JP4595746B2 - 車両用シートパッド - Google Patents

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本発明は車両用シートパッドに係り、特に底面から上方に向って凹陥した凹所が設けられたパッド本体と、該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドに関する。
特開平11−34710号公報及び特開2005−59646号公報には、パッド本体の底面から上方に向って凹部が設けられると共に、該凹部にスラブが挿入されており、該スラブの上面部分にセンサが設置された着座センサ付き座席が記載されている。
特開平11−34710号公報 特開2005−59646号公報
本発明は、上記特開平11−34710号公報及び特開2005−59646号公報のようにパッド本体の底面から上方に向って凹所を設け、この凹所に挿填体を挿填した車両用シートパッドであって、温風や冷風を座面から上向きに流出させて暖房や冷房を行うことができる車両用シートパッドを提供することを目的とする。
請求項1の車両用シートパッドは、底面部に上方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、前記パッド本体に、該凹所の天井面をパッド本体の座面に連通する通気部が設けられており、該挿填体に、該通気部を車両用シートパッドの底面に連通する連通部が設けられている車両用シートパッドであって、該凹所の天井面と該挿填体の上面との間に空隙が設けられており、該凹所又は挿填体に、該空隙に入り込む突部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の車両用シートパッドは、請求項1において、該凹所の天井面と該挿填体の上面との少なくとも一方に、前記通気部と連通部とを接続する溝が設けられていることを特徴とするものである。
請求項3の車両用シートパッドは、請求項1又は2において、前記通気部及び連通部がそれぞれ該空隙に連通していることを特徴とするものである。
請求項4の車両用シートパッドは、請求項1ないし3のいずれか1項において、該凹所の天井面と該挿填体の上面との間から空気が凹所の内面と挿填体の外面との界面を通って漏出することを防止する漏出防止構造を備えたことを特徴とするものである
本発明の車両用シートパッドにあっては、該連通部にエアコン等から温風又は冷風を供給すると、この温風又は冷風が通気部を介して座面から上方に流出し、乗員の暖房又は冷房を行うことができる。本発明では、この凹所の天井面と挿填体の上面との間から凹所内面と挿填体外面との間を通って空気が漏出することを防止するための漏出防止構造が設けられているのが好ましく、効率よく暖房や冷房を行うことができる。
本発明では、この凹所の天井面と装填体の上面との間に空隙を設けたため、着座したときに空隙内の空気が通気部や連通部を介して外部にスムーズに流出して減容するので、着座感がソフトなものとなり、座り心地が快適なものとなる。
挿填体の上面又は凹所の天井面に多数の突起を設けることにより上記空隙を形成した場合には、装填体の上面と凹所の天井面との間の空隙全体が相互に連通したものとなるので、空隙全体に空気が給排され易い。また、着座により空隙の一部において上下間隔が押し縮められたときであっても、空隙の他の部分が十分な通気作用を奏する。そのため、連通部、空隙及び通気部を介してシートの上面に温風又は冷風を流通させて暖房又は冷房を行う場合、着座時でも温風又は冷風が十分に流通するようになる
上記通気部として空孔を複数個設けることにより、空隙への空気の出入りがスムーズに行われる。
漏出防止構造は、様々な形態をとることが可能である。またそれらは相互に組み合わせることが可能である。
挿填体の水平方向の寸法が本体凹部の水平方向より大きい干渉設計により空気漏出防止構造とすることができる。この場合は1〜5mm程度干渉させることが好適である。それにより挿填する際に挿填体の側壁が本体に対して押し付ける力が発生し、空気の漏出を防止することができる。この場合は挿填体の脱落も防止する事ができる。
挿填体の垂直方向の寸法が本体凹部の垂直方向より大きい干渉設計により空気漏出防止構造とすることができる。1〜5mm程度干渉させる事でその効果が得られる。ただし、干渉が強すぎると入れ子が脱落しやすくなるので、1〜3mmが好適である。そのように設計されると表皮セットや着座の際に本体が挿填体に対して押し付けられる力が発生するので、その力を用いて漏出を防止する事ができる。
挿填体の側壁の全体もしくは一部が、上面側にむけて広がっている逆テーパー形状になっていることにより空気漏出防止構造とすることもできる。その場合、着座の際の変形に対して空気の漏出を防止する事ができる。また挿填体の脱落も防止する事ができる。
前記挿填体及び凹所内面の一方から凸設された凸条と他方に凹設された凹条を用いる事により空気の漏出を防止することもできる。この凸条と凹条とからなる漏出防止構造を挿填体の側面を取り巻くように設けた場合には、挿填体の脱落防止を図ることも可能である。その場合、凸条の高さは1〜15mm、凹条の深さは1〜20mmが好適である。幅は2〜30mm程度が好適である。高さ方向、幅方向にも干渉設計にすることができる。
また、片方から凸条を用い、他方に干渉させる事により空気の漏出を防止することもできる。その際は1〜5mmの凸条を干渉させることで空気の漏出防止ができる、ただし干渉が強すぎると入れ子が脱落しやすくなるので、1〜3mmが好適である。
概凹所の天井面もしくは概挿填体のどちらか一方に設けられた空隙に対して、他方が係合する凸形状をもつことで空気の漏出防止構造とすることができる。溝に対して5〜20mm程度入りこむような凸形状を作り、また、空調効果を確保するために、5〜30mmの空隙を残すことが好適である。このような構造を用いる効果としては、乗員の着座時にパッド本体が溝に対して食い込むような変形や、溝部が倒れこむように変形することを防止するので、溝を感じづらいという効果もある。また、吹出し孔と水平方向の溝が相互にずれないという効果もある。これらについては、溝の全体に対してだけではなく、一部に用いても高い効果を奏する事ができる。
上記のいずれの方法においても異サイズ混入防止を図ることができる。例えば、干渉の凸条の、入れ子に側壁につける位置を変える事で別の本体に取り付けるべき入れ子が取り付かないようにすることもできる。
また上記の組み合わせの例では、全体が干渉設計で、さらに凸形状が付いているなどのようにパッド全体に複数の空気漏出防止構造を設計してもよい。また部分ごとに組み合わせてもよい、例えば、挿填体の前後方向を干渉設計にして、幅方向には挿填体のサイド部に凸形状を付けるというように、入れ子の一辺ごとに別の種類の空気漏出防止構造を設計してもよい。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
第1図は参考例に係る車両用シートパッドの平面図、第2図及び第3図は第1図のII−II線、III−III線に沿う断面図である。第4図は着座時の変形状況を模式的に説明する断面図であり、第2図と同一部分の断面を示している。
この車両用シートパッド10のクッションパッドは、パッド本体20と、該パッド本体20の凹所24に嵌合された挿填体30とからなる。このクッションパッドに表皮を装着することにより車両用シートパッド10が構成される。
パッド本体20は、尻下部21、腿下部22、サイド部23及び底面の凹所24を有する。
この凹所24はパッド本体20の底面から上方に向って凹陥したものである。この参考例では、凹所24及び挿填体30の平面視形状は方形であるが、これに限定されない。
パッド本体20の上面には、前後方向の凹条25と横幅方向の凹条26とが設けられている。
クッション性を重視する車両用シートパッド、或いはシートパッドの上にカバー材として厚さ5mm以上のソフトウレタンやそれに類するものが用いられている場合は、パッド本体20は低密度材で構成し、挿填体30の構成材料として高性能材を使用するのが好ましい。
その場合、シートパッド本体20の構成材料としては、コア密度25〜50kg/m、25%硬度15〜25kgf/φ200のポリウレタンフォームが望ましく、挿填体30はコア密度45〜70kg/m、25%硬度16〜30kgf/φ200のポリウレタンフォームが望ましい。
一方、表面にソフト感が望まれるシートパッドあるいは初期の着座フィーリングを良くすることを目指すシートパッドの場合、パッド本体20の構成材料としては、コア密度40〜70kg/m、25%硬度8〜20kgf/φ200のポリウレタンフォームが望ましく、挿填体30はコア密度25〜55kg/m、25%硬度16〜30kgf/φ200のポリウレタンフォームが好ましい。
この車両用シートパッドにあっては、凹所24及び挿填体30の前後方向の長さが150〜500mm、特に200〜400mmであり、凹所24の深さが尻下部21におけるシートパッド20の厚さの30〜90%、特に60〜80%であることが好ましい。
この参考例では、挿填体30及び凹所24が、下側ほど小さくなる逆テーパ形状とされ、これにより挿填体30が凹所24内にしっかりと保持されている。なお、挿填体30は凹所24の内面に接着されてもよく、適宜の留付具によって留め付けられてもよい。
この参考例では、パッド本体20の凹所24の天井面は平坦である。パッド本体20の尻下部21及び腿下部22の左右両側に、座面から凹所24の天井面にまで貫通する空孔27が設けられている。この参考例では、空孔27は尻下部の左右にそれぞれ複数個ずつ設けられているが、1個ずつ設けられてもよい。
なお、シートパッドはクッションパッドに表皮を装着したものであるため、第1図では空孔27は破線にて図示されている。この表皮は織布や通気加工を施した革など通気性を有した素材よりなる。
挿填体30の上面には、多数の突起31が設けられている。各突起31は円錐形であるが、角錐形であってもよい。また、錐形でなくてもよく、柱状や、凸条であってもよい。なお、突起31を錐形とする場合、基底部の大きさが100〜3000mm程度であり、高さが10〜50mm程度であることが好適である。
この突起31同士の間が空隙32となっている。
挿填体30の中央部には、上下に貫通する連通部としての貫通孔33が設けられている。この参考例では、貫通孔33は1個だけ設けられているが、複数個設けられてもよい。
挿填体30の上面の周縁部34は、突起31の上端と同一高さの平坦面となっている。挿填体30は、突起31の上端と該周縁部34が凹所24の天井面に当接するように該凹所24に嵌合されている。挿填体30を装着した状態にあっては、空隙32が空孔27及び貫通孔33の双方に連通している。
挿填体30の側面の上部から側外方に張り出すように凸条38が設けられている。凹所24の側面には、該凸条38が嵌合した凹条28が設けられている。この凸条38と凹条28とは、挿填体30を取り巻いて設けられている。これらの凸条38と凹条28とにより、空気の漏出防止構造が構成されている。
このように構成された車両用シートパッド10にあっては、空隙31を介して貫通孔33と空孔27とが連通している。従って、貫通孔33内に温風又は冷風をエアコン(図示略)等から供給すると、この温風又は冷風が空孔27から上向きに流出し、乗員の暖房又は冷房を行うことができる。
この参考例では、挿填体30の上面の周縁部34以外の略全体に突起31を設けており、空隙32は挿填体30の上面の略全域において連通している。従って、一部の空隙が着座者の荷重によって押し縮められたときでも、貫通孔33から空孔27へスムーズに温風又は冷風を流通させることができる。
この車両用シートパッド10にあっては、凹条28及び凸条38よりなる空気の漏出防止構造を設けているので、空隙32内の空気が挿填体30と凹所24との界面を通って車両用シートパッド10の下方へ漏出することが防止される。特に着座時には、第4図に2点鎖線で示すように車両用シートパッドが凹反りし、パッド本体20の底部側が挿填体30から離反するように変形し、隙間Cが生じて空気が漏出し易くなるが、凹条28及び凸条38よりなる空気漏出防止構造により、この空気の漏出が確実に防止される。なお、この凹条28及び凸条38を設けておくと、挿填体30が凹所24から脱落しにくくなり、車両用シートパッドの組み立てや運搬が容易となる。
この参考例では、乗員が着座すると、突起31が押し縮められるように変形するので、座感が柔らかいものとなる。なお、空隙32が空孔27及び貫通孔33を介して外部に連通しているので、着座時及び離座時に空隙31に対し空気がスムーズに出入りする。
第1図〜第3図の参考例では、挿填体30の上面に突起31を設けているが、凹所24の天井面に突起を設け、挿填体30の上面を平坦面としてもよい。
第1図〜第3図では、挿填体30及び凹所24は下方ほど窄まる逆テーパ形状となっており、挿填体30の側面と凹所24の側面とが密着し、漏出防止構造を構成する。従って、凸条38と凹条28とを省略してもよい。
第5図は別の参考例に係る車両用シートパッド10Aの左右幅方向の縦断面図、第6図は第5図のVI−VI線断面図である。
この参考例では、挿填体30Aの上面に左右方向に延在する複数の第1の溝41が設けられている。また、パッド本体20Aの凹所24の天井面には前後方向に延在する複数の第2の溝42が設けられている。挿填体30Aの貫通孔33は第1の溝41と挿填体30Aの底面とを連通している。空孔27は、凹所24の天井面とパッド本体20の上面とを連通している。第1の溝41及び第2の溝42内がそれぞれ空隙となっている。該空隙は、貫通孔33及び空孔27を介してシートの下面と上面とに連通している。この実施の形態でも、挿填体30の側面の上部に凸条38が設けられ、凹所24に凹条28が設けられ、該凸条38と凹条28とが嵌合している。
この参考例のその他の構成は第1図〜第3図の参考例と同一であり、同一符号は同一部分を示している。
この参考例でも、第1図〜第3図の参考例と同様の作用効果が奏される。
第5図及び第6図の参考例では、第1の溝41を左右方向とし、第2の溝42を前後方向としているが、第7図及び第8図に示す車両用シートパッド10Bのように、挿填体30Bの上面の第1の溝51を前後方向とし、パッド本体20Bの凹所24の天井面の第2の溝52を左右方向としてもよい。
なお、この第7図及び第8図の参考例では、凸条38を挿填体30Bの上面の周縁部に周回壁状に設け、凹条28を凹所24の天井面の周縁部に周回して設けている。この凹条28と凸条38とが嵌合することにより、空気の漏出防止効果が奏される。
第7,8図では凸条38を挿填体30Bに設け、凹条28を凹所24の天井面に設けているが、第9,10図の車両用シートパッド10Cのように、パッド本体20Cの凹所24の天井面の周縁部に凸条29を周回して設け、挿填体30Cの上面の周縁部に凹条39を周回溝状に設け、該凸条29と凹条39とを嵌合させて空気の漏出防止構造を構成してもよい。
第7,8図のその他の構成は第5,6図と同一であり、同一符号は同一部分を示している。
図示はしないが、第1図〜第3図の車両用シートパッド10においても、挿填体30の上面の周縁部に凸条又は凹条を設け、凹所24の天井面に凹条又は凸条を設け、両者を嵌合させてもよい。
なお、各溝41,42,51,52の幅は5〜15mm程度が好適であり、深さは5〜15mm程度が好適である。
第5図〜第10図では溝が凹所天井面と挿填体上面との双方に設けられているが、いずれか一方にのみ設けられてもよい。この場合、各溝同士を連通させるようにするのが好ましい。
第11図及び第12図はそれぞれ別の参考例及び実施の形態を示す断面図であり、(a)図は分解図、(b)図は嵌合状態を示す断面図である。
第11,12図では、車両用シートパッド10D,10Eのパッド本体20D,20Eに対し挿填体30D,30Eが嵌合している。
第11図では、挿填体を凹所にきつく嵌め、挿填体の少なくとも一部を凹所内面に押し付けることにより漏出防止構造を構成している。
特に、この参考例では、挿填体30Dの側面に凸条71が周設されている。この凸条71を押し潰すようにして該挿填体30Dを凹所24に嵌合させ、凸条71を凹所24の側面に密着させ、これにより漏出防止構造を構成している。
なお、装填体の上面の周縁部34を凹所24の天井面に押し付けて漏出防止構造を構成してもよい。この場合、周縁部34に上方に向って突出する凸条を周設し、該凸条を凹所24の天井面に押し付けて漏出防止構造を構成してもよい。
第12図では、凹所24の天井面に突起72を設け、この突起72を挿填体30Eの上面の溝41に係合させている。
これにより、本体と挿填体の接触面が増え、漏出防止ができる上、挿填体の溝とパッド本体の吹き出し孔のずれを防止することもできる。また、パッド本体が溝に食い込んでいく変形が小さくなるので、溝を感じづらくなるメリットもある。
上記実施の形態では、通気部として空孔27が設けられているが、尻下部や腿下部を通気性のウレタンフォームにて構成してもよい。
参考例に係る車両用シートパッドの平面図である。 第1図のII−II線に沿う断面図である。 第1図のIII−III線に沿う断面図である。 着座時の変形状況を模式的に説明する断面図である。 別の参考例に係る車両用シートパッドの断面図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 さらに別の参考例に係る車両用シートパッドの断面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 異なる参考例に係る車両用シートパッドの断面図である。 図9のX−X線に沿う断面図である。 異なる参考例に係る車両用シートパッドの断面図である。 施の形態に係る車両用シートパッドの断面図である。
10,10A,10B,10C,10D,10E 車両用シートパッド
20,20A,20B,20C,20D,20E パッド本体
24 凹所
27 空孔(通気部)
28 凹条
29 凸条
30,30A,30B,30C,30D,30E 挿填体
31 突起
32 空隙
33 貫通孔(連通部)
38 凸条
39 凹条
41,51 第1の溝
42,52 第2の溝

Claims (4)

  1. 底面部に上方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、
    該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、
    前記パッド本体に、該凹所の天井面をパッド本体の座面に連通する通気部が設けられており、
    該挿填体に、該通気部を車両用シートパッドの底面に連通する連通部が設けられている車両用シートパッドであって、
    該凹所の天井面と該挿填体の上面との間に空隙が設けられており、
    該凹所又は挿填体に、該空隙に入り込む突部が設けられていることを特徴とする車両用シートパッド。
  2. 請求項1において、該凹所の天井面と該挿填体の上面との少なくとも一方に、前記通気部と連通部とを接続する溝が設けられていることを特徴とする車両用シートパッド。
  3. 請求項1又は2において、前記通気部及び連通部がそれぞれ該空隙に連通していることを特徴とする車両用シートパッド。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、該凹所の天井面と該挿填体の上面との間から空気が凹所の内面と挿填体の外面との界面を通って漏出することを防止する漏出防止構造を備えたことを特徴とする車両用シートパッド。
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