JP2006018991A - 音声再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 記憶装置(15)の再生データが圧縮データの場合は、RAM(12)に一時記憶した後に、デコーダ(14)でデコードしてPCMデータ断片を切り出し、再生制御マイコン(7)を経由して、RAM(9)上に構成するPCMデータバッファに同データ断片を供給する。回転操作子(1)の操作に基づき、再生処理回路8によりFAM(9)上に構成するPCMデータバッファのPCMデータを再生することで急激な再生速度変化を吸収する。
【選択図】 図1
Description
圧縮音声データを実時間デジタルサンプリングデータに変換するデコード手段と、
実時間デジタルサンプリングデータの第1の断片を一時的に格納するデータ格納手段と、
前記第1の断片の両端でデータの連続性を保持する実時間デジタルサンプリングデータの第2の断片を前記記録媒体の中から記録位置を特定して読み出すデータ読み出し手段と、
前記データ格納手段に格納された第1の断片を時系列で順方行あるいは逆方向に可変速で再生する再生手段とを備え、
前記データ格納手段に格納されている第1の断片の両端でデータの連続性を保持するように、前記データ読み出し手段と前記デコード手段を用いて前記第2の断片を前記データ格納手段に供給すると共に、前記再生手段を用いて一連の前記圧縮音声データを任意の速度で順方向と逆方向に連続して再生することを特徴とする。
先ず、ステップS80において、データが準備される。これは、初期状態ではPCM再生バッファ44上には再生できるPCMデータが無いために、処理の為にデータを準部する必要があるからである。数秒再生分のデータが準備できた時点で、制御は次のステップS81に進む。
本実施の形態においては、再生開始点からK秒分(K × 75フレーム)の音楽データをPCM再生バッファ44に準備することで再生可能状態となる。Kは好ましくは任意の自然数である。このPCM再生バッファ44にK秒分の音楽データを準備する処理のうち、再生制御部20による処理については、既に図4のフローチャートを参照して説明した通りである。つまり、PCMデータ先読み処理においては、マイコン通信制御部37および50を介してデータ生成部21に対してデータの要求を開始する(ステップS80)。
データ生成部21のメディア管理部51は、データ要求信号i2を受けると、要求されたトラック(MP3ファイル)が未だオープンされていない場合、トラック(MP3ファイル)をオープンし、データ読み出しに備える。
一方、データ生成部21が受け取る開始フレーム番号は実時間指定であるため、これをMP3フレームに換算する。図10に示すように、実時間基準でm番目のフレームに該当するMP3データのフレーム番号nとの間には、「n=m×(44100/75)/S」という関係がある。ただし、Sは、MP3データ1フレームあたりのサンプル数であり、サンプリング周波数44.1kHzであれば1152サンプル、サンプリング周波数48kHzであれば1058サンプル、サンプリング周波数32kHzであれば、1586サンプルである。この場合、実時間でpフレームのデータはMP3換算では、p×(44100/75)/S+1フレームに相当する。そのために、実時間でpフレームのデータを得るためには、MP3フレームをp×(44100/75)/S + 1フレーム分デコードする必要がある。このようなPCMフレーム数からMP3フレーム数への変換は、フレーム変換部56で処理される。
データ生成部21は、MP3換算後のフレーム数と、トラック先頭(ヘッダを除くMP3ファイル先頭)からのバイト数をフレームオフセット管理テーブル70に新規登録する。MP3の1フレーム目は、オフセット値が0であることは明らかであるが、2フレームのオフセット値は1フレーム目のデータサイズによって決まる。MP3のフレームサイズはそのフレームのMPEG形式(バージョン)やビットレート、サンプリング周波数等によって決まるが、いずれも各フレームデータの先頭にあるフレームヘッダを解析する必要がある。このようなフレームオフセット登録・参照処理はフレームオフセット管理部57で処理される。
データ生成部21は、ファイルから先頭フレームヘッダを読み出し、フレームサイズを計算して次のフレーム番号とオフセット値をフレームオフセット管理テーブル70に登録するとともに、先頭フレームデータ(圧縮音声データ)をデコーダ入力側データ列バッファ71に読み出して、デコーダ14にデコードを指示する。
デコーダ14は、デコーダ入力側データ列バッファ71に格納されているフレームデータ(圧縮音声データ)をPCMデータに変換し、デコーダ出力側データ列バッファ72に展開する。
2フレーム目も同様に、3フレーム目のオフセット値をフレームオフセット管理テーブル70に登録して、2フレーム目のフレームデータをデコーダ入力側データ列バッファ71に読み出して、デコーダ14にデコードを指示する。
デコーダ14は、デコーダ入力側データ列バッファ71に格納されている2フレーム目のフレームデータ(圧縮音声データ)をデコードして得られるPCMデータをデコーダ出力側データ列バッファ72に展開する。
データ生成部21は、上述のステップST3における換算結果に基づいて、デコーダ出力側データ列バッファ72上に展開されたデータから再生制御部20が要求しているデータのみを切り出して、再生管理部20に転送する。つまり、デコーダ出力側データ列バッファ72に展開されるデータは、ステップST3で換算されたフレーム数を元に展開したデータである。それゆえに、再生制御部20の要求データ量に対して余分なデータがあるため、PCMデータを切り出す必要がある。
1フレーム分のデータを受けた再生制御部20では、これをPCM再生バッファ44の先頭に配置し、次のフレームをアルバム番号1、トラック番号1、読み出し開始フレーム番号:1フレーム、および読み出しフレーム数1として要求する。
再生制御部20は、受け取ったデータが前回受け取ったデータに連続するようにPCM再生バッファ44上に配置していく。このような操作を、75回繰り返すと、PCM再生バッファ44には1秒分のデータが蓄積されて再生が可能となる。
ユーザは先ず、即時再生を行う即時再生開始ポイントを指定する。即時再生開始ポイントは曲の再生位置が設定したいポイントに到達した時点で再生開始ポイント設定ボタン6を押すことで設定される。PCM補助バッファ管理部35が再生開始ポイント設定ボタン6の押下を検値した時点で、再生地点から、たとえば3秒分のデータがPCM補助バッファ41にコピー(複写)される。同時に、オフセット情報がデータ生成部21に対して要求される。なお、PCM補助バッファ41は不揮発性の着脱可能な記録媒体でもよい。
ステップS100において、即時再生開始ポイント設定が済んでいるか否かが判断される。具体的には、PCM補助バッファ管理部35はUI処理部31が保持する即時再生開始ポイント(頭出し)設定情報を参照し、即時再生開始ポイント設定の有無を判定する。即時再生開ポイント設定が成されていれば、Yesと判断されて、制御は次のステップS101に進む。
ステップS120において、データ生成部52は、メディア管理部51が管理する記録媒体情報に基づいて、解析処理を分岐させる。本例においては、再生中の記録媒体の内容に応じて、MP3、CDDA、或いはAACの処理に分岐される。なお、紙面の都合上、本例においては、MP3である場合について以下に説明するが、その処理内容は基本的にCDDA或いはAACにおいても同様である。よって、制御は、次のステップS121に進む。
ステップS140において、n=0がセットされる。そして、制御は次のステップS141に進む。
2 速度センサ
3 速度検出回路
4 表示・操作盤
5 再生開始ボタンまたは再生開始ポイント呼び出しボタン
6 再生開始ポイント設定ボタン
7 再生制御マイコン
8 再生処理回路
9 RAM
10 DAC
11 データ生成マイコン
12 RAM
13 ROM
14 デコーダ
15 記憶装置
20 再生制御部
21 データ生成部
31 UI処理部
32 操作子速度演算部
33 再生データ管理部
34 再生速度制御部
35 PCM補助バッファ管理部
36 PCM再生バッファ管理部
37 再生制御部側マイコン通信制御部
41 PCM補助バッファ1
42 PCM補助バッファ2
43 PCM補助バッファ3
44 PCM再生バッファ
50 データ生成部側マイコン通信制御部
51 記録媒体管理部
52 データ生成部
53 CD−MP3解析部
54 CD−DA解析部
55 メモリカード解析部
56 フレーム変換部
57 フレームオフセット管理部
58 ダミーフレーム生成部
59 デコード制御部
60 PCMデータ転送制御部
70 フレームオフセット管理テーブル
71 デコーダ入力側データ列バッファ
72 デコーダ出力側データ列バッファ
73 ダミーフレームバッファ
i1 回転速度データ
i2 データ要求コマンド/レスポンス信号
i3 PCMデータ
Sa 音声信号
Claims (9)
- 圧縮音声データを記録する記録媒体と、
圧縮音声データを実時間デジタルサンプリングデータに変換するデコード手段と、
前記実時間デジタルサンプリングデータの第1の断片を一時的に格納するデータ格納手段と、
前記第1の断片の両端でデータの連続性を保持する実時間デジタルサンプリングデータの第2の断片を前記記録媒体の中から記録位置を特定して読み出すデータ読み出し手段と、
前記データ格納手段に格納された第1の断片を時系列で順方行あるいは逆方向に可変速で再生する再生手段とを備え、
前記データ格納手段に格納されている第1の断片の両端でデータの連続性を保持するように、前記データ読み出し手段と前記デコード手段を用いて前記第2の断片を前記データ格納手段に供給すると共に、前記再生手段を用いて一連の前記圧縮音声データを任意の速度で順方向と逆方向に連続して再生することを特徴とする音声再生装置。 - 前記再生手段は波形演算処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載の音声再生装置。
- 前記第1の断片は、前記データ読み出し手段により前記記録媒体から読み出される可変ビットレートフレームによって構成される圧縮音声データ断片であることを特徴とする請求項1に記載の音声再生装置。
- 実時間における任意の再生開始点を設定する操作手段を備える請求項1に記載の音声再生装置。
- 所定の実時間における再生開始点からの再生開始を指示する操作手段を備える請求項1に記載の音声再生装置。
- 前記実時間デジタルサンプリングデータの前記再生開始点の近傍の第2の断片を、再生待機中に前記データ読み出し手段を用いて前記データ格納手段に読み出しておき、当該第2の断片を再生開始の指示に応答して即時に前記再生手段を用いて再生することを特徴とする、請求項5に記載の音声再生装置。
- 前記再生手段が前記データ格納手段に格納された、前記実時間サンプリングデータの第2の断片の再生を終了するまでに、当該第2の断片の両端でデータの連続を保持するような、前記実時間デジタルサンプリングデータの第3の断片を前記データ読み出し手段により前記データ格納手段に格納することを特徴とする請求項6に記載の音声再生装置(SRA)。
- 前記データ読み出し手段が特定する前記第1の断片の記録位置を再生する記録媒体毎に一時的に記憶しておいて次回再生開始時に参照できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の音声再生装置。
- 前記データ読み出し手段が特定する前記第2の断片の記録位置を、再生する記録媒体毎に不揮発性の着脱可能な記憶媒体に記憶しておいて次回再生開始時に参照できることを特徴とする請求項1に記載の音声再生装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005160329A JP2006018991A (ja) | 2004-05-31 | 2005-05-31 | 音声再生装置 |
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JP2004161054 | 2004-05-31 | ||
JP2005160329A JP2006018991A (ja) | 2004-05-31 | 2005-05-31 | 音声再生装置 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
US8060637B2 (en) | 2006-12-29 | 2011-11-15 | Sony Corporation | Playback apparatus and playback control method |
US9064524B2 (en) | 2007-01-05 | 2015-06-23 | Sony Corporation | Playback apparatus and playback control means |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10308914A (ja) * | 1997-05-07 | 1998-11-17 | Nec Corp | ビデオサーバ |
JPH1186446A (ja) * | 1997-09-04 | 1999-03-30 | Sony Corp | データ再生装置およびデータ再生方法 |
JPH11185461A (ja) * | 1997-12-18 | 1999-07-09 | Yamaha Corp | ディスク再生装置 |
-
2005
- 2005-05-31 JP JP2005160329A patent/JP2006018991A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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