JP4739598B2 - 音楽データ再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の曲を順次再生可能な音楽データ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、「MP3」などと呼ばれるファイル形式で、音楽データが圧縮して記憶され、比較的小型の再生装置で音楽データの再生が可能になってきている。「MP3」は、MPEG1 Audio Layer III 方式の略称である。「MPEG」は、ビデオデータを圧縮/伸長するアルゴリズムとして開発されている国際標準規格であり、その策定者であるMoving Picture coding Experts Group の略称である。MP3は、デジタル画像の符号化方式MPEG1の音声部分のデータ圧縮アルゴリズムに従う。MP3では、音楽CD(Compact Disc)と同レベルのPCM(Pulse Code Modulation)データを10分の1から12分の1程度に圧縮することができるとされている。このため、MP3のファイル形式で音楽データを記憶する再生装置には、CDなどの既存の記録媒体から音楽データを抜出して記憶したり、インターネットなどの情報通信を利用してダウンロードした音楽データを記憶したりして、複数の曲の音楽データが記憶され、任意の順序を指定して再生することができる。
【0003】
特開平9−7355号公報には、CDなどのディスク媒体に記録されている複数の曲全部を、それぞれ部分的に再生しながら、全曲をノンストップで流れるようによどみなく再生するディスクプレーヤの再生方法が開示されている。この先行技術では、再生時間Tpを設定すると、ディスク媒体に記録されている音楽データ全体の再生に要する時間Tiを算出し、Tp/Tiの割合で各曲の演奏時間を決定し、曲間では前曲の音量を低下させるフェードアウト制御と、次の曲の音量を増加させるフェードイン制御とを併せたクロスフェード制御を行っている。
【0004】
特開平9−230880号公報には、複数のカラオケ曲から演奏区間の一部ずつを指定して、指定された複数の一部演奏区間を連続して再生するメドレー演奏形式での再生が可能なカラオケ装置が開示されている。このカラオケ装置のメドレー演奏形式では、接合方式、クロスフェード方式、およびブリッジ方式の3方式のいずれかを選択して、曲間を連結することができる。接合方式は、前後の曲の音量・テンポ・拍子・拍・調性(キー)が全て一致している場合に適していると記載されている。クロスフェード方式は、前後の曲間で音量やテンポが異なる場合に適していると記載されている。ブリッジ方式は、前後の曲間自然に連結するようなフレーズを自動的に生成して挿入する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図10は、従来のMP3等の音楽ファイルを複数曲分、連続再生する場合の概略的な再生状態を示す。複数の曲A,B,C,…が順次記憶されていても、一般に1曲の音楽データ1a,1b,1c,…の前後には無音部や、フェードアウトして曲を終了させるアウトロ部などの低音量部2a,2b,2c,…が付加される。このような音楽データの形態で記憶されている複数の曲の再生を続けて行うと、曲の最初または最後の部分に無音や低音量の部分が挟まれ、次の曲の開始まで間が空いて、テンポよく演奏されない問題が生じる。ボーカルを聴く目的で再生を行うときは、音量はあってもボーカルがない伴奏だけが再生されることになる。このような再生は、MP3に限らず、ホームでの据置用、車載用、ポータブル用等を問わず、広く利用されるオーディオ再生装置で生じる。
【0006】
特開平9−7355号公報や特開平9−230880号公報に開示されているような先行技術では、複数の曲全体を通して、各曲は一部分ずつしか再生されないので、曲の再生を充分に楽しめるとは限らない。
【0007】
本発明の目的は、複数の曲を、各曲で重要な部分は充分に再生される条件を設定して、かつ曲間を円滑に連結して再生することができる音楽データ再生装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の曲の音楽データを、順次再生する音楽データ再生装置において、
前の曲の再生終了前に、次の曲の再生の開始する条件を設定する条件設定手段と、
前の曲の再生中に、条件設定手段に設定されている条件が成立するか否かを判断する条件判断手段と、
条件判断手段によって条件が成立していると判断されるとき、前の曲の再生を続けながら、次の曲の再生を開始するように制御する再生制御手段と
再生中の曲について、予め定める演奏関連情報を保持する関連情報保持手段とを含み、
前記条件設定手段は、関連情報保持手段に保持される演奏関連情報に従って、前記条件を切換えることを特徴とする音楽データ再生装置である。
【0009】
本発明に従えば、音楽データ再生装置のユーザが条件設定手段に、前の曲の再生終了前に次の曲の再生の開始する条件を設定すると、条件判断手段は前の曲の再生中に、条件設定手段に設定されている条件が成立するか否かを判断する。再生制御手段は、条件判断手段によって条件が成立していると判断されるとき、前の曲の再生を続けながら、次の曲の再生を開始するように制御する。ユーザが複数の曲の音楽データを指定して再生させる際に、条件設定手段に条件を設定すれば、設定された条件に従って、前の曲の終了前に次の曲の再生が開始されるので、テンポよく曲間を連結して、メドレー再生を楽しむことができる。前の曲の主要な部分を含み、最後の無音部やアウトロ部などの低音量部などを含めない条件を設定することによって、各曲で重要な部分は充分に再生して、かつ曲間を円滑に連結することができる。
また、たとえばタイトル、アーティスト名、アルバム名、ジャンルなどの演奏関連情報に従って、前の曲の再生中に次の曲の再生を開始する条件を切換えるので、曲の演奏形態などに適合した条件で曲間の連結を行うことができる。
【0010】
また本発明で、前記条件設定手段は、前記前の曲の終了までの時間を前記条件として設定可能であることを特徴とする。
【0011】
本発明に従えば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、時間で設定することができる。無音部などが一定時間ずつ曲間に設けられているような場合に、曲間をテンポよく連結することができる。
【0012】
また本発明で、前記条件設定手段は、前記前の曲の音量レベル値を前記条件として設定可能であることを特徴とする。
【0013】
本発明に従えば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、音量レベル値で設定することができる。曲の終りにアウトロ部などで低音量部があるような場合に、音量レベルを設定して除去し、曲間をテンポよく連結することができる。
【0014】
また本発明で、前記音量レベル値は、周波数帯域を指定可能であることを特徴とする。
【0015】
本発明に従えば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する音量レベル値の条件で周波数帯を指定可能であるので、ボーカルや特定の楽器などの音量レベルに注目して、次の曲への切換を行うことができる。
【0016】
また本発明で、前記条件設定手段は、前記前の曲のボーカル成分が無くなることを前記条件として設定可能であることを特徴とする。
【0017】
本発明に従えば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、ボーカル成分が無くなることとして設定することができるので、ボーカルが無い状態が続かないように、テンポよく曲間を連結することができる。
【0018】
また本発明で、前記条件設定手段は、前記前の曲の全体に対する残り割合を前記条件として設定可能であることを特徴とする。
【0019】
本発明に従えば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、前の曲の全体に対する残り割合で設定可能であるので、曲の長短に応じて後半部分をカットし、次の曲の再生を開始して、曲間をテンポよく連結することができる。
【0020】
また本発明で、前記条件設定手段は、前記前の曲の残存するデータ量を前記条件として設定可能であることを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、前の曲の残存するデータ量で設定可能であるので、曲の後半部分をカットし、次の曲の再生を開始して、曲間をテンポよく連結することができる。
【0022】
また本発明で、前記条件設定手段は、前記前の曲の最大音量に対する再生音量レベルの割合を前記条件として設定可能であることを特徴とする。
【0023】
本発明に従えば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、前の曲の最大音量に対する再生音量レベルの割合で設定することができるので、曲の全体的な音量に対応して、相対的な音量が小さくなれば、次の曲の再生を開始し、テンポよく曲間を連結することができる。
【0026】
また本発明で、前記複数の曲の音楽データは、予め定める方式に従って圧縮されて記憶されることを特徴とする。
【0027】
本発明に従えば、複数の曲の音楽データは、予め定める方式、たとえばMP3方式などで圧縮されて記憶されるので、比較的小さな記憶容量でも多くの曲の音楽データを記憶することができ、記憶された曲をテンポよく続けて再生することができる。
【0028】
また本発明で、前記複数の曲の音楽データは、予め定める形式の記録媒体に記憶され、
該記録媒体から、音楽データの再生速度よりも高速に音楽データを読出すデータ読出し手段と、
データ読出し手段によって読出された音楽データを一時的に記憶するバッファ手段とをさらに含み、
前記再生制御手段は、前記条件設定手段に設定される条件が成立する前に、前記前の曲の音楽データをデータ読出し手段によって、再生速度よりも高速に記録媒体から読出してバッファ手段に記憶しておき、該条件が成立すると、バッファ手段に記憶されている前の曲の音楽データの再生を続けながら、次の曲の音楽データをデータ読出し手段によって記録媒体から読出して再生を開始することを特徴とする。
【0029】
本発明に従えば、複数の曲の音楽データは、たとえばCDなどの予め定める形式の記録媒体に記憶されている。データ読出し手段は、音楽データの再生速度よりも高速で記録媒体から音楽データを読出し、バッファ手段に一時的に記憶させることができる。再生制御手段は、条件設定手段に設定される条件が成立する前に、前の曲の音楽データをデータ読出し手段によって、再生速度よりも高速に記録媒体から読出してバッファ手段に記憶しておき、条件が成立すると、バッファ手段に記憶されている前の曲の音楽データの再生を続けながら、次の曲の音楽データをデータ読出し手段によって記録媒体から読出して再生を開始するので、曲間の切換えをテンポよく行うことができる。
【0030】
さらに本発明は、前述のいずれかに記載の音楽データ再生装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
【0031】
本発明に従えば、パーソナルコンピュータなどに備えられる音楽再生機能などを利用して、複数の曲の音楽データを、順次的に、かつ曲間の連結をテンポよく再生することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の各形態による音楽データの連続的な再生状態を示す。複数の曲A,B,C,…について、実質的な音楽データ部分11a,11b,11c,…と、無音部やアウトロ部などの低音量部分12a,12b,12c,…とを、条件を指定して分ける。前の曲の音楽データ部分11a,11b,11c,…の再生が終了すると、低音量部分12a,12b,12c,…の再生を続けながら、次の曲の音楽データ部分11a,11b,11c,…の再生を開始する。予め記憶されている複数の曲の音楽データ11a,11b,11c,…は、ユーザの指定に従う順序で、順次再生される。
【0033】
図2は、図1に示すような再生状態で複数の曲の音楽データ11a,11b,11c,…を連続的に再生可能な音楽データ再生装置20の概略的な構成を示す。音楽データ再生装置20の全体的な制御や、圧縮されて記憶されている音楽データの伸長処理は、CPU21がROM22に記憶されているプログラムに従い、RAM23をワークエリアとして使用しながら実行する。音楽データの伸長処理などに、専用のプロセッサを使用することもできる。音楽データは、音楽データ記憶部24に、たとえばMP3などの形式で圧縮されて記憶されている。音楽データ記憶部24は、半導体メモリを利用したり、ハードディスク装置などを利用することができる。伸長処理を受けた音楽データは、デジタルオーディオ信号となり、デジタル/アナログ変換を行うD/A回路25でアナログのオーディオ信号に変換され、スピーカ27やヘッドフォンなどを駆動して音楽として再生される。本発明の音楽データ再生装置20には、図1に示すような曲間の再生切換えを行う条件を、ユーザが設定することができる条件設定手段28が設けられる。条件設定手段28は、たとえばキーボードなどで実現することができる。
【0034】
複数の曲の音楽データ11a,11b,11c,…は、予め定める方式、たとえばMP3方式などで圧縮されて記憶されるので、比較的小さな記憶容量の音楽データ記憶部24でも多くの曲の音楽データ11a,11b,11c,…を記憶することができ、記憶された曲をテンポよく続けて再生することができる。
【0035】
本発明の各実施形態では、前の曲の再生終了前に、次の曲の再生の開始する条件を設定する条件設定手段28が設けられる。CPU21は、前の曲の再生中に、条件設定手段28に設定されている条件が成立するか否かを判断する条件判断手段として機能し、また条件が成立していると判断されるとき、前の曲の再生を続けながら、次の曲の再生を開始するように制御する再生制御手段としても機能する。
【0036】
一般に曲の終りの部分(以降「アウトロ部」と称す)では徐々に音量レベルが低下してフェードアウトするようにデータが作成されている。また曲の初めのイントロ部では、徐々に音量レベルが増加してフェードインするようにデータが作成されている。したがって、前の曲の再生を続けながら次の曲の再生を開始すると、自然にクロスフェードで曲間が連結されるようになる。積極的に音量レベルの制御を行い、クロスフェード制御を確実に行うこともできる。
【0037】
音楽データ再生装置20のユーザが条件設定手段28に、前の曲の再生終了前に次の曲の再生の開始する条件を設定すると、CPU21は、前の曲の再生中に、条件設定手段28に設定されている条件が成立するか否かを判断する。条件が成立していると判断されるときは、前の曲の再生を続けながら、次の曲の再生を開始する。ユーザが複数の曲の音楽データを指定して再生させる際に、条件設定手段28に条件を設定すれば、設定された条件に従って、前の曲の終了前に次の曲の再生が開始されるので、テンポよく曲間を連結して、メドレー再生を楽しむことができる。前の曲の主要な部分を含み、最後の無音部やアウトロ部などの低音量部などを含めない条件を設定することによって、各曲で重要な部分は充分に再生して、かつ曲間を円滑に連結することができる。
【0038】
図3は、本発明の実施の第1形態として、条件設定手段28に、前の曲の終了までの時間を条件として設定する場合の制御手順を示す。ステップa0で図2の条件設定手段28に残り時間値を入力すると、RAM23などのメモリに、入力された残り時間値が条件として記憶される。複数の曲の連続再生が、ステップa10から開始され、ステップa11で前の曲の再生が行われると、ステップa12では、曲の残り時間がメモリに記憶されている曲の残り時間の入力値よりも小さくなっているか否かを判断する。小さくなっていないと判断されるときはステップa12の判断を続け、小さくなっていると判断されるときは、ステップa13で次の曲の再生を開始する。前の曲の演奏の再生を続けながら次の曲の演奏を開始するので、無音部などが一定時間ずつ曲間に設けられているような場合に、前の曲が終了したと同時に次の曲を開始させるので曲間をテンポよく連結することができる。
【0039】
図4は、本発明の実施の第2形態として、条件設定手段28に、前の曲の音量レベル値を条件として設定する場合の制御手順を示す。ステップb0で図2の条件設定手段28に音量レベル値を入力すると、RAM23などのメモリに、入力された音量レベル値が条件として記憶される。複数の曲の連続再生が、ステップb10から開始され、ステップb11で前の曲の再生が行われると、ステップb12では、曲の音量レベルがメモリに記憶されている音量レベルの入力値よりも小さくなっているか否かを判断する。小さくなっていないと判断されるときはステップb12の判断を続け、小さくなっていると判断されるときは、ステップb13で次の曲の再生を開始する。前の曲の終りにアウトロ部などで低音量部があるような場合に、アウトロ部などに相当する音量レベルを次の曲を開始するための条件として設定することで、曲の主要部分は確実に再生することができ、また前の曲の低音量部と次の曲のイントロ部がユーザに聞きとれるように重なることで、自然とクロスフェード効果が生まれ、曲間をテンポよく連結することができる。
【0040】
図5は、本発明の実施の第3形態として、条件設定手段28に、ボーカル成分が無くなることを設定する場合の制御手順を示す。ステップc0で図2の条件設定手段28にボーカル成分を指定すると、RAM23などのメモリに、入力され条件が記憶される。複数の曲の連続再生が、ステップc10から開始され、ステップc11で前の曲の再生が行われると、ステップc12では、ボーカル成分が無くなったか否かを判断する。ボーカル成分がなくなっていないと判断されるときはステップc12の判断を続け、無くなっていると判断されるときは、ステップc13で次の曲の再生を開始する。ボーカル成分は、音声周波数帯を指定して、周波数で他の成分と区別することができる。また、音楽データが左右の2チャネルステレオ方式であるときには、中央に定位する成分、すなわち両チャネルで同位相となり、音量も等しい成分として、他の成分と区別することができる。
【0041】
本実施形態では、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、ボーカル成分が無くなることとして設定することができるので、ボーカルが無い状態が続かないように、テンポよく曲間を連結することができる。
【0042】
図6は、本発明の実施の第4形態として、条件設定手段28に、音声周波数帯を指定して音量レベル値を設定する場合の制御手順を示す。ステップd0で図2の条件設定手段28に音声周波数帯域を指定して音量レベル値を入力すると、RAM23などのメモリに、指定された音声周波数帯と入力され音量レベルとが条件として記憶される。複数の曲の連続再生が、ステップd10から開始され、ステップd11で前の曲の再生が行われると、ステップd12では、該当周波数帯の音量レベル値が入力値よりも小さくなったか否かを判断する。小さくなっていないと判断されるときはステップd12の判断を続け、小さくなっていると判断されるときは、ステップd13で次の曲の再生を開始する。実施の第3形態のようなボーカル成分は、音声周波数帯を条件で指定することで、周波数で他の成分と区別することもできるので、より確実にユーザが所望する曲部分だけを再生することができる。また、ボーカルでも、ソロとバックコーラスとを周波数帯で区別して、ソロがなくなると、その曲の音量レベルを減衰させて(無限大の減衰にすると無音になる)次の曲を再生するように設定することもできる。特定の楽器などの音量レベルに注目して、次の曲の再生を開始させることもできる。
【0043】
図7は、本発明の実施の第5形態として、条件設定手段28に、前の曲の残り時間を、全体に対する割合で、条件として設定する場合の制御手順を示す。ステップe0で図2の条件設定手段28に曲時間割合値を入力すると、RAM23などのメモリに、入力された曲時間割合値が条件として記憶される。複数の曲の連続再生が、ステップe10から開始され、ステップe11で前の曲の再生が行われると、ステップe12では、曲の残り時間割合が算出され、メモリに記憶されている曲時間割合の入力値よりも小さくなっているか否かを判断する。小さくなっていないと判断されるときはステップe12の判断を続け、小さくなっていると判断されるときは、ステップe13で次の曲の再生を開始する。前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、前の曲の全体に対する残り割合で設定するので、曲の長短に応じて後半部分の音量レベルを減衰させて(無限大の減衰にすると無音になる)、次の曲の再生を開始して、曲間をテンポよく連結することができる。
【0044】
図8は、本発明の実施の第6形態として、条件設定手段28に、前の曲の残りのファイル容量値を条件として設定する場合の制御手順を示す。ステップf0で図2の条件設定手段28にファイル容量値を入力すると、RAM23などのメモリに、入力されたファイル容量値が条件として記憶される。複数の曲の連続再生が、ステップf10から開始され、ステップf11で前の曲の再生が行われると、ステップf12では、曲の残りのファイル容量が算出され、メモリに記憶されているファイル容量の入力値よりも小さくなっているか否かを判断する。小さくなっていないと判断されるときはステップf12の判断を続け、小さくなっていると判断されるときは、ステップf13で次の曲の再生を開始する。前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、前の曲の残存するデータ量で設定するので、曲の後半部分の音量レベルを減衰させて(無限大の減衰にすると無音になる)、次の曲の再生を開始して、曲間をテンポよく連結することができる。
【0045】
また図2の条件設定手段28には、前の曲の最大音量に対する再生音量レベルの割合を条件として設定することも可能である。前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、前の曲の最大音量に対する再生音量レベルの割合で設定することができるので、曲の全体的な音量に対応して、相対的な音量が小さくなれば、次の曲の再生を開始し、テンポよく曲間を連結することができる。
【0046】
図9は、本発明の実施の第7形態として、条件設定手段28に、曲に関連して記憶されている曲情報を条件として設定する場合の制御手順を示す。ステップg0で図2の条件設定手段28に曲情報条件を入力すると、RAM23などのメモリに、入力された条件が記憶される。複数の曲の連続再生が、ステップg10から開始され、ステップg11で前の曲の再生が行われると、ステップg12では、曲に関連する情報の取得が行われる。ステップg13では、曲情報毎に条件が成立するか否かを判断する。条件が成立しないと判断するときは、ステップg13の判断を続ける。条件が成立すると判断されるときは、ステップg14で次の曲の再生を開始する。
【0047】
曲情報条件は、たとえばタイトル、アーティスト名、アルバム名、ジャンルなどの演奏関連情報であり、これらの演奏関連情報に対応して、実施の第1形態から第6形態に示したような曲間の切換え制御を行わせることができる。演奏関連情報は、音楽データに付随して音楽データ記憶部24などに記憶され、RAM23が関連情報保持手段として機能して制御のために保持する。タイトル、アーティスト名、アルバム名、ジャンルなどの演奏関連情報に従い、たとえばタイトルAは曲の残り時間を条件にし、タイトルBは音量レベルを条件として、関連付けで予め設定しておくことで、前の曲の再生中に次の曲の再生を開始する条件を切換えるので、曲の演奏形態などに適合した条件で曲間の連結を行うことができる。
【0048】
なお、本発明は、複数の曲の音楽データが予め定める形式の記録媒体、たとえばCDやミニディスク(MD)などに記憶されている場合にも適用することができる。記録媒体から、音楽データの再生速度よりも高速に音楽データを読出すデータ読出し手段と、データ読出し手段によって読出された音楽データを一時的に記憶するバッファ手段とを備えていれば、条件が成立する前に、前の曲の音楽データをデータ読出し手段によって、再生速度よりも高速に記録媒体から読出してバッファ手段に記憶しておき、該条件が成立すると、バッファ手段に記憶されている前の曲の音楽データの再生を続けながら、次の曲の音楽データをデータ読出し手段によって記録媒体から読出して再生を開始すればよい。
【0049】
複数の曲の音楽データは、たとえばCDなどの予め定める形式でランダムアクセスが可能な記録媒体に記憶されていればよい。データ読出し手段は、音楽データの再生速度よりも高速で記録媒体から音楽データを読出し、バッファ手段に一時的に記憶させる。このような高速読出しは、パーソナルコンピュータなどのCD−ROM装置などで、倍速読出し機能として備えられている。このような機能を利用すればよい。
【0050】
さらに、パーソナルコンピュータなどに備えられる音楽再生機能などを利用すれば、複数の曲の音楽データを、順次的に、かつ曲間の連結をテンポよく再生する機能を、プログラムで実現することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、音楽データ再生装置のユーザは、設定した条件が成立すると、前の曲の再生を続けながら、次の曲の再生を開始するので、テンポよく曲間を連結して、メドレー再生を楽しむことができる。前の曲の主要な部分を含む条件を設定することによって、各曲で重要な部分は充分に再生して、かつ曲間を円滑に連結することができる。
また、タイトル、アーティスト名、アルバム名、ジャンルなどの演奏関連情報に従って条件を切換え、曲の演奏形態などに適合した条件で曲間の連結を行うことができる。
【0052】
また本発明によれば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、時間で設定し、無音部などが一定時間ずつ曲間に設けられているような場合に、曲間をテンポよく連結することができる。
【0053】
また本発明によれば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、音量レベル値で設定し、曲の終りに低音量部があるような場合に、曲間をテンポよく連結することができる。
【0054】
また本発明によれば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する音量レベル値の条件で周波数帯を指定し、ボーカルや特定の楽器などの音量レベルに従って、次の曲の再生を開始させることができる。
【0055】
また本発明によれば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する際に、ボーカルが無い状態が続かないように、テンポよく曲間を連結することができる。
【0056】
また本発明によれば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、前の曲の全体に対する残り割合で設定し、曲の長短に応じて後半部分の音量レベルを減衰させて(無限大の減衰にすると無音になる)、曲間をテンポよく連結することができる。
【0057】
また本発明によれば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、前の曲の残存するデータ量で設定し、前の曲の後半部分の音量レベルを減衰させて(無限大の減衰にすると無音になる)、曲間をテンポよく連結することができる。
【0058】
また本発明によれば、前の曲の終了前に次の曲の再生を開始する条件を、前の曲の最大音量に対する再生音量レベルの割合で設定し、曲の全体的な音量に対応して相対的な音量が小さくなタイミングで、テンポよく曲間を連結することができる。
【0060】
また本発明によれば、複数の曲の音楽データは、予め定める方式で圧縮されて記憶されるので、記憶された多くの曲をテンポよく続けて再生することができる。
【0061】
また本発明によれば、条件が成立する前に、前の曲の音楽データを再生速度よりも高速に記録媒体から読出してバッファ手段に記憶しておき、条件が成立すると、バッファ手段に記憶されている前の曲の音楽データの再生を続けながら、次の曲の音楽データをデータ読出し手段によって記録媒体から読出して再生を開始するので、曲間の連結をテンポよく行うことができる。
【0062】
さらに本発明によれば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータのプログラム動作で、複数の曲の音楽データを、順次的に、かつ曲間をテンポよく連結して再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って複数の曲を連続的に再生する状態を簡略化して示すタイムチャートである。
【図2】本発明の実施の各形態で使用する音楽データ再生装置20の概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の第1形態としての制御手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の第2形態としての制御手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の第3形態としての制御手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の第4形態としての制御手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第5形態としての制御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の第6形態としての制御手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の第7形態としての制御手順を示すフローチャートである。
【図10】従来技術で複数の曲を連続的に再生する状態を簡略化して示すタイムチャートである。
【符号の説明】
11a,11b,11c,… 音楽データ
12a,12b,12c,… 低音量部分
20 音楽データ再生装置
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 音楽データ記憶部
28 条件設定手段

Claims (11)

  1. 複数の曲の音楽データを、順次再生する音楽データ再生装置において、
    前の曲の再生終了前に、次の曲の再生の開始する条件を設定する条件設定手段と、
    前の曲の再生中に、条件設定手段に設定されている条件が成立するか否かを判断する条件判断手段と、
    条件判断手段によって条件が成立していると判断されるとき、前の曲の再生を続けながら、次の曲の再生を開始するように制御する再生制御手段と
    再生中の曲について、予め定める演奏関連情報を保持する関連情報保持手段とを含み、
    前記条件設定手段は、関連情報保持手段に保持される演奏関連情報に従って、前記条件を切換えることを特徴とする音楽データ再生装置。
  2. 前記条件設定手段は、前記前の曲の終了までの時間を前記条件として設定可能であることを特徴とする請求項1記載の音楽データ再生装置。
  3. 前記条件設定手段は、前記前の曲の音量レベル値を前記条件として設定可能であることを特徴とする請求項1または2記載の音楽データ再生装置。
  4. 前記音量レベル値は、周波数帯域を指定可能であることを特徴とする請求項3記載の音楽データ再生装置。
  5. 前記条件設定手段は、前記前の曲のボーカル成分が無くなることを前記条件として設定可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の音楽データ再生装置。
  6. 前記条件設定手段は、前記前の曲の全体に対する残り割合を前記条件として設定可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の音楽データ再生装置。
  7. 前記条件設定手段は、前記前の曲の残存するデータ量を前記条件として設定可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の音楽データ再生装置。
  8. 前記条件設定手段は、前記前の曲の最大音量に対する再生音量レベルの割合を前記条件として設定可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の音楽データ再生装置。
  9. 前記複数の曲の音楽データは、予め定める方式に従って圧縮されて記憶されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の音楽データ再生装置。
  10. 前記複数の曲の音楽データは、予め定める形式の記録媒体に記憶され、
    該記録媒体から、音楽データの再生速度よりも高速に音楽データを読出すデータ読出し手段と、
    データ読出し手段によって読出された音楽データを一時的に記憶するバッファ手段とをさらに含み、
    前記再生制御手段は、前記条件設定手段に設定される条件が成立する前に、前記前の曲の音楽データをデータ読出し手段によって、再生速度よりも高速に記録媒体から読出してバッファ手段に記憶しておき、該条件が成立すると、バッファ手段に記憶されている前の曲の音楽データの再生を続けながら、次の曲の音楽データをデータ読出し手段によって記録媒体から読出して再生を開始することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の音楽データ再生装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載の音楽データ再生装置として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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