JP4682668B2 - A/d変換装置、およびa/d変換装置を備えたセンサ装置 - Google Patents

A/d変換装置、およびa/d変換装置を備えたセンサ装置 Download PDF

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Description

本発明は、A/D変換装置、およびA/D変換装置を備えたセンサ装置に関し、特に、反転動作時間が電源電圧に応じて変化する複数個の反転回路をリング状に連結して成るリングゲート遅延回路を用いてA/D変換するA/D変換装置およびそのA/D変換装置を備えたセンサ装置に関する。
近年、センサ回路によって検出された荷重、圧力などの物理量を表す検出信号は、A/D変換回路によってデジタルデータに変換された後にマイクロコンピュータに入力され、そのマイクロコンピュータによって温度補正などの演算処理がされることにより物理量に対応する検出値が得られることが一般的である。そして、上記温度補正のために、センサ回路の温度に応じた電圧レベルの温度信号を発生する温度検出回路が設けられている。
上記A/D変換回路としては、変換対象の電圧信号をアナログコンパレータを用いて基準電圧と比較することにより数値化する形式のものが知られている。しかしながら、このような形式のA/D変換回路では、電圧信号の微小な変化の数値化や、変換速度の大幅な向上が困難であるため、最終的に得られる検出値の精度が低くなるとともに、検出値の算出に要する時間が長くなるなどの問題点があった。
上記問題点を解決したA/D変換回路として、たとえば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のA/D変換回路は、反転回路の反転動作時間が電源電圧に応じて変化するという性質を利用したもので、複数個の反転回路をリング状に連結して成るリングゲート遅延回路を設け、変換対象の電圧信号を上記リングゲート遅延回路に電源電圧として与えた状態でそのリングゲート遅延回路にパルス信号を入力したときのパルス信号周回数に基づいて電圧信号を二進数のデジタルデータに変換する構成となっている。このような構成のA/D変換回路では、分解能および変換速度の大幅な向上を実現できる。
しかし、上記リングゲート遅延回路は、反転回路の反転動作時間が温度によっても変動するため、そのまま温度特性に起因した非線形項が含まれてしまい、それによって出力値の精度が低下する恐れがある。この非線形項を除去するために、センサ回路に作用する圧力(被検出物理量)および温度と無関係に一定の電圧レベルとなる基準信号を発生する基準電圧発生回路を設け、その基準信号がA/D変換された基準情報を用いることにより、温度特性に起因した非線形項を消去することができる。
しかし、実際には、センサ回路、温度検出回路、および基準電圧発生回路における電気的特性のばらつきによるオフセットも存在する。そのため、特許文献1のセンサ装置は、さらに、同一条件下での検出信号、温度信号および基準信号のオフセット量に応じた補正電圧データをそれぞれ記憶する。そして、A/D変換回路内のリングゲート遅延回路に対し検出信号、温度信号および基準信号を電源電圧として与える際に、各印加電圧を記憶された補正電圧データ相当値だけ補正する。これらにより、A/D変換回路による変換データ中に、上記オフセットに起因した誤差要因が含まれることがなくなり、その結果、十分に精度が高い物理量検出値が得られるようになっている。
特開平11−44585号広報
特許文献1では、センサ回路の温度特性(オフセット、ゲイン)とA/D変換回路の温度特性(オフセット、ゲイン)を併せて補正しており、印加圧力を演算する演算式には、それらの温度特性に起因した補正係数が含まれている。そのため、少なくとも2つの温度(例えば−40、120℃)において、2つのセンサ検出量(0、最大)での検定を行って補正係数を決定する必要がある。
また、この検定作業は、荷重を検出しようとする場合には、高温および低温で所定の荷重を加える必要が生じることから、検定装置が大掛かりになり、検定のために高額な設備導入が必要となってしまいので、特に問題である。
また、特許文献1のセンサ装置は、温度検出回路が必須であることから、その分だけ、装置が複雑となり、また、コストアップにもつながってしまうという問題もある。
なお、演算式中の補正係数は、A/D変換回路の温度特性にも起因していることから、上記検定作業は、A/D変換回路がセンサ回路と組み合わされた場合に限られず、特許文献1に記載の形式のA/D変換回路が用いられた場合には、常に必須の作業であった。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、温度検出回路を必要とせず、かつ、温度検定もすることなく高精度な出力値が得られるA/D変換装置を提供すること、および、物理量のデジタル出力値が、簡単な検定作業によって温度に影響を受けない高精度なものとなるセンサ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一定の電圧レベルとなる第1基準信号、および、その第1基準信号とは異なる大きさの一定の電圧レベルとなる第2基準信号を発生する基準電圧発生回路と、反転動作時間が電源電圧に応じて変化する複数個の反転回路をリング状に連結して成るリングゲート遅延回路を備えて構成され、所定の物理量に応じて電圧レベルが変動する物理量信号、および、前記第1基準信号、第2基準信号が上記リングゲート遅延回路に電源電圧として与えられた状態でそのリングゲート遅延回路にパルス信号が入力されたときのパルス信号周回数に基づいて、前記物理量信号、第1基準信号および第2基準信号を、それぞれ、二進数のデジタルデータである物理量情報、第1基準情報および第2基準情報に第1基準信号、前記物理量信号、第2基準信号の順に変換するA/D変換回路と、前記物理量情報、第1基準情報、および第2基準情報のうちいずれか2つの差である第1差分値と、その3つの情報のうち上記第1差分値とは組み合わせが異なる2つの情報の差である第2差分値との比に基づいて、前記物理量の変動に対応した出力値を算出する信号処理手段とを含むことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、リングゲート遅延回路を備えて構成されたA/D変換回路は温度特性を持っており、温度によってゲインおよびオフセットが変動するが、信号処理手段においては、物理量情報、第1基準情報、および第2基準情報のうちいずれか2つの情報から第1差分値が算出されるとともに、その3つの情報のうちの第1差分値とは組み合わせが異なる2つの情報から第2差分値が算出される。このとき、物理量情報、第1基準情報、および第2基準情報に含まれるA/D変換回路のオフセット分はいずれも同一であることから、第1差分値および第2差分値はA/D変換回路のオフセット分が消去された値となる。そして、さらに、それら第1差分値と第2差分値との比が算出され、これによりA/D変換回路6のゲインの温度による変動も除去される。従って、温度検出回路を必要とせず、かつ、検定もすることなく温度の影響を受けない高精度な出力値を得ることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載のA/D変換装置において、前記信号処理手段において算出される比は、分子または分母のいずれか一方が、前記第1基準情報と前記第2基準情報との差であることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、上記比において物理量情報の変化に基づいて変化するのは分子または分母のいずれか一方のみとなるため、上記比の大きさと物理量情報の大きさとの関係が単純になる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載のA/D変換装置と、検出対象の物理量に応じた電圧レベルの物理量信号を発生するセンサ回路とを備えたセンサ装置において、前記センサ回路の温度特性に基づく前記比の補正量と、前記第1基準情報または第2基準情報との関係を記憶した記憶手段をさらに備え、前記信号処理手段は、前記第1差分値と第2差分値との比を、前記記憶手段に記憶された関係および前記A/D変換回路によって実際に得られた前記第1基準情報または第2基準情報に基づいて算出した補正量で補正して前記出力値を算出するものであることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、センサ回路を備えており、このセンサ回路の出力が温度によって変化する可能性もある。そして、センサ回路の出力が温度によって変化する場合には、第1差分値と第2差分値との比にも温度に起因する変動量が含まれる。しかし、記憶手段には、センサ回路の温度特性に基づく前記比の補正量と第1基準情報または第2基準情報との関係が記憶されており、信号処理手段では、その記憶された関係に基づいて算出された補正量で上記比が補正される。ここで、前記A/D変換回路から出力されるデジタルデータは、電源電圧として与えられる信号の大きさによって変動するだけでなく温度によっても変動するが、第1基準情報および第2基準情報は一定の電圧レベルの信号がA/D変換されたものであることから、第1基準情報および第2基準情報の大きさは温度に対応している。従って、記憶手段に記憶されている前記関係は、センサ回路から出力される信号の温度変動分に対応する前記比の補正量と考えることができ、信号処理手段では、この関係を用いて得られた補正量によって前記比が補正されて出力値が算出されることから、センサ回路の温度に起因する変動が除去されて精度の高い出力値が得られる。また、記憶手段に記憶されている上記関係は、複数の温度において前記比の値を算出するだけで得ることができるので、上記関係の決定も容易である。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3記載のセンサ装置において、前記基準電圧発生回路は供給された電圧を抵抗分割することによって前記第1基準信号または第2基準信号を発生させるものであるとともに、前記センサ回路と共通の電圧電源から電源が供給されることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、共通の定電圧電源からセンサ回路および基準電圧発生回路に電源が供給されるので、物理量情報、第1基準情報、および第2基準情報に含まれる電源電圧の変動に基づく変動分は等しくなる。そのため、前記第1差分値と第2差分値との比は、電源電圧の変動が除去されたものとなっていることから、信号処理手段により算出される出力値がより高精度となる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3または4記載のセンサ装置であって、前記物理量信号、第1基準信号、および第2基準信号を、前記の順番で繰り返し上記A/D変換回路に出力するアナログマルチプレクサをさらに含み、前記信号処理手段は、前記物理量情報、第1基準情報および第2基準情報のうちのいずれか一つを実測情報としてそのまま用いる一方で、他の2つの情報には、その実測情報に対応する電圧信号の直前に前記A/D変換回路に入力された電圧信号から得られたデジタルデータ、および前記実測情報に対応する電圧信号の直後に前記A/D変換回路に入力された電圧信号から得られたデジタルデータを用いて算出した前記実測情報と同じ時点における推定情報を用いて、前記第1差分値と第2差分値との比を算出するものであることを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、アナログマルチプレクサが設けられているので、A/D変換回路を複数設ける必要がなくなる利点がある。しかし、その一方で、アナログマルチプレクサを用いる場合には、物理量信号、第1基準信号、および第2基準信号のそれぞれの取り込み時点の間に時間差が生じることとなり、その時間差の間に生じる各信号の変動分が精度低下の要因となってしまうが、信号処理手段における前記比の算出には、各信号がA/D変換されて得られた3つの情報のうち、一つの情報は実測情報としてそのまま用いられる一方で、他の2つの情報には、その実測情報に対応する電圧信号の直前および直後にA/D変換回路に入力された電圧信号から得られたデジタルデータを用いて算出された前記実測情報と同じ時点における推定情報が用いられるので、取り込み時点の時間差に基づく変動が少なくなって、出力値の精度がより向上する。
以下、本発明を半導体式の荷重センサ装置に適用した一実施例について図面を参照しながら説明する。この図1に示す荷重センサは、たとえば、車両において路面の凹凸状態を検出するために、ショックアブソーバーのロッドに内蔵されて減衰力を測定するために用いられる。
全体の電気的構成を示す図1において、本実施例によるセンサ装置は、センサ回路に相当する荷重検出用ブリッジ回路1と、この荷重検出用ブリッジ回路1からの出力を処理するための信号処理部2とを備えた構成となっており、これら荷重検出用ブリッジ回路1と信号処理部2とは、異なる半導体チップ上に分離した状態で形成されている。
上記荷重検出用ブリッジ回路1は、ピエゾ抵抗係数が大きな半導体チップ(例えばシリコン単結晶基板)を利用して形成されたもので、半導体チップに設けられたダイヤフラム上に拡散抵抗により形成した抵抗素子Rd1、Rd2を図示のようにハーフブリッジ接続して成り、抵抗素子Rd1は温度係数がゼロに近い材料である例えばCrSiにより形成され、他方の抵抗素子Rd2は、印加荷重の増大に応じて抵抗値が減少する構成となっている。また、荷重検出用ブリッジ回路1の入力端子P1及びP2間には、定電圧電源端子+Vccから一定電圧が印加されるようになっている。従って、出力端子Q1からは印加荷重に応じた電圧レベルの荷重信号Sdが出力される。本実施例では、この荷重信号Sdが物理量信号に相当する。
一方、信号処理部2は、半導体チップ上に以下に述べるような各回路要素を形成した構成となっている。基準電圧発生回路3は、拡散抵抗により形成した抵抗素子Ra1、Ra2およびRa3を備えたもので、それら抵抗素子Ra1乃至Ra3の直列回路をグランド端子と定電圧電源端子+Vccとの間にグランド端子側から順に接続した構成となっている。そのため、抵抗素子Ra1とRa2との間の出力端子Q2からは、荷重検出用ブリッジ回路1に作用する荷重と無関係に、一定の電圧レベルとなる第1基準信号Sa1が出力され、抵抗素子Ra2とRa3との間の出力端子Q3からは、荷重検出用ブリッジ回路1に作用する荷重と無関係であって、上記第1基準信号Sa1よりも高い一定の電圧レベルとなる第2基準信号Sa2が出力される。また、抵抗素子Ra1乃至Ra3の温度係数は一致することから、それら第1基準信号Sa1、Sa2は、温度に影響されずに一定となる。
アナログマルチプレクサ4は、上記荷重検出用ブリッジ回路1からの荷重信号Sd、基準電圧発生回路3からの第1、第2基準信号Sa1、Sa2を、後述する制御回路5から与えられるセレクト信号に基づいて所定の順番で繰り返し選択出力するためのものである。
A/D変換回路6は、基本的には特開平5−259907号公報に記載されたA/D変換回路と同様の構成のものであり、詳細には図示しないが、反転動作時間が電源電圧Vinに応じて変化するNANDゲート7a(本発明でいう反転回路に相当)と、同じく反転動作時間が電源電圧Vinに応じて変化する偶数個のインバータ7b(同じく本発明でいう反転回路に相当)とをリング状に連結して成るリングゲート遅延回路7(以下の説明では、リングゲート遅延回路をRGD(Ring Gate Delay )と略称する)、このRGD7内でのパルス信号の周回数をカウントするための周回数カウンタ8、この周回数カウンタ8の計数値を上位ビットとし、且つRGD7内の各インバータ7bの出力を下位ビットとして格納するためのスタックメモリ9などを含んで構成されている。
このような構成のA/D変換回路6による変換原理の大略は以下の通りである。即ち、RGD7内のNANDゲート7aに対し、図2に示すようなパルス信号PAを与えると、NANDゲート7a及び各インバータ7bがその電源電圧Vinに応じた速度で逐次的に反転動作を開始して、そのパルス信号PAの入力期間中は信号周回動作が継続して行われ、斯様なパルス信号周回数を示す二進数のデジタルデータが、スタックメモリ9に対しリアルタイムで与えられる。この後、図2に示すように、一定のサンプリング周期Δt(例えば〜100μ秒)を得るためのパルス信号PBの立ち上がり毎にスタックメモリ9をラッチすれば、そのスタックメモリ9内の各ラッチデータの差に基づいて、インバータ7bに与えられている電源電圧Vinを二進数のデジタルデータに変換した値が得られる。また、A/D変換回路6には、電源電圧Vinとして荷重信号Sd、第1基準信号Sa1、第2基準信号Sa2が順次供給されるので、A/D変換回路6では、荷重信号Sd、第1基準信号Sa1、および第2基準信号Sa2が順次、デジタルデータに変換される。なお、以下においては、A/D変換回路6による変換データのうち、荷重信号Sdに対応したデジタルデータを荷重情報Dd、第1基準信号Sa1に対応したデジタルデータを第1基準情報Da1、第2基準信号Sa2に対応したデジタルデータを第2基準情報Da2と呼ぶことにする。
ここで、上記A/D変換回路6におけるインバータ7bの反転動作時間は、電源電圧Vinに応じて変化するだけでなく、回路の温度によっても変化する。図3は、上記RGD7の電源電圧Vinと周回数カウンタ8の計数値との関係を示す図である。この図3に示すように、ある所定の温度(図3では−30℃および85℃)におけるRGD7の電源電圧Vinと周回数カウンタ8の計数値との関係は直線で近似される。なお、実際には、上記関係は、図4に示すような曲線状の特性を持っているが、本実施例では、抵抗素子Rd1、Rd2の大きさを調整することにより、直線誤差が小さい範囲を使用するようにしている。なお、第1基準信号Sa1および第2基準信号Sa2は、抵抗素子Ra1、Ra2、Ra3の大きさを調整することにより、荷重信号Sdの変動範囲の下限および上限付近とされている。
また、図3に示すように、上記関係は温度によってゲイン(傾き)およびオフセット(切片)が変化する。従って、荷重情報Ddをそのまま検出荷重を表す出力値としてしまうと、十分な精度が得られない。しかし、所定の温度における関係が直線近似されている場合、その直線は下記式1で表すことができる。
(式1) D=αS+β
ただし、式1において、α、βは定数
従って、第1基準情報Da1、荷重情報Ddおよび第2基準情報Da2のいずれか2つの情報の差分値ΔDを求めると、上記オフセットβが消去される。たとえば、第1差分値ΔD1として、第2基準情報Da2から第1基準情報Da1を引いたものを求めると式2のようになり、第2差分値ΔD2として、荷重情報Ddから第1基準情報Da1を引いたものを求めると式3のようになる。
(式2) ΔD1=Da2−Da1=α(Sa2−Sa1)
(式3) ΔD2=Dd−Da1=α(Sd−Sa1)
そして、さらに上記第1差分値ΔD1と第2差分値ΔD2との比Rを求めると、式4に示されるように、上記ゲインαも消去される。なお、式4では、第2差分値ΔD2が分子となり、第1差分値ΔD1が分母となっているが、分子を第1差分値ΔD1とし、分母を第2差分値ΔD2として比Rを求めてもよい。
(式4) R=ΔD2/ΔD1=(Sd−Sa1)/(Sa2−Sa1)
従って、上記比Rを出力値とすれば、温度検出回路を必要とせず、かつ、A/D変換回路6の検定作業もすることなく、温度によって影響されない出力値を得ることができる。
前述の荷重検出用ブリッジ回路1からの荷重信号Sdが温度によって変動しない、あるいは、温度変動が問題とならないレベルである場合には、上記比Rをそのまま出力値とすることができる。しかし、荷重検出用ブリッジ回路1に温度特性がある場合、比Rを荷重検出用ブリッジ回路1の温度に基づいて補正することが好ましい。そのためには、温度を検出あるいは推定する手段が必要となる。
ここで、前述のようにA/D変換回路6におけるインバータ7bの反転動作時間は、電源電圧Vinに応じて変化するだけでなく、回路の温度によっても変化するが、第1基準信号Sa1および第2基準信号Sa2は、いずれも温度に影響されずに一定の電圧レベルとなっている。従って、それら第1基準信号Sa1および第2基準信号Sa2がA/D変換された第1基準情報Da1および第2基準情報Da2の大きさは温度に対応しており、たとえば、図3に示すように、第2基準情報Da2は、85℃のときはDa2(85)となり、−30℃のときはDa2(−30)となる。このように第1基準情報Da1および第2基準情報Da2の大きさが温度に対応していることから、温度検出回路を設けることなく、温度の推定あるいは検出が可能となる。
図5は、第2基準情報Da2と補正量ΔRとの間の関係に基づいて予め記憶された補正マップであり、記憶手段に相当するEPROM10に記憶されている。この図5に示す補正マップは、荷重検出用ブリッジ回路1に負荷を加えない状態で温度を使用範囲内で変化させつつ、逐次、上記比Rを演算することにより求めることができるので、前述の特許文献1のように、最大荷重を加える検定に比較して作業を容易に行うことができる。このようにして求めた補正マップにおいて、第2基準情報Da2が温度に対応して変化し、また、比RはA/D変換回路6の温度特性を含んでいないので、補正量ΔRは、荷重検出用ブリッジ回路1の温度特性に基づく比Rの変動分を表す。なお、実際のセンサ装置では、荷重検出用ブリッジ回路1、基準電圧発生回路3内における抵抗値のばらつきなどに起因したオフセットも存在するが、上述のようにして求めた補正マップの補正量ΔRにはそれらのオフセットも含まれるため、この補正マップを用いることによりそれらのオフセットも除去される。
上記補正マップおよびA/D変換回路6から実際に出力される第2基準情報Da2を用いて求められる補正量ΔRを比Rに加えてやることにより、荷重検出用ブリッジ回路1の温度特性も補正された補正出力値R’(=R+ΔR)が得られる。
従って、補正演算回路11(本発明でいう信号処理手段に相当)は、A/D変換回路6から出力された荷重情報Dd、第1基準情報Da1、第2基準情報Da2、および、EPROM10に記憶された図5に示す補正マップに基づいて、比Rおよび補正量ΔRを算出し、さらに、それら比Rおよび補正量ΔRから補正出力値R’を算出するようになっている。そして、補正演算回路11による演算結果は、I/Oブロック12から出力されたる。
制御回路5は、RGD7にスタートパルスPAを、スタックメモリ9にクロックパルスPBを、アナログマルチプレクサ4にセレクト信号を、それぞれ出力するようになっている。図2は、制御回路5の動作タイミングチャートを示しており、スタートパルスPA、クロックパルスPB、およびセレクト信号は図2に示すように同期している。これにより、パルス信号PAの出力期間中において、RGD7内で信号周回動作が継続して行われるとともに、パルス信号PBの立ち上がり毎にスタックメモリ9がラッチされ、そのラッチデータの差(例えば1回目の立ち上がり(t0)と2回目の立ち上がり(t1)における各ラッチデータの差)に基づいて、A/D変換対象信号としてRGD7の入力信号に応じたデジタルデータが出力される。この間(1回目の立ち上がり(t0)と2回目の立ち上がり(t1))、アナログマルチプレクサ4に対して出力されたセレクト信号により、第1基準信号Sa1がRGD7に出力され、第1基準信号Sa1に応じたデジタルデータが第1基準情報Da1として得られる。
同様に、クロックパルスPBの2回目の立ち上がり(t1)と同期して、アナログマルチプレクサ4に対して、荷重検出用ブリッジ回路1からの荷重信号Sdを選択するためのセレクト信号により、アナログマルチプレクサ4から上記荷重信号Sdが出力され、この信号が、A/D変換回路6内のRGD7に対しA/D変換対象信号として印加される。そして、次のクロックパルスPBの立ち上がり(t2)にスタックメモリ9がラッチされ、荷重信号Sdに応じたデジタルデータが荷重情報Ddとして得られる。
同様に、クロックパルスPBの3回目の立ち上がり(t2)と同期して、アナログマルチプレクサ4に対して、基準電圧発生回路3からの第2基準信号Sa2を選択するためのセレクト信号により、アナログマルチプレクサ4から上記第2基準信号Sa2が出力され、この信号が、A/D変換回路6内のRGD7に対しA/D変換対象信号として印加される。そして、次のクロックパルスPBの立ち上がり(t3)にスタックメモリ9がラッチされ、第2基準信号Sa2に応じたデジタルデータが第2基準情報Da2として得られる。
これらの動作を連続的に行うことにより、クロックパルスPBの立ち上がり毎に、
第1基準情報Da1→荷重情報Dd→第2基準情報Da2→(第1基準情報Da1)
と逐次デジタルデータが得られる。
そして、各1個ずつのデータ(第1基準情報Da1、荷重情報Dd、第2基準情報Da2)が得られた時点で補正演算回路11に対して演算指令を出力する。
この演算指令を受けた補正演算回路11は、スタックメモリ9から読み出した第1、第2基準情報Da1、Da2および荷重情報Ddに基づいて、たとえば式2、3から第1差分値ΔD1および第2差分値ΔD2を算出して、さらに、その第1差分値ΔD1と第2差分値ΔD2から比Rを算出する。また、それとともにEPROM10から読み出した補正マップおよび第2基準情報Da2を使用して補正量ΔRを決定する。そして、算出した比Rにその補正量ΔRを加えることにより補正出力値R’の演算を行い、その演算結果をI/Oブロック12から出力する。この演算は、望ましくはサンプリング時間Ts(すなわちPB3クロック)内に行われることで、連続的に演算結果を出力できる。
以上、説明したように、本実施例によれば、補正演算回路11において、第1基準情報Da1および第2基準情報Da2から第1差分値ΔD1が算出されるとともに、第2基準情報Da2と荷重情報Ddとの差が第2差分値ΔD2として算出される。このとき、荷重情報Dd、第1基準情報Da1、および第2基準情報Da2に含まれるA/D変換回路6のオフセット分はいずれも同一であることから、第1差分値ΔD1および第2差分値ΔD2はA/D変換回路6のオフセット分が消去された値となる。そして、さらに、それら第1差分値ΔD1と第2差分値ΔD2との比Rが算出され、これによりA/D変換回路6のゲインの温度による変動も除去される。従って、温度検出回路を必要とせず、かつ、検定もすることなく温度の影響を受けない出力値を得ることができる。
また、さらに、本実施例によれば、A/D変換回路6から出力されるデジタルデータは、電源電圧Vinとして与えられる信号の大きさによって変動するとともに、温度によっても変動するが、第2基準情報Da2は一定の電圧レベルの信号がA/D変換されたものであることから温度に対応しており、A/D変換回路6から実際に出力された第2基準情報Da2と、EPROM10に予め記憶された補正マップから補正量ΔRが決定され、比Rにその補正量ΔRが加算されて補正出力値R’が算出されることから、より精度の高い出力値が得られる。
さらに、本実施例では、荷重検出用センサ回路1および基準電圧発生回路3には共通の定電圧電源から電源が供給されている。従って、荷重情報Dd、第1基準情報Da1、および第2基準情報Da2に含まれる電源電圧Vinの変動に基づく変動分も等しくなるため、第1差分値ΔD1と第2差分値ΔD2との比Rは、電源電圧Vinの変動が除去されたものとなり、このことによっても、補正演算回路11からの出力値の精度が向上する。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の実施例の場合、第1基準情報Da1、荷重情報Dd、第2基準情報Da2の実測値は、図6の矢印に示すように、クロックパルスPBの立ち上がり毎(Δt)に順次得られる。すなわち、第1基準信号Sa1、荷重信号Sd、および第2基準信号Sd2がA/D変換回路6へ入力される時期には、クロックパルスPBの周期に基づく時間差が生じている。そして、荷重信号SdがA/D変換回路6へ供給された時点における第1基準信号Sa1および第2基準信号Sa2の大きさと、実際にそれら第1基準信号Sa1や第2基準信号Sa2がA/D変換回路6に供給されたときの大きさとの間に差がある場合には、比Rや最終的な補正出力値R’に、その差に基づく誤差が生じる。そこで、図6に示すように、第1基準情報Da1および第2基準情報Da2は、荷重情報Ddの直前および直後に得られた実測値を用いて内挿して、荷重情報Ddと同じ時点における推定値すなわち推定情報を算出する。そして、それら第1基準情報Da1の推定情報および第2基準情報Da2の推定情報と荷重情報Ddの実測値すなわち実測情報とを用いて比Rや補正量ΔRの演算を行えば、A/D変換回路6への取り込み時間差に基づく変動が少なくなって、出力値の精度がより向上する。なお、図6に示されている例は、荷重情報Ddをそのまま用いるために、第1基準情報Da1および第2基準情報Da2の推定値を算出する例であるが、第1基準情報Da1または第2基準情報Da2をそのまま用い、荷重情報Ddおよび残りの基準情報の推定値を算出するようにしてもよい。
また、前述の実施例では、パルス信号PBの1周期毎にセレクト信号を切り替えていたが、2周期毎など、複数周期毎にセレクト信号を切り替えてもよい。
また、アナログマルチプレクサ4とA/D変換回路6との間に、オペアンプおよび抵抗を組み合わせて成る高入力インピーダンス差動増幅回路や、電圧フォロア回路、ソースフォロア回路などのインピーダンス変換回路を設けてもよい。
また、センサ回路としては、ホール素子を構成する回路や、MR素子を構成する回路などを用いることもできる。要するに、センサ回路には特に限定はなく、加速度、磁束、湿度などの他の物理量を検出するセンサ回路でもよい。また、本発明のA/D変換回路は、センサ回路と組み合わせる場合だけでなく、アナログ信号となっている物理量をデジタル変換する場合に広く用いることができる。
また、前述の実施例では、補正マップに第2基準情報Da2が用いられていたが、第1基準情報Da1も同様に温度に対応するので、第2基準情報に代えて第1基準情報Da1を用いてもよい。
また、A/D変換回路6内のRGD7は、基本的な構成例を示したものであり、これと異なる構成のRGDを設けることもできる。
本発明の一実施例を示す全体の電気的構成図 制御回路の動作タイミングチャート リングゲート遅延回路の電源電圧と周回数カウンタの計数値との関係を示す図 リングゲート遅延回路の電源電圧と周回数カウンタの計数値との関係を示す特性図 第2基準情報と補正量との間の予め記憶された補正マップ PB周期Δt毎に各情報が得られることを示す図
符号の説明
1:荷重検出用ブリッジ回路(センサ回路)、 2:信号処理部
3:基準電圧発生回路、 4:アナログマルチプレクサ、 5:制御ブロック
6:A/D変換回路、 7:リングゲート遅延回路(RGD)、
7a:NANDゲート、 7b:インバータ、 8:周回数カウンタ、
9:スタックメモリ、 10:EPROM(記憶手段)、
11:補正演算回路(信号処理手段)、 12:I/Oブロック

Claims (5)

  1. 一定の電圧レベルとなる第1基準信号、および、その第1基準信号とは異なる大きさの一定の電圧レベルとなる第2基準信号を発生する基準電圧発生回路と、
    反転動作時間が電源電圧に応じて変化する複数個の反転回路をリング状に連結して成る
    リングゲート遅延回路を備えて構成され、所定の物理量に応じて電圧レベルが変動する物
    理量信号、および、前記第1基準信号、第2基準信号が上記リングゲート遅延回路に電源電圧として与えられた状態でそのリングゲート遅延回路にパルス信号が入力されたときのパルス信号周回数に基づいて、前記物理量信号、第1基準信号および第2基準信号を、それぞれ、二進数のデジタルデータである物理量情報、第1基準情報および第2基準情報に第1基準信号、前記物理量信号、第2基準信号の順に変換するA/D変換回路と、
    前記物理量情報、第1基準情報、および第2基準情報のうちいずれか2つの差である第1差分値と、その3つの情報のうち上記第1差分値とは組み合わせが異なる2つの情報の差である第2差分値との比に基づいて、前記物理量の変動に対応した出力値を算出する信号処理手段と
    を含むことを特徴とするA/D 変換装置。
  2. 請求項1記載のA/D変換装置であって、
    前記信号処理手段において算出される比は、分子または分母のいずれか一方が、前記第
    1基準情報と前記第2基準情報との差であることを特徴とするA/D 変換装置。
  3. 請求項1または2記載のA/D変換装置と、
    検出対象の物理量に応じた電圧レベルの物理量信号を発生するセンサ回路とを備えたセ
    ンサ装置であって、
    前記センサ回路の温度特性に基づく前記比の補正量と、前記第1基準情報または第2基準情報との関係を記憶した記憶手段をさらに備え、
    前記信号処理手段は、前記第1差分値と第2差分値との比を、前記記憶手段に記憶された関係および前記A/D変換回路によって実際に得られた前記第1基準情報または第2基準情報に基づいて算出した補正量で補正して前記出力値を算出するものであることを特徴とするセンサ装置。
  4. 請求項3記載のセンサ装置であって、
    前記基準電圧発生回路は供給された電圧を抵抗分割することによって前記第1基準信号または第2基準信号を発生させるものであるとともに、前記センサ回路と共通の電圧電源から電源が供給されることを特徴とするセンサ装置。
  5. 請求項3または4記載のセンサ装置であって、
    前記物理量信号、第1基準信号、および第2基準信号を、前記の順番で繰り返し上記A/D変換回路に出力するアナログマルチプレクサをさらに含み、
    前記信号処理手段は、前記物理量情報、第1基準情報および第2基準情報のうちのいずれか一つを実測情報としてそのまま用いる一方で、他の2つの情報には、その実測情報に対応する電圧信号の直前に前記A/D変換回路に入力された電圧信号から得られたデジタルデータ、および前記実測情報に対応する電圧信号の直後に前記A/D変換回路に入力された電圧信号から得られたデジタルデータを用いて算出した前記実測情報と同じ時点における推定情報を用いて、前記第1差分値と第2差分値との比を算出するものであることを特徴とするセンサ装置。
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