JP4497182B2 - 衝突検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両への歩行者等の衝突を検出する衝突検出装置に関する。
従来、車両への歩行者等との衝突を検出する歩行者衝突検出装置として、例えば特開2006−117157号公報に開示されている車両用障害物判別装置がある。この車両用障害物判別装置は、アブソーバと、圧力センサと、車速センサと、エアバッグECU装置とを備えている。アブソーバは、車両への物体の衝突に伴って発生する衝撃を吸収する部材である。アブソーバは、チャンバ部材と、連結部材とから構成されている。チャンバ部材は、連結部材によって連結され、バンパーリインホースメントの前面に固定されている。チャンバ部材によって構成されるチャンバ内には、空気が封入されている。圧力センサは、チャンバ内の圧力を検出するセンサである。圧力センサは、チューブを介して連結部材に連結されている。車速センサは、車両の走行速度を検出センサである。車速センサは、車両内に配置されている。圧力センサ及び車速センサは、エアバッグECUに接続されている。エアバッグECUは、圧力センサ及び車速センサの検出結果に基づいて、車両バンパーに衝突した障害物が歩行者である否かを判別する。具体的には、チャンバ内の圧力が、車両の走行速度に応じて決定される閾値を越えているか否かによって判別する。
特開2006−117157号公報
ところで、車両への物体の衝突に伴って発生する衝撃をより確実に吸収するため、アブソーバとチャンバ部材とが、別体で構成される場合がある。例えば、アブソーバが、チャンバ部材を覆うように配設される。この場合、車両への物体の衝突に伴ってアブソーバが変形する。このとき、チャンバ部材が、変形したアブソーバに挟み込まれることがある。挟み込まれると、変形荷重が増大し、チャンバ部材の変形を妨げることとなる。そのため、チャンバ内の圧力が変化しにくくなり、車両への物体の衝突を正確に判別できない可能性があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、バンパーアブソーバの変形に伴うチャンバ部材の挟み込みを抑え、車両への物体の衝突を正確に判定することができる衝突検出装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
そこで、本発明者は、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、チャンバ部材とバンパーアブソーバとの間に隙間を設けることで、バンパーアブソーバの変形に伴うチャンバ部材の挟み込みを抑えられることを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の衝突検出装置は、空間を形成するチャンバ部材と、空間内の圧力を検出する圧力センサと、チャンバ部材の外周を覆うように配設され、車両への物体の衝突に伴って発生する衝撃を吸収するバンパーアブソーバとを備え、圧力センサの検出結果に基づいて車両への物体の衝突を検出する衝突検出装置において、バンパーアブソーバと対向するチャンバ部材の表面及びチャンバ部材と対向するバンパーアブソーバの表面の少なくともいずれかに形成された突起部が、対向するバンパーアブソーバの表面又はチャンバ部材の表面に当接することによって、チャンバ部材とバンパーアブソーバとの間であって、チャンバ部材の前面側、上面側及び下面側の少なくともいずれかに、10mm以下の所定の隙間が設けられていることを特徴とする。この構成によれば、チャンバ部材とバンパーアブソーバとの間に隙間が設けられている。そのため、車両への物体の衝突に伴ってバンパーアブソーバが変形しても、チャンバ部材が、変形したバンパーアブソーバに挟み込まれることはない。従って、変形荷重が増大し、チャンバ部材の変形が妨げられることもない。これにより、車両への物体の衝突を正確に判定することができる。また、チャンバ部材の前面側、上面側及び下面側の少なくともいずれかに隙間が設けられている。車両に歩行者等が衝突すると、バンパーアブソーバが後方へ変形する。そのため、変形したバンパーアブソーバによる挟み込みは、チャンバ部材の上面側及び下面側で発生する。従って、隙間をチャンバ部材の上面側及び下面側に設けることで、変形したバンパーアブソーバによるチャンバ部材の挟み込みを確実に抑えことができる。また、衝突荷重は、多くの場合チャンバ部材の前面側に入力されるため、チャンバ部材の前面側に挟み込みが発生した場合には、衝突検出装置の検出精度が低下してしまうことが考えられる。このため、隙間をチャンバ部材の前面側に設けることも技術的な意義がある。さらに、所定の隙間を10mm以下にすることができる。隙間が大きいと、チャンバ内の圧力の検出精度が低下する可能性がある。そのため、所定の隙間を10mm以下、より好ましくは1mm以上5mm以下にすることで、バンパーアブソーバによるチャンバ部材の挟み込みを防止するとともに、圧力の検出精度の低下をも抑えることができる。加えて、突起部によって安定的に所定の隙間を確保することができる。また、突起部の寸法を調整することによって、所定の隙間の大きさを正確に確保することができる。
請求項2に記載の衝突検出装置は、請求項1に記載の衝突検出装置において、隙間は、車幅方向の全領域に渡って設けられていることを特徴とする。この構成によれば、車幅方向の全領域に渡って隙間が設けられている。そのため、衝突位置に係わらず変形したバンパーアブソーバによるチャンバ部の挟み込みを確実に抑えることができる。
請求項3に記載の衝突検出装置は、請求項1又は2のいずれかに記載の衝突検出装置において、圧力センサの検出結果に基づいて衝突した対象物が歩行者であるか否かを判定する判定手段を有することを特徴とする。この構成によれば、車両への歩行者の衝突を検出することができる。
なお、本項において、前方とは、車両進行方向に対する前方であり、後方とは、車両進行方向に対する後方である。また、前面とは、車両進行方向に対する前方側の面であり、後面とは、車両進行方向に対する後方側の面である。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る衝突検出装置を、車両において、バンパーに衝突した歩行者を検出するための歩行者衝突検出装置に適用した例を示す。
第1参考形態
まず、図1及び図2を参照して歩行者衝突検出装置の構成について説明する。ここで、図1は、第1参考形態における歩行者衝突検出装置の構成図である。図2は、バンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。なお、図中における前後方向及び上下方向は、車両の前後方向及び上下方向を示すものである。
図1及び図2に示すように、歩行者衝突検出装置1(衝突検出装置)は、チャンバ部材10と、圧力センサ11と、歩行者衝突判定部12と、バンパーアブソーバ13とから構成されている。
チャンバ部材10は、密閉空間又はほぼ密閉空間であるチャンバ100を形成する、例えば樹脂からなる断面略ロの字状の長尺袋状の部材である。チャンバ100内には、空気が封入されている。チャンバ部材10は、車幅方向に延在する断面略目の字状のバンパーリインホースメント14の前面に固定されている。ここで、バンパーリインホースメント14は、車両前後方向に延在し、車両のフレームを構成する一対のサイドメンバー16、17の前方端部に固定されている。
圧力センサ11は、チャンバ部材10に連結され、チャンバ100内の圧力を検出するセンサである。圧力センサ11は、バンパーリインホースメント14の内側に収容されるとともに、端部を前方に突出させた状態でチャンバ部材10に連結されている。
歩行者衝突判定部12は、圧力センサ11の検出結果に基づいて、衝突した対象物が歩行者であるか否かを判定し、対応する信号を出力する、例えばマイクロコンピュータを備えた装置である。歩行者衝突判定部12は、車両内部に配置され、圧力センサ11に接続されている。
バンパーアブソーバ13は、車両への物体の衝突に伴って発生する衝撃を吸収する、金属からなる断面略コの字状の長尺板状の部材である。バンパーアブソーバ13は、バンパーリインホースメント14の前方に、チャンバ部材10の外周を覆うように配置され、バンパーリインホースメント14に固定されている。具体的には、チャンバ部材10との間に、車幅方向の全領域に渡って隙間130ができるように配置されている。より具体的には、チャンバ部材10の前面側、上面側及び下面側に隙間130ができるように配置されている。バンパーアブソーバ13の前方には、例えば樹脂からなる長尺板状のバンパーカバー17が配設されている。
次に、図1及び図2を参照して歩行者衝突検出装置の動作について説明する。図1及び図2において、歩行者衝突検出装置1に電源が供給されると、圧力センサ11及び歩行者衝突判定部12が作動を開始する。バンパーカバー17に歩行者が衝突すると、バンパーカバー17が後方に変形する。それに伴って、バンパーアブソーバ13及びチャンバ部材10も変形する。しかし、バンパーアブソーバ13とチャンバ部材10との間には、隙間130が設けられている。そのため、バンパーアブソーバ13が変形しても、チャンバ部材10がバンパーアブソーバ13に挟み込まれることはない。従って、変形荷重が増大し、チャンバ部材10の変形が妨げられることもない。バンパーアブソーバ13は、変形しながら、衝突によって発生した衝撃を吸収する。チャンバ100内の圧力は、変形に伴って上昇する。圧力センサ11は、チャンバ100内の圧力を検出する。歩行者衝突判定部12は、圧力センサ11の検出結果に基づいて、衝突した対象物が歩行者であるか否かを判定し、対応する信号を出力する。
最後に、効果について説明する。第1参考形態の歩行者衝突検出装置1によれば、チャンバ部材10とバンパーアブソーバ13との間に隙間130が設けられている。そのため、車両への物体の衝突に伴ってバンパーアブソーバ13が変形しても、チャンバ部材10が、変形したバンパーアブソーバ13に挟み込まれることはない。従って、変形荷重が増大し、チャンバ部材10の変形が妨げられることもない。これにより、チャンバ100内の圧力が、車両への物体の衝突に応じて変化する。そのため、車両への歩行者の衝突を正確に判定し、検出することができる。また、歩行者の脚部への負荷荷重を低減することができる。
また、第1参考形態の歩行者衝突検出装置1によれば、チャンバ部材10の上方及び下方に隙間130が設けられている。ところで、変形したバンパーアブソーバ13による挟み込みは、チャンバ部材10の上方及び下方で発生する。従って、隙間130をチャンバ部材10の上方及び下方に設けることで、変形したバンパーアブソーバ13によるチャンバ部材10の挟み込みを確実に抑えことができる。
さらに、第1参考形態の歩行者衝突検出装置1によれば、車幅方向の全領域に渡って隙間130が設けられている。そのため、衝突位置に係わらず変形したバンパーアブソーバ13によるチャンバ部10の挟み込みを確実に抑えることができる。
なお、第1参考形態では、バンパーアブソーバ13が、金属からなる例を挙げているが、これに限られるものではない。例えば樹脂製であってもよい。
また、第1参考形態では、歩行者衝突判定部12が、圧力センサ11の検出結果に基づいて判定している例を挙げているが、これに限られるものではない。前述したように、圧力センサと車速センサの検出結果に基づいて判定するようにしてもよい。
第2参考形態
次に、第2参考形態の歩行者衝突検出装置について説明する。第2参考形態の歩行者衝突検出装置は、第1参考形態の歩行者衝突検出装置に対して、チャンバ部材の構成を変更したものである。
まず、図3を参照して歩行者衝突検出装置の構成について説明する。ここで、図3は、第2参考形態における歩行者衝突検出装置のバンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。なお、図中における前後方向及び上下方向は、車両の前後方向及び上下方向を示すものである。ここでは、第1参考形態の歩行者衝突検出装置との相違部分であるチャンバ部材の構成についてのみ説明し、共通する部分については必要とされる箇所以外説明を省略する。
図3に示すように、歩行者衝突検出装置2(衝突検出装置)は、チャンバ部材20と、圧力センサ21と、バンパーアブソーバ23とを備えている。
チャンバ部材20は、例えば樹脂からなる断面略ロの字状の長尺袋状の部材である。チャンバ部材20は、車幅方向に延在するバンパーリインホースメント24の前面に固定されている。
バンパーアブソーバ23は、金属からなる断面略コの字状の長尺板状の部材である。バンパーアブソーバ23は、チャンバ部材20の外周を覆うように配置され、バンパーリインホースメント24に固定されている。チャンバ部材20の最前部の前面は、バンパーアブソーバ23の最前部の後面に当接している。バンパーアブソーバ23は、チャンバ部材20の上方及び下方にのみに、車幅方向の全領域に渡って隙間230ができるように配置されている。
次に、効果について説明する。第2参考形態の歩行者衝突検出装置2によれば、チャンバ部材20の構成のみが異なるのみであり、第1参考形態の歩行者衝突検出装置1と同様の効果を得ることができる。
なお、第2参考形態では、チャンバ部材20が断面略ロの字状の部材である例を挙げているが、これに限られるものではない。例えば、図4に示すように、チャンバ部材20'の上面の前後方向中央部を下方に、下面の前後方向中央部を上方にそれぞれ屈曲させてもよい。また、図5に示すように、チャンバ部材20"が、断面略長円環状であってもよい。チャンバ部材とバンパーアブソーバとの間に隙間を設けることができれば、どのような断面状であってもよい。
実施形態
次に、本実施形態の歩行者衝突検出装置について説明する。本実施形態の歩行者衝突検出装置は、第1参考形態の歩行者衝突検出装置に対して、チャンバ部材の前面に突起部を形成し、隙間を安定的に確保するようにしたものである。
まず、図6を参照して歩行者衝突検出装置の構成について説明する。ここで、図6は、本実施形態における歩行者衝突検出装置のバンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。なお、図中における前後方向及び上下方向は、車両の前後方向及び上下方向を示すものである。ここでは、第1参考形態の歩行者衝突検出装置との相違部分であるチャンバ部材の構成についてのみ説明し、共通する部分については必要とされる箇所以外説明を省略する。
図6に示すように、歩行者衝突検出装置3(衝突検出装置)は、チャンバ部材30と、圧力センサ31と、バンパーアブソーバ33とを備えている。
チャンバ部材30の前面、具体的には前面上端部及び下端部には、前方に突出した突起部301が形成されている。突起部301は、車幅方向に複数個形成されている。ここで、突起部301の前後方向の寸法は4mmに設定されている。
バンパーアブソーバ33は、最前部の後面が、突起部301の先端部に当接した状態で、チャンバ部材30の外周を覆うように配置され、バンパーリインホースメント34に固定されている。突起部301が、対向するバンパーアブソーバ33の最前部の後面に当接するため、チャンバ部材30の前面側の隙間330の寸法Aは、4mmに設定されることとなる。また、チャンバ部材30の上面側及び下面側の隙間330の寸法Bは、2mmになるように設定されている。
次に、効果について説明する。本実施形態の歩行者衝突検出装置3によれば、チャンバ部材30の前面側の隙間330が4mmに、上面側及び下面側の隙間330が2mmに
それぞれ設定されている。隙間330が大きいと、チャンバ300内の圧力の検出精度が低下する可能性がある。そのため、隙間330を10mm以下にすることで、バンパーアブソーバ33によるチャンバ部材30の挟み込みを防止するとともに、圧力の検出精度の低下をも抑えることができる。
また、突起部301を形成することで、安定的に隙間330を確保することができる。しかも、突起部301の寸法を調整することで、隙間330の大きさを正確に確保することができる。
なお、本実施形態では、突起部301が、チャンバ部材30に、車幅方向に複数個形成されている例を挙げているが、これに限られるものではない。突起部は、バンパーアブソーバに設けてもよい。また、車幅方向に連続的に設けてもよい。
第3参考形態
次に、第3参考形態の歩行者衝突検出装置について説明する。第3参考形態の歩行者衝突検出装置は、第1参考形態の歩行者衝突検出装置に対して、チャンバ部材とバンパーアブソーバとの間に緩衝部材を配置し、隙間を安定的に確保するようにしたものである。
まず、図7を参照して歩行者衝突検出装置の構成について説明する。ここで、図7、第3参考形態における歩行者衝突検出装置のバンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。なお、図中における前後方向及び上下方向は、車両の前後方向及び上下方向を示すものである。ここでは、第1参考形態の歩行者衝突検出装置との相違部分である緩衝部材についてのみ説明し、共通する部分については必要とされる箇所以外説明を省略する。
図7に示すように、歩行者衝突検出装置4(衝突検出装置)は、チャンバ部材40と、圧力センサ41と、バンパーアブソーバ43とを備えている。
チャンバ部材40の前面、上面及び下面には、板状の緩衝部材401が配置されている。緩衝部材401は、車幅方向に複数個配置されている。ここで、緩衝部材401は、バンパーアブソーバ43より剛性が低くなるように設定されている。また、厚さは3mmに設定されている。
バンパーアブソーバ43は、内周面が、緩衝部材401に当接した状態で、チャンバ部材40の外周を覆うように配置され、バンパーリインホースメント44に固定されている。緩衝部材401が、バンパーアブソーバ43の内周面に当接するため、隙間430の寸法は、3mmに設定されることとなる。
次に、効果について説明する。第3参考形態の歩行者衝突検出装置4によれば、隙間430が3mmに設定されている。そのため、本実施形態の歩行者衝突検出装置3と同様に、バンパーアブソーバ43によるチャンバ部材40の挟み込みを防止するとともに、圧力の検出精度の低下をも抑えることができる。
また、緩衝部材401を配置することで、安定的に隙間430を確保することができる。しかも、緩衝部材401の厚さを調整することで、隙間430の大きさを正確に確保することができる。
さらに、緩衝部材401の剛性がバンパーアブソーバ43より低く設定されているため、バンパーアブソーバ43が緩衝部材401を挟み込んだとしても、チャンバ部材40に影響を与えることもない。
なお、第3参考形態では、緩衝部材401が、チャンバ部材40に、車幅方向に複数個形成されている例を挙げているが、これに限られるものではない。車幅方向に連続的に設けてもよい。
また、本実施形態、第1〜第3参考形態では、歩行者衝突検出装置1〜4を車両前方のバンパーに設置した例を挙げているが、これに限られるものではない。当然ながら、車両後方のバンパーに設置してもよい。この場合においても同様の効果を得ることができる。
第1参考形態における歩行者衝突検出装置の構成図である。 バンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。 第2参考形態における歩行者衝突検出装置のバンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。 第2参考形態の変形形態におけるバンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。 第2参考形態の別の変形形態における歩行者衝突検出装置のバンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。 実施形態における歩行者衝突検出装置のバンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。 第3参考形態における歩行者衝突検出装置のバンパーリインホースメント、チャンバ部材及びバンパーアブソーバの断面図である。
符号の説明
1〜4・・・歩行者衝突検出装置(衝突検出装置)、10、20、20’、20”、30、40・・・チャンバ部材、100、200、300、400・・・チャンバ、301・・・突起部、401・・・緩衝部材、11、21、31、41・・・圧力センサ、12、22・・・歩行者衝突判定部、13、23、33、43・・・バンパーアブソーバ、130、230、330、430・・・隙間、14、24、34、44・・・バンパーリインホースメント、15、16・・・サイドメンバー、17・・・バンパーカバー

Claims (3)

  1. 空間を形成するチャンバ部材と、前記空間内の圧力を検出する圧力センサと、前記チャンバ部材の外周を覆うように配設され、車両への物体の衝突に伴って発生する衝撃を吸収するバンパーアブソーバとを備え、前記圧力センサの検出結果に基づいて車両への物体の衝突を検出する衝突検出装置において、
    前記バンパーアブソーバと対向する前記チャンバ部材の表面及び前記チャンバ部材と対向する前記バンパーアブソーバの表面の少なくともいずれかに形成された突起部が、対向する前記バンパーアブソーバの表面又は前記チャンバ部材の表面に当接することによって、前記チャンバ部材と前記バンパーアブソーバとの間であって、前記チャンバ部材の前面側、上面側及び下面側の少なくともいずれかに、10mm以下の所定の隙間が設けられていることを特徴とする衝突検出装置。
  2. 前記隙間は、車幅方向の全領域に渡って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の衝突検出装置。
  3. 前記圧力センサの検出結果に基づいて衝突した対象物が歩行者であるか否かを判定する判定手段を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の衝突検出装置。
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