JP4835211B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

この発明は、利用者を検出した際に起動する乗客コンベアに関するものである。
エスカレータや動く歩道等の乗客コンベアには、省エネ等の観点から、利用者を検出した際に踏板や移動手摺を動作させて乗客コンベアを起動し、所定時間利用者を検出しない場合に、踏板や移動手摺を静止させて休止状態にするものがある。かかる構成を有する乗客コンベアでは、通常、乗降口に利用者を検出する検出装置が設置されるとともに、この検出装置の検出位置以外からの利用者の乗降を防止する進入防止柵が乗降口に立設されている。
なお、上記構成を有する乗客コンベアには、例えば、上記検出装置として乗降口の両側に光電ポスト等が設置されて、この光電ポスト間を通過する利用者を検出するとともに、光電ポスト間以外からの利用者の乗降を防止する進入防止柵が、各光電ポストからニュアル部の裏側に渡って立設されているものがある。
また、従来技術として、欄干に設けられた投光器からの光を同じく欄干に設けられた受光器へと反射させる反射体を乗降口の両側に設置して、この反射体間を通過する利用者を検出するとともに、反射体間以外からの利用者の乗降を防止する進入防止柵が、各反射体からニュアル部の裏側に渡って立設されたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−149286号公報
特許文献1記載のものを含め、利用者を検出した際に踏板や移動手摺を動作させる乗客コンベアでは、上記進入防止柵が、金属製のパイプや硬質樹脂等で構成されていた。また、進入防止柵とニュアル部との間から利用者が出入り(乗降)することのないように、進入防止柵とニュアル部との間には、利用者が通過することができない程度の僅かな隙間が形成されていた。したがって、進入防止柵によって意図しない場所からの利用者の乗降は防止できたが、その乗降時に、利用者の手荷物等の異物が移動手摺に巻き込まれると、進入防止柵と移動手摺との間に上記異物が挟まって安全装置が作動し、乗客コンベアが緊急停止してしまうという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、進入防止柵と移動手摺との間に異物が挟まっても、異物に作用する負荷を軽減させて、安全装置の作動を防止することができる乗客コンベアを提供することである。
この発明に係る乗客コンベアは、乗降口に設けられ、利用者を検出した際に踏板及び移動手摺を動作させる検出装置と、乗降口に立設され検出装置の検出位置以外からの利用者の乗降を防止する進入防止柵と、を備えた乗客コンベアにおいて、進入防止柵は、検出装置からニュアル部の裏側に渡って配置されるとともに、ニュアル部側端部が、外力によって可動自在であるものである。
この発明に係る乗客コンベアによれば、進入防止柵と移動手摺との間に異物が挟まっても、異物に作用する負荷を軽減させて、安全装置の作動を防止することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの側面図、図2は図1に示す乗客コンベアの要部拡大図、図3はその平面図であり、乗客コンベアの中でも、特に、両乗降口間に傾斜部が形成されたエスカレータについて示したものである。なお、本発明は、上り及び下りのエスカレータ、動く歩道といった全ての乗客コンベアに対して同様の効果を奏するが、以下においては、下りのエスカレータについてのみ説明し、その他の説明は省略する。
図1において、1はエスカレータの自重及び積載荷重を支持するトラス、2は下部乗降口(降り口)、3は上部乗降口(乗り口)、4は上部乗降口3及び下部乗降口2間を循環移動する踏板、5は上端部が踏板4の往路側に同期するように循環移動する移動手摺、6は踏板4の両側に設けられたスカートガード7に立設されて移動手摺5を支持する欄干、8は欄干6のうち、下部乗降口2及び上部乗降口3に設けられて、踏板4よりも乗降口側に突出する部分に相当するニュアル部である。
なお、このニュアル部8は、乗客コンベアの利用者が、上部乗降口3において踏板4に乗る前に移動手摺5に掴まり、下部乗降口2において踏板4から降りた後に移動手摺5から手を離すために備えられている。また、上記移動手摺5は、ニュアル部8においてその進行方向が反転され、乗り口となる上部乗降口3においては、ニュアル部8を移動する移動手摺5の進行方向は上側(上向き)となり、降り口となる下部乗降口2においては、ニュアル部8を移動する移動手摺5の進行方向は下側(下向き)となる。
次に、降り口となる下部乗降口2の構成について説明する。なお、乗り口となる上部乗降口3も下部乗降口2と同様の構成を有しているため、その詳細については省略する。下部乗降口2には、利用者を検出した際に踏板4及び移動手摺5を動作させる検出装置9と、この検出装置9及びニュアル部8間に配置されて、検出装置9の検出位置以外からの利用者の乗降を防止して、利用者が適正な場所から乗降するように案内する進入防止柵10とが設けられている。
ここで、上記検出装置9は、例えば、踏板4から所定距離離れた下部乗降口2の両側に立設された光電ポスト9a及び9b間を通過する利用者を検出し、光電ポスト9aに設けられた投光器(図示せず)からの光を光電ポスト9bに設けられた受光器(図示せず)によって受光できない場合に、利用者により上記光が遮られたとしてエスカレータを起動する。
また、上記進入防止柵10は、光電ポスト9aから光電ポスト9a側のニュアル部8の裏側、並びに、光電ポスト9bから光電ポスト9b側のニュアル部8の裏側に渡って配置されるように、下部乗降口2の両側に立設され、各進入防止柵10のニュアル部8側端部が、外力によって可動自在に構成されている。
具体的には、各進入防止柵10のニュアル部8側端部に、各ニュアル部8側に突出する複数の棒状を呈する可動突出体11a乃至11cが上下に設けられ、各可動突出体11a乃至11cが、外力によって独立して可動自在に構成される。ここで、上記可動突出体11a乃至11cは、可動突出体11a乃至11c自体をゴム等の弾性体によって構成して、各可動突出体11a乃至11cのニュアル部8側をあらゆる方向に可動自在に構成したり、各可動突出部11a乃至11cの検出装置9側をバネやゴム等の弾性体で構成して、塑性体からなるニュアル部8側をあらゆる方向に可動自在に構成したりしても良い。
なお、図2及び図3は、利用者の手荷物等といった異物12が、下部乗降口2において移動手摺5に巻き込まれた状態を示したものである。かかる状態では、異物12が進入防止柵10のニュアル部8側端部に接触することにより、可動突出体11a乃至11cが下側及び乗降口の外側に変形して、移動手摺5の駆動装置や異物12自体に作用する負荷を大幅に軽減させることができる。したがって、異物12が移動手摺5に巻き込まれた際に安全装置が作動してエスカレータが緊急停止するようなことを防止できる。また、利用者の手や衣服等が移動手摺5と進入防止柵10との間に挟まれた場合でも、可動突出部11a乃至11cが容易に変形するため、利用者が負傷したり、挟まれた衣服が抜けなくなって利用者が転倒したりする等の事故を防止することができ、より安全な乗客コンベアを提供することが可能となる。
なお、実施の形態1においては、進入防止柵10のニュアル部8側端部をあらゆる方向に可動自在に構成しているが、ニュアル部8側端部が、ニュアル部8を移動する移動手摺5の進行方向である上側若しくは下側(乗り口においては上側、降り口においては下側をいう)、及び、乗降口の外側の何れか一方、又は、両方に可動自在であれば、ある程度の効果を奏することは可能である。
また、実施の形態1では、進入防止柵10のニュアル部8側端部がゴム等の弾性体により可動自在に構成され、移動手摺5と進入防止柵10との間に挟まれた異物12が取り除かれた場合に、変形していた進入防止柵10のニュアル部8側端部が元の状態に戻る場合について説明したが、進入防止柵10のニュアル部8側端部を、所定の負荷が作用した場合に塑性変形するように可動自在に構成しても良い。なお、かかる場合には、進入防止柵10のニュアル部8側端部が塑性変形する負荷を、例えば、移動手摺5の駆動装置に作用する負荷によってエスカレータが緊急停止する前に進入防止柵10のニュアル部8側端部が塑性変形するような値に設定したり、移動手摺5と進入防止柵10とに挟まれた手や指等が負傷する前に進入防止柵10のニュアル部8側端部が塑性変形するような値に設定したりすることにより、特に効果が期待できる。
この発明の実施の形態1における乗客コンベアの側面図である。 図1に示す乗客コンベアの要部拡大図である。 図1に示す乗客コンベアの要部平面図である。
符号の説明
1 トラス
2 下部乗降口
3 上部乗降口
4 踏板
5 移動手摺
6 欄干
7 スカートガード
8 ニュアル部、
9、9a、9b 検出装置
10 進入防止柵
11a、11b、11c 可動突出体
12 異物

Claims (4)

  1. 乗降口に設けられ、利用者を検出した際に踏板及び移動手摺を動作させる検出装置と、
    前記乗降口に立設され前記検出装置の検出位置以外からの利用者の乗降を防止する進入防止柵と、
    を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記進入防止柵は、前記検出装置からニュアル部の裏側に渡って配置されるとともに、ニュアル部側端部が、外力によって可動自在であることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 進入防止柵は、ニュアル部側端部が、前記ニュアル部を移動する移動手摺の進行方向である上側若しくは下側、及び、乗降口の外側の少なくとも何れか一方に可動自在であることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。
  3. 進入防止柵は、ニュアル部側端部に、前記ニュアル部側に突出する複数の可動突出体が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベア。
  4. 検出装置は、乗降口の両側に立設されたポスト間を通過する利用者を検出し、
    進入防止柵は、前記ポストからニュアル部の裏側に渡って配置されて、前記乗降口の両側に立設されたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の乗客コンベア。
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