JP4951911B2 - 画像記録装置の輸送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットヘッドを備え、その内部にインクまたは保存液を貯留した状態で輸送される画像記録装置の輸送方法に関するものである。
被記録媒体に対してインクを吐出して記録するインクジェットヘッドを備えた画像記録装置(インクジェットプリンタ等)では、インクジェットヘッドの内部に溜まった気泡や不良インク等を排出するパージ手段を備えたものがある。例えば、特許文献1では、吸引ポンプに接続された吸引用のキャップ体でノズルの開口面を被覆して、動作時に所定のタイミングで、ノズルからインクを吸引して、吐出性能の維持や回復を図っている。また、このような吸引用のキャップ体を、インクジェットヘッドが休止しているときにもノズルの開口面を被覆するように構成して、ノズルの乾燥を防ぐ乾燥防止用のキャップ体を兼用させている場合もある。
また、この他に、吸引ポンプ等には接続されていない乾燥防止用のキャップ体のみが備えられている場合や、この乾燥防止用のキャップ体が吸引用のキャップ体と並設されている場合等もある。
ところで、インクジェットヘッドを備えた画像記録装置は、ユーザが使用開始する際のインクの導入をスムーズに行うために、一般的に、工場から出荷される時には、インクジェットヘッドの内部にインクまたは保存液(インクから染料や顔料等を除いた液)を貯留した状態で梱包される。しかしながら、出荷された画像記録装置は、輸送(陸上輸送、水上輸送、航空貨物輸送等)中の環境の温度や気圧の変化によって、インクジェットヘッドの内部の空気が膨張することがあるので、その場合には、内部に貯留されたインクまたは保存液が外に漏れ出てしまう。
従って、前述した乾燥防止用あるいは吸引用のキャップ体で、輸送中もノズルの開口面を覆うようにあらかじめ構成しておいて、インクジェットヘッドの内部のインクあるいは保存液がヘッドの周辺に漏れ広がって汚染を引き起こすことを防止していた。
特開2004−255861号公報
しかしながら、前述したようなキャップ体のうち、乾燥防止用のキャップ体は、キャップ体の内側にインクが溜まった場合に、これを排出する排出口を有していないため、多量のインクが溜まると、インクがキャップ体から溢れ出て周辺の汚染を引き起こすという問題があった。
また、吸引用のキャップ体には、吸引ポンプ側へインクを排出するための排出口があらかじめ備えられているものの、この排出口が輸送中に必ずしも鉛直下方に位置しているとは限らないので、その場合には、キャップ体の内側に溜まったインクがスムーズに排出口から排出されず、乾燥防止用のキャップ体の場合と同様に、インクがキャップ体から溢れ出て周辺の汚染を引き起こす虞があった。
また、輸送時の気圧の変化で、インクジェットヘッドの内部が負圧になると、一旦ヘッドから漏れ出たインクが再びヘッドの内部に引き戻されることがある。ところが、インクジェットヘッドが複数のインク色を吐出するカラー用の場合には、キャップ体の内側で、複数のインク色が混じりあうため、インクジェットヘッドの内部に混色したインクが引き戻されることになって、ヘッドの内部に混色インクによる汚染が広がり、ユーザが記録を開始する際には、正しいインク色を吐出できないという問題もあった。
本発明は、上記課題を解消するものであり、輸送時にインクジェットヘッドの内部から漏れ出たインクが、周辺を汚染することを確実に防止できる画像記録装置の輸送方法の提供を目的とするものである。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明における画像記録装置の輸送方法は、インクを吐出する複数のノズルを有するインクジェットヘッドと、前記ノズルの開口面を被覆可能で且つ前記開口面に対して接離動するキャップ体とが装置本体に備えられた画像記録装置において、使用時において、前記装置本体の高さ寸法が、前記装置本体の左右及び奥行き寸法に対して小さい形状であり、前記キャップ体には、基部と、この基部に略直交する方向へ一体的に突出し前記複数のノズルの開口の周囲を囲むように前記開口面と密着可能な周壁部と、使用時における装置本体の水平方向の一端側において、前記キャップ体に穿設された第1の排出口とが備えられ、前記第1の排出口は、前記装置本体に配置されたインク吸収体に連通していることを特徴とする画像記録装置の装置本体を、その使用時における高さ方向が横向きとなり且つ前記装置本体の輸送時に前記キャップ体が前記ノズルの開口面を被覆した状態で前記排出口が下向きに配置され略直方体形状の梱包体に収容し輸送することを特徴とする画像記録装置の輸送方法である。
請求項2に記載の発明は、前記梱包体の側面のうち最も大きな面積を有して対向する2つの側面が鉛直方向に沿う向きとなるようにして当該梱包体を輸送することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置の輸送方法。
請求項1に記載の発明によれば、ノズルの開口面をキャップ体で覆い、前記キャップ体には、基部と、この基部に略直交する方向へ一体的に突出し前記複数のノズルの開口の周囲を囲むように前記開口面と密着可能な周壁部と、使用時における装置本体の水平方向の一端側において、前記キャップ体に穿設された第1の排出口とが備えられ、前記第1の排出口は、前記装置本体に配置されたインク吸収体に連通しているから、輸送中にインクジェットヘッドの内部に貯留しているインク(または保存液)が、温度や気圧の変動による内部の空気の膨張で、ノズルからキャップ体の内側に漏れ出しても、そのインクは、排出口から速やかに排出され、インク吸収体に吸収されて保持される。すなわち、ノズルから多量のインクが漏れ出ても、これがキャップ体から溢れることはないので、ヘッドの周囲のインクによる汚染を防止することができる。
また、インクジェットヘッドが複数のインクを吐出するカラー用の場合には、漏れた複数のインク色がキャップ体の内側で混じり合うことになるが、この混色したインクも排出口から排出されてキャップ体の内側に溜まらないから、気圧等の変化があっても、混色したインクがヘッドの内部に戻ってこれを汚染する心配がない。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図7は、本発明の第1実施形態について示したものである。
図1に示すように、実施形態の画像記録装置では、その装置本体100(図7(a)参照)の内部に設けられた記録部1に、インクジェットヘッド(以降、記録ヘッドユニットと記載する)4が搭載され、被記録媒体である用紙にインクを吐出させて記録するように構成されている。画像記録装置は、例えば、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能等を備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であって、記録ヘッドユニット4はそのプリンタ機能であるインクジェットプリンタに搭載されている。
前記記録部1は、Y方向(用紙搬送方向と直交する方向、主走査方向)に延びる横長の板状のガイドレール2、3に摺動可能に跨って往復移動するキャリッジを構成する記録ヘッドユニット4と、記録ヘッドユニット4を往復移動させるためにX方向(用紙搬送方向、副走査方向)の下流側(図1の矢印A方向)に配置されたガイドレール3の上面にそれと平行状に配置されたタイミングベルト8と、そのタイミングベルト8を駆動するCR(キャリッジ)モータ6等を備えている。
搬送される用紙の幅(記録領域)よりも外側となる一方端側(図1における右側)には、メンテナンスユニット5が配置されており、このメンテナンスユニット5の位置が、記録ヘッドユニット4の待機位置になっている。メンテナンスユニット5には、記録ヘッドユニット4のノズルの開口面22eに対して接離動可能なキャップ体7(図5(a)及び図5(b)参照)が備えられ、この他に、ノズルの開口面22eを払拭クリーニングするワイパ部材(図示せず)が備えられる場合もある。そして、記録ヘッドユニット4は、休止するときにメンテナンスユニット5の位置に移動して、ノズル22の乾燥を防止するために、ノズルの開口面22eがキャップ体7で覆われる。
記録ヘッドユニット4は、図2及び図3に示すように、略箱状の本体部20aとこの本体部20aから用紙搬送方向下流側(図1の矢印A方向)に突出する連結支持片20bとを備えるヘッドホルダ20と、そのヘッドホルダ20の底板20cの下面側に固定されたインクジェット式の記録ヘッド21と、前記底板20cの上側に固定されたダンパー装置10及び排気弁手段11とを備えている。
ダンパー装置10には、用紙搬送下流側(図1の矢印A方向)に略水平に延び且つ前記連結支持片20bに重ねられて支持される連結片13が設けられており、インク供給管(インクチューブ)14の先端部が接続できるようになっている。この画像記録装置には、フルカラー記録のためのインク供給源として、イエローインク(Y)、マゼンタインク(M)、シアンインク(C)、ブラックインク(BK)の個別のインクタンク(図示せず)が、本体フレーム内に静置されており、インク供給管14の基端部が各インクタンクに接続され、先端部がジョイント部材45を介して、ダンパー装置10の供給管接続口47に接続される。この実施形態では、インク色が4色であるため、インク供給管14は4本であるが、インク色の種類及びインク供給管の数等は、これに限定するものではない。
記録ヘッド21にはその下面側に開口を有するようにノズル22が設けられており、記録ヘッドユニット4には、供給管接続口47からノズル22に連通するインク流通路が形成されている。そして、この記録ヘッドユニット4のインク流通路の中途に前記ダンパー装置10が設けられており、空気によるダンピング効果を利用して、インク供給管14の慣性力等でインクに加わる圧力変動を吸収するように構成している。ダンパー装置10と排気弁手段11の上面、及びダンパー装置10の連結片13の上面は、それぞれ蓋カバー体12、13aで覆われるようになっている(図1参照)。
前記記録ヘッド21の下面に多数設けられたノズル22は、図4(記録ヘッド21を下面からみた図)において左側からブラックインク(BK)用の2列のノズル列22a、22aと、シアンインク(C)用の1列のノズル列22bと、イエローインク(Y)用の1列のノズル列22cと、マゼンタインク(M)用の1列のノズル列22dとが配置(合計5列)されている。各ノズル列は、キャリッジの移動方向(Y方向、主走査方向)と直交する方向に長く形成され、被記録媒体である用紙の上面に対向している。このように、記録ヘッド21の下面は、多数のノズル22が設けられてノズルの開口面22eとなっている。
前記記録ヘッド21は、特開2002−67312号公報、特開2001−219560号公報などで公知のものと同様に、上面の一側に各インク色毎のインク供給口81を有し、そのインク供給口81から延びる各インク供給チャンネル(マニホールド)を介してそれぞれ多数の圧力室にインクが分配され、各圧力室に対応する圧電素子などのアクチュエータ23の駆動によりノズル22からインクを吐出させるものである。図3に示すように、アクチュエータ23の上面には、そのアクチュエータ23に電圧を印加するフレキシブルフラットケーブル24が固定されている。記録ヘッド21はヘッドホルダ20の底板20cの下面側に取り付けられるが、記録ヘッド21と底板20cとの間には、取り付け時の記録ヘッド21の撓みを防ぐために、補強フレーム83を介在させている。そして、ダンパー装置10のヘッド接続口41(後述する)は底板20cの開口に挿入され、インク供給口81とダンパー装置10のヘッド接続口41とは、補強フレーム83に設けた開口を介し、ゴムパッキン等のシール材82を挟んで連通している。また、記録ヘッド21のノズル面(下面)側には、ノズル面の段差解消用にコの字型のフロントフレーム84も取り付けられる。
次にメンテナンスユニット5の詳細について説明する。メンテナンスユニット5には、図5(a)に示すように、前述したキャップ体7が上面側(ノズルの開口面22e側)に取り付けられた移動支持枠15と、この移動支持枠15の下方に固定支持枠17とが設けられ、移動支持枠15を固定支持枠17に対して上下動させることにより、キャップ体7をノズルの開口面22eに対して接離動させるようにしている。キャップ体7と移動支持枠15との間には、キャップ体7を開口面22e側に付勢するバネ状の弾性部材16が介在している。また、移動支持枠15には、記録領域側とは反対側(遠い側)となる側壁15aが記録ヘッドユニット4側(上方)に高く突設され、記録ヘッドユニット4がメンテナンスユニット5の位置に移動したときに、記録ヘッドユニット4の移動方向の先端となる側の端面と側壁15aとが当接するように形成されている。
移動支持枠15の下面と固定支持枠17との間には、平行リンク等の屈伸可能な上下可動連結手段18が設けられるとともに、移動支持枠15の記録領域側の側壁の下端15bと固定支持枠17の記録領域側の側壁17bとの間には、バネ状の弾性部材19が配置されている。この弾性部材19は、移動支持枠15を側壁17bに近接させるように付勢されている。固定支持枠17には、弾性部材19および上下可動連結手段18によって移動支持枠15が必要以上に下降しないように、移動支持枠15の底側の一部を当接させて降下を規制するストッパー部17aが設けられている。
移動支持枠15とキャップ体7との間には、キャップ体7が弾性部材16によって必要以上にノズルの開口面22eを押圧しないように、キャップ体7の上昇を規制するストッパー部15cが設けられている(図6(b)参照)。ここでは、ストッパー部15cは、移動支持枠15側に設けた穴15dにキャップ体7側に設けた突片15eを当接させてキャップ体7の上昇を規制している。
メンテナンスユニット5では、記録ヘッドユニット4がメンテナンスユニット5に移動するときに、記録ヘッドユニット4の先端が移動支持枠15の側壁15aに当接すると、図5(b)に示すように、上下可動連結手段18が延伸して移動支持枠15が上昇し、キャップ体7はノズルの開口面22eに当接するとともに、記録ヘッドユニット4のさらなる移動が、前記側壁15aによって阻止される。そして、キャップ体7は、弾性部材16によって開口面22eに密着してこれを被覆する。このとき、弾性部材19は付勢力に抗して引き伸ばされている。
逆に、記録ヘッドユニット4が、メンテナンスユニット5を離れて記録領域側へ移動するときには、記録ヘッドユニット4と側壁15aとが離隔することで、弾性部材19の復元力が作用し、可動連結手段17が屈曲して縮みながら移動支持枠15が下降させられ、移動支持枠15はストッパー部17aと当接する位置まで下降する。これにより、キャップ体7がノズルの開口面22eから離隔する。
キャップ体7は、図6(a)及び図6(b)に示すように、ノズルの開口面22eと略平行な基部7aと、この基部7aに直交する方向に一体的に突出する周壁部7bとが備えられており、周壁部7bは、すべてのノズル22(5列)の周囲を囲む平面視ロの字状に形成されている。このキャップ体7には、装置本体100の輸送時に鉛直下方となる部位に排出口が穿設されるが、この実施形態では、装置本体100は、図7(a)に示すように、略直方体形状の梱包体101に、動作時(使用時)に前面となる面を上面に配置する縦置き(図1にて用紙搬送下流側となる矢印A方向が上向きになる)にして収容されるように構成されている。従って、装置本体100の輸送時には、図7(b)に示すように、キャップ体7の基部7aが垂直方向に沿う向きとなるから、前記排出口は、前記キャップ体7の周壁部7bにおいて輸送時に鉛直下方となる部位に、第1の排出口90として穿設されている。
この第1の排出口90は、図6(b)に示すように、第1の排出管91を介してインク吸収体92に連通するようになっている。このインク吸収体92は、例えば、多孔性発泡樹脂、フエルト材、スポンジ材等のインク吸収性を有する素材からなり、インクが漏れ出ないように容器93等に収容されて装置本体100に配置されている。
このように構成された画像形成装置の装置本体100は、出荷時には、記録ヘッドユニット4に4色のインクがそれぞれのインク流路に独立して充填され、且つ記録ヘッドユニット4のノズルの開口面22eがキャップ体7で覆われた状態で、縦置きにされて梱包体101に収容される(図7(a)参照)。輸送中の環境の温度や気圧の変化によって、内部の空気が膨張すると、インクがノズル22から漏れ出ることになるが、キャップ体7の周壁部7bにおける鉛直下方となる側には、あらかじめ第1の排出口90が設けられているので、図7(b)に示すように、キャップ体7の内側に漏れ出たインクは、速やかに第1の排出口90から流れ出て、インク吸収体92に吸収されてそこで保持される。そのため、ノズル22から漏れ出るインクの量が多くなっても、キャップ体7の外にインクが溢れることはないので、インクによるヘッド周辺の汚染を防止できる。また、キャップ体7の内側にインクが溜まらないので、気圧の変化で記録ヘッドユニット4の内部が負圧になっても、記録ヘッドユニット4の内部へインクが戻らず、本実施形態のようにカラー用の記録ヘッドユニット4の場合に、混色したインクで、ヘッドの内部が汚染される心配もない。
また、輸送中には、温度や気圧の変化の他に湿度の変化にも注意が必要であり、インクを記録ヘッドユニット4に充填してある場合には、ノズルの乾燥やインクの増粘が心配される。これに対しては、排出されるインクの保持力を損なわない程度に、予めインクや保存液をインク吸収体92に含ませておいてもよい。
ユーザによる画像記録装置の使用に伴って、梱包体101から取り出された装置本体100が動作時の正しい向き(主走査方向Y方向と副走査方向X方向がいずれも略水平方向に沿う向き)に合わせて設置されると、キャップ体7はその基部7aが水平方向に沿う向きとなる。記録ヘッドユニット4の動作時には、キャップ体7はノズルの開口面22に対して離隔している(図5(a)参照)が、記録ヘッドユニット4がメンテナンスユニット5に移動して休止する際には、キャップ体7がノズルの開口面22eを覆うように上昇し(図5(b)参照)、ノズルの乾燥を防止する。記録ヘッドユニット4の動作時も、キャップ体7の第1の排出口90は、インク吸収体92に連通したままとなっているが、インク吸収体92はインクを吸収、保持した状態であるから、ノズル22を覆うキャップ体7に第1の排出口90が開いていても、ノズル22を乾燥させる配はない。もちろん、輸送中に使用した第1の排出口90を、動作時には閉じる機構を付加してもよい。
なお、本実施形態では、上述したように装置本体100をあえて使用時の向きとは異なる縦置きにして梱包している。これは、装置本体100が略直方体形状であって、これを梱包する梱包体101も略直方体形状となり、その側面の面積に大小が生じるので、面積の大きな側面を宣伝に利用することを図ったものである。すなわち、図7(a)に示すように梱包することで、梱包体101のおいて最も大きな面積を有する側面101aが、外部から視認され易い垂直方向に沿って設置されるから、この側面101aを利用して商品の説明等の広告を表示しておくと、輸送するときや梱包状態で展示するとき等に、宣伝効果が大きく高められるのである。
次に、本発明の第2実施形態について、図8及び図9を用いて説明する。
第1実施形態のキャップ体7は、ノズル22に対する乾燥防止を目的として備えられたものであったが、この第2実施形態のキャップ体107は、ノズル22に対する乾燥防止と吸引処理を目的として備えられたものである。この第2実施形態は第1実施形態の応用であるため、同様の構成には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
第2実施形態のキャップ体107は、第1実施形態と同様に、基部7aと周壁部7bとが一体的に設けられており、輸送中に鉛直下方となる位置の周壁部7bに、第1の排出口90が穿設されていることに加えて、基部7aに、吸引手段(図9参照)9に連通する第2の排出口93が穿設されている。吸引手段9は、吸引ポンプ(図示せず)を備え、第2の排出口93に第2の排出管94及び切換手段95を介して接続されており、画像記録装置の動作中に所定のタイミングで、ノズル22から不良インク(増粘インクや固化インク等)や気泡等を吸引する回復作業をする際に使用される。
この実施形態では、図9に示すように、第2の排出管94に、前記第1の排出口90に接続されている第1の排出管91が合流し、これらの合流点93aと吸引手段9との間に前記切換手段95が設けられている。切換手段95は、図示しない制御装置によって制御されている弁ユニットであり、第1排出管91と合流した第2の排出管94を、インク吸収体92または吸引手段9のいずれかに選択的に連通させるように構成されている。
このように構成された第2実施形態の画像形成装置も、第1実施形態と同様に、輸送時には、装置本体100を縦置きにする梱包体101(図7(a)参照)に梱包され、キャップ体107の第1の排出口90が鉛直下方に位置する。この輸送時には、第1排出管91が合流した第2の排出管94と、インク吸収体92とが連通するように切換手段95が設定されている。
従って、輸送中は、キャップ体107の内側に漏れ出たインクは、第1の排出口90からスムーズに流れ出て、合流点93aを通って第2の排出管94に流れ込み、切換手段95を介してインク吸収体92に吸収される。もちろん、第2の排出口93もインク吸収体92に連通しているので、第2の排出口93を通ってインクが流れ出る場合もある。この実施形態では、図8に示すように、第2の排出口93は、基部7aの略中央に穿設されているが、梱包体101が輸送中に振動したり揺れたりしたときに、インクの排出を容易にするために、第1の排出口90の近傍に設けてもよい。
ユーザによる画像記録装置の使用に伴って、梱包体101から取り出された装置本体100が、正しい向き(主走査方向Y方向と副走査方向X方向がいずれも略水平方向に沿う向き)に合わせて設置されると、キャップ体107はその基部7aが水平方向に沿う向きとなるため、第2の排出口93がノズルの開口面22eと対向し且つ鉛直下方に位置することになる。このとき、第1排出管91が合流した第2の排出管94と、吸引手段9とが連通するように切換手段95が設定されている。
従って、画像記録装置はその動作中の所定のタイミングで、記録ヘッドユニット4がメンテナンスユニット5に移動すると、第1実施形態と同様の機構で、キャップ体107が上昇してノズルの開口面22eを被覆する(図5(b)参照)。そして、吸引手段9によって不良インクや気泡等がノズル22から吸引される等の回復動作が行われる。また、必要に応じて、動作中に、キャップ体107をインク吸収体92に連通させるように切換手段95を切り換える場合もある。
なお、この第2の実施形態では、第1の排出管91を第2の排出管94に合流させて切換手段95に接続するように構成しているが、この構成に限定するものではなく、例えば、第1の排出管91及び第2の排出管94をそれぞれ個別に切換手段95に接続し、インク吸収体92と吸引ポンプ9への連通を独立して行うように構成してもよい。
また、前記第1及び第2の実施形態では、全部のノズル22を1つのキャップ体7(107)で一括して被覆するように周壁部7bが形成されていたが、例えば、ブラックインク用のノズルと、他の3色のカラーインク用のノズルとを分けて被覆するように、キャップ体7(107)が区画(あるいは分割)されている場合には、各区画毎に第1及び第2の排出口をそれぞれ設けておくことが望ましい。
次に、前述したダンパー装置10の構成の一例について説明する。以下に示すダンパー装置10は内部にあらかじめ所定量の空気を貯留し、空気のダンピング効果を利用して、インクの圧力変動を吸収するように構成したものであるが、この構成に限定するものではない。
ダンパー装置10(図3参照)における本体ケース25は、下ケース27の上面を、上ケース26で覆うように固定され、上ケース26の一端が外方へ延長されて、インク供給管14との接続のための前記連結片13となっている。そして、ダンパー装置10は、インク色毎に独立した複数のインク溜め室30を、主仕切り壁35、及びこれと交差する副仕切り壁36,37によって区画して備えている。実施形態では、図10に示すように、主仕切り壁35の下にブラックインク(BK)用のインク溜め室30(30a)の一部であるダンパー作用室31aが配置され、主仕切り壁35の上にブラックインク用のインク溜め室30の他の一部であるバッファ室39、シアンインク用のインク溜め室30b、イエローインク用のインク溜め室30c、及びマゼンタインク用のインク溜め室30dが配置され、全体として上下に2層状に構成されている。
下ケース27の下面には、開口部が設けられ、開口部及び下ケース27の上面からそれぞれ平行に間隔を置いた位置に前記主仕切り壁35が形成されている。そして、その下面の開口部の外周を画定する外周壁33の下端面が、ダンパー用の可撓性膜(合成樹脂製で空気及び液体非透過性のフィルム)32で封止され、その可撓性膜32と主仕切り壁35との間に、ブラックインク用のインク溜め室30aの一部であるダンパー作用室31aが扁平に形成され、可撓性膜32で封止されている面がダンパー作用面となっている。また、ダンパー作用室31aの室内に突設されたリブ54で、インクをインク流入口53aからインク流出口42へ案内している。
そして、ダンパー装置10は、図13に示すように、可撓性膜32とヘッドホルダ20の底板20cとの間に、可撓性膜32の変形のための間隙が確保されて固着されている。記録ヘッド21のインク供給口81に接続される各ヘッド接続口41a〜41dは、4つのインク供給口81に対向するように、下ケース27の下面にて下向きに開口している(図11及び図13参照)。
主仕切り壁35の上面には、図10に示すように、2個の副仕切り壁36と下ケース27の側壁とによりシアン、イエロー及びマゼンタの各インク用の3個のインク溜め室30b〜30dが形成され、各インク色毎のヘッド接続口41b〜41dに連通している(図13参照)。
一方、図10に示すように、副仕切り壁37と下ケース27の側壁との間に、ブラックインク用のインク溜め室30aの一部であるバッファ室39が平面視略三角形状に形成され、インク溜め室30aは、主仕切り壁35を境に上下に配置されたダンパー作用室31aとバッファ室39とにより構成されている。そして、バッファ室39では、ヘッド接続口41aとインク流出口42とを連通させ、また、このインク流出口42により、主仕切り壁35の上下に設けられたバッファ室39とダンパー作用室31aとを連通させている。このバッファ室39はその内部に一旦インクを溜めるとともに、インクから分離浮上した気泡を、上ケース26からなる天井面61a側に徐々に蓄積するように設けられ、天井面61aには、上ケース26を貫通する排気口56aが設けられている(図14参照)。
上ケース26には、下ケース27側へ3個のリブ38が一体的に突出し、3つの独立した領域が上下を開放させて囲み形成されており、これらの領域は、それぞれ下ケース27に形成された3つのインク溜め室30b〜30dの内側に収容される(図14参照)。このリブ38で囲まれた領域は、シアンインク、イエローインク、及びマゼンタインク用の各インク溜め室30b〜30dにおいて、インクジェットプリンタの使用開始前からあらかじめ一定量の気泡を貯留しておくダンパー作用室31b〜31dとなる。この各ダンパー作用室31b〜31dに貯留されている気泡は、リブ38の垂下によって周囲から分離されているため、後述する排気口56b〜56dから排気されることなく、そのまま一定量(リブ38の垂下長さで規定される量)が確実に貯留され続ける。また、これら3つの領域の上方開放面を共通に封止するため、1枚のダンパー用の可撓性膜(合成樹脂製で空気及び液体非透過性のフィルム)43が、これらの外周を画定する外周壁の上端面に、接着もしくは超音波溶着等により接合されている。
また、インク溜め室30b〜30dにおいては、前記ダンパー作用室31b〜31dの下流側(ヘッド接続口41b〜41dに近い側)の領域がそれぞれ、インクから分離浮上した気泡を徐々に蓄積するように設けられた気泡トラップ室60b〜60dとなっておりう、上ケース26からなるそれぞれの天井面61b〜61dには、排気口56b〜56dが貫通形成されている(図11参照)。
上ケース26の連結片13に穿設された各供給管接続口47には、各インク色毎の流路を有するジョイント部材45を介して、インク供給管14がそれぞれ接続される。上ケース26には、その下面に下向きに開放して設けられた第1凹通路48a〜48dと、第1凹通路48a〜48dの他方端にて上下面に貫通形成された第1連通孔49a〜49dと、第1連通孔49a〜49dを一方端に有し且つ上面に上向きに開放して形成された第2凹通路50a〜50dと、第2凹通路50a〜50dの他方端にて上ケース26の上下面に貫通形成された第2連通孔51a〜51dとが設けられている。
ブラックインク用では、主仕切り壁35の下面側に開口する第3連通孔52が下ケース27に貫通形成されて第2連通孔51aと連通し、第3連通孔52の開口がダンパー作用室31aへのインク流入口53aとなる。シアン、マゼンタ、イエローの各インク用では、第2連通孔51b〜51dがリブ38に一体的に設けられ、第2連通孔51b〜51dの下側の開口が、それぞれインク溜め室30b〜30dへのインク流入口53b〜53dになっている(図11参照)。
また、上ケース26には、バッファ室39及び気泡トラップ室60b〜60dに連通する排気口56a〜56dの上端が、上ケース26の上面に凹み形成された排気通路57a〜57dにそれぞれ接続されて、排気弁手段11に繋がっている。
なお、連結片13の下面に形成された第1凹通路48a〜48dは、その外周を画定する外周壁の下端に接合された1枚のフィルム材44により共通に覆われ、それぞれ流路として形成される。また、第2凹通路50a〜50d及び排気通路57a〜57dは、ダンパー用の可撓性膜43を延長した部分で共通に覆われ、それぞれ流路として形成される。
排気弁手段11は、図10(b)及び図11(a)に示すように、下ケース27の一側に一体的に設けられた収納部70に、インク色毎の4つの通路孔71が上下方向に長く且つ上下に開口して形成されている。上ケース26の側縁は、収納部70の上端を覆う位置まで延長され、排気通路57a〜57dの他端の各開口部58が各通路孔71の上端とそれぞれ個別に連通されている。各通路孔71の内部には、図示しない弁体が収納されており、この弁体が通路孔71の下端開口部を開放及び閉塞するように駆動される。キャリッジが、インクジェットプリンタにおける図示しないメンテナンスユニットの位置に移動したときには、弁体が駆動されて前記通路孔71の下端開口部が開放され、下端開口部が吸引ポンプにより吸引される。これにより、各インク溜め室30a〜30dの気泡を排気口56a〜56d及び排気通路57を通じて排気することが可能となる。
上記構成によると、ブラックインクの場合には、インク流入口53aからダンパー作用室31aに流入したインクは、これと対峙する可撓性膜32(ダンパー作用面)に直接当たり、インクの動圧を広い面積で確実に吸収(ダンピング)する。そして、ブラックインクは気泡とともに、ダンパー作用室31aの天井部から垂下したリブ54により、その流れがインク流出口42に誘導されて、インク流出口42から速やかに排出される。
インク流出口42から流出したブラックインクは気泡とともに、主仕切り壁35の上側に形成されたバッファ室39に流入する。バッファ室39では、記録ヘッド21に供給するインクを一旦溜めるとともに、インクから分離浮上した気泡をその天井面61a側に徐々に蓄積する。そして、バッファ室39の底部に設けられたヘッド接続口41aから、記録ヘッド21のブラックインク用のインク供給口81へブラックインクが供給される。
一方、シアンインク、イエローインク、マゼンタインクは、インク流入口53b〜53dからインク溜め室30b〜30dに流入する。インク溜め室30b〜30dでは、その内部における上流側に、あらかじめ一定量の気泡を貯留し且つその天井部が可撓性膜43で覆われているダンパー作用室31b〜31dが配置されているため、流入したインクの動圧を可撓性膜43と気泡とが協働して吸収(ダンピング)する。そして、このインク溜め室30b〜30dに溜まったインクから分離浮上した気泡が、気泡トラップ室60b〜60dに徐々に蓄積される。
そして、排気弁手段11が吸引ポンプに接続されると、前記バッファ室39及び気泡トラップ室60b〜60dに蓄積された気泡は、それぞれの排気口56a〜56dから、排気通路57a〜57d及び排気弁手段11を通って外部に排気される。
このように、ダンパー装置10が所定量の空気をあらかじめ貯留するエアダンパーとして構成されている場合には、特にダンパー装置10の内部の空気が、輸送中に気温や圧力の変動で膨張・収縮し易いために、インクの漏れの大きな原因となる。しかしながら、前述した第1及び第2の実施形態のキャップ体7,107は、空気の膨張で多量にインクが漏れ出してもスムーズにインク吸収体92へインクを排出できるので、このようなエアによるダンパー装置を備えた画像記録装置には、本発明は好適である。
なお、記録ヘッドユニット4では、上述したダンパー装置10のようにあらかじめ所定量の空気を貯留していなくても、記録ヘッドユニット4と、インク供給源あるいはインク供給管14との接続を外すと、記録ヘッドユニット4の内部のインク流通路には多少の空気が入り込むので、この空気が気圧の変化に伴って膨張しインクを漏出する現象が発生する。従って、本発明の記録ヘッドユニット4としては、上述のようなエアーのダンパー装置10をあらかじめ備えない形態であってもよい。
また、上記実施形態では、記録ヘッドユニット4にインクを充填して出荷する場合について説明したが、インクに換えて保存液が充填される場合に適用してもよい。
本発明の実施形態の画像記録装置の要部の斜視図である。 記録ヘッドユニットの斜視図である。 記録ヘッドユニットの分解斜視図である。 記録ヘッドユニットの下面図である。 (a)及び(b)はキャップ体の接離動の説明図である。 (a)は第1実施形態のキャップ体の平面図、(b)はキャップ体とインク吸収体との接続を示す縦断面図である。 (a)は梱包状態を示す模式図、(b)は輸送中のキャップ体を示す縦断面図である。 (a)は第2実施形態のキャップ体の縦断面図、(b)はキャップ体の平面図である。 第1及ぶ第2排出管の接続を示す模式図である。 (a)は上ケースの上方斜視図、(b)は下ケースの上方斜視図である。 (a)は下ケースの下方斜視図、(b)は上ケースの下方斜視図である。 ダンパー装置の可撓性膜43を除いた状態記録ヘッドユニットの平面図である。 図12のXIII−XIII線矢視断面図である。 図12のXIV−XIV線矢視断面図である。
符号の説明
1 記録部
4 記録ヘッドユニット
5 メンテナンスユニット
7、107 キャップ体
7a 基部
7b 周壁部
9 吸引手段
10 ダンパー装置
11 排気弁手段
15 移動支持枠
15c ストッパー部
16 弾性部材
17 固定支持枠
17a ストッパー部
18 可動連結手段
19 弾性部材
21 記録ヘッド
22 ノズル
22e 開口面
90 第1の排出口
91 第1の排出管
92 インク吸収体
93 第2の排出口
94 第2の排出管
95 切換手段
100 装置本体
101 梱包体

Claims (2)

  1. インクを吐出する複数のノズルを有するインクジェットヘッドと、前記ノズルの開口面を被覆可能で且つ前記開口面に対して接離動するキャップ体とが装置本体に備えられた画像記録装置の輸送方法であって、
    使用時において、前記装置本体の高さ寸法が、前記装置本体の左右及び奥行き寸法に対して小さい形状であり、
    前記キャップ体には、基部と、この基部に略直交する方向へ一体的に突出し前記複数のノズルの開口の周囲を囲むように前記開口面と密着可能な周壁部と、使用時における装置本体の水平方向の一端側において、前記キャップ体に穿設された第1の排出口とが備えられ、
    前記第1の排出口は、前記装置本体に配置されたインク吸収体に連通していることを特徴とする画像記録装置の装置本体を、
    その使用時における高さ方向が横向きとなり且つ前記装置本体の輸送時に前記キャップ体が前記ノズルの開口面を被覆した状態で前記排出口が下向きに配置され略直方体形状の梱包体に収容し輸送することを特徴とする画像記録装置の輸送方法。
  2. 前記梱包体の側面のうち最も大きな面積を有して対向する2つの側面が鉛直方向に沿う向きとなるようにして当該梱包体を輸送することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置の輸送方法。
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