JP2011225308A - 乗客コンベアの移動手摺安全装置 - Google Patents

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敦義 大垰
Yukiomi Mizuno
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Abstract

【課題】本発明は、移動手摺の入込口に異物が接近した場合に、乗客コンベアの運転を緩やかに停止させつつ、入込口への異物の侵入を防止することを目的とするものである。
【解決手段】移動手摺安全装置11は、入込口8aから所定の間隔をおいて入込口8aの前方の床上に設置されているベース部12と、ベース部12に立設されている検出棒13とを有している。検出棒13は、移動手摺7の移動方向へ押圧されることにより、下端部を中心として回動され傾斜される。固定ケース15内には、検出棒13の回動を検出する検出スイッチ23が設置されている。検出スイッチ23が操作されると、エスカレータ制御盤によりエスカレータが緩やかに停止される。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータや動く歩道等の乗客コンベアに設けられ、子供のいたずら等により移動手摺の入込口に異物が引き込まれるのを防止する移動手摺安全装置に関するものである。
従来の乗客コンベアの安全装置では、移動手摺を通す開口部を有する変位体が、移動手摺の入込口に設けられている。変位体の開口部の周囲は、変位体が移動手摺の進行方向に向けて押圧されることにより内側に変位される。変位体の内側には、変位体の変位により操作されるスイッチが設けられている。スイッチが操作されることにより、乗客コンベアの運転が停止される(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−208790号公報
上記のような従来の乗客コンベアの安全装置では、スイッチが操作された際に、乗客コンベアの運転を瞬時に停止させず、緩やかに停止させて、乗客の負荷を軽減している。このため、スイッチが操作されてから乗客コンベアの運転が完全に停止されるまでの間に、異物が開口部から変位体の内側に侵入する恐れがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、移動手摺の入込口に異物が接近した場合に、乗客コンベアの運転を緩やかに停止させつつ、入込口への異物の侵入を防止することができる乗客コンベアの移動手摺安全装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベアの移動手摺安全装置は、移動手摺の入込口から間隔をおいて入込口の前方の床上に設置されているベース部と、上端部が移動手摺に近接するようにベース部に立設されており、移動手摺の移動方向へ押圧されることにより回動される検出棒と、検出棒の回動を検出する検出スイッチとを備えている。
この発明の乗客コンベアの移動手摺安全装置は、入込口の前方のベース部に回動可能な検出棒を立設し、検出棒の回動を検出スイッチにより検出するようにしたので、移動手摺の入込口の前方で、入込口への異物の接近を検出棒により検出し、乗客コンベアの運転を停止させることができ、従って、移動手摺の入込口に異物が接近した場合に、乗客コンベアの運転を緩やかに停止させつつ、入込口への異物の侵入を防止することができる。
この発明の実施の形態1によるエスカレータの乗降口付近を示す斜視図である。 図1の移動手摺の入込口付近を拡大して示す斜視図である。 図1の移動手摺安全装置11を示す斜視図である。 図3のベース部を示す平面図である。 図4のベース部を示す左側面図である。 図3のベース部を示す分解斜視図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエスカレータの乗降口付近を示す斜視図、図2は図1の移動手摺の入込口付近を拡大して示す斜視図である。図において、複数の踏段1は、無端状に連結され、上下階間に循環移動可能に配置されている。また、上下階間には、トラス(図示せず)が架設されている。踏段1は、トラスにより支持されている。
踏段1の両側のトラス上には、左右一対の欄干2が立設されている。各欄干2は、欄干ガラス3、デッキボード4及びスカートガード5を有している。欄干ガラス3は、踏段1の移動方向に所定の間隔をおいてトラスに立設された欄干柱(図示せず)に支持されている。
デッキボード4は、欄干ガラス3の下端に配置され、一方の乗降口から他方の乗降口に至るように延設されている。スカートガード5は、デッキボード4の踏段1側に設けられている。また、スカートガード5は、踏段1の側面と僅かな隙間を確保するように、かつ一方の乗降口から他方の乗降口に至るように延設されている。
欄干ガラス3には、手摺ガイドレール6(図2)が設けられている。手摺ガイドレール6には、可撓性の移動手摺7が摺動可能に装着されている。移動手摺7は、踏段1の移動に同期して、手摺ガイドレール6に沿って移動される。
移動手摺7のスカートガード5内への引込部には、筒状のインレットブーツ8が設けられている。インレットブーツ8は、樹脂等の成型品である。インレットブーツ8には、移動手摺7の入込口(インレット)8aが設けられている。インレットブーツ8内には、インレットブーツ8が移動手摺7の移動方向へ押圧されることにより操作されるインレットブーツスイッチ(図示せず)が設置されている。インレットブーツスイッチが操作されることにより、エスカレータの運転が停止される。
乗降口の床面には、複数の床板9が設置されている。床板9は、トラスの両端部の上部を塞いでいる。踏段1は、一方の乗降口の床板9から湧き出し、他方の乗降口の床板9の下部に沈み込んで反転し、一方の乗降口側へ移動し、反転して再び床板9から湧き出るように循環移動可能にトラスに配設されている。また、踏段1は、トラスの端部に設置された駆動機(図示せず)等により駆動される。
インレットブーツ8の前方の床上には、一対の移動手摺安全装置11が設置されている。各移動手摺安全装置11は、入込口8aから所定の間隔をおいて入込口8aの前方の床上に設置されているベース部12と、ベース部12に立設されている検出棒(可動安全棒)13とを有している。検出棒13は、例えば軟質塩化ビニールやゴム等の軟質材で(モールド)被覆されている。
検出棒13の上端部は、移動手摺7の折り返し部の下部に近接して配置されている。具体的には、検出棒13の上端部には、移動手摺7の下面及び側面に対向するC字形の手摺対向部13aが設けられている。また、検出棒13は、通常は床面に対してほぼ垂直に立設されている(通常位置)。さらに、検出棒13は、移動手摺7の移動方向へ押圧されることにより、下端部を中心として回動され傾斜される。
ベース部12は、真上から見て、移動手摺7の中心線の真下よりも踏段1の幅方向の外側に配置されている。このため、検出棒13の中間部には、クランク状の屈曲部が設けられている。
図3は図1の移動手摺安全装置11を示す斜視図、図4は図3のベース部12を示す平面図、図5は図4のベース部12を示す左側面図、図6は図3のベース部12を示す分解斜視図、図7は図5のVII−VII線に沿う断面図である。
検出棒13のベース部12内に収容された部分には、ボス部13bが設けられている。ボス部13bの中央には、貫通孔が設けられている。ボス部13bの下部には、下方へ突出したカム部13cが設けられている。
床面上には、一対の固定ボルト14により、半円状の固定ケース15が固定されている。固定ケース15の側面には、ボス部13bの貫通孔に対向する固定ケース孔(軸受孔)15aが設けられている。固定ケース15の上部には、通常位置にあるときに検出棒13が挿入されている半円状の固定ケース凹部15bが設けられている。
固定ケース孔15aとボス部13bの貫通孔とには、軸ボルト16が挿通されている。検出棒13は、軸ボルト16を中心として回動される。軸ボルト16の頭部には、六角レンチが嵌合される六角穴16aが設けられている。ボス部13bと固定ケース15との間には、軸ボルト16が貫通したワッシャ17が設けられている。
カム部13cと固定ケース15との間には、カム部13cを下方へ引張し、検出棒13を通常位置に保持するコイルばねである引張ばね18が設けられている。
固定ケース15の側方には、固定ケース15に接離する方向へ変位可能な半円状の可動ケース19が設けられている。可動ケース19には、有底円筒状の凹部であるばね受け部19aが設けられている。ばね受け部19aの底部には、軸ボルト16の先端部が挿入される可動ケース孔(軸受孔)19bが設けられている。
可動ケース19の上部には、通常位置にあるときに検出棒13が挿入されている半円状の可動ケース凹部19cが設けられている。検出棒13は、通常位置にあるとき、固定ケース凹部15bと可動ケース凹部19cとの間に配置されている。ばね受け部19a内には、軸ボルト16を囲繞するコイルばねである押しばね20が挿入されている。
ばね受け部19aの開口部には、押しばね20を押さえるばね押さえ21が設けられている。ばね押さえ21は、軸ボルト16に貫通されている。軸ボルト16の先端部には、ばね押さえ21の抜けを阻止するナット22が螺着されている。
押しばね20は、ばね受け部19aの底部とばね押さえ21との間に配置され、固定ケース15へ接近する方向へ可動ケース19を付勢する。ベース部12は、固定ボルト14、固定ケース15、軸ボルト16、ワッシャ17、引張ばね18、可動ケース19、押しばね20、ばね押さえ21及びナット22を有している。
固定ケース15内には、検出棒13の回動を検出する検出スイッチ23が設置されている。検出スイッチ23は、電気配線を介してエスカレータ制御盤(図示せず)に接続されたスイッチ本体24と、スイッチ本体24に回動可能に設けられたコロ腕25と、コロ腕25の先端部に設けられたコロ26とを有している。
コロ26は、検出棒13が通常位置にあるときにカム部13cに係合している。検出棒13が移動手摺7の移動方向へ回動されることにより、コロ26とカム部13cとの係合が解除され、スイッチ本体24に対してコロ腕25が回動される。これにより、スイッチ本体24が操作され、エスカレータ制御盤に電気信号が伝達され、エスカレータが緩やかに停止される。
このようなエスカレータでは、移動手摺7の移動とともに異物が入込口8aに近付くと、入込口8aの前方で異物が手摺対向部13aに当接する。手摺対向部13aに当接した後も、異物がさらに入込口8a側へ移動すると、検出棒13が移動手摺7の移動方向へ押圧され、固定ケース15と可動ケース19との間の隙間に沿って検出棒13が回動される。
このとき、引張ばね18が引張されるとともに、押しばね20に抗して可動ケース19が固定ケース15から離れる方向へ若干変位される。即ち、検出棒13により固定ケース15と可動ケース19との間の隙間が若干押し広げられる。そして、カム部13cにより検出スイッチ23が操作され、エスカレータ制御盤によりエスカレータが緩やかに停止される。
従って、移動手摺7の入込口8aに異物が接近した場合に、エスカレータの運転を緩やかに停止させつつ、入込口8aへの異物の侵入を防止することができる。また、仮に入込口8aに異物が侵入したとしても、停止する寸前の低速の状態であるため、異物の衝突の衝撃を十分に低減できる。
また、検出棒13は、軟質材で被覆されているため、検出棒13に当たる衝撃で異物が傷を受けることはない。
さらに、既存のエスカレータにも簡単に後付けすることができる。
なお、上記の例では移動手摺安全装置11をエスカレータに設置したが、動く歩道に設置してもよい。
7 移動手摺、8a 入込口、11 移動手摺安全装置、12 ベース部、13 検出棒、13a 手摺対向部、23 検出スイッチ。

Claims (3)

  1. 移動手摺の入込口から間隔をおいて前記入込口の前方の床上に設置されているベース部と、
    上端部が前記移動手摺に近接するように前記ベース部に立設されており、前記移動手摺の移動方向へ押圧されることにより回動される検出棒と、
    前記検出棒の回動を検出する検出スイッチと
    を備えていることを特徴とする乗客コンベアの移動手摺安全装置。
  2. 前記検出棒の上端部には、前記移動手摺の下面及び側面に対向する手摺対向部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの移動手摺安全装置。
  3. 前記検出棒は、軟質材により被覆されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベアの移動手摺安全装置。
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