部分に前記各チャンバと前記中空部とを連通させる連通孔がそれぞれ形成され、
    複数の前記チャンバ内の圧力変化を共通の前記圧力検出手段によって検出するように構成され
    前記各チャンバ部材は、先端に向かって幅が縮小するブロック状であり、
    前記チャンバ内には空気が封入され、
    前記圧力検出手段は、前記チャンバ内の大気圧力の変化を検出可能であることを特徴とする車両用障害物判別装置。
  2. 車速を検出可能な車速検出手段を備え、
    前記障害物判別手段は、前記車速検出手段による車速の検出結果と前記圧力検出手段による圧力変化の検出結果とに基づいて障害物の種類を判別することを特徴とする請求項1に記載の車両用障害物判別装置。
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