JP4338579B2 - タイヤパンク応急修理装置に用いるシーリング剤ユニット - Google Patents

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本発明は、パンクしたタイヤにパンクシーリング剤と高圧空気とを順次注入してパンクを応急的に修理するタイヤパンク応急修理装置に用いるシーリング剤ユニットに関する。
タイヤパンク応急修理装置として、パンクしたタイヤにパンクシーリング剤と高圧空気とを順次注入してポンプアップし、その後、この状態でタイヤを走行させることにより、パンクシーリング剤がタイヤ内腔面を全周に亘って被覆しパンク穴を応急的にシールするものが特許文献1などに提案されている。
特開2000−108215号公報
この装置では、図6(A)に示すように、パンクシーリング剤aを収容した容器bと、高圧空気源であるコンプレッサcと、前記容器bに取付けられるシーリング剤取出し用のユニットuとが使用される。そして、コンプレッサcからの高圧空気を、前記ユニットuに設ける空気流路u1から前記容器b内に送り込むことにより、パンクシーリング剤aを容器bから取り出しかつシーリング剤流路u2を経てタイヤtに送給するとともに、引き続いて高圧空気が送給されることによりタイヤのポンプアップが行われる。
しかしこの装置では、図6(B)に示すように、未使用時には、前記容器bは、その開口部b1が破通容易なシール膜b2によって密封された状態で車載保管されており、パンクが発生したとき、作業者によって、前記ユニットuが容器bに取付けられる。従って、パンク修理現場での装置の組立作業工数が増し、その取扱い性に劣る傾向がある。又前記ユニットuの取付け途中において、このユニットuに設ける例えば突出部u3が前記シール膜b2を破通することにより、流路u1、u2と、容器b内部との導通が達成されるが、破通時にはまだユニットuと容器bとが密に連結されていない。そのため、作業者が不慣れな場合には、取付け作業時にパンクシーリング剤aがこぼれて手や周囲を汚損する恐れを招く。又ユニットuの取付け後かつコンプレッサc及びタイヤtへの配管が完了するまでの間に、導通された流路u1、u2からパンクシーリング剤aが流出する恐れを招く。
そこで本発明者は、以下の如き構造を採用することを提案した。即ち、図5に略示するように、販売時などにおいて流路u1、u2をキャップeで閉じたユニットuを、容器bに取付けておき、この状態で車載保管させる。そしてパンク修理の際には、この状態のユニットuに配管を施し、コンプレッサcを作動させる。このとき前記キャップeが、高圧空気による空気流路u1の圧力上昇によって自動的に外れる構造とし、前記流路u1、u2を開放させて前記容器bと導通させるというものである。
しかし、かかる構造を採用するには、コンプレッサcによる空気圧によってキャップeが容易に外れることが必要であるが、嵌着力が弱すぎるとシール性が減じる結果、車載保管中の温度上昇や振動などに起因して、キャップeとユニットuとの嵌着部からパンクシーリング剤aが液漏れして凝固し、逆にキャップeが外れなくなるという問題を招く。又タイヤtと配管した際、タイヤ内の残圧によってキャップeが外れてしまい、パンクシーリング剤aがコンプレッサcに逆流するのを防止することも安全性の観点から重要であるなど、解決すべき新たな問題も発生する。
そこで本発明は、キャップの使用によって、パンク修理現場におけるユニットと容器との取付作業を排除でき、その取扱い性を高めるとともに、コンプレッサからの高圧空気により、前記キャップを容易にかつ確実に取り外ししうる一方、タイヤ内の残圧によるキャップの外れを防止しうるタイヤパンク応急修理装置に用いるシーリング剤ユニットを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、パンクシーリング剤を収容したシーリング剤容器を取付けるとともに、コンプレッサからの高圧空気を前記シーリング剤容器に送り込む空気流路と、高圧空気の送り込みにより取出された前記パンクシーリング剤をタイヤに送給するシーリング剤流路とを有するユニット本体、及び前記空気流路とシーリング剤流路とを閉じるキャップを具え、
しかも前記ユニット本体は、シーリング剤容器のシーリング剤取出し用の容器首部を挿入して固定する取付け凹部と、この取付け凹部の底面から立上がり前記キャップが弾性的に嵌着されるキャップ取付部分を設けたボス部とを有し、
かつ該ボス部の前記キャップ取付部分よりも内側位置に、前記空気流路の一端の空気取入れ口と、前記シーリング剤流路の一端のシーリング剤流出口とを開口させるとともに、 前記シーリング剤流出口の流出口内径dと、キャップ取付部分の直径Dとの径比D/dを2以上とし、
しかも前記キャップは、前記ボス部をキャップ取付部分内で覆う基体部に、前記シーリング剤流出口をシール効果を有して閉じる栓体を具えることを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記キャップは、前記空気流路の空気圧力が200〜300kPaの範囲となることにより前記キャップ取付部分から外れる強さで該キャップ取付部分に弾性的に嵌着され、しかも栓体に作用するシーリング剤流路の圧力が800kPaよりも小では外れないことを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記キャップ取付部分の直径Dは10〜40mm、前記シーリング剤流出口の流出口内径dを0.5〜5.0mmであることを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記キャップ取付部分は、前記ボス部の外周面に形成され、かつ前記シーリング剤流路は、前記ボス部の中央で立ち上がりかつ先端が前記シーリング剤流出口をなす筒部を含むとともに、前記空気取入れ口は、前記筒部の外方で開口することを特徴としている。
又請求項5の発明では、前記キャップは、合成樹脂からなることを特徴としている。
本発明は叙上の如く構成しているため、パンク修理現場におけるシーリング剤ユニットとシーリング剤容器との取付作業を排除でき、その取扱い性を高めるとともに、コンプレッサからの高圧空気により、前記キャップを容易にかつ確実に取り外ししうる一方、タイヤ内の残圧によるキャップの外れを防止できる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。
図1は、本発明のタイヤパンク応急修理装置に用いるシーリング剤ユニットの使用状態の一例を示す線図、図2はその主要部を拡大して示す断面図である。
図1において、シーリング剤ユニット1は、シーリング剤容器2を取付けうるユニット本体3、及びこのユニット本体3に設ける空気流路4とシーリング剤流路5とを気密に閉じるキャップ6から構成される。そして、このシーリング剤ユニット1は、前記シーリング剤容器2を取り付けた状態で車載保管されるとともに、パンク修理時には修理現場において、ホース7によるコンプレッサc及びタイヤtとの配管作業のみが行われる。
なお前記シーリング剤容器2は、パンクシーリング剤aを収容したボトル状の耐圧容器であって、その容器首部2Aの先端には、シーリング剤取出し用の取出し口2A1が開口している。
次に、前記ユニット本体3は、図2に示すように、例えば円柱状等の柱状胴部12を具え、この柱状胴部12に、前記容器首部2Aを挿入して固定する取付け凹部10と、前記キャップ6を弾性的に嵌着するキャップ取付部分11Aを設けたボス部11とを一体に形成している。
本例では、前記柱状胴部12は、一端側(図では上端側)を大径とした段付き柱状をなし、大径側の端面(図では上端面)に、前記取付け凹部10を凹設している。この取付け凹部10の内壁には、前記容器首部2Aを螺着によって固定するための内ネジを形成している。又前記取付け凹部10の底面10Sと容器首部2Aとの間にはパッキン材21が介在し、前記取出し口2A1をシール効果を有して気密に閉止している。
又前記ボス部11は、前記底面10Sから立ち上がる例えば円柱状の突起であり、本例では、その外周で前記キャップ6を弾性的に嵌着する。従って、このボス部11の外周面により前記キャップ取付部分11Aを形成している。なお前記嵌着をより確実化するため、本例では、前記ボス部11の外周面に、断面半円状をなし周方向にのびる溝状或いはリブ状(本例では溝状)の係止部13を設けている。
又前記ユニット本体3には、コンプレッサcからの高圧空気を前記シーリング剤容器2に送り込む空気流路4と、高圧空気の送り込みにより取出されるパンクシーリング剤aをタイヤtに送給するシーリング剤流路5とが形成される。
なおシーリング剤流路5は、パンクシーリング剤aの送給後は、コンプレッサcからシーリング剤容器2をへた高圧空気をタイヤtに送り込む空気流路8として機能する。
ここで、前記空気流路4の一端の空気取入れ口4A、及びシーリング剤流路5の一端のシーリング剤流出口5Aは、何れも前記ボス部11の上端面かつ前記キャップ取付部分11Aよりも内側位置で開口しており、本例では、前記シーリング剤流出口5Aが、前記ボス部11の中央で立ち上がる筒部14先端の中心口として形成されるものを例示している。又前記空気取入れ口4Aは、前記筒部14よりも外側かつキャップ取付部分11Aよりも内側に設けられ、本例では、筒部14の周囲を囲むリング状をなす場合を例示しているが、空気流路4をそのまま開口させた丸穴状等の小口であっても良い。
又空気流路4は、前記空気取入れ口4Aから柱状胴部12を通って下方にのび、その小径側の胴部12Aの周面に設けたホース接続部15の接続口4Bに連通している。又シーリング剤流路5は、前記シーリング剤流出口5Aから前記柱状胴部12を通って下方にのび、その小径側の胴部12Aの周面に設けたホース接続部16の接続口5Bに連通している。なおホース接続部15、16は、大径側の胴部12Bの周面よりも内側で終端することが、車載保管をコンパクトに行う上で好ましい。
次に、前記キャップ6は、弾性変形可能な合成樹脂材からなり、前記キャップ取付部分11Aに弾性的に嵌着される断面コ字状の有底の基体部17を具える。そしてこの基体部17が、嵌着時、前記ボス部11をキャップ取付部分11Aの内側で覆うことにより、前記空気流路4とシーリング剤流路5とを閉止しうる。又前記基体部17には、その底面17Sから突出し前記シーリング剤流出口5Aをシール効果を有して閉じる突起状の栓体19を形成している。なお前記基体部17の内周には、本例では、前記係止部13と係合して嵌着を確実化する係合部18を設けている。
このように本実施形態のシーリング剤ユニット1は構成しているため、予めシーリング剤ユニット1とシーリング剤容器2とを取り付けた状態で車載保管した場合にも、キャップ6が空気流路4とシーリング剤流路5とを閉止しているため、パンクシーリング剤aが洩れることなくシーリング剤容器2内に収容しておくことができる。従って、従来の如き、パンク修理現場におけるシーリング剤容器とユニットとの取付作業が不要となり、現場作業を簡略化しうるとともに、前記取付作業に伴うパンクシーリング剤aのこぼれや漏れのトラブルを排除することが可能となる。
又前記キャップ6は、配管が完了した後、パンク修理を開始する際のコンプレッサcの作動に伴って自動的に外れるため操作性を損ねることがなく、従来と同様、パンクシーリング剤a及び高圧空気のタイヤtへの順次の送給を円滑に行うことができる。
ここで、コンプレッサcからの高圧空気により空気流路4の内圧(空気圧力)P1が上昇したとき、次式(1)で求まる持上げ力F1(図3(A)に示す)がキャップ6に作用する。従って、キャップ6の嵌着力を、前記持上げ力F1よりも小に設定することにより、キャップ6をボス部11から取り外しできる。
F1=P1×π(D/2)2 −−−−(1)
πは円周率、Dはキャップ取付部分11Aの直径である。
このとき、本実施形態では前記直径Dを比較的大きく確保しうるため、前記嵌着力も大きい値に設定できる。そのため、キャップ6とボス部11との間のシール性を充分に高めることが可能となり、車載保管中の温度上昇や振動などに起因したパンクシーリング剤aの液漏れを防止することができる。
又前記シーリング剤ユニット1では、キャップ6に、シーリング剤流出口5Aを閉じる栓体19を設けている。ここで、タイヤ内に残圧P2が残っていた場合、タイヤtと配管した際にキャップ6に作用する持上げ力F2(図3(B)に示す)は、次式(2)に示されるが、少なくともシーリング剤流出口5Aの内径dは、キャップ取付部分11Aの直径Dより小である。従って、少なくとも前記持上げ力F2を持上げ力F1よりも低く抑えることができ、前記残圧P2によるキャップ6の外れを防止し、パンクシーリング剤aがコンプレッサcに逆流するのを抑制できる。
F2=P2×π(d/2)2 −−−−(2)
この逆流をより確実に抑制するため、本実施形態では、前記直径Dと内径dとの比D/dを2以上に設定している。なお比D/dの上限は特に規制しないが、ボトルの口径を30〜50mmぐらいに設計する観点から30以下が好ましい。ここで前記直径Dは、前記キャップ取付部分11Aが非円形である場合には、キャップ取付部分11Aが囲む面積と同面積を有する円形の直径で定義する。即ち、キャップ取付部分11Aが一辺Lの正方形の場合には、D=L×√(4/π)と定義する。同様に、内径dは、前記シーリング剤流出口5Aが非円形である場合には、シーリング剤流出口5Aの開口面積と同面積を有する円形の直径で定義する。
なお前記キャップ6では、前記内圧P1が200〜300kPaの範囲となることにより前記キャップ取付部分から外れる強さで該キャップ取付部分に弾性的に嵌着する、即ち300kPa以下では外れるが200kPa未満では外れないことが好ましい。もし200kPa未満で外れる場合には、ボス部11との間のシール性が不十分となり、車載保管中にパンクシーリング剤aが液漏れする恐れが生じる。又300kPa以下で外れない場合には、シーリング剤容器2、ユニット本体3、ホース7等の構成部材の耐圧性を不必要に高める必要が生じるなどコスト的に不利を招く。又重荷重用タイヤなど高内圧で使用されるタイヤに配管した場合にも、パンクシーリング剤aがコンプレッサcに逆流するのを防止するため、栓体19に作用するシーリング剤流路5の圧力、即ち前記残圧P2が800kPaよりも小では外れない強さでキャップ6が嵌着していることも好ましい。
又前記キャップ取付部分11Aの直径Dは、10〜40mmであることが好ましく、10mm未満では、前記持上げ力F1を充分大きく確保することができなくなる。従って、キャップ6の嵌着力を低く設定することが余儀なくされるなど、ボス部11との間のシール性が不足する傾向を招く。逆に40mmを越えると、ユニット本体3が大型化し保管スペースの無駄を招く。
又前記シーリング剤流出口5Aの内径dは、0.5〜5.0mmであることが好ましく、前記内径dが0.5mm未満では、送給時にシーリング剤流出口5Aでパンクシーリング剤aが凝固して、シーリング剤流路5を詰まらせる恐れが生じる。又5.0mmを越えると、残圧P2によって生じる持上げ力F2が大きくなってキャップ6が外れやすくなり、パンクシーリング剤aの逆流を招く恐れが生じる。このような観点から、前記直径Dは20〜30mmがより好ましく、又内径dは1〜3mmがより好ましい。
図4に、シーリング剤ユニット1の他の実施例を示す。図4において、ボス部11は、その上端面に周方向溝20を具え、この周方向溝20の外の溝壁面20Sで、キャップ6を嵌着している。即ち外の溝壁面20Sで、キャップ取付部分11Aを構成している。又前記空気流路4は、周方向溝20の溝底で開口している。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1の構造をなすシーリング剤ユニット1を、直径D(=30mm)、内径d(=1mm)、キャップ6が外れるときの内圧P1(=260kPa)の仕様にて試作し、シーリング剤容器2を取り付けた状態で、80℃のオーブンに3ヶ月間保管した。そして保管後の、キャップ6とボス部11との間におけるパンクシーリング剤aの液漏れの発生状況を確認したが、液漏れは発生しなかった。又このものを、さらに加振機を用いて、加速度3G、周波数10〜50Hzの条件で4時間振動を与えたが、パンクシーリング剤aの液漏れは発生しなかった。
又このものを、ホース7を介してコンプレッサcとタイヤtとに配管して作動させたところ、コンプレッサ圧力260kPaで、キャップ6が外れ、パンクシーリング剤a及び高圧空気を順次タイヤt内に送給することができた。
本発明のシーリング剤ユニットの使用状態の一例を示す線図である。 シーリング剤ユニットを拡大して示す断面図である。 (A)、(B)は、キャップに作用する持上げ力を説明する線図である。 シーリング剤ユニットの他の例を示す線図である。 シーリング剤ユニットの比較例を示す線図である。 (A)、(B)は、従来技術の問題点を示す線図である。
符号の説明
2 シーリング剤容器
2A 容器首部
3 ユニット本体
4 空気流路
4A 空気取入れ口
5 シーリング剤流路
5A シーリング剤流出口
6 キャップ
10 取付け凹部
10S 底面
11 ボス部
11A キャップ取付部分
14 筒部
17 基体部
19 栓体
a パンクシーリング剤
c コンプレッサ
t タイヤ

Claims (5)

  1. パンクシーリング剤を収容したシーリング剤容器を取付けるとともに、コンプレッサからの高圧空気を前記シーリング剤容器に送り込む空気流路と、高圧空気の送り込みにより取出された前記パンクシーリング剤をタイヤに送給するシーリング剤流路とを有するユニット本体、及び前記空気流路とシーリング剤流路とを閉じるキャップを具え、
    しかも前記ユニット本体は、シーリング剤容器のシーリング剤取出し用の容器首部を挿入して固定する取付け凹部と、この取付け凹部の底面から立上がり前記キャップが弾性的に嵌着されるキャップ取付部分を設けたボス部とを有し、
    かつ該ボス部の前記キャップ取付部分よりも内側位置に、前記空気流路の一端の空気取入れ口と、前記シーリング剤流路の一端のシーリング剤流出口とを開口させるとともに、 前記シーリング剤流出口の流出口内径dと、キャップ取付部分の直径Dとの径比D/dを2以上とし、
    しかも前記キャップは、前記ボス部をキャップ取付部分内で覆う基体部に、前記シーリング剤流出口をシール効果を有して閉じる栓体を具えることを特徴とする、タイヤパンク応急修理装置に用いるシーリング剤ユニット。
  2. 前記キャップは、前記空気流路の空気圧力が200〜300kPaの範囲となることにより前記キャップ取付部分から外れる強さで該キャップ取付部分に弾性的に嵌着され、しかも栓体に作用するシーリング剤流路の圧力が800kPaよりも小では外れないことを特徴とする請求項1記載のタイヤパンク応急修理装置に用いるシーリング剤ユニット。
  3. 前記キャップ取付部分の直径Dは10〜40mm、前記シーリング剤流出口の流出口内径dを0.5〜5.0mmであることを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤパンク応急修理装置に用いるシーリング剤ユニット。
  4. 前記キャップ取付部分は、前記ボス部の外周面に形成され、かつ前記シーリング剤流路は、前記ボス部の中央で立ち上がりかつ先端が前記シーリング剤流出口をなす筒部を含むとともに、前記空気取入れ口は、前記筒部の外方で開口することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のタイヤパンク応急修理装置に用いるシーリング剤ユニット。
  5. 前記キャップは、合成樹脂からなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のタイヤパンク応急修理装置に用いるシーリング剤ユニット。
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