JP4894161B2 - 共焦点顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、試料の共焦点観察を行う共焦点顕微鏡に関する。
共焦点顕微鏡では、試料の1点に照明光を集光して、その1点から発生した光の強度をセンサで測定し、試料上で測定点を2次元走査しながら同様の動作を繰り返す。このため、試料の高分解能な像強度分布を得ることができ、共焦点観察が可能となる。また、共焦点観察を効率よく行うために、例えばニッポウディスクなどを用いて、多点走査方式とすることが提案されている(例えば特許文献1を参照)。この場合、隣り合う測定点の間隔は、それぞれの測定点から発生した光がセンサ上で混じり合わないように(つまり共焦点効果が保たれるように)、ニッポウディスクのピンホール間隔に応じて設定される。
特開平9−325279号公報
しかし、上記の多点走査方式では、ニッポウディスクにおけるピンホールの開口率が低く、光源側からの光のうちピンホールを通過したわずかな光のみを照明光として試料側へ導くため、光の利用効率が低かった。
本発明の目的は、光の利用効率を向上させることができる共焦点顕微鏡を提供することにある。
本発明の共焦点顕微鏡は、試料の注目点と該注目点の近傍に位置する1つ以上の非注目点との各々に照明光を集光し、前記注目点と前記非注目点とを同時に照明する照明手段と、前記照明手段によって照明されたときに前記注目点から発生する光と前記非注目点から発生する光のうち、前記注目点と共役な受光部に入射する光を区別せずに受光し、該光の強度に応じた受光信号を出力する受光手段と、前記照明手段を制御して前記非注目点の数を変更し、その変更前後における前記受光手段から出力される前記受光信号を順に取り込む制御手段と、前記制御手段によって取り込まれた複数の前記受光信号を前記注目点から発生する光の強度および前記注目点と前記非注目点との位置関係に応じて重み付けられた各非注目点からの光の強度の和で表した条件式から、前記注目点から発生する光の強度を求め、これに応じた共焦点信号を生成する生成手段とを備えたものである。
さらに、前記生成手段は、前記共焦点信号を生成すると共に、前記条件式から前記非注目点から発生する光の強度を求め、これに応じた非共焦点信号を生成し、かつ、前記共焦点信号と前記非共焦点信号との差分信号を生成することが好ましい。
本発明の共焦点顕微鏡によれば、光の利用効率を向上させることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態の共焦点顕微鏡10は、図1に示す通り、照明系(11〜16)と、結像系(13〜17)と、光検出器18と、制御部19とで構成される。照明系(11〜16)は、光源11と、コンデンサレンズ12と、ダイクロイックミラー13と、ミラー素子14と、レンズ15,16とで構成される。結像系(13〜17)は、上記のレンズ15,16とミラー素子14とダイクロイックミラー13と、さらにレンズ17とで構成される。
ミラー素子14は、2次元配列された多数の微小ミラー4Aを有し(図2も参照)、それぞれの傾き角を高速に調整可能である(例えばDMD;Digital Micromirror Device)。光検出器18は、例えばCCDなどの撮像素子であり、2次元配列された多数の受光部8Aを有する(図2)。各々の受光部8Aは、例えば撮像素子の1つ以上の画素からなる。ミラー素子14と光検出器18は互いに共役な面に配置され、かつ、試料面20とも共役に配置されている。
図2には、ミラー素子14の各々の微小ミラー4Aに対応させて光検出器18の各々の受光部8Aを示した。さらに、微小ミラー4Aの2次元配列(受光部8Aの2次元配列)に対応させて、試料面20を多数の微小領域2Aに分割して示した。各々の微小領域2Aは、各々の微小ミラー4Aと共役であり、各々の受光部8Aとも共役である。図2では、微小領域2Aと微小ミラー4Aと受光部8Aの大きさが同じであるように示したが、実際の大きさはレンズ15〜17の焦点距離などに起因して必ずしも一致するとは限らない。
光源11からの光は、コンデンサレンズ12とダイクロイックミラー13とを経た後、ミラー素子14の多数の微小ミラー4Aを一様に照明する。多数の微小ミラー4Aのうち一部は照明用の傾き角に設定され(以下「オン状態の微小ミラー4A」)、残りは照明用の傾き角とは異なる非照明用の傾き角に設定されている(以下「オフ状態の微小ミラー4A」)。微小ミラー4Aのオン/オフの切り替えは、制御部19からの制御信号に基づいて高速に行われる。
多数の微小ミラー4Aのうちオン状態の微小ミラー4Aでは、ダイクロイックミラー13からの光を反射してレンズ15の方へ導く。そして、この光はレンズ15,16を経た後、照明光として試料面20に入射する。試料面20における照明光の入射位置は、多数の微小領域2Aのうち、ミラー素子14におけるオン状態の微小ミラー4Aと共役な微小領域2Aとなる。微小領域2Aに入射した照明光は、それぞれ、その中の1点に集光される。なお、オフ状態の微小ミラー4Aで反射した光は、試料面20に到達しない。
試料面20のうち照明光が入射した微小領域2Aでは、照明光によって蛍光物質が励起され、蛍光物質から蛍光が発生する。この蛍光は、レンズ16,15を経た後、ミラー素子14のオン状態の微小ミラー4Aに入射し、そこで反射してダイクロイックミラー13の方へ導かれ、ダイクロイックミラー13とレンズ17を介して光検出器18に入射する。光検出器18における蛍光の入射位置は、多数の受光部8Aのうち、ミラー素子14のオン状態の微小ミラー4Aと共役な受光部8Aとなる。
このように、第1実施形態の共焦点顕微鏡10では、試料面20の多数の微小領域2Aのうち、ミラー素子14のオン状態の微小ミラー4Aと共役な微小領域2Aを照明して、その微小領域2Aから発生した蛍光をオン状態の微小ミラー4Aで反射して光検出器18に導き、オン状態の微小ミラー4Aと共役な受光部8Aで検出する。このため、微小ミラー4Aのオン/オフを切り替えることによって、任意の照明パターンによる蛍光を検出することができる。
試料面20に例えば図3(a)の照明パターンを形成した場合、試料面20では、一定の間隔D1だけ離れた複数の微小領域2Aの各々で照明される。図3(a)では白抜き領域が照明された微小領域2A、ハッチング領域が照明されなかった微小領域2Aに対応する。そして、照明された微小領域2A(以下「注目点2A」)からの蛍光は、各々の注目点2Aに共役な受光部8Aで検出される。このとき、隣り合う注目点2Aの間隔D1を共焦点効果が保たれるように設定し、その注目点2Aを試料面20で2次元走査すれば、試料面20の高分解能な像強度分布を得ることができ、共焦点観察が可能となる。
以下の説明では、共焦点効果が保たれる間隔D1を、各々の微小領域2Aどうしの間隔D2の例えば2倍とする。また、その間隔D1(=D2×2)だけ離れた複数の注目点2Aの各々と、これに隣接する8個の微小領域2Aとを総じて、ユニット21(図3(b))という。各々のユニット21は、3×3配列で合計9個の微小領域2Aを含み、その中心が注目点2Aとなっている。図3(b)にはユニット21内の9個の微小領域2Aに便宜的に番号「1」〜「9」を付与した。
図3(b)の照明パターンのように、ユニット21内の「5」の注目点2Aのみが照明された場合、隣り合う注目点2Aから発生した蛍光は、各々の注目点2Aに共役な隣り合う受光部8Aにそれぞれ入射し、互いに混じり合うことはない。このため、一方の受光部8Aから出力される信号は、一方の注目点2Aから発生する蛍光の強度に応じた共焦点信号となる。また、他方の受光部8Aから出力される信号は、他方の注目点2Aから発生する蛍光の強度に応じた共焦点信号となる。
これに対し、例えば図4(a)の照明パターンのように、ユニット21内の「5」の注目点2Aだけでなく、その近傍の「1」「9」の微小領域2A(以下「非注目点2A」)も同時に照明された場合には、事情が異なる。ユニット21内の注目点2Aと非注目点2Aとの間隔は共焦点効果が保たれない狭い間隔であり、注目点2Aに共役な受光部8Aには、注目点2Aから発生した蛍光だけでなく、非注目点2Aから発生した各々の蛍光の一部(漏れ光)も入射する。
そして、注目点2Aに共役な受光部8Aでは、注目点2Aからの蛍光と非注目点2Aからの漏れ光とを区別せずに受光し、その光の強度に応じた受光信号を出力する。この場合の受光信号は、注目点2Aからの蛍光の強度に応じた共焦点信号と、非注目点2Aからの漏れ光の強度に応じた非共焦点信号との和となる。したがって、受光信号そのものを用いても、試料面20の高分解能な像強度分布を得ることはできない。
しかし、例えば図4(b)の照明パターンを用いて同様の受光信号を取り込み、図4(a)の照明パターンを用いて取り込んだ受光信号と組み合わせて所定の信号処理を行うことにより、受光信号から非共焦点信号を減算して、共焦点信号のみを抽出することができる。このため、信号処理で抽出された共焦点信号を用いることにより、試料面20の高分解能な像強度分布を得ることができる。
また、信号処理の際には、受光信号に含まれる非共焦点信号の大きさを次のように仮定する。つまり、図5の照明パターンのように、ユニット21内の「5」の注目点2A以外の全ての微小領域2A(「1」〜「4」「6」〜「9」の非注目点2A)が同時に照明された場合を想定し、このとき注目点2Aに共役な受光部8Aから出力される受光信号の大きさを“b”とする。この受光信号(大きさb)は、ユニット21内の「1」〜「4」「6」〜「9」の非注目点2Aからの漏れ光の合計強度に応じた非共焦点信号である。なお、ユニット21外からの漏れ光が混入することは無いと考えられる。
さらに、説明を簡単にするため、各々の非注目点2Aから受光信号への寄与は等しいとする。この場合、「1」〜「4」「6」〜「9」の非注目点2Aの各々に起因する非共焦点信号の大きさは互いに等しく、平均的な“(1/8)b”となる。また、図3(b)の照明パターンのようにユニット21内の「5」の注目点2Aのみが照明された場合の受光信号の大きさを“a”とする。この受光信号(大きさa)は、注目点2Aからの蛍光の強度に応じた共焦点信号に等しい。
ユニット21内の注目点2Aに起因する共焦点信号の大きさaと、各々の非注目点2Aに起因する非共焦点信号の大きさ(1/8)bとを用いる場合、図4(a)の照明パターンのように「5」の注目点2Aと「1」「9」の2個の非注目点2Aとが同時に照明されたときの受光信号の大きさS1は、次の式(1)で表すことができる。
S1=a+(1/8)b×2 …(1)
次に、図4(b)の照明パターンの場合を説明する。図4(b)の照明パターンでは、ユニット21内の「5」の注目点2Aと、その近傍の「2」「4」「6」「8」の4個の非注目点2Aとを同時に照明している。この場合、注目点2Aに共役な受光部8Aから出力される受光信号の大きさS2は、次の式(2)で表すことができる。
S2=a+(1/8)b×4 …(2)
本実施形態の共焦点顕微鏡10では、例えば、制御部19がミラー素子14を制御して、図4(a)の照明パターンを試料面20に形成したときに、ユニット21内の「5」の注目点2Aと共役な受光部8Aから出力される受光信号(大きさS1)を取り込み、その後、非注目点2Aの数を変更して(2個→4個)、図4(b)の照明パターンを試料面20に形成したときに、ユニット21内の「5」の注目点2Aと共役な受光部8Aから出力される受光信号(大きさS2)を取り込む。
このようにして、ユニット21内における注目点2A以外への照明状態(非注目点2Aの数)が異なるときの受光信号(大きさS1,S2)を順に取り込むと、制御部19では、一方の受光信号(大きさS1)と非注目点2Aの数(2個)との関係を表している上記の式(1)と、他方の受光信号(大きさS2)と非注目点2Aの数(4個)との関係を表している上記の式(2)とを連立させ、注目点2Aからの蛍光の強度に応じた共焦点信号(大きさa)を生成する。
図4(a),(b)に示す2種類の照明パターンを用いて生成した共焦点信号(大きさa)は、ユニット21内の「5」の注目点2Aに関わる信号であり、図3(b)の照明パターンによる受光信号に相当する。同様に、その他の例えば「9」の微小領域2Aを注目点2Aとし、これを中心とするユニット22を考え、図6(a),(b)に示す2種類の照明パターンを用いて「9」の注目点2Aに関わる共焦点信号(大きさa)を生成する。
残りの「1」〜「4」「6」〜「8」の微小領域2Aでも同様に、順に注目点2Aとして設定し、2種類の照明パターン(非注目点2Aの数が異なる)を用いて、各々の注目点2Aに関わる共焦点信号(大きさa)を生成する。このように注目点2Aを試料面20で2次元走査することにより、試料面20の高分解能な像強度分布を得ることができ、共焦点観察が可能となる。
また、本実施形態の共焦点顕微鏡10では、試料面20において共焦点効果が保たれる間隔D1(=D2×2)で配列された複数の注目点2Aを照明すると共に、各々の注目点2Aに対して共焦点効果が保たれない狭い間隔で配列された非注目点2Aをも同時に照明するため、従来のニッポウディスクを用いた共焦点顕微鏡10と比較して、光源11からの光の利用効率が向上する
さらに、本実施形態の共焦点顕微鏡10では、光源11からの照明光を試料面20の方へ導く光路と、試料面20からの蛍光を光検出器18の方へ導く光路とにおいて、複数の微小ミラー4Aを有するミラー素子14(図2)を兼用するため、装置の簡素化を図ることができる。
なお、ミラー素子14のオン/オフを切り替えて、注目点2Aを試料面20で2次元走査する際の手順としては、次のように簡略化することができる。図6(a)に示す試料面20の「9」の微小領域2Aを注目点2Aとして「5」「1」の微小領域2Aを非注目点2Aとするユニット22の照明パターンは、「5」の微小領域2Aを中心とするユニット21に置き換えると、図6(c)に示すようになり、図4(a)に示すユニット21の照明パターンと同じであることが分かる。
このため、図4(a)に示すユニット21の照明パターンを試料面20に形成したときに、ユニット21内の「5」「9」と共役な各々の受光部8Aから受光信号(大きさS1)を取り込むことにより、図6(a)に示すユニット22の照明パターンの形成を省略することができる。また、図4(a)の照明パターンを形成したときに、ユニット21内の「1」と共役な受光部8Aからも受光信号(大きさS1)を取り込むことが好ましい。
図4(a)の照明パターンを形成したときに、ユニット21内の照明された微小領域2A(「1」「5」「9」)に共役な各々の受光部8Aから受光信号(大きさS1)を取り込み、各々の微小領域2Aを注目点2Aとして共焦点信号(大きさa)を生成する場合に、その受光信号(大きさS1)を用いればよい。例えば「1」の微小領域2Aに共役な受光部8Aからの受光信号(大きさS1)は、「1」を注目点2Aとして共焦点信号(大きさa)を生成する場合に用いられる。
同様に、図7(a)の照明パターンのように、ユニット21内の「2」「6」「7」の微小領域2Aを照明する場合は、これらの微小領域2Aに共役な各々の受光部8Aから受光信号(大きさS1)を取り込み、「2」「6」「7」を注目点2Aとして共焦点信号(大きさa)を生成する場合に、その受光信号(大きさS1)を用いればよい。図7(b)の照明パターンの場合は、「3」「4」「8」を注目点2Aとして共焦点信号(大きさa)を生成する場合に、その受光信号(大きさS1)を用いればよい。
このように、注目点2Aに対して図中左上と図中右下の2個の微小領域2Aを非注目点2Aとする場合には、図4(a),図7(a),(b)に示す3通りの照明パターンを順に試料面20に形成するだけで、ユニット21内の全て(「1」〜「9」)の微小領域2Aに関わる受光信号(大きさS1)を効率よく取り込むことができる。
ただし、図6(b)に示す試料面20の「9」の微小領域2Aを注目点2Aとして「3」「6」「7」「8」の微小領域2Aを非注目点2Aとするユニット22の照明パターンは、「5」の微小領域2Aを中心とするユニット21に置き換えると、図6(d)に示すようになり、図4(b)に示すユニット21の照明パターンとは異なっている。このため、注目点2Aの上下左右に位置する4個の微小領域2Aを非注目点2Aとする場合は、図4(b),図6(b),図8に示す9通りの照明パターンを順に試料面20に形成することが必要となる。
なお、上記した第1実施形態では、注目点2Aの近傍に位置する8個の非注目点2Aの各々から受光信号への寄与(つまり非共焦点信号の大きさ)が等しい場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されない。注目点2Aと非注目点2Aとの位置関係に応じて重み付けを行い、非共焦点信号の大きさを異ならせる場合にも、本発明を適用できる。
例えば、「5」を注目点2Aとし、「1」〜「4」「6」〜「9」を非注目点2Aとする場合、番号「N」の非注目点2Aに起因する非共焦点信号の大きさを“KN×b”とし、係数KNの総和(=ΣKN)が“1”になるように設定すればよい。
(第2実施形態)
ここでは、非注目点2Aの数が同じで配置が異なる複数の照明パターン(図9,図10)について説明する。
図9に示す4通りの照明パターンは、何れもユニット21内の「5」の微小領域2Aを注目点2Aとし、その近傍の2個の微小領域2Aを非注目点2Aとしている。非注目点2Aの配置は各照明パターンごとに異なるが、これらの4通りの照明パターンを順に試料面20に形成することで、注目点2Aの近傍の8個の微小領域2A(「1」〜「4」「6」〜「9」)を順に1回ずつ照明することができる。
この場合、図9の各照明パターンによって「5」の注目点2Aと共役な受光部8Aから出力される受光信号(大きさS1(1)〜S1(4))を順に取り込み、これらの総和S3を最終的な受光信号として求めると、次の式(3)により表すことができる。
S3=S1(1)+S1(2)+S1(3)+S1(4)
=a×4+(1/8)b×8=4a+b …(3)
また、図10に示す6通りの照明パターンは、何れもユニット21内の「5」の微小領域2Aを注目点2Aとし、その近傍の4個の微小領域2Aを非注目点2Aとしている。非注目点2Aの配置は各照明パターンごとに異なるが、これら6通りの照明パターンを順に試料面20に形成することで、注目点2Aの近傍の8個の微小領域2A(「1」〜「4」「6」〜「9」)を順に3回ずつ照明することができる。
この場合、図10の各照明パターンによって「5」の注目点2Aと共役な受光部8Aから出力される受光信号(大きさS2(1)〜S2(6))を順に取り込み、これらの総和S4を最終的な受光信号として求めると、次の式(4)により表すことができる。
S4=S2(1)+S2(2)+S2(3)+S2(4)+S2(5)+S2(6)
=a×6+(1/8)b×24=6a+3b …(4)
第2実施形態では、ユニット21内における注目点2A以外への照明状態(非注目点2Aの数)が異なるときの受光信号(大きさS3,S4)を順に求めると、一方の受光信号(大きさS3)と非注目点2Aの数(2個)との関係を表している上記の式(3)と、他方の受光信号(大きさS4)と非注目点2Aの数(4個)との関係を表している上記の式(4)とを連立させ、注目点2Aからの蛍光の強度に応じた共焦点信号(大きさa)を生成する。
上記の式(3),(4)から分かるように、非共焦点信号の項は、共に、「5」の注目点2A以外の全ての微小領域2A(図5の「1」〜「4」「6」〜「9」の非注目点2A)からの漏れ光の合計強度に応じた非共焦点信号(大きさb)の整数倍となっている。このため、注目点2Aと非注目点2Aとの位置関係に応じて受光信号への寄与が相違する場合でも、その相違の影響を受けることなく、注目点2Aに関わる共焦点信号(大きさa)を再現性よく生成することができる。
図9,図10に示す10種類の照明パターンを用いて生成した共焦点信号(大きさa)は、ユニット21内の「5」の注目点2Aに関わる信号である。残りの「1」〜「4」「6」〜「9」の微小領域2Aでも同様に、順に注目点2Aとして設定し、10種類の照明パターン(非注目点2Aの数が異なる)を用いて、各々の注目点2Aに関わる共焦点信号(大きさa)を生成すればよい。
ただし、この場合にも、図4(a),図5(a)の照明パターンの比較を例に説明した通り、共有できる照明パターンが存在している。したがって、図9,図10に示す10種類の照明パターンの他に、図11,図12に示す13種類の照明パターンを順に形成すれば、全ての必要な照明パターンを網羅したことになる。
ユニット21内の「1」〜「9」の微小領域2Aに関わる受光信号(大きさS3)は、図9,図11に示す12通りの照明パターンを用いて効率よく求めることができる。また、「1」〜「9」の微小領域2Aに関わる受光信号(大きさS4)は、図10,図12に示す11通りの照明パターンを用いて効率よく求めることができる。
このように、第2実施形態では、非注目点2Aの数が同じで配置が異なる複数の照明パターン(図9,図10など)を用いて試料面20で注目点2Aを2次元走査するため、試料面20の高分解能な像強度分布を再現性よく得ることができる。
また、第2実施形態でも、試料面20において共焦点効果が保たれる間隔D1(=D2×2)で配列された複数の注目点2A、および、各々の注目点2Aに対して共焦点効果が保たれない狭い間隔で配列された非注目点2Aを同時に照明するため、光源11からの光の利用効率が向上する。
この場合の光の利用効率Eは、全ての照明パターン(23種類)を順に形成するために掛かる時間も考慮して平均値を求めると、次の式(5)のようになる。
E={(12/23)・[3/9]+(1/23)・[4/9]+(10/23)・[5/9]}×〔10/23〕
=0.189 …(5)
括弧[ ]内の数値の分子(3,4,5)は照明された微小領域2Aの数、括弧( )内の数値の分子(12,1,10)は照明された微小領域2Aの数ごとの照明パターンの数、括弧〔 〕内の数値の分子(10)は共焦点信号を生成するために計算に使用した照明パターンの数を表している。
式(5)に示す光の利用効率と比較するために、従来と同様、共焦点効果が保たれる間隔D1(=D2×2)の複数の注目点2Aのみを照明した場合(図13に示す9種類の照明パターンを用いる場合)の利用効率E’を求めた。その結果は次の式(6)のようになる。
E’={(9/9)・[1/9]}×〔1/9〕
=0.0123 …(6)
上記の数値計算からも分かるように、第2実施形態では、光源11からの光の利用効率が格段に向上する。その結果良好な共焦点観察が可能となる。
(第3実施形態)
制御部19において上記の式(1),(2)の連立(または式(3),(4)の連立)により共焦点信号(大きさa)を生成する際に、非共焦点信号(大きさb)も生成する。非共焦点信号(大きさb)は、注目点2A以外の全ての微小領域2A(例えば図5に示す「1」〜「4」「6」〜「9」の8個の非注目点2A)からの漏れ光の合計強度に応じた信号である。
そして、さらに、共焦点信号(大きさa)と非共焦点信号(大きさb)との差分信号(a−b)を生成して、試料面20の像強度分布とする。差分信号(a−b)は、試料面20において共焦点信号(大きさa)より狭い領域の情報を表すと考えられる。このため、差分信号(a−b)に応じた試料面20の像強度分布は、共焦点信号(大きさa)に応じた像強度分布と比較して、より分解能が高い。この原理について定性的に説明する。
例えば図14(a)の照明パターンのように「5」の注目点2Aのみが照明され、注目点2Aが光軸上に位置するとき(図14(b),(c)参照)、注目点2Aと共役な受光部8Aから出力される受光信号は、共焦点信号(大きさa)となる。また、試料面20の内部における照明領域は、図14(b)のような形になる。
一方、図14(d)の照明パターンのように「5」の注目点2Aの近傍に位置する「2」「8」の非注目点2Aが同時に照明され、注目点2Aが光軸上に位置するとき(図14(e),(f)参照)、注目点2Aと共役な受光部8Aから出力される受光信号は、非共焦点信号(大きさb)となる。また、試料面20の内部における照明領域は、図14(e)のような形になる。
そして、共焦点信号(大きさa)と非共焦点信号(大きさb)との差分信号(a−b)に含まれる試料面20の情報は、図14(g),(h)に示すハッチング部分に相当し、図14(b),(c)と比較して狭い領域の情報であることが分かる。したがって、上記の差分処理を行うことにより、光軸方向および面内での分解能を向上させることができる。
差分処理の効果を定量的に示すため、差分信号(a−b)に応じた像強度分布の光学伝達関数を図15(a)に示す。また、比較のために、共焦点信号(大きさa)に応じた像強度分布の光学伝達関数を図15(b)に示す。図15の横軸は、光軸方向の周波数Nz[1/μm]を表す。縦軸は光学伝達関数(OTF)である。
このシミュレーションでは、図14(d)〜(f)における非共焦点信号を用いて差分処理を行った。波長は0.55μmとし、開口数は0.75とし、倍率は40倍とした。微小領域2Aの大きさは、ユニット21外からの漏れ光をほぼ無視できるように、25μmとした。図15(a),(b)の比較から分かるように、周波数Nzが0.0から0.8までの範囲において、差分処理を行った場合の光学伝達関数(a)の方が大きな値を示し、差分処理を行わない場合(b)と比較して良好な光学特性を示している。
(変形例)
なお、上記した実施形態では、2個の非注目点2Aを含む照明パターンと、4個の非注目点2Aを含む照明パターンとを用いる例を説明したが、本発明はこれに限定されない。非注目点2Aの数を1つ以上とし、非注目点2Aの数が異なる2種類以上の照明パターンを用いる場合に、本発明を適用できる。また、非注目点2Aの数が異なる複数の照明パターンのうち1つにおいて、非注目点2Aへの照明を遮断してもよい。さらに、非注目点2Aの数が異なる3種類以上の照明パターンを用いる場合には、最小自乗法で連立方程式を解くことが好ましい。この場合、データ量が多いため、精度が向上する。
また、上記した実施形態では、各々のユニット21が3×3配列で合計9個の微小領域2Aを含む例で説明したが、本発明はこれに限定されない。ユニット21と微小領域2Aの大きさは、受光信号に影響する照明領域の大きさから適切に決定することが好ましい。ユニット21の配列は偶数×偶数でも構わないが、奇数×奇数(例えば5×5)の方が非注目点2Aからの漏れ光の影響を等方的に考慮できるため好ましい。
さらに、上記した実施形態では、反射型の空間光変調素子(例えばミラー素子14)を照明光路と受光光路とで兼用する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。光透過性の試料面20の共焦点観察を行う場合には、照明光路と受光光路との各々に同様の空間光変調素子を配置して同期制御すればよい。また、反射型の空間光変調素子の代わりに、透過型の空間光変調素子(例えば2次元配列された多数の液晶セルを有する透過光学素子など)を用いてもよい。
共焦点顕微鏡10の全体構成を示す図である。 微小ミラー4Aと受光部8Aと微小領域2Aとの対応関係を説明する模式図である。 注目点2Aのみを照明する場合の照明パターンを説明する図である。 注目点2Aと2個の非注目点2Aとを同時に照明する場合の照明パターン(a)、注目点2Aと4個の非注目点2Aとを同時に照明する場合の照明パターン(b)を説明する図である。 8個の非注目点2Aを照明する場合の照明パターンを説明する図である。 注目点2Aの2次元走査を説明する図である。 注目点2Aと2個の非注目点2Aとを同時に照明する場合の他の照明パターンを説明する図である。 注目点2Aと4個の非注目点2Aとを同時に照明する場合の他の照明パターンを説明する図である。 第2実施形態で使用する非注目点2Aの数(2個)が同じで配置が異なる複数の照明パターンを説明する図である。 第2実施形態で使用する非注目点2Aの数(4個)が同じで配置が異なる複数の照明パターンを説明する図である。 注目点2Aと2個の非注目点2Aとを同時に照明する場合の他の照明パターンを説明する図である。 注目点2Aと4個の非注目点2Aとを同時に照明する場合の他の照明パターンを説明する図である。 比較例の照明パターンを説明する図である。 第3実施形態の差分処理を説明する図である。 差分処理の効果を説明する図である。
符号の説明
10 共焦点顕微鏡
11 光源
12 コンデンサレンズ
13 ダイクロイックミラー
14 ミラー素子
4A 微小ミラー
15,16,17 レンズ
18 光検出器
8A 受光部
19 制御部
20 試料面
2A 微小領域(注目点,非注目点)

Claims (2)

  1. 試料の注目点と該注目点の近傍に位置する1つ以上の非注目点との各々に照明光を集光し、前記注目点と前記非注目点とを同時に照明する照明手段と、
    前記照明手段によって照明されたときに前記注目点から発生する光と前記非注目点から発生する光のうち、前記注目点と共役な受光部に入射する光を区別せずに受光し、該光の強度に応じた受光信号を出力する受光手段と、
    前記照明手段を制御して前記非注目点の数を変更し、その変更前後における前記受光手段から出力される前記受光信号を順に取り込む制御手段と、
    前記制御手段によって取り込まれた複数の前記受光信号を前記注目点から発生する光の強度および前記注目点と前記非注目点との位置関係に応じて重み付けられた各非注目点からの光の強度の和で表した条件式から、前記注目点から発生する光の強度を求め、これに応じた共焦点信号を生成する生成手段とを備えた
    ことを特徴とする共焦点顕微鏡。
  2. 請求項1に記載の共焦点顕微鏡において、
    前記生成手段は、前記共焦点信号を生成すると共に、前記条件式から前記非注目点から発生する光の強度を求め、これに応じた非共焦点信号を生成し、かつ、前記共焦点信号と前記非共焦点信号との差分信号を生成する
    ことを特徴とする共焦点顕微鏡。
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