JP4801702B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP4801702B2
JP4801702B2 JP2008197356A JP2008197356A JP4801702B2 JP 4801702 B2 JP4801702 B2 JP 4801702B2 JP 2008197356 A JP2008197356 A JP 2008197356A JP 2008197356 A JP2008197356 A JP 2008197356A JP 4801702 B2 JP4801702 B2 JP 4801702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
dimple
ratio
dimples
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008197356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010030547A (ja
Inventor
正規 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2008197356A priority Critical patent/JP4801702B2/ja
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to BRPI0916552A priority patent/BRPI0916552A2/pt
Priority to RU2011105105/11A priority patent/RU2471642C2/ru
Priority to PCT/JP2009/003561 priority patent/WO2010013453A1/ja
Priority to EP09802702.2A priority patent/EP2305491A4/en
Priority to KR1020117001049A priority patent/KR101266696B1/ko
Priority to US13/001,578 priority patent/US8656969B2/en
Priority to CN2009801295572A priority patent/CN102105316A/zh
Publication of JP2010030547A publication Critical patent/JP2010030547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4801702B2 publication Critical patent/JP4801702B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
    • B60C13/02Arrangement of grooves or ribs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/18Tyre cooling arrangements, e.g. heat shields
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C5/00Inflatable pneumatic tyres or inner tubes
    • B60C5/12Inflatable pneumatic tyres or inner tubes without separate inflatable inserts, e.g. tubeless tyres with transverse section open to the rim

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
走行中にあるタイヤは、回転しつつ車体を支える。このタイヤでは、変形と復元とが交互に繰り返される。このような変形及び復元の繰り返しは、タイヤに発熱を招来する。
パンク時でも高速度で一定距離を継続して走行しうるという観点から、サイドウォールの部分に補強ゴム層が設けられたランフラットタイヤが、特開2007−50854公報に開示されている。このランフラットタイヤのサイドウォールの部分には、パンク状態での走行において補強ゴム層に蓄えられた熱を効果的に散逸させうる複数個の放熱用溝状部が設けられている。
特開2007−50854公報
走行中にあるタイヤでは、ビードの部分が主として変形するので、このビードの部分の温度が上昇してしまう。この温度上昇は、セパレーション、カーカスの破壊等の損傷を招来する。このようなタイヤは、耐久性に劣る。
このタイヤには、上記ランフラットタイヤのようにサイドウォールの部分に補強ゴム層が設けられていない。このタイヤの、サイドウォールの部分の厚みは、上記ランフラットタイヤのそれに比べて薄い。タイヤの剛性維持の観点から、このタイヤに、上記放熱用溝状部を設けることはできない。
本発明の目的は、耐久性に優れる空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド部と、一対のサイド部とを備えている。各サイド部の外面に、攪拌部が設けられている。この攪拌部は、この外面から内向きに窪む多数のディンプルを備えている。このディンプルの縁の輪郭は、円である。このディンプルの深さの、このディンプルの外径に対する比は、0.2以上0.5以下である。
好ましくは、このタイヤでは、上記多数のディンプルにおいて、一のディンプルの中心と、この一のディンプルに近接する他のディンプルの中心との距離の、上記外径に対する比は、1.2以上2以下である。
好ましくは、このタイヤでは、上記ディンプルの外径は3mm以上10mm以下である。
本発明に係る他の空気入りタイヤは、トレッド部と、一対のサイド部とを備えている。各サイド部の外面に、攪拌部が設けられている。この攪拌部は、多数のディンプル及びピンプルを備えている。それぞれのディンプルは、この外面から内向きに窪んでいる。このディンプルの縁の輪郭は、円である。このディンプルの深さの、このディンプルの外径に対する比は、0.2以上0.5以下である。それぞれのピンプルは、この外面から外向きに突出している。このピンプルの縁の輪郭は、円である。このピンプルの高さの、このピンプルの外径に対する比は、0.2以上0.5以下である。このディンプル及びピンプルの配列パターンは、直交配列である。このディンプルとこのピンプルとは、交互に並べられている。
本発明に係るさらに他の空気入りタイヤは、トレッド部と、一対のサイド部とを備えている。各サイド部の外面に、攪拌部が設けられている。この攪拌部は、多数のディンプル及びピンプルを備えている。それぞれのディンプルは、この外面から内向きに窪んでいる。このディンプルの縁の輪郭は、円である。このディンプルの深さの、このディンプルの外径に対する比は、0.2以上0.5以下である。それぞれのピンプルは、この外面から外向きに突出している。このピンプルの縁の輪郭は、円である。このピンプルの高さの、このピンプルの外径に対する比は、0.2以上0.5以下である。このディンプル及びピンプルの配列パターンは、千鳥配列である。1のディンプルに、6のピンプルが近接している。
このタイヤでは、サイド部の外面に、多数のディンプルを備える攪拌部が設けられている。この攪拌部は、走行中にあるタイヤの周りに存在する空気を攪拌しうる。この攪拌は、このサイド部の温度上昇を抑制しうる。このようなタイヤでは、セパレーション、カーカスの破壊等の損傷が抑制されうる。このタイヤは、耐久性に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ2が示された側面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。この図2には、図1のタイヤ2の一部が示されている。この図2において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。この周方向は、タイヤの回転方向でもある。このタイヤ2は、図2中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ビード8、カーカス10、ベルト12、インナーライナー14及びチェーファー16を備えている。このタイヤ2は、トレッド部Tと、一対のサイド部Sとに区分されうる。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、乗用車に装着される。
トレッド4は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、トレッド面18を備えている。このトレッド面18は、路面と接地する。トレッド面18には、溝20が刻まれている。この溝20により、トレッドパターンが形成されている。トレッド4に溝20が刻まれなくてもよい。
サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋ゴムからなる。サイドウォール6は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール6は、カーカス10の外傷を防止する。
ビード8は、サイドウォール6よりも半径方向略内側に位置している。ビード8は、コア22と、このコア22から半径方向外向きに延びるエイペックス24とを備えている。コア22は、リング状である。コア22は、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エイペックス24は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス24は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス10は、カーカスプライ26からなる。カーカスプライ26は、両側のビード8の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。カーカスプライ26は、コア22の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。
図示されていないが、カーカスプライ26は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、通常は70°から90°である。換言すれば、このカーカス10はラジアル構造を有する。コードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。バイアス構造のカーカス10が採用されてもよい。
ベルト12は、カーカス10の半径方向外側に位置している。ベルト12は、カーカス10と積層されている。ベルト12は、カーカス10を補強する。ベルト12は、内側層28及び外側層30からなる。図示されていないが、内側層28及び外側層30のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、10°以上35°以下である。内側層28のコードの傾斜方向は、外側層30のコードの傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。
インナーライナー14は、カーカス10の内周面に接合されている。インナーライナー14は、架橋ゴムからなる。インナーライナー14には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー14は、タイヤ2の内圧を保持する役割を果たす。
チェーファー16は、ビード8の近傍に位置している。タイヤ2がリムに組み込まれると、このチェーファー16がリムと当接する。この当接により、ビード8の近傍が保護される。チェーファー16は、通常は布とこの布に含浸したゴムとからなる。ゴム単体からなるチェーファー16が用いられてもよい。
図1に示されているように、このタイヤ2では、外面に攪拌部32がさらに設けられている。この攪拌部32は、周方向に延在している。この攪拌部32は、リング状を呈している。
図2において、点PTはトレッド4の軸方向外側に位置する端である。本明細書では、このタイヤ2の、この点PTから半径方向外側の部分が前述のトレッド部Tであり、この点PTから半径方向内側の部分が前述のサイド部Sである。図2中、点PAはこのタイヤ2の最大幅を示す位置を表している。
このタイヤ2では、攪拌部32は、サイド部Sの外面34に設けられている。この攪拌部32は、この外面34の、上記点PAから半径方向内側の部分に位置している。この攪拌部32は、ビード8の近傍に位置している。この攪拌部32は、このタイヤ2が組み込まれるリム(図示されず)のフランジよりも、半径方向外側に位置するように配置される。この攪拌部32が配置されている部分は、ビード領域とも称される。この攪拌部32が、この外面34の、上記点PAから半径方向外側の部分に位置してもよい。図1及び図2に示されているように、この攪拌部32は外面34から内向きに窪む多数のディンプル36を備えている。この攪拌部32が、これらディンプル36以外にこの外面34から外向きに突出するピンプルを含んでいてもよい。なお、この図1のタイヤ2の攪拌部32には、ピンプルは含まれていない。
図3は、図1のタイヤ2の一部が示された斜視図である。この図3には、サイド部Sの外面34に設けられている攪拌部32の一部が示されている。この図3において、矢印線Aで示される方向が半径方向外向きを表している。矢印線Bで示される方向は、このタイヤ2の正転方向を表している。
図示されているように、ディンプル36aの半径方向内側にディンプル36bが位置しており、ディンプル36aの半径方向外側にディンプル36cが位置している。ディンプル36a、36b及び36cは、半径方向に並べられている。特に、このタイヤ2では、ディンプル36a、36b及び36cは、半径方向に等間隔で並べられている。このタイヤ2では、ディンプル36aの正転側にディンプル36dが位置しており、ディンプル36aの反転側にディンプル36eが位置している。ディンプル36a、36d及び36eは、回転方向に並べられている。特に、このタイヤ2では、ディンプル36a、36d及び36eは、回転方向に等間隔で並べられている。換言すれば、このタイヤ2では、攪拌部32は、多数の、半径方向に等間隔で並べられた複数のディンプル36からなるユニットが正転方向に等間隔で並べられて構成されている。
この図3において、半径方向に並列されたディンプル36a、36b及び36cからなるユニットと、回転方向に並列されたディンプル36a、36d及び36eからなるユニットとは、ディンプル36aで交差している。このディンプル36aには、ディンプル36b、36c、36d及び36eが近接している。このようなディンプル36の配列パターンは、直交配列と称される。このタイヤ2では、多数のディンプル36がサイド部Sの外面34に適切に分散しているので、これらディンプル36によるユニフォミティの阻害が抑制されている。なお、このディンプル36の配列パターンは、直交配列に限定されることなく、タイヤ2の仕様などが考慮されて適宜決められる。
このタイヤ2では、ディンプル36の表面38は、その底から同心円状に拡がっている。このディンプル36の縁40は、このディンプル36とサイド部Sの外面34との境界部分に位置している。このタイヤ2では、この縁40の輪郭は円である。このため、タイヤ2の歪みに伴う応力がこの縁40において適切に分散されうる。このタイヤ2では、このディンプル36がタイヤ2の耐久性を阻害するこはない。
図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。この図4には、ディンプル36の断面が示されている。このタイヤ2では、ディンプル36はサイド部Sの外面34から内向きに窪んでいる。このディンプル36の表面38の形状は、椀状を呈している。この図4に示されているように、このディンプル36の断面において、このディンプル36の表面38の形状は弧である。
このタイヤ2は、次のようにして製造される。フォーマーにおいて、インナーライナー14、カーカス10、ビード8、サイドウォール6、ベルト12、トレッド4等のゴム部材がアッセンブリーされて、ローカバー(未架橋タイヤとも言う)が得られる。このローカバーが得られる工程は、成形工程と称される。
ローカバーは、加硫工程に供される。この加硫工程では、このローカバーが、開かれたモールド(図示されず)に投入される。投入のとき、ブラダー(図示されず)は収縮している。投入により、ブラダーはローカバーの内側に位置する。ガスの充填により、ブラダーが膨張する。この膨張により、ローカバーは変形する。この変形は、シェーピングと称されている。モールドが締められて、ブラダーの内圧が高められる。ローカバーは、モールドのキャビティ面とブラダーの外面とに挟まれて、加圧される。ローカバーは、ブラダー及びモールドからの熱伝導により、加熱される。
このモールドにおいて、キャビティ面の形状はタイヤ2の外面34の形状に相当する。このモールドには、このキャビティ面の、タイヤ2のビード領域に相当する位置に、多数の突起が設けられている。
ローカバーのゴム組成物は、加圧と加熱とにより流動する。この加圧及び加熱により、このゴム組成物に上記突起がめり込む。加熱により、ゴム組成物が架橋反応を起こして、タイヤ2が得られる。このタイヤ2には、突起がめり込んでいた部分にディンプル36が形成される。
前述したように、このタイヤ2では、サイド部Sの外面34に、多数のディンプル36が設けられている。これらディンプル36は、外面34から内向きに窪んでいるので、走行中にあるタイヤ2の周りに存在する空気を攪拌しうる。この攪拌により、このサイド部Sの温度上昇が抑制されうる。このようなタイヤ2では、セパレーション、カーカス10の破壊等の損傷が抑制されうる。このタイヤ2は、耐久性に優れる。このディンプル36は、タイヤ2の質量の軽減に寄与しうる。
このタイヤ2では、ディンプル36は、サイド部Sの外面34の、最大幅を示す位置から半径方向内側の部分に位置している。換言すれば、このタイヤ2では、ディンプル36は、ビード8の近傍に位置している。このタイヤ2では、このディンプル36が、このビード8の近傍の部分の温度上昇を抑制しうる。このようなタイヤ2では、セパレーション、カーカス10の破壊等の損傷が抑制されうる。このタイヤ2は、耐久性に優れる。
図4において、両矢印線R1はディンプル36の外径を表している。このディンプル36の外径R1は、このディンプル36の縁40の輪郭を表す円の直径である。点P1は、一のディンプル36の縁40の輪郭を表す円の中心である。点P2は、この一のディンプル36に近接する他のディンプル36の縁40の輪郭を表す円の中心である。両矢印線Lは、この中心P1とこの中心P2との距離を表している。両矢印線Dは、このディンプル36の深さを表している。この深さDは、このサイド部Sの外面34からこのディンプル36の底42までの高さが計測されることにより得られる。
このタイヤ2では、外径R1は3mm以上10mm以下であるのが好ましい。この外径Rが3mm以上に設定されることにより、このディンプル36が効果的に空気を攪拌しうる。このディンプル36を備えたタイヤ2では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ2は、耐久性に優れる。この観点から、この外径R1は3.5mm以上がより好ましい。この外径R1が10mm以下に設定されることにより、タイヤ2の剛性が適切に維持されうる。このタイヤ2では、優れた走行性能が維持されうる。この観点から、この外径R1は7mm以下がより好ましい。
このタイヤ2では、距離Lの、外径R1に対する比は1.2以上2以下である。この比が1.2以上に設定されることにより、このサイド部Sの外面34に設けられるディンプル36間の間隔過小が抑制されうる。この外面34に設けられるディンプル36の数が適切に維持されうるので、タイヤ2の質量過大が抑制されうる。このタイヤ2では、優れた走行性能が維持されうる。この観点から、この比は1.3以上がより好ましい。この比が2以下に設定されることにより、ディンプル36の間の距離が適切に維持されうる。このディンプル36が効果的に空気を攪拌しうるので、このタイヤ2では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ2は、耐久性に優れる。この観点から、この比は1.9以下がより好ましい。
このタイヤ2では、深さDの、外径R1に対する比は0.2以上0.5以下である。この比が0.2以上に設定されることにより、このディンプル36が効果的に空気を攪拌しうる。このディンプル36を備えたタイヤ2では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ2は、耐久性に優れる。この観点から、この比は0.3以上がより好ましく0.35以上がさらに好ましい。この比が0.5以下に設定されることにより、このディンプル36による攪拌効果が適切に維持されうる。このタイヤ2においても、温度上昇が抑制されうる。この観点から、この比は0.45以下がより好ましい。
図2において、実線BBLはビードベースラインを表している。このビードベースラインは、タイヤ2が装着されるリムのリム径(JATMA参照)を規定する線である。両矢印線H0は、このビードベースラインからタイヤ2の最大幅を示す位置(PA)までの半径方向高さを表している。両矢印線H1は、このビードベースラインから上記攪拌部32の半径方向外側に位置する端44(外端)までの半径方向高さを表している。この外端44は、この攪拌部32を構成するディンプル36において、半径方向外側に位置するディンプル36の縁40の、半径方向外側の部分である。両矢印線H2は、このビードベースラインからこの攪拌部32の半径方向内側に位置する端46(内端)までの半径方向高さを表している。この内端46は、この攪拌部32を構成するディンプル36において、半径方向内側に位置するディンプル36の縁40の、半径方向内側の部分である。
このタイヤ2では、高さH1の、高さH0に対する比は、0.7以上1.0以下であるのが好ましい。この比が0.7以上に設定されることにより、攪拌部32が効果的に空気を攪拌しうる。この攪拌部32を備えたタイヤ2では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ2は、耐久性に優れる。この観点から、この比は0.8以上がより好ましい。この比が1.0以下に設定されることにより、タイヤ2の質量が適切に維持されうる。このタイヤ2では、優れた走行性能が維持されうる。
このタイヤ2では、高さH2の、高さH0に対する比は、0.2以上0.5以下であるのが好ましい。この比が0.2以上に設定されることにより、攪拌部32がこのタイヤ2が組み込まれるリム(図示されず)のフランジよりも、半径方向外側に位置するように配置される。この攪拌部32は、空気の攪拌に効果的に寄与しうる。この攪拌部32を備えたタイヤ2では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ2は、耐久性に優れる。この観点から、この比は0.3以上がより好ましい。この比が0.5以下に設定されることにより、攪拌部32がビード領域の温度上昇を効果的に抑制しうる。このタイヤ2は、耐久性に優れる。
本発明では、タイヤ2及び後述するタイヤの各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TR規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TR規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。乗用車用タイヤ2の場合は、内圧が180kPaの状態で、寸法及び角度が測定される。
図5は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤ48の一部が示された斜視図である。この図5には、このタイヤ48のサイド部Sの外面34が示されている。この図5において、矢印線Aで示される方向がこのタイヤ48の半径方向外向きを表している。矢印線Bで示される方向は、このタイヤ48の正転方向である。このタイヤ48は、その外面34に攪拌部50を備えている。図示されていないが、この攪拌部50は、タイヤ48の最大幅を示す位置から半径方向内側の部分に位置している。この攪拌部50が、このタイヤ48の最大幅を示す位置から半径方向外側の部分に位置してもよい。この攪拌部50は、多数の攪拌子52を備えている。このタイヤ48では、この攪拌部50以外の構成は、図1に示されたタイヤ2と同等である。
このタイヤ48では、攪拌子52の配列パターンは直交配列である。図示されているように、半径方向に並列された攪拌子52a、52b及び52cからなるユニットと、回転方向に並列された攪拌子52a、52d及び52eからなるユニットとは、攪拌子52aで交差している。このタイヤ48では、攪拌部50は、多数の、半径方向に等間隔で並べられた複数の攪拌子52からなるユニットが正転方向に等間隔で並べられて構成されている。このタイヤ48では、多数の攪拌子52がサイド部Sの外面34に適切に分散しているので、これら攪拌子52によるユニフォミティの阻害が抑制されている。
このタイヤ48では、攪拌子52aがディンプルであり、この攪拌子52aに近接する攪拌子52b、52c、52d及び52eがピンプルである。さらに、この図5において、攪拌子52f、52g、52h及び52iは、ディンプルである。このタイヤ48では、ディンプルとピンプルとが半径方向に交互に並べられている。このディンプルとピンプルとは、回転方向にも交互に並べられている。このタイヤ48では、攪拌部50に含まれる多数の攪拌子52は、ディンプル及びピンプルからなる。換言すれば、この攪拌部50は、多数のディンプル及びピンプルを備えている。
図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。この図6には、ディンプルとしての攪拌子52a及びピンプルとしての攪拌子52cの断面が示されている。図示されているように、ディンプル52aは、外面34から内向きに窪んでいる。このディンプル52aの表面54の形状は、碗状を呈している。この表面54は、底56から同心円状に拡がっている。このディンプル52aの縁58aは、このディンプルとサイド部Sの外面34との境界部分に位置している。このタイヤ48では、この縁58aの輪郭は円である。このため、タイヤ48の歪みに伴う応力がこの縁58aにおいて適切に分散されうる。このタイヤ48では、このディンプルとしての攪拌子52がタイヤ48の耐久性を阻害するこはない。
ピンプル52cは、外面34から外向きに突出している。このピンプル52cの表面60は、頂点62から同心円状に拡がっている。このピンプル52cの縁58bは、このピンプル52cとサイド部Sの外面34との境界部分に位置している。このタイヤ48では、この縁58bの輪郭も円である。このため、タイヤ48の歪みに伴う応力がこの縁58bにおいて適切に分散されうる。このタイヤ48では、このピンプルとしての攪拌子52がタイヤ48の耐久性を阻害するこはない。
前述したように、このタイヤ48では、サイド部Sの外面34に、多数の、攪拌子52としてのディンプル及びピンプルが設けられている。これら攪拌子52は、走行中にあるタイヤ48の周りに存在する空気を攪拌しうる。この攪拌により、このサイド部Sの温度上昇が抑制されうる。このようなタイヤ48では、セパレーション、カーカスの破壊等の損傷が抑制されうる。このタイヤ48は、耐久性に優れる。
このタイヤ48では、攪拌子52としてのディンプル及びピンプルは、サイド部Sの外面34の、最大幅を示す位置から半径方向内側の部分に位置している。換言すれば、このタイヤ48では、攪拌子52は、ビードの近傍に位置している。このタイヤ48では、この攪拌子52が、このビードの近傍の部分の温度上昇を抑制しうる。このようなタイヤ48では、セパレーション、カーカスの破壊等の損傷が抑制されうる。このタイヤ48は、耐久性に優れる。
このタイヤ48では、攪拌部50に含まれる多数の攪拌子52にはピンプル及びディンプルが混在している。このピンプル及びディンプルの混在は、空気の攪拌効果を高める。温度上昇が適切に抑制されうるので、このタイヤ48は耐久性に優れる。さらに、このタイヤ48では、質量が適切に維持されうる。この観点から、ピンプルの全数Npに対するディンプルの全数Ndの比は、3/7以上が好ましく、1/2以上がより好ましい。この比は、7/3以下が好ましく、2/1以下がより好ましい。特に好ましくは、この比は1/1である。
攪拌子52としてのディンプル及びピンプルによる温度上昇の抑制効果の観点から、このタイヤ48では、ピンプルの全数Npに対する、4のディンプルが近接しているピンプルの数Npの比は、0.5以上が好ましく、0.7以上がより好ましい。特に好ましくは、この比は1である。
図6において、両矢印線R1はディンプルとしての攪拌子52aの外径を表している。この外径R1は、このディンプルの縁58aの輪郭を表す円の直径である。点P3は、この円の中心である。両矢印線R2は、このディンプルに近接するピンプルとしての攪拌子52cの外径を表している。この外径R2は、このピンプルの縁52bの輪郭を表す円の直径である。点P4は、この円の中心である。両矢印線Lは、この中心P3とこの中心P4との距離を表している。換言すれば、この距離Lは、一の攪拌子52の中心と、この一の攪拌子52に近接する他の攪拌子52の中心との距離である。両矢印線Dは、ディンプルの深さを表している。この深さDは、このサイド部Sの外面34からこのディンプルの底56までの高さが計測されることにより得られる。両矢印線Hは、このピンプルの高さを表している。この高さHは、このサイド部Sの外面34からこのディンプルの頂点62までの高さが計測されることにより得られる。
このタイヤ48では、外径R1は3mm以上10mm以下であるのが好ましい。この外径R1が3mm以上に設定されることにより、ディンプルとしての攪拌子52が効果的に空気を攪拌しうる。このタイヤ48では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ48は、耐久性に優れる。この観点から、この外径R1は3.5mm以上がより好ましい。この外径R1が10mm以下に設定されることにより、タイヤ48の剛性が適切に維持されうる。このタイヤ48では、優れた走行性能が維持されうる。この観点から、この外径R1は7mm以下がより好ましい。
このタイヤ48では、外径R2は3mm以上5mm以下であるのが好ましい。この外径R2が3mm以上に設定されることにより、ピンプルとしての攪拌子52が効果的に空気を攪拌しうる。このタイヤ48では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ48は、耐久性に優れる。この観点から、この外径R2は3.5mm以上がより好ましい。この外径R2が5mm以下に設定されることにより、タイヤ48の剛性が適切に維持されうる。このタイヤ48では、優れた走行性能が維持されうる。この観点から、この外径R2は4.5mm以下がより好ましい。
このタイヤ48では、深さDの、外径R1に対する比は0.2以上0.5以下である。この比が0.2以上に設定されることにより、ディンプルとしての攪拌子52が効果的に空気を攪拌しうる。このタイヤ48では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ48は、耐久性に優れる。この観点から、この比は0.3以上がより好ましく0.35以上がさらに好ましい。この比が0.5以下に設定されることにより、タイヤ48の剛性が適切に維持されうる。このタイヤ48では、優れた走行性能が維持されうる。この観点から、この比は0.45以下がより好ましい。
このタイヤ48では、高さHの、外径R2に対する比は0.2以上0.5以下である。この比が0.2以上に設定されることにより、ピンプルとしての攪拌子52が効果的に空気を攪拌しうる。このタイヤ48では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ48は、耐久性に優れる。この観点から、この比は0.3以上がより好ましく0.35以上がさらに好ましい。この比が0.5以下に設定されることにより、タイヤ48の質量が適切に維持されうる。このタイヤ48では、優れた走行性能が維持されうる。この観点から、この比は0.45以下がより好ましい。
このタイヤ48では、距離Lの、外径R1に対する比は1.2以上2以下であるのが好ましい。この比が1.2以上に設定されることにより、このサイド部Sの外面34に設けられる攪拌子52間の間隔過小が抑制されうる。この外面34に設けられる攪拌子52による攪拌効果が適切に維持される。この観点から、この比は1.3以上がより好ましい。この比が2以下に設定されることにより、攪拌子52間の間隔過大が抑制されうる。攪拌子52が効果的に空気を攪拌しうる。このタイヤ48では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ48は、耐久性に優れる。この観点から、この比は1.9以下がより好ましい。
このタイヤ48では、距離Lの、外径R2に対する比は1.2以上2以下であるのが好ましい。この比が1.2以上に設定されることにより、このサイド部Sの外面34に設けられる攪拌子52間の間隔過小が抑制されうる。この外面34に設けられる攪拌子52による攪拌効果が適切に維持される。この観点から、この比は1.3以上がより好ましい。この比が2以下に設定されることにより、攪拌子52間の間隔拡大が抑制されうる。攪拌子52が効果的に空気を攪拌しうる。このタイヤ48では、温度上昇が抑制されうる。このタイヤ48は、耐久性に優れる。この観点から、この比は1.9以下がより好ましい。
図7は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤ64の一部が示された斜視図である。この図7には、このタイヤ64のサイド部Sの外面34が示されている。この図7において、矢印線Aで示される方向が半径方向外向きを表している。矢印線Bで示される方向は、このタイヤ64の正転方向である。このタイヤ64は、この外面34に攪拌部66を備えている。図示されていないが、この攪拌部66は、タイヤ64の最大幅を示す位置から半径方向内側の部分に位置している。この攪拌部66が、このタイヤ64の最大幅を示す位置から半径方向外側の部分に位置してもよい。この攪拌部66は、多数の攪拌子68を備えている。このタイヤ64では、この攪拌部66以外の構成は、図1に示されたタイヤ2と同等である。
このタイヤ64では、攪拌子68aの周囲には、攪拌子68b、68c、68d、68e、68f及び68gが近接している。このタイヤ64では、一の攪拌子68に近接する位置に、6の他の攪拌子68が配置されている。図示されているように、攪拌子68aの半径方向外側に攪拌子68bが位置しており、攪拌子68aの半径方向内側に攪拌子68cが位置している。攪拌子68d及び68eは、この攪拌子68aの正転側に位置している。この攪拌子68a、68d及び68eにおいて、この攪拌子68aは、半径方向においてこの攪拌子68dとこの攪拌子68eとの中間に相当する位置に配置されている。攪拌子68g及び68fは、この攪拌子68aの反転側に位置している。この攪拌子68a、68d及び68eにおいて、この攪拌子68aは、半径方向においてこの攪拌子68dとこの攪拌子68eとの中間に相当する位置に配置されている。さらに、攪拌子68hが、攪拌子68f及び攪拌子68gの反転側であって、半径方向においてこの攪拌子68fとこの攪拌子68gとの中間に相当する位置に配置されている。この攪拌子68f及び68gは、攪拌子68hにも近接している。
図示されているように、攪拌子68a、68b及び68cは半径方向に一列に並べられている。攪拌子68a、この攪拌子68aに近接する攪拌子68e及び68g並びにこの攪拌子68gに近接する攪拌子68hは、回転方向にジグザグ状に並べられている。このタイヤ64では、攪拌子68a、68b及び68cからなるユニットと、攪拌子68a、68e、68g及び68hからなるユニットとは、攪拌子68aにおいて交差している。このような配列は、千鳥配列とも称される。このタイヤ64では、多数の攪拌子68が、半径方向において等間隔で一列に並べられつつ、回転方向においてジグザグ状に等間隔で並べられている。なお、多数の攪拌子68が、回転方向において等間隔で一列に並べられつつ、半径方向においてジグザグ状に等間隔で並べられてもよい。このタイヤ64では、多数の攪拌子68がサイド部Sの外面34に適切に分散されている。このタイヤ64では、これら攪拌子68によるユニフォミティの阻害が抑制されている。
このタイヤ64では、攪拌子68a及び68hはディンプルである。この攪拌子52aに近接する攪拌子68b、68d、68e、68c、68g及び68fは、ピンプルである。このタイヤ64では、攪拌部50に含まれる多数の攪拌子52は、ディンプル及びピンプルからなる。換言すれば、この攪拌部50は、多数のディンプル及びピンプルを備えている。
このタイヤ64では、ディンプルとしての攪拌子68aは外面34から内向きに窪んでいる。このディンプル68aの縁70aは、このディンプル68aとサイド部Sの外面34との境界部分に位置している。このタイヤ64では、この縁70aの輪郭は円である。このため、タイヤ64の歪みに伴う応力がこの縁70aにおいて適切に分散されうる。このタイヤ64では、このディンプルとしての攪拌子68が耐久性を阻害するこはない。
このタイヤ64では、ピンプルとしての攪拌子68bは外面34から外向きに突出している。このピンプル68bの縁70bは、このピンプル68bとサイド部Sの外面34との境界部分に位置している。このタイヤ64では、この縁70bの輪郭も円である。このため、タイヤ64の歪みに伴う応力がこの縁70bにおいて適切に分散されうる。このタイヤ64では、このピンプルとしての攪拌子68が耐久性を阻害するこはない。
前述したように、このタイヤ64では、サイド部Sの外面34に、多数の、攪拌子68としてのディンプル及びピンプルが設けられている。これら攪拌子68は、走行中にあるタイヤ64の周りに存在する空気を攪拌しうる。この攪拌により、このサイド部Sの温度上昇が抑制されうる。このようなタイヤ64では、セパレーション、カーカスの破壊等の損傷が抑制されうる。このタイヤ64は、耐久性に優れる。
このタイヤ64では、攪拌子68は、サイド部Sの外面34の、最大幅を示す位置から半径方向内側の部分に位置している。換言すれば、このタイヤ64では、攪拌子68は、ビードの近傍に位置している。このタイヤ64では、この攪拌子68が、このビードの近傍の部分の温度上昇を抑制しうる。このようなタイヤ64では、セパレーション、カーカスの破壊等の損傷が抑制されうる。このタイヤ64は、耐久性に優れる。
このタイヤ64では、攪拌部66に含まれる多数の攪拌子68には、ピンプル及びディンプルが混在している。このピンプル及びディンプルの混在は、攪拌子68による空気の攪拌効果をさらに高める。前述したように、このタイヤ64では、一のディンプルに6のピンプルが近接している。このタイヤ64では、攪拌子68による空気の攪拌効果が維持されつつ、タイヤ64の質量が適切に維持されうる。この観点から、ピンプルの全数Npに対するディンプルの全数Ndの比は、3/7以上が好ましく、1/2以上がより好ましい。この比は、7/3以下が好ましく、2/1以下がより好ましい。なお、このタイヤ64では、1のピンプルに、6のピンプルが近接されてもよい。
攪拌子68としてのディンプル及びピンプルによる温度上昇の抑制効果の観点から、このタイヤ64では、ディンプルの全数Ndに対する、6のピンプルが近接しているディンプルの数Ndの比は、0.5以上が好ましく、0.7以上がより好ましい。特に好ましくは、この比は1である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記表2に示された仕様を備えた実施例1の乗用車用タイヤを得た。このタイヤサイズは、195/65R15である。このタイヤは、図3に示された攪拌部を備えている。この攪拌部には、多数のディンプルが設けられている。これらディンプルの配列パターンは、直交配列である。この攪拌部に、ピンプルは含まれていない。このディンプルの外径R1は、4mmである。このディンプルの深さDの、この外径R1に対する比(D/R1)は、0.45である。一のディンプルの中心と、この一のディンプルに近接する他のディンプルの中心との距離Lの、この外径R1に対する比(L/R1)は、1.5である。
[比較例2から4及び実施例9から10]
深さDを変えて比(D/R1)を下記表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例5並びに実施例6から8及び11]
深さD及び距離Lを変えて比(D/R1)及び比(L/R1)を下記表1及び表2の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[比較例6並びに実施例2から5及び12から16]
深さD、外径R1及び距離Lを変えて比(D/R1)及び比(L/R1)を下記表1及び表3の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
[実施例17]
攪拌部の構成を図5で示された構成とした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。この攪拌部は、多数の、攪拌子としてのディンプル及びピンプルを備えている。このディンプル及びピンプルの配列パターンは、直交配列である。ディンプルとピンプルとは、交互に並べられている。このディンプルの外径R1は、4mmである。このディンプルの深さDの、この外径R1に対する比(D/R1)は、0.4である。攪拌子の中心間距離Lの、この外径R1に対する比(L/R1)は、1.5である。このピンプルの外径R2は、4mmである。このピンプルの高さHの、この外径R2に対する比(H/R2)は、0.4である。攪拌子の中心間距離Lの、この外径R2に対する比(L/R2)は、1.5である。ピンプルの全数Npに対するディンプルの全数Ndの比は、1である。ディンプルの全数Ndに対する、4のピンプルが近接しているディンプルの数Ndの比は、1である。
[実施例18]
攪拌部の構成を図7で示された構成とした他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。この攪拌部は、多数のディンプル及びピンプルを備えている。このディンプル及びピンプルの配列パターンは、千鳥配列である。ディンプルとピンプルとは、交互に並べられている。このディンプルの外径R1は、4mmである。このディンプルの深さDの、この外径R1に対する比(D/R1)は、0.4である。攪拌子の中心間距離Lの、この外径R1に対する比(L/R1)は、1.5である。このピンプルの外径R2は、4mmである。このピンプルの高さHの、この外径R2に対する比(H/R2)は、0.4である。攪拌子の中心間距離Lの、この外径R2に対する比(L/R2)は、1.5である。ピンプルの全数Npに対するディンプルの全数Ndの比は、0.5である。ディンプルの全数Ndに対する、6のピンプルが近接しているディンプルの数Ndの比は、1である。
[比較例1]
比較例1は、市販の従来のタイヤである。このタイヤには、攪拌部は設けられていない。
[評価]
試作タイヤがドラム耐久試験機のリムに装着されて、走行テストが実施された。リムは15×6J、内圧は100kPa(低内圧状態)、荷重は3.33kN(340kgf)そして速度は80km/hとされた。この走行テストの実施により、温度上昇の抑制効果及び耐久性が評価された。温度上昇の抑制効果は、走行中にあるタイヤの表面温度を非接触型温度計により計測することにより評価された。この結果が、比較例1を100とした指数値で下記表1及び表2に表されている。この数値が低いほど、温度上昇の抑制効果に優れていることが示される。耐久性は、30000km走行後のタイヤの外観観察により評価された。この結果が、損傷が認められず良好な外観が維持された場合がAとして、損傷が認められた場合がBとして下記表1及び表2に表されている。
Figure 0004801702
Figure 0004801702
Figure 0004801702
表1、表2及び表3に示されるように、実施例は温度上昇の抑制効果及び耐久性に優れる。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、種々の車両に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤが示された側面図である。 図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。 図3は、図1のタイヤのサイド部Sの一部が示された斜視図である。 図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された斜視図である。 図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。 図7は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤ64の一部が示された斜視図である。
符号の説明
2、48、64・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
14・・・インナーライナー
16・・・チェーファー
18・・・トレッド面
20・・・溝
22・・・コア
24・・・エイペックス
26・・・カーカスプライ
28・・・内側層
30・・・外側層
32、50、60・・・攪拌部
34・・・外面
36・・・ディンプル
52、68・・・攪拌子

Claims (2)

  1. トレッド部と、一対のサイド部とを備えており、
    各サイド部の外面に、攪拌部が設けられており、
    この攪拌部が、多数のディンプル及びピンプルを備えており、
    それぞれのディンプルが、この外面から内向きに窪んでおり、
    このディンプルの縁の輪郭が、円であり、
    このディンプルの深さの、このディンプルの外径に対する比が、0.2以上0.5以下であり、
    それぞれのピンプルが、この外面から外向きに突出しており、
    このピンプルの縁の輪郭が、円であり、
    このピンプルの高さの、このピンプルの外径に対する比が、0.2以上0.5以下であり、
    このディンプル及びピンプルの配列パターンが、直交配列であり、
    このディンプルとこのピンプルとが、交互に並べられている空気入りタイヤ。
  2. トレッド部と、一対のサイド部とを備えており、
    各サイド部の外面に、攪拌部が設けられており、
    この攪拌部が、多数のディンプル及びピンプルを備えており、
    それぞれのディンプルが、この外面から内向きに窪んでおり、
    このディンプルの縁の輪郭が、円であり、
    このディンプルの深さの、このディンプルの外径に対する比が、0.2以上0.5以下であり、
    それぞれのピンプルが、この外面から外向きに突出しており、
    このピンプルの縁の輪郭が、円であり、
    このピンプルの高さの、このピンプルの外径に対する比が、0.2以上0.5以下であり、
    このディンプル及びピンプルの配列パターンが、千鳥配列であり、
    1のディンプルに、6のピンプルが近接している空気入りタイヤ。
JP2008197356A 2008-07-31 2008-07-31 空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP4801702B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008197356A JP4801702B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 空気入りタイヤ
RU2011105105/11A RU2471642C2 (ru) 2008-07-31 2009-07-28 Пневматическая шина
PCT/JP2009/003561 WO2010013453A1 (ja) 2008-07-31 2009-07-28 空気入りタイヤ
EP09802702.2A EP2305491A4 (en) 2008-07-31 2009-07-28 TIRE
BRPI0916552A BRPI0916552A2 (pt) 2008-07-31 2009-07-28 pneumático
KR1020117001049A KR101266696B1 (ko) 2008-07-31 2009-07-28 공기 타이어
US13/001,578 US8656969B2 (en) 2008-07-31 2009-07-28 Pneumatic tire
CN2009801295572A CN102105316A (zh) 2008-07-31 2009-07-28 充气轮胎

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008197356A JP4801702B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010030547A JP2010030547A (ja) 2010-02-12
JP4801702B2 true JP4801702B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=41610167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008197356A Expired - Fee Related JP4801702B2 (ja) 2008-07-31 2008-07-31 空気入りタイヤ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8656969B2 (ja)
EP (1) EP2305491A4 (ja)
JP (1) JP4801702B2 (ja)
KR (1) KR101266696B1 (ja)
CN (1) CN102105316A (ja)
BR (1) BRPI0916552A2 (ja)
RU (1) RU2471642C2 (ja)
WO (1) WO2010013453A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010017634A1 (de) 2010-06-29 2011-12-29 Continental Reifen Deutschland Gmbh Fahrzeugluftreifen
DE102010036765A1 (de) 2010-07-30 2012-02-02 Continental Reifen Deutschland Gmbh Fahrzeugluftreifen
CN102463851B (zh) * 2010-10-29 2015-05-27 横滨橡胶株式会社 充气轮胎
JP2012131254A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd ランフラットタイヤ
DE102011051933A1 (de) 2011-07-19 2013-01-24 Continental Reifen Deutschland Gmbh Fahrzeugluftreifen
JP5467081B2 (ja) * 2011-08-10 2014-04-09 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2013071680A (ja) 2011-09-28 2013-04-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤユニット
JP5569494B2 (ja) * 2011-09-28 2014-08-13 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP5482758B2 (ja) 2011-09-28 2014-05-07 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP5828258B2 (ja) * 2011-09-28 2015-12-02 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP5695543B2 (ja) * 2011-10-31 2015-04-08 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
WO2013111576A1 (ja) * 2012-01-24 2013-08-01 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP5589015B2 (ja) * 2012-02-27 2014-09-10 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
EP2862730B1 (en) * 2012-07-11 2017-06-21 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic tire
JP5576908B2 (ja) * 2012-08-06 2014-08-20 住友ゴム工業株式会社 ランフラットタイヤ
WO2014199652A1 (ja) * 2013-06-11 2014-12-18 住友ゴム工業株式会社 非空気式タイヤ
FR3009522B1 (fr) * 2013-08-07 2016-12-23 Michelin & Cie Pneumatique comportant sur un flanc une texture particuliere
FR3014025B1 (fr) * 2013-11-29 2017-02-24 Michelin & Cie Pneumatique comportant un motif de masquage de defaut sur un flanc
JP2015016864A (ja) * 2014-09-24 2015-01-29 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP6186334B2 (ja) 2014-10-20 2017-08-23 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP6434284B2 (ja) * 2014-11-19 2018-12-05 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
DE112016002172T5 (de) * 2015-05-14 2018-03-01 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Luftreifen
CN107499068B (zh) * 2017-08-25 2020-02-18 正新橡胶(中国)有限公司 机动车及其充气轮胎
JP2021054396A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 住友ゴム工業株式会社 タイヤ
JP7484287B2 (ja) * 2020-03-24 2024-05-16 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
CN113415110A (zh) * 2021-07-09 2021-09-21 双钱集团上海轮胎研究所有限公司 一种轮胎

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2531260B1 (fr) * 1982-07-29 1986-04-11 Centre Nat Rech Scient Materiaux ferromagnetiques derives des nitrures de fer, leur preparation et leur application comme materiau d'enregistrement magnetique
JPS5976403U (ja) * 1982-11-15 1984-05-24 横浜ゴム株式会社 タイヤ
JPH04238703A (ja) * 1991-01-10 1992-08-26 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ
JP3028492B2 (ja) 1991-03-27 2000-04-04 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JPH1058925A (ja) * 1996-08-21 1998-03-03 Bridgestone Corp サイド部下方領域に多数のディンプルを備えた空気入りタイヤ
JPH11321243A (ja) * 1998-05-18 1999-11-24 Bridgestone Corp 多数の半球状の突起よりなる環状装飾体を備えた空気入りタイヤ
JP2000016030A (ja) 1998-07-07 2000-01-18 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JP2002205514A (ja) * 2001-01-05 2002-07-23 Yokohama Rubber Co Ltd:The 重荷重用空気入りタイヤ
JP4826110B2 (ja) 2005-03-16 2011-11-30 横浜ゴム株式会社 空気入りラジアルタイヤ
JP4658736B2 (ja) 2005-08-19 2011-03-23 住友ゴム工業株式会社 ランフラットタイヤ
JP2008001249A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
CN102105316A (zh) 2011-06-22
EP2305491A1 (en) 2011-04-06
RU2471642C2 (ru) 2013-01-10
RU2011105105A (ru) 2012-09-10
KR101266696B1 (ko) 2013-05-28
BRPI0916552A2 (pt) 2015-11-10
US20110108174A1 (en) 2011-05-12
JP2010030547A (ja) 2010-02-12
EP2305491A4 (en) 2013-05-08
KR20110019430A (ko) 2011-02-25
WO2010013453A1 (ja) 2010-02-04
US8656969B2 (en) 2014-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4801702B2 (ja) 空気入りタイヤ
CN107531111B (zh) 漏气保用轮胎
EP2974890B1 (en) Run-flat tire
JP5589015B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5399064B2 (ja) ランフラットタイヤ
KR101607784B1 (ko) 런플랫 타이어
KR20100134752A (ko) 공기 타이어
JP5695543B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5317667B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2010280322A (ja) 空気入りタイヤ
JP5299913B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5467081B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2011057183A (ja) 空気入りタイヤ
JP5294997B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2007290407A (ja) ランフラットタイヤ
KR102161729B1 (ko) 공기 타이어
JP5480984B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2020116976A (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP2014133443A (ja) 空気入りタイヤ
JP6969279B2 (ja) タイヤ
JP7484287B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2022096926A (ja) タイヤ、及びタイヤの製造方法
JP2024093506A (ja) 更生タイヤ
JP2008174135A (ja) 空気入りタイヤ
JP2015020478A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110805

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4801702

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees