JP4848904B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

本発明は、被測定圧力を受ける受圧用ダイアフラムを備える圧力センサに関し、たとえば、エンジン燃焼室内の圧力を検出する圧力センサとして適用される。
従来より、この種の圧力センサとしては、ケースと、ケースの一端部に設けられた受圧用ダイアフラムと、ケースの内部に設けられた圧力伝達部材とを備えるものが提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。このものは、自動車に搭載され、エンジンシリンダ内の圧力を測定する圧力センサとして適用されるものである。
そして、この圧力センサにおいては、受圧用ダイアフラムは、その外部に面した一面が被測定圧力を受ける受圧面として構成されるとともに、当該受圧面に被測定圧力を受けて歪むものである。そして、この受圧用ダイアフラムの歪みによる荷重がケース内の圧力伝達部材へ加わることにより、受圧用ダイアフラムから圧力伝達部材へ被測定圧力が伝達されるようになっている。
ここで、ケース内には、歪みゲージなどの検出部が設けられており、この検出部に対して上記圧力伝達部材から被測定圧力が伝達されることにより、被測定圧力が検出部にて信号などに変換され、検出が行われるようになっている。
ところで、上記した従来の圧力センサでは、被測定圧力としてエンジンの燃焼室の圧力(燃焼圧)を測定する場合、燃焼室内の爆発時の熱によって受圧用ダイアフラムの受圧面に熱歪みが生じ、圧力センサにとって誤差要因となっている。
この点に対して、上記特許文献1では、受圧面の形状を工夫することにより受圧用ダイアフラムに対する熱歪みの影響を低減する試みが行われている。一方、上記特許文献2では、受圧用ダイアフラムの内側に別体の水冷による冷却機構を設け、受圧用ダイアフラムに対する熱歪みの影響を低減しようとしている。
特開2004−347387号公報 米国特許第5471883号明細書
しかしながら、エンジン回転数やエンジン負荷の状態などにより、燃焼状態すなわちエンジンの燃焼における圧力や温度が異なり、それによって、受圧用ダイアフラムに対する熱歪みの影響も異なる。この点に対して、上記特許文献1のような受圧用ダイアフラムの形状のみを工夫したものでは、種々の燃焼状態に対応することは難しい。
また、上記特許文献2のように、受圧用ダイアフラムの内側を水冷する場合には、冷却機構が別途必要になるという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、被測定圧力を受ける受圧用ダイアフラムを備える圧力センサにおいて、冷却機構を設けることなく、受圧用ダイアフラムに対する熱歪みの影響を低減できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者は鋭意検討を行った。ここで、受圧用ダイアフラムに対する熱歪みの影響を低減するには、1つの考えとしては、単純に受圧用ダイアフラムを厚くして、受圧用ダイアフラムの熱容量を大きくすればよい。
しかし、この場合、厚くなった受圧用ダイアフラムは、圧力に対する変形が鈍くなり、受圧用ダイアフラムの感度が落ちてしまうため、好ましい手段とは言えない。そこで、さらに検討を進めた結果、本発明を創出するに至った。
すなわち、請求項1に記載の発明は、受圧用ダイアフラム(20)を、受圧面(21)を構成する第1のダイアフラム(20a)と、この第1のダイアフラム(20a)よりも圧力伝達部材(60)寄りの部位に位置する第2のダイアフラム(20b)と、これら第1および第2のダイアフラム(20a、20b)との間に封入された液体(20c)とを有してなるものとし、第1のダイアフラム(20a)からの被測定圧力を、液体(20c)を介して第2のダイアフラム(20b)に伝え、第2のダイアフラム(20b)から圧力伝達部材(60)に伝達するようにしており、第1のダイアフラム(20a)と第2のダイアフラム(20b)とは、互いの周辺部で気密に接合されており、この気密となっている両ダイアフラム(20a、20b)の間に液体(20c)が封入されていることを、特徴とする。
それによれば、両ダイアフラム(20a、20b)間に封入されている液体(20c)によって、感度を確保しつつ、実質的に受圧用ダイアフラム(20)を厚くすることなく、受圧用ダイアフラム(20)の熱容量を大きくできるため、冷却機構を設けることなく、受圧用ダイアフラム(20)に対する熱歪みの影響を低減することができる。
ここで、液体(20c)としてはオイルを採用できる。この場合、具体的なオイルとしてはフッ素オイルまたはシリコーンオイルを採用できる。
また、請求項1に記載の発明では、第1のダイアフラム(20a)と第2のダイアフラム(20b)とを、互いの周辺部で気密に接合し、この気密となっている両ダイアフラム(20a、20b)の間に液体(20c)を封入するようにできるが、この場合、両ダイアフラム(20a、20b)の接合は、レーザ溶接により行える。
また、第1のダイアフラム(20a)は第2のダイアフラム(20b)よりも高温耐性および耐食性に優れた材料よりなることが好ましい。
また、第1のダイアフラム(20a)を、第2のダイアフラム(20b)よりもバネ定数が小さいものとし、液体(20c)の体積変化を吸収しやすいものとすれば、液体(20c)の熱膨張などによる体積変化を第1のダイアフラム(20a)にて吸収しやすくなり、当該体積変化が、第2のダイアフラム(20b)から圧力伝達部材(60)へ伝達されるのを極力防止でき、好ましい。
この場合、第1のダイアフラム(20a)を、第2のダイアフラム(20b)よりも薄いものとしたり、第1のダイアフラム(20a)の変形部分の径(d1)を、第2のダイアフラム(20b)の変形部分の径(d2)よりも大きいものにすることで、第1のダイアフラム(20a)を、第2のダイアフラム(20b)よりもバネ定数が小さいものにできる。
また、液体(20c)が封入されている空間を、受圧用ダイアフラム(20)の径方向に沿った当該空間の寸法よりも受圧用ダイアフラム(20)の厚さ方向に沿った当該空間の寸法の方が小さいものにすれば、液体(20c)による圧力伝達の遅れを抑制するうえで好ましい。
請求項10に記載の発明は、受圧用ダイアフラム(20)を、受圧面(21)を構成する第1のダイアフラム(20a)と、この第1のダイアフラム(20a)よりも圧力伝達部材(60)寄りの部位に位置する第2のダイアフラム(20b)と、これら第1および第2のダイアフラム(20a、20b)との間に封入されたゲル(20d)とを有してなるものとし、第1のダイアフラム(20a)からの被測定圧力を、ゲル(20c)を介して第2のダイアフラム(20b)に伝え、第2のダイアフラム(20b)から圧力伝達部材(60)に伝達するようにしており、第1のダイアフラム(20a)と第2のダイアフラム(20b)とは、互いの周辺部で気密に接合されており、この気密となっている両ダイアフラム(20a、20b)の間にゲル(20d)が封入されていることを、特徴とする。
それによれば、両ダイアフラム(20a、20b)間に封入されているゲル(20d)によって、感度を確保しつつ、実質的に受圧用ダイアフラム(20)を厚くすることなく、受圧用ダイアフラム(20)の熱容量を大きくできる。そのため、冷却機構を設けることなく、受圧用ダイアフラム(20)に対する熱歪みの影響を低減することができる。
ここで、ゲル(20d)としては、フッ素ゲル、シリコーンゲル、またはフロロシリコーンゲルを採用できる。
また、請求項10に記載の発明では、第1のダイアフラム(20a)と第2のダイアフラム(20b)とを、互いの周辺部で気密に接合し、この気密となっている両ダイアフラム(20a、20b)の間にゲル(20d)を封入するようにできるが、この場合も、両ダイアフラム(20a、20b)の接合は、レーザ溶接により行える。
また、この場合も、第1のダイアフラム(20a)を第2のダイアフラム(20b)よりも高温耐性および耐食性に優れた材料よりなるものとすることが好ましい。
また、第1のダイアフラム(20a)を、第2のダイアフラム(20b)よりもバネ定数が小さいものとし、ゲル(20d)の体積変化を吸収しやすいものとすれば、ゲル(20d)の熱膨張などによる体積変化を第1のダイアフラム(20a)にて吸収しやすくなり、当該体積変化が、第2のダイアフラム(20b)から圧力伝達部材(60)へ伝達されるのを極力防止でき、好ましい。
また、ゲル(20d)が封入されている空間を、受圧用ダイアフラム(20)の径方向に沿った当該空間の寸法よりも受圧用ダイアフラム(20)の厚さ方向に沿った当該空間の寸法の方が小さいものにすれば、ゲル(20d)による圧力伝達の遅れを抑制するうえで好ましい。
また、上記各構成を有する圧力センサにおいては、ケース(10)が取付部材(200)に取り付けられるようになっている場合に、第2のダイアフラム(20b)を、ケース(10)を介して取付部材(200)に熱的に接続されたものにすれば、第2のダイアフラム(20b)からの放熱が容易になり、受圧用ダイアフラム(20)の熱歪みを低減するうえで好ましい。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサ100のエンジン200への取付構造を示す概略断面図である。本圧力センサ100は、取付部材としてのエンジン200に取り付けられ、被測定圧力としてエンジン200の燃焼室202内の圧力(つまり燃焼圧)Pを検出する燃焼圧センサとして適用されるものである。
この圧力センサ100は、大きくは、ケース10と、このケース10に接続されたコネクタ部11とを有するものである。また、エンジン200には、燃焼室202に通じる取付穴201が設けられており、圧力センサ100のケース10は、その一端部(図1中の下端部)から取付穴201に挿入されて、エンジン200の燃焼室202に臨んだ状態となっている。
ケース10は、その一端部に受圧部としての受圧用ダイアフラム20を有する。本例では、ケース10は筒状をなすもので、その一端部側から、筒状の金属ステム30、筒状のハウジング40が、順次、溶接やロウ付け、接着などにより接続され一体化されたものである。そして、このケース10の他端部すなわちハウジング40に対して、コネクタ部11が接続されている。
まず、ハウジング40は、たとえばステンレスなどの金属製のものであり、このハウジング40の外面には、エンジン200の取付穴201に対して圧力センサ100を固定するための取付部41が形成されている。
本例では、取付部41は、取付穴201とネジ結合可能なネジ部41として構成されており、本例の圧力センサ100は、このネジ部41とネジ穴としての取付穴201とのネジ結合により、エンジン200に固定されて取り付けられる。つまり、本圧力センサ100のケース10は取付部材としてのエンジン100に取り付けられるものである。
金属ステム30は、中空筒形状に加工されたステンレスなどの金属製の部材であり、受圧用ダイアフラム20側の端部が開口部31、ハウジング40側の端部が閉塞された薄肉状の歪み部32となっている。
この金属ステム30の歪み部32は、受圧用ダイアフラム20が受けた圧力Pが、後述する圧力伝達機構により印加されることで、歪むようになっている。そして、この歪み部32には、当該歪み部32の圧力による歪みに基づいて信号を発生するセンシング部50が設けられている。
このセンシング部50は、たとえば、半導体チップに拡散抵抗などからなる歪みゲージを形成し、このゲージによりブリッジ回路が構成されたものとすることができる。本例では、このような半導体チップからなるセンシング部50は、図示しない低融点ガラスなどにより、金属ステム30に接合されている。
また、この金属ステム30の外周面には、周面と直交する方向へ張り出したテーパ状のシール面33が全周に形成されている。また、このシール面33に対向する取付穴201の内面は、シール面33に対応したテーパ状の座面となっている。
そして、圧力センサ100をエンジン200へネジ結合したとき、その軸力により、このケース10のシール面33とエンジン200の取付穴201の内面とが密着してシールがなされる。
そして、上記受圧用ダイアフラム20は、この金属ステム30の開口部31すなわちケース10の一端部に接合されている。この受圧用ダイアフラム20は、その一面21すなわち燃焼室202に面する一面21が、被測定圧力としての燃焼室202内の圧力Pを受ける受圧面21として構成されている。
そして、図1中の白抜き矢印に示されるように、この圧力センサ100のエンジン200への取付状態においては、被測定雰囲気である燃焼室202内の圧力Pは、ケース10の一端部に位置する受圧用ダイアフラム20の受圧面21に印加され、この圧力Pの印加により、受圧用ダイアフラム20は、歪み変形するようになっている。
ここで、図2は、図1中の圧力センサ100における受圧用ダイアフラム20近傍部の拡大図である。図2に示されるように、本実施形態の受圧用ダイアフラム20は、受圧面21を構成する第1のダイアフラム20aと、この第1のダイアフラム20aよりもケース10の内部寄りすなわち後述する圧力伝達部材60寄りに位置する第2のダイアフラム20bとを有する。
ここで、これら第1のダイアフラム20aと第2のダイアフラム20bは、ともに円形板状をなすものであり、これら両ダイアフラム20a、20bの周辺部がレーザ溶接により形成された溶接部K1によって全周接合されている。
それによって、溶接部K1で囲まれた両ダイアフラム20a、20bの間の部位は、気密に封止された空間となっており、この空間には、液体としてのオイル20cが封入されている。このオイル20cは、上記エンジン200の燃焼による高温にさらされても分解しないような高温耐性に優れたオイルであり、具体的には、フッ素オイルまたはシリコーンオイルなどよりなるものである。
また、この受圧用ダイアフラム20の端部22は、受圧面21の外側に向かって山折りとなるように曲げられており、この曲げられた端部22が、金属ステム30の開口部31すなわちケース10の一端部に挿入され、金属ステム30に接合されている。
ここでは、図2に示されるように、受圧用ダイアフラム20の端部22における第2のダイアフラム20bの部分と金属ステム30とが、レーザ溶接などで全周溶接されている。図2では、この溶接により形成された溶接部K2が示してある。これにより、第2のダイアフラム20bは、金属ステム30すなわちケース10を介して取付部材としてのエンジン200に熱的に接続されている。
また、受圧用ダイアフラム20において、両ダイアフラム20aと20bとが同じ材質よりなるものであってもよいが、第1のダイアフラム20aは外部にさらされるものであるため、これを考慮して、第1のダイアフラム20aは第2のダイアフラム20bよりも高温耐性および耐食性に優れた材料よりなることが好ましい。
このような両ダイアフラム20a、20bの材質としては、たとえば、ステンレスの中から選択されたものを採用できる。具体的には、第1のダイアフラム20aとしては、SUS630、SUS631などが挙げられ、第2のダイアフラム20bとしては、第1のダイアフラム20aと同じ材質のもの、もしくは、多少高温耐性および耐食性に劣る材料を用いる。
また、本実施形態では、第1のダイアフラム20aは第2のダイアフラム20bよりもバネ定数が小さいものとなっており、それゆえ、第1のダイアフラム20aは、第2のダイアフラム20bよりも、熱などによる液体20cの体積変化を吸収しやすいものとなっている。
具体的には、第1のダイアフラム20aは第2のダイアフラム20bよりも薄いものとすることにより、バネ定数を小さくしている。ここで、受圧用ダイアフラム20の厚さ方向(図2中の上下方向)における各部の寸法について一例を述べておくと、第1のダイアフラム20の厚さは0.1mm程度、オイル20cの厚さは0.3〜0.5mm程度、第2のダイアフラム20bの厚さは0.3mm程度である。
また、図2に示されるように、第1のダイアフラム20aの変形部分の径(直径)d1は、第2のダイアフラム20bの変形部分の径(直径)d2よりも大きいものとなっている。これによっても、本実施形態では、第1のダイアフラム20aは第2のダイアフラム20bよりもバネ定数が小さいものとなっている。ここで、各ダイアフラム20a、20bにおける変形部分とは、圧力Pによってバネ変形する部分である。
また、本実施形態では、図2に示されるように、オイル20cが封入されている空間は、受圧用ダイアフラム20の径方向(図2中の左右方向)に沿った当該空間の寸法よりも受圧用ダイアフラム20の厚さ方向に沿った当該空間の寸法の方が小さい。
なお、このような受圧用ダイアフラム20は、たとえば、次のようにして作成する。図2に示されるように、端部が折り曲げられたカップ状の第1のダイアフラム20aの中に、オイル20cを注入し、その上からオイル20cを介して、第2のダイアフラム20bを第1のダイアフラム20aに組み合わせる。
このとき、オイル20cを隙間なく充填するために、多少オイル20cがこぼれるように、第1のダイアフラム20aに対して第2のダイアフラム20bを押し込むようにする。そして、両ダイアフラム20a、20bをレーザ溶接すれば、受圧用ダイアフラム20ができあがる。
また、図1に示されるように、ケース10において、金属ステム30の中空部により形成される空間の内部には、上記圧力伝達部材60が設けられている。この圧力伝達部材60は、たとえばステンレスなどの金属やセラミックなどからなるものであり、本例では棒状をなす。
圧力伝達部材60の各端部は、それぞれ金属ステム30の歪み部32、受圧用ダイアフラム20における受圧面21とは反対側の面すなわち第2のダイアフラム20bに対して荷重を与えた状態で接触している。
それにより、本実施形態では、上記した被測定圧力としての圧力Pは、第1のダイアフラム20aの受圧面21に印加され、オイル20cを介して第2のダイアフラム20bに伝わり、第2のダイアフラム20bから圧力伝達部材60に伝達されるようになっている。そして、圧力Pは、圧力伝達部材60を介して、金属ステム30の歪み部32に印加されるようになっている。
本実施形態では、このような圧力検出機構により、受圧用ダイアフラム20の受圧面21に印加された圧力Pが、金属ステム30の歪み部32に伝達され、この歪み部32の歪みに基づいて上記センシング部50から信号が出力されるようになっている。
また、図1に示されるように、ハウジング40の内部には、セラミック基板などからなる配線基板42が設けられている。そして、配線基板42にはICチップ43が搭載され、図示しないボンディングワイヤなどにより配線基板42と電気的に接続されている。このICチップ43は、センシング部50からの出力を増幅したり調整したりするための回路が形成されたものである。
さらに、図1に示されるように、ハウジング40内において、このICチップ43とセンシング部50とは、リード線やフレキシブルプリント基板(FPC)などからなる配線部材44により電気的に接続されている。
そして、上記コネクタ部11は、ハウジング40に対して、Oリング45を介して接続されている。このコネクタ部11は樹脂などからなるもので、コネクタ部材11には、金属製のターミナル11aがインサート成形などにより一体化されている。このコネクタ部11は、一端側がハウジング40の開口部に挿入された状態でハウジング40に、かしめなどにより、組み付けられ、ハウジング40と一体に固定されている。
また、ハウジング40内にてコネクタ部11のターミナル11aは、配線基板42と電気的に接続されている。そして、ターミナル11aは自動車のECUなどに対して、電気的に接続可能となっており、それにより、本圧力センサ100は外部との信号のやりとりなどが可能になっている。
ところで、本実施形態によれば、受圧用ダイアフラム20を、受圧面21を構成する第1のダイアフラム20aと圧力伝達部材60寄りの部位に位置する第2のダイアフラム20bとの間にオイル20cを封入してなるものとしている。
それによれば、オイル20cを封入することにより、第1および第2のダイアフラム20a、20bに加えてオイル20cを含めた受圧用ダイアフラム20全体の厚さは、厚いものとなる。
しかし、液体であるオイル20cによる圧力伝達が行われることにより、単純に受圧用ダイアフラムを厚くした場合に比べて、受圧用ダイアフラムの感度を十分に確保することができる。また、第1のダイアフラム20aの熱は、オイル20cに伝達されるため、温度上昇を大幅に低減できる。このように、オイル20cによる厚さの増加は、受圧用ダイアフラム20の熱容量の増加に対しては寄与するが、感度への悪影響を誘発するものではない。
つまり、本実施形態では、受圧用ダイアフラム20の感度を確保しつつ、実質的に受圧用ダイアフラム20を厚くすることなく、受圧用ダイアフラム20の熱容量を大きくできるため、従来のような別体の冷却機構を設けることなく、受圧用ダイアフラム20に対する熱歪みの影響を低減することができる。
また、本実施形態によれば、上述したように、厚さを小さくしたり径を大きくしたりすることによって、第1のダイアフラム20aを、第2のダイアフラム20bよりもバネ定数が小さくオイル20cの体積変化を吸収しやすいものとしている。
オイル20cが熱膨張して体積変化を生じたとき、もし、この体積変化によって第2のダイアフラム20bが歪み、この歪みが圧力伝達部材60に伝わると、センサ出力に影響してしまう。
その点、本実施形態のように、第1のダイアフラム20aにて当該体積変化を吸収しやすくなるように、第1のダイアフラム20aを第2のダイアフラム20bよりもバネ定数が小さいものにすれば、当該体積変化が、第2のダイアフラム20bから圧力伝達部材60へ伝達されるのを極力防止できる。
また、オイル20cを介した圧力伝達を行う構成の場合、オイル20cが封入されている空間のサイズをみたとき、受圧用ダイアフラム20の厚さ方向に沿った当該空間の寸法が大きいと、第1のダイアフラム20aと第2のダイアフラム20bとの間のオイル20cの厚さが大きいものとなり、第1のダイアフラム20aから第2のダイアフラム20bへの圧力伝達において、時間的なロスが大きくなる。
その点、本実施形態では、オイル20cが封入されている空間を、受圧用ダイアフラム20の径方向に沿った当該空間の寸法よりも厚さ方向に沿った当該空間の寸法の方が小さいものとしているため、両ダイアフラム20a、20bの間のオイル20cの厚さを比較的薄くした構成が実現され、オイル20cによる圧力伝達の遅れを極力抑制できるようになっている。
また、本実施形態では、第2のダイアフラム20bを、ケース10を介してエンジン200に熱的に接続することにより、受圧用ダイアフラム20が受ける熱を第2のダイアフラム20bからエンジン200へ放熱させることが可能となるため、受圧用ダイアフラム20の熱歪みを低減するうえで有効である。
なお、本実施形態では、両ダイアフラム20a、20bの間に封入される液体としてオイルを用いているが、オイルに限定するものではなく、用途によっては液体として水などを用いることも可能である。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係る圧力センサの要部を示す概略断面図であり、本圧力センサにおける受圧用ダイアフラム20近傍部の拡大図である。この図3に示される部分以外の部分は、本実施形態の圧力センサは上記図1に示される圧力センサと同様の構成であるため、以下、上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。
本実施形態の圧力センサは、図3に示されるように、受圧用ダイアフラム20において、受圧面21を構成する第1のダイアフラム20aと圧力伝達部材60寄りの部位に位置する第2のダイアフラム20bとの間に、上記第1実施形態のオイルに代えてゲル20dを封入したものである。ここで、両ダイアフラム20a、20bの接合構成は上記第1実施形態と同様である。
このゲル20dは、上記エンジン200の燃焼による高温にさらされても分解しないような高温耐性に優れたゲルであり、具体的には、フッ素ゲル、シリコーンゲル、またはフロロシリコーンゲルなどよりなるものである。
このようなゲル20dを封入した本実施形態の受圧用ダイアフラム20は、上記第1実施形態における受圧用ダイアフラム20の作成方法において、上記オイルをゲル20dに代えた方法を行うことにより作成することができる。
そして、本実施形態では、上記した被測定圧力としての圧力Pは、第1のダイアフラム20aの受圧面21に印加され、ゲル20dを介して第2のダイアフラム20bに伝わり、第2のダイアフラム20bから圧力伝達部材60に伝達されるようになっている。そして、圧力伝達部材60以降の圧力伝達および圧力検出に係る構成や動作は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、ゲル20dを封入することにより、第1および第2のダイアフラム20a、20dに加えてゲル20dを含めた受圧用ダイアフラム20全体の厚さは、厚いものとなる。しかし、ゲル20dによる圧力伝達が行われることにより、上記第1実施形態のようなオイルによるものと同様に、単純に受圧用ダイアフラムを厚くした場合に比べて、受圧用ダイアフラムの感度は十分に確保できる。
そのため、本実施形態においても、感度を確保しつつ、実質的に受圧用ダイアフラム20を厚くすることなく、受圧用ダイアフラム20の熱容量を大きくできるため、従来のような別体の冷却機構を設けることなく、受圧用ダイアフラム20に対する熱歪みの影響を低減することができる。
また、本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様に、厚さや径を変えることで第1のダイアフラム20aを、第2のダイアフラム20bよりもバネ定数が小さいものとしている。それにより、本実施形態では、第1のダイアフラム20aにてゲル20dの体積変化を吸収しやすくなるようにしており、当該ゲル20dの体積変化が、第2のダイアフラム20bから圧力伝達部材60へ伝達されるのを極力防止している。
また、本実施形態では、図3に示されるように、ゲル20dが封入されている空間を、受圧用ダイアフラム20の径方向に沿った当該空間の寸法よりも厚さ方向に沿った当該空間の寸法の方が小さいものとしているため、両ダイアフラム20a、20bの間のゲル20dの厚さを比較的薄くした構成が実現され、ゲル20dによる圧力伝達の遅れを極力抑制できるようになっている。
また、本実施形態においても、受圧用ダイアフラム20とエンジン200とが、第2のダイアフラム20bおよびケース10を介して熱的に接続されており、それによる効果は、上記第1実施形態と同様である。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、オイル20cまたはゲル20dを封止する両ダイアフラム20a、20bの周辺部を、レーザ溶接によって気密に接合しているが、このような気密な接合ができるものであるならば、レーザ溶接以外にも、抵抗溶接、ロウ付け、はんだ、接着剤などでもよい。
また、圧力センサのケースは、上記実施形態のように、複数の部材30、40が連結され一体化されたものに限定されるものではなく、その一端部に受圧用ダイアフラムを有するものであれば、ケースは一体成形されたものでもよい。
また、上記各実施形態では、被測定圧力として、エンジンの燃焼圧を測定する圧力センサの例を示したが、圧力センサとしては、ケース10と、ケース10の一端部に設けられ被測定圧力を受ける受圧用ダイアフラム20と、ケース10の内部に設けられた圧力伝達部材60とを備えるものであればよく、燃焼圧センサ以外の用途であってもよい。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサのエンジンへの取付構造を示す概略断面図である。 図1中の圧力センサにおける受圧用ダイアフラム近傍部の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る圧力センサの要部を示す概略断面図である。
符号の説明
10…ケース、20…受圧用ダイアフラム、20a…第1のダイアフラム、
20b…第2のダイアフラム、20c…液体としてのオイル、20d…ゲル、
21…受圧面、60…圧力伝達部材、200…取付部材としてのエンジン、
d1…第1のダイアフラムの変形部分の径、
d2…第2のダイアフラムの変形部分の径。

Claims (19)

  1. ケース(10)と、
    前記ケース(10)の一端部に設けられ、一面が被測定圧力を受ける受圧面(21)として構成されるとともに当該受圧面(21)に前記被測定圧力を受けて歪む受圧用ダイアフラム(20)と、
    前記ケース(10)の内部に設けられ前記受圧用ダイアフラム(20)から前記被測定圧力が伝達される圧力伝達部材(60)とを備える圧力センサにおいて、
    前記受圧用ダイアフラム(20)は、前記受圧面(21)を構成する第1のダイアフラム(20a)と、この第1のダイアフラム(20a)よりも前記圧力伝達部材(60)寄りの部位に位置する第2のダイアフラム(20b)と、これら第1および第2のダイアフラム(20a、20b)との間に封入された液体(20c)とを有してなるものであり、
    前記第1のダイアフラム(20a)からの前記被測定圧力は、前記液体(20c)を介して前記第2のダイアフラム(20b)に伝わり、前記第2のダイアフラム(20b)から前記圧力伝達部材(60)に伝達されるようになっており、
    前記第1のダイアフラム(20a)と前記第2のダイアフラム(20b)とは、互いの周辺部で気密に接合されており、この気密となっている前記両ダイアフラム(20a、20b)の間に前記液体(20c)が封入されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記液体(20c)はオイルであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記オイルはフッ素オイルまたはシリコーンオイルであることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
  4. 前記両ダイアフラム(20a、20b)が接合されている部分は、レーザ溶接により接合されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  5. 前記第1のダイアフラム(20a)は前記第2のダイアフラム(20b)よりも高温耐性および耐食性に優れた材料よりなることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の圧力センサ。
  6. 前記第1のダイアフラム(20a)は前記第2のダイアフラム(20b)よりもバネ定数が小さいものであり、前記液体(20c)の体積変化を吸収しやすいものとなっていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の圧力センサ。
  7. 前記第1のダイアフラム(20a)は前記第2のダイアフラム(20b)よりも薄いものであることを特徴とする請求項に記載の圧力センサ。
  8. 前記第1のダイアフラム(20a)の変形部分の径(d1)は、前記第2のダイアフラム(20b)の変形部分の径(d2)よりも大きいことを特徴とする請求項またはに記載の圧力センサ。
  9. 前記液体(20c)が封入されている空間は、前記受圧用ダイアフラム(20)の径方向に沿った当該空間の寸法よりも前記受圧用ダイアフラム(20)の厚さ方向に沿った当該空間の寸法の方が小さいものであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の圧力センサ。
  10. ケース(10)と、
    前記ケース(10)の一端部に設けられ、一面が被測定圧力を受ける受圧面(21)として構成されるとともに当該受圧面(21)に前記被測定圧力を受けて歪む受圧用ダイアフラム(20)と、
    前記ケース(10)の内部に設けられ前記受圧用ダイアフラム(20)から前記被測定圧力が伝達される圧力伝達部材(60)とを備える圧力センサにおいて、
    前記受圧用ダイアフラム(20)は、前記受圧面(21)を構成する第1のダイアフラム(20a)と、この第1のダイアフラム(20a)よりも前記圧力伝達部材(60)寄りの部位に位置する第2のダイアフラム(20b)と、これら第1および第2のダイアフラム(20a、20b)との間に封入されたゲル(20d)とを有してなるものであり、
    前記第1のダイアフラム(20a)からの前記被測定圧力は、前記ゲル(20d)を介して前記第2のダイアフラム(20b)に伝わり、前記第2のダイアフラム(20b)から前記圧力伝達部材(60)に伝達されるようになっており、
    前記第1のダイアフラム(20a)と前記第2のダイアフラム(20b)とは、互いの周辺部で気密に接合されており、この気密となっている前記両ダイアフラム(20a、20b)の間に前記ゲル(20d)が封入されていることを特徴とする圧力センサ。
  11. 前記ゲル(20d)は、フッ素ゲル、シリコーンゲル、またはフロロシリコーンゲルであることを特徴とする請求項10に記載の圧力センサ。
  12. 前記両ダイアフラム(20a、20b)が接合されている部分は、レーザ溶接により接合されていることを特徴とする請求項10または11に記載の圧力センサ。
  13. 前記第1のダイアフラム(20a)は前記第2のダイアフラム(20b)よりも高温耐性および耐食性に優れた材料よりなることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  14. 前記第1のダイアフラム(20a)は前記第2のダイアフラム(20b)よりもバネ定数が小さいものであり、前記ゲル(20d)の体積変化を吸収しやすいものとなっていることを特徴とする請求項10ないし13のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  15. 前記第1のダイアフラム(20a)は前記第2のダイアフラム(20b)よりも薄いものであることを特徴とする請求項14に記載の圧力センサ。
  16. 前記第1のダイアフラム(20a)の変形部分の径(d1)は、前記第2のダイアフラム(20b)の変形部分の径(d2)よりも大きいことを特徴とする請求項14または15に記載の圧力センサ。
  17. 前記ゲル(20d)が封入されている空間は、前記受圧用ダイアフラム(20)の径方向に沿った当該空間の寸法よりも前記受圧用ダイアフラム(20)の厚さ方向に沿った当該空間の寸法の方が小さいものであることを特徴とする請求項10ないし16のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  18. 前記ケース(10)は、取付部材(200)に取り付けられるようになっており、前記第2のダイアフラム(20b)は、前記ケース(10)を介して前記取付部材(200)に熱的に接続されていることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  19. 前記被測定圧力として、エンジンの燃焼圧を測定するものであることを特徴とする請求項1ないし18のいずれか1つに記載の圧力センサ。
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